殺戮の天使

アニメ【殺戮の天使】1~12話 感想レビュー 殺人鬼との奇妙な約束、早く続きが見たい!

殺戮の天使
原作 探索型ホラーゲーム
ジャンル サイコホラー
放送情報 TVアニメ(2018年夏)/全12話(+4話 動画配信)
オススメ度 B
ストーリー
設定
世界観
感情移入

原作ゲーム未プレイ。
TV放送にて鑑賞。一気見。

あらすじ

舞台は、どこかの国の地下深く。

ビルの地下最下層だと思われるところで目を覚ました少女レイチェル(主人公)。
レイチェルは、自分に何が起きたのか、どうしてここにいるのか、分からなかった。

彼女が、エレベーターに乗るとアナウンスが流れた ──

最下層の彼女が生贄となりました。
皆様、各フロアにてご準備をお願いします。
 

こんばんは。時文です。
殺戮の天使』TV放送では最終話となる12話まで鑑賞しました。

原作は、探索型ホラーアドベンチャーゲーム。
#PCでは無料でプレイできるフリーゲームです!

TV放送されたのは全12話で未完結。

続きはあと4話あり、全16話で最後まで描かれます
13~16話は、Amazonプライム、Netflix等の動画配信サイトで公開

1クールで収まるよう詰め込んだり、話が途中で終わるのも嫌なので、16話構成はうれしいです。

が、有料動画配信サイトで続きを・・・
というのを、最初から知っていれば良かったのですが、(私の場合)12話を見て知ったので、それはないでしょう感が(苦笑)。

で、私はこの作品のこともあってAmazon有料会員になりました。
#Amazonの戦略は正しい!?

すいません、前置きが長くなりました。
完結してないのでオススメ度は微妙ですが、『殺戮の天使』の感想レビューをどうぞ。

TVアニメーション「殺戮の天使」PV第2弾
KADOKAWAanime

はじめに

ストーリーの大筋は、最下層にいた主人公の少女・レイチェル(愛称:レイ)が殺人鬼・アイザック(愛称:ザック)と奇妙な約束を結び、ビルの最上階を目指す

レイチェルは、病院でカウンセリングを受けていたはずなのに、気付いたらビルの最下層に一人取り残されていた。
少しずつ記憶を取り戻しながら、各フロアにいる殺人鬼から逃れ、脱出を図る、というプロットです。

終始、海外のホラー映画、サスペンス映画のような作風。
古びたビル、何か起きそうな雰囲気、趣向を凝らした各フロア、好みです♪

ゲーム原作と聞いてあまり期待しなかったのですが(失礼)、しっかりしてました。
見終わった後、原作ゲームにも興味を持ちました。

登場人物は頭のネジが何本も外れた奴らばかり。
超能力や異能と言った特殊能力はなく、通常の人間より生命力はあると言う感じ。
頭脳戦もなくはないですが、どちらかと言うと力技と人間の内面的な戦い

ゆえに、乱暴な言葉の応酬や、共感できない会話のやりとりが多く、苦手な人には受け入れられないかもしれません。
グロいというか、暴力シーンも多いですしね。

私は、ここまでの精神論対決(後半のこと)は退屈になってしまうタイプで、評価が低めでごめんなさい。

でも、これだけ無茶苦茶な設定で、理不尽な状況、おかしな登場人物だらけの中、殺人鬼であるザックと、闇を抱えている少女レイチェルの二人の行く末がとても気になります
見ている途中で退屈になっても、断念するなんて全く考えもしませんでした

それだけに12話で完結しなかったのはショックでしたが・・・

感想レビュー (以降、ネタバレ全開です)

世界観がとてもシビれる

ストーリー的には、12話では物語が決着してないこと、神父が出てきた7話以降が少し中だるみしていることから微妙な評価になりました。

この作品の魅力は、レイチェルとザックの奇妙な関係性であることはもちろんです。
もう一つ押したいのは、建物、ビルそのもの!

冒頭から緻密に描かれているビル内の描写、小道具、古びた雰囲気。
広大なフロア、堅牢な壁、試さなくても声も外へは聞こえない、誰も助けは来てくれない、ということを絵だけで理解してしまうほどの説得力が。

舞台装置だけで語りたくなるほどの存在感があるのです♪
一体、誰がなんの目的でこんな建物を?
これだけの規模の建物が一体どこに?
フロアによって広さが違うように見えるし、エレベータに妙に長い時間乗っているし、そもそもどういう構造??
などなど。

#非現実的と言うなかれ(笑)

放送前の予告PVを見ただけで、見たい!となる程、作品の世界観に引き込まれました。

ただ、せっかくの舞台装置。
もっとサスペンスやホラー映画のような驚きと恐怖を期待していたのですが、その方向はあまりなく、予想外の内面的な話が多かったのが残念。
#単に私の好みと合わなかっただけですが。

レイとザックの奇妙な関係

レイチェルは、B5フロアのダニー先生との会話で両親のことを思い出した様子。
私は、生きてちゃ・・・(いけない?)」と口にする。

そして、ザックに「私を殺して」と頼むのだった。
#自殺はダメらしい・・・

ザックは(まともな成人男性だから(笑))死んだ目をした女の子を殺す気はない。
それに、考えるのが苦手なので、レイチェルにここから出ることを条件に「外に出られたら(いい顔をするだろうから)殺してやる」と約束する

自分を殺してもらうために協力をする、奇妙な関係

レイチェルは、最初は”殺されるために、ザックを手伝う”。

殺されるのを願うのなら、誰に殺されてもいいとは思うのだが・・・

物語が進むにつれ、レイチェルは”ザックに殺して欲しい”と願い、そのためにザックと一緒にこの建物から脱出しなくてはならないと努力する

この辺りのレイチェルの心情の変化と、ザックとの関係。
ザックはザックで、手当たり次第、出会った人を殺すような殺人鬼だったのが、レイチェルと接することにより、変化していく様子が見ていて微笑ましい。

殺人鬼に共感するなんて、だいぶ私もおかしくなっているのかも(笑)
#もちろん、フィクションの上ですよ。

神様の存在

レイチェルがザックだけを信じたり、ザックに殺されたいと思うようになる過程で神様の存在が見受けられます

最初は、死にたいと思った時(B5フロア)に、いたのがザックだけだったから。
B4フロアではエディに「僕が殺してあげるよ」と言われても、ザックは「絶対に俺がおまえを殺してやる。”神に誓ってな“」と言われ決心する。
B2フロアのグレイの幻覚攻撃の最中もザックのナイフで、ザックが自分にとっての神だと信じ、脱出する。

どうも、レイチェルの中では神様の存在が大きい様子。

自殺はダメだと考えているし、1話で小鳥の死体を縫い合わせる感情、12話で聖書?を見て慌てる様子。
レイチェルの中では、宗教的な何か信じるものがあるようですね。

先が気になる!

とにもかくにも、先が気になる!!!

ダニー先生もエディもレイチェルのことを過去から知っていた様子。
6話、キャシーも、銃の引き金を引けないレイチェルに対して、
「どうしてあなたはここに来れたの?」と言う。

一体レイチェルの過去に何があったのか。

B1フロアはレイチェルが思い出していた家にそっくり!
ニュースで放送されたときは地上にある普通の家。
ここではB1フロアということは地下??

地下に家を持ってきた??
え?じゃあ、両親まで???

もう何がなんだか。
無茶苦茶で荒唐無稽な話と設定ですが、心情描写がしっかりしているので、最終話まで見ればきちんと描いてくれるのでしょう!

期待をしてます!!

おわりに (『殺戮の天使』とは)

原作ゲーム未プレイで、事前情報を一切入れない状態で、PVを観賞。

てっきり、殺人鬼との戦いか、脱出ゲームのような仕掛けや謎をクリアしていく話かと思ってました。
#正直、そういう系統を期待してました(笑)

が、内容は、
そのフロアで侵入者を殺して良いと言う許可をもらっている殺人鬼から如何に逃れるか?
というかなりアナログな展開。
#B3フロアのキャシーとの対決は、脱出ゲーム要素あって楽しめました。

いっそのこと、脱出ゲームや、バトルロイヤル形式の方が分かりやすかったかもしれないです(笑)

本作は、対決にひねりを加えており、理解を難しくしている気がします。

各フロアにいる殺人鬼が、単純に殺すのではなく、殺し方や殺す理由に、こだわりやポリシーがあるのです
誰でも殺したいというのではなく、殺したい対象、殺し方にこだわりがあるのです。

登場人物も少ないので、一人一人じっくりと描いてくれます。

この辺りが単純ではなく簡単に理解できないので、もどかしい。
でも、その殺人鬼のこだわりがあるからこそ、か弱いレイチェルが生き延びるチャンスになっています。

もっとキチンと理解したいので、やはり早く最終話まで見たいですねーー

Amazonプライムか・・・

今日のひとこと

ゲーム原作だからとあなどれない

追記1:Amazonプライム加入し最終話16話まで観賞!
いや~~スッキリしました。以下から感想レビューをどうぞ。

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追記2:原作ゲームをプレイしました。
レビューも作成したので、原作にも興味がある方ぜひ参考にして下さい。

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