こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『波よ聞いてくれ』鑑賞後、原作を読みました。
本レビューは、原作コミック2巻のアニメ5話相当分を取り上げ、アニメと原作の違いを紹介。
アニメの感想レビューはこちらからどうぞ。

アニメと原作コミックの対応は以下の通り。
リンク先は他巻の感想レビューです。
波よ聞いてくれ (全12話) 各話リスト
話数 | サブタイトル | 原作巻数 (リンク先はレビューへ) |
第1話 | お前を許さない | 1巻R① |
第2話 | 奴らが憎い | 1巻R② |
第3話 | お前らは緩い | 1感R③ |
第4話 | 君は笑わない | 1巻R④ |
第5話 | 生かして帰さない | 2巻R① |
第6話 | そんなものはいない | 2巻R② |
3巻R① | ||
第7話 | 私は哭きたい | 3巻R② |
第8話 | 電話じゃ話せない | 3巻R③ |
4巻R① |
||
第9話 | お前を信じない | 2巻R③ |
第10話 | 私がせねばなるまい | 2巻R④ |
第11話 | 嫌気生物は畏れない | 3巻R④ |
4巻R② | ||
第12話 | あなたに届けたい | 4巻R③ |
はじめに
本レビューは「アニメ」⇒「原作コミック」の順で見た「原作の感想レビュー」です。
アニメと原作コミックの違いをメインに、原作を読んで改めて感じたことをレビューします。
アニメ『波よ聞いてくれ』は原作コミックにかなり忠実で、再現度も高いです。
ただ、原作の全てがアニメ化されているわけではありません。
原作情報の全て伝えることはしませんが、魅力を少しでも伝えられれば。
では、アニメの内容順に紹介をしていきます。
- アニメでカットされた原作部分
- アニメオリジナルシーン
- 原作を読んで分かったこと
見出しの頭にアニメオリジナル、原作のみの記号を記載したのでご参考に。
- ア):アニメオリジナルシーンに関する記述
- 原):アニメではカットされたシーンに言及
TVアニメ 第5話「生かして帰さない」
アニメ5話から、原作は2巻に。
自分に好意を寄せていた中原が、マキエを自宅に誘う姿を目撃し、動揺するミナレ。
そんな時に知らせが入った、ミナレの冠番組初回放送!
ミナレ、待たせたな。
準備は全て整った。
今夜3時半から、お前の番組の放送を開始する。
打ち合わせとリハをやるぞ、今から藻岩山ラジオに来てくれ。枠は20分、番組名は──
「波よ聞いてくれ」
by 麻藤兼嗣『波よ聞いてくれ』コミック2巻より
なんだか、恋愛モノのような心情描写がありながらも、放送開始1分前によみがえる。
復活したミナレの”舌”好調!
今回の放送もぶっ飛んでます!
ア) 宇宙戦争か!
いよいよミナレの冠番組『波よ聞いてくれ』放送第一回が放送。
一発目は「架空実況」。
「架空実況」とは・・・
麻藤と瑞穂が「架空実況」の説明を。
「架空実況」の説明は、原作は一コマ。
アニメの該当部分を上げると、麻藤のセリフのみです。
アニメは、更に瑞穂の説明が。
瑞穂の説明は、原作にはなく、全てアニメオリジナル。
虚構の出来事を実況風に放送するラジオドラマの一形態。
オーソン・ウェルズの「宇宙戦争」が過去の実例。
これは分かりやすい!
オーソン・ウェルズの「宇宙戦争」の話が、架空実況という形態だったのですね。
◇◇◇◇◇
このシーンでは、他にも構成がアニメと原作では変わってます。
麻藤の「俺は思い切り遊んでみてぇんだよ。お前の声を玩具にして」というのを最後に持ってきて、盛り上げ、いや、オチを付けてます(笑)。
おわりに (コミック『波よ聞いてくれ』2巻とは)
今話(5話)から、原作は2巻に突入です。
いよいよ、ミナレの冠番組「波よ聞いてくれ」が開始!
ミナレがラジオブースで話したのは今回で3回目。
2回目は、裏参道夏祭りの紹介だったから、まあ普通(笑)。
そうすると、ミナレ節は第1話ぶり!
やっぱ、彼女は、演技も入ったトークが様になる。
なるほど、そう考えると、茅代まどかのような本流ではなく、架空実況など企画物が似合うかも。
次の放送も楽しみです!
以上、『波よ聞いてくれ』原作コミック2巻のレビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
続きのレビューも書いてます。
良かったらご覧ください。
ではでは。
関連レビュー

アニメ『波よ聞いてくれ』の感想レビューには、全体通じて感じたことを書いてます。
良かったらご覧下さい。
