ノーゲーム・ノーライフ

アニメ【ノーゲーム・ノーライフ】1話 感想&考察 キャラ良し設定良し展開良し面白要素満載!

ノーゲーム・ノーライフ 1話

こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』(再) 第1話、鑑賞しました。

2014年放送と7年前の作品ですが、今見ても面白い!

いつかはレビューを書きたいと思っていた作品。
いつかは原作ラノベを読みたいと思っていた作品。

再放送されたこの機会に、取り掛かりました!

既に何度も見て懐かしむ方も、まだ未見の方も一緒に楽しみましょう!

今話の疑問点 (リンクは該当箇所へ)
※原作情報と、私なりの解釈を含め考察

  • 白は眠いのに、なぜメールを気にしたか? 
  • 二人零和有限確定完全情報ゲームとは? 
  • 白が言う分かりやすいイカサマとは?何がズルい? 
  • クラミーがイカサマしてると、なぜ分かったのか? 
  • 空はなぜステファニーに声をかけたのか? 

原作でしか描かれてないこと
※原作からポイントを紹介します

  • 空白はなぜ急速に都市伝説化されたのか? 

ここでは、以下の観点でレビューします。

アニメ各話「感想」

原作ライトノベルを読んで分かった新情報を加味して「解説

私は原作未読です。
アニメ鑑賞後、”アニメ化済み時点まで“の部分を読み、レビューを作成します。

次話以降のネタバレは「なし」なのでご安心ください。

ノーゲーム・ノーライフ(全12話)各話リスト

話数 サブタイトル  原作巻数
本レビュー 素人 《ビギナー》 1巻
第2話 挑戦者 《チャレンジャー》
第3話 熟練者 《エキスパート》
第4話 国王 《グランド・マスター》

※リンクは各話レビューへ

今回のあらすじ

ノーゲーム・ノーライフ
あらすじ

  くうはく」の名で無敗を誇る天才ゲーマー兄妹、そらしろ

二人の前に、神を名乗る少年テトが現れ、異世界へ召喚。
そこは一切の争いが禁じられ、全てがゲームで決まる世界だった──

280を超えるゲームで世界ランキングの頂点に立ち
いまだ負け知らずの伝説のゲーマー「  くうはく

ルールも目的も不明瞭な現実世界──
勝ちすぎても負けすぎても疎まれ、生きにくい世界。

ゲームに例えるなら・・・クソゲー。

もし、全てのルールが明確な世界があったら・・・

唯一神テトが支配する世界「ディスボード」。
そこは略奪、暴力も許されない「全てがゲームで決まる」異世界。

現実世界に落胆している兄妹にとってあまりに魅力的なそのルール。
軽い気持ちで同意をすると──

そこは、見たことがない景色が広がる、異世界の”上空”──

さあ、ゲームを始めよう

では、今話を振り返っていきましょう。

感想&解説レビュー 第1話「素人《ビギナー》」

プロローグ

ニートで引きこもりの空(そら)と不登校の白(しろ)。
二人はネット上では無敗を誇る天才ゲーマー。

その二人を姉妹と知る者から、チェスの挑戦を受ける。

伝説のゲーマー

ただ一度も敗北はなく空前絶後のスコアを刻み、あらゆるゲームの頂点に君臨する正体不明のプレーヤー。

アカウント名が常に空欄ゆえに、通称「空白」。

勝つことは不可能とまで言われるゲーマーの話を・・・

by テト『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

QUEENに勝利後、画面に表示されたのは2000勝0敗の戦績と「  くうはく」の名前。

このゲームだけでなく、280を超えるゲームのオンラインランキングで不倒の記録を打ち立てている伝説のプレイヤー。

あまりに非常識な戦績に、不正やハッキングを疑い、都市伝説のレベルに・・・

ただ、都市伝説化しているのは本人たちにも原因があったのです──

原) 姿を見せない「空白」

アニメでは語られてませんが、原作には以下の説明がありました。

──だがこの場合『  くうはく』という、噂を生み出した本人にも責任があるだろう。

何故なら彼はアカウントを有し、発言の場を与えられているにもかかわらず。
一言も発さず交流を持つこともなく。
一切情報の発信も行わない為、辛うじて日本人だということ以外全てが謎なのだ。

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

これだけオンラインゲーム界隈を賑わせておきながら、空白は情報発信を行わず、個人情報も一切開示せず、他者との交流すら持っていなかった

それ故に、噂に尾ひれが付き、都市伝説化が加速したと言うのです。

空が外部と交流しないのはコミュ障だからか?

ゲームの話なら問題ないと思うのですが・・・
むしろ、人と交流するよりもゲームをやっていることの方が楽しいと思っているのかも。

原) 空と白

ノーゲーム・ノーライフ 1話

空と白。
アニメでは、サラッと紹介されていますが、原作はもっと詳細です──

兄──空。18歳・無職・童貞・非モテ・コミュニケーション障害・ゲーム廃人。

典型的な引きこもりを思わせるジーパンTシャツ、そしてボサボサの黒い髪の少年。

妹──白。11歳・不登校・友達無し・いじめられっ子・対人恐怖症・ゲーム廃人。

血の繋がりを疑うように兄とは対象的に真っ白い、だが手入れされていない様子の長い髪が顔を隠し、転校したその日以来、家の外で来たことはない小学校のセーラー服の少女。

太字部分はアニメではカット

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

空の非モテは、カットされていても分かります(笑)。
が、白がいじめられっ子だったとは・・・

生まれつき出来が悪く、その為、人の言葉、真意を読むことに長けすぎた兄。
生まれつき高すぎる知能と、真っ白い髪と赤い瞳故に理解者のいなかった妹。

──両親にさえ見放されたまま他界され、ついには心を閉ざした兄妹。

※アニメでは全てカット

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

空は人の言葉や真意を読むことに長けすぎ、余計なことを言ってしまうのか?
白は知能が高すぎて、誰にも理解されずにいじめられてしまう?

故に、兄はコミュ障で、妹は対人恐怖症・・・
その上、両親に見放され、他界!?

なかなか辛い現実。
この世界を「クソゲー」と断じるのも分かります。

メールを空の友達からと思ったのは消去法

はは、おかしいな、愛しい妹に胸を抉られるような皮肉を言われた気がする。

by 空『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

メール着信に気付いた際、白は友達から兄へのメールではないかと言う。
空は、自分にメールを送ってくる友達などいないので、白に皮肉を言われたと勘違い。

だけど、白は皮肉をいったわけではありません。
白自身、友達がいないので、自分宛のメールなわけがない

友達からメールが来るとしたら兄ではないか、と考えただけなのです

辛いですね。

結果、二人とも友達からのメールの可能性はゼロ。
広告メールに、ほぼ間違いなし。

なら、なぜ広告メールにすぐに反応したのか?
暇ならともかく、五徹して眠気MAXのこの時に・・・

だが白は、眠気に手放しそうになる意識を振り絞って、起き上がる。
ただの広告メールなら問題ない。
だが『新しいゲームの広告メール』なら、無視するわけにはいかないからだ

※アニメでは全てカット

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

妹も完全にゲーム脳なのです(笑)。

誰も知らないはずの情報を・・・

なんだこれ?
つうか、なんで俺ら「空白」が兄妹・・だって知ってんだ?

by 空『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

先に記したとおり、空白は情報発信も他者との交流も一切していません
「空白」が兄と妹の兄妹だと知っている人はいないはず・・・

空白は、二人を兄妹だと知るメールの送り主に興味を持つ。
その上、怪しい文面だから、白は眠るのを我慢する。

だが文面の誘いに乗るかの判断は兄に委ねる──
この手のことは兄の領分、二人は以心伝心。

URLをクリックして出てきた画面はオンラインチェス。
一気に、白は興味が失せ眠りにつこうとしたのです。

なぜなら、白はチェスのグランドマスター(チェス最高位のタイトル)を破ったプログラムに20連勝しているから

白にとって、チェスはオワコンなのです(笑)。

二人零和有限確定完全情報ゲーム

チェスは「二人零和有限確定完全情報ゲーム」である。

by 空『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

二人零和有限確定完全情報ゲーム

ゲーム分類の一つ。

  • 二人:プレイヤーは2人
  • 零和:一方が有利になると、同じ分だけ他方が不利に。プレイヤー間の利害が完全に対立する
  • 有限:ゲームが必ず有限の手数で終了する
  • 確定:(サイコロのような)不確定要素が存在しない
  • 完全情報:情報は全て互いに公開されている

不確定要素がなく、相手の情報も公開されているので、理論上「二人零和有限確定完全情報ゲーム」は先読みが可能

チェスは最善手を打ち続ければ先手が勝ち、後手は引き分けることしか出来ない。
理論上、そうなっている。

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

チェスの場合、”仮に”最善手を打ち続けることができれば先手が勝ち、後手は引き分けることしかできません。

逆に言うと・・・
人間は最善手を打ち続けることができないので、ゲームが成り立つのです。

人間には不可能でもプログラム(今風に言うとAI)なら近いことが可能。
その最強プログラム相手に、先手後手入れ替えで20連勝しているのが白さんなわけです。

二人で空白!

ハアーー
ああああ、勝ったあー

こんな苦戦久しぶり、相手ホントに人間?

by 空白『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

(原作情報)原作では最初は空が相手をし、相手が強いと分かるとすぐに白に交代します。

アニメでは描かれてませんが、原作では最初、空が相手をします。
序盤ですぐに違和感を感じ、白が交代を申し出る。

それは、妹が兄の手に負えないと判断したということ。
つまり、世界最高のチェスプレイヤーが相手にするに足ると判断したということ。

※アニメでは全てカット

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

ところが、相手はわざと悪手を打って白を誘う。
そうなると、今度は駆け引きに強い空の出番。

「二人零和有限確定完全情報ゲーム」に例えると──
どれだけ計算量が多くても確定要素であれば読み切る妹・白
駆け引き、揺さぶりあいなど不確定要素を見抜くのは兄・空

という役割分担、二人で最強の空白なのです!

ただ、相手は一人?
二人がかりで戦って、勝ったと言えるのでしょうか?(苦笑)。

ちなみに──

持ち時間制ではないその勝負は、6時間以上に及んだ。

※アニメでは全てカット

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

なんと、チェス勝負は6時間以上も対戦していたのです(笑)。
徹夜5日目にして、6時間の勝負とは・・・勝ったことより、そっちに感心。

チュートリアル

ノーゲーム・ノーライフ 1話

自らを神と名乗るテトは、空と白を「全てがゲームで決まる」異世界に召喚した。

十の盟約

十の盟約

  1. この世界におけるあらゆる殺傷、戦争、略奪を禁ずる
  2. 争いは全てゲームにおける勝敗で解決するものとする
  3. ゲームには、相互が対等と判断したものを賭けて行われる
  4. ③に反しない限り、ゲーム内容、賭けるものは一切を問わない
  5. ゲーム内容は、挑まれた方が決定権を有する
  6. “盟約に誓って”行われた賭けは、絶対遵守される
  7. 集団における争いは、全権代理者をたてるものとする
  8. ゲーム中の不正発覚は、敗北と見なす
  9. 以上をもって神の名のもと絶対不変のルールとする
  10. みんな仲良くプレーしましょう
(原作情報)原作でも落下中にテトが話しかけますが、十の盟約はテトではなく盗賊から聞き出します。もちろん、地面に着地してから(笑)。

テトは唯一神?

傍観を貫いた神が、不戦勝で唯一神の座に就いたのだ。

その名はテト。
かつて”遊戯の神”と呼ばれた存在だった。

- 中略 -

そして神は言った。
この天地における一切の殺傷、略奪を禁ずると。

by 盗賊『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

テトとは、空白にチェスの戦いを挑み、手こずらせた相手。
空白を現実世界から異世界へ召喚したあの男の子?

テトは人々に語り継がれる神だと言うのか。

神の力で、殺傷、略奪を禁じている。
神の力で、空白を異世界召喚した?

では、なぜ神は、空白をこの世界に召喚したのか?

現実世界で窮屈に生きている空白を救うため?
異世界の神が、現実世界で慈善事業!?

異世界召喚の目的と言えば、魔王退治、魔物退治。
要は、自分たちだけで解決できない問題があり、外部に頼るというパターン。

では、神であるテトは、空白に何を求めるのか?

問題解決?神の代行?それとも単に面白くしたいだけ?

また会えることを期待しているよ。
きっと、そう遠くないうちに。

by テト『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

近いうちに会えると言う、テト。
ならばその時に、召喚した目的が分かるのでしょうか?

原) 持ち物だけでなく情報も!

俺たちは命も含む、この体すべてを賭ける代わりに、あんたらは持ち物すべてを賭けただろ?

by 空『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

アニメで描かれるのは、盗賊との勝負がついた”後”のみ。
原作では、最初も描かれます。

「へへ・・・ココを通りたきゃ、俺らとゲームしな」

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

これが、この世界の盗賊の決り文句?(笑)

暴力も略奪もできないのだから、ゲームを受けなければ問題なし。
いくらガードされても暴力をふるえないのだから、無理やり逃げれば問題なし?

平和だ(笑)。

だが、空白は”盗賊だから”イカサマで身ぐるみ巻き上げようとしていると読み、勝負を受ける

悪党相手なら手加減する必要なし!

「一番近い街まで案内して♪ あとそこの二人が着てるローブくれよ。異世界人の格好は街で目立つっての、定番だし。あとこの世界のゲームルール、色々教えてくれな☆」
と、ゲーム脳ならではの順応性を発揮し。
既に勝利を確信し要求を重ねていった。

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

持ち物だけでなく、情報と街までの案内を賭けの対象にしたのです

ゲーム序盤は情報が命ですからね!

物だけでなく情報や行動までを条件に入れるのが上手い。
この世界のルールを最初から逆手に取っています。

面白い!

暴力をふるいたくてもできない?

空:どうやら盗賊でも、殺傷略奪の類いはできないんだな。
白:多分、したくてもできない。

by 『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

盗賊とは、いわゆるルール、法律を無視した無法者

そんな”盗賊でも”、暴力、略奪はできないのです。

それだけペナルティが重いのか?
いいえ、白が言うように”やりたくてもできない”のでしょう。

いくらペナルティがあってもバレなきゃ問題なし、捕まらなければ問題なし。
ルール無視の盗賊なら、十の盟約に従わなければいいのです。

それでも従っているということは・・・
ルールに従っているのではなく、”したくてもできない”、十の盟約に従うしかない状態なのです

どこにいても十の盟約に従う・・・神の目で監視でもされているのでしょうか?
ルールを破って、暴力をふるおうとするとどうなるのか・・・知りたいですね(笑)。

エルキア王国 首都エルキア

街にたどり着いた空と白。
軍資金稼ぎに女と勝負し、得た金貨で宿屋を確保する。

「分かりやすいイカサマ」とは?

にぃ、ズルい。
あんな分かりやすいイカサマ。

by 白『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

白が言う”分かりやすい”イカサマ
私には、空が何をやったのか全然分かりませんでした(苦笑)

アニメを見ても分からなくても、原作は文字で説明されているから何か分かるはず!

と思い、原作を読みましたが、分からず・・・
一体、空は何をしたのか、何がズルいのか、意味不明・・・

と、ここで私は自分の勘違いに気づきました(笑)。

白が言う”分かりやすい”とは、手法ではありません
選んだ手札のことを言ったのです

──そう、男の言った通り。
ロイヤルストレートフラッシュなんて手札そうそう出るわけがない
あんな手札を出すのは、イカサマを使ったと公言しているに等しい。

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

(原作情報)原作では、空がカモにするのは女ではなく男です。

ロイヤルストレートフラッシュ

同種のマークで数字が1番高い順位に揃ったもの。
数字の強い順は、A・K・Q・J・10……2。

つまり、A・K・Q・J・10の5枚が同種で揃った手。

52枚のカードの内、4通りしかないので出現確率は1/649,740。

ちなみに同じロイヤルストレートフラッシュ同士は、より強いマークが勝ちとなります。
マークの強い順は、♠・・♣。

余談

空が出した手は、♠のロイヤルストレートフラッシュ
例え相手もロイヤルストレートフラッシュだったとしても勝ちだったのです

つまり、1/65万の確率の中でもさらに4倍高い♠で揃えていたのです。

確かにあからさま過ぎますね(笑)。

ロイヤルストレートフラッシュが出るのは1/65万の確率。
空は一度手にした手札を全部取り替えた様子。

あら?ツイてないようね。
かわいそうに。

by 女『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

全取っ替えしたにも関わらず、最強の手を揃えたのです。

だから「”イカサマしている”と公言しているに等しく」、当然相手に疑われた

相手に勝つのに、わざわざ疑われる最強の手を作る必要はない。
ストレート・フラッシュでも十分だったし、相手はフルハウスだったので、ファアカードでも勝てた。

でも、それは結果論では?と思いますか?

いいえ、空は”読みの天才”。
相手がどの程度の手を出してくるかも読めます。

だから”わざわざ”イカサマと疑われるような最強の手にする必要はない。
相手のちょっと上の手で勝つことができるスキルを持っているのです。

白は兄の実力を知っているので、そのことを分かってます
にも関わらず、空が最強の手を使ったから、白は”ズルい”と言ったのです

では、空はなぜわざわざ疑われるような手を出したのか・・・

イカサマ使ってもバレなければ問題なし

十の盟約、その八、”ゲーム中の不正発覚は敗北と見なす”。
つまり、バレなきゃいいってことだ。

by 空『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

「ゲーム中の不正は敗北と見なす」ではなく・・・
「ゲーム中の不正”発覚“は敗北と見なす」。

不正をしても敗北ではなく、不正が発覚すれば敗北となるルール

空は、”あえて”イカサマをしていると疑われるような手で勝ち、イカサマだと分かっても証拠を掴まなければ問題ない、このルールの検証をしたのです

だから、”分かりやすいイカサマである”ロイヤルストレートフラッシュでなくてはならなかったのです

ただ、妹を賭けたゲームで試したのはチト神経を疑います。
まあ、それだけ自信があったということか(苦笑)。

それにしても、相手の女も最初からイカサマ。
次期国王選出の対戦でも、片方の女はイカサマ。

この世界では「全てがゲームで決まる」。
ならば、イカサマしてでも勝つ。

イカサマに対抗するには、見破るか、こちらもイカサマで・・・

ゲームは楽しむものではなく、勝つことが目的になってしまっているのです

なぜイカサマと分かったのか?

空:イカサマか?
白:間違い、ない。

by 『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

居酒屋で対戦中のステファニーとクラミーの手札を見て、空たちはすぐにクラミーがイカサマをしていると気付く・・・

ずっと見ていた白ならともかく、空は宿の交渉で対戦を見ていない。
クラミーの手札を見ただけで、なぜすぐにイカサマを疑ったのでしょうか?

クラミーの手は「ストレートフラッシュ」。

ストレートフラッシュ

同種のマークで数字が順番に並んでいるもの。

ストレートフラッシュが揃う確率は、0.00139%
ざっと7万分の1の確率。

「ロイヤルストレートフラッシュ」程ではありませんが、十分高確率の役。
こんな大事な対戦で、都合よく出てくるわけはなく、イカサマを疑うのが自然。

それに、空が対戦した女が言うにも──

それに、あの相手のクラミーって子がバカヅキでさ。
強すぎてほかの連中は、ほとんど辞退しちゃったのよ。

by 女『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

ツキまくっているのも怪しさ満開ですからね。

空も驚くイカサマとは?

あんなイカサマ、チートにも程があるだろ。

by 空『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

この世界のルールをすぐに把握し、躊躇なくイカサマを使う空。
そんな空が、えげつないと言うイカサマとは?

残念ながら、原作でもこの時点ではどんなイカサマをしているのか明かされてません。
ただ、違う表現がされています──

「さっすが・・・この世界のイカサマはすげぇな。相手にしたくねぇ・・・」
「・・・にぃ、顔負け」

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

空をして”相手にしたくねえ”と言わせ。
白も空が”顔負け”──空に匹敵、もしくはもっと凄いイカサマをしていると認める。

さてさて、どんなイカサマが出てくるのか?
なんか、ゲーム対決というより、イカサマ対決になしそうな気もしますが(笑)

空はなぜステファニーに声をかけた?

おたく、イカサマされてるよ。

by 空『ノーゲーム・ノーライフ』TVアニメ第1話

対戦相手がイカサマしているのは分かったが、なぜ空はステファニーに伝えたのか?
ステファニーのあの焦りようを見ていると、伝えても好転しないと思うが・・・

イカサマと分かったから伝えたかった?許せなかった?──正義感?
自分はイカサマをしているのに?

負けが込んだステファニーを見てられなかった──哀れみ?
勝負は結果がすべてと考える空が?

原作には、少し空の心情描写が──

と・・・途中、すれ違いざまに。
ステ・・・なんとかと呼ばれていた赤毛の少女に──何故だろう。
気まぐれに、ぼそっと──空が呟く。
「・・・おたく、イカサマされてるよ?」

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

なんと”気まぐれ”で空は声をかけた!?

コミュ障の空が、きまぐれで見ず知らずの女子に声を掛ける!?
本当にそうなのでしょうか?

私は、そうは思いません。

その直前の出来事に何があったのか、見てみましょう──

「・・・にぃ、アレに、勝てる?」

- 中略 -

妹の質問にはあえて答えず、そう言って三階へ向かって歩き出す空に。
「・・・愚問、だった」
と、白が謝る。

──そう、『  くうはく』に敗北はあり得ない。

と・・・途中、すれ違いざまに。
ステ・・・なんとかと呼ばれていた赤毛の少女に──何故だろう。
気まぐれに、ぼそっと──空が呟く。
「・・・おたく、イカサマされてるよ?」

by 小説『ノーゲーム・ノーライフ』1巻

(原作情報)アニメでは部屋に戻ってからの白の問い。原作ではこのタイミングで空に投げかけています。

直前に、白が空に、”エゲツないイカサマをしているクラミーに勝てるか?”と聞いているのです。

それに対し、空は何も答えてません。

が、この時、空はクラミーに対抗意識を持ったのではないでしょうか?

推測

クラミーどころか、この世界の強者に向けて対抗意識を持ったのかも。

現実世界では280を超えるゲームの頂点に立っていた空白。
ゲームであればトップを狙うのが”さが“。

空のゲーマー魂が強者を嗅ぎ分ける。
イカサマをしてでも勝ちにこだわる、自分と同類の匂いを感じ。
自分では気付かないほど、静かな対抗意識。

クラミーに対抗心を持ったからこそ、対戦相手に共感が──

その結果、ステファニーに声をかけてしまったのではないか。

私はそんな風に解釈しました。

おわりに (『ノーゲーム・ノーライフ』1話とは)

空と白のキャラ良し!
全てがゲームで決まる世界設定良し!
無敗の伝説のゲーマーが、異世界の神に召喚され、ザコ相手に無双する展開良し!

天才ゲーマー兄妹に起きる異世界召喚物語。

空と白の二人で空白、アカウント名を空白「  」にして「くうはく」と読ませるセンス。
誰も知らない情報で兄妹を釣り、腕を認めた上で、異世界へ招待。

中二病心をくすぐる展開とセンスに、あっという間に引き込まれました(笑)。

それにしても、相手には全く証拠を掴ませないイカサマ・・・

空も白もコミュ障で、友達もいない。
ならばリアルでのゲームの経験は少ないと思われます。

リアルでのイカサマなんてどうやって身につけたのでしょうか!?

という疑問はありつつも、イカサマにはイカサマで。
ゲームがすべての世界で、真っ向勝負(ではないが笑)して負けてないのは気持ちいい!

次話も楽しみです!

◇◇◇◇◇

TVアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』は2014年放送。
私がアニメを本気で見始めた頃の作品です。

いつかレビューを書きたいと思っていたのですが、次から次へと来る新作に押され時間が取れず機会を失っていました。

そんな時に再放送が始まり、SNSで感想を見ると居ても立ってもいられない!(笑)
原作も購入したので、じっくり楽しみたいと思います!

以上、TVアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』第1話の感想&解説レビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

2話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はTwitter(@toki23_a)にて!

ではでは。

きょうのひとこと

ネトゲ住民真実知れば
兄妹2人よりも
足で操作しても負けたことを悔しがるよ(笑)

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アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』第2話のレビューはこちら。

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