サクガン

アニメ【サクガン】3話感想&考察 定石にこだわれば新たな道は見えず、常識無視すりゃ危険が迫る

サクガン 3話

こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『サクガン』第3話、鑑賞しました。

サクガン』はオリジナルアニメ制作プロジェクト「Project ANIMA」の第一弾。
戌井猫太郎氏のSF小説『削岩ラビリンスマーカー』を原案とするTVアニメ。

原案を読んでないので、考察はあくまで個人的な見解です。
皆さんの理解の助けとなり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。

今回の疑問点 (リンクは該当箇所へ)
※私なりの解釈を含め考察

  • こんな所に充電スポットがあるということは・・・ 
  • メメンプーはなぜそうまでして急ぐのか?
  • なぜ怪獣は予想以上に早く着いた?
  • メメンプーはなぜ突然、単独行動を?
  • ラストの男の素性は?

サクガン(全12話)各話リスト

話数 サブタイトル
第1話 FATHERS&DAUGHTERS
第2話 GOOD DAY, GOOD BYE
本レビュー BRAINS&HEARTS
第4話 LADEIS&GENTLEMEN
第5話 NO WORK, NO LIFE
第6話 JUSTICE FOR VILLAINS
第7話 ON THE ROAD
第8話 MEMORIES&REGRETS
第9話 END OF VACATION
第10話
第11話
第12話

※リンクは各話レビューへ

今回のあらすじ

あらすじ

保護者付きだが、憧れのラビリンスへ足を踏み入れたメメンプー
夢の場所を目指して最短距離を進もうとするが、マーカーの定石を重んじるガガンバーメメンプーの意見はことごとく却下される。

納得がいかないメメンプーは、ガガンバーの指示に従わず新たな道を模索するが・・・

道がないなら掘ればいい!
邪魔するなら一人でいい!
uroropの地図を信じ、あの場所目指して一直線!

9歳の少女が、なぜそんなに生き急ぐ(笑)。
早くあの場所を見たい欲求か、それとも友との約束果たすためか?

ガガンバーは先輩マーカーとしての経験活かし。
メメンプーは新たな発想で常識を覆す。

経験だけでは新しい道は開けず──
頭だけでは想定外の荒事に対処不可能──

凸凹デコボコ父娘は二人で一組。
どちらが欠けても前人未踏は成し遂げられない。

これは、親子ものでありバディもの。
だから、ボットは二人乗り!?

今話は、『サクガン』世界の謎に関するヒントがチラリ♪

では、今話を振り返っていきましょう。

TVアニメ『サクガン』第3話 次回予告
Project ANIMA チャンネル/Music

感想&考察レビュー 第3話 「BRAINS&HEARTS」

ラビリンス

サクガン 2話

憧れのラビリンスへ足を踏み入れたメメンプー。
夢の場所を目指して最短距離を進もうとするが、マーカーの定石を重んじるガガンバーにメメンプーの意見はことごとく却下される。

形見で作ったペンダント

お得意の工作で作った改造ペンダントでファッションショーか。
いいね、似合っているよ。

by ガガンバー『サクガン』TVアニメ第3話

リンダの形見として受け取ったネックレスと指輪。
メメンプーは、ネックレス指輪とuroropのを取り付け、ペンダントを作る。

大事な物を詰め込んだ手放せないペンダントになりましたね。

大切な物は首にかけておくのが一番ですが・・・
アニメでこの手のシーンを見ると、トラブルのきっかけになる予感しかしませんね(苦笑)。

メメンプーが凄いのは、ファッションのためだけに作ったのではないこと

下部に光源を埋め込み、地図を空中に投影して見られるようにしたのです

充電スポットは過去の遺物?

マーカーフラッグ。
開拓したルートにマーカーがマークする旗。

広いラビリンスで、マーカーを導く唯一の目印か。

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第3話

先駆者が作ってくれた地図とマーカーフラッグのおかげで、マーカーは比較的安全にその先へと足を伸ばせるわけですね

メメンプー:旗の下に、アニムスラインが集まってる場所が。

ガガンバー:それが、ベースキャンプ。つまり充電スポットさ。広いラビリンスでの電池切れが命取りとなる。だからマーカーはベースキャンプを辿って旅をするってわけ。

by 『サクガン』TVアニメ第3話

なんと、ラビリンスには充電スポットがあるのか!
はい、今の世の中、充電は大事ですしね(苦笑)。

それにしても電力の供給源はなんなのか?
まるで石油のパイプラインのようなアニムスライン

よく見ると、単に地を這わしているだけでなく、垂直の崖にも張り巡らされています。

マーカー達は、ベースキャンプを作るためにアニムスラインの工事をした??
それとも、アニムスラインが集まっている所をベースキャンプにした??

推測

マーカーの印象から憶測しただけですが・・・

これまでの行動を見ていても、マーカーはあくまで探検家のイメージ。
ベースキャンプが必要とはいえ、アニムスラインの工事をするようには思えません。

マーカーがアニムスラインを工事したのではなく。
アニムスラインが集まっている場所をベースキャンプにしたのではないでしょうか?

なに当たり前のこと言ってるんだ?と思われましたか(苦笑)。

もしこの仮設が正しいなら、実は重要なことを示唆しています

アニムスラインとは電力を送電する人工物──

明らかに人工物でありながら存在する場所を把握していないから、マーカーが開拓(発見)しなければならないのです

アニムスラインを見ても、人工物と意識している様子でもない・・・
まるで私たちの世界で言う、井戸水や石油の感覚です。

そこに自然と存在してるかのような扱い・・・
#「今のところ」はですが

後半、メメンプーが落ちた先にも、建造物が溢れていました。

これらから、導き出されるのは──
『サクガン』の世界は、発展した文明が一度滅びて、その過去を忘れてしまった?

百年、あるいは何百年もの間、コロニーに閉じこもっていた。
今の(少なくとも一般)市民は、過去を知らない。

という舞台背景が想像ができますね。

怪獣のケーブルも電力供給っぽいし、怪獣と恐れているが実は人工物?
uroropの石は、マーカーが作ったものではなく、過去の遺物?
とまあ、妄想が広がります!

メメンプーには地図にない道が見えている!?

メメンプー:まずはジョリージョリーだろ?

ガガンバー:いいか。今はここ。それでアンデスはここ。それで、ジョリージョリーはこっち。分かる?

by 『サクガン』TVアニメ第3話

メメンプーも頑固ですが、ガガンバーも説明下手(笑)。
二人は互いの主張を理解しながら話してますが、見ている側には不親切(苦笑)。

ガガンバーは、一応ジョリージョリーを目指してはいるのです
ただジョリージョリーに行く直線ルートはなく、ぐるっと回って迂回しなくてはならない。

地図に描かれている、現在地とジョリージョリーとの間にある「unexplored(未踏)」の文字。

「未踏」つまり、まだ誰も足を踏み入れてないこと──

だけど、uroropの地図には道がある。
だから、メメンプーは進むべきルートがあると言っているのです。

トロルの掌

メメンプーが見込んだとおり、地図にはない道を通り「トロルの掌ベースキャンプ」へ到着。

かの地へ急ぐのは、友との約束のためか

「道がないなら掘ればいい!」を地で行く削岩で、道なき道を通って、アッという間に「トロルの掌ベースキャンプ」へ

これまで培った経験と、マーカーが作った地図しか信じないガガンバーに従っていては、絶対に見つからない、未踏の道──

補足

実際は、「未踏の道」でもなんでもなく。
アニムスラインのパイプらしき物が張り巡らされていました。

つまり、人の手が入った道ですね。

最後の削岩は、落盤で道が塞がれていたから掘っただけにも見えますね。

メメンプーには、何日以内に目的地に着かなければという期限があるわけではありません。

では、なぜそうまでしてメメンプーは先を急ぐのでしょうか?

1話ラストで見せた、どうしても景色を見たいという欲求か・・・

サクガン 1話

なのにな・・・それなのにな・・・まだ私は・・・あの景色を見てみたい

やっぱり私はおかしいのか?
教えてくれガガンバー!

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第1話

どうやらそれだけではなさそうです・・・

次はジョリージョリー。
友と約束したあの景色に辿り着くまで、uroropの地図はどんな冒険を見せてくれるのか、楽しみだなトニー。

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第3話

友と約束したあの景色」。
本当なら、リンダとチームを組んで行きたかったあの場所。

ただでさえ、友の死を目の当たりにしても見たいと思う程の、景色。

そこへ、リンダとの約束を果たすことが加わったのです。
早く目的地を目指したいのは当然ですね。

やはり怪獣に狙われている?

やけに長えな。
この音、地震だけじゃない、何かノイズが・・・

こっちに向かってる。
まだ距離はあるみたいだな。

by ガガンバー『サクガン』TVアニメ第3話

怪獣がこっちに向かってる!?

コロニー「ピンイン」に侵入した大型怪獣は、明らかにメメンプー達を狙っていた。

新たに怪獣が追加されたのか?
それとも、全ての怪獣がメメンプー達を狙うのか・・・

ガガンバーは緊張感を高め、メメンプーに備えるよう注意する──

ここには、長居しない。
休めるときに休んでおけ。

by ガガンバー『サクガン』TVアニメ第3話

怪獣が近づいているから長居はできない、と素直に言えばいいのに。
メメンプーに伝えないのは、彼女を怖がらせないためか。

この事が、返ってメメンプーの反発を呼ぶ──

ラビリンスに出れば二人は親子ではなくパートナーなはず。
まだまだガガンバーは、メメンプーのことを子供扱いですね。

ああ、分かった、分かった。
そういうルートもあるかもしれないが、次は安全なルートを行くって決めたの、俺が。

ガキは、つべこべ言わずに、大人に付いてくればいいの。

by ガガンバー『サクガン』TVアニメ第3話

このセリフは、明らかにメメンプーを別行動させるための”あおり文句”ですね
メメンプーに勝手な事をさせるためとはいえ、酷い言い草です(苦笑)。

メメンプーを心配して怪獣のことを黙っているのでしょうが、もっと彼女を信じてあげないといけないですね。

またケーブルを切った!?

そんな!
あり得ねえ、早すぎる!

by ガガンバー『サクガン』TVアニメ第3話

「あり得ない」「早すぎる」
これは前夜に──

やけに長えな。
この音、地震だけじゃない、何かノイズが・・・

こっちに向かってる
まだ距離はあるみたいだな

by ガガンバー『サクガン』TVアニメ第3話

「まだ距離はある」の対ですね。

怪獣がこっちに向かっていることを、ガガンバーは音で気付いていました。
でも、まだ距離があるから時間はかかるはずだと。

疑問

怪獣の足音が聞こえているのであれば、近づけば近づくほど大きくなるので、より分かるはず。

でも、目の前に現れるまで気付かなかったということは、足音ではなく、別の何かを聞き取っているのでしょうか?

鳴き声?
ケーブルと繋がっている時のみ出る音?

では、なぜあり得ないほど早く、怪獣は到着したのか?

お分かりですよね?

コロニー「ピンイン」で追いかけてきた怪獣同様、“また”怪獣が自らケーブルを切断して追いかけてきたのでしょう

コロニーの外に出ても、まだまだあり得ないことは続いているのです。

怪獣の狙いはメメンプーではない!?

逃げろ!
こっちだ!デカ物!

by ガガンバー『サクガン』TVアニメ第3話

メメンプーがとんでもない行動に出たので見逃してしまいがちですが、怪獣が気になる行動をしました。

メメンプーから怪獣の注意をそらすため、ガガンバーは怪獣に銃を撃つ。
攻撃を受けた怪獣は、ガガンバーに向かってきたのです

2話で、ウォルシュ団があれだけ攻撃(正確には捕らえようと)しても見向きもしなかった大型怪獣が、uroropの石でもなく、石を持っているメメンプーでもなく──ガガンバーを狙ったのです

推測

大型怪獣の狙いは、ガガンバー?と考えるのは早計かも。

1話、2話で、正確に言うと、ウォルシュ団は大型怪獣を攻撃していません。
網で捕らえて足止めしようとしただけです。

これらのことから──

大型怪獣の狙いは、ガガンバー単体もしくは父娘と石、全て
もしくは、(明確な)攻撃した相手には対処する

このような可能性が考えられます。

少し範囲が狭まりましたが、まだまだですね。

新たな道

メメンプーは大型怪獣が現れたどさくさに紛れて、地震でできた割れ目に飛び込んでいく・・・

疑問

飛び降りた場所には、明らかに誰かの手によって作られた建造物が。

先に推測したとおり、この世界には、かつて栄えた文明があったのでしょう。

それと”頭が良く常識に囚われない”メメンプーが、建造物や建物を一切気にかけないのも気になりますね・・・

メメンプーは最初から決意していた

こっちか、やはり私の考えに間違いはなかった。
確かめなきゃ。

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第3話

メメンプーさん、あの崖をトニー一つで飛び降りた度胸は凄いですが・・・。
置いてきぼりにしてきた父親は、大型怪獣に襲われているのだから少しは心配してあげようよ(苦笑)。

前話、大型怪獣二体に対していいバディ感を出していたので、ガガンバーを自分のパートナーと認め受け入れたのだと思ってました

だって──

サクガン 2話

よく聞けガガンバー。
今日から私たちは、ただの親子じゃない。
友に旅をするパートナーであり、対等な関係だ。

- 中略 -

この旅を許してくれてありがとう。

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第2話

と言っていたじゃないですか!?
なのになぜ、父親であるガガンバーと簡単に別れようとする!?

今回の行動を知った上で、もう一度聞くと、違う意味に聞こえます
特に太字の部分に注目して下さい──

よく聞けガガンバー。
今日から私たちは、ただの親子じゃない。
共に旅をするパートナーであり、対等な関係だ

私は見る、夢の中にあったあの景色を!
そして、自分の目で確かめたい。
それが何を示すのかを。

だから、足を引っ張るなよ

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第2話

メメンプーは、パートナーとして認めただけで、父親としてずっと一緒にいることを認めたわけではないのです

“血縁は関係なく”ガガンバーとは対等な関係だと言っているのではないでしょうか

にも関わらず、ラビリンスでもガガンバーはメメンプーを子供扱い。
自分の意見を聞いてくれない。

それどころか、最適なルートを示しているのに、時間のかかる道を進もうとしている。

そこで、今回の回想──

私は誰よりも大人で、一人で何でもできる。
そしていつかリンダと旅立って、夢のあの場所へ辿り着く。
そう信じてた。

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第3話

メメンプーは、最初から一人で大丈夫と考えていたのです。
今話冒頭から、ガガンバーに対抗していたのは、反抗ではなく対等であろうとしたのです

怪獣に襲われたどさくさに紛れて、崖に飛び込んだのは、今回実行に移しただけだったのです。

ただ、いくら優秀でも足なしでは、無謀ですね・・・(苦笑)

ピンチこそチャンス

分からん。でも、ここが「行け!」って言っている!

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第3話

ピンチの時こそ、追い込まれた時こそ、この凸凹デコボコ父娘の力が発揮される
メメンプーの奇抜なアイデアに、ガガンバーの腕で応える!

ガガンバーのマーカーとしての経験は大事だが、そこにこだわっていては、新しい道は見つけられない。

メメンプーの頭脳は優秀だが、圧倒的に経験が不足していて、実効性に欠ける。

メメンプーの奇抜なアイデアは、ガガンバーの勘と経験と操縦技術でこそ活きるのだ

二人が揃ってこその補完関係。
どちらが欠けても前人未踏は成し遂げられない。

ボット・ビックトニーは二人乗り。
『サクガン』は二人の物語なのです!

ジョリージョリー

メメンプーを拾い上げ計算通りにショートカット。
飛び出た先には、目的地ジョリージョリー!

管制局 職員メローロ

二人とも実に素晴らしい逸材だ。
だからこそ残念です。

by メローロ『サクガン』TVアニメ第3話

公式HPのキャラクター紹介によると、メローロは管制局の職員

管制局と言えば、コロニー「ピンイン」で大型怪獣が侵入してきた際、”何もしなかった”局。

大型怪獣は、ガガンバーとメメンプー(もしくは石)を狙うだけで、他の住人は狙わないと、”最初から”分かっていたかのような動きをした管制局
#詳しくは2話レビューをご覧下さい。

コロニー「ジョリージョリー」は、管制局の本部でもあるのか?
それとも、メローロは、ガガンバー達が来るのを待ち構えていたのか?

次話も楽しみです!

おわりに (『サクガン』3話)

謎は相変わらず解明されていませんが、今話は、さりげなくこの世界の正体に関わるヒントがあちこちに。

ガガンバー達が当たり前のようにあると思っている電力を供給してくれるアニムスラインは、明らかに人工物。

これによって、街もボットも動いている。
そして怪獣までも・・・

メメンプーが地震でできた割れ目に飛び込んだ先には、明確な建物が・・・

終盤、自分勝手に行動するメメンプーを追いかけ助ける父親の姿は確かに熱い。

が、SF好きな私にとっては、この世界の正体も気になります(苦笑)。
今回、少し片鱗が見えてきてワクワクしました♪

以上、TVアニメ『サクガン』第3話の感想レビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

4話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はTwitter(@toki23_a)にて!

ではでは。

きょうのひとこと

にしても、
ボットもメメンプーもトニーも(笑)頑丈だな!

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