アニメ【アンファル】1話感想&考察 見た目は美少女、寿命はシニア!? そのお姿は…インパクト抜群の○首!?

アンデッドガール・マーダーファルス 第1話

【本文の文字数:約1万3,000文字

こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』第1話「鬼殺し」を鑑賞しました。

季節は秋、今週から2023秋アニメがスタート!
なのに、夏アニメ作品のレビューを書き始めました(爆)。

1話でゾクッと来て、4話で確信。
これは本格的だと!

原作小説およびコミカライズをポチッとな。
読み始めたら、筆(キーボード)を執らずにはいられない!

「いまさら」「出遅れ」なんのその。
書きたくなったのだから仕方ない!

時文

ブログってそんなものですよね!(開き直り)

原作は、1巻(アニメ1~4話相当)しか読んでませんが、まだ完結していない様子。(2023年9月時点)

ならば、アニメ2期があるでしょう!
その時に備え、今のうちに1期の各話レビューを書いておきます!

本レビューの方針 (次話以降のネタバレなし)

本作品の各話レビューは、次のように作成していきます。

アニメ鑑賞

コミカライズ、原作小説を読み
知り得た情報を加味して「感想・解説・考察」

原作情報

原作小説、コミカライズの情報は、このように区別できるよう記載。

ココア

緑系の色を目印にしてね!

私は元々、原作、コミカライズ共に未読組です。
ですが、本レビュー作成時点で、アニメ12話まで鑑賞、原作はアニメ4話相当分まで読了。

先を知っていますが──
次話以降のネタバレになるような事は書かないので、安心してお読みください

今話の原作

今回アニメ化されたのは、原作小説1巻の序盤と中盤と終盤の一部
津軽と鴉夜あやの交渉シーンは、原作では次エピソードの途中と、次々エピソードの終盤で描かれています。

コミカライズも原作と似たような構成で、アニメ1話相当分は1巻、2巻に収録されています。

時文

アニメは、津軽と鴉夜の出会いを一気に描いたのです

今話の主なトピック (クリックすると該当項目へ)

今話で解決しなかった疑問

最下部「疑問点まとめ (Q&A一覧)」に記載

各話リスト

アンデッドガール・マーダーファルス (全13話)各話リスト
話数サブタイトルコミカライズ原作小説
第1話鬼殺し1・2巻1巻
第2話
第3話
第4話
第5話2巻
第6話
第7話
第8話
第9話3巻
第10話
第11話
第12話
第13話

※話数:リンクは各話レビューへ
※サブタイトル:ネタバレを避けるため次話以降はマスク

目次

はじめに

今話あらすじ

舞台は、明治30年の東京。
怪物がいるパラレル世界。

鬼殺しと呼ばれ、見世物小屋で怪物との殺し合いを続けていた真打津軽の前に、従者・馳井静句持ち運ばれていた輪堂鴉夜が現れる。

死をける女と、死をまとう男の物語

津軽と鴉夜が協力するのは利害の一致。
二人が組むことによって互いの寿命は延びたが、引き寄せるのは死の匂いの気配が・・・。

ジャンルは、伝奇か、アクションか、ミステリーか。
舞台は、日本か、欧州か。

鴉夜あやは、どういう仕組みで生きているのか。
津軽は、主役か脇役か。
静句は、鴉夜を好きなのか、単に津軽が嫌いなだけか(笑)。

かつて、これほど鳥籠とりかごが似合う女性がいただろうか?
かつて、これほどインパクトを与えるヒロインがいたでしょうか?
#ヒロインかどうかは分かりませんが(笑)

描写はグロテスクなのに、なぜだかオシャレ。
展開はシリアスなのに、なんだか滑稽こっけい

見た目の印象とは違い、意外と喋る二人の会話劇が楽し

1話だけでは、どういう方向へ行くのか分かりませんが、期待大です!

では、今話を振り返っていきましょう!

ココア

なんか、凄いの始まった!
でも、ジャンルは何になるの?

時文

1話だけじゃ分からないよね。
ジャンルが見えてくるのは2話から。
まずは身を任せて楽しめばいいと思うよ。

感想&考察レビュー 第1話「鬼殺し」

“鬼殺し”真打津軽

あらすじ

1987年(明治30年)、怪異が息づく時代の東京。真打津軽は、怪物たちの殺し合いを楽しむ見世物小屋で”鬼殺し”として活躍していた。

怪物が存在する世界

1897年、明治30年、東京。
われわれの知る明治時代とは、また違う明治時代。

文明開化の旗のもと、怪異、あやかし、狐狸妖怪の類の大規模駆除政策が行われた。
これを俗に「怪奇一掃」という。

by 『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

舞台は、明治30年の東京。

参考

現実世界に照らし合わせると──
この頃の日本は、鎖国が終わり、欧米文化が導入され始めていた時代。
恵まれた階級では洋館を建てたりしていましたが、まだまだ一般家庭は和風の畳にちゃぶ台という日本家屋でした。

作品舞台は、明治は明治でも──
ひっそりどころか、野良猫を勘違いするほどに普通に怪物が人前に出てくる世界

考察

一般人が、怪物を見慣れている様子から、そのように推測しました。

何せ、怪物を単に見せるだけでなく、殺し合いをさせなくては見世物にならないのですから・・・

つまり、この世界では、怪物は誰もが知る存在。
よって、以前は、あちこちで見かけるほどいたが、政府の「怪奇一掃」で完全に駆除されつつあるのでしょう。

だから津軽も──

お上の目もあるでしょうに、毎度毎度よく用意できますね。

by 真打 津軽『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

と言っていたのでしょう。

しょうけら

精螻蛄しょうけらだよ。
秩父で怪奇一掃の取りこぼしがあってな。

格安で買い入れた。

by 座長『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

精螻蛄は、江戸時代にあった画集「画図百鬼夜行」にも出てくる妖怪

参考

画図百鬼夜行

1776年(安永5年)に刊行された鳥山石燕の妖怪画集。
「百鬼夜行」とも言われている。

by ウィキペディア

妖怪・精螻蛄しょうけらは、人間が正しい生活を送っているか監視しており、規則を破ると鋭い爪で罰を与えると言われています。

余談

悪い行いを正すのであれば、社会にとって悪い存在ではないとも言えます(苦笑)。

人間の行為を正すことが、妖怪にとって何の得になるの?
と思ってしまいますが(苦笑)。

「お天道様が見ている」「悪いことをすると罰が当たる」というのと同じ意味合いですね。

(たとえば)子供たちに躾をする際に使っていたのだと想像できます。

精螻蛄しょうけらの絵をご覧になりたい方は、ウィキペディア に画像が掲載されています。

ココア

こんなのがあちこちにいたら普通に怖いんだけど。

時文

ホントだよね。(という君も妖精だけどね)

精螻蛄しょうけらの攻撃手段は、鋭い爪
だから、津軽を最初に襲った攻撃は、鋭い爪だったのです。

その後も、手足の鋭い爪で、壁に張り付く精螻蛄しょうけら

最後の攻撃は、津軽にしがみ付くような格好になっていますが、原作によるとこれも爪の攻撃だったようです──

視界の隅で三筋の光が尾を引いた。かぎ爪。男はひょいと後ろに退く。窮鼠は猫を噛むどころか、ひっかくことすらできなかった。

by 『アンデッドガール・マーダーファルス』原作小説1巻

鬼殺し

アンデッドガール・マーダーファルス 第1話
『アンデッドガール・マーダーファルス』公式サイト「Episodes第1話」より引用

よっ!鬼殺し!

by 観客『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

精螻蛄しょうけらを、あっさり一撃で倒してしまう津軽

そもそも、津軽は精螻蛄しょうけらどう倒したのでしょうか?

精螻蛄しょうけらの下に潜り込んだ津軽は、恐らく殴り上げたのでしょう。
でも、叩き付けられたのは、テントのような布状の天井。

あれでは叩き付けられてもクッションになってしまい、衝撃が和らげられたのでは?

ならば、殴った威力で倒したのでしょうか?
それとも、津軽の攻撃は打撃だけではない何かがあるのでしょうか?

原作に詳細が描かれていました──

藤色の内臓が咲き乱れ、血染めの床に彩りを添える。耳障りな断末魔を上げながら、爪の生えた手がもがき苦しむ。なんだかよくわからぬその生き物は仰向けになったままびくびくびくと痙攣けいれんし、やがて完全に動かなくなった。

by 『アンデッドガール・マーダーファルス』原作小説1巻

津軽の拳は、精螻蛄しょうけらの腹を突き破っていたのです
(アニメで描かれなかったのは自主規制でしょう)

原作では、その前に津軽の心情描写が──

けっこう頑丈だなあ、と男は思った。頭と背を覆う黒いうろこのせいだろうか。まったくもってなんだかよくわからぬ生き物だ。腹を狙ったほうがいいかね。そうしよう。

by 『アンデッドガール・マーダーファルス』原作小説1巻

一瞬で決着が着いたので、すぐに倒したように見えます。
が、精螻蛄しょうけらの息づかいや傷の具合からも分かるように既に少し戦っていたようで、津軽は怪物の頑丈な体に致命傷を与えられないでいたのです。

そこで、うろこのない腹を狙い仕留めたのです。

つまり、津軽は精螻蛄しょうけらの懐に入るために、爪の攻撃をギリギリで避け、柔らかいであろう腹に一撃を食らわしたのです

しかも、素手で

だから、講釈師は「金棒いらず」とアナウンスしたのでしょう

原作情報

原作では、鴉夜あやは津軽に「見事な舞台だったな、”鬼殺し”」と褒めています。
これが、鴉夜が津軽に最初に掛けた言葉になっています。

その後──

「ああ、今日初めて見させてもらった。いや実際、予想以上だったよ。あの化物をああも簡単に殺すとは驚いた。こんな芸は他じゃお目にかかれまい、噂を信じて東京くんだりまで来た甲斐があったというものだ」

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』原作小説1巻

鴉夜は、津軽の戦いぶりを高く評価していたのです

アニメは、精螻蛄しょうけらとの戦いをあっさりと描き、その分静句との戦いに時間を割き、津軽の強さを見せたのです。

津軽は、なぜこんなに強いのでしょうか。
というか、怪物との戦いに慣れている感じですね・・・。

芸人になる前は、その手の仕事をしてたもんで。

by 真打 津軽『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

どうやら、津軽の強さは、前の仕事に関係していそうですね。

疑問 01-01

津軽は、なぜ怪物の類と戦い慣れているのか?

津軽は人間か怪物か

── 質が悪くて悪うござんしたね。

何言ってんだよ。
おめえさんは芸人じゃねえだろう。

怪物側だよ

by 座長『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

津軽は人の姿をしているが、座長から見れば怪物?

素手で怪物を倒す津軽を見て怪物と言っているのか、それとも津軽の体に浮かぶ青い模様を見てか。

「世界一の(怪物)見世物小屋」を自認する座長のことです。
人間か怪物かの区別が付くのかもしれないですね。

補足

鴉夜あやが後ほど言っているように、津軽は鬼の血が入った”鬼混じり”。
あながち、座長の見立ては間違っていないのです(苦笑)。

面白いのが、ろくろっ首が津軽にツバをかけた瞬間──

何しやがる、この化け物が!
いつまでも寝てねえで、とっとと舞台に出ろ!

by 座長『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

ろくろっ首に、座長が本気で怒っていること
津軽を怪物認定しているが、怪物扱いはしていない!?

実は、原作には、ろくろっ首は出てきません。
このシーンは、アニメオリジナルです。

原作情報

原作では、座長の出番は「お前は怪物側だよ」で終わっています。

アニメでこのシーンを追加したのはなぜでしょうか。

座長は、津軽を大切にしていると感じたのは私だけでしょうか・・・

座長は決して悪い奴ではない。
怪物を見下し、奴らの命はなんとも思っていないが、津軽は特別。
いや、半分人間で意思疎通ができるから、普段は人間と思っているのかも。

だとしたら、津軽の大暴れ計画は恩知らず?

なんて考える私は甘いですかね(笑)。

時文

いや、単に津軽は稼ぎ頭だからかな・・・

余談

ちなみに──
ろくろっ首がツバをかけたのは、津軽が怪物を殺すからでしょう

鬼殺しと呼ばれているのは、あやかし、妖怪の類で一番強い鬼を倒した称号か。
殺すのは鬼だけでなく、怪物全般。

人間側から見ると、怪物を素手で殺す津軽は怪物。
怪物側から見ても、自分達の仲間を殺してきた津軽は敵なのです。

ア) 花柳病

酒飲む金があんなら、医者行ったほうがいいぜ。

── どうしてだい?

花柳かりゅう病だろ?

by 店の親父『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

(原作情報) 昼間、津軽が町に出るシーンは原作にもコミカライズにもありません。全てアニメオリジナルです。

津軽の全身を這う青い筋
ビールを売った店の親父は、「花柳かりゅう病」と推測する。


参考

花柳かりゅう

花柳病とは性病(梅毒、淋病)のこと。
芸者や遊女の社会を「花柳界」と言い、そこで流行った感染症なので「花柳病」と呼ぶ。

花柳かりゅう病とは性病のこと

性病で、青い筋が出るような症状は聞いたことがありません。
が、よく調べると性病の症状に全身に打ち身のようなアザができることがあるそうです

それで、津軽を性病だと思ったのでしょう。

“従者”馳井静句

あらすじ

ここのところ付きまとっていた女を、津軽はようやく追い詰める。

ア) ビールで銃を!?

「アンデッドガール・マーダーファルス/alu.jp」より引用

あたくしに何のご用でしょう?
いい加減、つきまとわれるのも迷惑でして。

by 真打 津軽『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

鳥籠とりかごに手を伸ばした津軽に、静句は強く抵抗をする──
静句が背中に担いでいた筒状の物は、先に剣が取りつけられた銃剣

銃の引き金に指をかける静句。
草履を投げつけ、静句が避けた瞬間の隙を突き、間を詰める津軽──

津軽は、銃口にビールを注ぎ入れ銃を使用できないようにしたのです

お見事!

静句は、すぐに銃身を振りビールを排出。
その後は、先端に取りつけた銃剣で戦ったのです。

が、結果は──

津軽の殺しは舞台限定?

アンデッドガール・マーダーファルス 第1話
『アンデッドガール・マーダーファルス』公式サイト「Episodes第1話」より引用

もうよい。
鬼殺し、無礼を許せ。

いきなり鳥籠に触れようとするからだ。
以後、気を付けろ。

── 謝るのか威張るのかどっちかにして頂けませんかね。でねえと…

どうせ舞台の上でしか殺せないのだろ?

── あたくしのことをよくご存じのようだ。

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

(原作情報) 津軽が静句と戦うシーンは原作にもコミカライズにもありません。アニメオリジナルです。

「どうせ舞台の上でしか殺せない」!?

これはどういう意味でしょう?

津軽は、舞台で強い力が?
いや、そんな描写はありませんでした。

舞台以外で殺せば罪に問われる?
怪物相手ならともかく、人間相手は舞台の上だろうと、どこだろうと罪になるでしょう。

これは、舞台に意味や仕掛けがある云々、法律云々の話ではありません。
後に津軽が語った、見世物小屋に出ている目的が関係しているのではないでしょうか──

ココア

どゆこと?

時文

順に説明するので、またあとでね!

津軽の正体

鬼半分、人半分の鬼混じり。

私は目が肥えているからね。
そういうのは見ただけで分かるんだ。

お前には、鬼が混じっている

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

津軽の正体は鬼混じり!?
純粋な人間ではなかったのです。

津軽が強いのはそのためでしょうか。

血が混じると丈夫になるのは分かりますが、身体能力が上がっているのでしょうか。

鬼の血が混じると強くなれるのか。
不死を殺すことができるが、強くもなれるのか。

“不死”輪堂鴉夜

あらすじ

従者の馳井静句を引き連れた生首の美少女・輪堂鴉夜が現れる。

(原作情報) 原作の導入部分は「私を殺してくれ」で終了。この辺のシーンは、次エピソードの途中で描かれています。

不老不死

アンデッドガール・マーダーファルス 第1話
『アンデッドガール・マーダーファルス』公式サイト「Episodes第1話」より引用

私を殺してくれ。

- 中略 -

不老不死だから老いもしないさ。
947年間、14歳と3ヶ月のままだ。

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

強烈なインパクトを放つ生首!
鳥籠に収まった姿は一度見たら忘れられない!

時文

鴉夜様のお姿を初めて拝見したのは公式HP。その瞬間、視聴を決めましたね。

生きている生首の正体は、不死
不死は、この世に一人しかいない。

不死は不死でも、不老不死。
鴉夜は既に947年歳。
#正確に言うと、961歳です。

歳も取らずに死にもしないのであれば、一人いれば十分か(笑)。

時文

ん?一人なら不死はどうやって生まれたの??

ココア

ホントだ!?

答えは原作にありました──

原作情報

原作では、アニメよりもう少し長いセリフです──

「不老不死なんだから老いもしないさ。この体質になったその日から私の成長は止まっていて、髪も爪も伸びやしない。九百四十七年間、十四歳と三ヵ月のままだ」

※太字部分はアニメではカット

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』原作小説1巻

鴉夜は、生まれた時から不老不死ではなく。
14歳と3ヶ月の時に、体質が変わり不老不死となったのです。

ということは──14歳3ヶ月前までは、不老不死ではなかったのです

確かに、生まれつきの不老不死なら赤子から成長しないですね(笑)。

時文

はっきり言ってないので、不老ではないが、不死だった可能性はありますね。

14歳と3ヶ月で不老不死となり、それから947年経過したのです。
つまり、鴉夜は現在、961歳ということですね

体質が変わって不老不死になったのなら、鴉夜の家系に秘密があるのか。
それとも、このとき、鴉夜の身に何か起きたのでしょうか?

この世に不死は一人しかいないのであれば、その辺も気になりますね。

疑問 01-02

鴉夜は、なぜ、どのようにして不死になったのか?

生首誕生

津軽

不死ってのは、首をちょん切られても、すぐに治ると聞きましたが。
じゃあ、なぜ今のあなたは元通りに治らないんです?

鴉夜

不死も一つだけかなわないものがあるんだ

津軽

鬼ですか

by 『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

不死は、たとえ相手がどんな敵であろうと殺されません。
『アンデッドガール・マーダーファルス』では、そんな不死でも一つだけ敵わない者が存在するようです。

不死を殺すことができる唯一の存在──鬼

不死の鴉夜と、鬼混じりの津軽が繋がったのです

「アンデッドガール・マーダーファルス/alu.jp」より引用

鬼は、化け物の再生能力を無効にする
だが、それが別の生き物と半分ずつ混ざった中途半端な生き物だったら、相手に及ぼす力も半減だ。

結果、しゃべる生首の一丁あがりというわけだ。

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

アニメ界でも前代未聞の、世にも奇妙な生首美少女誕生の秘密が1話で解明!
なかなか気前がいいですね~~(笑)。

鴉夜は、不死。
首を切られても、普通は再生できる。
が、天敵の鬼に切られると、死ぬ。

どちらかのパターンしかないと思っていたが・・・。
鬼と人間(鬼以外)が半分半分の”半人半鬼”に切られると、再生もできず、死ぬ事もない
結果、首だけが残ったと言うのです

なんとも信じがたいですが、目の前にいるのだから仕方ない(笑)。

原作では、津軽も目の前に存在しているのだから信じないわけにはいかないと言っています──

「信じないか?」
「いえ、信じますとも」

 こうして直に喋っているのだから信じぬわけにもいくまい。それに、変わった生き物としては自分も似たようなものである、受け入れないのは野暮というものだ。

by 『アンデッドガール・マーダーファルス』原作小説1巻

鴉夜の言うことを信じないと、他に生首が生きている説明が付かないのです

時文

それにしても、なぜ首から下だけを持ち去った?

疑問 01-03

鴉夜は、なぜ首から下を持ち去られたのか?

鬼を求めてやってきた

同じ鬼混じりといっても、お前は人と鬼が半々というわけではなさそうだ。
鬼の濃度の方がはるかに濃い。
ということは、化け物に効く力も強い。

したがって、私の見立てによれば──不死も殺せるはずだ

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

鴉夜は首だけになり、体を取り戻す目処も立たず。

首だけで生きていても、つまらない
それで、死のうと考えたのです。

1000年も生きてきたので、生に執着がないのもかもしれません

ところが、鴉夜は不死だから死のうにも死ぬ事もできない
何をされても、あるいは何をしても自分の意思とは関係なく再生され、生き延びてしまいます。

唯一、不死の再生能力を無視して、傷付ける事ができるのが鬼

だから、津軽を訪ねてきたのです

疑問

ん?
鬼で良ければ、津軽ではなく鬼を探せばいいような・・・。

津軽一人より、鬼を探す方が簡単だった気がします(苦笑)。

鬼は絶滅したのでしょうか?
それとも、鬼は簡単には見つからないのでしょうか?

疑問 01-04

鴉夜は、なぜ鬼ではなく、津軽を訪ねてきた?

青い血筋

先の鴉夜のセリフには、もう一つ不思議な点がありますね。

同じ鬼混じりといっても、お前は人と鬼が半々というわけではなさそうだ
鬼の濃度の方がはるかに濃い
ということは、化け物に効く力も強い。

したがって、私の見立てによれば──不死も殺せるはずだ。

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

鴉夜は、なぜ津軽が半人半鬼だと分かったのでしょう。
それも、鬼の濃度が濃いと一目で分かったのでしょうか。

その答えは原作にありました。
上記セリフは、少しカットされています。

「同じ半人半鬼といっても、腕に走る血筋の多さを見たところ、おまえは人と鬼が半々というわけではなさそうだ。鬼の濃度のほうがはるかに濃い。密度も高い。ということは化物に効く力も強い。したがって、私の見立てによれば・・・

※太字部分はアニメではカット

by 『アンデッドガール・マーダーファルス』原作小説1巻

まず、津軽の青い模様は血筋だったのですね!(笑)

時文

鬼の血が混じるとできる、紋章、文様の類だと思ってた!

ココア

アニメ脳!

鴉夜は、津軽の青い血筋を見て鬼混じりだと分かり、血筋の多さから鬼の濃度が濃いと見抜いたのです

取り引き

あらすじ

輪堂鴉夜は、不死である自分を殺して欲しいと津軽に頼むが・・・。

死に急いでいる生きたがり

お前は死にたがっているが、生きたがっている。
なぜだ?

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

死にたいのに、生きたい?
一体どっち!?

鴉夜が投げかけた、トンチのような質問。

鴉夜が疑問に思ったのも、津軽が矛盾していたのも、きちんとした考えがあります。
順に説明していきましょう。

力を使えば使うほど、鬼に体をのまれて理性を失う可能性が高まり、お前の寿命は縮んでゆく。

にもかかわらず見世物に出続けているということは「死に急いでいる」ということだ。

つまり、死にたがっている

だが、お前はあらがった

静句ならばお前の命を奪うこともできただろう。
にもかかわらず、お前は戦った。

なぜ生きたがる?

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

鬼混じりの末路を知っている鴉夜からすると、津軽の行動は不可解極まりないのです

原作情報

原作では、鬼の血は相当強いと説明されています──

鬼の細胞はとにかく強い一度同じ体に混ぜられれば、同居している人間のほうの細胞をじりじりと侵食してゆくやがては鬼と完全に同化することになり、人としての心身は失われる

by 『アンデッドガール・マーダーファルス』原作小説1巻

鬼の血を体内に一度入れると、いずれ鬼(のよう)になってしまうのです。

鴉夜が、津軽の鬼混じりを言い当てた時──

お前の寿命は、そう長くはなさそうだ。

- 中略 -

それだけ荒い仕上がりだと、正気を保つのもひと苦労だろう
劇場で毎日のように力を使っているなら尚更だ。

お前、近いうちに鬼にのまれて死ぬぞ

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

既に、津軽の症状は末期。

その後の会話で、津軽は鬼や怪物のことをそこそこ知っているのを知る
鬼の力を使えば寿命が縮むことに、津軽は気付いているはず

それなのに、津軽は見世物小屋の舞台に出るのを止めずに、戦い続けていたのです。

原作情報

原作では、鴉夜はこんな仮説を立てていました──

最初は、座長に恩義があったり芸人の中に恋人がいたり、何か離れられぬ理由があるのだろうと思った。

- 中略 -

なぜ自殺行為だと知りながら芸を続けた?納得がいかん

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』原作小説1巻

死にたくはないが、毎日戦わざるを得ない理由があると考えたのです

時文

仕方なく戦う・・・よくあるパターンですね

だけど、そうじゃないところが『アンデッドガール・マーダーファルス』の凄いところ!

ならば、津軽は死にたい?
(鴉夜のように)自殺願望があるのか?

だとしたら、静句との戦いで「生きる事への諦め」の片鱗を見せても良いはずだが、そんな素振りもない・・・。

それで、鴉夜は津軽に疑問をぶつけたのです。

余談

鴉夜は、これから死のうというのに、会ったばかりの男の事が気になるのです。
どうやら、気になる事は確かめないと気が済まない性格のようですね(笑)。

津軽の狙い

おっしゃるとおり、あのまま見世物小屋に居続けりゃあ、あたくしはいつか鬼にのまれて暴れ回った末、どっかの憲兵に撃ち殺されて死んでいたでしょう。

by 『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

津軽は、戦い続ければ死ぬと分かっていたのです。
ならば、鴉夜と同様、自殺願望があったのでしょうか?

否!

津軽は、半人半鬼であって、不死ではありません。
ならば、死ぬのは簡単、普通に人間のように自殺すれば良いです

(原作情報) 現に原作では「そもそも死にたいだけなら、あなたと違ってそのへんで首を吊りゃあ済みますからね」と言ってます。

でも、津軽はそんな選択はしませんでした──

アンデッドガール・マーダーファルス 第1話
『アンデッドガール・マーダーファルス』公式サイト「Episodes第1話」より引用

あたくしが力を使いすぎて鬼にのまれるとしたら、そいつは十中八九怪物と戦っていて興奮状態の時に起こるでしょう

そんとき、あたくしの周りにいるのは、ゲスで低俗で悪趣味な血みどろ好きの客達と、そいつら相手に商売してる講釈師に座長ども。

ということは、鬼にのまれたあたくしが最初に襲うのもそいつらです

- 中略 -

どうせ死ぬなら愉快に死にたい。
どういう死に方をしたら一番面白えか・・・。

これならちょっとした世直しになる上、芸としても一級品

鬼にのまれて死んだら、理性を失い鬼となる
周囲の人に見境なく襲いかかる。

ならば、怪物の殺し合いを酒の肴にしていた下衆な客たちを道連れにして世直ししようと目論んでいたのです

補足

見世物小屋の怪物同士の闘いは、非合法ですね
その証拠に、中盤──

今日はしまいだよー。
広めちゃダメだよー

── 場所を変えませんか。ここで見つかったら間違いなく見世物にされちまいます。(津軽)

by 講釈師『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

舞台が終わったあと、講釈師が客に口止めしています。
見世物小屋自体が違法なのかもしれないですね。

津軽の体は限界だった?

そこでわざと座長に拾ってもらったんです。
もっとたくさん客を集めるまではのまれずにおこうと、ごまかしごまかしやってたんですが・・・

寿命を延ばしてくれると、あなたが言うんで、もうその計画も止めました。

by 真打 津軽『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

津軽の世直しを最大限効果を上げるには、見世物小屋で多くの客を集めることが重要
それで、津軽は毎日舞台に出続け、人気者を目指したのです。

いや、それでもまだ集客が足りない。
もっと観客を増やさなくては。

だから、体をだましだまし戦い続けていたのです

なるほど、これで、いくつかの疑問が解けました!

ココア

え!?何??

寡黙だったのは・・・

アバンタイトルで精螻蛄しょうけらを倒した直後──

さあさあ、ご覧頂きましたのは、我が一座の大目玉。
泣く子も黙る鬼殺しの拳闘劇でございました。

by 講釈師『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

怪物相手に勝ったのに、嬉しい表情見せることもなく、マイクパフォーマンスもない(苦笑)

時文

いや、津軽だったら観客に向かって何か言いそうでしょ(笑)

これは、怪物殺しが好きではない証拠。
てっきり仕事だから仕方なくやっているのだと思ってましたが、そもそも別の狙いがあったのです。

それよりも──鬼にのまれるのを必死に堪えていたのではないでしょうか

今の津軽は、鴉夜曰く──

ちょっとばかり乱暴に混ざりすぎてるな。
それだけ荒い仕上がりだと、正気を保つのもひと苦労だろう

劇場で毎日のように力を使っているなら尚更だ。

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

正気を保つのもひと苦労。
だから、早々に舞台の袖に引っ込み、氷水をかけたのです──

氷水をかぶったのは・・・

氷水をかぶったシーンの原作を引用しましょう──

 講釈師が喋くるのをよそに、男は舞台下手へ退散した。

 まっさきにつかんだのは氷水を入れておいた木桶である。頭からかぶると、冷たい雫が頰やシャツにこびりついた血を洗い流し、喉元で波打っていた興奮がすうっと引いてゆくのを感じた。とりあえず、今日も無事に終わったわけだ。

by 『アンデッドガール・マーダーファルス』原作小説1巻

てっきり激闘で熱くなった体を冷ましたのだと思ってました。

が、津軽の鬼混じりの状態を知ると、違った意味に捉えることができます。

講釈師が盛り上げているのに舞台から降りたのは、鬼にのまれる寸前だから
氷水を被ったのは、鬼の血を収めるため
「波打っていた興奮がすうっと引いてゆく」のは鬼の血が収まったからではないか

確かに、津軽はギリギリの状態だったのです。

原作情報

原作では、この後、座長が戦いをもうちょっと引っ張ってくれた方が受けが良いと要求しますが、津軽はできないとごまかします。

あまり戦いを長引かせられないのが伺えますね。

氷水をかけて、ようやく体が静まり、それで軽口や鼻歌を歌えるような状態になったのです。

舞台以外で殺せないのは・・・

さて、最後は後述しますと書いた──

もうよい。
鬼殺し、無礼を許せ。

いきなり鳥籠に触れようとするからだ。
以後、気を付けろ。

── 謝るのか威張るのかどっちかにして頂けませんかね。でねえと…

どうせ舞台の上でしか殺せないのだろ?

── あたくしのことをよくご存じのようだ。

by 輪堂 鴉夜『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

なぜ津軽は「舞台の上でしか殺せない」のか?

もうお分かりですね。
津軽は、力を使えば使うほど鬼にのまれます。

鬼にのまれる瞬間は見世物小屋の舞台でなくてはならない。(目的を果たせない)

舞台以外では、力を出す、あるいは興奮するようなことはできない
だから、野良猫も殺さなかったのです

鬼殺しのあたくしにゃ、野良猫は殺せません。

by 真打 津軽『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

鴉夜は、猫の一件で「(何らかの理由で)舞台の上でしか殺さない」ことを見破っていたのです

補足

本当は、力を出すのも限界の様なので、舞台外で戦うのも避けた方が良いのでしょう

実際、原作では、静句との戦いのシーンはありません。
アニメオリジナルです。

津軽が静句と戦うシーンが描かれたのは、アニメ1話を盛り上げるための大人の事情ですね(笑)。

交渉

アンデッドガール・マーダーファルス 第1話
『アンデッドガール・マーダーファルス』公式サイト「Episodes第1話」より引用

首だけになってまで生きても面白くない?
とんでもない。

そんな体だって面白いことは沢山あります。

わたくしがあなたを楽しませて差し上げましょう

by 真打 津軽『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

相手が普通のお姫様なら、手を取り口づけをするシーン。
鴉夜様は生首なので、当然、手はありません

ならばと、長い髪の毛を手に取り口づけをする津軽

鬼殺し、二言はないな

by 『アンデッドガール・マーダーファルス』TVアニメ第1話

意外とチョロい鴉夜?

いいえ。
鴉夜と津軽の会話を聞いてお分かりでしょう。
#私のレビューが一助になっていれば幸いです

津軽は、不死を殺せる鬼混じりの特徴を持っているだけではありません。

静句と渡り合い、怪物を倒す戦い方を知り、そこそこ頭も回る。

極めつけは、どうせ死ぬならゲスを巻き添いにしようと目論む人外な思考

鴉夜は、生き残れる、体を取り戻せる可能性があるから死ぬのを諦めたのではなく。
津軽という男に興味を持ったから、生きることを選択したのではないでしょうか

鴉夜と津軽、二人ともただ者ではないのです。

時文

そう!これはボーイ×ミーツ×ガールなのだよ!!

ココア

それは、ちょっと違うような・・・(苦笑)

おわりに (『アンファル』1話とは)

久しぶりにレビューを書いたせいか、力が入ってしまい1話から1万文字を超えてしまいました(苦笑)。

ココア

長くなるのは、いつものことのような・・・

時文

ぐぬぬ・・・返す言葉もございません

書きたかったのは後半部分だったのですが、改めて原作小説・コミカライズを読むと取り上げたいネタが溢れていました。

原作は小説なので、津軽や鴉夜の心情描写が多く描かれています。

レビューに取り上げたのはほんの一部です。
なぜその答えに至ったのか、なぜそのセリフを言ったのか、原作では細やかに描かれています。

アニメを見て作品を気に入った方は、ぜひ原作を手に取ってください。
もっと『アンデッドガール・マーダーファルス』を楽しめますよ!

◇◇◇◇◇

さて、3ヶ月ぶりのレビュー投稿となってしまいました。

『アンデッドガール・マーダーファルス』は毎週観ており、冒頭に書いたとおり、4話時点でレビューを書く意思を確定しました。

が、ちょうどその頃、ブログのテーマ移行の真っ最中。
思わぬ全記事修正作業が発生し、2ヶ月間は回収作業に全集中。

結果、アンファル放送終了後に投稿するという間の抜けたレビューになってしまいました(苦笑)。

でも、テーマを移行したことで、新たな機能を使い装飾をブラッシュアップ。
さらに、これまでの記事修正作業で、レビューをより読みやすくするアイデアを幾つか思いつき、本レビューから実装しました。

  • 冒頭にレビュー文字数記載
  • 補足情報(青)、原作情報(緑)、私の意見(オレンジ)と色分け
  • フキダシの導入
ココア

これが「フキダシ」です!
そっか、ここから私が登場したんだ~~

時文

少しでも分かりやすくなっていると良いのですが(フキダシは使いすぎに気を付けないと…)

補足

上記、変更点は、いずれ過去記事にも導入していきます。

以上、TVアニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』第1話の感想&考察レビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

2話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はX(旧Twitter)(@toki23_a)にて!

現在放送中アニメのレビューに追われて、『アンデッドガール・マーダーファルス』に手をつけられません。いつか必ず書きたいと思っているのでお待ちください。

ではでは。

きょうのひとことろくろっ首の戦い
何気に見たかったな(笑)

疑問点 まとめ(Q&A一覧)

この章では、疑問点をまとめていきます。

「疑問点まとめ(Q&A一覧)」運用ルール
  • 今話で生まれ解決した疑問は、本文で解説して本章でまとめ
  • 今話で解決しなかった疑問を、疑問XX-XX(話数-通し番号)として記録
    ⇒ 本章「疑問点まとめ(Q&A一覧)」でまとめ
  • 答えは、推測ではなくできるだけ(原作含む)作品内で明らかになった事実を記載
    ※推測が入る場合は、断りを入れる
    解決した疑問は、次話で削除
今話で解決した疑問 (クリックすると答えが表示されます)
不死がこの世で一人なら、鴉夜はどうやって不死になったのか?

鴉夜は、947年前に不死の体質になった
鴉夜は、その時14歳と3ヶ月。それから成長が止まった。

なぜ、不死の体質になったのかは触れられていない。

鴉夜は、なぜ津軽を見ただけで鬼の血が濃いと分かったのか?

青い血筋は鬼混じりの症状。
津軽の体にできた青い血筋の多さから、鬼の血が濃いと見抜いた

今話で新たに発生し、解決しなかった疑問
  • 疑問 01-01 津軽は、なぜ怪物の類と戦い慣れているのか?
  • 疑問 01-02 鴉夜は、なぜ、どのようにして不死になったのか?
  • 疑問 01-03 鴉夜は、なぜ首から下を持ち去られたのか?
  • 疑問 01-04 鴉夜は、なぜ鬼ではなく、津軽を訪ねてきた?

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