コメディ

TVアニメ【甘城ブリリアントパーク】1~13話(最終話) 感想レビュー やられた!いい意味で予想外、前かがみ、いや逆方向の展開?!

甘城ブリリアントパーク
原作 ライトノベル
ジャンル コメディ
放送情報 TVアニメ(2014年秋)/全13話
オススメ度 A
ストーリー
設定
世界観
感情移入

原作未読。TV録画にて一気見。

あらすじ

謎の美少女転校生「千斗いすず」から強引に遊園地デートの誘いを受けた主人公「可児江西也」
わけもわからず連れて来られたのは、さびれたアトラクション、ダメダメなサービスの日本一残念な遊園地「甘城ブリリアントパーク」。

その支配人だという”本物の”お姫様「ラティファ」に引き合わされた西也は、なぜか突然、閉園の危機にあるパークの再建を託されてしまう。そして、そこはただの遊園地ではなく--?!
(公式HPより引用)

はじめに

ファンタジーとテーマパーク経営の組み合わせ。

予備知識なしで見たので、タイトルと絵の雰囲気から
テーマパークの立て直しをするドタバタ経営コメディかと思ってました。

ん?
いや、間違ってないですね。その通りなのですが・・・

テーマパーク立て直しに関する”工夫”や”努力”がメインと思っていたら、
コメディを前面に出す作品でした、という意味です。

before_after

テーマパークのキャスト達は、性格と行動が妙にリアルで、
平気でお客様に対して楯突いたり手を抜いたりする。

夢の国であるテーマパークのイメージを、思い切り壊す様子が、
こ、これ大丈夫なのか?」と思いながらも、それを受け入れると心地よい自分がw

ファンタジー世界の住民による、現実にはありえないトンデモ展開や仕掛け。
経営危機なのに今一実感のないノホホンとした雰囲気。
キャラクター達のちょっと下品で乱暴な行動・・・

コメディ調のノリの中、時折、シリアスな展開を織り交ぜているのが効いてます

普段、バカな事をやっているキャラクター達が真面目モードに切り替わると作品にグッと引き込まれる
ギャップを使って話に引き込むところは秀逸でした。

ストーリー物として見るのではなく、
ギャグ主体アニメとして見るとシリアス展開がより楽しめます。

『甘城ブリリアントパーク』アニメPV
KADOKAWAanime

感想レビュー

以降、若干のネタバレをしているので注意願います。

予想外の方向性。あ、そっちじゃないんだ・・・

ある意味、想定外、予想外の方向へ話が進みます。

可児江が支配人代行になり、経営手腕を発揮する?

処理能力は高く、判断は早いが、パークの経営に長けているというわけではない・・・

可児江が魔法を使ってガンガン問題を解決する?

魔法は忘れた頃にしか使わない・・・
(同じ人に一度しか使えない制限はありますが・・・)

では、キャスト達の魔法でトラブルが起きたり、解決したりする??

うーーん。
あるにはあるのだが、前面には出てこない・・・

可児江が子供時代のトラウマと戦う??

意外とあっさり・・・

12話までのエピソードで感動したから13話はさぞかしーー

ギャグ一辺倒へ戻る・・・

ことさら、予想の逆を行く、期待を裏切る展開が、
なまじ期待をさせる”フリ”があるだけに、
肩すかしを食らう感じになってしまうのが実に勿体ない!

結果、初見はちょっと期待を下回る評価になり、
2度目以降は、展開が分かっているので、(変な期待をしないせいか)思い切り楽しめ評価が上がるという、悔やまれる作品になっています。

最終エピソード(最終話ではないw)は逸品

10話~12話の最終エピソードはシリアス展開。
来場者50万人達成に向け、大逆転の作戦が動き出す。

今まで出てきた
可児江の子供時代のフラッシュバックのシーンや、
ラティファの身体の秘密パーク閉園がもたらす重大な事実
これらが全て解明される。

なんとなく距離があった、可児江とモッフルの関係も距離感がありながら良い信頼関係に。
ついコメディだと言うことを忘れてしまう程ww

サッカーの試合開始までの盛り上げ方も上手く、
それでも入場者数が足りないことが分かってからの
可児江やキャスト達のなりふり構わない行動が、成長が見て取れ、とても感動的

ラストスパートの集客相手は、甘ブリのキャストらしくとても個性的。
そして記念すべき50万人目は・・・
#今まで出てきた下品なこの子達は、このシーンのための伏線だった?!

そして最後エルピスの木の下でのラティファとの会話。
可児江が支配人代理の期限を終えた翌朝。

それまでのギャグ主体の作風が、
ウソだと思える程の王道路線(展開は王道/味付けは甘ブリ風)でした。

随所に今までのエピソードに登場したキャラクターが絡んだり、頑張っていたり、
ラストスパートの集客の際には
キャラクターの性格をキチンと考慮した人がやってくる。
これまで真剣に見た人ほど、ニヤリとしてしまう。
演出がニクいですね。

ああ、続編を見たい!!
次なる集客の作戦を見たいのは勿論ですが、
日常でもいい、ずっとこのパークを見ていたい
そんな気持ちにさせる最終エピソードでした。

ラストはやはりコメディ?

13話は、12話の感動はどこへ行ったの??
と思う程、コメディ一色。

時系列も12話以降かどうかも分からないほどww

最終話がこういう形になったのは大人の事情なのか分かりませんが、

9話もそうですし、10~12話を見てしまうと
どうしてもストーリー物として期待をしてしまうのですが、
「この作品はコメディですよ」ということを言いたかったのかもしれませんね。

全力でコメディしているからこそ、途中に挟み込まれるシリアス展開により引き込まれ、
普段バカな事をやっているキャストが(上手くいくかは別にして)真剣に物事に取り組む姿は
グッと来てしまうんですよね~~

1クールずっとコメディだと飽きられるし、ストーリー物だと続かない。
ハーフ&ハーフにしたという所で、私は理解したいと思います。

#冒頭の★評価が微妙なのは、私がストーリー重視の点付けをしているからです。

うーーん。
2期が製作される気配はないので、続きを知りたいから原作を読みたくなりますねーー
ああ、時間が欲しい!

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