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こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『時光代理人Ⅱ』第1話「墜落」を鑑賞しました。
本サイトでは、原作ありアニメを原作情報の紹介と共に解説してきましたが、『時光代理人』は原作なしのオリジナルアニメ作品。
よって、アニメを見ただけの考察&解説になります。
あくまで個人的な解釈ですので、ご了承下さい。
本レビューが、皆さんの理解の助けになり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。
次話以降の「ネタバレなし」なのでご安心を
『時光代理人』は、中国で制作されたオリジナルアニメ作品。
2期(時光代理人Ⅱ)は、中国で昨年夏(2023年7月～)に配信されています。
が、私は中国版『時光代理人Ⅱ』未視聴です。
よって、次話以降のネタバレはないので、ご安心ください。
次話以降の考察もしていますが、あくまで私個人の推測です。
基本的に、考察はこのような枠の中に記載しています。
ココアオレンジ色を目印にしてね！
推測とはいえ、当たっているとネタバレと変わらないので、主軸に関わるようなことはすぐに目に入らないよう隠しておきます。
時文クリックしなければ中身は見えません。
こんな感じです
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中身の文章はクリックしなければ、目に入ることはありません。
時光代理人Ⅱ -LINK CLICK-
今話の主なトピック (クリックすると該当項目へ)
- 真犯人は、なぜトキの能力の発動条件に気付いた？
- (考察) 真犯人は、対象者の記憶を読める？
- (考察) 真犯人の特殊能力のヒント？
- (考察) 真犯人は能力を奪い取れる？
- シャオ刑事は、なぜトキの無実を信じた？
- リウ・ミンが死んだのに、なぜ生きてると連絡した？
- チェン刑事の違和感
今話で解決しなかった疑問
最下部「疑問点まとめ (Q&A一覧)」に記載
全12話 各話リスト
| 話数 | サブタイトル |
| 第1話 | 墜落 |
| 第2話 | 夜襲 |
| 第3話 | ２つの葬儀 |
| 第4話 | 写真の中の彼女たち |
| 第5話 | 最後の晩餐 |
| 第6話 | 李天希 |
| 第7話 | 市街戦 |
| 第8話 | 人質 |
| 第9話 | ３つの物語 |
| 第10話 | 即興 |
| 第11話 | 対峙 |
| 第12話 | いいお兄ちゃんがいないと生きられない |
※話数：リンクは各話レビューへ
はじめに
エマを救えず失意のどん底にいたトキが写真館に戻ると、ヒカルが倒れており傍にはナイフを持ったリンがいた・・・。
衝撃のラストで幕を閉じた『時光代理人』(1期)。
日本で、前期が放送されたのは2022年3月下旬。
それから約2年・・・。
『時光代理人Ⅱ』！
待ってました！
もうこの一言に尽きる！
ココアほんと、それっ！
時文メチャクチャ気になるラストだったもんね！
まるで、この2年間はなかったかのように・・・。
まるで、前話が先週放送されたかのように・・・。
1期最終話直後から、それもアクセル全開で始まる2期1話！
一瞬、2期はタイムリープではなくアクション系に路線変更かと思いました(笑)。
が、もちろんそんなことはなく。
タイムリープは特殊設定の一つに過ぎず、本作の一番の見所はサスペンス。
人を乗っ取る強敵相手にトキの能力が徐々に明かされ、反対に、こちらは相手の能力を何も分からない絶体絶命な状況。
厄介な奴に目を付けられたと思いきや、敵は奴だけではない！？
金に物を言わせる敵？も登場。
1期1話の登場人物を1期終盤で再登場させ。
1期終盤の最重要人物を退場させても、関係者を新キャラとして登場させる展開の上手さ。
息子の次は親が相手か。
それとも赤眼野郎を絡めた三つ巴となっていくのか・・・。
何にせよ、2期は始まったばかり。
存分に楽しみましょう♪
では、今話を振り返っていきましょう。
感想&考察レビュー 第1話「墜落」
対峙
時光写真館に戻ったトキ。そこには、瀕死のヒカルとナイフを手にしたリンの姿があった。
特殊能力者
君も・・・特殊能力を持ってるのか・・・。
by ヒカル『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
特殊能力を持っているのは、ヒカルとトキだけではなかったのです。
真犯人も特殊能力者。
1期最終話、連続殺人犯として逮捕された劉旻(以降「リウ･ミン」)。(1期12話 )
リウ・ミンは、真犯人の傀儡であり、実際に犯行を行ったのは真犯人。
真犯人は、誰だか分かりません。
が、こうして喬苓(以降「リン」)を操っています。
人の精神を乗っ取る特殊能力を持っているのです。
トキは、写真の中に入って撮影者の精神を乗っ取ります。(1期2話 )
他人の精神を乗っ取るという意味に於いては、トキと真犯人は同じ系統の能力と言えますね。
腹の探り合い
お前は、どんな特殊能力を持ってる？
何から話せばいいのか分からないなら、まず発動のキッカケから話せばいい。
by リン(真犯人)『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
能力者同士の腹の探り合い。
さすが真犯人も能力者だけあります。
能力の内容を聞くより先に、発動条件を確認。
発動条件から確認しているのは、真犯人は既にトキの能力を把握しているからかもしれないですね。
が、真犯人は、トキの能力を「瞬間移動」と思っている節があります。
もしそうだとすると、そこが真犯人に付け入る隙となります。
ココアやったー！そのまま勘違いしてて！
能力発動のキッカケに気付けば予測できます。
発動条件を満たさないようにすれば、能力を潰せます。
能力者である真犯人が、このような質問をするということは ──
真犯人も、能力を発動させる条件があるということです。
さて、一体何をキッカケに能力が発動しているのでしょうか・・・。
たとえば、手を叩く。
by リン(真犯人)『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
最初は翻弄されたが、幸いお前のちょっとした動きからトリックが掴めた。
トキの「写真の撮影者の精神に乗り移る能力」は、手を叩くことが発動条件。
手を叩くのは、自分の手でも、他人の手でも構いません。
ヒカルの手を叩くと、トキはヒカルと繋がったまま写真の世界にダイブできます。
自分の手を叩いてもダイブできますが、誰とも繋がらず単独で行動することになります。
真犯人は、トキの能力の発動条件を見抜いていました。
気付かれたのは、1期最終話、リウ･ミン(真犯人)の前で何度もダイブしたからですね。
トキは、能力を見せすぎたのです・・・。
先ほど、能力者は能力を発動するのに発動のキッカケがいる、と考察しました。
確かに、トキは写真に入るとき手を叩いています。
では、ヒカルはどんなキッカケが必要なのでしょうか。
これまで、ヒカルの写真を読み取るシーンは何度も描かれました。
ですが、写真に集中している程度で、ルーティンと呼べるような動作は見当たりません。
目に見えない、意識的な類いでしょうか。
対象者の記憶を読める？
── 場所を絞るには集中力が必要だ。だから、閉ざされた空間でこそ、余裕を持って相手と対峙できるんだ。
嘘だな。
－ 中略 －
私を騙せても、彼女は騙せない。
by リン(真犯人)『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
リン(真犯人)が気になる言い方をしました。
「私を騙せても、彼女は騙せない」？
「彼女」とは、誰のことでしょうか？
「彼女は騙せない」とは、どういう意味でしょうか？
「彼女」とは誰のこと？
ここで言う「彼女」とは、普通は乗っ取っているリンのことでしょう。
※一旦、彼女＝リンで進めます。
「彼女は騙せない」とは？
一瞬、真犯人は、乗り移った人の記憶を読めるのではないかと考えました。
が、それだと変です。
1期終盤、トキは、リンはもちろん、エマにも自分の能力について話しています。
俺は程小時。
by トキ『時光代理人』TVアニメ1期 第12話
写真を通して、過去へ戻れる。
このセリフの少し後に、真犯人がエマの精神を乗っ取りました。
もし、真犯人が乗り移った人間の記憶を読めるなら、この時既にトキの能力を知ったハズです。
真犯人は、今話で初めてトキの能力には写真が関連していると気付きました。
これは、真犯人は対象者の記憶を読めない証拠ではないでしょうか。
では、「彼女は騙せない」とはどういう意味なのでしょうか？
このセリフの直後、リン(真犯人)は自分に向けてナイフを振り上げました。
この行為から、思いつくのは ──
(嘘を付くと)彼女は(傷つくことになるので)騙せない。
トキに対しての脅し文句だったと考えられます。
でも、それならそれでもっとストレートに言えば良いのであって・・・。
なぜ、回りくどい言い方をしたのでしょうか？
それは、上記のように解釈することが狙いで、別の意味があるのではないか ──
と考えると、違う推測が浮かんできます。
当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。
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時文ここからは、かなり想像が入っています(笑)
「彼女」とは、リンとも違う別の女性を指している可能性はないでしょうか。
当たりみたいだな。
随分と興味深い。
by リン(真犯人)『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
お前から奪い取って、私も体験してみたいものだ。
この時、「当たり」だと即座に判断しています。
時文まあ、顔色で分かると言えば分かりますが(苦笑)
真犯人の能力が、対象者の記憶を読むのではなく「嘘を見破れる」だとしたら・・・。
いや、人を遠隔操作できて、嘘を見破るなんてチート過ぎるでしょ？ですって。
真犯人は、もう一つ重要な事を言っていますね。
「お前から奪い取って」
真犯人の本当の能力は、他人の能力を奪い取ることだったら・・・。
「嘘を見破る」能力を誰か(彼女)から奪って自分の物としていたら──
「私を騙せても、彼女(の嘘を見破る能力を奪った私)は騙せない」なんて言いそうじゃありませんか。
ココアおおっ、凄い！
ってか、よく繋げたね(笑)
時文うん、妄想代理人とでも呼んでください(笑)
まあ、これは根拠のない妄想なので、話半分くらいで聞いておいてください(笑)。
奴も写真で！？
1期ラストがとんでもない引きで終わったとは言え・・・。
2期は、1話冒頭からエンジン全開のフルスロットル。
でも、油断ならないのが『時光代理人』。
アクションシーンの中でも、重要な事をサラッと言っています。
ナイフを持った相手にトキが思い出しているのは、1期6話 「番外編「手合わせ」」に登場した劉思文ですね。
お前の能力も写真と関係してんだろ。
by リン(真犯人)『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
前は瞬間移動できたのに、今は走って近寄るしかない。
気付きましたか？
よく聞いて(読んで)下さい。
真犯人は──
「お前の能力も写真と関係してんだろ」と言いました。
「お前の能力”も“」と！
ココアあっえっ！？
まさか・・・
当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。
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ここに、能力者はトキと真犯人の二人しかいません。
ならば、「お前の能力も」とは ──
真犯人の能力も、写真に関係しているのではないでしょうか。
トキと同じように、写真を使って能力を発動しているのではないでしょうか。
そう言えば、連続殺人の被害者達は、写真をSNSにアップしていたのがキッカケです。
てっきり、SNSに上げたことにより、妬みの対象になっていると思っていましたが、居場所を特定するのに骨が折れます。
トキ同様、写真を通して何かできるのなら・・・。
時文手強いな…
能力を奪い取れる？
随分と興味深い。
by リン(真犯人)『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
お前から奪い取って、私も体験してみたいものだ。
トキの能力に興味を持った真犯人。
奪い取って体験したいと言い出す・・・。
真犯人は、能力を奪うことができるのでしょうか。
真犯人が言う「能力を奪う」とは？
取り調べ
トキは写真館に入ってきた警官に逮捕されてしまう。
超常現象
いい加減にしろ。
作り話で時間稼ぎしても無駄だ。部屋にいたのは3人、ナイフがお前が持ってた。
by 警官『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
それに自分で言ってたろ、彼女は違うって、お前以外に誰がいる。
トキは、能力を明かすことができないので、無実を認めてもらえません。
シャオ刑事に連絡してくれないか。
by トキ『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
直接説明したい。
シャオ刑事は、トキとヒカルの能力を全て知っているわけではありませんが、何らかの力の存在を認めてくれている刑事。
では、シャオ刑事ならトキの無実を信じてくれるのでしょうか？
例えトキの人となりを信じていても、この状況で無実を証明できないのではないでしょうか。
これは、1期最終話で逮捕されたリウ・ミンが、皮肉にも後押ししたのでしょう。
リウ・ミンは、取調室に一人でいる時に自殺をしたのです。
それも、普通なら自分ではできないような死に方で・・・。
自分の首を絞めて死ねる訳がないだろう。
by シャオ刑事『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
医者も証言しています。
── 長い医者人生で、こんな状況は初めてです。
リウ・ミンは短時間で、頸部の輪状軟骨を脱臼させてた。
by シャオ刑事『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
首を吊ったわけでもないのに、自分の意思と力で首を絞め殺したのです。
このあり得ない死に方が、シャオ刑事に、遠隔で人を操作する能力の信憑性を上げたのです。
ま、実際のところはヒカルが意識を取り戻したので真実を聞いたのでしょう(笑)。
死んでるが死んでない
はい、どなたです？
んー、前にも言ったはずだ。
by リウ・ミンの父『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
あいつが死んだとき以外連絡してくるな！
アイツとは、息子リウ・ミンのこと。
父親が「死んだとき以外連絡してくるな」と言ったということは、チェン刑事が電話したのは死亡連絡ではなかったということ。
今話後半、すぐに判明しましたが ──
このセリフの直前、心電図がゼロを示したのはヒカルではなくリウ・ミンです。
なぜ、死亡直後なのに連絡をせず、しかも怒鳴られるシーンを描いたのでしょうか。
お分かりですよね。
視聴者に対して、リウ・ミンの死を隠し、死んだのはヒカルだとミスリードさせるためです。
上記セリフのシーンは、心電図が止まった直後。
実際、この時間にリウ・ミンが亡くなったのでしょう。
が、チェン刑事が電話をしたのは、もっと前の時間。
リウ・ミンが自殺を図って、病院に運び込まれた直後ではないでしょうか。
だから ──
リウ・ミンの奴がまた問題を起こした、庇ってられんよ。
おい、チエン弁護士。
by リウ・ミンの父『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
リウ・ミンがまた騒ぎを起こして入院した。
見に行ってくれ。
父親は、リウ・ミンが入院したくらいの認識だったのです。
事情は理解
── 差し入れだ。
ありがとうございます。
── 容器は置いといてくれ。あとで片付けに来る。
by トキ『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
トキは、食事をしている状況ではないと思いますが・・・。
差し入れがあったり、後で片付ける等、対応が優しくなっています。
これは、トキの無実が証明。
あるいは、チェン刑事が、トキの無実を保証したのでしょう。
ならば、腹が減っては戦はできぬ。
トキも出された食事に手をつけたのです。
警官の「容器は置いといてくれ。あとで片付けに来る」と聞き ──
ヒカルの「お椀は置いといてくれ。あとで洗っとく」という言葉を思い出すトキ。
お前が煮込み過ぎるから、男子寮ヌードルが男子寮ダンゴになるとこだった。
by ヒカル『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
このセリフは、1期2話「秘伝のレシピ」終盤 ──
ナツとリン・ジェンが大学生時代、ラーメン店の看板メニューを決めました。(1期2話 )
これを真似てトキが男子寮ヌードルを作った時のこと。
折角、トキが二人分作ったのに、リンが一つを持っていきました(笑)。
その後のエピソードですね。
残ったお椀は一つ・・・。
でも、あの後二人は仲良く食べたということですね・・・。
ココアヒカルーー！
時文いや、死んでないからね…
仕切り直し
シャオ刑事の手配で釈放されたトキは、チェン刑事に連れられヒカルがいる病院へ向かう。
命よりも携帯？
助からなかった？
死んだなら仕方ない。遺品はどうなる？
by リウ・ミンの父『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
1期10話、息子を庇う父親の姿は、あんな息子でも愛しているのだと思っていた時期もありました(苦笑)。(1期10話 )
どうやら、この父親。
息子に対して愛情はないようです。
だから危篤状態でも心配などしておらず。
面倒事を片付けるために弁護士を向かわせたのでしょう。
ココアヒドい・・・
死んだと分かっても、悲しむでも怒るでもなく、事後処理に。
必ず取り戻すんだ。
by リウ・ミンの父『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
どんな代償を払おうと、何としても、あいつの携帯を取り戻してこい！
何としても取り戻したいのは携帯！？
1期1話、CFOが雀徳ゲームの財務データを改ざんしたのは、息子リウ・ミンの指示 ──
息子が親の金を取り、捕まるか？
by CFO『時光代理人』TVアニメ1期 第12話
リウ・ミンは、父親から経済支援を断たれ、彼の父親の金から少し用立てるよう頼んできた。
あの事件は、父親はむしろ被害者だと思っていましたが、親子で何かやっていたのでしょうか？
ヒカルとトキがいれば、写真は有力な手がかり。
真犯人に繋がる情報が、リウ・ミンのスマホに入っている可能性は十分にあります。
リウ・ミンの父にとっても、真犯人に繋がる情報を見つかるのがマズいのでしょうか。
いや、死んで初めて手に入れようとしているので、違う気もします。
いずれにせよ、リウ・ミンの父親陣営と、警察＋ヒカル達がリウ・ミンのスマホを巡る争いが起きそうな流れですね。
チェン刑事
(恐らく)チェン刑事が自分のスマホとすり替え、リウ・ミンのスマホを入手。
奪って逃走かと思いきや、飛び降り自殺！？
リンの次は、チェン刑事が真犯人に乗っ取られたのでしょうか？
それとも・・・。
病院へ来る途中、変わったことはなかったか？
by シャオ刑事『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
いや～～変わったことは思い切りありましたよね(笑)。
ココアえ！？ そう？
何が？？
時文私は2つくらい気になったよ
当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。
続きを読む (クリックして下さい)
- 着信をトキに出てもらったこと
- チェン刑事の家に来ているチエン班長
➊ 着信をトキに出てもらったこと
程小時、出てくれないか。
by チェン刑事『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
車の運転中だったので、スマホの操作がしにくかったのでしょう。
トキに、電話の操作を頼むチェン刑事。
メタ的な視点でコメントすると ──
リウ・ミンのスマホを見た時に、瞬時にチェン刑事のスマホだと分かるようにするための伏線。
でも、運転中だったとは言え、人にスマホの操作を頼むのは変と言えば変です。
スマホに出てもらう事が、何かの能力の発動条件だと考えられなくもないです。
となると、この時既に、チェン刑事は真犯人に乗り移られていた！？
一応頭に入れておきましょう。
➋ チェン刑事の家に来ているチエン班長
本命は、こちらです。
今日は多分帰れない、事件がまだ片付いてなくて。
── チエン班長が来てるのよ。
え！？なんで急に。
ボクに用事があるなら後で電話するって、伝えて。
by チェン刑事『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
さて、チエン班長とは誰でしょう？
班長という肩書きは、警官も使っていますね。
今話、冒頭 ──
徹夜仕事で、さすがに眠くなってきた。
by 警官『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
班長の連絡はまだか？
中盤でも ──
── シャオ刑事に連絡してくれないか。直接説明したい。
シャオ班長に電話してくれるか？
by 警官『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
この警官達にとっての班長は、シャオ刑事のこと。
つまり、班長とは刑事の肩書きですね。
では、チエン班長とは誰のことでしょう？
警察関係者なら、今、チェン刑事が重要な事件を担当していることは知っているはずです。
それでも、重要な用事であれば連絡するでしょうか？
ならば、なぜ警察ではなく、不在の可能性もある家に行ったのでしょうか？
むしろ、チェン刑事本人ではなく、妻や子どもが目的だと考える方が自然ではないでしょうか・・・。
ココアえっ、そんな・・・
信じられませんか？
では、先にチエン班長の正体を推測しましょう。
おい、チエン弁護士。
by リウ・ミンの父『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
リウ・ミンがまた騒ぎを起こして入院した。
見に行ってくれ。
リウ・ミンの父が依頼したチエン弁護士。
同じ「チエン」なのは偶然でしょうか？
ココアえっ！？ まさか！？
チエン弁護士：私物は全て押収されました。今、策を考えてます。取り戻せるかやってみましょう。
リウ・ミンの父：必ず取り戻すんだ。どんな代償を払おうと、何としても、あいつの携帯を取り戻してこい！
by 『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
上記セリフの後、アパートを見上げ、ラストある部屋を訪れました。
もし、この時系列がズレているとしたら・・・。
- チエン弁護士が、上記セリフを交わす
- チェン刑事の家を訪ねる
- 妻が、チェン刑事に電話をする
── チエン班長が来てるのよ。
え！？なんで急に。
by チェン刑事『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
ボクに用事があるなら後で電話するって、伝えて。
- (仮説) チェン刑事が自宅に電話をしてチエン弁護士と会話
- (仮説) チエン弁護士から何らかの脅迫を受ける
- (仮説) リウ・ミンのスマホを自分の物と入れ替え・・・
つまり、今話ラストに描かれたチエン弁護士がアパートの呼び鈴を鳴らすのは、トキが病院へ着くよりもっと前。
具体的に言うと ──
車中でチェン刑事に着信があったのは20:21。
リウ・ミンのスマホが入れ替わったのに気付いたのが20:44。
ところが ──
リウ・ミンの父とチエン弁護士が電話をしていたのは20時です。
※電話をしているリウ・ミンの父の時計から
アニメで描かれているシーンは、時系列通りではないのです。
今話、トキはタイムリープしていません。
ですが、時系列を変えての描写がされていたのです。
ココアおおっ！そういうことか～
時文一瞬も気が抜けない…
チェン刑事の家に来た、チエン班長とは？
チラつく真犯人？
先の私の考察は一先ず置いといて・・・。
あんな強烈な能力を見せられれば、否が応でも気になる赤眼野郎の存在。
シャオ刑事、俺も行きます！
やっぱり、ここで二人に付き添うよ・・・。
by トキ『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
もし、シャオ刑事が真犯人に乗っ取られていたなら・・・。
リウ・ミンのスマホを盗まれただけではありません。
ヒカルが生きていることもバレたのです。
折角、チェン刑事が情報操作したのに、もうバレてしまったのです。
だから ──
トキは、ヒカルとリンを二人きりにできなかったのでしょう。
いつまた、奴がリンを乗っ取ってヒカルを襲ってくるか分かりません・・・。
いや、(リンを乗っ取って)リン自身が襲われる可能性だってあります。
二人から離れられなくなってしまったのです・・・。
でも、本当にそうでしょうか・・・。
ココアどゆこと？
奴は言いました ──
もう一度ゲームを始めよう。
by リン(真犯人)『時光代理人Ⅱ』TVアニメ第1話
真犯人の目的は、ヒカルの命ではありません。
トキとゲームをすること。
それならば、ある意味、正々堂々と挑んでくるでしょう。
いや、正々堂々という言葉は、そぐわないですね。
大切な人をさっさと殺したりはしないでしょう。
大事な人を天秤に掛けて、トキ達がゲームから逃げられないようにする。
そんな嫌らしいことを仕掛けてきそうです。
ココア最悪・・・
相手はこちらのことを知り、こっちは敵を何も知らない。
状況も最悪なのです・・・。
さあ、「もう一度ゲームを始めよう」
いや、私達は、もう一度あの謎と興奮を楽しみましょう。
おわりに (『時光代理人Ⅱ』1話とは)
時光代理人Ⅱ -LINK CLICK-
いや～ほんと待ってました(笑)
と同時に、初っぱなからぶっ飛ばして、1期と変わらぬまま進めてくれて嬉しいばかり！
それに、ヒカルをすぐに復活させてくれたのポイント高し！
通常、私は事前情報を入れずにアニメを見ます。
が、本作は我慢できず、ついティザーPVだけ見てしまいました(苦笑)。
時光代理人Ⅱ ティザーPV
てっきり、ヒカルは死んでしまったかと(苦笑)。
そこから頭はフル回転(笑)。
当然、主人公級であるヒカルがこのまま死ぬわけありません。
なので、トキが過去に戻って、思い切り過去改変する展開だと予想していました～～。
ココアそうだったんだ(笑)
時文だって、公式HPトップも二人が額に入っている意味深画像だったしね
今話中盤、ヒカルが死んでないことは推測できましたが、意識を取り戻すのはもう少し先だろうな、とも。
しばらくヤキモキする展開が続くだろうと想像していました。
何にせよ、ヒカルが生きていた世界線・・・違う。
ヒカルがすぐに復活するシナリオにしてくれたことからも ──
予想を裏切る展開をしつつも、視聴者の期待にも応える脚本になっているのが伺えます。
もう、楽しむしかないですね！
以上、TVアニメ『時光代理人Ⅱ』第1話の感想&考察レビューでした。
長文にもかかわらず、最後まで読んで頂きありがとうございます。
2話のレビューも書いています。
良かったらご覧ください。
ではでは。
ココアおお、言われてみれば！
時文それでも、面白いのが本作の厚み
疑問点 まとめ(Q&A一覧)
この章では、疑問点をまとめていきます。
- 今話で生まれ解決した疑問は、本文で解説して本章でまとめ
- 今話で解決しなかった疑問を、疑問2期XX-XX(話数-通し番号)として記録
⇒ 本章「疑問点まとめ(Q&A一覧)」でまとめ - 答えは、推測ではなくできるだけ作品内で明らかになった事実を記載
※推測が入る場合は、断りを入れる
⇒ 解決した疑問は、次話で削除
今話で解決した疑問 (クリックすると答えが表示されます)
- 真犯人(赤眼)は、なぜトキの能力の発動条件に気付いた？
-
1期12話、リウ・ミン(赤眼)の目の前で何度も手を叩いて瞬間移動したから
TVアニメ「時光代理人 -LINK CLICK-」クライマックスPVより引用 - 真犯人(赤眼)は、乗り移った対象者の記憶を読める？
-
読めないと思われる (推測)
リンに乗り移っても、ヒカルの名前を知らなかったし(今話)、エマに乗り移ってもトキとの会話内容を知らなかった(1期12話)ことから推測。
『時光代理人Ⅱ』公式HP「STORY 01」より引用 - シャオ刑事は、なぜトキの無実を信じた？
-
リウ・ミンの自殺方法を見て、真犯人は遠隔で人を操れる事を信じていたから
今話で新たに発生し、解決しなかった疑問
- 疑問 2期01-01 真犯人が言う「能力を奪う」とは？
- 疑問 2期01-02 チェン刑事の家に来た、チエン班長とは？
残っている疑問
- 疑問 1期01-02 トキの両親は、なぜいなくなった？
- 疑問 1期01-03 トキがダイブしたのは、今回が初めて？
- 疑問 1期01-04 トキとヒカル、いつ、どのようにして能力を身につけた？
- 疑問 1期01-06 ヒカルは、なぜ事前に写真の中の出来事をトキに教えない？
- 疑問 1期11-02 ヒカルは、なぜトキと一緒に住んでいる？
- 疑問 1期12-01 連続殺人犯の真犯人は誰？
今週の感想ツイート
#時光代理人 2期1話
— 時文＠ここアニ(薬屋のひとりごとレビュー中) (@toki23_a) April 13, 2024
衝撃の展開で幕を閉じた１期
ようやく続きが見られる喜び😆
待ってました！この一言に尽きる😭
厄介な奴に睨まれただけでなく敵は奴だけじゃない？1期登場人物から更に広げていく上手さ
さあ、もう一度ゲームを始めよう
いや、もう一度あの世界観と興奮を味わおう😆
関連記事
アニメ『時光代理人Ⅱ』第2話のレビューはこちら！
