無職転生

アニメ【無職転生】2話 感想&解説 ロキシーがルディに与えたものとは

無職転生 2話

こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』第2話、鑑賞しました。

「ロリ・ジト目・無愛想」どストライクの家庭教師ロキシー。
ルディに魔法だけでなく様々なことを教えてくれる、まさしく師匠的存在。

なのに、もう家庭教師が終わってしまうとは(涙)。

ずっと一緒にいるのかと思ってました。
ルディの才能がロキシーの向上心に火を点けてしまったのでしょうか・・・

今話の疑問点

  • なぜ「弟はイヤ」?
  • ロキシーの種族は危険なのか?
  • ロキシーは魔法を発動できなかった?
  • ゼニスがプレゼントした本の内容は?
  • 「外が怖い」と、なぜロキシーに言えなかった?

原作情報と、私なりの解釈を含め、順に解説します。

原作でしか描かれてないこと

  • 魔法は小さくしても魔力使用量が変わる
  • 「緑色に近い髪色の種族は危険」は迷信!?
  • パウロの仕事

原作、コミカライズからポイントを紹介します。

ここでは、以下の観点でレビューします。

アニメ各話「紹介・感想」

コミカライズ・原作を読んで分かった新情報を加味して「解説

私は原作未読です。
アニメ鑑賞後、原作・コミカライズの”該当部分のみ“を読み、レビューを作成しています。

次話以降のネタバレは「なし」なのでご安心ください。

無職転生(分割2クール)各話リスト
幼年期編

話数 サブタイトル コミカライズ 原作巻数
第1話 無職転生 1巻
1巻
第2話 師匠
第3話 友達

※リンクは各話レビューへ

今回のあらすじ

無職転生 2話
あらすじ

3歳で中級魔法を使ったルディに、両親は家庭教師ロキシーを雇う。
ロキシーの教えにより、ルディの魔術はめきめき成長。

ルディが5歳を迎える頃、ロキシーは卒業試験を課す──

ジト目ロリっ娘のロキシー。
無愛想だが教え方は上手かった。

前世の知識と経験に、幼年期の柔らかい頭を上手く使いこなして、ルディの魔術は短い期間でみるみる成長していく

ロキシーでは教える事がなくなるほどに・・・

真面目なのか、それともルディの才能を見て自身の向上心に火がついたのか。
ルディに教える事がなくなると、家庭教師を辞退する。

卒業試験は、外での課題。
生前、親がいくら言っても部屋から出られなかったトラウマを、ロキシーは意図せず軽々と克服させる

これまで怖かった、外の人の目。
これまで気になっていた、他人の評価。

外部の人であるロキシーが、ルディを導く。

本人が何と言おうと、ルディにとって、ロキシーは師匠。
それは永遠に刻まれるだろう。

ここでお別れなんて寂しすぎる。
叶うなら、再び登場して欲しい・・・

では、今話を振り返っていきましょう。

感想&解説レビュー 第2話「師匠」

前世 34歳無職引きこもり

主人公が前世で死んだ日。
両親の葬式にも行かず、引きこもっていた主人公は、兄弟に家を追い出されてしまう。

原作は、時系列順。
前世のことは、1巻プロローグ。

この時点で描いているのはアニメ独自の構成

原作では、前世のことがもう少し詳しく描かれているので紹介しましょう。

母が唯一の味方

主人公は5人兄弟の4番目。
高校生から引きこもり。
その後は、床ドン、壁ドンで生活し、パソコンとネットで時間を潰していた。

小説『無職転生』1巻プロローグより

アニメ同様、原作でも名前は紹介されません。

主人公は高校生から引きこもり生活

高校1年生だとすると15~16歳
亡くなった時、34歳なので20年近く引きこもっていたのです

ネットで影響を受けて、色んなことに興味を持ち、色んなことをやった。プラモを作ったり、フィギュアを塗装してみたり、ブログをやってみたり。母はそんな俺を応援するがごとく、ねだればいくらでも金を出してくれた

が、どれも1年以内には飽きた。

by 小説『無職転生』1巻

両親には、小学生の頃「この歳にしては頭がいい」と褒められ、中学時代のパソコン知識も家族からは一目も二目も置かれていた。

その後も母親は何かと応援して、お金を出してくれていた。

が、その母親が亡くなった──

家を追い出される

だが、気づいたら親が死んでいた。
引きこもっていた俺は、葬式はもちろん、親族会議にも出席しなかった。
結果、見事に家を追い出されることとなった。

by 小説『無職転生』1巻

母親が亡くなり、誰も味方してくれる人がいなくなった主人公。

原作では父親の最後の描写がありません。

アニメの葬儀では父親と母親の二人の遺影が。
二人同時に亡くなったということでしょう。

部屋に引きこもり、親の死に目にも葬式にも顔を出してなかったら、追い出されるのも当然か・・・

それも、葬式当日、部屋に閉じこもってあんなことをしていたら・・・

俺が一体なにをしたっていうんだ。
(親の葬式をブッチして無修正ロリ画像でオ○ってただけじゃないか・・・)

※()内はアニメではカット

by 小説『無職転生』1巻

アウトです・・・
そりゃあ、ブチ切れした弟にパソコンを壊されたりもします・・・

主人公にも相続権はあるでしょうが、5人兄弟の4番目。
引きこもりニートで親に心配ばかりかけていた上、親族会議にも出なければ、何も相続されないのも致し方ない。

そもそも、兄弟相手に交渉する能力もなさそう・・・

結果、悪あがきするも兄弟にボコボコにされ、着の身着のまま家から叩き出されてしまう──

これからどうしよう。

いや、頭ではわかっている。
バイトか定職を探して、住む場所を見つけて、食べ物を買うのだ。

by 小説『無職転生』1巻

家を追い出された主人公は、頼る人もおらず、働かなくてはいけないことは頭では理解。

だけど、着の身着のまま一文無しの主人公は働き先を探す事すら困難。

人生詰んだと感じると同時に「やりなおしたい」と考える──

高校生を居眠り運転のトラックから救う

その時見かけたのが痴話喧嘩真っ最中の3人の高校生。

自分にもあんな時代があったなと思い出に浸っていると──

俺はその瞬間に気づいた。
一台のトラックが三人に向かって猛スピードで突っ込んできているのを。
そして、トラックの運転手がハンドルに突っ伏しているのを。

居眠り運転。
三人はまだ気づいていない。

by 小説『無職転生』1巻

「危ない」と声を掛ければ良いものの。
10年以上ろくに声を出していないし、雨で冷えた体とボコられた痛みで、声にもならず、雨音にかき消されてしまった。

助けなきゃ!

もし助けなければ、きっと後悔すると直感した。
自分は人生詰んで野垂れ死ぬけど、最後はささやかな満足感を得たい。

高校生の元へ駈け出し、一人の高校生を後ろへ引っ張り、あと二人と思った瞬間、トラックが目の前に──

トラックに接触する瞬間、何かが後ろで光った気がした

あれが噂の走馬燈だろうか。一瞬過ぎてわからなかった。早すぎる。
中身の薄い人生だったということか。

by 小説『無職転生』1巻

「何かが後ろで光った」
これが、転生の予兆だったのか?

アニメでは、トラックが近づき、ヘッドライトが強くなっただけにも見えました。

アニメ1話はここから始まったのです

お盛んなパウロとゼニス

魔力切れで気を失っていたルディ。
パウロとゼニスのお盛んな声が聞こえてくるので、冷やかしてやろうと部屋を出ると──

午前は魔術、午後は剣術

剣術の鍛錬はアニメでは一瞬しか描かれてませんが、原作ではもう少し描かれてます。

午後はパウロとの鍛錬だ。
俺の体格にあった木剣がないため、基本的には体作りが中心となってくる。
ランニング、腕立て伏せ、腹筋、などなど。

by 小説『無職転生』1巻

このときのルディは3歳。
3歳の体力では、午後全部を使って鍛錬するわけにもいかず、夕飯までには時間ができます。

その時間を使って、魔力を使い果たす過程が面白い!

原) 「大きさを変化させる」と魔力量が変わる?

魔術というものは「大きさを変化させる」と使用する魔力量が変わる
詠唱した時に何も意識しない時を1とすると、大きくすればするほど加速度的に消費魔力が増えていく。
質量保存の法則ってやつだ。

しかし、なぜか逆に小さくすることでも消費魔力が増えるのだ

by 小説『無職転生』1巻

大きな魔法を使えば、魔力を多く消費するのは感覚で分かります。
が、なんと、小さくすることでも、魔力消費が大きくなると言うのです

ルディも理屈はよく分からないものの、この仕組みを利用して、魔力を大量消費します。

魔力総量は、魔力を使った分だけ増えていきます。
だからルディは、毎日魔力を使い切ることにしています。(1話)

最近は魔力総量が結構増えてきたので、大きな魔術を使わなければ消費しきれないのだ。
魔力を使うだけなら、力尽きるまで最大出力をぶっぱなせばいい。
だが、そろそろ応用力をつけていっても良いだろう。
なので、できる限り細かい作業を練習することにした。

-中略-

操作する対象が小さくなればなるほど、細かく複雑に、かつ正確に素早く動かそうとすればするほど、消費する魔力の量が莫大になっていく

by 小説『無職転生』1巻

アニメで、ルディが土魔術で細かい作業をしていたのは、そういう経緯だったのです。

特訓がてら、土魔術でフィギュアを作ってたら、魔力切れしたらしい。

by 前世の男『無職転生』TVアニメ2話

原作でも細かい作業に挑戦していますが、土魔法でフィギュアを作るのはアニメオリジナル

フィギュアを一瞬で解体し、土に戻していく様子はアニメらしくていいですね!

弟はイヤ?

お盛んだ。

願わくば妹がいい。
うん、弟はイヤだ

by 前世の男『無職転生』TVアニメ2話

ルディが言う、「弟は嫌」「妹がいい」というのは、趣味ではありません。
#多分・・・

冒頭で描かれた、命より大切なPCを弟にバットで叩き壊されたトラウマが(苦笑)。
弟という存在に良いイメージを持ってないのです、この男は

#自業自得なんですけどね・・・

原作でも触れられています──

お盛んだ。
そう遠くない未来に、俺の弟か妹が生まれることだろう。
できれば妹がいいな。
うん。弟はいやだ。
俺の脳裏には、俺の愛機パソコンにバットをフルスイングする弟の姿が残っている

by 小説『無職転生』1巻

原作では、このあと、パウロとゼニスの行為を分析しています(苦笑)。
興味ある方は原作をどうぞ。

半年後 夜の座学

無職転生 2話

ロキシーが来てから半年が経過。
中級までの攻撃魔術をマスターしたルディ。
夜には座学も始まった。

実践と関連付けて教える

唐突に始まったかに見えた、夜の座学。
原作でも同様です。

コミカライズに、とても適切な理由付けがありました──

中級魔法もあっという間にモノにしましたし、教えがいがあって私も楽しいです。

惜しむらくは、私に午前中にしか教える時間がないことです
もっと関連付けて学んだほうがいいこともありますし・・・

そこで、ひとつ提案なのですが──

by ロキシー・ミグルディア 『無職転生』コミカライズ1巻

夜の座学を申し出たのは、ロキシー。
魔法だけでなく、関連付けて教えたいことがあったのです。

コミカライズには原作にはない解釈や表現もあり、アニメと同時に読むと理解が深まります!

ちなみに、このシーンの続きには、こんなサービスカットもありますよ!

この後、どうなったのかは、ぜひコミカライズをどうぞ(苦笑)。

座学では魔法以外も学ぶ

前項でも取り上げたように、ロキシーは魔法以外の教養を魔法と関連付けてレクチャー。

さらに、カリキュラムとは関係なく、ルディの理解度に合わせて授業。

勉強するのは、主に雑学。

ロキシーはいい教師だ。
決してカリキュラムにこだわりを持たない。
俺の理解度に合わせて、授業の内容をエスカレートさせる。
生徒への対応力が高いのだ。
教科書用に用意した本から質問を出して、俺が答えられれば次に行く。
分からなければ丁寧に教えてくれる。
それだけのことだが、俺は世界が広がるのを感じた

by 小説『無職転生』1巻

ルディがつまづけば丁寧に教え、学べば更に高度な内容へ。

確かにロキシーは優秀。
ルディは良い師匠に恵まれましたね。

スペルド族

聞かされていませんか?
スペルド族という恐ろしい魔族のこと

今から4~500年ほど前ですが、ラプラス戦役という人族と魔族の大きな争いがありました。
その争いの中で彼らスペルド族は、敵味方、女子供関係なしに虐殺を繰り返し暴れ回ったそうです。

そのせいで、あらゆる種族から忌み嫌われ、戦争が終結した後、魔大陸から追放されたと聞きます。

by ロキシー・ミグルディア『無職転生』TVアニメ2話

(原作情報)スペルド族は、敵だけでなく味方からも忌み嫌われて追放されたと強調されています。

“夜の”座学が始まった途端、聞かされた「スペルド族」の話。

この手の説明は──
後に「スペルド族」もしくはスペルド族に間違えられる人物が登場するなり出来事が起きる展開か?
※私は原作未読です

原作では、出会っても近づかないようロキシーは念押ししています。

いいですか、とロキシーは前置きした。
エメラルドグリーンの髪を持っていて、額に赤い宝石のようなものがついた種族には、絶対に近づかないでください。やむを得ず会話しなければならない場合も、決して相手を怒らせてはいけません」

by 小説『無職転生』1巻

なので、覚えておきましょう♪

スペルド族の特徴

  • エメラルドグリーンの髪
  • 額に赤い宝石

ロキシーの種族は疎まれていた?

あっ、ちなみに私も魔族です。
パウロさん達も私の姿を見て驚いてたでしょう?

by ロキシー・ミグルディア『無職転生』TVアニメ2話

ルディ同様、想像していた魔術師より、幼くて小さいロキシーが来たから、驚いていたのだと思ってました(苦笑)。

ロキシーが言うように、パウロ達はロキシーをスペルド族と思ったのか、それとも魔族だから一瞬気構えたのか?

原作(+コミカライズ)にはもっと詳しく書かれてました──

魔族は一般的に、緑色に近い髪色を持つ種族ほど凶暴で危険だと言われています。特にわたしの髪は、光の加減では緑に見えなくもないですから・・・」

by 小説『無職転生』1巻

ロキシーをスペルド族に見間違えたのではありません。
緑色をした髪を見たら気をつけるのが、この世界の常識

だから、光の加減によって、緑色に見えるロキシーの髪を見て、勘違いしたのではないかと言うのです。

ただ「緑色に近い髪色を持つ種族は危険」というのは迷信!?

だ、そうです・・・
原作では、この直後に説明されます。

先に記載した、忌み嫌われ追放された「スペルド族」が緑色の髪をしていたので、緑色に近い髪色は危険だと言われるようになったのです

もちろん、ロキシーはスペルド族ではありません。

「はい。正式には魔大陸ビエゴヤ地方のミグルド族です。ルディの両親も、わたしを見て驚いていたでしょう?」

-中略-

ミグルド族もスペルド族に近い種族なので、かつては風当たりが強かったと聞きます。そのうち、ご両親にも言われるかと思いますが・・・」

by 小説『無職転生』1巻

むしろ、ロキシーのミグルド族が、スペルド族に種族的に近いので、警戒されたと言うのです

確かに、冒険者の両親なら知っていておかしくはありません。

後半に村人達に感謝されているロキシーが描かれます。
が、ロキシーはこのような状況で、あれだけの信頼を集めたのです。

ルディも口が達者に?

先生の髪はきれいですよ。
僕、先生のこと好きですよ。

by ルーデウス・グレイラット『無職転生』TVアニメ2話

前話、木を折って、ゼニスに叱られ落ち込むロキシーを、なぐさめた時とは大違い。
半年も経つと、こうも口が達者になるのか!

いや、元々、主人公はコミュ障ではなく、人見知りの類なのでしょう。
ロキシーが来る前も、パウロとゼニスには普通に会話しているのですから。
#リーリャとの会話シーンがないのが寂しいですが(苦笑)

住み込み家庭教師で、一緒に生活する内に、すっかり打ち解けたと言った所でしょう

(原作情報)と、温かい目で見ていたのですが、原作には──
「迷わず言った。俺は迷ったりしない。可愛い子には全員に粉をかけるのだ。」と本音が書かれてました。
ゲスでした(苦笑)

スペルド族に食べられますよ。

by ロキシー・ミグルディア『無職転生』TVアニメ2話

そして半年も経つと、ロキシーもルディの(エッチな)行動も読めてきたのです(苦笑)。

(原作情報)ちなみに・・・
講義をしている時、パンツを覗くのも、部屋を出た後、着替えを覗くのも原作にはありません。アニメオリジナルです。

1年後 今なお外へ出ることはできない

無職転生 2話

ロキシーが来てから1年が経過。
ルディ4歳。

魔法を使っても魔力が尽きる気配がなくなってきた。
剣術は今一つ、そして今でも庭から外へ出ることはできなかった──

前世 最底辺の高校にて

このタイミングで前世のイジメを思い出すのはアニメオリジナル。

原作では、1巻冒頭のプロローグで描かれるのみ──

あの時のことは、今でも覚えている。
購買で昼食を買おうとして並んでいた時、いきなり横入りしてきた奴がいた。
俺は正義感ぶってそいつに文句を言った。当時、変な自尊心と、中二病心溢れる正確をしていたためにやってしまった暴挙だ。
しかし、最悪なことに相手は先輩で、この学校でも1、2を争うほど危ない奴だった。
結果として、俺は奴らに顔が腫れ上がるまで殴られ、全裸で校門にはりつけにされた。
写真もいっぱい撮られ、いとも容易く、面白半分で学校中にバラまかれた。
俺のヒエラルキーは一瞬にして最下層に落ちて、ホーケーというあだ名を付けられてからかわれた。

by 小説『無職転生』1巻

中学三年でパソコンに夢中になってしまい、県内で最底辺の高校へ入学。
高校では他の奴らとは違うと自尊心だけ高く──

危ない先輩に正義感を振りかざしてしまい、ボコられ全裸で校門にはりつけ。
あげく、写真を撮られ、学校中にばらまかれる。

結果、不登校となり、引きこもっていった。

ルディは、今でも庭から外に出ることはできない。
同年代の子供を見ると思いだしてしまう──

── 自分を、からかおうとしているのではないか ──
── 自分を、バカにしているのではないか ──

だから、ルディは振り払うように言ったのです──

先生、僕、今とても楽しいです!
こんな毎日が、ずっと続いて欲しいです!

by ルーデウス・グレイラット『無職転生』TVアニメ2話

きっと、ロキシーも喜んでくれると思ってた。
が、ロキシーは少し寂しげな顔をする──

ラノア魔法大学

あの向こうにラノアという国があります。

そこには、ラノア魔法大学という世界一の魔術学校があるんです
近代的で高度な講義を受けることができます。

魔法大学には変な格式やプライドがありません。
様々な種族を受け入れ、真面目に魔術を研究しています。

もし、このままルディが魔術の道を進みたいというのなら、ラノアに行くことをお勧めします

by ロキシー・ミグルディア『無職転生』TVアニメ2話

ルディの魔術は目を見張る成長。
ロキシーはルディに教える事は、すぐになくなるだろうと既に予感しています。

前話、家庭教師として来たときとは大違い!(苦笑)

でも、見栄や虚勢を張らず、正直に伝えるのは、なかなかできることではありません。
ロキシーの素直さが素敵です。

ロキシーは未だ無詠唱はできず

アニメでも描かれているように、この頃のルディは上級魔法を習得。
原作では、もっと、ある意味えげつなく表現されます──

1年ほど経った。
魔術の授業は順調だ。
最近は、全ての系統で上級の魔術まで扱えるようになった
もちろん無詠唱でだ

by 小説『無職転生』1巻

家に入り、誰もいない所で、魔法を使うロキシー
これは、”無詠唱”で魔法を発動しようとしたのでしょう

ところが、やはり無詠唱では魔法が発動されない。

弟子のルディは、3歳で無詠唱で魔法を使っていた──

ロキシーは、ルディの才能と成長を見て、自分に不甲斐なさを感じたのではないでしょうか

それでも、ルディを妬まない、いや心の中では羨ましく思ってたとしても表には出さない。
先生としての振るまいが素晴らしい!

ルディが優秀でいい子だけに、ロキシーも、悔しさを自分にぶつけるしかないのです。

それが、ロキシーのセリフに凝縮されている──

その呼び方はやめて下さい。
あなたは、私を簡単に超えてしまうでしょうし、自分より劣る者を師匠と呼ぶのは嫌でしょう?

ルディにもそのうち分かるようになりますよ

by ロキシー・ミグルディア『無職転生』TVアニメ2話

剣術の鍛錬は5歳

クッと踏み込んでザンッ!

って感じだ。
分かったか?

by パウロ・グレイラット『無職転生』TVアニメ2話

アニメではここで描かれてますが、原作では5歳になってからです

5歳から本格的な剣術が開始されたのです。

パウロは基本に忠実に、最初は素振りや型を中心に。
型や打ち込み具合を見たり、足運びや体重移動の訓練をします。

アニメで描かれている、岩を切るシーンは、パウロがさせたのではなく、ルディが知りたくて要求したのです──

こちらの剣術は元いた世界より優れている。
達人になると、岩を一刀両断したり、剣閃を飛ばして遠くの相手を攻撃できたりする
現にパウロも、岩ぐらいなら両断できる。
原理が知りたかったので、褒めて讃えておだてたら何度も実演してくれた。

by 小説『無職転生』1巻

結局、岩を両断する原理は見ても分からなかった(笑)。
そこで、パウロに説明を要求したシーンだけが、アニメで描かれたのです。

1年半後 ルディ5歳

ロキシーが来てから1年半が経過。
ルディ5歳の誕生日。

15歳で成年

この国には誕生日を毎年祝うという習慣はない。
しかし、生まれてから5年ごとに大きなお祝いをするのが習慣なのだそうだ。

5歳、10歳、15歳。
15歳で成年であるから、非常に分かりやすい。

by 前世の男『無職転生』TVアニメ2話

この世界では、15歳で成年。
だから、ルディを生んだ、パウロやゼニスも若いのです。

ゼニスが送った本は「辞典」

ルディが剣より喜んだ、ゼニスからの贈り物。
アニメでは本の内容が紹介されなかったので、気になってました。

原作では、本の中身と、その価値が紹介されています──

ゼニスからは一冊の本をもらった。
「ルディは本が好きだから」
と、手渡されたのは、植物辞典だった
思わず、「おぉ」と声を上げてしまった。
この世界では、本は高価なのだ。製紙技術はあっても印刷技術は無いらしく、全部手書きだし
植物辞典は分厚く、挿絵でわかりやすく丁寧に説明してある。
一体どれだけの値段がするものやら。

by 小説『無職転生』1巻

もらったのは「植物辞典」。
恐らく薬草等の知識になっていくのでしょう。

それと明らかになったのは、この世界での本の価値。

家に本が5冊しかなかったのは、パウロとゼニスが本に興味がなかったからではなく
印刷技術がなく全て手書きで、流通量が少なく高価だったからなのです

上級攻撃魔術4種習得

その歳で上級攻撃魔術4種とも習得したのです。
もう少し偉そうにしてもいいのですよ。

by ロキシー・ミグルディア『無職転生』TVアニメ2話

いつの間にかルディは上級攻撃魔術4種を習得。
4歳にして上級魔導師。

さらりと言ってますが、原作では、別の箇所でもう少し説明が。
上級魔術師がどれだけ凄いか──

戦うことのできる人間が20人に1人。
その中でも魔術師はさらに20人に1人。
そんな感じらしい。
魔術師は400人に1人といったところか
魔術師自体は別に珍しくもないが、
魔術学校を卒業するまできちんと学んだ人間・・・つまり上級魔術師となると、魔術師100人に1人といったところでしょう
上級魔術師は、4万人に1人。

by 小説『無職転生』1巻

ルディは魔術学校で学んだわけではないので、正式な資格かどうかは分かりません。
が、上級魔術師であるロキシーに教えられ、最後には水聖級魔導師と認定される。

上級魔導師は4万人に1人。
更に上の聖級魔術師になる卒業試験を受けるほどの実力を付けたのです。

だから「もう少し偉そうにしてもいいのですよ」と言われたのですね。

アニメ鑑賞時、ルディはなんて謙虚なんだと思ってました。
が、原作を読んで分かったのですが、ルディの考えは少し違うようです・・・

普段している練習に比べれば、上級魔術なんて鼻くそをほじるようなもんだった。
ていうか、上級魔術は範囲攻撃が多くて、いまいち使い勝手が悪いように感じる。

by 小説『無職転生』1巻

ルディは毎晩、魔力を使い切るために、細かく複雑な作業を素早く正確に練習していた。
それに比べれば上級魔術なんて、簡単だと言うのです

だから、上級魔術4種を習得しても、気にも留めてなかったのです。

このタイミングで卒業試験を言うのはアニメオリジナル

ルディ。
明日、卒業試験を行います

by ロキシー・ミグルディア『無職転生』TVアニメ2話

原作でも、卒業試験はありますが、誕生日に言うのはアニメオリジナル。

杖を贈って、先の「もう少し偉そうにしても」というくだりから、卒業試験を伝える流れがいい感じ。

アニメスタッフ上手し!

(原作情報)原作では、5歳の誕生日後ももう少し訓練をして、「混合魔術」を教えてもらった後に卒業試験が言い渡されます。

前世 高校時代のトラウマ

生前、部屋でもんもんとしながら何度夢見ただろう。

突然、すごい力に目覚めたら。
突然、美少女の居候ができたら。

きっと俺は頑張れる。

by 前世の男『無職転生』TVアニメ2話

生前も、部屋から出ようとした。
妄想してでも、勇気を振り絞っていた。

だが、現実には何も起こらず、夢は覚め外へ出ることはできなかった・・・

怖くて一歩も踏み出せない。
心の中で本気になると誓っても、体は決してついてこない。

by 前世の男『無職転生』TVアニメ2話

生前、そんなことを繰り返していた──

だから、この世界も”一歩外へ出ると消えてしまうのではないか”と考えていた

ルディは、外へ出ると、この世界にいること(夢)が消えてしまい、また”あの現実”に戻ると考え恐れていたのです。

この世界は、どうみてもルディにとっての現実。
外へ出たからと言って、元の世界に戻るわけない。
と頭では理解をしていても・・・

前世でだって、イジメにあったのは高校生。
20年近くも昔のこと。
皆、高校をとっくに卒業して、あの時のことなんて誰も覚えちゃいない。
外へ出たからと言って、昔の話が蒸し返されるわけがない。
と頭では理解をしていても、体は決してついてこなかったのです。

主人公は、いまだ、引きこもりの精神状態から抜け出していなかったのです

村の外へ

ロキシーの卒業試験は、村の外で行われる。
これまで、ルディは庭から外へ出たことがなかった──

なぜロキシーに「外が怖い」と言えなかった?

ここまでロキシーと打ち解けたルディ。

アニメ鑑賞時、ロキシーに理由までは言えなくても「外へ出るのが怖い」とは言えなかったのか不思議でした。

原作には、理由が書かれてました──

「ふふ。安心しました。意外にも歳相応なところもあるんですね」
ロキシーは勘違いしていた。
しかし、外に出るのが怖いとは言えなかった
それはきっと、馬が怖いというより情けないことだからだ

俺にはプライドがあった。
内実を伴わない、ちゃちなプライドだ。
この小さな少女に馬鹿にされたくないという、ただそれだけの

by 小説『無職転生』1巻

ルディは、ロキシーに馬鹿にされたくないので、今まで「外が怖い」とは言えなかったのです

ロキシーの前では格好をつけていたかったのです。

・・・いえ、違いますね。

恐らくルディは、過去のトラウマにより「人にバカにされる」のを極度に恐れているのでしょう

特に、気に入った相手、認めて欲しい相手には、馬鹿にされたくないのでしょう。

気にする必要はなかった

ルディの心配を知ってか知らずか、ロキシーはルディを馬に乗せ外へ連れ出す──

ロキシーはすごいな。
たった2年で村になじんでいる。

髪のことで偏見を持たれていただろうに。

by 前世の男『無職転生』TVアニメ2話

「髪の偏見」とは、夜の座学の時に話していた件──

「はい。正式には魔大陸ビエゴヤ地方のミグルド族です。ルディの両親も、わたしを見て驚いていたでしょう?」

-中略-

ミグルド族もスペルド族に近い種族なので、かつては風当たりが強かったと聞きます。そのうち、ご両親にも言われるかと思いますが・・・」

by 小説『無職転生』1巻

悪名高いスペルド族に近い種族だと、避けられていただろうというわけです。

田舎ならなおさら──

彼女は、村の中に立場を築いたのだ。
この国では、まだ魔族への風当たりが強いというのに
田舎ともなれば、その傾向はより顕著だろうに
たった2年で、彼女はこの村で会釈される存在になったのだ。
そう考えた瞬間、背中のロキシーがとたんに頼もしく感じられた。

by 小説『無職転生』1巻

ロキシーはこんな逆風下で、誰の手も借りず自分の立場を作っていったのです。

主人公の高校時代は相当イタいですが、ここでは誰もそんなことは知らない。
何も気にする必要はなかったのです。

この世界へ来て5年、初めて外へ──
長い長い時を経て、通算20年以上かかって、トラウマを克服したのです

ロキシーの”胸”にもたれるルディ

俺は何を恐れてたのだろう。
こんなのどかな村で、誰が俺をバカにするというのか。

by 前世の男『無職転生』TVアニメ2話

ロキシーのおかげで、ルディがトラウマを克服した感動的なシーン。

アニメ鑑賞時、共感して感動していたのですが・・・
原作では、チョイチョイ、エロを差し込んでました(苦笑)。

そう考えた瞬間、背中のロキシーがとたんに頼もしく感じられた。
彼女は道を知り、人々と知り合っている。
もし人々が俺に何か言ったとしても、なんとかしてくれるだろう。
ああ、まさか、寝室を覗いてあんなことしてた少女がこんなに頼もしく感じられるとは
次第に、俺の身体から緊張が抜けていくのが感じられた。

by 小説『無職転生』1巻

おいおい。
感謝すべき恩人に、感動している時に、何をぶっ込んでくるのか(苦笑)。

しかも、これで終わりではありません──

適当に返事をしつつもたれかかると、ロキシーの控えめな胸が首筋に当たった
いい感じだ

── ここまでは原作のみ、以下アニメ化 ──

俺は何を恐れていたのだろうか。
こんなのどかな村で、誰が俺を馬鹿にするというのか。

by 小説『無職転生』1巻

感動したシーンの裏では、こいつ、こんなことを考えてました(苦笑)。

ま、幸せそうでいいのですが(笑)。
ロキシーに知られたら軽蔑されますよ!

原) パウロの仕事

水聖級魔法を使うために、相当村から離れたようです。
その間、ロキシーと色々話している様子が、原作には描かれます。

中にはパウロの仕事について──

俺の父親であるパウロは、この村に派遣されている騎士だ。
村人がきちんと仕事をしているか監視をすると同時に、村内でケンカを仲裁したり、魔物などが攻めてきた際には村を守ったり、といった仕事を受け持っている。
ようするに国公認の用心棒だ
とはいえ、この村では若い衆が持ち回りで自警をしている。
だから、パウロも午前中で見回りを終えたら、午後は大体家にいるわけだ。
基本的に平和な村だから、仕事が無いのだ

by 小説『無職転生』1巻

なるほど。
パウロが暇そうにしていても、家庭教師を雇う金があるのが分かりました(笑)。

国公認の用心棒で、平和だったから、特段仕事はないのです。

ロキシーを引き止めたとき、「村人の評判」を言っていたのも、村の治安を預かっていた身からの見解ですね。

ロキシーが魔族ということを気にして滞在できないと考えているなら、その心配は不要だという

卒業試験

無職転生 2話

村の外での卒業試験。
水聖級魔術を使いこなせれば合格。

ルディが手を抜けば家庭教師はまだ続いたのではないか

私のお手本より、大きなものを作れなんて言ってませんよ。

残念です
これで本当に私が教えられることもなくなってしまいました

by ロキシー・ミグルディア『無職転生』TVアニメ2話

卒業試験だから、合格しなければ卒業はなし。
課題を失敗すれば、ロキシーの家庭教師は続いたかも。

ルディは、そんなことは水聖級魔術を唱える前から分かっていた。

だからと言って、手を抜くのは、ロキシーに対して失礼。

ここは全力で、水聖級魔術を唱えたのではないでしょうか

ロキシーへの敬意と感謝を込めて。
師匠が育てた弟子がここまで成長したことを見てもらうために!

と思ったけど違いました(笑)

どちらかと言うと、トラウマを克服し外へ出て、意気揚々となっていたようです。

よし、やるか。
いっちょすごいのを見せて、ロキシーの度肝を抜いてやろう。

by 小説『無職転生』1巻

主人公は、ロキシーを引き止めるために、小細工を考えたりするような性格ではありませんでした。

単純に、ロキシーに「いいところ」を見せてやりたい
その思いからでしょう。

こずるい考えはできない性格なのです。
いい意味でも悪い意味でも・・・

原) 原作では1時間制御することが試験

無職転生 2話

原作では卒業試験の内容が違いました──

「わたしは実演するために1分ほどで散らしますが、そうですね・・・。1時間以上降らせ続けることができたら合格としましょう

by 小説『無職転生』1巻

単に水聖級魔法を成功させるだけでなく、1時間制御し続けるのが大変な試験。
#1時間ずっと魔力を注入し続けなくては、雲が発散してしまう

ルディは最初は素直に従いますが、混合魔術を使えば、魔力を注ぎ続けなくても維持できるのではないかと考えます。

現代科学で解明された、竜巻、スーパーセルのメカニズムをおぼろげながら思い出し、それを魔法で実現。

放っておいても1時間雷雲が散らされないようにしたのです。

ルディのアイデア勝ち!

ロキシーは、そこまでの結果を想定しておらず、ルディが作った雷雲を見て呆気に取られる・・・

弟子が師匠を超えた瞬間。
寂しい気持ちもあるが、なんだか清々しい。

ぜひ、コミカライズか原作をご覧下さい。

水聖級魔術師

おめでとうございます。
これで、あなたは水聖級魔術師です。

by ロキシー・ミグルディア『無職転生』TVアニメ2話

ロキシーの魔術師のレベルは明かされてませんが、水聖級魔術師ともなると立派な魔術師なのでしょう。

だから、最後、ルディの頭を撫でようとして、止めたのではないでしょうか。

5歳の子供ではなく、一人前の魔術師として、もしかすると対等に接するために・・・

(原作情報)原作では明かされていました。やはり、ロキシーは「水聖級魔術師」。ルディは5歳にして師匠と同格になったのです。

別れ

無職転生 2話

ルディに教えられることがなくなったロキシーは、家庭教師を辞め、村を去り旅立っていった。

ミグルド族のお守り

私の故郷のお守りです。
卒業祝いを用意する時間がなかったので、これで我慢して下さい。

by ロキシー・ミグルディア『無職転生』TVアニメ2話

ロキシーからの贈り物。
単に「お守り」という意味ではなく、ミグルド族にとって大切なもののようです。

「ミグルド族のお守りです。気難しい魔族と出会った時にこれを見せてわたしの名前を出せば、少しぐらいは融通してくれる・・・かもしれません」
「大切にします」
「かもですからね。あんまり過信してはいけませんよ」
ロキシーは最後の最後に小さく微笑んで、旅立っていった。

by 小説『無職転生』1巻

お守りは、ロキシーと親しくしていたことの証明になると言うのです。

いつかロキシーを知っている魔族と出会い、一緒にロキシーの話ができると良いですね。

ロキシーが与えたものは・・・

彼女には、本当にいろんなものをもらった。

知識、経験、技術。
そして、何より俺を外に出してくれた。

外に出た、ただそれだけ。
しかし、それは間違いなく俺のトラウマだった。

彼女はそれを治してくれた。

狙ってやったことじゃない、分かっている。

けれど──
尊敬しよう、あの小さな少女を。

by 前世の男『無職転生』TVアニメ2話

アニメのラストのセリフ。
ルディはロキシーから様々なものをもらいました。

原作には、もう一つ大きなモノがロキシーにより与えられてました。

この世界でもまだ得た事のない、前世ではすっかり忘れていた感覚──

生前、何もできなかった俺が、一つのことを成し遂げた。
そう思った途端、腹の底から何かが沸き上がってくるような奇妙な感覚があった。
この感覚は知っている。

達成感だ

俺はこの瞬間、この世界に来て初めて「第一歩」を踏み出したのだと実感した

by 小説『無職転生』1巻

おわりに (『無職転生』2話とは)

原作は、時系列順に書かれており、前世のことは、1巻冒頭のプロローグで描かれます。

その一部をアニメ2話冒頭で描くことにより、この平和で幸せな異世界でも、前世の人生やトラウマが大きな影響を与えていることを提示。

結果、単に俺TUEEE展開ではなく、人生をきっちりやりなおしてます。

何せ、異世界へ転生したとは言え、中身は同じ。
魔法が使え、前世の経験と知識から他人より上達が早くても、性格は同じ。

前世と同じ壁に当たれば同じ選択をして、同じ失敗をしてしまいがち。

今回「引きこもり」のトラウマを克服したのは、自分の意志ではなくロキシー。
自分の力ではなく他力だと言うなかれ。

それもこれも、主人公が積極的に魔術を覚え、ロキシーに教えを請うたから。

前世同様、人との関わりを拒み、家庭教師など断っていたら・・・
庭に出ることも拒み部屋から一歩も出なかったら・・・
外へ出ることを本気で拒み、魔法でも使って逃げていたら・・・

ルディが本気で嫌がれば、誰も強制できないのです。

それをしなかったのは、心のどこかで、自分も克服したいと思っていたということ。

ロキシーは最後の一押しをしてくれたのです。

でも、その最後の一押しが、誰にもできなかったのです。

だから、ロキシーに感謝するのです。

短い間でしたが、ルディと家族、そして視聴者に存在感を残してくれました。
きっとまた登場してくれますよね!

そう願って伝えたい──

「ロキシー師匠、ありがとう」

以上、TVアニメ『無職転生』第2話の感想&解説レビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

3話のレビューも書いてます。
良かったらご覧下さい。

ではでは。

きょうのひとこと

楽しく充実してる時間は早いよね・・・

関連記事

アニメ『無職転生』第3話のレビューはこちら。
無職転生 3話
アニメ【無職転生】3話 感想&解説 ボクっ子エルフ耳のシルフィ登場!TVアニメ『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』第3話 解説&原作補足&感想レビュー。(次話以降のネタバレなし!)アニメ各話感想に加え、アニメと原作との違い、原作ライトノベルを、コミカライズを読んで分かった情報を紹介します。...

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。