こんばんは。時文(@toki23_a)です。
『Re:ゼロから始める異世界生活』3話を再鑑賞。
2020年7月から2期放送開始の『Re:ゼロから始める異世界生活』!
その前に1期が「新編集版」として1時間枠で1クール作品として放送。
「新編集版」放送のタイミングで各話レビューを書いていきたいと思います。
話数表示は、2016年版で表記します。
では、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』3話の感想レビューをどうぞ。
次話以降のネタバレは「なし」なので、ご安心を。
第一章 「怒濤の一日目」(オススメ度 B+)
2016年版 | 新編集版 | 各話感想 | 原作巻数 | 原作感想 |
第1話 | 1話 | 1話R | 第1巻 | 1巻R① |
第2話 | 2話 | 2話R | 1巻R② | |
第3話 | 3話R | 1巻R③ |
Contents
今回のあらすじ
スバルの異世界生活4ターン目。
エルザが盗品蔵へ来るより前に、フェルトから徽章を取り戻そうと焦るスバル。
そこへサテラ(偽名)が現れ、さらにはエルザがいきなり襲いかかってきた・・・
4度目のリスタートで自分の能力「死に戻り」を把握し、ようやく自分の身に何が起きているか理解したスバル。
銀髪の少女とフェルト、ロム爺の死を見過ごすことができないスバルは、なんとかエルザと出会わずに徽章を取り戻そうとする。
が、その努力も虚しく、エルザが現れる。
エルザは徽章の持ち主が一緒にいることが分かると問答無用で襲いかかってきた・・・
では、順を追って見ていきましょう。
「新編集版」で追加された箇所については、見出しの頭に記号を記載したので目安にして下さい。
- 新編集):「新編集版」で新たに追加されたシーンに関する記述
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感想レビュー 第3話「ゼロから始まる異世界生活」
アバンタイトル
盗品蔵に訪ねてきたのは、サテラ(偽名)だった。
2ターン目の時、このタイミングで盗品蔵に現れたのはエルザだった。
ところが、今回現れたのは銀髪の少女。
どうしてあの子がここに?
まだ明るい時間なのに・・・ひょっとして俺がいなけりゃ、こんだけ早くたどり着けたってことか?
by ナツキ・スバル『Re:ゼロから始める異世界生活』アニメ3話
1ターン目、スバルとサテラ(偽名)が盗品蔵へ到着したのは日が沈んでから。
日が沈む頃と言えば、ようやく貧民街の入口に到着したあたり。
4ターン目は、日が暮れる前に、サテラは盗品蔵へ到着。
スバルがいなければ足を引っ張る事もなく、サテラ(偽名)は早く着いたのだと勘違いしても当然。
だけど、それだと2ターン目の説明がつきません。
2ターン目も、スバルはサテラ(偽名)と出会ってません。
それでも、盗品蔵に現れたのは、エルザが先で、その後もサテラ(偽名)は盗品蔵にはたどり着いてません。
少なくともスバルが2度目の人生を終えるまでは。
よって、スバルが足を引っ張ったこと以外にも、遅くなった理由があるはずです。
が、アニメだけでは分かりません。
Aパート
エルフは強いのが常識!?
サテラ(偽名)はフェルトに徽章を返すよう迫る。
盗品蔵で、フェルトの姿を認めると、サテラ(偽名)はすぐさま魔法を繰り出す。
ロム爺は、サテラ(偽名)の姿と魔法を見て、敵う相手ではないと悟る。
ロム爺は、2ターン目で”あの”エルザに対して躊躇なく挑んでいった強者。
そのロム爺が、戦いもせずに白旗!?
サテラ(偽名)より、エルザの方がずっと危ない奴に見えるのだが・・・
そして、ここでも出てきた「銀髪のハーフエルフ」という通り名。
#サテラ(偽名)は「他人のそら似」と否定する
「銀髪のハーフエルフ」こそが、「嫉妬の魔女」と言われるサテラのことなのか。
彼女は「嫉妬の魔女」の特徴に自分が似ているから、偽名に「サテラ」を使ったのか?
それとも、何か関係があるのか・・・
今後が楽しみですね!
エルザもやってきた・・・
突如、エルザが現れ、サテラ(偽名)を背後から襲う。
スバルの呼びかけで、間一髪のところで攻撃を防ぐ。
徽章の持ち主まで連れてきたことで、エルザは計画を変更。
ここにいる者達は皆殺しだという・・・
サテラ(偽名)本人に危機を知らせるのではなく、パックを使うのがスバルらしい。
パック:なかなかどうして。紙一重のタイミングだったね、助かったよ。
スバル:ナイス!パック!まだ5時前、勤務時間内で助かった。あんがとよ!
by 『Re:ゼロから始める異世界生活』アニメ3話
4ターン目では、スバルは、パックは勿論、サテラ(偽名)ともこれまで出会ってないのに、この会話内容に誰もツッコミをいれない(笑)。
パックは精霊だからスバルの1ターン目の記憶でもあるのかと思ったけど、そういう訳でもないようだ。
次のシーンのパックが攻撃するまでの時間稼ぎをするシーンも同様。
パックとの会話が成り立っているのがおかしいと思うが、スバルは意味不明な発言を繰り返しているので、周りは(こんな状況でもあり)いちいち突っ込むのを止めているのだと私は解釈しています。
精霊術師 vs エルザ
サテラ(偽名)とパックはエルザを容赦なく攻撃する。
パック達のエルザに対する攻撃は意外と容赦ない。
エルザの強さと危険度をすぐさま察知したのか、それともこれがこの世界での常識か。
少し舐めてかかっていたパックがマナ切れで消える直前。
サテラ(偽名)が「後はどうにかするから」と焦ってない所をみると、彼女達はそれだけ戦いを経験してきたということ。
エルザの攻撃に対し怯まない様子を見ても、サテラ(偽名)は可愛い見かけによらず、戦い慣れしているのか。
ただ、その攻撃ですら、楽々かわし、しのぐエルザが強すぎる。
こんなの、序盤に出会う敵ではない。
ボス戦!?
スバルでなくても、嘆いてしまいそうなゲームバランスである。
ロム爺 vs エルザ
パックを欠いたサテラ(偽名)では、エルザの攻撃を防ぎきることはできなかった。
ロム爺も参戦するが・・・
サテラ(偽名)は、エルザの連続攻撃を次第に防ぎきれなくなる。
だが、ケリを入れられても体勢を立て直し踏みとどまっている所から、攻撃は魔法中心だが身体能力も高そうだ。
だけど、細く軽い身体では、エルザの攻撃を防ぎきれない。
すかさずロム爺が棍棒を持って参戦。
2ターン目の再来かと思われたが、フェルトが投げたナイフで、ロム爺に入る一振りが浅くなる。
これがロム爺の絶命を防いだのだ。
エルザが優勢なのは変わらないが、歴史は少しずつ変わっているのだ。
生ある限りは・・・
圧倒的なエルザの前に、ロム爺はエルザの刃の餌食に・・・
残されたスバルとフェルト。
スバルはフェルトを逃がそうと決意する。
タイムリープというチート能力を持っていたら、通常、主人公は絶対的有利になり、物語序盤なら楽々倒してしまうことだろう。
しかし、『リゼロ』は違う。
序盤から圧倒的強さの悪と対峙し、次々仲間がやられていく。
ロム爺が殺された(と思った)瞬間、スバルは、再び「死に戻り」で戻ろうかと考えるが、死ぬのは辛いこと。
生ある限りは精一杯足掻く、そして彼女達を助ける道を探すのだ。
Bパート
剣聖ラインハルト登場!
絶体絶命のスバルを救ったのは、剣聖ラインハルトだった。
盗品蔵から逃げ出すことに成功したフェルトの助けをラインハルトが見つけてくれたのだ。
スバルが果敢にもエルザへ向かって行くのは、たとえ死んでも「死に戻り」できると分かっているからか?
否、時間が戻り、やり直せるとは言え、目の前で、彼女達が傷つくのが堪えられない。
だから、勝てる見込みがなくても、今できることを精一杯やる。
色んなことを試して、とことん足掻くのだ。
その足搔きは、エルザに傷一つ負わせることはできなかったが、フェルトの思いと、スバルの粘りで、ラインハルトの到着が間に合う。
スバルがさっさと諦めて「死に戻り」していたら見えなかった展開が、開けてきたのだ。
剣聖ラインハルト vs エルザ
エルザは「はらわた狩り」の異名を持つ、王都でも危険人物として名前が挙がっている女だった。
投降しないエルザを相手にラインハルトは剣技で応える。
ここでの戦いはもはや、常識で計れる人間同士の戦いではない。
ましてや、スバルが入れるようなレベルではありません(苦笑)。
ホントにボス戦ですね。
私の名前は「エミリア」
ラインハルトの剣技を受けても、また生きていたエルザ。
最後の一太刀をエミリアに向けるが、それもスバルが防ぐ。
エルザは逃げ、ようやくスバルは、エミリアを救うことに成功した。
スバルの「死に戻り」能力のことは誰も知らず、スバルのこれまでの苦労を銀髪の少女は知らない。
エミリアにとってスバルは、最初は徽章を盗んだフェルトの仲間程度の認識。
なのに、徽章を取り戻す後押しをしてくれたり、エルザから必死に守ってくれた。
根拠は不明だし、なぜだか分からないが、スバルの本気度は本物だと。
スバルの行動に全てが表れていた。
エミリア。
私の名前はエミリア。
ただのエミリアよ。ありがとう、スバル。
私を助けてくれて。by エミリア『Re:ゼロから始める異世界生活』アニメ3話
スバルが持っている唯一価値があり、この異世界では間違いなく貴重な携帯。
2ターン目では、彼女の徽章を取り戻すためには、携帯を手放すこともいとわず。
3ターン目では、彼女に教えてもらった名前(サテラ)で呼んだにも関わらず冷たくあしらわれ。
それなのに、4ターン目では、命を張って彼女を助ける。
これが『Re:ゼロから始める異世界生活』の主役、ナツキ・スバルである。
- 結局のところ、エルザからエミリアを守ったのは誰?
- 運が良かっただけ?
- スバルはどれだけ貢献したの?
これらの疑問の答えとしてまとめたので、良かったらご覧下さい。
フェルトには何が!?
フェルトは、エミリアがロム爺を治療し自分も助けてくれたことに感謝し、徽章を返す。
ところが、その徽章を見て、ラインハルトの顔色が変わった・・・
フェルトが徽章を返す、何気ないシーン。
ところがラインハルトは何かを見付け、顔色を変える。
女性に対して紳士的だったラインハルトが、強引とも言える態度でフェルトを確保する。
ラインハルトは何に気付いたのか?
フェルトに隠された秘密は?
そもそも徽章にはどんな価値があるのか?
ラインハルトは空に見える月を見て言う。
エミリア様、また近いうちに呼び出しがあるかと思われます。
-中略-
落ち着いて月を見られるのは、今日が最後かもしれないな。
by ラインハルト・ヴァン・アストレア『Re:ゼロから始める異世界生活』アニメ3話
一難去ってまた一難?
明日から何が起きるのか?
フェルトと徽章が何か関係しているのか?
そして、エミリア”様”とは?
第3話
「ゼロから始まる異世界生活」
おわりに (アニメ『リゼロ』3話とは)
「新編集版」ということでしたが、今回もOP/EDなしの違いだけで、新カットなどは見当たりませんでした。
ま、そのうちあるでしょう、ぐらいな気持ちで(笑)。
さて、1話から始まった第一章「怒濤の一日目」は3話で終了。
スバルにとっての異世界1日目がようやく終わったのです。
スバルが同じ時間を4度過ごし、とても長く感じますが、異世界では半日程度しか経過してません。
主人公が3度も死ぬ第一章。
導入としての異世界の紹介もバッチリ、まだまだ分からないことが多く、謎も沢山で出てきましたが、避けることができなかった彼女達の死を免れることができスッキリ。
とても上手いですね。
第二章も楽しみです!
以上、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』3話の感想でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
4話のレビューも書いているので良かったご覧下さい。
ではでは。
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