ドラマ/青春

TVアニメ【ツルネ -風舞高校弓道部-】1~13話(最終話) 感想レビュー 静かだが熱い、一人だが一人じゃない!

ツルネ
オススメ度 B-
原作 ライトノベル
ジャンル 部活動、青春
放送情報 TVアニメ(2018年秋)/全13話
ストーリー
設定
世界観
感情移入

原作コミック未読。
TV放送にて鑑賞。一気見。

こんばんは。時文です。
TVアニメ『ツルネ -風舞高校弓道部-』最終話まで鑑賞しました。

原作はライトノベル。
2巻まで刊行。(2019年1月時点)

1巻の内容がアニメ化されています。

ライトノベルが原作とは思いませんでした。
アニメアニメしてないし、文芸っぽい表現を感じたので、小説だと思ってました。

弓道を扱っていることもあり、静かな物語。
でも、心の中には熱い想いがあり、しっかり青春してます。

最初は見ていると暗くなり辛い展開もありますが、最後はスッキリしますよ。

では、TVアニメ『ツルネ -風舞高校弓道部-』感想レビューをどうぞ。

TVアニメ『ツルネ ―風舞高校弓道部―』PV第4弾
KyoaniChannel

はじめに

あらすじ

時代は現代。
舞台は風舞高校弓道部。

主人公・鳴宮湊(なるみや みなと)は弓道経験者。
新しくできた弓道部に誘われるのだが・・・

「ツルネ」とは、弓が矢を放たれたとき時、弦(ツル)が放つ音のこと。
「弦音」と書く。

新しくできた弓道部で、1年生部員たちが、県大会を目指す部活モノ

題材がスポーツなので、スポ根を想像しがちですが、根性論は抑え気味。

弓道は心の状態に結果が大きく左右される点に焦点を当ててます

部員やコーチ、それぞれが、悩みを抱えていて、その悩みを解決していく様子が弓道を通して描かれる。
これが、この作品の特徴。

ゆえに、スポ根を期待すると、肩すかしを食らいます。
青春モノ、男の友情モノとして見るのが正しい見方かと。

序盤は主人公がウジウジしているし、部員はバラバラ。
終盤まで何かと問題が起き、ヤキモキします(笑)

不愉快な展開や、イラッとするシーンはあるのですが、各話終盤にはキチンと盛り上がるシーンを入れてます。
ただ、ジワッとくる盛り上がり。
ながら見厳禁、しっかり見ることをオススメします。

すると、ゆっくりですが、部員が少しずつ団結し、それぞれの良い所が見え、ラストは清々しい気持ちにしてくれます

ちなみに私は5話終盤くらいから、好きになりましたよ♪

それと、一番のオススメは、日本の武道である弓道をあらゆる角度から見せてくれること

弓道場、弓の手入れ、ルール、的の整備。
神事として弓道や、鍛錬のような弓道。

弓を引くときの立ち居振る舞いは絵になりますね。

特に、団体戦で順番に弓を引く連動した動作は、美を感じます。

弓をやりたいとまでは思いませんが、見たい!と思いましたね♪
その辺りを知れただけでも見た価値ありました♪
#私は弓道は未経験

感想レビュー (以降、少しだけネタバレあり)

心の状態を弓で表す

武道は心・技・体。
技術だけでも、体力だけでもダメで、心も伴い3つの要素を鍛えなくては一流にはなれない。

『ツルネ』は、弓道を通して、人を見る話

技術があっても、心が乱れると、弓の結果に影響を与える。

作品内では、情緒不安定、怒り、恐れと言った、心の乱れを、弓道で表現してます

見る側は、キレイに弓を引けるか、的を射たか、ということで、心の内側を知る

面白い表現方法ですね。
おそらく弓道は心の状態に大きく左右される競技。
だから、このような手法を取ったのでしょう。

ゆえにスポ根にはならない

弓道は、普段、コツコツと地道な練習を繰り返し努力する競技。
試合は、如何に平常心でいつもの自分の弓を引くかが勝負の分かれ目。

運動神経より精神力の競技だと言われる所以

本作は、その精神力の部分の描写に注力したので、練習風景や、スポ根的な描写を極力少なくしています。

心の状態が結果に左右するので、練習風景より、心情描写に重きを置いたのでしょう。

何のために弓を引くのか

スポーツだから、競技だから、勝つために練習をして、頑張っているのだと思ってました。

が、本作では、それを否定しています。

勝つことが目的ではなく、自分は何のために弓を引くのか
誰かのため、良いツルネを聞くため、単純に弓が好き・・・
自分の心と向き合い、本当の気持ちに気付くと、部員達の的中率は上がっていく。

これが自分との戦い、か。

弓道の”道”の部分に少し触れた気がしました。

気持ちの良い競技ですね。

古き良き日本武道を垣間見た気がします

ラストは心と信頼が勝敗を決める

風舞高校の部員は、少しずつ前へ進み、自分の心に向き合い、仲間の気持ちを確認し、自分のモノとしていく。

桐先高校は対称的に個人技でずば抜けていた。
試合に出る選手を決める際も、成績重視。

面白い対比でしたね。

弓道の魅力をもっと知りたい!

とは言え、弓道の魅力をもっと知りたかったですね。

高校生の試合のルール、試合形式、応援のお作法は勉強になりました。
弓や弓道場の整備、厳格な雰囲気も少し触れる事ができたのは興味深い。

あとは、弓道自体の楽しさ、難しさをもっともっと知りたかった

簡単には的にあてることはできないことは想像できますが、どれだけ難しいことなのか?
また、あてた時はどんな気持ちなのか?
#あまり喜んでいる様子なかったですけど、あたると気持ち良さそうですよねーー

型がキレイとか言ってましたが、素人目には、皆キレイに見えました・・・(節穴?)

愁と湊の射形はキレイと言われ、演出がキレイだからキレイに見えただけ、かな・・・(鈍すぎ?)

全体の絵がキレイすぎて、その差が分からない、皮肉な結果に・・・
#私のセンスが悪いだけでしょうか・・・

あと、弓道はせっかく男女の区別がないのに、そんなシーン一切なかったですね。
残念。

好きなことは、自分の思い通りにやれば良い!!

見ていると段々元気をもらいました。

弓を引く理由は人それぞれ。

人のためにやる弓もあるが、最終的に決めるのは自分。

好きなことをやるのに、ルールはない
自分の好きなスタイルでやればいい、と思わせてくれる。

悩んでも、始めた時の気持ちを思い出し、好きなら、理由があるなら、迷わず続ければ良い。

それでもダメなら、少し休んで、またいつでも戻れば良い・・・

そう優しく教えてくれる。

そんなメッセージを受け取りました。
勇気づけられますね。

青春モノはこうでなくては♪

おわりに (『ツルネ -風舞高校弓道部-』とは)

この作品は、弓を通して、人の内面を見る話。

終わってみれば、とても青春してました。

ラストは手に汗握ったし、のめり込んで見てました♪

個人競技とは言え、仲間が大事、チームワークが大事という、根本的なことを教えてくれました。

そして、好きなことは、誰になんと言われようとやれば良い。

そんな前向きなメッセージを受け取りました。

いい話じゃないですかーー青春してます♪

惜しいのは、弓道の楽しさをもっと見せて欲しかったこと。
少し男同士でベタベタし過ぎかな・・・

それと、盛り上がる部分を、もっと大きな盛り上がりで見せて欲しかった。

最終話が良かっただけに・・・
まるで最終話を見せたいがための、それまでの12話と思える程。
それほど集大成でしたよ、ラストは。

ではでは。

きょうのひとこと

左利きは、右利きと向かい合って弓を引くの?
と思ったら、
弓に左利き用はないらしい(汗)

よければ、他の作品もどうぞ「2018年 秋アニメ 感想レビュー 一覧」
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