オススメ度 | A+ (10~12話) |
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ジャンル | コメディ、ラブコメディ |
原作 | コミック(全10巻) |
放送情報 | TVアニメ(2018年夏)/全12話 |
レビュー対象 | TVアニメ10~12話(コミック4巻) 「高校生編」 |
視聴メディア | Netflix |
こんばんは。時文です。
TVアニメ『ハイスコアガール』10話~12話を(再)鑑賞しました♪
物語の舞台は、いよいよ高校生へ!
今までの傾向から言って、高校生編始まったばかりだから盛り上がらないかなーと思ってました(すいません)。
が、日高の躍進に、お嬢様の反乱。
11、12話はアニメ1期のラストを飾るに相応しい展開でした♪♪
以下の観点でレビューします。
- アニメ各話の「感想」
- 原作コミックとの「違い」
- 必要に応じて、原作コミックの情報を加味して「補足」
見てない方は、参考にして頂き、
既に見た方は、再度感動を味わって頂ければ幸いです。
※該当話数の「ネタバレあり」。次話以降のネタバレは「なし」。ご安心を。
では、TVアニメ『ハイスコアガール』10~12話の感想レビューをどうぞ。

目次
今回のあらすじ
舞台は1995年の神奈川県川崎市近辺。
大野とは別の高校に入学した主人公・矢口春雄。
上蘭高校を落ちた手前、大野とは顔を合わせづらくなっていた。
一方、大野は家の教育がますます厳しくなっていくのだった・・・
高校生編スタート!!
スタート当初は、盛り上がりに欠けるかと思っていたら、大野お嬢様の爆発という展開が!
まるでアニメ1期ラストに合わせたかのような、盛り上がり方ですが、これまた原作に忠実なんですよね~~
アニメ10~12話は、原作4巻をアニメ化。
始まりも終わりも、きっちり原作同様です。
原作は、まるでアニメ(1クール12話)を最初から意識した全体構成を考えていたのでは?と思ってしまう程、ピッタリです♪♪
素晴らしい!
さあ、ラスト3話を楽しみましょう♪
感想レビュー 第10話

Aパート:自信をなくした春雄 進化した日高
1995年6月。
春雄達が高校生になってから2ヶ月。
家で家庭用ゲームに興じる春雄を、日高がゲーセンへ誘う。
セガサターンは春雄ママが買い与えていたんですねーー
セガサターンと言えば、春雄が欲しがっていたゲーム機。
そして、受験当日、受験勉強を頑張ってきた春雄を送り出す際、
「今の春雄になら問答無用に買い与えちゃう」
それから、大野と中学最後の夏休みを過ごしていたとき、
「俺が奇跡的に手に入れる事ができたらよ・・・またウチに遊びにこいや」
と大野に言っていたのに・・・
上蘭高校受験は失敗したが、受験勉強を頑張り続けたことにより、(ある意味奇跡的に)セガサターンを手に入れることができたのに、大野をウチに呼べないでいる・・・
なんと皮肉が効いた結果でしょう・・・
日高に誘われ、久しぶりにゲーセンへ行く春雄。
なにやら落ち着きがない・・・
大野を意識しているのは明らか。
春雄は分かりやすいですね(笑)。
気もそぞろな春雄。
それにしても、日高小春さん、春雄の扱いが上手くなりましたね♪
心ここにあらずの春雄に、対戦を挑むことで、(自分に)対面させる。
春雄は相変わらずの春雄で、ド素人がいっちょ前に挑戦!?
闘志に火が付かないわけがない。
それも、久しぶりのゲーセンなのだから♪
まんまと、日高のペースになっていく(笑)。
日高は高校生になり、垢抜けただけでなく、ゲームの腕前も上げていたのだ♪
そういう展開になるのかーーと膝を打ちました♪♪
やはり、春雄が関心の目を向ける女子は「ハイスコアガール」だけというわけですね♪
書いていても頭がこんがらがる豪鬼の出し方(笑)。
この操作を日高はいとも簡単に、しかも失敗したことがない・・・
恐るべし・・・日高。

日高が初めてゲームをしたのは、中学二年の冬。
吹雪の日、駄菓子屋ゲーセンで春雄に無理矢理やらされた時。(4話)
それから、約1年半しか経ってません。
しかも、中学三年は受験もありました。
この短い期間、かつ限られた時間で、ここまで上達したのに春雄は驚いたのです。
だから、「さすが家にゲーム筐体を持つ女」などとカッコ悪いセリフまで(笑)。
日高が恐ろしいのは、このとき春雄に勝ったのを、当たり前のようにしていたこと!
通常、こういうパターンなら、(目指していた)春雄に勝ったら驚き喜ぶところですが、日高はむしろ春雄に「どう?」と見せつける・・・
つまり、対戦前から春雄には勝てると踏んでいた。
それだけ自信を持っていたということ。
恐ろしや・・・
日高の芯の強さが出てますね。
春雄は日高に完敗し、誇りを打ち砕かれる。
大野にも合わせる顔がなく、落ち込むのだった・・・
ゲームだけが取り柄だった春雄。
が、上蘭高校へ合格したら勉学でも自信が付き、大野に自分の気持ちを打ち明ける予定だったがそれも叶わず。
その上ゲームでも、大野以外に、それもゲームをやり始めたばかりの日高に完敗してしまい、才能の差を見せつけられる。
日高に勝てない春雄が大野に勝てるワケがない。
春雄は大野と一緒にいられる資格がないと絶望する。
しかし、春雄はまだ高校生。
諦めるのは早い。
自分のゲームの腕が弱くなったことを自覚しているので、日高の強さを理解しながらも勝てない相手ではない読みもあるのだろう。
まずは、目の前の敵である日高に勝ち、自分より強い奴(大野)に会いに行く決心をする!
日高は、春雄と大野の関係が気になりながらも、春雄の気を引くためゲームに強くなったが、その影響で春雄は再び大野に会いに行く決心をする皮肉。
ラブコメ展開ですね!
Bパート:春雄 初心に戻る

春雄はゲームの勘を取り戻すために、初心に戻りゲームを楽しむことから始める。
バカになって・・・失礼、初心に戻ってゲームを楽しむ春雄。
やっと春雄らしくなりました!
ゲームに興じているとき、春雄の脳裏に大野の影が・・・
と、大野を思い出しているときに、女子の影(気配)を感じ、振り向いたら、日高だったのです。
#まさかと思いますが、日高が髪伸ばしたのは春雄が大野の事を好きなら、ロングが好みだと思ったとか(笑)
日高もゲーセンにやってきて、春雄は再戦を申し込む。
日高絶好調です!
この日の日高、性格悪いですけど、今まで散々春雄に小バカにされてた分を取り返すかのように春雄に対して挑戦的でグッドです!
#日高は決して仕返しのつもりではありません。
上から目線で「ほへ~」から始まり。
修学旅行の思い出話をしながら、必殺技を出して完勝。
恐いほど強くなり、余裕さえ感じられる日高小春、最高です!
その裏には、日高の強い決心があった。
春雄が日高に無関心なのが分かったので、春雄が勝負を挑んでくるよう、春雄に勝ち続けることを狙ったのだ。
感想レビュー 第11話
Aパート:攻めの日高 悩む大野
春雄がゲーセンを去った後、大野が現れる。
日高は、大野から情報を聞き出そうとする。
考えてみれば、大野が誰かと一緒にいるシーン。
春雄以外だと、じいやくらいしか、コミュニケーションを取っている様子を見たことないですね。
他は、とにかく大野は聞いているだけ。
大野を相手に話す日高や宮尾の様子を見ると、本当に大野はコミュニケーションが取りづらい。
日高はそれなりにゲームの知識があるにもかかわらず、春雄のようなコミュニケーションは取れない。
そのことがかえって大野と春雄を特別な関係に見せてくれます。
やはり、大野の相手をできるのは、春雄だけなのだと。

このシーンでは、日高は大野に冷たく当たってしまいます。
大野が春雄のことをどう思っているのか気になる日高。
大野が何も話さないから、一方的になってしまうのも仕方がない。
が、大野にとってはキツい一言が・・・
「矢口君、引け目を感じてるみたいなの。大野さんに対して。しばらくゲーセンから足が遠のいていたのも、大野さんと会う事を怖がってたからだと思う」
日高はそんなつもりなかったのでしょうが、大野が最近春雄を見かけてない事実と、日高のこのセリフが妙に説得力があり、大野自身を悲しませてしまうのです。
日高さんの強気が、大野にキツい影響を与えましたね・・・
日高は自分の気持ちに素直になってるだけなのですが。
#日高は大野と別れた後、反省してます。
#きっと大野がショックを受けていることを知ると、もっと申し訳なく思った事でしょう。
その頃、春雄は、日高に言われたとおり、「イー・アル・カンフー」からやり直していた。
「ネオジオCD」立ち上げを待っている時間。
この1週間どころか、高校生になって以降、大野と会って話せてなかったのが、この後大きく影響するのです。
すれ違いに少しイライラしますが、これがラブコメですね!

ますます厳しくなる大野家の躾け。
大野は、春雄が引け目を感じていることを知り、心の支えも失い、涙しか出てこないのだった。
大野にとって、ゲーセンはストレス発散の場ではあるが、今やそれだけでは足らず、春雄とセットで初めてオアシスとなる。
春雄は大野の心の支え。
その春雄が大野に会うのに引け目を感じていると言われたのだ。
さぞかしショックだったことだろう。
だから、この後の事件に繋がるのです・・・
Bパート:戻ってきた春雄 消えてしまった大野
7月。
ようやく昔の感覚と自信を取り戻した春雄。
しかし、どこのゲーセンにも大野の姿はなかった。
春雄がようやく大野と堂々と会う自信が付いた頃。
既に、大野の躾けは厳しくなり、ゲーセンへの行くことが許されなかった。
今度は、春雄が大野がゲーセンから遠のいた理由を模索することに・・・
なんともスレ違いな二人。
ラブコメ作品にはよくある展開。
が、うれしいのは、『ハイスコアガール』はすぐに次の展開が来るのだ♪
じいやが春雄の家の前で春雄を待っていた。
大野は躾けが厳しく、とうとう家出してしまったのだと言う。
少し分かりにくいのは、この時の春雄と大野の心理。
二人とも相手に会いたいのに、相手はそう思ってないのでは?と疑っている(自信がない)状態なのです。
周りは全然そんなこと思ってないのに(笑)
大野の身近にいる、じいやは、親族以外は春雄しか頼る人がいないと思ってます。
#だから春雄を頼ってきた
春雄は上蘭高校の受験を失敗したことと、ゲームが弱くなったことにより、大野と対等になれないと自信をなくしていた。
ゲームの腕は戻り、自信を取り戻したつもりだが、大野を探している内に、また迷いが・・・
一方の大野は、高校に上がってから、ゲーセンで春雄の姿を見なくなった。
そんな時に、日高から「春雄が大野に引け目を感じている」と知らされ、避けられていると考えてしまう。
#事実、受験当日から7月まで(約5ヶ月?!)姿を見てないのですから!!
そんな二人だから、なかなか見つからない。
#携帯ない時代だし・・・
春雄は、大野は一人になりたいのでは?自分が探して良いのか?と迷いながら探す。
だから、ゲームに吸い寄せられ(逃避している?)、集中できない。
大野は、春雄との思い出の場所なんかを選んだのではなく、単純に見つからない場所を選んでる。
春雄は自分を避けているし、春雄が探す事を想定してない行動。
春雄が大野を見つけられたのは、ゲーマー心理、ゲーム脳の成せるワザ。
自分が所持金が少なく長い時間ゲームするならどこへ行くかをプロファイルしたのだ。
大野と共通の趣味と価値観を持っているから成せるワザ。
しかし、対象のゲーセンは多く、諦めかけたとき・・・
春雄は、相手がどう考えているかなんて関係なく、自分の素直な気持ちに・・・
「大野に、会いてーなぁー・・・」
とその瞬間、ゲームキャラ(第六感?)が、あるゲーセンを指し示す・・・
近くのゲーセンを探し回った後、川崎へ行き、あちこちのゲーセンを走り回った春雄。
大野のことを考え続け・・・いや、体も頭も使い、疲れ切った頭の中にある、真の願い、正直な気持ちになったところで、見つけさせる。
家出した大野を探すというシリアス展開中、ゲームバカで笑いを交えるシーンばかりでしたが、春雄の心の葛藤、時が経つにつれ変化していく心情が描かれる。
とても示唆に富んだ展開。
こういう展開を、絶妙なタイミングで入れてくるのが素晴らしい♪
ようやく大野を見つけた春雄。
バツが悪そうな大野。
春雄は咎めることなく、いつも通り話す。
「飯でも食いに行くべ」
大野は所持金残り50円で、ゲームに興じていた。
負けたら・・・負けないにしても電車賃もない状態でどうやって帰るつもりだったのか・・・
後先考えられないほど家から抜け出したかったということか。
春雄が見つけてくれる、いや、春雄が探してくれることすら想定してなかった大野。
なぜ、春雄が探してくれないと考えていたかですって?
大野は春雄を高校へ入学してから見かけてません。
会話したのは上蘭高校受験当日の2月。
この時は7月ですから、5ヶ月も会話がなく、高校生になりゲーセン通いしていても会うことすらなかったのです。
それに、家出したことを知るよしもない春雄が自分を探すなんてことは考えないですね。
#願ってはいたかもしれませんが
そこへ現れたのが春雄。
驚きながらも、今まで会えなかった、更に言うと、日高に「大野に引け目を感じてる」と聞き、避けられていると考えていた春雄が目の前に・・・
(家出して)バツが悪い上に、もしかすると、春雄に対して自分に会いたくないのでしょ?などと考えていたのかも。
そんな大野に、普段通りに会話する春雄。
「飯でも食いに行くべ」
春雄のこの一言で、自分の懸念が杞憂だったことを悟る。
店を出る春雄を小走りに追いかける大野。
ゲームをやることが目的だったら、まだゲームをやり続けるはずですが、春雄に誘われ、ためらわず春雄に付いていく。
家出するほど溜まりに溜まったストレスを発散するのはゲームだけではなく春雄も同じだということが伺えます♪
アニメの方がとても自然な流れになってます。
そして、EDに続く名シーンに♪
感想レビュー 第12話
アバンタイトル:もう少しだけ・・・

ようやく大野を見つけ、二人で食事をする春雄。
しかし、大野はまだ家には帰りたくないという・・・
春雄の優しさが出ているいいシーンです。
春雄もずっと大野のことを探し回ってクタクタだろうに、そんなことは一言も言わずに大野を気遣う。
大野がまだ帰りたくない感じ取ると、
「もうちょっとだけ遊びに行くか?」
無理矢理連れ帰らせるか、家に連絡されると思っていたのでしょう大野は。
春雄の思わぬ提案に、少し驚くも、喜ぶ。
#春雄のゲーマーとしてのチョイ悪こころも出ていて憎い!
このシーンでは、大野の驚いた表情、その上で、うなずく様子が描かれており、これはアニメオリジナル。
大野の心情を表す良い演出です♪
その前の、春雄の口元がニヤリとするカットもいいですね!大好きです!!
それとこのシーンを見て思うのは、やはり大野の気持ちを真に理解できるのは春雄しかおらず、大野もきっとそう思っているだろうな、ということ。
いいコンビです。
Aパート:セーブポイント・・・

どうしても家に帰りたくない大野。
終電もなくなり、二人はビジネスホテルへ泊まることに。
さすがの春雄も、ホテルでは大野との会話に間が持たない。
というか、ゲームがない時には、大抵間が持たないのだが(笑)
ホテルでもゲームが出てくるのが『ハイスコアガール』!!
春雄もそうだが、ゲームが出てくると大野の表情も和らぎ、興味津々に変わっていく様子が可愛らしい♪
アニメは原作とは違い、名作『ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会』!
いつもの春雄らしく、楽しそうにゲームの紹介をすると、大野が早くやりたくてウズウズする♪
#口の表情が最高!アニメは口での演技が良い!!
原作ではゲームプレイは前面に出てきません。
が、そこは『ハイスコアガール』!
やはり、アニメのように、(こんな時でも!?)ゲーム画面が出てこないと♪
大野の初プレイに、経験者優位で妨害をする春雄。
でも、すぐにゲームをモノにする大野。
この辺りのポジションを家庭用ゲームでも見せてくれるのはうれしい!
というか、上手いですね~~
翌朝、春雄は一度バイトへ行き、ホテルへ戻る。
二人は一緒に家路に着くのだった。
バイトへ行く春雄を送り出す大野。
色っぽい大野でしたね。
というか、昨夜と違い、スッキリとした表情の大野。
家を離れて、思う存分ゲームをプレイしたせいか。
いいえ、それもあるのでしょうが、寝落ちした春雄の顔を見続けていた大野。
春雄の気持ちを確認できて、安心し、再び心の支えを取り戻したのでしょう。
そんな、大野の姿を見て、春雄は・・・
「アイツ(大野)の、支えになってやりてぇな」
充分、心の支えにはなっているのですけどね♪

Bパート:こうなったら強硬手段!
日高がゲーセンで腕を磨いていると春雄もやってきた。
一人黙々ゲーセンで練習?をする日高。
春雄が現れると、日高のテンションが上がるのが手に取るように分かり、アニメの描写も声優さんの演技も素晴らしいですね♪
春雄の、子どもっぽいが、好きなことに対して真っ直ぐな姿勢に惹かれる日高。
春雄の行動一つ一つに感想を述べる日高が微笑ましい♪

夜になり、春雄は、春雄ママと大野の家出後の話をする。
「朝チュン」という単語を知らなかったので、アニメ初見時(原作未読)、「朝チュー」だと聞き間違えてました(笑)
キスなどしてないのに・・・春雄ママ勘違いしているのか!?なんて思ってました(笑)
家出をして一晩帰らなかった大野。
躾けが厳しい大野家。
その後、大野がどうなったのか気になっていたのですが、残念ながら(今の所)描かれませんでした。
唯一あるのが、春雄ママと春雄の会話。
春雄がじいやから聞いた話だと、かなり怒られた様子。
躾けがより厳しくなったりしてなければ良いのですが・・・
春雄にプレステを貸しに来た日高。
春雄の部屋に上がった日高は、春雄と大野のプリクラ写真を見てしまう・・・
春雄の大野への気持ちを知ってる視聴者としては、日高が入り込む余地はないと分かっています。
正直私は、人の恋路を邪魔する日高を疎ましく思った時もありました。
が、何度か見ていると日高のこれまた純粋な春雄への想いも共感できてしまう。
ラストシーンは思いがけない告白。
高校生になってから、大野との関係を引っ張って引っ張って、12話Aパートで大団円に持っていき、もうそこでアニメ1期終了でいいでしょ!!
と思っていたのに、そう簡単にはいかせないとばかりの日高の告白!!
いえ、春雄と大野の強い絆が結ばれた今、日高だけでなく誰も入り込む余地がないのは明白。
分かりきっているのに・・・
それなのに、なんだ、日高の破壊力は!!
この純粋で真っ直ぐな気持ちは!!
日高は、春雄の好きなモノに対してまっすぐ突き進む姿勢に惹かれている。
つまり、まっすぐな姿勢に憧れがあるのだ。
自分が好きなスタイルであるまっすぐな気持ちが日高のゲーマーとしての腕を上げた。
そして、今回は、春雄への気持ちをストレートに表へ出したのだ。
それも、春雄が断りにくい対戦ゲームという形で!!
いや~~これが『ハイスコアガール』!
らしい展開と言うべきか(笑)
って、ここでアニメ1期は終わりかい!
どえらい所で終わるな・・・と思って原作を読んだら、原作も全く同じです(笑)
10~12話は見事な位、原作を忠実にアニメ化してます。
憎い展開は原作通りということですね♪
続きが楽しみです!
おわりに
せっかく、高校受験の時に、春雄と大野は良い関係になったのに、受験に失敗したために春雄は大野に合う自信をなくしてしまった。
ヤキモキする展開が続くのかと思ったら、大野家に事件が起こり、春雄が手助けをする。
憎いほどの展開で目が離せないアニメ1期ラスト3話でした。
最終話(12話)Aパートが終わった時、もうここで終わりで良いのに(笑)と思っていたら、日高小春さんの追い込み!
日高は高校生になってから少し積極的になった気がしたが、ここまでとは!
でも、その積極性が決して嫌悪感を持たない、清々しい程のまっすぐで素直な気持ちが手に取るように分かるのです。
春雄は大野を大切に思っているので、もちろん大野と付き合うことを応援したいのですが・・・
日高は日高で応援したくなるほど良い!!
両方が成り立たないのはわかってはいますが、両方を応援したい!!
もう、こんな風なラストを見せられたら次を見ずにはいられない!
アニメはエクストラステージとして、13~15話がNetflixで放送。
そして、10月から2期が放送決定!
原作は既に完結してます。
原作を読めば、すぐに物語の結末までわかるのでしょうが、ここまで来たらアニメを先に見る!!
だって、アニメの出来が良すぎるのです♪
#原作が悪いという意味ではないですよ、念のため。
#原作の魅力を十二分に出しているという意味です。
#それに私はアニメブログを書いてるので、アニメ優先ということで(笑)
ということで、13話見ようとしてNetflix契約し、折角だからと1話から見直してたら、レビューまで書きたくなった次第です(爆)
ようやっと、13話が見れる準備が整いました!
これまで同様レビューも書くので、良かったら読んで下さい♪
ではでは!

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10~12話は原作では4巻にあたります。
コミック4巻のレビューも書いているので、良かったらどうぞ。
スペシャルエピソードについてもレビューしています♪

