白い砂のアクアトープ

アニメ【白い砂のアクアトープ】13話 感想 夢と希望が溢れる新社会人は、お先真っ暗!?

白い砂のアクアトープ 13話

こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『白い砂のアクアトープ』第13話、鑑賞しました。

時は一気に進み、くくるは高校を卒業し、ティンガーラへ就職。
懐かしい顔がそろい踏みで安心かと思いきや、なにやら不穏な空気が・・・

オープンしたての新しい水族館を舞台に、2クール目がスタートです。

今回の疑問点 (リンクは該当箇所へ)
※私なりの解釈を含め考察

  • 「まくとぅそーけーなんくるないさ」の意味 
  • 副館長が言っていることは正しい? 
  • 一貫してない副館長 
  • プランクトンは、どこから出てきたのか? 

白い砂のアクアトープ(全24話)各話リスト

話数 サブタイトル レビュー(R)
第1話 熱帯魚、逃げた まとめR
第2話 濡れるのも仕事のうち
第3話 いのちは、海から
第4話 長靴をはいた熱帯魚
第5話 母の来訪
第6話 スイーツラプソディ
第7話 アイスで乾杯
第8話 crab crisis
第9話 刺客のシンデレラ 各話R
第10話 置き去りの幻 各話R
第11話 籠城の果て 各話R
第12話 私たちの海は終わらない 各話R
第13話 海の遥かなティンガーラ 本レビュー
第14話 ペンギンチェイサー 各話R
第15話 ウミウシ大論戦 各話R
第16話 傷だらけの君にエールを 各話R
第17話 くつろぎ処 海月風 各話R
第18話 あかりの灯るとき 各話R

※リンクは各話レビューへ

感想レビュー 第13話 「海の遥かなティンガーラ」

白い砂のアクアトープ 13話
あらすじ

くくるは、高校を卒業し「アクアリウム・ティンガーラ」へ就職。

だが、配属先は希望とは違う営業部 企画広報担当だった・・・

前話から7ヶ月後

時は進み、くくるは高校を卒業し、アクアリウム・ティンガーラに就職

がまがま水族館が閉館したのが8月31日。
風花が沖縄を発ち岩手に戻ったのが、その翌日。

前話から、7ヶ月が経過したことになります。

白い砂のアクアトープ 12話

私、ティンガーラに行ってみようかな

- 中略 -

風花に笑顔で帰ってきて欲しいから、まずは私が笑わなくちゃ。
だったら、水族館にいた方が笑顔になれそうでしょ。

がまがまを離れて精一杯やってみるよ。

by 海咲野くくる『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第12話

前話、くくるは夢を失い、先のことを考える余裕すらなかった時。
風花の思わぬ行動で心のモヤモヤを吐き出し、少しスッキリした彼女が出した答え──

自分は、水族館が好き。
海の生き物が好き。

ならば、水族館にいた方が元気になれる。

アクアリウム・ティンガーラへの就職。
くくるは、(勝手に)ライバル視していた憎きティンガーラに就職すると決めたのです。

両親と姉

(パンパン) まくとぅそーけーなんくるないさ

by 海咲野くくる『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第13話

まくとぅそーけーなんくるないさ

まくとぅそーけー」=正しい事をすれば
「なんくるないさ」=何とかなるさ

くじけずに、正しい道を歩むべく努力をすれば、いつか良い日が来る。

どうやら、祖父母の家を出て、一人暮らしを始めたくくる。

毎朝の日課だった神様へのお供えと手を合わせること。
神様がいない代わりに、仏壇は持ってくるわけにはいかなかったのか、両親の写真と、母子手帳に手を合わせる

名前のない母子手帳──
くくるが生まれたときに亡くなった、双子の姉ですね。

生まれてこれなかったので、写真は当然なし・・・
だから母子手帳が、唯一の存在した証し。

がまがま水族館で見守ってくれていた、3人に見守っていて欲しいとの想いか。
1クール目でずっと神様に手を合わせていた頃より、成長を感じますね。

入社式

けど、意外だったよ。
櫂もティンガーラに就職するなんて。

by 海咲野くくる『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第13話

ウミやんも空也は既にティンガーラで働いている様子。

高校生だった、くくると櫂は、高校を卒業してからティンガーラへ就職・・・。

余談

ということは、くくるは7ヶ月間も水族館から離れていたのですね。

まあ、ティンガーラはおじいの家からは遠いようなので、ティンガーラでバイトする訳にもいかなかったのでしょう。

くくるは、それだけ長い間、水族館から離れて、よく禁断症状が出なかったものです(笑)。

なんと、櫂までティンガーラへ!?
まさか・・・いや、これは確実にくくるを追いかけて来たのか!?

営業部企画広報担当

海咲野くくるさん。
営業部 企画広報担当を命じる。

by ティンガーラ館長 星野晃『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第13話

営業部の企画広報担当!?
担当名から想像するに、ティンガーラ水族館の広報活動をする担当。

くくるは嫌がってますが・・・
普通は希望しても配属されない、憧れの職場の一つですね(笑)。

飼育員をしたかった、くくるにとっては生き物の世話をしない営業部は、真逆なのです。

前話、館長が、くくると、がまがま水族館で初めて出会ったとき──

くくるさん、はじめまして。

学生なのに館長代理なんて凄いですね
運営の才能あります

by ティンガーラ館長 星野晃『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第12話

がまがまは小さな水族館とは言え、くくるは学生時代から運営していたのです。

経歴だけ見れば、飼育員をさせておくのは勿体ない、他部へ配属させるのは当然とも言えます(苦笑)

その上──

増員は頼んでいるが、しばらくは二人でここの仕事を回す。
館長の話だと、経験豊富で優秀な人間が配属されると聞いたが・・・とてもそうは見えんな。

by ティンガーラ副館長 諏訪哲司『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第13話

企画広報の仕事を副館長とくくる二人で回すということは、実質担当はくくる一人ということ。

オープン直後で、人員が足りてないと見えます。

推測

水族館で優先すべきは生き物の命。
生き物の命に関わる飼育員や設備の人員は、最低限必要。

企画広報は人員が足りなくても、すぐさま生き物の命に影響があるわけではない。

だから、優先順位が他に比べると低いのだと想像できます。

オープン直後で、教育係がいない。
指導は一任されている。

by ティンガーラ副館長 諏訪哲司『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第13話

教育係がいない状況で、担当はくくる一人。
くくるを教育するのは、副館長。
他の責任者でもある副館長が、丁寧に新人教育する事などできるはずもなく・・・

つまり、素人や新人が来ても機能しない

だからこそ、館長は水族館の経験豊富な、くくるを配属させたというわけですね。

推測

くくるは、がまがま水族館の館長代理をやっていたとは言え。
結局、集客することはできず、閉館させてしまったのです。

星野館長は、その事実を理解した上で、くくるに営業部を命じたのか?
それとも、くくる自身も気付いていない才能に気付いたのか?

星野館長の狙いは、まだ不明ですね。

水族館は客あってのもの

白い砂のアクアトープ 13話

水族館はお客さんあってのもの。
健全な経営ができない施設に未来はない

by ティンガーラ副館長 諏訪哲司『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第13話

国や自治体が運営しているのなら別ですが・・・
遊園地やプールと言った施設と同様、水族館も当然収入がなければ経営を続けられません

それについては、くくるも身に沁みているはず。

収入が足りず老朽化した設備を更改できず、閉館するしかなかったがまがま水族館。
必要な設備、人員を確保するために十分な収入がなければ、水族館の健全な経営はできないのです

水族館の意義とか偉そうに言うなよ。
飼育部の連中は、すぐきれい事を言いたがる。

ティンガーラの命運は我々営業部が握っている。

by ティンガーラ副館長 諏訪哲司『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第13話

生き物を飼育し命を守る飼育員とは違い、如何に客を呼び込むかが仕事の営業部 企画広報

実はこれ・・・
がまがま水族館に、一番足らなかった部分ではないでしょうか

つまり、くくる達が最も弱かった能力です。

がまがま水族館では、くくるはいくつかの催しを成功させたが、集客には繋がらず。
所詮、高校生の部活レベルだったのです。(ごめんなさい)

お客様が何度も来たくなるような施設を目指せ
それが生き物のためとなり、引いては従業員のためとなる。

by ティンガーラ副館長 諏訪哲司『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第13話

水族館の施設は膨大な費用がかかる。
がまがま水族館のように、収入が足りないと分かってからやっても、時既に遅し。

普段から、お客様が何度も来たくなるような営みをしなくてはならない。

それが、健全な経営に繋がるというのです。

副館長、くくるへの接し方は”アレ”ですが、言っている内容は至極真っ当です

アクアリウム・ティンガーラ

白い砂のアクアトープ 13話

仕事に慣れるために、まずはティンガーラのことをよく知らなくちゃね。

by 久高夏凛『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第13話

え?
くくる、ティンガーラ水族館を見るの初めてなの!?

就職試験時は、まだオープンしてなかったのか?
それとも、コネ入社は、面接もなし!?
もしくは、今流行のリモート面談!?(笑)

余談

いや、仮にそうだとしても、オープン後、見たいと思わなかったのでしょうか?
遠いというのなら、引っ越し直後に顔を出せば良いと思うのですが・・・

知夢でなくても、舐めているように見えますね(苦笑)。

とまあ、軽口はさておき。

水族館LOVEのくくるが、初めてティンガーラを見て興奮する姿を、ここで描きたかったのでしょう

余談

がまがま水族館の生き物の多くはティンガーラに引き取られたはず。

くくると生き物たちの再会シーンが描かれと思ったのですが・・・残念。

ただの新人!?

うぬぼれるな。

今までの経験に頼るな。
中途半端な知識は邪魔なだけだ。

お前はここではただの新人。

by ティンガーラ副館長 諏訪哲司『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第13話

企画系なら現場を知っていることが強みになります。

だがそれは、がまがまではなく、ティンガーラの事を知ってなくては役に立たない。
副館長が言う「中途半端な知識は邪魔」というのは、そういう意味。

ちと居たたまれないですが、これが社会人の洗礼か・・・

この副館長──
言っている内容を個々に見ると正しいです。
が、くくるの扱いが一貫してないです。

お前はここではただの新人

「ただの新人」だと言うのなら、あなたがきちんと教育すべきです
歴史のないティンガーラに常識があるかは知りませんが、新しいからこそ、幹部や上司が方向性を決めていくべきで、それを伝えることもなく、頭ごなしに叱るのはナンセンスです。

「即戦力」だと思っていたのだから、仕事を丸投げしたのでは?
ならば、くくるにある程度裁量と権限を持たせ、仕事をさせなければなりません。
その環境を作るのが上司の役目です。
そして、失敗を許さないのではなく、失敗を恐れず、まずは試させる。
失敗かどうかは、自分で認識させる。

水族館云々と言うより、仕事のやり方にそもそも問題があります。

それと、プランクトン呼ばわり──

余談

皆さん、既にお分かりでしょうが・・・

人を「プランクトン」呼ばわりするのは完全なパワハラです。
人格を否定するような言葉を部下に投げかけてはいけません。

まあ、この辺は、所詮創作の世界の中だということで(苦笑)。

ただ一応フォロー?しておくと──
プランクトン呼ばわりは、水族館らしい?連想です──

ザコ以下だからプランクトン

どこからプランクトンという名が出てきたのでしょうか?

お前はここではただの新人。
魚で言うところのザコ。

いや、ザコ以下だ。
お前のあだ名は今日からプランクトンだ。

by ティンガーラ副館長 諏訪哲司『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第13話

新人だから何もできない。
目立ったスキルも強みも持ってない人を、俗に「ザコ」と呼ぶ。

ザコは漢字で「雑魚」
雑魚とは、色んな種類がまざった小魚のこと。

つまり、小魚よりもレベルが低いから、その小魚が餌にしているプランクトンになったわけですね。

なんとも、水族館らしい、ダジャレ・・・。

だからと言って、人に対して使ってもいいわけではないですね(苦笑)。

風花

泣いてるの?

by 宮沢風花『白い砂のアクアトープ』TVアニメ第13話

就きたい仕事に就くこともできず。
それでも、目の前の仕事をやってみる!
と、頑張っても空回りどころか、文句を言われた上に全否定。

やはり、自分には営業は無理なのか?
それどころか社会人にすら向いていないのか?
と思ったそのとき、傍にいて欲しいと思った人が、そこにいる──

前話で、岩手に帰ってしまった風花が1話ぶりに(笑)。

いいえ。
7ヶ月ぶりに、沖縄に戻ってきたのです。

『白い砂のアクアトープ』は、やはりくくると風花、二人の物語!?

そこへ知夢が加わり、女の友情と対立を描こうとしているのでしょうか・・・

おわりに (『白い砂のアクアトープ』13話)

前話で、本作の1クール目は、風花がくくるの双子の姉になった物語だと書きました。
同時に、くくるが子供を卒業する物語だったとも言えます。

ならば、次に描かれるのは、くくるの独り立ち。

くくるは、風花の支えなしで一人でやっていけるのでしょうか?
と思っていたのに、もう登場(笑)。

いえ、風花がいないのは物足りなかったので、早い復帰は嬉しいです。
でも、なんというか・・・笑ってしまうほど早い(苦笑)。

さて、くくるの配属先は、飼育員の思惑とは相反する部署。

まるで昭和時代のような、丸投げ館長にパワハラ副館長。
館長の采配は、いい加減なのか、くくるに何かを期待しているのか?

知夢は、研修の仕返しとばかりに必要以上に冷たく当たる。

全てが対立構図で、空也でなくても息苦しい(苦笑)。

味方は昔の仲間のみ。
風花の支えを得て、次回巻き返しなるか。

以上、TVアニメ『白い砂のアクアトープ』第13話の感想レビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

14話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はTwitter(@toki23_a)にて!

ではでは。

きょうのひとこと

水族館業界の印象が悪くならないか心配・・・

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