サクガン

アニメ【サクガン】5話感想&考察 好奇心こそ科学者に一番必要 彼女にとっては推進力!

サクガン 5話

こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『サクガン』第5話、鑑賞しました。

サクガン』はオリジナルアニメ制作プロジェクト「Project ANIMA」の第一弾。
戌井猫太郎氏のSF小説『削岩ラビリンスマーカー』を原案とするTVアニメ。

原案を読んでないので、考察はあくまで個人的な見解です。
皆さんの理解の助けとなり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。

今回の疑問点 (リンクは該当箇所へ)
※私なりの解釈を含め考察

  • 地下に森を再現しているということは・・・ 
  • 植物には風が必要? 
  • これほどの技術がなぜ途絶えたか? 
  • 「好奇心は猫を殺す」の意味は? 

サクガン(全12話)各話リスト

話数 サブタイトル
第1話 FATHERS&DAUGHTERS
第2話 GOOD DAY, GOOD BYE
第3話 BRAINS&HEARTS
第4話 LADEIS&GENTLEMEN
本レビュー NO WORK, NO LIFE
第6話 JUSTICE FOR VILLAINS
第7話 ON THE ROAD
第8話 MEMORIES&REGRETS
第9話 END OF VACATION
第10話
第11話
第12話

※リンクは各話レビューへ

今回のあらすじ

サクガン 5話
あらすじ

メローロは、労働奉仕をさせるためガガンバーメメンプーをラビリンス「風の丘」へ連れていく。

かつて緑に溢れていた森は荒廃しており、メメンプーは風がないと気付く。
二人は、風を起こす装置の修理に取り組む。

好奇心は猫をも殺す・・・

が、好奇心こそ科学者に一番必要!
勿論メメンプーにとっては推進力!

アンダーワールドは地下なのに、緑豊かな場所もある。
その裏には科学の力があり。

古代遺跡と化した施設に、途切れた技術。
過去のテクノロジーにメメンプーが挑む。

一体過去に何があったのか?
私の興味は、がぜんそっちに(笑)。

ぜひ、メメンプーの好奇心を過去へも向けて欲しい。

では、今話を振り返っていきましょう。

TVアニメ『サクガン』第5話 次回予告
Project ANIMA チャンネル/Music

感想&考察レビュー 第5話 「NO WORK, NO LIFE」

風の丘

罰則の労働奉仕をさせるため、メローロは、ガガンバーとメメンプーをラビリンス「風の丘」へ連れていく。

地下に森!?

空気がうまいなー

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第5話

空気が美味しいのは、木々が多く酸素濃度が高いのか、それともマイナスイオンか
生まれて初めて森に来たら、さぞかし気持ちいいでしょうね。

3話、ジョリージョリーに来る途中のラビリンスに、コケや雑草はありましたが、ここまで緑に溢れている場所は初めて。

アンダーワールドは太陽光の届かない地下の世界。
地上の木々が森になるまで育つのは、それだけ人の手が入っているのでしょう。

推測

空が映らないので、はっきり分かりませんが・・・
森には太陽光らしきものが注いでいるので、コロニー同様、ドーム状の照明に覆われているのでしょう。

人工光を利用した「植物工場」と同じ原理ですね
規模は桁違いに大きいですが。

これだけの装置を造れるなら・・・

サクガン 5話

しばらく前まで、ここには緑溢れる広大な森林が広がっていました。

古の時代より生き延びた動植物が存在する、アンダーワールドの宝。
それが、ここ風の丘でした。

by メローロ『サクガン』TVアニメ第5話

メローロは、「風の丘」は現代の人たちが作ったのではなく、古の時代からあると言うのです

推測

人に自然が必要なのは理解できます。
種の保存で、動植物を保護しておきたい使命も分かります。

だからといって「地上の森」を地下に再現するのは非現実的

人工太陽と後に出てくる人工風を起こす設備。
#水は言及されてないので自然か

電気(アニムスライン)が無尽蔵にあるといっても費用対効果が悪すぎます。

これだけの設備と維持に費用をかけるのなら、地上へ出るエレベーター・・・・・・・・・・・でも作った方がシンプルで安価にできます。

自由に地上へ出られるようにして、本物の自然を楽しめば良いのです。

逆に言うと、ここまで手間暇と費用をかけて地下に自然を再現したのは──

  1. 地上には出られない
  2. 地上には自然が存在しない

という、可能性が考えられますね。

風が吹かなきゃ桶屋も儲からない

空気が・・・動いてない。
風が吹いていない?

だから木が倒れた!?

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第5話

植物に太陽と水が必要なのは知られていますが、風が必要なのは意外と知られてないかも。

実は、植物にとって風は重要です
地上の植物は常に風にさらされているので、普段気にしてないだけです。

室内の植物が、痛んだり病気になったりするのは風通しが原因だったりします。

簡単に言うと──
動けない植物は風により周囲の空気が循環し、蒸れを防いだり、蒸散が活発になり植物の呼吸を促進し成長に繋がります。

つまり、風がないと、植物は育ちが悪くなります。

植物が育たなければ、昆虫や動物はいなくなり。
昆虫、動物がいなくなれば、植物は栄養素がなくなりますます育たなくなり、荒野となってしまうのです。

風の神様

サクガン 5話

森が荒廃していたのは、風を起こす装置が止まり、風が止んでいたからだった。
メローロは、二人を設備内へ案内する。

技術はなぜ途絶えたのか?

遙か古の時代に作られたモノです。
現在の人類にこれほどの技術はありません。

これこそ神の御業。
ここを見守ることも我々の使命なのです。

by メローロ『サクガン』TVアニメ第5話

なんと、森に吹いていた風は人工風でした

古びた設備は、何十年も手入れされていない様子。
「古(いにしえ)」と言う程であれば、何百年も昔の話なのかも・・・

よくぞ、放置された状態でここまでもったと言うべきか。

余談

電子機器は電源入れっぱなしだと、数十年も持ちません

なので機器が動作していることから、古の時代は数十年前と推測できるのですが・・・

見た目は一昔前の機械と端末のようですが、『サクガン』の場合、今の常識に囚われず、実はもっと発達した技術で作られ寿命も長いと考えた方が良さそうですね。

数十年度どころか、もっと時間は経っているのではないでしょうか。

ここで考えるべき重要なことは、このセリフ──
現在の人類にこれほどの技術はありません」。

これだけの設備が、運用保守も、技術も引き継がれてないというのです

数十年なら、当時の技術者を引っ張ってくれば良いのです。
わざわざ、犯罪者(笑)にすがる必要もない(苦笑)。

この辺の理由をもっと知りたいですね~~

推測

ここから推測されるのは──
やはり、古の時代から何百年も経っている?

いや、そうではありません。
何百年経っても、これだけの規模の設備であれば、何らかの形で技術や保守運用は継承します。

自動修復機能があるわけでもなし・・・。

少なくとも何か残しています。
運用マニュアルどころか地図(設計書)すらないなんてありえません。

それとも、設備を残したくなかったのでしょうか?
ならば・・・私なら電源を落とすか撤去もしくは破壊します

放置とは言え、曲がりなりにも動き続けている。

これらから導き出されるのは・・・

技術や保守運用を継承する時間もないほど、急遽放り出す必要があった?
もしくは突如、人間だけ滅びてしまった?

推測2

もっと大胆な推測もできそうです。

アニムスの供給ラインが張り巡らされていることから、古の時代にラビリンス中に整備をしたと思われます。

にも関わらず、ラビリンス全容を表す地図はありません
#だから、マーカーは探索しているのです

この巨大な設備も、地図(設計図)がない。

古の時代の人たちは、何かあって、もしくは誰かに強制されて、文明を滅ぼそうとしている?とも考えられます。

だから、文明を維持するための地図や設計図、マニュアルの類いはなく、技術は継承されていない。

そう考えると、uroropの石が狙われる理由に繋がります

正確な地図は、今の人類が持っていてはいけないのです。

探索

故障箇所を目指し施設内を進むが、なぜか辿り着けなかった・・・

道が変わる構造

珍しいな、お前が間違えるなんて。

by ガガンバー『サクガン』TVアニメ第5話

メメンプーは、子供の頃から一度地図を見たら絶対に忘れず、道に迷いもしない。
上から見て覚えた道をどんどん進むが、なぜか行き止まりに・・・

と、そのとき、壁が動き出し道があったところが壁に・・・

分かった!
この風の神殿は、内部構造の組み替えによって風量や風向のコントロールをしているんだ。

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第5話

あれだけ大きく構造が変わるのであれば、音や振動でもっと早めに気付いても良さげですが・・・。

それにしても、風を起こすのに、なぜこんな大がかりな設備が必要なのでしょうか?
てっきり、巨大扇風機があるのだと思ってました(笑)。

きっと、機械的な風ではなく、自然な風に近づけるために、方向や風量を変えているのでしょう・・・

過去にもマーカーに依頼済み?

以前、お願いしたマーカーの皆さんは、ここまで来ていたのですか。
ご冥福をお祈りします。

by メローロ『サクガン』TVアニメ第5話

修理・・・いや故障箇所までの探索は、ガガンバー達が初めてではなく、これまでも頼んでいた!?

メメンプーとガガンバーを知り、この設備の労働奉仕を考え出したのではなく
メローロの頭には、この設備の修繕が、労働奉仕の選択肢として既にあったのです

推測

以前から、この設備の修理をマーカーに頼んでいたとなると・・・

メローロは、設備を直したいから、メメンプーを罪人にした可能性も出てきますね

頭の良いメメンプーが、ラビリンスに冒険に出ることを知った。
#市民権の一時放棄などで

どうにかしてメメンプーに設備の探索を頼みたい。
と考えたメローロは、ジョリージョリーの前で待ち伏せ・・・

なんて想像は考えすぎでしょうか(苦笑)。

修理

ようやく故障箇所に辿り着き、修理に取りかかるメメンプー。

地図はアニムスラインの構成図!?

ガガンバー。
やはりuroropは英雄だ!ロマンだ!最強だ!

アニムスだ。
この光の筋は、アンダーワールドを流れるアニムスの供給ラインなのだ。

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第5話

uroropの地図に描かれた線は、道ではなくアニムスライン!?

アニムスは電力エネルギーとなる液体。
アニムスラインとは、液体を通すパイプライン。

パイプラインは、基本的に道に沿って整備されています。

道に沿ってアニムスの供給ラインが引いてあるので、uroropの地図は道が記されていると勘違いしたのです

なぜ気付いたのか?

風の神殿の構造が変わったことにより、アニムスラインの経路も変更。
その変更が、リアルタイムにuroropの地図に反映されたのです!

ん?
リアルタイムに更新された!?

推測

uroropの石に刻まれた地図は、アニムスラインの経路
目の前で経路が変更されるとすぐさまuroropの地図にも反映。

uroropの石は、今現在のアニムスの供給ラインを即表示しているのです。

つまり、uroropの石は、石自体がアニムスを感知するか、アニムスラインを管理している装置と常に繋がっていると推測できます

少なくとも、何かを受信しているか、アニムスを把握するために何かを発出しているのです。

大型怪獣が、メメンプー達の位置を把握していたのは、この仕組みを逆手に取っているのでしょう。

好奇心は猫を殺す

それにしても素晴らしい娘さんですね。

しかし、好奇心は猫を殺すと言います
このままマーカーを続けていれば、あの有り余る好奇心がいつかメメンプーさんを・・・

by メローロ『サクガン』TVアニメ第5話

好奇心は猫をも殺す

好奇心が強すぎると身を滅ぼすことになりかねない。

西洋のことわざ。
西洋では猫はしぶとい生き物とされています。が、そんな猫ですら好奇心を持つと危険とされている事から生まれた、ことわざです。

好奇心という感情は、慎重でしぶとい猫ですら危険な目にさらしてしまう
ましてや、人間が好奇心のままに動くと・・・

だけど、研究者や学者は、好奇心が全ての始まり。
好奇心なくてしては、物事の探究心や興味を持つこともままならない。

メメンプーは好奇心の塊。
メメンプーにとっての好奇心は、推進力なのです

今回も、メメンプーの好奇心がきっかけ──

私が直す!
私があの森に風を蘇らせてみせる!

人知を超えたテクノロジーだぞ!
見たい!知りたい!直したい!

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第5話

メローロが頼もうと考えていたのは、破損箇所までの道順(地図)。
未開の地を切り開くマーカーなら適任だろうと考えたのでしょう。

だけどメメンプーは、見たことのない設備を見て「知りたい」「直したい」と思ったのです。

探索どころか直すと言ったメメンプーに、メローロは「しめた!」と思ったことでしょう(笑)。

にも関わらず、メメンプーを心配するメローロ。
ここまで危険になるのは予想外だったことと、実はメローロは良い人なのかもしれませんね。

でも、止まらないし止められねえ。

だから俺は決めたんだ。
あいつと一緒に行くって。

by ガガンバー『サクガン』TVアニメ第5話

さすが、メメンプーの父親。
散々衝突しながらも、娘のことをよく分かってます。

メメンプーにとっての好奇心はエネルギーであり、モチベーション

大体、ずっと拒んでいたマーカーになっての冒険も、メメンプーの好奇心を抑えられなかったからです──

サクガン 1話

大事な人がいなくなるのは悲しい。
だから、ガガンバーは私を危険な目に遭わせないよう、いつも・・・

なのにな・・・それなのにな・・・まだ私は・・・あの景色を見てみたい。

やっぱり私はおかしいのか?
教えてくれガガンバー!

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第1話

好奇心は本人ですら、止めたくても止められないのです。
ましてや、他人が止めるなんて・・・

今回もトニーが活躍!?

サンキュー、トニー。

by メメンプー『サクガン』TVアニメ第5話

アニムスが漏れメメンプーに直撃。

メメンプーが床に叩き付けられるのを救ったのは、トニーのクッションですね。

確かに、最初からトニーは、はしごの下にいました。
トニーがどういうきっかけで大きくなるのかよく分かりませんが(笑)。

自身どころか、ヒナ鳥まで守ったメメンプー。
とっさに、体をひねってヒナ鳥に覆い被さったわけですね。

おわりに (『サクガン』5話)

荒廃した森に、巨大な施設。
古の時代の謎が少しでも明かされると思ったのですが、何もなし(笑)。

巨大な舞台装置は、uroropの石に描かれた地図がアニムスの供給ラインを示していたことに気付かせるため!?

いや、それだけではないのは本文に書いたとおり(笑)。
古の時代と、親子関係を少しずつ描いて見せたのです。

にしても、メローロ。
怪しい奴だと疑ってましたが、なんだかいい奴ですね(笑)。

uroropの石を見ても反応なし。

古の文化を愛し、文化の保存を目指す。
#だから、紅茶を愛し、将棋ができるわけですね

単に、マジメなヲタク気質(笑)。
だからこそ、ラビリンスを破壊したガガンバー達を許せなかったのでしょう。

ただ、それは一面であって、強力な権限の裏にはまだ何かあるかも・・・

以上、TVアニメ『サクガン』第5話の感想レビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

6話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はTwitter(@toki23_a)にて!

ではでは。

きょうのひとこと

修理するなら報酬を要求すれば良かったのに・・・

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