サクガン

アニメ【サクガン】1話 感想&考察 最年少主人公誕生!それも保護者付き!?

サクガン 1話

こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『サクガン』第1話、鑑賞しました。

サクガン』はオリジナルアニメ制作プロジェクト「Project ANIMA」の第一弾。
戌井猫太郎氏のSF小説『削岩ラビリンスマーカー』を原案とするTVアニメ。

1話を見て惚れ込んでしまいました♪
その勢いでレビューを作成!

原案を読んでないので、考察はあくまで個人的な見解です。
皆さんの理解の助けとなり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。

今回の疑問点 (リンクは該当箇所へ)
※私なりの解釈を含め考察

  • 「サクガン」ってどういう意味? 
  • 地下なのに、光はどうしている? 
  • 空を見たことが・・・ない? 
  • リンダはなぜメメンプーを子供扱いした? 

サクガン(全12話)各話リスト

話数 サブタイトル
本レビュー FATHERS&DAUGHTERS
第2話 GOOD DAY, GOOD BYE
第3話 BRAINS&HEARTS

※リンクは各話レビューへ

今回のあらすじ

サクガン 1話
あらすじ

舞台は地下コロニー「ピンイン」。

少女メメンプーは外の世界に興味があり、コロニーの外を旅するマーカーに今すぐにでもなりたかった。

だがメメンプーの父ガガンバーは、まだ子供だからマーカーは危険だと許可しなかった

年に一度の祭りの夜、マーカーのウォルシュリンダと外の世界の話で盛り上がった後、メメンプーの元に小包が届けられる──。

大人が熱いのかと思ったら、子供の方がもっと熱かった・・・

地下コロニー暮らしで外の世界を知らない少女メメンプー。
外は危険だと知りながら、夢に出てくる景色を確かめたいとマーカーに憧れる。
怖い目にあっても、悲しい目にあおうとも、彼女の渇望は止まらない。

子供っぽい無茶で勝手な事をする展開になるのだと思いきや。
家出は何度も試みるが(苦笑)、ここぞという時にはわきまえる。
好感持てる展開

そして最後の感情の吐露!

正反対の性格で、反目し合う父娘。
早く大人になりたい子供と、いつまでも子供でいて欲しい父親が、最後の最後、相手の想いを尊重する。

メメンプーは、ただの子供ではない。
ガガンバーも、ただの親バカではない。

保護者付きの少女が始める、未開のラビリンス冒険譚!

では、今話を振り返っていきましょう。

TVアニメ『サクガン』第1話 次回予告
Project ANIMA チャンネル/Music

感想&考察レビュー 第1話 「FATHERS&DAUGHTERS」

「サクガン」とは?

皆さんは本作のタイトル「サクガン」と聞いて、意味は何だと思いましたか?

私が最初に頭に浮かんだのは、単純に「削岩」(笑)。
岩を削ることを指しているのだと思いました。
内容にもピッタリですしね。

ロボットが出てくるようなので、視聴前はロボットの名前かとも考えてました。

サクガン』には原案があります。
戌井猫太郎氏のSF小説『削岩ラビリンスマーカー』。

確かに「削岩」の文字が。
これをカタカナ表記にしたのか・・・

と思ったのは浅はかでした(笑)。
他にも意味がありました。

『サクガン』を生み出した「Project ANIMA」の公式ブログでタイトルが発表されていました。

『Sacks&Guns!!』が元々のタイトルだったようです。

Sack = ずだ袋、買い物袋。
Gun = 銃、大砲。

Sackは大きな布でできた「ずだ袋」の意味が本作では合いそうですね。
「ずだ袋」とは、作物や石炭を入れて運ぶ丈夫な袋のこと。

「ずだ袋」は「ワーカー」を表し。
「銃」は「マーカー」を表しているのではないでしょうか。

つまり『サクガン』とは、「削岩」という意味以外に「ワーカー&マーカー」の意味があるのではないでしょうか

推測

書くか迷ったのですが・・・

実は──Sack には「略奪破壊」という意味もあります。

こちらの意味だとすると、『サクガン』は「銃と破壊」という意味に取れます。

丸っきり意味が変わり、物騒なタイトルに・・・。
裏読みしすぎだと願ってます(苦笑)。

英語圏で表す意味があまり良くないので、今のタイトル『サクガン』になったそうです。(ザツダン #24より)

その笑い声、本当に笑ってる? - ザツダン #24
Project ANIMA チャンネル/Music

導入

地下コロニー「ピンイン」。

少女メメンプーは、コロニー外を旅するマーカーになり、早く外の世界を見たかった。だが父ガガンバーは、まだメメンプーは子供だから早すぎると許さなかった。

用意周到な家出と、準備万端の追跡

今度という今度は許しませんよ、お父さんは!

by ガガンバー『サクガン』TVアニメ第1話

緊迫した逃亡劇から始まる本作。
追いかけられているのは、大きなリュックを背負った小さな少女。
追いかけるのは銃を持った、男。

緊張感あったのは1分弱(笑)。
すぐさま、親子ゲンカだと分かります。

が、ただの親子ゲンカではありませんでした

互いに用意周到な準備。

リンダ応答しろ!

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第1話

メメンプーが周波数を合わせて、連絡を取ろうとしてのはリンダ
マーカーの父娘コンビのリンダです。

メメンプーがリンダに連絡を取ろうとしていたということは・・・

推測

1年に1度の祭りが近くなり、リンダがコロニーの近くに来ており連絡取り合っていたのでしょう

単に家出して、一人でコロニーの外に出るのは危険です。
マーカーであるリンダと合流して、そのままマーカーになるつもりだったわけですね。

つまり、祭りが近くなるとメメンプーの家出の頻度が高くなっていた!?(笑)

それが、後のガガンバーのセリフ──

このやろう!
またメメンプーをたぶらかしてコロニー脱出の手引きしやがったな、リンダ!
オーバー。

by ガガンバー『サクガン』TVアニメ第1話

というわけですね。

父ガガンバーが追いかけてくることは分かっていたから、罠を仕掛けるメメンプー。
メメンプーを簡単に捕まえることができないと分かっていたから、罠を仕掛けるガガンバー。

相手を認めているからこそ、抜かりなく準備を整えていたのです

それにしても、二人はこの後、どうやって罠から抜け出したのでしょう(苦笑)。

ここはアジアか別世界か?

ここはアンダーワールド、固い岩盤で覆われた光の届かない世界。

by DJ K『サクガン』TVアニメ第1話

舞台設定からしてSFしていて心をくすぐってくれます(笑)。

ビルが建ち並び、橋があり電車も走る大きな街。
後に花火も上がるので、高さも相当あるのですが・・・ここは、地下。

「ピンイン」と呼ばれる地下コロニー

では、どこの国か?
日本のようで日本でないのは、アニメでは当たり前(笑)。

どこの国でもないのかと言うと中国っぽいですが、しっかり日本語表記はありますね。

極彩色のネオンとスモッグに覆われたアジア風のコロニー「ピンイン」。

by ナレーション『サクガン』TVアニメ第1話予告

予告のナレーションによるとこのコロニーは「アジア風」

「1話予告」は「今回のあらすじ」に動画を貼り付けてあるのでご覧下さい。

「アジア風」ということは、日本ではなく、ユーラシア大陸の地下なのでしょうか?
まだ何も分からないですね。

光は避けなければいけないのか?

ラジオで気になることをいくつか言ってました──

近頃じゃ、コロニーだけじゃなくラビリスンでも光が差し込むらしい。
全く困ったもんだね、ハッハッハー。

ここはアンダーワールド、固い岩盤で覆われた光の届かない世界。

by DJ K『サクガン』TVアニメ第1話

ラビリスンにも光が差し込むらしい」。
まるで、ラビリンスに光が差し込むのが悪いような言い草ですね・・・

それともただ単に、明るいのはコロニーだけで良い、という冗談でしょうか。

そもそも、岩盤で覆われた光の届かない世界なのに、太陽のような光はどうしているのか?

これは、後に描かれました──
メメンプー二回目の家出、とりもちで壁に貼り付けられていたシーンです。

朝を迎え、電気が点くように、朝日がともり一帯が明るくなりました
コロニーはドームになっていて、天井が照明になっているのです

ラジオでは他にも気になることを──

命知らずのマーカー達は、今日もラビリンスを冒険してると思うけど、気を付けてよね。

大崩壊だけじゃない、怪獣に最近話題のテロリスト!
正にラビリンスは危険だらけのクライシス!

by DJ K『サクガン』TVアニメ第1話

怪獣は、1話後半に出てきましたが、どうやらテロリストもいるようです。
覚えておきましょう(笑)。

それにしても、マーカーはそんな危険なラビリンスに”何を”目的に冒険しているのでしょうか?

単に地図作りだけではリスクに見合わないのではないでしょうか。
それとも私にロマンがないだけでしょうか?(笑)

祭り

サクガン 1話

年に一度の祭りの夜。
マーカーの父娘、ウォルシュとリンダが戻り、外の世界の話で盛り上がる──。

地上を知らない?

このアンダーワールドはまだまだ広いんだ。
俺たちウォルシュ団はいつか、この世の果てにだって辿り着く。

by ウォルシュ『サクガン』TVアニメ第1話

メメンプーの夢に出てくる景色ってさ、一面に「空」ってやつが広がってんだろ?
そこならさ、もっとでっけぇ花火とか打ち上げられるんだろうな。

by リンダ『サクガン』TVアニメ第1話

マーカーのリンダですら、空を知らない・・・

これらのことから、アンダーワールドとは文字通り「地下世界」。
つまり、コロニーの外と言っているのは、地上ではなく同じ地下の別の場所を指しているのです

では、メメンプーが見た景色は──星が見えるのだから、地下ではなく地上だと思われます

となるとここの人々は──

  • 地上の存在を知らない
  • 地上の存在を知っていても、地上への出方を知らない

ということです。
まるで地底人のようですね・・・

発端

メメンプーの元に、一枚の写真と石が届けられる。
写真にはメメンプーが見た景色が写っており、裏にはuroropの文字が・・・

怪獣の狙いは?

メメンプーが石を解析。
石に描かれた模様と、ラビリンスの位置情報を照合。

このとき、サーバ群に探知される──

DETECTED(検出されました)

by 『サクガン』TVアニメ第1話

メッセージ下部にあるのはIPアドレスっぽいですね。IPアドレスから住所を探知されたのだと思われます。

メメンプーがマークされていた可能性も考えられますが、このタイミングで検出されたのであれば、石が原因でしょう

そして、突如現れた怪獣は、真っ直ぐメメンプーに突進
これは偶然でしょうか?

偶然とは思えないですね。

この石は何なのか?
誰が、何のために、この石をメメンプーに届けたのか?
そして、怪獣が石を追いかけてきたということは、誰かが怪獣をコントロールしているのでしょうか?

推測

もう一つ考えられるのは、“単に”怪獣は石を狙っただけ

ではどうして今までコロニーに怪獣が現れなかったのか?
それは、これまでこの石がコロニーになかったから。

外から持ち込まれた・・・
つまり、今回戻ってきた、マーカーの誰かが石をコロニーに持ち込み、なぜかメメンプーに渡した。

検出されたことと怪獣が襲ってきたことは、関係ない可能性もありますね。

あの怪獣をコントロールしているのはあまりに酷い話なので(苦笑)。
まだ、怪獣自身が知能を持っていると考えた方が・・・いやまさかね(笑)。

でも、怪獣の弱点は「ケーブル」!?
ケーブルとは、怪獣から人工的な匂いを感じますね・・・

そもそもこれだけのサーバー群は一体なんなのでしょうか?

推測

冒頭、地下へ採掘へ行く際、首のIDをスキャンされていました

盗掘されてはいけないので、誰でも彼でも採掘場へ入れないのは分かります。
入館証代わりなのでしょう。

が、個人PCまで監視しているとなると、コロニーは管理社会なのでしょうか?
それとも、それだけあの石が特別なのでしょうか?

ガガンバーの行動を見ていると自由気ままに見えるので、そこまで厳しい管理社会には見えませんが・・・

uroropからの贈り物は地図!?

サクガン 1話

uroropからの贈り物。
これは地図だ。

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第1話

リンダやメメンプーのセリフから、マーカーですら空=地上は実際に見たことがない様子。
メメンプーが石の模様に照合したラビリスンも全て地下。

uroropの石に刻まれた模様が地図なら、全て地下を表している!?
メメンプーの読み通り一番輝いている地点が、夢で見た光景なら、それは地上への出口?

『サクガン』は、まだ見ぬラビリスンを冒険し、地上を目指す物語なのでしょうか?

ロマンですね~~

転機

コロニーに怪獣が現れた。
必死に逃げるメメンプーとガガンバー。

だが、メメンプーは、そんな中でもある考えが頭から離れなかった・・・

優しいウソ

お前はまだ子供だ。

by リンダ『サクガン』TVアニメ第1話

マークボットに乗り、怪獣に立ち向かおうとするリンダ。
メメンプーはサポートしようとするが、リンダは拒否する。

マーカーになりたいメメンプーを、リンダは応援していました。
家出して合流させようとしていたのですから、リンダは本気でメメンプーをマーカーにするつもりだったと思われます。

ラビリスンに行けば、怪獣との遭遇もある。
怪獣との戦いは、想定の範囲内。

なのに、リンダはなぜメメンプーの手伝いを断ったのでしょうか?

皆さんお分かりですよね。
メメンプーを危険な目に遭わせないために、無理矢理冷たく言い放ったのです。

では、なぜか?

いいか、相手は大型だ。
ケーブルの切断なんて考えず・・・

by ウォルシュ『サクガン』TVアニメ第1話

相手は”大型”。
いつも怪獣に対峙しているマーカーでさえ、倒すのは難しいのです

推測

この対応から、大型怪獣は少ないのだと思われます。
もしくは、ラビリンスでは避けていたのではないでしょうか。

マーカーの仕事は、怪獣退治ではありません
地図を作ることです。
#地図だけで危険を冒すのは、多少疑問ありますが(笑)

地図を作るのが目的だから、怪獣は避ければ良いのです。

だから、大型怪獣に立ち向かうなんてことは、通常あり得ないのです。

でも、コロニー内に入ってきた怪獣は排除しなくてはならない。
マーカーである限り、自ら危険を冒してでも、足止めをして一般人の身を守らなくてはならない。

リンダはこのとき、危険を十分認識していたのです。

でも、メメンプーの性格です。
簡単に引き下がるわけがない。
時間は一刻を争う。

だから、傷つけようとも、嫌われてでも、メメンプーを突き放したのです。

そんなリンダを見て、ウォルシュも──

なあ、リンダ。
お前、大人になったな。

by ウォルシュ『サクガン』TVアニメ第1話

と認めたのです・・・
恐らくこのとき初めて、ウォルシュがリンダを大人と認めたのではないでしょうか。

子離れできない父親

サクガン 1話

大事な人がいなくなるのは悲しい。
だから、ガガンバーは私を危険な目に遭わせないよう、いつも・・・

なのにな・・・それなのにな・・・まだ私は・・・あの景色を見てみたい。

やっぱり私はおかしいのか?
教えてくれガガンバー!

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第1話

突如目の前に現れた怪獣に恐怖し、命からがら逃げ出し。
仲の良かった友達を目の前で亡くしたにもかかわらず・・・

それでも、コロニーの外へ出て、夢で見たあの景色を探したい

9歳の娘が、震えながら言う──
大学を出た大人びた子供が、父親に感情を吐露する──

ガガンバーは、亡き友が残した言葉を思い出す──

なあ、ガガンバー。
もし今ってやつが来たときはさあ、俺たちには信じてあげることしかできないんだよ。

でもさあ、それこそ父親がやるべきことだろ。

by ウォルシュ『サクガン』TVアニメ第1話

ガガンバーはメメンプーを全然信じてないわけではありません

メメンプーには、まだ子供でいて欲しいだけ
自分に、メメンプーの父親でいさせて欲しいだけ

でも、メメンプーがこんな状況になってもラビリンスを冒険したいと聞き。
強い思いだと言うのも分かった。

そんなガガンバーが出した答えは──

俺は決めたぞ。
俺は一番近くで、お前の旅を見届ける。

by ガガンバー『サクガン』TVアニメ第1話

メメンプーの願いは叶える。
メメンプーはコロニーの外、ラビリンスを冒険できる。

ただし、ガガンバーも付いていく──

『サクガン』の主人公は、9歳の天才少女・メメンプー
成長譚を除いた冒険譚では、ほぼ最年少の、それも”保護者付き”の主人公なのです

おわりに (『サクガン』1話)

すいません、父親愛や緩急ある構成にももっと触れたかったのですが、秋の新作アニメに埋もれて時間が足りず(涙)。

一つのレビューに時間をかけるとどんどん遅れていくので、私らしく?SF的要素や、謎を中心に取り上げました。

とは言え、導入なので情報は少なめ。

なぜ、メメンプーはあの夢を見るのか?
あの景色は、地上なのか?現実なのか?
なぜ、メメンプーに石が送られてきた?
なぜ、夢で見る景色の写真があるのか?
なぜ、怪獣はメメンプーを追いかける?

疑問ばかりが残りました(苦笑)。

物語は始まったばかり、メメンプーの冒険はまだ始まってもいない(笑)。

道がなければ掘ればいい!
次回の『サクガン』にファイヤー!

以上、TVアニメ『サクガン』第1話の感想レビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

2話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はTwitter(@toki23_a)にて!

ではでは。

きょうのひとこと

この世界に大学があるのに驚いた(笑)

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