【文字数(本文):約1万2千文字(目安20分)】
こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『薬屋のひとりごと』第48話「はじまり」を鑑賞しました。
本レビューではアニメ感想だけではなく、原作・コミカライズ情報も加え、個人的な解釈による解説・考察をしています。
皆さんの理解の助けになり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。
今回アニメ化されたのは──
- 原作
-
4巻 22話「狐につままれた」 ~ 終話まで
- コミック
-
19巻 82話「戦の終わり」中盤 ~ 20巻 84話「年明け」まで
今話の主なトピック (クリックすると該当項目へ)
今話で解決しなかった疑問
最下部「疑問点まとめ (Q&A一覧)」に記載
本レビューの方針
本レビューは、次話以降のネタバレなし
『薬屋のひとりごと』は、小説投稿サイト「小説家になろう」連載。
ライトノベルと、月刊誌2誌で別の漫画家によるコミカライズ2作品があります。
私は、ライトノベル、コミカライズ共に未読です。
アニメ鑑賞後、アニメ化済み時点までの部分を読み、レビューを作成します。
アニメ鑑賞
+
コミカライズ、ライトノベルを読み
知り得た情報を加味して「感想・解説・考察」
よって、次話以降のネタバレはなしなのでご安心ください。
なお、原作ライトノベル、コミカライズの情報は、「原作情報」として区別できるよう記載します。
- 「ヒーロー文庫」のライトノベルを ── 原作
- 「月刊サンデーGX」連載のコミカライズを ── コミック

こんな感じです
緑系の色を目印にしてね!
引用部分も次のように緑系をワンポイントに ──
宦官が驚いた表情で猫猫を見るが、そんなの関係なかった。
引出しの見出しを眺め、珍しい薬を見つけるなり踊るような奇妙な動きをしてしまう。喜びがあふれ出て、頭の中に納まりきれなかった。
「なんかの呪いか、なにかか?」四半時、そんなことを繰り返したところだった。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
いつのまにか現れた壬氏が奇異の目で踊る猫猫を見ていた。
コミカライズは、別の漫画家による2作品が刊行されています。
- 「月刊ビッグガンガン」連載の「薬屋のひとりごと」
- 「月刊サンデーGX」連載の「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」
両方読んでいますが、本サイトでは、アニメの補完となると情報の多い➋を選択しました。
「コミック」として紹介する情報は基本➋です。
が、今後も両方読んでいくので、➊にしかない情報があれば、その時は注釈を付けて紹介します。

同じ内容なのに、2つも読むんだ・・・

その方が、理解が深まるんだよ
ちなみに、考察や疑問はオレンジ系。
補足や余談、参考情報はブルー系に色分けしているので、読む際に目安にして下さい。
2期 全24話 各話リスト
話数 | サブタイトル | コミック | 原作 |
第37話 | 湯殿 | 14巻 | 4巻 |
第38話 | 踊る幽霊 | ||
第39話 | 氷菓 | ||
15巻 | |||
第40話 | 巣食う悪意 | ||
第41話 | 狐の里 | ||
16巻 | |||
第42話 | 鬼灯 | ||
第43話 | 祭り | ||
17巻 | |||
第44話 | 砦 | ||
第45話 | 蟇盆 | ||
18巻 | |||
第46話 | 禁軍 | ||
19巻 | |||
第47話 | 子の一族 | ||
第48話 | はじまり | ||
20巻 |
※話数:リンクは各話レビューへ
※サブタイトル:ネタバレを避けるため次話以降はマスク
はじめに
子の一族の制圧が終わり、猫猫の元に壬氏がやってきた。
互いの傷を心配し合い、楼蘭のことを語り合う。
すると、ある気配が・・・。
狸の子は狐?
正体隠し、母騙し、悪女を演じ化かしきる。
まさに命を賭けた狐の手品に喝采を!
死者多数、他の選択もあっただろう、やり切れない結末なのに・・・。
楼蘭に1本取られた感満載で不思議と清々しくなる締め方が巧すぎ!
一方、壬氏様は思春期男子全開のようで・・・。

猫猫、気づいてあげて!

さすがに気づいてるんじゃ…

そうだよね!
では、2期最終話を振り返っていきましょう。
感想&考察レビュー 第48話「はじまり」
狐につままれた
子の一族の制圧が終わった夜明け頃、砦から運び出された子供たちの遺体のそばで眠っていた猫猫の元へ壬氏がやってきた。
勘違い
── 何をやっているのでしょうか、壬氏様?
あっ、違う、これは・・・。
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
前々話のラストといい。(46話 )
せっかくの再会シーンなのに、いつもこんな感じの二人(笑)。

確かに…
なぜ壬氏様は慌てて取り繕おうとしたのでしょうか?
お分かりですよね。
猫猫が目覚めた瞬間、壬氏が猫猫に覆い被さるような形になっていたので ── 猫猫の寝込みを襲おうとしていたように見えてしまったのです。
そのことに気づいた壬氏は、慌ててしまったのです。
友情の自覚
── 友人だったのか?
よく、分かりません。
友人・・・少なくとも私にとってはそれに近い関係だったと思う。楼蘭・・・子翠と小蘭、3人でつるんで話すのは悪くなかった。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
おお!
言い切ってはいませんが、「それ(友人)に近い関係」とまで言ってます。
ついに認めましたね猫猫さん(笑)。
これまでの猫猫は、他人に対して主従や自分に利があるかで付き合っていたので、小蘭相手ですら損得で考えていました。(39話 )
そんな猫猫が、ついに友人という存在を認めたのです。
猫猫と子翠と小蘭。
3人でいるときの猫猫は、気を使うことなく楽しそうでした。
子翠が猫猫の前に現れたのは、25話 ──

『薬屋のひとりごと』2期は様々な事件がありましたが、子翠と小蘭の3人の友情が育まれていく物語でもあったのです。
友人だから助けるのに損得は関係ない。
だから猫猫は、自分には何の得にもならないが ──
── あとは頼んだから。
私にできるのは、子翠に託されたことを全うする。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
それだけだ。
子翠に託されたことを全うしようと決意しているのです。
覚悟の別れ
── 本当によく分からない人だったので・・・。
俺にもな・・・。
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
分からないままで終わってしまった。
楼蘭が「死んだ」とは言わなかったのは、壬氏の気遣いでしょう。
「終わってしまった」と伝えるだけで、猫猫には十分伝わったのです。
子の一族は武器を作り、反乱を企てていました。
その罪だけで一族は死罪でしょう。
長である子昌の娘・楼蘭も逃れられません。
さらに楼蘭自身も、上級妃でありながら無断で後宮を抜け出すという重罪を犯しています。
それでも、あの時、逃げることは選ばなかった。

子翠は覚悟を決めていたのです。
だから猫猫も、覚悟していたのでしょう・・・。

そっか、だからそんなにショックを受けなかったんだ
傷の真相
── この傷はどうした?
碌でもない人がいまして。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
前話ラスト、壬氏が気にしていた猫猫の傷。
良かった。
神美に殴られた痕だったのです。
殴られた痕が違うのは、首の方は内出血しているからでしょう。
原作によると ──
私にできるのは、子翠に託されたことを全うする。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
それだけだ。
と決意した後、猫猫は壬氏を外に出したがっています。
理由は、壬氏がここにいると都合が悪いからです。
蘇りの薬を飲まされた子供が、いつ目を覚ますか分からないからでしょう。
だから ──
ひどい顔ですよ。
お休みになられては?── ああ、すごく眠い。
ここで眠らないでください。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
と、馬車から出ていくよう促したのです(笑)。
この豪華な馬車は本来、月の君である壬氏のためのもの。

出ていくのは猫猫の方じゃないの?とツッコミたくなりますが(苦笑)。
本音と不安
俺は、傷一つで価値がなくなるような男か?
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
顔だけのはりぼてか?
アニメだけ見ていると分かりにくいと思いますが・・・。

いや、原作でも、この部分はあまり出てこないから同じか
実は、壬氏は自分に自信がありません。
自分が他人より優れているのは外見だけ。
それ以外は、せいぜい凡人より少し上くらいだと考えています。
だからこそ、日々鍛錬を欠かさず努力しているのです。(13話 )

顔だけの男が顔に傷を負う。
実際、顔の傷を見た部下は激怒し、護衛の馬閃も責められました。
猫猫にまで顔の傷について言われ、壬氏は口に出さずにはいられなかったのでしょう。
むしろ、もう少し傷があってもいいかもしれません。
壬氏様は美しすぎる。
そのせいで周りは心を乱され、見た目ばかりに目をやってしまう。だけど壬氏様の本質は、見た目ほど華美じゃない。
もっと実直なものだ。それはたぶん見た目の美しさよりも、ずっと価値がある。
前より、男前になったではありませんか。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
猫猫は、そんな壬氏の不安を一瞬で吹き飛ばしたのです。

おお~~だから壬氏の心に響いたんだね~~

うん、自分を本当に理解してくれてるって感じたんだろうね
蘇りの薬
子翠は、毒と言わず薬と言った。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
人を一度殺し、もう一度甦らせる・・・蘇りの薬。
子翠が子供たちに飲ませたのは毒ではなく、蘇りの薬。
原作では、上記のセリフだけでなく別の言葉もヒントになっています。
蘇りの薬、その知識を翠苓が教えてくれたわけだ。これも、子翠の計らいだろうか。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
猫猫が素直についてきた理由は ──
── お前は絶対私についてくる。
蘇りの薬、作り方を知りたくないか?
なんてこと言いやがる・・・やはり翠苓は侮れない。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第40話
(大きいのは)「蘇りの薬」の作り方を知りたかったから。
つまり、「蘇りの薬」の作り方を教えると言った時点で、ここに「蘇りの薬」があると示唆していた・・・。
子翠が猫猫に仕掛けた布石だったのです。

お見事!
甦った子供を壬氏様がどうするかは分からない。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
それでも私が連れてこられたのは、このためだ。
今回、子の一族が犯した罪は女子供も罰せられるほど重い。
猫猫もそれを理解しています。
子供たちを甦らせても、結局は処刑されるかもしれません。
それでも、今は子供たちを助けたい。
それが薬師としての矜持なのかもしれません・・・。
いや、猫猫が北の地に連れてこられたのは、このためだと分かっているからでしょう・・・。
子翠こと楼蘭は、壬氏にも仕掛けていました。

一度死んだ者・・・。
── では”一度死んだ者”は見逃してくださるのですね。
狐につままれたようだ。
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
子供たちも本来なら処罰される運命だったはず。
あの場で話を聞いた限りでは、神美に追放された元・子の一族と翠苓を助けてほしいという願いだと思っていました。
実は子供たちまで救おうとしていたのです。
壬氏も、まさかそこまで考えていたとは思わず、一本取られた気分だったはず。
楼蘭の見事な策に、思わず微笑んだのではないでしょうか。
エピローグ
男児が誕生し、玉葉妃は后となった。年明けには東宮のお披露目も行われ、花街は大いに賑わいを見せていた。
后
お后様も、猫猫が仕えてた玉葉妃で決まったそうだし。
by 梅梅『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
超久しぶりに緑青館の三姫が登場!
玉葉妃がついに后に!?
そういえば、「后」はずっと空席でした。
理由は語られていませんが、現皇帝はこれまで正式な后を迎えていませんでした。
玉葉妃が東宮(男児)を出産し、ついに后に選ばれたのです。
用なし宣言!?
出産も無事に済み、オヤジは花街に戻らず宮廷に残ることになった。
– 中略 –
壬氏様にはあれ以来会っていない。
子の一族の処理と本来の仕事が忙しいのだろう。それはめでたいと同時に、私が後宮で用なしになったことを意味していた。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
オヤジこと羅門は、医官として宮廷に残ることに。
壬氏は正体を明かしたので、今は壬氏ではなく帝弟として働いているのでしょうか?
そうなると、高順も帝弟付きに戻ったということになりますね。
(表向き)高順は女帝の怒りを買い、馬の名を捨てて宦官として壬氏のお付きをしていました。(36話 )
その高順が帝弟である壬氏のそばにいるということは、やはりそういうことなのでしょう。
もしくは、壬氏は後宮の管理者としての仕事も続けているのでしょうか。
いずれにせよ、帝弟の身分を明かした壬氏様には、猫猫のような侍女を雇う必要がなくなったのでしょう。

え~~そんなのひどい!

だよね
権力使えばいいのに…
確かに、玉葉妃に子が生まれ、羅門が残るなら、後宮に薬師はもう必要ないのでしょう。
でも、猫猫が後宮にいたのは玉葉妃の妊娠が理由で、もともとは壬氏の部屋付き侍女として外廷で働いていました。
だから、用なしになったわけではないと思いますが・・・。

やはり、帝弟として振る舞うことになったからかな?
正体を明かした壬氏は、今どんな立場?
蘇りの薬の代償
最後に残った響迂は記憶を失い、半身にも軽く麻痺が残った。
それでもあんな状態から生き返ったのは、運がいいと言える。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
子供たちは蘇りの薬を使って生き返りました。
楼蘭は壬氏に「一度死んだ者は許される」という約束を取りつけ、すべてが思い通りに進んだかのように見えました。
が、実際はそう簡単なことではありませんでした。
生き返ったものの ──
響迂は記憶を失い、体にも麻痺が残ってしまったのです。
薬はまだ実験の段階だった。
by 翠苓『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
本当なら確実に効果が出てからと・・・。
以前、翠苓がこう言っていましたね ──
私は、この程度で済んだが、失敗すれば記憶を失う。
by 翠苓『薬屋のひとりごと』TVアニメ第45話
人体で試すには、まだまだ改良の余地ありだ。
蘇りの薬はまだ実験段階で、記憶を失うリスクがあったのです。
それでも、蘇りの薬を使うしかなかったのでしょう。
それほどまでに時間の猶予がなかった。
神美が今にも反乱を起こそうとしていたのではないでしょうか・・・。
今回は反乱を未然に防ぎ、暴力による直接被害は発生しませんでした。
だからこそ翠苓と子供たちは許されたと考えられます。
もし事が起きてからでは、たとえ子供でも許されなかったし、交渉の余地もなかったでしょう。
子翠は、そうなる前に決断したのではないでしょうか。

子翠、やっぱりすごい!

本当にそうだね
実際に行動するのは簡単じゃないし、決断には相当な勇気が必要だっただろうね
子の一族の子供たち
他の子供たちは皆名前を変えて生かされることになった。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
どういう理由か知らないが、先に目覚めた子供たちは、元上級妃の阿多様が4人とも引き受けてくれたらしい。
子供たちは5人とも無事に蘇生しました。
響迂以外の4人は、阿多に引き取られることになりました。
原作によると ──
どういう理由か知らないが生かされることになった子どもたちは、今後、元上級妃阿多の元で育てられるという。ばらばらに引き取ったほうがいいという話もあったが、それはあんまりだと阿多が引き受けたらしい。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
バラバラにするのは可哀想だと考え、阿多が4人を引き取ったようです。
やっぱり阿多様、男前すぎます!

ちなみに原作によると ──
なぜか男装している阿多は後宮時代よりも生き生きしていたそうです(笑)。(猫猫談)
先帝の孫・翠苓
そして、翠苓も・・・。
宮廷を引っかき回した翠苓だったが、情状酌量の余地ありと判断されたようだ。何より先帝の血筋だ。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
監視付きだが命までは取られまい。
なんと、翠苓も情状酌量!?
確かに、翠苓は神美の指示に従っていただけかもしれません。
だとしても、1期で起きた事件の実行犯です。
間接的で未遂とはいえ、壬氏暗殺を企てました。
他の高官の命も狙っています。

にもかかわらず情状酌量!?
さすが、先帝の血筋といったところでしょうか(苦笑)。
そういえば、『薬屋のひとりごと』では、血筋や身分が大きな力を持っていました。
下女なら重罪でも、身分の高い家の女性なら軽く済まされる。
ましてや、先帝の孫ともなれば・・・。
いや、これは猫猫の解釈です。
実際は ──
1つ目の願いです。
一族でまともな思考の者は、母に追放され名を捨てております。
姉もまた同じようなものです。その者たちは、一度死んだ者として見逃して頂けませんでしょうか。
by 楼蘭『薬屋のひとりごと』TVアニメ第47話
子の名を捨てた翠苓は、一度死んだも同然。
壬氏は楼蘭との約束を守っただけなのかもしれませんね・・・。
実際、壬氏も願いを初めて聞いた時 ──
「では、一度死んだ者は見逃してくれるのですね」
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
確認するように楼蘭が言った。
翠苓は、先帝と縁のある者である以上、無下にできない。
「無下にはできない」と考えていました。
結局、受け入れるしかなかったということでしょう。

なるほど、翠苓がどんどんヘタレ化していったのは、この結末のためだったか!

そんなメタ的な…
原作者・日向夏先生のnote によると ──
宮廷内のいろんな暗躍は、神美に命じられてやっていた。神美にとっては捕まって死ねばいいのに、くらいの扱い。翠苓は神美に申し訳できる程度にいろんな暗躍をやったがどれも成功率は低いものだった。成功しなければいいのにという願いが含まれていた。だがいくつは成功してしまう。(*塩酒や倉庫の爆発など)
by 日向夏note
1期での翠苓による暗殺計画は、確かに成功する可能性が低いものでした。





私はてっきり、犯人や黒幕が誰か分からないようにするための工夫だと思っていました。
なんと・・・。
成功してほしくなかったから、失敗しやすい方法を選んでいたというのです。
翠苓は神美の命令には逆らえなかったものの、現場ではできる限り抵抗していたのです。

おお~~~、そういう意図があったのか!
あれ?
だとしたら、未然に防いだ猫猫に感謝していたのでは?

・・・そうじゃん!
趙迂
記憶を失った響迂だけが、他の子と別に育てた方が良かろうと花街に来ることになったわけだが・・・。
“ある意味ここが一番安全”って、どういう理屈だよ。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
響迂は趙迂と名を変え、猫猫の家ではなく花街、それも緑青館に預けられたようです。
花街が一番安全とは思えませんが、猫猫が近くにいるので安全という意味でしょう(笑)。
── あった! イテッ、何すんだよ。
勝手に食うな、バカ趙迂。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
趙迂が持ち出そうとしたのは高級煎餅。
赤羽に煎餅を出していたので、それかもしれませんね。
一人ぼっち!?
確か私も子翠も、表向きは引き抜かれて後宮を出たことになってたんでしょうか。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
猫猫がいなくなった後、後宮では表向き「引き抜かれて後宮を出た」ということにされていたのです。
そりゃあ・・・。
── 小蘭・・・。
あなたと子翠がいなくなって、落ち込んでたんだから。
by 赤羽『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
“一言くらいあってもいいのに”って。
小蘭が落ち込むのも無理はありませんね。
明るい性格って色々得よね。
by 赤羽『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
仕事ができるわけじゃないけど、放っておけないっていうか。
放っておけなかったのは、妹の侍女にと推薦してくれた下級妃だけではなく、赤羽も同じだったようです。
赤羽様は、小蘭がどう過ごしていたかを詳しく話してくれた。
私たちがいなくなって、湯殿で1人一生懸命に働く小蘭を何となく放っておけなかったみたいだ。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
猫猫と子翠の真実を話せない赤羽は、小蘭を放っておけなかったのでしょうね・・・。

赤羽いい子!
小蘭の手紙

猫猫元気にしてる?
私は元気だよ。年季が明けて後宮を出ることになりました。
簪をくれたお妃様に気に入ってもらえて、お妃様の実家の妹の下女にって紹介してもらえたの。いっぱい、いっぱい頑張るつもり。
あ~あ、ホントはちゃんと話して伝えたかったな。
いつかまた、猫猫と子翠に会いたいな。
by 小蘭『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
また皆でアイス食べたいよ。
小蘭は、まだ覚えたての拙い字で手紙を書いています。
慣れない筆で一文字一文字、心を込めて綴ったのでしょう。
原作によると、紙はとても貴重なため書き直しはできません。
間違えた箇所は塗りつぶしてあったようです。
その様子から、小蘭がどれだけ一生懸命だったか伝わってきますね・・・。
そもそも猫猫と子翠は、小蘭に何も言わずに後宮を出ていきました。
それでも小蘭は、二人に手紙を残したのです。
小蘭は、二人が何も言わずに後宮を去ったことに、きっと寂しさや戸惑いを感じていたはず。
でも、そのことには手紙で一切触れず・・・。
せめて自分の気持ちだけでも伝えたいと、手紙を残したのでしょう。

小蘭、健気過ぎる~~~

小蘭の手紙を読んで、猫猫は思わず涙を流しました。
猫猫が涙を見せるのは、これが初めてではないでしょうか。
しかも、悲しみで涙を流すなんて・・・。
「人の好意にも悪意にも鈍感」な猫猫。
これまで人との関係を、損得や利害でしか考えてきませんでした。
そんな猫猫が、小蘭の手紙を読んで涙をこぼしたのです。
そっか・・・小蘭には、もう。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
小蘭とはもう会えない。
そして、子翠とも・・・。
だから ──
見つからなければいい。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
こんな言葉が思わず口をついて出たのでしょう。
猫猫はこれまで、拉致され後宮に売られ、命の危険に何度もさらされてきました。
それでも、優しい人たちに囲まれていたのです。
誰からも愛されていないなんて大間違い。
猫猫は、人の愛情をちゃんと感じ取れる人になっていたのです。
さて、猫猫は再び小蘭に会えるのか。
また一緒にアイスを食べられる日が来るのでしょうか。
そして、子翠に小蘭の手紙を渡せる日は訪れるのでしょうか・・・。
試すのは痛みか効用か
新しい薬、今一ピンとこないな。
よ~~し!
── 何をする気だ?
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
さて、猫猫さん、小指を縛って何をしようとしていたのでしょうか?(笑)
原作にはしっかり書かれていました。
左腕に傷をつけ、何種も試したがやはり効用はぴんとこない。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
せっかくなので耳の傷に塗りつけてみたが、それでもわからない。
長年の蓄積のためか、相当痛覚が麻痺しているようだ。
(やっぱ、もっと切らなきゃよくわからんか)
猫猫は左手を見て、小指をきゅっと紐で縛る。起き上がると、戸棚の引き出しから小刀を取る。
猫猫はこれまで自分の体で何度も毒や薬を試してきました。
そのせいで、新しい薬を試しても効果が分かりにくくなっているようです。
だから、指をもっと深く切って効き目を確かめようとしたのです。

ヒエッ
原作によると ──
より深く切って薬の効果を確かめようとしていたようです(苦笑)。
猫猫は幼い頃、鳳仙に小指を切られた経験があります。
だから小指を切ることに抵抗がないのでしょう。


あ~~、言われてみれば…
って、ダメでしょ!

失礼しました
冗談です(苦笑)
それよりも ──
「痛覚が麻痺している」という点のほうが気になりますが・・・。
邪魔者 or 功労者?

どうして、いつも邪魔が入る・・・。
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話

ラブコメのお約束です

だよね~~

でも、ここは一言言いたいですね!

えっ、どしたどした?
高順とやり手婆は扉の外にいたのです。
つまり、二人の仲の進展を期待していたのでしょう(笑)。
だったら、悪ガキが入ってくるのを止めてほしかった!

あっ、確かにそうだ!
なぜ止めなかったのでしょうか。
せめて、あと数秒、扉を開けるのを遅らせていれば・・・。
その理由は原作を読むと分かりました。
「そばかす!」
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
ばんっと大きな音がした。
入口とは反対側、客に薬の受け渡しをする窓が大きく開かれていた。
趙迂が開けたのは、入り口ではなく、別の窓だったのです。

あっ・・・それじゃ止めようがないね(笑)

ちゃんと考えられてるね(苦笑)
生きていた子翠
簪かい?
by 露天商『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
あっ、何だこりゃ!?
この辺でお目にかかれる代物じゃねえぞ。
生きていた子翠こと楼蘭!
猫猫が願掛けで胸に挿した簪が、飛発の弾を防いでくれたのです。
簪には弾痕が残っていたけど、貫通せず胸までは届かなかった様子。
さらに、走っている姿を見る限り ──
血を流し砦から落ちたものの、子翠は無傷か、せいぜい軽傷だったようです。
となると、砦から落ちた後、自力で逃げ出したのでしょうか?
前話ラスト、見張りの男が草むらで光るものを発見しています。
もしかしたら、見張りの男が気を失っていた楼蘭を見つけて助け出したのかもしれないですね・・・。
なんと、楼蘭がどのようにして助かったのかについて、日向夏先生によるショートストーリー「左膳の秘密 」がありました~~。

これは嬉しい!
助けた経緯だけでなく、楼蘭は男に本を託しています。
この本は一体何なのでしょうか?

3期に続く?

おお!
もう既に3期への伏線が~~
それと、ちょっと気になるのが ──
なぜ子翠は猫猫の簪を売って(物々交換して)しまったのでしょうか?

── いつか返して、もらいものだから。
無理言わないで、売り払っちゃうよ。
── なら、それでもいい。
by 子翠『薬屋のひとりごと』TVアニメ第46話
確かに「返して」というのは猫猫の一方的な願いで、子翠は返すとは約束していません。

しかも「それでもいい」って猫猫言ってるんだよなぁ~

あっ、ホントだ!
でも、簪が猫猫にとって大切なものだと分かっていたはず・・・。
それなのに、なぜ売ってしまったのでしょうか?
ここからは考察、というより私の妄想です(苦笑)。
壬氏様の簪は高価な品です。
もしかしたら ──
巡り巡って、いつか猫猫の元に戻ると信じていたのかもしれません。
子翠は「子」の一族。
「一度死んだ」とはいえ、簡単に許される立場ではありません。
生きていることは隠さなくてはいけません。
それでも、せめて猫猫に自分が生きていることを伝えたかった・・・。
この簪が猫猫の手に渡れば、その意味をきっと猫猫は察してくれるはず。
そんな思いで、簪を(何でもない)露天商に託したのかもしれません。
少し甘い考えでしょうか・・・(苦笑)。
子翠は、なぜ猫猫の簪を売った?
玉藻
私の名前、玉藻って言うんだよ。
── 玉の玉と海の藻で玉藻かい?海の寵愛でも受けそうな名前だな。
by 玉藻『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
楼蘭の名前は使えないので、てっきり子翠の名前を名乗ると思っていました。
でも、よく考えたら ──
「子」の一族であることを匂わせる「子翠」は使えませんね(苦笑)。
でも、なぜ「玉藻」なのでしょうか?
「玉」は「玉の蝉」を見たからだと思いますが、「藻」は?
原作では、后になった玉葉妃の話も露天商としています。
「玉」は「玉葉」の玉から取ったとも考えられます。
では「藻」は?
原作には、露天商の主人視点でこんな一文があります。
「玉葉かあ」
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
娘は、玉の蝉を見ながら周りを見る。なにか目に入ったようでそちらを見ると、漁師が網についた魚と海藻を選り分けていた。
「ねえ、小父さん。私の名前ね、玉藻っていうんだよ」
「藻」は、その場で目に入った海藻から取ったようです(笑)。
アニメと原作を合わせて考えると ──
「玉」は、「玉の蝉」から。
「藻」は、目についた「海藻」から。
つまり、特別な意味があったわけではなく、その場の思いつきで決めた可能性が高いですね。
子翠は死ぬ覚悟で悪女を演じていたので、生き延びた後のことなんて全く考えていなかったはず。
名前を決めた過程で、そんなことを示唆しているのではないでしょうか。
玉蝉
── これって蝉?
ああ、古い時代によく作られた玉製のだよ。
by 露天商『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
子翠(玉藻)が手に入れたのは、玉で作られた蝉でした。
この売り物について、原作には興味深い描写がありました。
娘はよほど玉の蝉が気に入ったらしく、じっと見ている。元は、死人の口に咥えさせるために作ったものであると聞いたらどう反応するだろうかと思った。それを口にしたら、さっさとどこかへ行くだろうと、口を開こうとしたときだった。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
なんと、この蝉はもともとは死人の口に含ませるためのものだったのです!
調べてみたところ ──
これは「玉蝉」と呼ばれ、古代中国では亡くなった人の口に含ませて納棺していたらしいです。
理由は、蝉の羽化のように生まれ変わりを願ったとのこと・・・。
蝉は幼虫からサナギ、そして羽化して成虫になります。
サナギの間は(まるで死んだように)全く動きません。
この姿に、古代中国の人々は「一度死んでから生き返る」イメージを重ねたのです。
正直、なぜ蝉なのかと思いました(苦笑)。
死んだと思われていた楼蘭、実は生きていた。
これからは名前を変え、新しい人生を歩んでいく。
そうだね。
by 玉藻『薬屋のひとりごと』TVアニメ第48話
海の向こうとか面白そうだよね。
過去を脱ぎ捨て、これからは自分だけの未来へと羽ばたいていく。
そんな強さと希望を感じさせる・・・。
蝉に例えるのが虫好きの子翠にピッタリで、憎い旅立ちの演出ですね。

子翠は、子供たちが心配ではないのかな?

あっ、そうじゃん!
冷たくない?

きっと猫猫を信じてるんだろうね

おおっ、そういうことだろうね!
ああ~~再会してほしいな~~~!!
おわりに (『薬屋のひとりごと』48話とは)
いや~~2期もついに終わってしまいました(涙)。
振り返ると、1期から一貫して描かれてきたのは、後宮で人生を狂わされた人たちの姿でした。

猫猫もそうなんだよね…

ああ、そうじゃん!
その割に ──
ラストに登場した神美、最初は大物感あったのに、意外と小物だったのはちょっと拍子抜けでした(苦笑)。
でも、権力者が恨みを抱くと、ここまで取り返しの付かないことになってしまう怖さも感じました。
『薬屋のひとりごと』は「謎解きエンタテインメント」と謳っているのに、2期はヒントが多すぎて、ネットの考察もあってサプライズが少なかったのは正直残念でした。
ただ、逆に言えば ──
地に足のついた、『薬屋のひとりごと』らしい物語だったとも言えます。
むしろ、最後の最後までこの作品らしい展開で、十分に楽しめました!
最終話のサブタイトルは「はじまり」。
後宮に巣くっていた膿を出し切り、宮廷も新たなスタート。
蘇りの薬で助かった子供たちもリスタート。
(表向き)現帝に男児がようやく誕生し、玉葉妃が后となり、後宮の構図も一新。
猫猫も花街で再出発。
(人に愛情を注げるようになった猫猫の新たな一歩)
そして ──
壬氏様は正式な立場で公の活動を始め、子翠も玉藻として第二の人生を歩み出す。
これで物語が終わったとは全然思えない。
むしろ、ここからが本当の「はじまり」って感じです!
サブタイトル「はじまり」には、そんな新たな物語への期待が込められていたのかもしれませんね。
3期制作も決定したとのこと。

おお、やった~~!!!
アニメ2期までで描かれたのは、原作小説の4巻まで。
現在、原作は16巻まで刊行されていて、まだ完結していません。
もし2年に1度、(1期・2期と同じペースで)2クールずつアニメ化していくと・・・。
うん、10年以上かかりますね(笑)。
このブログを始めてから7年が経ちました。
10年後にどうなっているかは分かりませんが、時間と体力が続く限り、追いかけていきますよ~~
以上、TVアニメ『薬屋のひとりごと』第48話の感想&考察レビューでした。
毎回長文にもかかわらず、2期最終話までお付き合いくださり本当にありがとうございました。
次は3期でまたお会いしましょう!
他作品のレビューも書いているので、良かったらご覧ください。
ではでは。
さて、1期からの疑問点も随分残っているので、どこかで整理したいと思います。
実は、ネタバレ防ぐために、2期の雑誌記事やインタビュー記事を極力読まないようにしてきました。
もう、2期までのネタバレは気にする必要ないので、記事等を読みたいと思います。新情報や、その際気づいた点があれば、レビューに追記していきますね。
誤字脱字修正や、疑問点の取り下げはソッとやりますが(苦笑)。大きな変更点や追加事項があればX(@toki23_a)にて呟くようにします。
で、3期いつ??
応援(投げ銭)
本レビューを面白いと思って下さった方、気に入って下さった方、サポートして頂けるとブログ作成の励みとなります。
Amazonギフト券の贈り方
次の4点(金額、受取人)を記入願います。
- 金額:一番右に自由記入欄があるので、1記事100円を目安に、お好きな金額ご記入下さい。もちろん100円以上でも大歓迎です♪
- 「宛先」or「受取人」:メールアドレス「gift2toki23@gmail.com」
- 贈り主:ご自身のお名前をご記入下さい(匿名でも可)
- メッセージ:好きなメッセージをご記入下さい(デフォルトでもOK)。
全て記入終えましたら、「カートに入れる」or「今すぐ購入」を押して決済に進んで下さい。(ここからは、普段お使いのAmazonでの商品購入時と同様です。)
よろしくお願い致します。

これで毎日ケーキ食べられるかな!?

(君のケーキの為にサポートお願いしているんじゃないだけどね…) 皆に応援してもらえるよう頑張ろう!
疑問点 まとめ(Q&A一覧)
この章では、疑問点をまとめていきます。
- 今話で発生し解決した疑問は、本文で解説して本章(ここ)でまとめ
- 今話で解決しなかった疑問を、疑問XX-XX(話数-通し番号)として記録
⇒ 本章(ここ)でまとめ - 答えは、推測ではなくできるだけ(原作含む)作品内で明らかになった事実を記載
※推測が入る場合は、断りを入れる
⇒ 解決した疑問は、次話で削除
今話で解決した疑問 (クリックすると答えが表示されます)
今話で新たに発生し、解決しなかった疑問
- 疑問 48-01 正体を明かした壬氏は、今どんな立場?
- 疑問 48-02 子翠は、なぜ猫猫の簪を売った?
残っている疑問 (クリックすると表示されます)
- 疑問 02-01 壬氏は、後宮管理者なのに、なぜ後宮の外まで判断を求められている?
- 疑問 02-02 水差しの弁償、仕送りから引いたのは期間限定?
- 疑問 02-03 結局、秘薬は何の為だったの?
- 疑問 03-01 西都の玉葉妃が、異国の姫とは?
- 疑問 05-01 粉を染み込ませた木簡は、誰が何に使っているのか?
- 疑問 05-01 簪(かんざし)を渡す意味は?
- 疑問 06-01 園遊会で、なぜ壬氏は違うカンザシを挿し、襟が乱れていたのか?
- 疑問 09-01 壬氏と亡くなった武人・浩然との関係は?
- 疑問 10-01 後宮内の事件に最終判断を下しているのは誰?
- 疑問 10-03 現帝の東宮時代、妃はなぜ一人しかいなかったのか?
- 疑問 11-01 阿多妃を南の離宮に住ませるのは、帝の愛着か、それとも・・・
- 疑問 11-02 阿多妃の子は生きているのか?
- 疑問 12-01 やり手婆は、なぜ猫猫を妓女にしたい?
- 疑問 13-01 壬氏は、帝に何を頼まれたのか?
- 疑問 14-02 爆発現場にあった上等なキセルは、倉庫番のもの?
- 疑問 15-01 馬閃は、なぜ猫猫を嫌っている?
- 疑問 17-01 壬氏は、なぜ変装しなくてはならない?
- 疑問 17-02 壬氏は宦官なのに、なぜ武官のような野営を知っている?
- 疑問 18-02 使い物にならない妓女を、やり手婆はなぜ離れに住まわせている?
- 疑問 19-03 「何か起こったあとでは遅い」猫猫は、過去にどんな経験をしたのか?
- 疑問 19-04 羅漢は、猫猫を抱きかかえる壬氏を見て、なぜあれほど驚いた?
- 疑問 20-01 なぜ翠苓のことを秘密裏に終わらせた?
- 疑問 20-02 壬氏は、なぜ身分を隠し、後宮管理者として生活している?
- 疑問 21-01 やぶ医者より先に後宮へ来た姉は、今どこにいる?
- 疑問 21-02 先の皇太后は、なぜ木の伐採に制限をかけた?
- 疑問 22-01 猫猫は、なぜ爪紅を流行らせた?
- 疑問 23-01 賭け対象にした「妓女の身請け」の狙いは?
- 疑問 23-02 羅漢に届いた文と巾着、誰が開いたのか?
- 疑問 26-02 キャラバンは、なぜ妊婦に影響のある香油と香辛料ばかり売っていた?
- 疑問 27-01 結局、玉葉妃に毒を盛ったのは誰?
- 疑問 28-01 異国の特使は、なぜ上級妃4人に鏡を献上した?
- 疑問 29-01 異国の特使は何を企んでいる?
- 疑問 30-01 杏に香油から堕胎剤の作り方を、誰が教えた?
- 疑問 31-02 先帝が壬氏に渡そうとした石は何?
- 疑問 31-03 国母が来たのはいつ頃?
- 疑問 31-04 帝は、なぜ”選択の廟”を解いておきたかった?
- 疑問 31-05 壬氏は、なぜ”選択の廟”で真剣な顔をしていた?
- 疑問 32-01 皇太后は、なぜ診療所に?
- 疑問 39-01 氷の代わりにアイスを献上して、楼蘭妃は問題なかったか?
- 疑問 40-01 帝の子を産み育てる、という点に於いての後宮の問題点とは?
- 疑問 40-02 深緑たちが恨む一番の対象は皇太后では?
- 疑問 41-01 壬氏は、子翠の名を聞いて何に気付いた?
- 疑問 41-04 抜け道があるのに、なぜ翠苓は宦官のフリをして後宮に入ってきた?
- 疑問 42-01 翠苓は他の宦官と馴染まずにいたのに、なぜ子翠は猫猫、小蘭と親しくした?
- 疑問 42-02 子昌は、なぜ娘を後宮に入内させた?楼蘭は納得していた?
- 疑問 47-01 楼蘭が壬氏に渡した紙には何が書いてあった?

1期の残が多いので、時間あるときに整理します
今週のX感想ポスト
#薬屋のひとりごと 48話(終)
— 時文@ここアニ(『薬屋』『小市民』レビュー中) (@toki23_a) July 5, 2025
狸の子は狐?
正体隠し母騙し悪女演じ化かしきる
まさに命を賭けた狐の手品に喝采を👏
死者多数他の選択もあっただろうやりきれない結末なのに..1本取られた感満載で不思議と清々しくなる締め方が巧すぎ😆
一方壬氏様は思春期男子全開に..猫猫さん流石に気づいてあげて🤣
#薬屋のひとりごと 全話総括
— 時文@ここアニ(『薬屋』『小市民』レビュー中) (@toki23_a) July 5, 2025
振り返ると1期から犯罪者の系統は後宮に人生狂わされた者達。その割にラスボスが小物だったが、逆に恨みだけでこうなると考えると怖い😨
謎解き謳うのに後半ヒント多すぎて驚きが少なかったのが残念だが、本作らしい展開は最後の最後まで楽しめました😆
祝続編制作🎉
関連記事
アニメ『薬屋のひとりごと』第2期(全24話) レビュー 一覧