こんばんは。時文です。
TVアニメ『本好きの下剋上』14.5話を鑑賞しました。
14.5話はTV放送されてません。
「TOブックス オンラインストア限定」の原作小説第五部「女神の化身1」BD付き完全限定版を購入するか、ネット配信サイトで見ることができます。
#私はネット配信で鑑賞しました。
#上の画像からアマゾンプライムへ行けます
TVアニメ第一部と第二部の間に位置するエピソード。
本編とはちょっと違うスピンオフ的物語が楽しめます。

では、TVアニメ『本好きの下剋上』14.5話の感想レビューをどうぞ。
- 「はじめに」は【ネタバレなし】
- 「感想レビュー」「おわりに」は【ネタバレあり】
目次
はじめに
『本好きの下剋上』14.5話は、2話構成。
外伝第一章「ユストクスの下町潜入大作戦」
(原作小説 第三部「領主の養女2巻」収録)
青色巫女見習いになることが決まったマインに対し、神官長フェルディナントが側近に身辺調査をさせるお話し。
下町は意外な結束が!?
懐かしい「あの本」が出てきますよ!
外伝第二章「コリンナ様のお宅訪問」
(原作小説 第一部「兵士の娘3巻」収録)
コリンナがマインを家に招待。
マインだけでなく、トゥーリ、エーファも一緒に行くのだが・・・
とにかくトゥーリが可愛い♪
新たな販売契約が取り交わされ、これは本編の展開にも影響するのでは!?
ネタバレなしならこの程度でしょうか♪
基本的にはスピンオフ的なエピソード。
だけど、今後の出来事に関係のありそうな伏線も!?
普段、周囲がマインのことをどう思っているのかを知れるのも、この手のエピソードの面白いところ♪
どちらも『本好きの下剋上』好きなら楽しめること請け合い!
興味のある方は、ネット配信等でご覧下さい。
さて、これ以降はネタバレありで行きますよ!
TOBOOKS
感想レビュー 外伝第一章「ユストクスの下町潜入大作戦」
マインが神殿の青色巫女見習いとして神殿に入ることに決まった直後。
神官長フェルディナントは側近のユストクスとエックハルトに命じる──
下町へ行き、何でもよいからマインの情報を集めてくるように。
下町に慣れてないエックハルトは気分が悪くなり寝込んでしまう。
ユストクスは怪しまれないよう、農夫へ変装して情報を集めようとするが・・・
マインが青色巫女見習いに決まった直後の話なので14話終了後の話。
正に14.5話!
マインを採用した経緯はかなりイレギュラーなので、堂々と調査をすればよいのに。
コソコソ調査する後ろめたさが、逆に神殿と下町との距離を感じさせますね。
青色神官は神殿から出ない!?
下町に慣れてない二人は、まず匂いにやられてしまう。
そこまで酷いものなのか、下町は・・・
というか、神官長の側近というからには青色神官、つまり貴族出だと思われる。
貴族が下町へ来ないのは、アニメでも描かれてましたし、理解できます。
が、神官になっても下町へは出ないのでしょうか?
マインの家がある南門付近は分からなくはないですが、ギルベルタ商会すら行ったことがない様子。
確か、ギルベルタ商会は貴族御用達だったような・・・
まさか、神殿から一歩も出てないのでしょうか?
一体、物の仕入れはどうしているのか?
まだまだ知らないことがありそうです(笑)。
下町の結束は固い!?
マイン工房とマインのことについて聞き込みを続ける二人。
下町の人は、気さくに口を聞いてくれるが、マインのことを聞くと用心深くなる。
最初は、マインが嫌われて、マインの事など口にしたくないのか?それとも箝口令でも引いているのか?と思いましたが、どうやら違うらしい。
下町のことを探ろうとする人を怪しむ仲間意識があるのです。
とは言え、町にいる人が全員顔見知りというわけでもなさそう。
それでも、下町を守ろうとする、結束ある町のようです。
あたたかい町ですね!
ユストクスが農夫の変装をして、ぶつかった女性はカルラ。
ルッツの母親です。
もちろん、マインのことを知らないわけがなく、マイン工房はルッツも働いている場所。
ユストクスの問いかけに、とぼけるどころか追い返すとは!
素晴らしい情報管理能力です!
それにしても、「親切にしたのなら、それはマインではない」と言い切る皆が・・・
そういう見方をされているんですね、マインは・・・
序盤はともかく、中盤以降は丸くなったと思っていたのですが(苦笑)。
少なくともトゥーリには優しくしていたような・・・
だけど、「マインが一人」というあり得ない情報、「マイン工房」を探っていることから、ユストクスを怪しむトゥーリは流石です!
あの本は!?
調査は終了。
#確かに「なんでも良い」とは言ってたが、あの程度で良いのか(苦笑)
ユストクスは、帰る前に市場を覗いていく。
そこで見つけたのは・・・
マインが土下座をしてでも見たかった、質屋のあの本!
ユストクスは、マイン絡みの本だと知ると、ためらうことなく買い取る。
って、買い取れるんかいっ!
だったら、なぜマインはその考えに行き着かなかった?
それ位のお金はマインはとっくに都合できるのに・・・
てっきり私は、まだ貴族が金を返しに来るので、売れないものだと思ってました。
まあ、それはともかく、本を手に入れたユストクス。
第二部以降、ユストクスがこの本について語ったら、ニヤリとしてしまいそうなシーン。
良いネタが見れました!
予告おまけが良い!
第一部では、次回予告で登場した、二頭身キャラが出るメタ的情報。
#毎回楽しみにしてました♪
14.5話はAパートとBパートの間にもあります!
これはうれしいサプライズ!
登場人物は、神官長フェルディナントとユストクスの二人。
ユストクスが神官長フェルディナントへ報告するという形。
今回、下町へ行きマインのことを調べていたユストクス。
マインが一体どんな子供なのかすっかり興味津々に!
なんだか、ユストクスがとても良い人に見えてきました(笑)。
それでも、神官長フェルディナントは相変わらず冷静です──
変人どうし、気が会いそうだな。
by フェルディナント『本好きの下剋上』アニメ14.5話
マインが変人なのは分かりますが(苦笑)。
ユストクスも変人なのですね(笑)。
これはますます第二部が楽しみになりました♪
感想レビュー 外伝第二章「コリンナ様のお宅訪問」
マインの洗礼式の衣装を見せて欲しいと頼まれ、コリンナの家を訪問するマイン、トゥーリ、エーファの3人。
コリンナに恐縮するトゥーリ、エーファ。
二人は、聞かれるままに衣装や髪飾りのことを話す。
ところが、コリンナが髪飾りの権利が欲しいと言い出し、二人を前にマインの商談が始まる・・・
マインの洗礼式。
洗礼式は第一部12話。
マインが着ていた衣装と、新作髪飾りに関するエピソード。
12話の洗礼式で、ベンノとコリンナは、マインのパレードを見送り、新しい髪飾りに気付きます。
コリンナはここで、興味を持ったと思われます。
つまり、外伝第二章「コリンナ様のお宅訪問」は、13~15話の間のエピソード。
トゥーリが可愛い、エーファは素朴
コリンナの家に行くことに、エーファは珍しく混乱。
どうやら失礼があってはいけないと考えているようだ。
コリンナはギルベルタ商会の主・ベンノの妹で、確かにお金持ち。
だけど、夫・ギュンターの部下・オットーの妻でもあるのだ。
その点から考えると、そこまで緊張する必要はないと思うのですが・・・
どうやら、エーファというか、この一家は素朴なのだ。
一方、トゥーリは、憧れのコリンナに会えると大はしゃぎ。
コリンナは腕の良いお針子で、トゥーリの憧れなのです。
トゥーリとエーファは、コリンナになんと挨拶をすれば良いかマインに教えてもらい、行く途中、何度も口に出して練習をする。
このときのトゥーリが可愛いこと可愛いこと!
ぜひ、アニメをご覧下さいね!
冗談ではなく商談
髪飾りの独占販売契約について、マインはベンノと交渉。
ベンノに鍛えられたマインは、元来持っている(失礼)したたかさもあって、一歩も引き下がらずに契約をまとめていく。
どう見ても、マインは本作りより商人の方が向いてそう(苦笑)。
マインが洗礼式で付けていた髪飾り。
コリンナの工房で1年間独占販売する契約をまとめたマイン。
これは、マインが持つノウハウの一つを売り払ったということ。
本編に影響する出来事なのでは!?
確かに既に髪飾りは売り出してます。
そのうちの一つ、改良版、新作と言えるでしょう。
だから、本筋には影響ないとも言えそうですが、マインの貴重な財産ですからね。
全て見届けたいと思うのがファン心理(苦笑)。
もしかすると、原作には、これ以外にもアニメ化されてない交渉があったりするのでしょうか??
なんだか無性に気になってきました(笑)。
家族は知らないマインの一面
第一部中盤から、商売人として腕を上げていくマイン。
アニメを見ていると、このしたたかさがマインの強みだと、途中から当たり前のように思ってました。
が、確かに家族の前で見せたことはなかったか。
それにしても、家族の言葉は辛辣だ。
トゥーリはサラリとキツいことを言ってました・・・
すぐに熱を出すし、家ではあまり役に立たないのに、大人とあんな風にやり合うなんて。
by トゥーリ『本好きの下剋上』アニメ14.5話
トゥーリ姉さん「あまり役に立たない」は言い過ぎでは・・・
熱を出すのは、マインが悪いわけではない。
それに、トゥーリの髪飾りや、衣装、美味しい食事だって振る舞ってるじゃないですか・・・
そうか!
トゥーリは家にいるときはずっと家の手伝いをしている。
そのトゥーリから見たら、マインが働いている時間は少ないのです。
つまり量的にはマインは全然なのです。
マインが生み出す物は、量より質、そして新規性なのです。
この新しい物を生み出すことの価値の凄さに、トゥーリを始め商人以外は分からないのです。
おわりに (『本好きの下剋上』14.5話とは)
いや~~
本編ではないにしろ、第二部の前に、新エピソードが見れたのは嬉しい!
第一部と同じOP/ED。
それでも、内容が新しいとワクワクしてしまう。
ほっこり、ホンワカシーンが多く『本好きの下剋上』好きには堪らないエピソードかも。
それにしても、マインの才能は商売相手の商人や職人には認められていますが、周囲には理解してもらってない様子。
特に近しい間柄にはマインの評判は散々(苦笑)。
なかなかマインも苦労人ですね。
ん?自業自得なのかな?
以上、アニメ『本好きの下剋上』14.5話の感想レビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
分割2クールの2クール目(第二部)の感想レビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はTwitter(@toki23_a)にて!
ではでは。
嫌な人に見えてしまうのは気のせいか!?
関連レビュー
全話放送終了後、作成予定。