SPY×FAMILY

アニメ【SPY×FAMILY】1話感想 悪人や女性を手玉に取る凄腕スパイも子どもには敵わない!?

SPY×FAMILY 1話

こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『SPY×FAMILY』第1話、鑑賞しました。

いや~~これは楽しい!

互いの身分(能力)を隠して疑似家族。
スパイと超能力者と・・・設定を聞いただけで楽しくなる♪

本サイトでコメディはあまり取り上げないのですが、『SPY×FAMILY』は我慢できませんでした(笑)。

それは、きっと単なるコメディではないから。
そんな点を掘り下げていければ。

今話の主なトピック (リンクは該当箇所へ)
※原作情報と、私なりの解釈を含め考察

  • 主人公がいるのは東国?西国? 
  • ネガって何? 
  • 原) コードネーム”黄昏”の由来は? 
  • アーニャは、ロイドがスパイだといつ分かったのか? 
  • 原) 暗証番号はなぜ6110? 
  • 原) ロイドは、家の侵入になぜ気付いた? 
  • アーニャは、なぜ超能力を明かさない? 

ここでは、以下の観点でレビューします。

アニメ各話「感想」

原作コミックを読んで分かった新情報を加味して「解説・考察

私は原作コミック未読です。
アニメ鑑賞後、”アニメ化済み時点まで“の部分を読み、レビューを作成しています。

よって・・・
次話以降のネタバレは「なし」なのでご安心ください。

SPY×FAMILY(全25話/分割2クール)各話リスト

話数 サブタイトル 原作
第1話
本レビュー
オペレーション梟 1巻
第2話 妻役を確保せよ

※リンクは各話レビューへ

今回のあらすじ

TVアニメ『SPY×FAMILY』第1弾PV
TOHO animation チャンネル
あらすじ

各国が情報戦を繰り広げ、冷戦状態の西国と東国。
西国のエージェント黄昏は、東国の国家統一党総裁デズモンドを調査する潜入捜査を命じられる。

そのためには、子供が必要だった・・・。

凄腕スパイが疑似家族、選んだ子供は超能力者
お互い秘密を抱え込み、片や本業、片や能力をひた隠す──

もはや、設定だけでワクワク、ワクワク(笑)。

主人公ロイドは、100の顔を持つ変装の天才。
ならば、既に入学している子の父親に変装して潜り込んだ方が早い気がするが・・・。

そんなことを言っては野暮というもの(笑)。

何ごともパーフェクトだった凄腕スパイが、慣れない家族を持つから面白い

その上、子供は心を読み取る超能力者!?
特殊な二人が、特異な状況下で家族を形成していく。

偽装家族が、どう変化していくのか?
ハートフルコメディを楽しみましょう。

では、今話を振り返っていきましょう。

感想&考察レビュー 第1話「オペレーション梟」

プロローグ

東国オスタニア西国ウェスタリスは、冷戦状態にあった。

舞台は東国

公式HPのストーリーには──

世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代
東国オスタニア西国ウェスタリスは、十数年間にわたる冷戦状態にあった

by 『SPY×FAMILY』公式HP

とあります。

各国ということは、東西だけではなさそうですが、東国と西国の二国が『SPY×FAMILY』の舞台になるようです。

凄腕スパイの黄昏たそがれこと主人公は、西国・・の諜報員
黄昏は東国・・に入り込み、スパイ活動をしているのです

そう。
物語の舞台は東国──敵国・・なのです

「目立ってはいけない」と言うセリフが何度も出てきますが、スパイだからというだけでなく、敵国にいるので目立ってはいけないのです。

戦争を仕掛ける極右政党

東国オスタニアにおいて、我が国の外交官が事故死した。
だが、当局は東の極右政党による暗殺と見ている。

奴らは我が西国ウェスタリスへの戦争を企てている
なんとしても、その計画を突き止めねば

by 機関員『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

冒頭、車のブレーキが効かず事故死したのは西国の外交官。
ブレーキに細工したのは、東国の極右政党だとにらむ

西の機関員の分析では、東の極右政党が西への戦争を企てているという
その企てを阻止するために、黄昏に計画を突き止めるよう命令が下されるのです

大臣辞任阻害

約束の物だ。

外務大臣がズラだという証拠写真
ネガもある

by 男『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

1話中盤、アーニャが見つける通信機といい『SPY×FAMILY』の時代設定はかなり昔ですね。

スマホはもちろん、携帯もなく。
写真と言えば、フィルム写真のようです。

補足

デジカメ時代なので、ネガと聞いてもピンとこない人いますかね(笑)。

昔のカメラは、フィルムに光を焼き付けて写真を記録していました。
#色相、明暗が逆転して記録されるのでネガ(ティブ)フィルムと呼ばれていた

ネガフィルムのことを略してネガと言います

当時の写真は、フィルムがないと現像(印刷)できません。

つまり「ネガを渡す」とは「原本含め全てを渡す」という意味

現像した写真とネガを渡してしまうと写真を印刷する手段はなくなり、証拠が完全になくなってしまいます。

だから、後に来た本物の依頼者には証拠写真を渡すことができず。
ロイドは逆に、写真とネガを焼却したことで、完全に証拠隠滅できたのです。

外務大臣とは東国・・の外務大臣
直後、組織から黄昏に結果が記されています──

先の任務、ごくろうであった。
おかげで、大臣は命拾いし、我が国にとって利となった

by 暗号文『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

黄昏の任務は、敵国である東国の外務大臣を助けることになったのです。

なぜ敵国の外務大臣を助けたのでしょうか?

外務大臣は、他国と外交をやる仕事の責任者。
暗号文では「我が国にとって利する結果となった」と書かれています。

つまり、東国の外務大臣は、西側にとってありがたい大臣だった。
西国と戦争する気などない、平和主義者なのかもしれませんね。

逆に言うと、ズラ写真で外務大臣を失脚させようとしていたということは、西国との戦争を目論む、極右政党が裏にいたのかもしれません

凄腕スパイは色恋も自在!?

ごめんよ、カレン。
君たち親子に、もう用はなくなった

ロバートという仮面も今夜限り。

by 黄昏『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

カレンは、先ほど出し抜いた依頼主・エドガーの娘。

つまり、黄昏はカレンに近づき、父エドガーの情報を入手
受け渡し場所を特定して、諜報員から証拠写真を横取りしたと推測できます

カレンに近づいたのは任務のためだったというわけですね。

カレンは、結婚を考えるほど黄昏に本気だったようです。

結婚?人並みの幸せ?
そんなものへの執着は、スパイとなった日、身分証と共に処分した

by 黄昏『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

任務のためなら、色恋も使う。
これが、西国の凄腕スパイ・黄昏。

C暗号

黄昏がいるのは敵国・東国
時代設定は、アナログ時代

母国からの指示は、かなりアナログ。
かつ、情報漏洩しないよう、暗号でやりとりしているようです

万が一、敵国に盗まれたり覗き見されても読めないよう暗号化されているのです。

が、諜報員が読めなくては意味がありません。
解読のすべを知らなければ味方であっても読めない、あるいは読むのに時間がかかってしまう。

かと言って、暗号種別が一つであれば、その一つがバレると、全て筒抜けになってしまう。

対策として、黄昏達は幾つもの暗号を、その都度使い分けているようです

男:にゃーん
黄昏:C暗号か

by 『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

普通に売られている新聞と、暗号が埋め込まれた新聞を交換
どの暗号を使うかを指示しているのが、上記セリフですね。

「にゃーん」⇒「猫」⇒「Cat」と連想したのでしょうか?(笑)
だから、「C暗号」なわけですね

余談

C暗号が、どういう暗号なのかは不明。

同じ「C」が頭文字のシーザー暗号という有名な暗号があるのですが、それでもなさそうです。

次の任務

さて、早速、次の任務だ。

標的は国家統一党総裁ドノバン・デズモンド
東西平和を脅かす危険人物だ

by 局長『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

国家統一党が冒頭触れられた極右政党
つまり、オープニング、車の事故で外交官を殺害したのは、この政党ですね。

国家統一党の総裁であるドノバン・デズモンドに近づくために、局長は黄昏にある指示をします──

君の使命は彼に近づき、その不穏な動きを探ること
そのために、まず結婚して子供をこさえろ

by 局長『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

入学の期限まで1週間。
#受検のことでしょうか?

任務のために、1週間以内に子供を作るよう指示されたのです(笑)

原) たそがれ

いいだろう。
名も顔も捨てた、この<誰そ彼たそがれ>
子持ちの父だろうと演じてみせる。

すべてはよりよき世界のために!!

by 黄昏『SPY×FAMILY』コミック1巻

アニメ鑑賞時は、音でしか聞いてなかったので気付きませんでした。

原作を読んでびっくり。
コードネーム黄昏は、「誰そ彼」──”誰か分からない”という言葉から名付けられたのです

黄昏時(誰そ彼どき)

夕暮れ時。
薄暗くなって、人が識別しにくくなる時分。

※「黄昏」は、昔は「誰そ彼」と言われ「誰だ、あれは?」という意味。

「名も顔も捨てた」というのが悲しいですが・・・。

なるほど。
100の顔を持つ変装の名人にピッタリの名前だったのです。

オペレーション梟 開始

黄昏は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、名門イーデン校に子供を入学させるため子供を探す。

ロイド・フォージャー、職業・精神科医
それが、俺の新しい人生

by 黄昏『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

セリフと合致させるために、特段必要な時以外は、主人公の表記を黄昏ではなくロイド・フォージャーと記載します。

子作り任務

劣悪な環境だな
だが、アングラな施設ほど素性のあやふやな子が多いはず
経歴を改ざんするには都合がいい

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

建物はあちこち壊れ、ゴミが散乱。
東国の孤児院が全てこんなに酷いのか?

ロイドのセリフから、決して孤児院が全て劣悪なのではなく、ロイドはわざと・・・劣悪な孤児院を訪ねたようです

子供の経歴を改ざんして、偽家族だとバレないようするためですね

その証拠に、終盤、アーニャを逃がすとき──

これを見せれば、より良い・・・・孤児院に保護してもらえる

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

とロイドは考えてます。

恐らく、アーニャは、何度も孤児院を出ては戻っているので、劣悪な孤児院に入らざるを得なかったのでしょう

ロイドが選んだ孤児院は、管理している主人もいい加減──

ロイド:手続きの書類は・・・
主人:そんなんいいから、さっさと引き取ってくれ

by 『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

アーニャ受け取りの書類すら必要ないと言うのですから、結果的にはロイドにとっても好都合だったのです。

アーニャ

おい、アーニャ!

ウチで一番賢い
無口だが、まあいい子さ

by ナレーション『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

ロイドに紹介された時、アーニャはロイドがスパイだと既に気付いていた・・・・・・・・様子。

直後に紹介されるように、アーニャは超能力者
ロイドの心を読み取ったのです。

では、いつロイドの心を読み取ったのでしょうか?

ここですね──

本当なら、すべて一人でこなしたいが、西国ウェスタリス一のスパイ・・・とうたわれたこの黄昏オレも、子どもにまでは化けられんからな

あの、できれば読み書きができる子を探しているのですが──

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

ロイドがアーニャを紹介される前、施設の主人と廊下を歩いているときの心情描写。
アーニャは、この時既に、ロイドの心を読み取っていたのです

アーニャの読み取り能力の範囲はそこそこ広いと想像できますね。

超能力者

少女は、超能力者だった

被検体007
少女は人の心を読むことができた

とある組織の実験によって、偶然生み出され、のちに施設を逃亡。
保護対象を求め、転々としていた。

by ナレーション『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

普通の作品なら、ミッションに合う子どもを見つけるのに1話使ってもおかしくないです(笑)

だけど『SPY×FAMILY』は違うようです。
見せたいのはそこではない、と言わんばかりの速攻!

その上、超能力者であることをサクッと(視聴者に)バラす(爆)

実に勿体ない・・・いや、なんて贅沢な展開なのでしょう(笑)。
引っ張れる要素でも引っ張ることなく、テンポ良く見せる。

考えてみれば、孤児院から養子を見つけたり、超能力者であることが判明する展開は、よくあるエピソード。

『SPY×FAMILY』が描きたいのは、そこではないのです。
『SPY×FAMILY』でしか描けない、スパイ×超能力者、お互い素性を隠しながら絡む姿を早く見せたいのです

潔し!

子育て

孤児のアーニャを引き取ったロイド。ロイドはアーニャと疑似親子生活を始める。

父と子

子作り任務達成!
ロイドは早速アーニャに偽家族を演じさせる──

俺のことは「お父さま」と呼ぶように

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

「お父さま」と指定しておきながら「ちち」と答えるアーニャ(笑)。
それで「よし」とするロイド(爆)。

アニメ鑑賞時は、初っぱなから微笑ましい会話だと思って観てましたが・・・。

原作にはアニメセリフ以外に「上流階級らしく」と書き文字が

ならば、「ちち」ではなく「お父さま」と呼ばせないといけない気もするのですが、ロイドも自分のこと「オレ」と呼んでいるし、なんだか二人が似たもの同士に見えるのは私だけでしょうか(笑)。

それにしても、早速であったご近所さんへの挨拶──

ずっと前から・・・・・・、父の子どものアーニャです

by アーニャ・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

アーニャの言葉のチョイス、最高です!
ただ者ではないですね(笑)。

スパイウォーズ

家に入り、スパイアニメを見るアーニャ。

冒険アニメ「SPY WARS」

サイレンサー付きの拳銃だと?
きさまプロだな!

by TV『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

ここで「サイレンサー付きの拳銃を持つのがプロ」だとアーニャにインプットされます(笑)

だから、買い物と聞き、サイレンサー付き拳銃を欲しがり。
捕まった時、エドガーがサイレンサー付き拳銃を持っていたので、本当の悪人だと把握したのです。

子どもらしい発想ですね。

アーニャの嘘がバレた!?

・・・こいつ実は頭よくない?
今からでも、他の子に替えた方が・・・

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

孤児院でクロスワードパズルをあっさり解いて、高い知能を見せ、ロイドの養子となったアーニャ。

ベーカリーを、カリカリなベーコンだと思ったり、1ダルクの物を10ペント硬貨で買おうとしたりして、物を知らないことがバレてしまう・・・。

(原作情報)ちなみに、アーニャが買ったのは、先ほどテレビで観ていた「SPY WARS」のポスター。アニメ1話中盤、アーニャが「スパイ思ってたのと違う」と言って見ていた、電話の上に張ってあるポスターです。

推測

やはりアーニャは6歳ではなく、ロイドが最初見立てたように4~5歳なのでしょうか?

4~5歳とすると、今でいうと幼稚園の年中~年長。
そりゃあ、まだまだ子どもっぽいはずです。

子育て

SPY×FAMILY 1話

ダメだ
理解できん

この非合理的ふるまいを解読するためにはマニュアルが必要だ

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

結局、帰り道は、アーニャを抱っこして帰るロイド。

手を繋いで片手が塞がるのもためらっていたのに、片手どころか、両手が塞がれてしまってます(苦笑)。

スパイ活動の一環で女性の扱いは慣れた凄腕スパイも、子育てには悪戦苦闘どころか理解不能(笑)。

補足

まあ実のところ、アーニャはロイドの心を読んでいるので、余計に不可解な行動になってしまっているのですけどね(苦笑)。

単にワガママなガキンチョが主人公を困らせていると、観ている側もイライラします。

が、アーニャは、ロイドの思考を読んで不安になるので共感を得やすい
巧い描き方です♪

アーニャの非合理的な行動を理解できないロイドは、図書館へ行き育児に関する書籍で勉強。

(原作情報)原作では、図書館の司書に本を探してもらう姿が描かれてます。

原作によると、育児に関する本だけでなく、論文まで借りています
だから、あれだけの量になったのですね。

原) 暗証番号

スパイ道具をいじられてはかなわんから、鍵かけとこう
番号は6110──

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

アニメ鑑賞時、なぜ暗証番号は6110なのだろうと思ってました(笑)。

原作には、ばっちりその意味が──

番号は、61ロイ10──

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』コミック1巻

ロ ⇒ 6
イ ⇒ 1
ド ⇒ 10(トウ)

という意味ですね。
覚えやすい♪

ロイドのスパイ道具で遊んで満足げなアーニャ。
バレてはいけないと片付ける最中、組織のことを思い出す──

アーニャ、その力のことは誰にも話してはいけないよ
さあ”勉強”の時間だよ、アーニャ

by 研究者『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

遊び盛りの子どもに、無理矢理勉強をさせていた様子が伺えます。
だから、アーニャは勉強嫌いになったのでしょうか・・・。

マフィア襲撃

マフィアにロイドの居場所を突き止められ、アーニャは連れ去られてしまう・・・。

原) 違和感

家に帰ったロイドは、扉の前で異変に気付く──

うん?

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

アニメ鑑賞時、ロイドが侵入者になぜ気付いたのか分かりませんでした。

原作を読んでスッキリ。
原作によると、ゴミ箱の位置が少しズレていたので、ロイドは違和感を感じたのです

この辺は、スパイですね!

スパイとして現状を分析、自分が今置かれている状況を把握する──

冷静になれ。
状況から見て敵はオレがスパイであることを知った
今すぐ身を隠さねば危険だ

アーニャは・・・子どもは他にいくらでもいる、一から仕切り直して・・・

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

明らかに、敵はロイドがいると分かっていて家で待ち伏せをしていた。
それが失敗しても、アーニャを人質に取り、ロイドを誘い出そうとしている。

スパイとして合理的に考えるなら、養子にしたばかりの子どもよりも自分の身の安全

作戦遂行は、アーニャでなくても問題ない。
他の子どもを探せば良いだけ。

ロイドは、一度はアーニャを見捨てる選択を考えたのです。
しかし、なぜか論理的に考えられないロイドは、アーニャ救出のため敵地に向かうのです

ロイドの夢

敵に変装して、敵地へ乗り込むロイド。
ロイドの完璧な変装も、心が読めるアーニャには簡単に見破られてしまう(笑)。

アーニャは男が父・ロイドだと分かり、安心して泣き出してしまう──

(ちち!)
ちびゃああ~~!

by アーニャ・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

アーニャは「ちち!」と言おうとしたが、泣きながら言ったので言葉にならず
だから、ロイドはアーニャにバレてるなど微塵も考えていないのです

本当に、巧い!

泣き出すアーニャを見て、ロイドはあることを思い出す──

そうか。
子どもが泣いていると腹が立つ理由がなんとなく分かったぞ

小さかった頃の自分を思い出すからだ
誰も救いの手を差し伸べてくれない孤独や絶望と、ただ泣くことしかできない無力感・・・

捨て去ったと思った過去の自分と無意識に重ねていたのだな

いや、それどころか・・・

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

ロイドがスパイであることは、アーニャにも明かせません
だから、自分がロイドであることを隠しながら、アーニャに逃げるよう指示をする。

もうアーニャを今回の作戦に関わらせないように・・・

スパイ失格?違う
失態なのは、あの子を危険に巻き込んだことだ

そうだった・・・子どもが泣かない世界
それを作りたくてオレはスパイになったんだ

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

ロイドがスパイになった理由は、子どもが泣かない世界を作るため

にも関わらず、アーニャを泣かせてしまった。
危険な目に遭わせてしまった。

推測

先のセリフの「いやそれどころか・・・」の続きは、子どもが泣かない世界を目指しているのに、いつの間にか子どもを泣かせてしまっている、という類いを言いたかったのではないでしょうか。

ロイドは、アーニャを通じて、自分がスパイになった初心を思い出したのです。

その思いを能力で読み取っていたアーニャ。

アーニャはスパイが大好き。
スパイは正義の味方で強くてかっこいい。
そのかっこいいスパイが、本物のスパイが目の前にいるのです。

こんなロイドを知ってしまっては、離れられるわけがない。
例え危険があろうとも、この人と一緒にいたい。

これが、アーニャの言う「かっこいい嘘つき」に繋がったのです

丸暗記

新居に移ったら勉強だぞ
今度のは、答え見て覚えるだけだ、簡単

by ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

情報屋から、試験問題を入手したロイド。
アーニャに一から勉強を教えるのではなく、問題の答えを覚えさせる。

それでも、試験当日、超能力で周囲の子どもの思考を覗くアーニャ。
だけど、周囲の子ども達もまるで分かってなかった(苦笑)。

ちちにと勉強した日々を思い出し、答えていくアーニャ。
ロイドとの勉強が役に立ったのです。

一次試験・筆記、アーニャ合格!

まあ、ズルいですが、スパイ物ですからね(笑)。

言ってはいけない

なぜ、アーニャは、超能力のことを言わないのでしょう。
スパイ業と超能力は相性良し。

アーニャの超能力はスパイ活動の支援になります。
#まあロイドは優秀なので、見る限り必要なさそうですが(笑)

それよりも、超能力を明かせば、アーニャが大好きな・・・・・・・・・スパイの仕事を手伝える可能性があるのです

それでも言わないのは、アーニャにはよほど口止めが効いているのか、過去に話して失敗したか・・・。

1話中盤、ロイドのスパイ道具で遊んでいた時──

アーニャもエスパーだってバレたら出てかなくちゃ

by アーニャ・フォージャー『SPY×FAMILY』TVアニメ第1話

アーニャはこれまで4回里子に出されては戻されています。
超能力がバレたから家を出たのでしょうか?

いつか、ロイドに超能力のことを明かす時が来るのでしょうか?
アーニャに超能力を植え付けた研究施設が出てくるのでしょうか?

今後の展開が楽しみですね。

それまでは、父と娘という幸せな関係で。

おわりに (『SPY×FAMILY』1話とは)

子どもが泣かない世界を目指し子育てに奮闘!?
凄腕スパイでも難しい、理想の家族を作るミッションが始まった!

原作未読、予備知識全くなし。

スパイ物は大好物なので、本格スパイを期待していたのですが、本作はちょっと・・・いやかなり違う(笑)。

それでも取り上げたのは、スパイの裏側と言いますか、スパイ活動を表にするのではなく、スパイの日常にスポットを当てたのが面白い。

それも、超能力者を娘として、という設定が興味をそそる。

ロイドは、血も涙もないスパイ。
母国のためなら、人の命を奪うことを厭わない。

面白いのが、一時的とは言え、家族に選んだのは敵国である・・・・・東国のアーニャ。

敵国とは言え、悪いのは政府であって国民ではないスタンスか。
疑似家族を通して、心を取り戻していく展開か?
それとも家族となる人達は特別か。

スパイが敵国でどのような家庭を築いていくのかも楽しみですね♪

以上、TVアニメ『SPY×FAMILY』第1話の感想&考察レビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

2話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はTwitter(@toki23_a)にて!

ではでは。

きょうのひとこと

超能力者を生み出した組織が気になる(笑)

今週の感想ツイート

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