シャドーハウス

アニメ【シャドーハウス】6話 感想&解説 お披露目は試験か見世物か?ついに3階の方々登場!

シャドーハウス 6話

んばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『シャドーハウス』第6話、鑑賞しました。

今回、アニメ化されたのは原作3巻 25話「審査基準」~28話「視線」

前話から始まったお披露目。
合格基準も目的も分からず戸惑うお陰様と生き人形。

待つべきか進むべきか、そこから考えなくてはいけない!?

今話の疑問点 (リンクは該当箇所へ)
※原作情報と、私なりの解釈を含め、順に解説します

  • 落とすペアは最初から決まっている? 
  • なぜリッキーだけ下げられたのか? 
  • フェーヴは実在する? 
  • エミリコはなぜあれが扉のカギだと気付いた? 
  • ラムはなぜランタンを選んだ? 
  • 手押し車はなぜ全否定された? 
  • リッキーはなぜ暗い道を進まなかった? 
  • ジョンが箱を破壊したのは偶然? 
  • ケイトはなぜジョンに早く帰って欲しかった? 

原作でしか描かれてないこと
※原作コミックからポイントを紹介します

  • 味方を作るのも能力!? 

ここでは、以下の観点でレビューします。

アニメ各話「感想」

原作コミックを読んで分かった新情報を加味して「解説

私は原作未読です。
アニメ鑑賞後、原作・コミカライズの”アニメ化済み時点まで“を読み、レビューを作成しています。

次話以降のネタバレは「なし」なのでご安心ください。

シャドーハウス(全13話)各話リスト

話数 サブタイトル  原作巻数
第1話 シャドーと生き人形  1巻
第2話 部屋の外には
第3話 すすによる病 2巻
第4話 深夜の見回り
第5話 ”お披露目”
本レビュー 庭園迷路 3巻

※リンクは各話レビューへ

今回のあらすじ

TVアニメ「シャドーハウス」予告 第6話「庭園迷路」
アニプレックス
あらすじ

お披露目“に挑む新人5組。

生き人形たちが「お披露目の間」を出ると、次の課題が待っていた。
制限時間内に、庭園迷路のどこかにいるお陰様を見つけ出し、出口にたどり着けと言う。

一方、お陰様達はそれぞれ別々に囚われ、迎えを待っていた。

裏で蠢く私利私欲、お披露目を娯楽扱い、貴族気取りのお陰様

生き人形の顔としての能力を見られた後は、生き人形単体の能力を試される?
エミリコはなぜあんなものを選んだの?

見る側にも、お披露目で何が審査されているか示されず、押さえどころが不明。
反面、生き人形たちと同じ目線でドキドキしながら楽しめる。

一方、お披露目をのぞき見する観測者目線も描かれ──
何か仕掛けがありそうな超巨大迷路だけでも胸が躍り。
お陰様の囚われ方、小道具と言った舞台装置にワクワクしてしまう。

お披露目を娯楽扱いしているお陰様を悪くは言えないですね(苦笑)。

制限時間は、すすが上がりきる約2時間。
今後、何が起きるのか、何が問われるのか・・・

では、今話を振り返っていきましょう。

感想&考察レビュー 第6話「庭園迷路」

審査基準 (原作25話)

「お披露目の間」に残された生き人形たち。
このまま待っていいのか不安になっていた。

落とすペアは最初から決まっているのか?

簡単なはずだった。

あいつは落とせる。
いや、落とさなければならない

なのに「ケイトの生き人形」がやる気にさせた。

by エドワード『シャドーハウス』TVアニメ第6話

「不出来」かどうかはともかく──
前話、顔として優秀ではなかったのは、バラバラだったケイト&エミリコ、一言も会話を交わしてなかったシャーリー&ラム

「ケイトの生き人形がやる気にさせた」──
エミリコが、アドバイスしたのはラム。

エドワードが”落とさなければならない”と考えているのはシャーリー&ラムのペアです

エミリコが励まし、ラムはシャーリーに話しかけられるようになった。
その後のダンスもそつなくこなし、落としづらくなったのです。

ただ、エドワードが「落とさなければ”ならない“」とまで言い切るのは何を根拠にしているのか?

お陰様と生き人形がバラバラなのは、ケイトとエミリコも同様です。

会話すらしないのは、やはり致命的なのか?
それとも、試験官として評価されるために1組”落としたい”から、相対的に最下位のペアを選んだだけか?

どちらにしても堪らないですね・・・

なぜリッキーだけ下げられたのか

しかし基準がわからないな。

シャドーの「顔」としての役目を見られているのは間違いないが、なぜリッキーは一段下げられたんだ?

by ショーン『シャドーハウス』TVアニメ第6話

エドワードがピアノを弾き、リッキー組を筆頭に全組がダンスを始めた。
全員が落とされるならともかく、リッキーだけがなぜ下げられたのか?

これも、後にエドワードが心情描写で理由を話してました──

イラついた心を抑えるため弾いたピアノで、パトリック組がダンスを始めやがった。
そのせいで二人の距離が近づいて落としづらくなったじゃねーか。

-中略-

これ以上思い通りにならないことは許さん!

by エドワード『シャドーハウス』TVアニメ第6話

(原作情報)原作では、エドワードの心情描写と並行して、お陰様が一人ずつ減っていくゾッとする描写に。一瞬何が起きているのか分かりませんでした。

エドワードがピアノを弾き出したのは、心を落ち着かせるため!?

それを勝手にダンスを踊り出し、その結果シャーリー&ラムの距離を縮めたからと、評価を落とす。

パトリック組はエドワードに八つ当たりされたのです。
せっかくピアノ演奏を「優雅な曲」と褒めていたのに(苦笑)。

では、他のペアはなぜ下げられなかったのか?
それは原作にハッキリと書かれていました──

まあダンスも試験の一部として想定していたから他の組は不問とするが。
とにかく私の思い通りにならないことは許せん!!

※アニメではカット

by エドワード『シャドーハウス』コミック3巻 第25話

ダンスも試験項目のとして想定していたので、減点しなかったのです
なおのこと、パトリック組はとばっちりですね(苦笑)。

私の思い通りにならないことは許せん」はエドワードの性格のイヤらしさを表していますね。

ただ、試験官として、審査は”適正”でなくてはならない様子。
一定の歯止めがかかっているようですが、意地の悪い試験が待っていそうですね・・・。

(原作情報)原作ではショーンは「踊ったことでエドワードの予定が狂ったから?」と核心を突いてます。

リッキーはなぜうろたえたのか?

リッキー教えてくれてありがとうございます!

by エミリコ『シャドーハウス』TVアニメ第6話

リッキーはエミリコをさげすむためにマナーがなってないと指摘したのに、礼を言われて一瞬うろたえてしまう

リッキーの嫌味に対してエミリコが前向きな捉え方をしたので驚いたのは分かりました。

が、原作を読むともう一つの意味が隠されていました。

なんだこいつ、急に前向きになりやがって。

※アニメではカット

by リッキー『シャドーハウス』コミック3巻 第25話

前話、エミリコはケイトとバラバラで、名前がケイトと似てないことを指摘され落ち込んでいました。

ヘコんでいるはずなのに明るく返され、リッキーは一瞬うろたえたのです

リッキーは、ケイトに「いつもどおりのエミリコがいい」と言われ、エミリコが元気を取り戻したのを知らなかったのです。

余談

あれだけ大声で笑っていたのです。
大きなホールでもあるまいし、普通は分かると思います。

きっとダンスに集中していたのか・・・
いや、リッキーはエミリコを歯牙にもかけてなかったのでしょう(苦笑)。

まあ、実のところは「会話や音は当人にしか聞こえてない」。
よくある「漫画あるある」なのでしょう。

で、リッキーはエミリコをもう一度ヘコましてやろうと名前のことを持ち出したわけですね。

フン!
「エミリコ」!
変な名前の愛されていない人形が!!

by リッキー『シャドーハウス』TVアニメ第6話

フェーヴは実在する

ああ「フェーヴ」か、本で読んだ。

磁器製の幸運の小物だよ。
新年に食べるお菓子「ガレット・デ・ロワ」に一つだけ入っていて、当たった者は幸せになるとか・・・

by ショーン『シャドーハウス』TVアニメ第6話

フェーヴ

フェーヴはフランス語で「空豆」の意味。
空豆は胎児の形に似ていることから命のシンボルとして扱われていた。

お菓子の中に入れるのも最初は金貨や空豆だったが、陶磁器に変わっていく。

新年に食べるお菓子「ガレット・デ・ロワ」の中にフェーヴが入っていて、当たった者は幸せになれるというのは、フランスに実在する風習です

まあ、貴族と言えばヨーロッパなので、フランスの風習を取り入れているのも不思議ではありません。

が、これまで『シャドーハウス』が人間の世界なのかどうかすら分かりませんでした。

「フェーヴ」や「ガレット・デ・ロワ」を知っているということは、我々のいる世界と繋がってはいるようです

合わせるとカギに・・・

開きました!

by エミリコ『シャドーハウス』TVアニメ第6話

なんとフェーヴ自体が庭園に通じる扉のカギに!?

エミリコ、グッジョブ!
これは評価に加点されないの!?

それにしても、エミリコはなぜフェーヴがカギだと気付いたのでしょう?

上記GIF画像をよく見て下さい
「カギをはめ込んだ後」の方が分かり易いかも

組み合わせたフェーヴをはめ込んだ、フェーヴと鍵穴の組み合わせ。

それこそ「カギ」の形に見えませんか?

6話冒頭、カギがかかっていることを確認しているショーンの隣にいたエミリコ。
この僅かな時間に見た、扉の鍵穴とフェーヴを組み立てた形が組み合わさると気付いたのです。

扉側の鍵穴の形状を何度も見ていたなら分かります。
が、エミリコは一度見ただけで覚えていたのです。

エミリコは、応用力が高いだけでなく、画像認識能力が非凡です

それとも──
庭園への扉は、食事が置いてあったテーブルの正面。
フェーヴが揃った後、エミリコはジッと扉の方を見つめていました。

エミリコは目がメチャクチャいいのか!?

推測

他の年代のお披露目でも、同じように試されているのかは分かりませんが・・・。

今回、エミリコが閃きで解いた展開だったので、扉を開けるのは難問に感じられます。

が、実際は「扉を開けるには」と考えれば、扉の鍵穴らしきスペースにはすぐに気付きます。

そこにピタリと当てはまる形のモノ(=カギ)を探す謎解きゲーム感覚。
ただ、それに見合う”一つの物”はなく、フェーヴを組み合わせることに気付くかどうかがポイントとなります。

今回の新人は、この時点で何が何でも「外へ出る」と言う発想はなく
「次の指示」を探していたから、フェーヴがカギになると気付かなかったのです

エミリコがカギだと気付いたのは、エミリコ一人だけが、早く主人に会いたいと思っていたのかもしれないですね

不揃いな道具たち (原作26話)

「お披露目の間」を出て、主人を追いかける生き人形たち。
試験官エドワードは、庭園迷路にいる主人を助け出口に向かえと言う。

エミリコはただのお花畑ではない

鍵のかかっていた扉は開いた。

だが、出てもいいのか、ショーンですら悩む。
リッキーは、指示されたこと以外は、反対の姿勢。

だが、エミリコは迷わず言う──

さあ、行きましょう!
主人を心配するのは「余計なこと」ではないですよ!

by エミリコ『シャドーハウス』TVアニメ第6話

エミリコは、大事なお披露目中でも余計な事を考える「お花畑」。

だけど、それは何も考えてないからでも、バカなわけでもない。
好奇心旺盛な上に、他人を放っておけない優しい性格。

決して、主人であるケイトを軽んじているわけではありません。

その証拠が、今回のセリフ。

それにしても・・・
さっきのカギを見つけたシーンもそうだが、なぜエミリコが活躍したときにエドワードはいない!!(笑)

お陰様はどんな目に?

無事助け・・・って何をしたんだ!

by ショーン『シャドーハウス』TVアニメ第6話

次の課題は「時間内に主人を”助け”出口にたどり着くこと」

「無事助け」と言う言葉の裏には「無事に助けられない」可能性もあるということ

ショーンが心配するのも当然です。

原作ではもう少し説明されています──

途中いくつかの障害も用意されている。
ここからは考えることも重要だ。

※アニメではカット

by エドワード『シャドーハウス』コミック3巻 第26話

どんなものかは分かりませんが、あらかじめ障害を予告しています

原) 味方を作るのも能力!?

あの・・・まずお互いの欲しいものを言ったらどうでしょう?

by エミリコ『シャドーハウス』TVアニメ第6話

どちらが先に道具を選ぶかでショーンとリッキーがいがみ合う。

殴り合いになりそうなのに、エドワードは何も言わない
それどころか楽しんでいるような目つき・・・

思わず仲裁に入るエミリコ。
エミリコはこの手のいざこざは放っておけません(苦笑)。

今は、お披露目中。
この手の行為は有用なのか?

原作では、リッキーがエドワードに告げ口します──

エドワード。
さっき、こいつまた余計な口、挟みましたよ。

※アニメでは全文カット

by リッキー『シャドーハウス』コミック3巻 第26話

「さっき」というのは、今回のケンカの仲裁ではなく、「お披露目の間」での出来事を言っているのかもしれません。

エドワードの答えは意外でした──

・・・今は「顔」ではない。
味方を作るのも能力のひとつ

※アニメでは全文カット

by エドワード『シャドーハウス』コミック3巻 第26話

なんと「味方を作るのも”能力”」と認めたのです

主人と一緒にいるときは、生き人形は「顔」として役目を果たさなくてはならない。
が、今は顔ではないので、自由に考え行動しても問題ない。

「考えてはいけない」ことはあるが「主人のことを考えること」は問題なし。
「主人を助ける」ためになるのなら味方を作るのもOKということか。

だから、この後、ラムもエミリコと合流を考え、エミリコも気にすることなく合流し行動を共にしたのです

このセリフは、重要ですね。
アニメでも聞きたかったです。

その道具を選んだ理由

昼間にランタンを持つ間抜け。

by リッキー『シャドーハウス』TVアニメ第6話

アニメ鑑賞時、エミリコ始め、なぜ「それ」を選んだのか理由はよく分かりませんでした。

原作にはそれぞれの心情描写が描かれ、各人の選択の理由が分かります。

暗いのは・・・嫌い。

※アニメではカット

by ラム『シャドーハウス』コミック3巻 第26話

ラムは暗いのが苦手です
4話、深夜の見回りでも一人になった時、暗いのが恐くて震えていました

これから何があるか分からない。
だからと言って何が必要かも分からない。

それならと「ないと一番困る物」を選んだのです。

◇◇◇◇◇

他の生き人形たちの理由も紹介しましょう。
ルウは説明の必要ないですよね(笑)。

ショーン:ルーペ

メガネを持ってきてれば他のものも選べたんだけどな・・・

※アニメではカット

by ショーン『シャドーハウス』コミック3巻 第26話

ショーンは分かりやすいですね。
目が悪いのにメガネを持ってきてなかった。
だから、ルーペを選びました。

「汎用性の高いもの」と考えていたので、他のものを選ぶと思ってました。

それだけ、目が悪いのが弱みだと認識しているのでしょうね

リッキー:すすコート

リッキーが選んだのは「すすコート」。
顔を守るために選んだと自身で言ってます。

逆に、他のものを止めた理由を紹介しましょう。

よく考えたらハサミで脅されたら厄介だ。
あの武器がいいのか?

by リッキー『シャドーハウス』TVアニメ第6話

ルウがハサミを選んだのを見て、対抗できる武器を最初は考えます。
原作では、もっとイヤらしいことを考えてます──

対抗できるよう、あの武器がいいか?
雑魚どもへの威嚇になるしな。

いや、あんなもの扱えないか・・・

※アニメではカット

by リッキー『シャドーハウス』コミック3巻 第26話

対こびりつき用の、武器のような掃除道具
ルウに対抗するどころか、他の生き人形を威嚇する手段も考えていたのです(苦笑)。

だけど、実はリッキーには扱えなかったのです。

手押し車は、なぜ全否定?

これじゃないとダメなんです。

by エミリコ『シャドーハウス』TVアニメ第6話

エミリコが選んだのは無骨な手押し車。
アニメ鑑賞時、エミリコが手押し車を選んだ理由は分からなかったですが、皆が全否定した理由も分かりませんでした

ルウが言っているのが皆の印象のようです──

重そう。

by ルウ『シャドーハウス』TVアニメ第6話

原作ではリッキーがはっきり言ってます。

こいつ想像以上の馬鹿だ!
時間制限があるんだぞ

※太字部分はアニメではカット

by リッキー『シャドーハウス』コミック3巻 第26話

試験は、この広い庭園内を歩き回り、制限時間内に主人を見つけ、出口に行かなくてはならない。

手押し車は大きくて重い
体力と移動速度を奪う物はマイナスと思われていたのです

エミリコはなぜ手押し車を選んだのでしょうか?

それと、気になることがもう一つ──
エミリコが手押し車を選んだとき、エドワードがニヤリと、したり顔!?

エドワードは何を考えているのか・・・

(原作情報)原作には、このタイミングでエドワードの表情は描かれてません。アニメオリジナル描写です。

庭園迷路 (原作27話)

シャドーハウス 6話

庭園迷路に囚われた主人を、制限時間内に探す試験が開始。
生き人形5人は、それぞれ別の入り口から庭園迷路に入っていく。

すす時計

このすす時計のすすが下から上に上がりきる・・・・・・・・・・まで約2時間。
それまでに主人を連れて出口につくこと。

by エドワード『シャドーハウス』TVアニメ第6話

「砂時計」ならぬ「すす時計」
すすが”上に上がりきる”ことで時間を計る
『シャドーハウス』の世界観にぴったり!

普段からここにあるのか、それとも今回の試験のために用意したのか?

後に出てくる、お陰様のセリフから想像すると、庭園迷路はエドワードの発案。
ならば、すす時計も今回のために作ったか!?

大仰すぎて笑ってしまうが、こういうこだわりは嫌いじゃないです♪

余談

考えてみれば閉じられた空間では風も熱もなく、普通はすすは上へ上がりません。
もしかすると、下から温めているのかもしれませんね。

それとも、お陰様のすすは特別なのでしょうか。

リッキーはワナを警戒

チッ!
必要なのランタンかよ。

by リッキー『シャドーハウス』TVアニメ第6話

ラムがランタンを選んだのをバカにしていたリッキー。
さっそく必要なのはランタンだったと悔しがる。

アニメ鑑賞時、2つの疑問が・・・

なぜ、暗いトンネルを抜けようとするのか

昼間ですから入り口から光りは入り、距離にもよりますが真っ暗にはならないはず。
なぜ、ランタンが必要と考えたのか

両方とも原作にはキチンと説明されていました──

地図によると、このトンネルを抜ければ黒い点まですぐなんだけどな・・・
真っ暗なトンネル・・・
くそっ、必要なのランタンかよ。

※太字はアニメではカット

by リッキー『シャドーハウス』コミック3巻 第27話

地図に書かれたお陰様の場所
そこへ向かうのに、トンネルを抜けるのが最短距離だったのです

どんなワナがあるか、わかったもんじゃねーし・・・

※全文アニメではカット

by リッキー『シャドーハウス』コミック3巻 第27話

アニメではカットされていますが、エドワードから庭園迷路には障害があると告げられています。(詳細)

リッキーはトンネルが暗いのを恐れているのではなく、暗くてワナに気付かず引っかかってしまうのを警戒していたのです

それでも入るしかないと決断し、顔にマスクをしたのです
例えワナがあっても、顔を傷つけないために

トンネルではなく、ルウ方式で

ただし、ウソだったら貴方を丸刈りにする。

by ルウ『シャドーハウス』TVアニメ第6話

リッキーとルウの取引成立。
では、その後、リッキーはトンネルを通ったのでしょうか?迂回したのでしょうか?

原作では、リッキーが早速指示するのが描かれてます──

取引成立だ。
そこを刈れ

※太字がアニメではカット

by リッキー『シャドーハウス』コミック3巻 第27話

早速、生け垣を刈り、別のルートを作っています。

つまり、ワナがあるかもしれないトンネルは避け、回り道になっても安全なルートを選択したのです

リッキー固い!

ラムがついに・・・

・・・私も頑張りたい。
二人で押せば登れる・・・と思う。

by ラム『シャドーハウス』TVアニメ第6話

ラムが自ら申し出て、エミリコを手伝う。
ラムにとってはメリットのないことなのに・・・

皆さん気付きましたか?

このとき初めて、ラムは指に話しかけることなく、自分の意志を伝えたのです

ラムが困った時にいつも助けてくれるエミリコ。

だけど、エミリコは超人でもなんでもない。
弱音を吐かず、前向きで、必死に頑張っている。

エミリコを見ていると、自分も頑張らずにはいられない。
エミリコの役に立ちたいと考える。

エミリコにこれまでの恩を返したいと考える。
エミリコと一緒にこの試験をクリアしたいと考える。

ラムもついに一歩踏み出したのです

エミリコは強がっていた?

私強がってました。
協力すればできることが増えますね。

by エミリコ『シャドーハウス』TVアニメ第6話

エミリコは「お披露目の間」での失敗を取り戻そうと気を張っていたのか、重い手押し車を一人で押そう頑張る。

自分一人でケイトを助ける。
自分が選択した手押し車、責任を持って使う。

まるで自分を試しているよう

だけど、ラムの申し出を素直に受ける。
一人よりも、二人の方ができることが増える。

それが「エミリコらしさ」。

お披露目であっても、彼女達にとっては競争関係ではなく協力関係なのです。

余談

生き人形は、”汗”までかくのか!
本当に、精巧に作られているんですね・・・

余談2

6話予告の「筋トレ」は、ここで苦労したからですね。

脱出は良いが、服が!?

すすの圧力って・・・凄いな。

by ジョン『シャドーハウス』TVアニメ第6話

ジョンが囚われていた箱の中から脱出!
セリフから察するに、すすを箱に充満させ、箱を破壊

では、ジョンは意図的にすすを発生させて箱を壊したのでしょうか?
それとも、偶然か?

アニメ鑑賞時、どちらにも取れました。

原作には、アニメでカットされたセリフが──

騙されてエドワードに閉じ込められたが、むかついてすすが出まくったら出られた。

※アニメでは全文カット

by ジョン『シャドーハウス』コミック3巻 第27話

どうやら、箱を破壊したのは意図的ではなく、偶然のようです(笑)

でも、これでジョンが言ってた意味が分かりました──

ジョンは箱の中に入れられていた。
それをガーッと怒って、バンでドカンだった。

by ジョン『シャドーハウス』TVアニメ第6話

そもそも、アニメ鑑賞時ジョンが何を言っているのか分かりませんでした(苦笑)。

「ガーッと怒って」と言ってたのです。
何に怒っていたのかと言うと、閉じ込めたエドワードに対してむかついていたのです。

確かに、ジョンの表現の通りですね(笑)。

余談

すすを充満させて箱を破壊。
箱が壊れる前に、ジョンの体の方に影響が出そうですが・・・

シャドーの体は箱よりも丈夫なのでしょうか?

ただ、気になるのがジョンの姿。
出られたのは良いですが、服がすすだらけに。

出口に着くまでに
“生き人形”は顔を傷つけてはならない。

シャドーは服を汚してはならない。

by エドワード『シャドーハウス』TVアニメ第6話

「シャドーは服を汚してならない」というルール。
ジョンとケイトの会話を聴いていると、服を汚してはいけないどころか、生き人形が迎えに来ることすら知らされてない様子。

ひどいですね(苦笑)。

でも、エドワードに言わせると──

貴族として当然のことは守って貰おう

by エドワード『シャドーハウス』TVアニメ第6話

つまり、服を汚さないのは常識、ということ
なかなかイヤらしいですね。

視線 (原作28話)

ジョンは囚われていた箱を出てケイトの元へ。
ケイトは鉄の檻に囚われていた。

何を持っていってもいい

あ、ケイト様のためにオレンジもうちょっと摘んでいこうっと。

by エミリコ『シャドーハウス』TVアニメ第6話

オレンジを好き勝手に持っていくエミリコ。
原作にはキチンと説明されています──

地図にあった「小屋の印」は小さな温室でしたね。
この辺の植物、どれを持っていってもいいみたいですよ。

※アニメではカット

by エミリコ『シャドーハウス』コミック3巻 第28話

原作には、案内文らしき描写が。
だから、エミリコは自由に手押し車に積み込んでいたのです。

(原作情報)原作ではオレンジだけでなく、ラムが「一体何に使うのか」疑問に思うような物まで積み込んでいきます。

なぜ早く帰って欲しかった?

早く帰ってくれないかしら。

by ケイト『シャドーハウス』TVアニメ第6話

一人囚われの身でいて心細かったろうに、好意的なジョンに対し、冷たいケイト(笑)

アニメ鑑賞時、いきなりプロポーズしてきたりとウザいので、早く帰って欲しがっているのだと思ってました(笑)

原作を読むと少し違いました。

早く帰ってくれないかしら。
どうにか脱出を試みたいし

※太字はアニメではカット

by ケイト『シャドーハウス』コミック3巻 第28話

ケイトは、すすを使って檻から脱出を試みようとしていました
そこへジョンがやってきたのです

だから、ジョンに早く帰ってもらって、すすでの脱出を試してみたかったのです。

では、ジョンが離れた後、なぜケイトはすぐに脱出を試さなかったのでしょうか?

誰かが見ている?

この試験「まるで見世物」

“お披露目”・・・つまり誰かが見ている・・・・・・・・・・

by ケイト『シャドーハウス』TVアニメ第6話

ジョンが言った「ケイトの檻はまるで見世物」。
お披露目という言葉の意味。

アニメでは、これらから「試験を誰かが見ているのでは?」とケイトは考えました。
原作ではこれ以外にも気付きがあります。

ケイトは「黒い鳥」を見かけます──

1話冒頭に出てきた「黒い鳥」ですね。
すすでできており、吹けば消えてしまう鳥。

ジョンがすすで脱出したことを聞いたケイトは──

そして、私だけじゃない。
やはり、シャドーはすすを操れる。

by ケイト『シャドーハウス』TVアニメ第6話

ケイト以外のシャドーも、すすを操れると確信

推測

ジョンはケイトのように意識的にすすを操っているのではなさそうです。

ジョンのセリフから、ジョンは典型的な感覚派。
無意識に、すすを操っていると思われます。

黒い鳥・・・
あの鳥、爆発の直後も館からエドワードのところへ飛んでいった。

※アニメでは全文カット

by ケイト『シャドーハウス』コミック3巻 第28話

黒い鳥は、すすでできており、館からエドワードの所へタイミング良く向かっている
そのことから、館から誰かが見ている・・・とケイトは推理したのです

ケイトは誰かが試験の様子を見ていると結論づけ、すすを使って無理に脱出をするのを控えたと思われます

3階の方々

ついに姿を現した3階のお陰様!
時折描かれていた観測者視点の演出

やはり、お披露目は見られていたのです

(原作情報)観測者視点演出はアニメのみ。原作ではここで初めて第三者の存在が描かれます。

それにしても、このお陰様達、顔役の生き人形が近くにいません

確か、シャドーは部屋の外へ出るとき、必ず顔役が付き添うはず。

3階の方々ともなると、そんなことはないのでしょうか?
それとも、少し離れたところで控えているのでしょうか?

まだまだ謎だらけですね。

ケイトの檻は難しすぎる!?

ふむ、しかし試験に偏りがあるのはエドワードの悪いところだ。

特に最下位のケイトはお気の毒。
しかも生き人形があの「お花畑」じゃあね・・・

by 3階のお陰様たち『シャドーハウス』TVアニメ第6話

鉄の檻に囚われたケイト。
お陰様も「気の毒」と思う程・・・

アニメではカットされてますが、3階のお陰様は、もう一言、言ってます──

特に最下位のケイトはお気の毒。
難しすぎない?

しかも生き人形があの「お花畑」じゃあね・・・

※太字はアニメではカット

by 3階のお陰様『シャドーハウス』コミック3巻 第28話

お陰様ですら「難しすぎない?」と言っているのです。
難しいからこそ、お花畑のエミリコではどうにもできないと見切ったのです。

確かに、時間制限があるのに、エミリコはのんびり(苦笑)。
「お花畑」と言われても否定できないかも。

だけど、エミリコには誰にも負けない応用力が!

この難しい試験をクリアし、3階のお陰様を驚かせてやれ!

原作コミック情報

ここでは、本編の流れでは紹介できなかった、原作情報を紹介します。

今回、アニメ化されたのは原作3巻 25話「審査基準」~28話「視線」

原作と比較してもカットされた部分は少なく忠実にアニメ化されています。

アニメ1話で原作4話分は、いいペースですね。

原作『シャドーハウス』は、1話12、13ページと、他の作品に比べ少し少ないページ数となっています。

ただ内容は、物語の展開にもよりますが、情報量が多く濃いものになっています。

逆に言うと、”お披露目”が始まってからきちんとストーリー展開しているのに、約12ページ毎に区切りを持ってきているストーリー構成が凄い!

おわりに (『シャドーハウス』6話とは)

謎だらけのシャドー家。
おのずと、シャドー家の成人式にあたる”お披露目”も謎だらけ。

判断基準は明確ではないが、順位は明確。
はっきりとは示さないが、誰かが落ちる緊張感。

時折感じる、第三者の視線・・・
主催者側が意図しているのは馴れ合いではなく、生き残り競争?

なのに真っ向、逆を行くエミリコ。
“お披露目”に受かりたいとは思っているが、競争する気は全くなし。

エミリコの明るく前向きな姿勢が他の生き人形にどう影響し、試験をどうクリアしていくのか楽しみです。

以上、TVアニメ『シャドーハウス』第6話の感想&解説レビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

7話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はTwitter(@toki23_a)にて!

ではでは。

きょうのひとこと

全部食べる必要はないような・・・

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アニメ『シャドーハウス』第7話のレビューはこちら。

ComingSoon

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