こんばんは。時文です。
待ちに待った『ハイスコアガールⅡ』!
16話を鑑賞しました♪
2期最初の1話は、なんと大野お嬢様の回想シーンから。
この回想は原作では5巻で描かれており、アニメで時系列で言うと13話に相当。
アニメ13話ではカットされて残念だと思っていたのですが、ここで使うとは!
#カットされた部分について、詳しくはこちらをどうぞ。
後半は原作7巻に沿ってアニメ化されています。
ハイスコアガール 第2期 (全9話)
TVアニメ話数 | レビュー | 原作巻数 | レビュー | |
ROUND16 | 16話R (本レビュー) |
全体レビュー | 5巻 | 5巻R |
7巻 | 7巻R前 | |||
ROUND17 | 17話R | 7巻R中 | ||
ROUND18 | 18話R | 7巻R後 | ||
ROUND19 | 19話R | 8巻 | 8巻R前 | |
ROUND20 | 20話R | 8巻R後 | ||
ROUND21 | 21話R | 9巻 | 9巻R前 | |
ROUND22 | 22話R | 9巻R中 | ||
ROUND23 | 23話R | 9巻R後 | ||
10巻 (完結) |
10巻R前 | |||
ROUND24 (完結) |
24話R | 10巻R後 |
兎にも角にも始まりました『ハイスコアガールⅡ』!
情報では原作最終話まで描かれるとのこと。
さあ、春雄の三角関係はどうなるのか。
毎週楽しみです!
各話レビューを書いていく予定ですので、お付き合い頂けると幸いです。
では、TVアニメ『ハイスコアガールⅡ』16話の感想レビューをどうぞ。
次話以降のネタバレは「なし」なので、ご安心を。

目次
今回のあらすじ
1991年。
-小学六年生時代-
大野財閥の令嬢としての教養と作法を身につけるため、放課後もお稽古やレッスン漬けのお嬢様・大野晶。
日増しにストレスが溜まっていき、堪えかね家を飛び出したある日・・・
以前から気になっていたゲームセンターの扉を開ける──
TVアニメ1期+OVAで、これまで15話放送。
主人公・春雄の小学生、中学生、高校生時代が描かれてきました。
無類のゲーム好き男子が、ゲーム関連でしか女子を見れない少年時代から、ようやく相手を意識し出す所までが描かれています。
ぜひ、1期からご覧下さいね。
2期スタートとなる16話。
そのゲーム好き男子・春雄(主人公)に、ヒロイン大野晶お嬢様が出会った4年前が回想と言う形で描かれます。
後半には、第二のヒロイン・日高小春も登場。
日高も春雄と出会った頃を思い出すシーンが。
ちょっとした1期の振り返りとなる、2期開始にふさわしいスタートに♪
本編でこんな復習をするとは(笑)。
流石です!
感想レビュー 第16話
Aパート
大野家希望の星
晶が学校から家へ帰ったある日。
姉の真が業田先生と言い争いをしていた──
「よお、我が妹よ!私は大野家長女としての使命を投げ出すことにした!」
4年前。
姉の真は、大野家の教育方針に真っ向反対する。
「勉強はやる」が、「やりたくないこと」はやらない!と主張。
真の教育方針に困り果てていた業田先生は、彼女を更生するのは諦め、妹の晶に期待する。
ここから、大野晶の辛い毎日が始まるのです。
懐かしい小学生時代
春雄もいた小学生時代のクラスの模様が懐かしい。
個性的な先生と、同じく変わったクラスメイト。
原作では、先生のセリフも、クラスメイトのセリフはもっとえげつない(笑)。
クラスで唯一100点を取った大野には先生は金を与える(爆)。
昨今の情勢を見て、自主規制か(笑)。
#でも、骨や体罰はいいんだ・・・
成果を出せば休みに!?

大野は、成果を出せば、休みがもらえるのではないかと考えたのです。
なのに、業田先生の反応は・・・
当然の結果すぎて、腹立たしいくらいですわ。さあ、間髪入れずに授業の時間ですね。
by 業田先生『ハイスコアガールⅡ』アニメ16話
成果を出して、なぜ怒られる!?
業田先生は一体どうしたら満足してくれるのか・・・
稽古や授業が厳しくなり、結果を出しても、次から次へとやることが。
逃げ道も避ける方法も見当たらないので、お嬢様は家を飛び出したのです。
ハイスコアガール誕生
毎日の稽古とレッスンで堪えきれなくなった大野。
家を飛び出し、以前から気になっていたゲームセンターへ足を踏み入れる。
そこで見た物は──
春雄の格闘ゲームの腕前はそれなりに強い。
近所ではかなり強い部類に入り、中学時代「スーパーストリートファイターII X」大阪大会で優勝している。
#ただし、大野のゲーム機が故障というハンデ付き。
格ゲーには自信がある春雄でも、全く歯が立たないのが大野。
大野は一体、いつから格闘ゲームを始め、時間がない中、いつその腕を鍛えたのか?
ハイスコアガール誕生の瞬間が語られます。
・・・なんと、初プレイで『ストリートファイターⅡ』をクリアするとは・・・

初プレイ後、数週間。
すっかり格闘ゲームを自分のモノとした頃、春雄に出会ったのです。
正に、天性の才能の持ち主!
ゲームに触れている時間は、春雄よりずっと少ないのに強いのがよく分かるし、春雄が妬むのも分かります(笑)。
というか、この回想シーン、春雄にこそ見せてあげたい。
大野は自分では語らないから知らないでしょうから。
一体、春雄がどんな反応をするか見たいですねーー
小学生らしい思い出は、全て春雄と

大野は、春雄との出会いを思い出す。
格闘ゲームにハマり、どんどん強くなっていった大野。
29連勝中で、気持ち良かったときに、ズルい手で、その連勝記録を止めにきた春雄。
春雄との出会い、その後の悪たれ口。
最初の印象は決して良いものではなかったが、大野の心の声(ザンギエフ)は囁く。
彼はそんな悪い奴じゃないと思うぞ。確かに不器用な男ではあるが。彼はお嬢ちゃんを強豪プレイヤーとして認めているんだぞ。
by 業田先生『ハイスコアガールⅡ』アニメ16話
そこから近づく二人の距離。
大野の趣味を知り、理解し、尊敬までしてくれる唯一の友達。
大野の中で、春雄の存在が大きくなっていく・・・
大野は学校外での友達付き合いがあまりなかった。
小学生時代、小学生らしい思い出は全て春雄との思い出なのです。
縁日でのスーファミゲット
縁日の「宝釣り」で大野は「スーパーファミコン」を引き当てる。
このシーンは原作本編にはありません。
アニメオリジナルですね。
元ネタは、原作2巻のスペシャルクレジット(オマケエピソード)に収録。
#詳しくは原作2巻のレビューをどうぞ。
原作「本編」でも、これまでのアニメでも描かれてなかったのですが、「おおのけクエスト」を作った時のスーファミが、これです(アニメ15話)。
大野からもらったスーファミだったので、業田先生に処分されても、春雄は怒らなかったのです。
これで、辻褄が合いましたね。
上手いっす!
高校時代も回想

RPGツクール「おおのけクエスト」、AOUショーへ行った時のことを思い出す。
回想シーンは原作では5巻に収録。
「おおのけクエスト」、AOUショーは6巻なので、原作の回想シーンには出てきません。
アニメオリジナル挿入ですね。
原作は原作で、春雄と別れ、次にいつ会えるか分からない心情での回想。
最後に大野が涙する、とても感動できる回想シーンになってます。
アニメは業田先生の方針が変わった後でもあり、明るいシーンに。
春雄からもらった、指輪を気にかけながらの回想が印象的ですね。(ここはアニオリ!)
Bパート
春雄と大野さんとの進展は?
1996年。
時代は現代に戻る。
宮尾とゲーセンで遊ぶ春雄。
宮尾は大野さんとの進展を確認する。
大野の事を聞かれた春雄は明らかに照れてます。
今までにないような反応ですね。
これは、AOUショーで距離が近づき、自分の気持ちにも気付いたせいか!?
分かっているようで、分かってないのは宮尾の方?!。
宮尾が言う女子と付き合ったらすることと、春雄が既に大野と一緒に行ったところ。
女子と付き合ったらすること(宮尾案)
- 映画を観に行く
- 公園を歩く
春雄が大野と”二人きり”で行った所
- ゲームセンター
- 遊園地(団体行動から抜け出しての行動)
- 夏祭り/縁日
- お泊まり
- 幕張のAOUショー
実はこの時点で、宮尾をより春雄の方が、恋愛関連では経験を積んでいるのでした(笑)。
あっ!その店は・・・
グズグズしている春雄を見ていられなく、宮尾は春雄の家へ行き男談議をするという。
お菓子を買うため店に入ると、そこは日高の店だった・・・
宮尾くん、気が利いているようで抜けてる所も(笑)。
いい男なのに、春雄のことが好きすぎて世話を焼き、巻き込まれるのが宮尾のポジション。
#こういうキャラは必要ですよね!
春雄の家の近くに日高の店がある設定なので、致し方なしか、凄い偶然。
ただ、どうやらまだ日高は春雄に対し、怒りが収まってない様子・・・
日高さんキャラ変わってませんか?

日高は春雄に対して、まだ怒りが収まってない様子で、春雄を見るとイライラする・・・
芯の強い子ではありましたが、なんだかトゲトゲしくなった日高。
まあ、春雄は当然のことをしたのですが・・・
付き合うかどうかを賭けて挑んだ勝負。
だけど勝負前はもちろん勝負中ですら、春雄が見ていたのは日高ではなく、ずっと大野・・・
これほど、屈辱的なことはない。
自分がイヤな性格で、イヤなことをやっているのは重々承知。
でも、我慢できないのだ。
対戦の後、大泣きをして、その後ばったり会った時は、少し気まずかった。
が、いつもの春雄だと知り、普段通り接することにしたのか。
それとも、春雄が”普段通り”なのが腹立たしいのか・・・
ただ、日高さん、あの対戦は夏だったから、もう半年も経過しているのでは・・・
いや、まだ春雄のことを諦めきれないから、どうアプローチすれば良いのか悩んでいるのではないか。
だから、春雄を見てイライラするも、春雄の家には行くと言い、春雄の背中を追いかけるのではなく、前を進む。
今までのやり方ではダメだと。
これまでとは違うアプローチをしなくてはと考えているのではないか。
なんてことを思うシーンでした。
念のため補足しておきますが、『ハイスコアガール』での暴力の扱いはコミュニケーションの一環です。
派手に飛ぶのはギャグ的演出です。
暴力はダメ!ですよ。
何気に日高のセリフで、プレステは日高に返した模様。
ということは、春雄の「ときメモ」プレイは終了したのですね。
あれ?
「ときメモ」はプレステ用だったから、日高にあげたのでしょうか??
まさか、日高が言う、一人で寂しくプレイとは・・・まさか・・・ね。
ラブコメ鉄板展開!?

宮尾と日高の3人で帰った春雄。
そこには、大野姉妹が来ていた・・・
業田先生の教育方針も改まり、家の外で息抜きできるようになった大野。
本来なら喜ぶべき展開だが、そう甘くないのがラブコメ!
日高を連れてきてしまったときに、大野が来ているなんて・・・
携帯、スマホが普及してない時代の鉄板展開ですね(笑)。
でも、その状況にも動じないのが春雄!
#男なのか鈍感なのかは不明・・・
大野が落ち着いているのが意外。
#そして何気に春雄の隣をゲットしているのは流石!
#席取りの瞬間を見たかったぞ!
明らかに気が動転しているのは、宮尾と真。
#真が普通の人に見えます(笑)
さて、修羅場となるのか、勝負の場となるのか?
日高が何か言いかけた所で16話は終了!
日高は何を言おうとしたのか!?
原作を持っているので、ここまでのエピソードの原作部分を読みたいのですが、日高のセリフを見てしまいそうだから開けられねーー
続きが気になる16話でした♪
おわりに (アニメ『ハイスコアガールⅡ』16話とは)
レビュー作成時点、私は原作6巻まで読了済み。
7巻以降はアニメ鑑賞後、レビュー作成投稿後、読む予定です。
16話、前半の回想部分は原作5巻部分+おまけエピソードで構成。
結果、Aパートは原作情報を加味して、Bパートはアニメのみ鑑賞状態のレビューに。
前提条件が統一されてなくてすいません。
原作未読作品は、せっかくなので、アニメ鑑賞時、その後原作で二度楽しみ。
初鑑賞、初原作の印象をレビューするスタイルでいきたいと考えてます。
回想シーンが良かったとは言え、原作過去分を入れたと言う事は、最終話までの尺に余裕があったということか。
2期は全9話と聞いてます。
最終話へ向けてどんな展開を見せてくれるのか。
16話ラストはちょっと普通のラブコメっぽい展開に見えましたが、そこは『ハイスコアガール』!
らしい展開を見せてくれるのでしょう。
楽しみです!
以上、TVアニメ『ハイスコアガールⅡ』16話のレビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
17話のレビューも書いているので良かったご覧下さい。
ではでは。
関連記事
アニメ16話の原作(7巻1/3)レビューも書いています。
『ハイスコ』を、更に楽しめると思うのでよかったらご覧下さい。


TVアニメ『ハイスコアガール』1期と原作コミックのレビューをいくつか書いてます。
良かったらご覧下さい。
