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こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『薬屋のひとりごと』第26話「隊商」を鑑賞しました。
本レビューではアニメ感想だけではなく、原作・コミカライズ情報も加え、個人的な解釈による解説・考察をしています。
皆さんの理解の助けになり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。
今回アニメ化されたのは──
- 原作
-
3巻 3話「隊商」 ~ 4話「香油」まで
- コミック
-
8巻 32話「隊商」中盤 ~ 33話「香油」まで
今話の主なトピック (クリックすると該当項目へ)
- (考察) なぜ特使が来るとキャラバンが大規模になる?
- (原作) 玉葉妃の侍女は元々10人いた!?
- (原作) なぜ猫猫はキャラバン初体験?
- 梨花妃侍女頭・杏、既に1期1話に出ていた!?
(考察) 侍女頭・杏は、何を企んでいる? - (考察) なぜ服を買っても着ていく場所がない?
- (原作) 購入費は全て経費!?
(考察) 玉葉妃の妊娠はバレていない? - (原作) なぜキャラバン見るの初めてだと楼蘭妃と同時期?
- (原作) 大衆小説は?小蘭の文字の勉強はどうなった?
- (考察) 毒おしろいは仕組まれた!?
- (原作) ジャスミン茶、3つ買ったのになぜラスト1個!?
※「(原作)」は、原作情報を根拠の中心にして考察しているトピック
今話で解決しなかった疑問
最下部「疑問点まとめ (Q&A一覧)」に記載
本レビューの方針
本レビューは、次話以降のネタバレなし
『薬屋のひとりごと』は、小説投稿サイト「小説家になろう」連載。
ライトノベルと、月刊誌2誌で別の漫画家によるコミカライズ2作品があります。
私は、ライトノベル、コミカライズ共に未読です。
アニメ鑑賞後、アニメ化済み時点までの部分を読み、レビューを作成します。
アニメ鑑賞
+
コミカライズ、ライトノベルを読み
知り得た情報を加味して「感想・解説・考察」
よって、次話以降のネタバレはなしなのでご安心ください。
なお、原作ライトノベル、コミカライズの情報は、「原作情報」として区別できるよう記載します。
- 「ヒーロー文庫」のライトノベルを ── 原作
- 「月刊サンデーGX」連載のコミカライズを ── コミック
こんな感じです
緑系の色を目印にしてね!
引用部分も次のように緑系をワンポイントに ──
宦官が驚いた表情で猫猫を見るが、そんなの関係なかった。
引出しの見出しを眺め、珍しい薬を見つけるなり踊るような奇妙な動きをしてしまう。喜びがあふれ出て、頭の中に納まりきれなかった。
「なんかの呪いか、なにかか?」四半時、そんなことを繰り返したところだった。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
いつのまにか現れた壬氏が奇異の目で踊る猫猫を見ていた。
コミカライズは、別の漫画家による2作品が刊行されています。
- 「月刊ビッグガンガン」連載の「薬屋のひとりごと」
- 「月刊サンデーGX」連載の「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」
両方読んでいますが、本サイトでは、アニメの補完となると情報の多い➋を選択しました。
「コミック」として紹介する情報は基本➋です。
が、今後も両方読んでいくので、➊にしかない情報があれば、その時は注釈を付けて紹介します。
同じ内容なのに、2つも読むんだ・・・
その方が、理解が深まるんだよ
ちなみに、考察や疑問はオレンジ系。
補足や余談、参考情報はブルー系に色分けしているので、読む際に目安にして下さい。
2期 全24話 各話リスト
※話数:リンクは各話レビューへ
※サブタイトル:ネタバレを避けるため次話以降はマスク
はじめに
後宮に隊商がやってきた。
今回は大規模で、娯楽の少ない後宮の妃や侍女達はここぞとばかりに色めき立つ。
類は友を呼ぶのか、人を見たら泥棒と思えか・・・。
ダメだ
新キャラは全て怪しく見える…
確かに
でも子翠は良い子だと思うけどなぁ…
危機は祭りと共にやってくる?
何かある?
誰かが仕組んでいる?
疑い出せばきりがなく、無視できるほど些細でもない。
偶然を装った仕掛けに、忌まわしきあの事件の記憶が甦る。
2期はまだ始まったばかりなのに、何か起きそうな予感。
1期知ってるからこそ楽しめる。
来た来た来た~~感が堪らない!
では、今話を振り返っていきましょう。
感想&考察レビュー 第26話「隊商」
隊商
大規模な隊商が後宮へやってきた。娯楽の少ない妃や侍女達は色めき立ち、後宮はさながらお祭りのような雰囲気に。
特使とキャラバン
── 今回の隊商、業者の数も商品の種類も多いな。
異国の特使を迎える先行隊ゆえ、いつもより規模が大きく期間も長いと聞いております。
by 高順『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
原作にはないアニメオリジナルシーン。
冒頭で全体概況が把握できるのは嬉しいですね。
ありがたいアニメオリジナルです。
今回の隊商は、異国の特使を迎えるので規模が大きく期間が長くなったとのこと。
前話ラスト、一瞬写った女性が特使かな?
特使と同時期に来るなら大規模になるのは分かりますが・・・。
すみません、先行隊だから規模が大きくなる、というのはよく分かりませんね。
隊商は特使と関係があるのでしょうか?
たとえば特使の国は、隊商をやっている商人が多いとか。
だとしても、特使とキャラバンを同時にした方が効果あるような…
もしくは、特使を迎えるための準備で大規模になったのでしょうか?
宴席もあると言っていました。
特使を迎え入れるのは上級妃にとっても重要。
上級妃がおめかしをするために、特使が来る前に隊商を大規模に受け入れたのでしょうか?
その上、特使の国の服や装飾を使っていたら、そりゃあ特使は喜ぶでしょう。
さて、真相は・・・。
今回の隊商は、期間も規模も大きく、業者の数も商品の種類も多い。
だから、何かを仕込むにも都合が良かったのです。
衣替え
湿気も多くなってきたし、そろそろ衣替えをしようと思います。
by 紅娘『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
湿気が多い時期が近づいて来た様子。
前25話は春3~4月。
今話は、6月手前といったところでしょうか。
原作では ──
季節は生ぬるく不愉快な湿気の頃になっていた。時間が過ぎるのは早いものだと猫猫は思いながら、防虫に使う香草を用意していた。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
「不愉快な湿気の頃」と描写されています。
だから猫猫は、(今で言う)防虫剤を用意していたのです。
流行遅れのデザインも結構あるのよね。
by 桜花『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
これはまだいけるかな・・・。
テキパキと仕分けしていく桜花。
原作によると ──
桜花が一つ一つ見ながら使えるもの、使えないものに分けていく。猫猫にとってはどれも上等な代物に見えるが、目の肥えた桜花には違いがわかるらしい。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
猫猫には区別がつきませんが、桜花には分かるようです。
それぞれ得手不得手があるようです。
猫猫だって慣れれば分かるのでは?
いや、猫猫はそもそも服の流行りに興味ないから、覚える気ないかと…
あ~~、ねっ(苦笑)
職人が作り直して、玉葉様の故郷西方で配るのよ。
by 桜花『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
お古は侍女にあげるのかと思っていましたが、そんな単純な話ではないようです。
簪などの装飾品なら侍女たちが貰うこともあるのだが、服の場合、堂々と後宮内で着られるものではない。職人の手に回され、形を変えて玉葉妃の故郷で配られるらしい。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
上等な服なので、もらった侍女が後宮内で着るのもマズいのでしょう。
他宮の侍女達と、余計な張合いが起きそう
確かに(苦笑)
結果、装飾品であれば侍女達にあげることもありますが、服は作り直されて(着ても問題ない)故郷で配られ再利用されるのです。
環境に優しいですね(笑)。
新しい侍女
そういえば、もう少ししたら新しい侍女が来るわよ。
玉葉様のご懐妊で今以上に人手が必要になるから。
by 愛藍『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
ようやく、翡翠宮も侍女を増やすようです。
他にも理由はあるわよ。
by 『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
50人以上も侍女や下女を引き連れて入内した妃がいるんだから。
前話少し写った楼蘭妃の侍女達。(25話 )
なんと50人以上もいたのです!
水晶宮の梨花妃も下女を含めると30人。
それに比べ玉葉妃の侍女は5人。
玉葉妃は、現時点、帝の一番の寵愛を受けています。
にもかかわらず、侍女が桁外れに少ないのです。
復習です。
そもそも、なぜ玉葉妃の侍女は5人しかいないのでしょうか?
原作によると ──
玉葉妃には、元々10人の侍女がいました。(2話 )
現に今まで何度も暗殺未遂事件があった。
特に、鈴麗公主を身ごもったときに。
最初、十人連れていた侍女が現在、半分以下に減っているのもそれが原因である。実家から侍女を連れてくるのは、特例を除き入内したときだけである。そして、特例を使って入れたのが、例の乳母だった。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
暗殺未遂事件により侍女が半分以下に減っていたのです。
(原作によると)元々10人いた、玉葉妃の侍女。
ですが、暗殺未遂事件で半分以下に減り、犯人が分からなかったので、用心深い玉葉妃は侍女を増やさず少数精鋭方針をとっていたのです。
そこへ、猫猫が加わったのです。
お~~、言われてみればそんな感じだった!
初キャラバン
── 隊商?
前に来たときは、猫猫はちょうどいなかったのよね。
by 愛藍『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
猫猫が人さらいに遭い後宮に来てから1年以上経過しています。
なのに、なぜ隊商を知らないのでしょうか?
同時期に来た小蘭は、何度か(遠目でしょうが)見ている様子なのに・・・。
答えは原作にありました。
前に隊商が来たとき、猫猫は後宮から追い出されていたし、その前は下働きでそんなお祭りごとに関わることはできなかった。猫猫は花街で、そんな商人たちの接待をしていたこともあるので、それほど珍しいと感じないが、娯楽の少ない後宮ではなによりの楽しみだろう。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
前回隊商が来たのは、猫猫が後宮にいなかった頃 ──
つまり、里樹妃暗殺の罪で処刑された、阿多妃の侍女頭・風明の実家と繋がりがある女官全員解雇された、アニメ12話以降。
玉葉妃に懐妊の兆しありで再び戻ったアニメ21話までこと。
この期間に、前回隊商が来たのです。
その前は、下働きだったので隊商に行く余裕もなかった。
いや、どちらかと言うと、猫猫は花街時代に商人と会っていたので特別隊商に興味があるでもなく・・・。
ましてや、薬や毒を扱っているわけでもないので(苦笑)。
隊商のことは聞こえてきたかもしれないが、全く興味を持たなかったのではないでしょうか。
原作によると ──
このお喋りを侍女頭・紅娘に見つかった桜花は、叱られ小遣いを減らされたようです(苦笑)。
水晶宮侍女頭・杏
お呼びでしょうか、梨花様。
by 杏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
ってか、梨花様お腹さすってなかった!?
えっ、もしかして玉葉様だけじゃなく梨花様も!?
いや…ただ単にお腹一杯だったのかも…
そんなわけあるか~~い!
このタイミングで、梨花妃が登場するシーンそのものが原作にもコミカライズにありません。
完全アニメオリジナルシーンです。
そして、ようやく前面に出て来た侍女頭・杏。
水晶宮の侍女頭、一瞬ですが1期から描かれていました。
それも1話から!
1話 ──
フンッ。
by 杏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
と言って、猫猫が窓枠に置いた文をくくりつけたシャクナゲを、一蹴して捨てた侍女です。
この人が侍女頭・杏ですね。
4話、病弱の梨花妃に毒おしろいを塗っていた、あの女ではありません。
コイツは名前がありませんでした。
猫猫が水晶宮にいて、主人である梨花妃が重症な時に侍女頭は何をしているのだろうと思っていましたが、ようやく登場したのです。
日向夏先生もポストされていました。
一期ではほとんど影も形もないような梨花妃の侍女頭の杏。
— 日向夏🐗 (@NaMelanza) January 17, 2025
実は一期の1話にしっかりでてたりする。#薬屋2期
実は1話のシャクナゲを捨てるシーンも原作にはなく、アニメオリジナルです。
原作やコミカライズには、梨花妃の侍女頭・杏は全く出てきていません。
つまりアニメは1期1話から2期制作を見据えてたってことか…
スゴッ!
杏様、診療所からの言づてです。
by 思思(侍女)『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
※侍女の名前はEDのCASTより
言づてを渡すだけで随分緊張している侍女の様子から想像するに、侍女頭・杏は相当恐れられているようですね。
紅娘とは大違いです。
それにしても、渡された言づてには何が書いてあったのでしょうか?
読んだ瞬間、随分と悪い顔をする侍女頭・杏。
まず、どこからの言づてでしょうか。
診療所?
『薬屋のひとりごと』では初めて聞く単語ですね。
やぶ医者がいるのは「医局」。
翠苓と鉢合わせした外廷でも「医局」と呼んでました。
「診療所」と呼ばれる施設は現時点出てきていません。
でも、診療所と言うからには医療を行う施設なのでしょう。
ところが、いみじくも今話、猫猫が言っているように ──
後宮、つくづく特殊な空間だ。
こんなに人がいるのに店はないし、医者もやぶ医者しかいないし。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
後宮の医療施設はやぶ医者のいる医局一つしかありません。
だとしたら診療所とは、後宮外の施設でしょうか。
となると、依頼したのはやはり梨花妃の妊娠関連か・・・。
(口の軽い)やぶ医者に診せると懐妊が簡単に広まってしまう(苦笑)。
だから、後宮外の施設を頼ったのでしょうか?
でも、後宮から出られないのにどうやって?
症状を伝えたか、妊娠の兆候とはどういった症状かを確認したか・・・。
だとすると侍女頭・杏の悪人のような表情の意味は?
まさか、阿多妃の侍女頭・風明に続いて、梨花妃の侍女頭も何か企んでいるのでしょうか・・・。
確かにそう考えると ──
1話で猫猫の文を捨てたのも、梨花妃看病していた時に一切姿を見せなかったのも辻褄が合います・・・。
え~~怖いこと言わないで
梨花様これ以上いじめないで!!
疑い出したらきりがないね…
あまりに匂わせ過ぎなので、ミスリード(引っかけ)の可能性もあります(笑)。
というか、ミスリードだと思いたいね
だといいけど…
水晶宮侍女頭・杏が受け取った言づてには何と書いてあった?
下女の服
いいなあ、私も新しい服とか欲しい。
by 小蘭『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
── 着てく場所ないけど。
分かってるけど欲しいの!
今話も登場シーンが多い小蘭。
もしかして今期は主要人物なのでしょうか?
小蘭出てくるとホッコリするから好き!
それにしても、なぜ小蘭は新しい服を買っても着る場所がないのでしょうか?
原作によると、小蘭達が着ている服は支給品です。
下級女官たちの服は基本、夏に三着、冬に二着与えられる仕事着だけだ。よほど着古した場合のみ、替えの服を与えられる。ほかにも髪紐や下着、日用品の類もすべて支給品だ。食事は毎日、食堂にて供給される。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
少し生まれのいい女官になれば、文とともに実家から荷物が届く。妃の侍女なら、妃から服や装飾品が下賜されるほか、点心も貰えよう。
ポイントは「下級女官たちの服は基本~与えられる仕事着だけだ」でしょうか。
生まれの良い子なら実家から服が届いたり、侍女であれば妃からお下がりをもらったりもするようですが、着ている様子はなし。
恐らく、後宮内では身分を明らかにする為に着る服は決まっているのではないでしょうか。
例え休日やプライベートでも。
だから、新しい服を持っていても着ていく場所がないのです。
ええっ、じゃあ新しい服全然意味ないじゃん!
多分、後宮の外に出るときに着るんだろうね
ああ、時々出てるもんね
本当に時々だけど…
衛生管理
後宮、つくづく特殊な空間だ。
こんなに人がいるのに店はないし、医者もやぶ医者しかいないし。病気にでもかかったらすぐ広がってしまいそうだが、そうでもない。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
衛生管理はしっかりしているからだ。
なるほど。
閉ざされた空間である後宮。
ひとたび病が流行ればアッと言う間に広がってしまうのに、医者は一人。
宦官しか入れないので、簡単に医者を増やすこともできません。
一体、どういう考えで運用しているのかと思っていましたが・・・。
なるほど、そもそも予防を徹底していたのです。
衛生管理は、西方の技術を取り入れ、地下水路を使って悪い菌を外へ出す仕組みに。
だから、やぶ医者でも問題ない、とも言えるのです(苦笑)。
原作では、もっと説明されています ──
衛生管理はしっかりしている。女官の仕事に占める掃除の割合は大きく、その上、汚物の処理がうまくできている。汚物はある程度たまったら、地下水路に流すようになっている。そうすると、堀がくさくなりそうなものだが、堀を通さず大河へとつながっているそうだ。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
女官にさせている仕事は掃除に対する割合が多く、汚物処理をする水路が上手く機能しているようです。
さらに、やぶ医者についても ──
衛生面がちゃんとしていれば、それだけで病の発生は防げる。それでも重い病にかかった場合は、実家に帰されるようになっている。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
やぶ医者がやぶでも、ある程度後宮が回っているわけだ。
はい、原作でも、やぶでも問題ないことに言及されていました(苦笑)。
妊娠が漏れている!?
ちょっと奮発し過ぎたかしら。
── いいえ、もっと買っても良かったのですよ。他の所はもっと買っているでしょうから。
by 玉葉妃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
玉葉様の懐妊は、まだ外に知られていない。
普通なら客が好む服を持ち込むはずだ。
玉葉様には帯を腰で結ぶような。
しかし、お腹が大きくなれば締め付けない服を選ぶだろう。それを踏まえた上で、敢えてこういうデザインのものを持ち込んだとしたら・・・。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
玉葉様の懐妊が漏れている!?
いや、そう判断するのは早計でしょうか。
前提条件として知っておかなくてならないことが原作にありました。
猫猫がさぼり、もとい開店休業中に、宮に商人たちが来たらしい。わざわざ天幕まで足を運ばなくとも、上級妃のもとにはじきじきに商人たちがやってくるのだ。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
隊商の天幕まで足を運ぶのは中級妃以下。
上級妃ともなると、商人が持ってきてくれるのです。
百貨店のお得意様みたい!
何せ財布は国だからね
そういうこと言わないの!
ちなみに、商人は全員女性だそうです。
それでも、上級妃の宮に商人が訪れる時は、普段より護衛(宦官)を多く配置しているようです。
まず認識しておかなくてはならないのは ──
玉葉妃が買った物は自ら隊商の店を回ったのではなく、商人が持ち込んだもの。
このタイプ以外の服はなかったのですか?
── こればっかりだったわよ。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
── 流行りだからって言ってたけど。
持ち込まれた服のタイプが同じだったのは、持ち込んだ商人が選んだものだったのです。
では、出入りする商人達が皆、玉葉妃の妊娠を知っていた?
だから、お腹に負担にならない服を勧めたのでしょうか。
さすが商人の情報網!?
いや、そんな流れではなさそうですね・・・。
となると、逆の可能性を考えないといけないですね。
逆?
どゆこと?
上級妃全員に、お腹を締め付けない服を勧めるよう誘導したのではないでしょうか。
言われるがまま受け入れたら懐妊の可能性あり。
つまり、玉葉妃の懐妊がバレているのではなく。
懐妊している可能性を探るために、商人を使ったのではないでしょうか。
他の上級妃、特に梨花妃に勧めた服を確認できるといいんだけど…
おおっ、そうじゃん!
匂いは嗅いでも、そういう確認はしない猫猫でした。
まあ、懐妊を気にしていると、玉葉妃の事がバレる可能性もあるか…
もしそうだとしたら・・・。
明日は、帯を腰でしっかり締めるデザインのものがあるか聞いた方がいいと思います。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
猫猫はそっと促したのです。
そのアドバイスを聞き、玉葉妃は気付いたのです。
妊娠をカモフラージュするために、着れなくても、あるいは着なくても、これまで着ていたお腹を締め付けるデザインの服を購入しておかなくてはならない、と。
取越し苦労であれば良いのですが、油断も隙もないのが、この後宮なのです。
妹のような存在
わあっ、すごい、すごーい!
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
はあ~~。
初めて目にする物ばかりなのか、ラクダにまで目を輝かせる小蘭。
似合ってる。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
── ありがとう猫猫~!
妹とやらがいたら、こんな生き物なのだろうか。
小蘭に髪飾りを買い与える猫猫。
原作によると ──
小蘭は隊商に行きたいと言っていましたが、手持ちがないのでウィンドウショッピングのようです。
一方、猫猫は玉葉妃から小遣いをもらったので、小蘭にプレゼントを買い与えたのです。
それにしても、今期は小蘭の出番が多いですね。
小蘭は癒やし!
てっきり最初だけかと思って前話画像を小蘭にしたのに(苦笑)
子翠
猫ちゃん元気?
by 子翠『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
前話、子猫を捕まえてくれた子翠が早くも再登場。(25話 )
なんとと言うか、やはりと言うか、小蘭と知り合いでした。
小蘭と同じ服着てたもんね!
それどころか、かなり仲が良いようです。
── それにしても毎回こうなの? すごいお祭り騒ぎ。
子翠も隊商は初めてか。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
楼蘭妃の入内とともに入ってきたとすれば、来て半年ほどなのだろう。
なぜ隊商が初めて、というだけで楼蘭妃と同時期だと判断したのでしょうか?
答えは原作にありました。
「それにしても、毎回こうなの? すごいお祭り騒ぎ」
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
月餅を口に運びながら子翠が言った。その言葉で、一番最近入ってきた女官だと気付く。 楼蘭妃の入内とともに、女官が追加されている。まだ、来て半年ほどなのだろう。
後宮の女官の増減は、日々あるのかと思っていましたが・・・。
原作によると ──
どうやら女官は、定期的、あるいはイベントがある時に増やしているようです。
最近、女官が入ってきたのは楼蘭妃が入内した時。
それより前だと、前回の隊商を知っているはず。
つまり、隊商は半年に1回であり、猫猫はそこから逆算して子翠が来てからまだ半年も経っていないと推測したのでしょう。
変な匂い
そういえばさあ、最近北側で変な匂いがするんだけど知らない?
by 子翠『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
唐突に、話題を変える子翠。
原作によると ──
やぶ医者が特使の話をし出したので、猫猫はマズいと考え小蘭にもう一片月餅与え注意を逸らします。
猫猫が何か違う話題がないか考えている時に、子翠が代わりに北側の話を持ち出します。
まるで、子翠が助け船を出したようですね・・・。
子翠は気が利く子なのか。
それとも彼女にとっても特使はマズい話題だったのでしょうか・・・。
あるいは、本当に北側の匂いがそれだけ気になっているのでしょうか・・・。
疑い出すときりがないな…
2期は匂いに関する事柄が多いですね。
前話の子猫の匂いを嗅いだ壬氏から始まり。(流石にこれは関係ないと思います(苦笑))
前話、青薔薇で作った香油。(25話 )
今話 ──
後宮の北側で変な匂い。
隊商によって持ち込まれた妊婦に悪い影響を与える香油。
さて、匂いは事故か事件か、偶然か故意でしょうか・・・。
嫌な予感が…
私はそれよりも…
北側の廃墟とか、いい感じ。
by 子翠『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
後宮に廃墟があるのに驚きました(笑)。
あ~確かに
どんだけ広いんだ、この後宮!
蜘蛛に引き寄せられる猫猫。
殆ど初対面の子翠と妙に意気投合する猫猫。
この調子だと、本当に廃墟に行くでしょう。
そこで一体どんな目に・・・いや、どんな世界が待っているのでしょうか。
香油
隊商が去った後、後宮では香油が大流行していた。
原) 大衆小説
隊商が去って数日。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
後宮では香油が大流行している。
流行り物は廃り物。
「流行り物は廃り物」
流行する物事は一時的なもので、やがて飽きられて長続きしないものであるということ。
(大辞林より)
そう言えば、前話あれだけ流行った大衆小説はどこへ行ったのでしょう?
あっ・・・忘れてた
文字を教えてと言った小蘭は続いているのでしょうか?
隊商後は、すっかり香油に取って代わられたのでしょうか・・・。
原作では触れられていました。
爪紅の流行はだいぶ下火になったため、新しいものに皆、飛びついたのだ。いまだに小説の話題が持ち上がっているのは、書と香でまったく違うものだからだろう。
小蘭は猫猫と同じく香油に迷惑をこうむっている立場なのでげんなりしているが、新しく写してもらった小説を読むために、勉強は欠かさず続けていた。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
正直、三日坊主と思っていた猫猫は素直に感心した。
今でも小説は話題になっているようです。
オシャレと娯楽は違うということでしょう。
小蘭も新しい小説を読むために、勉強を続けているようです。
小蘭えらい!
使い方を誤れば…
今日私が嗅いだ女官達がつけていた香料や精油の名前です。
── それがどうした?どれも妊婦に害のあるものばかりです。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
大量に、あるいは使い方を誤ると妊婦に悪い影響を与える香油と香辛料。
どれも少量であれば問題ありません。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
大量摂取したり、誤った使い方をしなければ。
普通に使えば問題のない商品。
ですが大量に摂取したり、誤った使い方をすれば・・・。
つまり、食事や飲み物に入れることで、毒として使えるのです。
ここでは薬や毒の類いはしっかり管理されています。
一般人は簡単には毒を持ち込めません。
だから1期でも、一見毒とは思えないサバ、岩塩、海藻、ハチミツ、そしておしろいが使われたのです。
アレルギーがあれば(里樹妃のように)少量でも毒。
アレルギーがなくても、大量摂取すれば毒になるもの。
無知は罪。
『薬屋のひとりごと』では、1期から続く教訓のようなもの。
それでいて、業者は正しく使えば問題ない商品で、誤った使い方など知らなかったと言えばしらを切れ、罪を問えません。
実に巧妙、そして厄介。
2期もその隙を突いてきているのかもしれないのです。
それにしても・・・。
今回は、香油と香辛料だけではありません。
上級妃に勧めた、妊婦に負担を与えない胸の下で帯を結ぶタイプの服。
今回隊商が持ち込んだ、あるいは勧めた商品に、何らかの意図が感じられるのです。
隊商は単体ではなく、幾つかの商人の集まりだと思われます。
にもかかわらず、ここまで組織立った犯行ができるのでしょうか?
キャラバンは、なぜ妊婦に影響のある香油と香辛料ばかり売っていた?
毒おしろいは意図的!?
これって、あれに似ていませんか?
── あれって何だ?あまり副作用が知られていないもの。
後宮にあってもおかしくないもの。似ていませんか?
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
鈴麗公主を冒し、梨花妃の御子を死なせたものに・・・。
猫猫さん、凄いことを言い始めました。
あの毒おしろいは、誰かが仕組んだものだと言っているのです。
おしろいは後宮にあって不思議ではありません。
いや、帝の心を掴むためにキレイになりたいのは当然。
むしろ、おしろいは必需品です。
他のおしろいに比べて、白さが目立つと好んで使っていました。
by 玉葉妃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第1話
だからてっきり「無知は罪」による事故だと思っていました。
が、今回持ち込まれた香油に香辛料。
こうも続くと偶然とは言えなくて・・・。
妃の部屋付きでなければ給金も少なく、隊商には興味が向かなかっただろう。
香油が流行しなければ気付くこともなかった。
今回だけ、こんなに入ってきたのかもしれない。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
どれが偶然で、どれが必然なのか・・・。
猫猫は、前回の隊商を見ていません。
だから、今回だけ偶然入ってきたのか、これまでもそんな気配があったのか判断がつかないのです。
毒おしろいも意図的だと考え、以前からこのような仕込みがしてあったと考えると・・・。
誰かが帝の(跡継ぎである)御子を狙っていると考えると目的がみえてきます。
となると、あの事件も・・・。
当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。
続きを読む (クリックして下さい)
壬氏が狙われたあの事件。
壬氏様というより、その血筋。
帝の血筋が狙われているのかもしれませんね。
つまり、犯人(グループ?)の狙いは、現帝(あるいは先帝)の血を絶やすこと。
対象は帝の親族。
特に現帝や(悪名高い)先帝の子供たちではないでしょうか。
ジャスミン茶
それは毒ではなかったのか?
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
最後は軽い話題を取り上げて、今話の〆と致しましょう。
── これと同じ物がいい。
by 『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
それで最後です。
もう一度湯を入れても出がらしになります。
さて、ジャスミン茶を欲しがる壬氏に対して、「それで最後です」と答えた猫猫。
不思議に思いませんでしたか?
えっ、何!?
だって、猫猫さんは ──
これ3つください。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
ジャスミン茶を3つ購入しました。
そして、一つは医局で小蘭と子翠と一緒に飲みました。
では、ジャスミン茶はあと2つ残っているのではないでしょうか?
あっ、えっ!?
いや、単に描かれてない間に飲んだんじゃ…
そうですね。
そんな可能性も考えられます。
描かれていない間に飲んだ。
医局では4人で飲んだので、実は2つ使った、などなど。
でも・・・。
ならば「3つ」などと数を書かなきゃいいだけのこと。
「これ下さい」と、幾つ買ったかは曖昧にしておけばいいんです。
なのに、「3つ」とハッキリ言っています。
伏線の使い手日向夏先生が、そんな意味のない数字を書くわけありません(笑)。
おお~すごい信頼感!
じゃあ、なんで?
それは原作に説明がありました。
猫猫は、茶屋の売り子の女の視線に気が付く。とりあえず、残り全部の茉莉花茶を購入して、三つに分けて包んでもらうことにした。最初、嫌な顔をした売り子だったが、もう一つ売れ残っていた茶葉を猫猫が包んでくれ、と頼むと了承してくれた。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
猫猫は別々に包んだ茶を小蘭と子翠に一つずつ渡す。
子翠も買おうとしていたジャスミン茶を、3つまとめて猫猫が買いました。
その後小蘭と子翠に分け与えていたのです。
ああ、そうじゃん!
子翠欲しがっていたよね!
はい。
こうして、ジャスミン茶を買おうとしていた子翠も納得していたのです。
で、医局で飲んだのは、猫猫のジャスミン茶。
猫猫さん、大人ですね。
1個しかない自分のジャスミン茶を使って皆に振る舞ったのです。
でも、子翠は ──
猫猫の茉莉花はもう使ってしまったが、子翠が返してくれた。もう飲んだので十分だと言った。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
子翠は医局で猫猫のジャスミン茶を飲んだので、返してくれたのです。
おお~~、子翠も大人~
やっぱ、いい子じゃん!
子翠に返してもらったジャスミン茶を、猫猫は翡翠宮の厨房で飲んでいたのです。
だから「最後」だったのです。
残り1個の意味は分かったけど、「伏線の使い手」は関係ないのでは?
おお、よく気付いたね
そうだね、本筋はそこではないと思う
なぜ、ジャスミン茶を3つ買って子翠に渡して、いちいちそれを返すのを描いたのでしょうか?
最後に返すなら、渡すなんてやりとりを描かなければ良いのです。
最後に1個残しておきたいのなら、4つ買ったことにすれば良いのです。
なぜ、猫猫が購入して子翠に渡したものを返させたのでしょうか?
そこを深掘りすると、ある事が見えてきます。
当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。
続きを読む (クリックして下さい)
それは、子翠の性格、あるいは家柄や身分を匂わせる為ではないでしょうか。
子翠は登場早々、ちょっと下級下女らしくない描かれ方をしています。
少し品があるというか。
知性や品性を感じます。
医局でジャスミン茶をいれた時、小蘭は驚いていました。
が、子翠はそれ程驚いていませんでした。
理由は、子翠はジャスミン茶を見たのが初めてではないからでしょう。
つまり、子翠は、ある程度良家の娘、あるいは良い生活をしていたと考えられます。
訳あって後宮にいるとかではないでしょうか。
それを少し感じさせるために、ジャスミン茶のやり取りを描いたのではないでしょうか。
お~~、なんだかそんな気がしてきた…
これが日向夏先生のことを「伏線の使い手」と呼んだ理由です。
毒殺
── 中級妃である静妃が亡くなりました。
静妃が・・・毒!?
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
まさか・・・。
※中級妃の名前はNetflix字幕より
おっと失礼、まだありました。
高順が告げる、中級妃の訃報。
中盤で描かれた咳き込んでいたのが中級妃でしょうか?
中級妃が寝ている場所の割にはみすぼらしいような・・・。
それにNetflixの字幕では咳き込んでいた人は「侍女」になっています。
※メタ的ですみません
その直後に映ったガラス瓶は香油でしょうか・・・。
まさかと思いますが、侍女で実験をして上手くいったので中級妃に使ったのでしょうか・・・。
毒殺に使われたのは、隊商から購入した香油か何かか。
猫猫の悪い予感は当たってしまったのでしょうか・・・。
でも、妊婦に悪影響を与えるだけで、毒殺とまではいかないような・・・。
いや、大量に摂取すると死に至るのでしょうか?
そして、壬氏が振り返った翡翠宮では、玉葉妃にお茶を注ぐ侍女頭・紅娘の姿が意味ありげに描かれています・・・。
まさか、紅娘が!?
えっ、そんな~
さすがにこれはミスリードだと思う…いや思いたい!
だよね!
絶対そうだよね!
おわりに (『薬屋のひとりごと』26話とは)
1期と同様の全体構成だとすると、原作小説3巻が前半クール12話で描かれると思われます。
12話の間に幾つかの山場はあるでしょうが、2話で既に大きな事件に繋がるであろう伏線がチラホラ。
何か起きる予感がプンプン。
今話は「におい」が軸なだけに!(笑)
1期を鑑賞した方なら同じような感覚を得たのではないでしょうか。
前話レビューの最後にも書きましたが。(25話 )
『薬屋のひとりごと』2期放送決定時の記事で、原作者・日向夏先生はこんなコメントを残しています。
日向夏(「薬屋のひとりごと」原作者)コメント(抜粋) ──
薬屋は元々小説四巻で綺麗に終わりという気持ちで書いていたので、三巻以降のエピソードがアニメ化するとなれば、手を合わせるしかありません。
by コミックナタリー
一期を観ていたときに視聴者の皆さんが覚えたであろう違和感が、二期でおそらく解消されるかと思います。
1期の違和感とは、てっきり中盤で描かれた事件のことだと思っていました。
なんと、1期1話の毒おしろいも裏がある!?
いや~~2期始まったばかりだというのに、ゾクゾクしてきましたね。
おかげでレビューにも力が入り、1期の復習的なことも書いたのでレビュー本文は前話に続いて1万文字超・・・。
今クールは、もう1本各話レビューを書いているので、少し減らさないと持たないかも(苦笑)。
次話から少し絞っていきますね。
そんなこと言って抑えられるの?
そうなんだよね…
だって止まらないんだもん(苦笑)
以上、TVアニメ『薬屋のひとりごと』第26話の感想&考察レビューでした。
長文にもかかわらず、最後まで読んで頂きありがとうございます。
次話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はX(@toki23_a)にて!
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疑問点 まとめ(Q&A一覧)
この章では、疑問点をまとめていきます。
- 今話で発生し解決した疑問は、本文で解説して本章(ここ)でまとめ
- 今話で解決しなかった疑問を、疑問XX-XX(話数-通し番号)として記録
⇒ 本章(ここ)でまとめ - 答えは、推測ではなくできるだけ(原作含む)作品内で明らかになった事実を記載
※推測が入る場合は、断りを入れる
⇒ 解決した疑問は、次話で削除
今話で解決した疑問 (クリックすると答えが表示されます)
今話で新たに発生し、解決しなかった疑問
- 疑問 26-01 水晶宮侍女頭・杏が受け取った言づてには何と書いてあった?
- 疑問 26-02 キャラバンは、なぜ妊婦に影響のある香油と香辛料ばかり売っていた?
残っている疑問 (クリックすると表示されます)
- 疑問 02-01 壬氏は、後宮管理者なのに、なぜ後宮の外まで判断を求められている?
- 疑問 02-02 水差しの弁償、仕送りから引いたのは期間限定?
- 疑問 02-03 結局、秘薬は何の為だったの?
- 疑問 03-01 西都の玉葉妃が、異国の姫とは?
- 疑問 05-01 粉を染み込ませた木簡は、誰が何に使っているのか?
- 疑問 05-01 簪(かんざし)を渡す意味は?
- 疑問 06-01 園遊会で、なぜ壬氏は違うカンザシを挿し、襟が乱れていたのか?
- 疑問 09-01 壬氏と亡くなった武人・浩然との関係は?
- 疑問 10-01 後宮内の事件に最終判断を下しているのは誰?
- 疑問 10-03 現帝の東宮時代、妃はなぜ一人しかいなかったのか?
- 疑問 11-01 阿多妃を南の離宮に住ませるのは、帝の愛着か、それとも・・・
- 疑問 11-02 阿多妃の子は生きているのか?
- 疑問 12-01 やり手婆は、なぜ猫猫を妓女にしたい?
- 疑問 13-01 壬氏は、帝に何を頼まれたのか?
- 疑問 14-02 爆発現場にあった上等なキセルは、倉庫番のもの?
- 疑問 15-01 馬閃は、なぜ猫猫を嫌っている?
- 疑問 17-01 壬氏は、なぜ変装しなくてはならない?
- 疑問 17-02 壬氏は宦官なのに、なぜ武官のような野営を知っている?
- 疑問 18-02 使い物にならない妓女を、やり手婆はなぜ離れに住まわせている?
- 疑問 19-03 「何か起こったあとでは遅い」猫猫は、過去にどんな経験をしたのか?
- 疑問 19-04 羅漢は、猫猫を抱きかかえる壬氏を見て、なぜあれほど驚いた?
- 疑問 20-01 なぜ翠苓のことを秘密裏に終わらせた?
- 疑問 20-02 壬氏は、なぜ身分を隠し、後宮管理者として生活している?
- 疑問 20-03 楼蘭妃は、なぜ訪れる度に雰囲気が変わる?
- 疑問 21-01 やぶ医者より先に後宮へ来た姉は、今どこにいる?
- 疑問 21-02 先の皇太后は、なぜ木の伐採に制限をかけた?
- 疑問 22-01 猫猫は、なぜ爪紅を流行らせた?
- 疑問 23-01 賭け対象にした「妓女の身請け」の狙いは?
- 疑問 23-02 羅漢に届いた文と巾着、誰が開いたのか?
- 疑問 24-01 壬氏は、なぜ霊薬を集めている?
- 疑問 25-01 楼蘭妃は、なぜそこまで侍女を増やす?
- 疑問 25-02 子猫はどこから来た?
1期の残が多いので、時間あるときに整理します
今週の感想ツイート
#薬屋のひとりごと 26話
— 時文@ここアニ(『チ。』『薬屋』レビュー中) (@toki23_a) January 18, 2025
類は友を呼ぶのか人を見たら泥棒と思えか…
何かある?誰かが仕組んでる?
疑い出せばきりがなく、無視できる程些細ではない。偶然装った仕掛けに以前の事件が甦る
2期始まったばかりでもう何か起きそうな予感
1期知ってるからこそ楽しめる
来た来た来た~~感が堪らない😆
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アニメ『薬屋のひとりごと』次話のレビューはこちら!