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TVアニメ【DOUBLE DECKER! ダグ&キリル】1~12話(最終話) 感想レビュー ずっとシリアス回なら押してたかも(笑)

DOUBLE DECKER! ダグ&キリル
オススメ度 D
原作 なし(アニメオリジナル)
ジャンル 刑事ドラマ、アクション、SF
放送情報 TVアニメ(2018年秋)/全12話
ストーリー
設定
世界観
感情移入

TV放送にて鑑賞。一気見。

こんばんは。時文です。
TVアニメ『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』最終話まで鑑賞しました。

原作はなく、アニメオリジナル作品。

TIGER & BUNNY』から続く「バディシリーズ」というのがあるのですね。
知りませんでした(汗)。

バディシリーズの一つとして制作された刑事物。

古いことが一周回って新しい?
いや、レトロが今の人にとっては新しい?

私には分かりかねますが、昔のアメリカのバディ刑事感が伝わってきました。
絵もアメコミを意識したような色彩でしたしね。

なかなか日本アニメでは見かけないという意味では貴重な存在の作品でした。

では、TVアニメ『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』感想レビューをどうぞ。

「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」PV
サンライズ

はじめに

あらすじ

舞台は、ふたつの太陽がある架空の世界。
都市国家リスヴァレッタ。

ここでは、危険な薬物「アンセム」に絡んだ事件がたびたび起きていた。
「アンセム」を取り締まる専門の機関SEVEN-O(セブンオー)特殊犯捜査係が存在。

この物語は、危険薬物「アンセム」を巡るSEVEN-Oと犯罪者の物語。

世界観は少し昔のようで、メカや技術は少し未来のようで、センスは一周回って新しいのかよく分かりませんが刑事とは思えぬ奇抜な格好。

ストーリーは、ベタベタの刑事物、特に刑事バディ物の内容。
危険な薬物「アンセム」に絡む事件が取り扱われます。

基本的に、ノリが軽く、テンポ良く話は進みます。
コメディ回が殆どで、ギャグアニメなのかな?と思っているとシリアスが・・・
そして、終盤になり、なんとSF要素が加わってきて驚きました(笑)

その移り変わりは、驚きよりも、呆れの方が大きいかも・・・(すいません)

あまりにもコメディ回のおふざけ度が強く、終盤のシリアス回の頃には、すっかり心が離れてしまいました。
#どうせ、真剣な話にならないんでしょ?全て丸く収まるんでしょ?みたいな

終盤はいろいろ盛り込んで、飛んでもない展開しているのに、真剣に見ることができませんでした(涙)

私には、コメディ回のノリが合わなかったのかも。

それでもオススメしたいのは、数少ないシリアス回。
とくに5話がオススメです!

5話の内容で突っ走ってくれれば、とても面白い(私好みという意味)ものになったのですが・・・

私が一気見したのでギャグ応酬に胸焼けしたかも。
各話のトーンが目まぐるしく変わるので、毎週ゆっくり見た方が良かったのかもしれないですね。

コメディ回が好みに合う方であれば、楽しめるかもしれないです。

感想レビュー (以降、ネタバレあり)

バディ物

本作の「DOUBLE DECKER」とは、作品内でも使われ、「二人組」を指してます。

「バディシリーズ」として作られたらしく、なるほど、いくつかのバディがあり、それぞれのバディの信頼関係の構築が物語の根底にあります。

結果的に、いいバディばかりなのですが、いかんせんストーリーが・・・
大抵は先が読めてしまう。

怪しいと思った奴は怪しく、怪しいと思ったことには何かある・・・

そんな中でも、先が読めない、先が読めてもワクワクするのが5話のシリアス回。

5話は『ダークナイト』か!?

いつものように始まったかに見えた5話「A・クロイド殺し!」

あらすじ

アンセム密売組織「エスペランサ」の元幹部ザベル(通称Z)。

死刑執行当日、新たな罪を告白すると言い出した。
そしてダグにしか話さないと言う・・・

死刑囚ザベルとの交渉が始まってから、話は面白く。
密売組織エスペランサの構成が見え、ようやく作品の骨となる話の出だしかと思われた。

今回も、怪しさを散々匂わせておき、その通りの展開になるのだが、敵襲されてからは圧巻のシーンの連続。

とてつもなく強いB!
それに対抗するダグ!
意外と男だったキリル!

身を乗り出して見てしまう程、シビれるアクションシーン!!
もう前話までと全然内容が違います!
こんなのも作れるんじゃん!(失礼)

そして、ラストの種明かしもシャレが効いている。
一時のハリウッド映画を思い出してしまう。
#私の頭の中では『ダークナイト(2008年)』のジョーカーの映像がガンガン出てきました♪

この調子で他の話数も作ってくれれば、乗れたのですが・・・

軽快というより軽薄・・・

6話以降は、またコメディ調に戻り、悪ふざけ?も・・・
楽しんで作っているのだろうが、チト乗れない。

というか、5話で、こちらの心に火がつき、Bとの再戦はまだかまだかと期待をしてしまう自分がいました(笑)

それなのに、続くコメディ回・・・

9話から少しずつ、シリアス要素が増えていき、終盤の飛んでも展開に突入していくのですが、その頃には残念ながら心が物語を受け付けないように・・・

寒いギャグを見せつけられ、心が離れてしまったのです。

Bとの再戦シーンもありましたが、5話の戦いとはまるで違いました。残念。

ユリの献身的なシーンはドキッとしましたが、こんなトーンだから、どうせ無事なのでしょ?と考え本気で悲しめなかった。
で、あんなオチで復活とは・・・

ストーリーも突拍子もないSF設定を持ち込んでいるのに、とても残念。

シリアス回をもっと丁寧に展開していれば・・・

9話からの展開は、確かに予想外でしたが、このテイストで想像以上の展開になると、驚きと言うより、ギャグ?と思ってしまいました。

事前にもっと伏線を出すとか、少しずつ見せていけば、こっちも備えてみることができたと思うのですが・・・

確かに、あのキリル兄弟(姉弟?)には何かあると思いましたが、出会ってからが軽い。
キリルの頭の良さは意外でしたが、普段の言動がアレなので、ギャグ設定に見えた。
アンサムと解毒の発祥など設定だと思っていた。
ましてや、6話の酔っ払いの「ニカイ」なんてのは、唐突過ぎてギャグとしか、思えなかった。

ナレーションも、いい意味で絶妙なタイミングで入れてくるので、補足説明に。
そこで説明されないもの、否定されたものは、気にしなくて良い。

いつの間にか、頭がそう解釈するように・・・

つまり、軽快に進むテイスト+分かりにくい点は言葉で補足
これにより、考えなくても見れる(考えなくても良い)作品と頭が理解をしてしまう。

そこへ、終盤の飛んでも展開見せられても、信じられないのです。

SF要素だけ抜き出すと、嫌いではない展開なので、実に勿体ない・・・

おわりに (『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』とは)

主人公のキリルは、軽く単純で好きにはなれず、応援できませんでした。
ダグは、ベテランと言われるだけあって、深い推理をするのですが、どうも掴み所がなく、これまた、応援できず。

それでも、シリアス回では、二人は信じることができたし、終盤は良いコンビだと思って見ていたのですが。

作品全体がコメディ調だったり、軽いナレーションがいちいち鼻につき、掴み所がない・・・

コメディならコメディで最後まで貫いてくれれば良いのだが、なまじ途中でシリアスなエピソード入れてくるので、見方が定まらなかったのが、感情移入できない最大の要因かも。

5話のシリアスエピソードがとてもよくできていたので、決着を見たいと期待して最後まで見ることができました

が、あまりにコメディベースが長く続き、終盤シリアスパートになっても、その頃には、もう頭が物語を真剣に見ようと思ってくれない・・・

真面目に会話をしていても、冗談を言っているように見えてしまうのです。

私は一気見したのですが、この作品は毎週見た方が良かったかも。
その方が、毎回リセットされて、ギャグ回はギャグとして、シリアス回はきちんと理解しながら見れたかもしれないですね。

残念。

きょうのひとこと

「DOUBLE DECKER」とは
ロンドンの2段バスの意味もあるようで・・・
なるほど(笑)

よければ、他の作品もどうぞ「2018年 秋アニメ 感想レビュー 一覧」
18-autumn2018年 秋アニメ...

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