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こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『薬屋のひとりごと』第36話「華瑞月」を鑑賞しました。
本レビューではアニメ感想だけではなく、原作・コミカライズ情報も加え、個人的な解釈による解説・考察をしています。
皆さんの理解の助けになり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。
今回アニメ化されたのは──
- 原作
-
3巻 18話「狩り 中編」 ~ 終話まで
- コミック
-
13巻 51話「壬氏の秘密」中盤 ~ 53話「月の君」まで
今話の主なトピック (クリックすると該当項目へ)
今話で解決しなかった疑問
最下部「疑問点まとめ (Q&A一覧)」に記載
本レビューの方針
本レビューは、次話以降のネタバレなし
『薬屋のひとりごと』は、小説投稿サイト「小説家になろう」連載。
ライトノベルと、月刊誌2誌で別の漫画家によるコミカライズ2作品があります。
私は、ライトノベル、コミカライズ共に未読です。
アニメ鑑賞後、アニメ化済み時点までの部分を読み、レビューを作成します。
アニメ鑑賞
+
コミカライズ、ライトノベルを読み
知り得た情報を加味して「感想・解説・考察」
よって、次話以降のネタバレはなしなのでご安心ください。
なお、原作ライトノベル、コミカライズの情報は、「原作情報」として区別できるよう記載します。
- 「ヒーロー文庫」のライトノベルを ── 原作
- 「月刊サンデーGX」連載のコミカライズを ── コミック

こんな感じです
緑系の色を目印にしてね!
引用部分も次のように緑系をワンポイントに ──
宦官が驚いた表情で猫猫を見るが、そんなの関係なかった。
引出しの見出しを眺め、珍しい薬を見つけるなり踊るような奇妙な動きをしてしまう。喜びがあふれ出て、頭の中に納まりきれなかった。
「なんかの呪いか、なにかか?」四半時、そんなことを繰り返したところだった。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
いつのまにか現れた壬氏が奇異の目で踊る猫猫を見ていた。
コミカライズは、別の漫画家による2作品が刊行されています。
- 「月刊ビッグガンガン」連載の「薬屋のひとりごと」
- 「月刊サンデーGX」連載の「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」
両方読んでいますが、本サイトでは、アニメの補完となると情報の多い➋を選択しました。
「コミック」として紹介する情報は基本➋です。
が、今後も両方読んでいくので、➊にしかない情報があれば、その時は注釈を付けて紹介します。

同じ内容なのに、2つも読むんだ・・・

その方が、理解が深まるんだよ
ちなみに、考察や疑問はオレンジ系。
補足や余談、参考情報はブルー系に色分けしているので、読む際に目安にして下さい。
2期 全24話 各話リスト
話数 | サブタイトル | コミック | 原作 |
第25話 | 猫猫と毛毛 | 8巻 | 3巻 |
第26話 | 隊商 | ||
第27話 | 冬人夏草 | 9巻 | |
第28話 | 鏡 | ||
第29話 | 月精 | ||
10巻 | |||
第30話 | みたび、水晶宮 | ||
第31話 | 選択の廟 | 11巻 | |
第32話 | 皇太后 | ||
第33話 | 先帝 | ||
12巻 | |||
第34話 | 怪談 | ||
第35話 | 狩り | ||
13巻 | |||
第36話 | 華瑞月 |
※話数:リンクは各話レビューへ
はじめに
猫猫は壬氏の秘密に触れてしまうが、気付かないフリをする。
一方、戻って来ない主を心配する馬閃の元に、武官から報告が届く・・・。
触らぬ神に祟りなし、触れた所に蛙あり!?
花より団子、いや蛙より牛黄!?
銃は小さい方が、蛙は大きい方が・・・良い?
一世一代の決心も、犬に邪魔され、妙薬に気を取られ、上司の言葉はどこ吹く風・・・。
でも、猫猫のそのスタンスは長くは続かない?
終盤、高順の語りで明かされる真実。
そして、ED後に流される後半クールの予告・・・。
ここまでは序章、いよいよ物語は動き出す。
1期から続く「真相は闇の中」な事件が、遂に解き明かされる!?
そして、猫猫が・・・。

って、2期後半クール予告でネタバレしすぎでは!?

あ~~、ね
※あまり気にしない派
では、今話を振り返っていきましょう。
感想&考察レビュー 第36話「華瑞月」
背景整理
モヤモヤ点
前話同様 、本編に入る前に、まずは背景をスッキリさせておきましょう。
今回の遠征、モヤモヤしていた点が幾つかありました。
- 今回の狩り、主催者は子昌。では主賓は誰?
- 壬氏の覆面、誰に何を隠している?
- 今回の狩り、宦官壬氏はどのような扱いになっている?

言われてみれば、2がよく分からなかったかも
なぜ李白にも隠すの?って思った

確かに2が一番分かりにくいかも
でも、2を理解すると、色んなことが見えてくるよ
では、順に解消していきましょう。
今回の狩りの主賓
まず1つ目 ──
今回の、主催者は子昌、では狩りの主賓は誰?
これはもうお分かりですよね。
今回の主賓(客の中で一番上の人)は、帝の弟。
壬氏様の本当の立場の方です。
帝弟は、普段は引きこもりで滅多に表に顔を出しません。
今回珍しく遠征に出席し姿を見せるので、みんな興味津々で参加していたのです。
そう考えていくと ──
壬氏の覆面の意味
2つ目のモヤモヤ ──
壬氏の覆面、誰に何を隠している?
これは、どうやら2つの意味がありそうです。
覆面の御方は、ご尊顔に酷い火傷の痕があるとの噂。
by 『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
一つは、弟君の顔に酷い火傷の跡がある。
勿論それはウソ。
帝弟が、ずっと覆面を外さない理由にしているのでしょう。
そのウソがバレないよう、顔の一部分も見せることができないのです。
猫猫に頼めば火傷の特殊メイクぐらいできそうですが・・・。
その場合、猫猫に正体を明かさないといけないので頼めなかった?
いや、それ以前に・・・。
もう一つの、顔を隠す理由 ──
宦官壬氏の正体が帝の弟だとバレてはいけないのです。
たとえ火傷のメイクをしても、形が変わるような傷でなければ、顔を見れば壬氏だと気付かれる可能性があります。
壬氏の正体を知っているのは、ほんの僅かなようです。
この辺が、これまで曖昧でしたが、今話でハッキリしました。
なぜ帝弟が、宦官壬氏として偽っているのかは分かりません。
壬氏は、なぜ身分を隠し、後宮管理者として生活している?
ですが、高官はもちろん、周囲の護衛にですら、普段は壬氏として行動していることを隠しているようです。
だから今回の遠征では覆面を付け、どれだけ暑くても部屋の窓も開けず外部の目を遮断。
食事はもちろん水分もとらなかったのは、一部ですら顔は見せまいと覆面をめくりたくなかったのでしょう。
壬氏が頑なだったのは、そういう理由があったのです。
猫猫の ──
あれは頭巾?
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話
美しすぎるから、遠出をする際に覆面が必要なのか。
というセリフはミスリード。
どんなに怪しい覆面姿でも、上座に座っていれば、この中で一番の上客ということなのだろう。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話
実際は、上客だからではなく、殆ど表に姿を現さない帝弟に興味津々だったのです。
覆面は、壬氏の正体が帝の弟であること、帝の弟には火傷の跡がある、この2つの事実を隠していたのです。

まあ、目だけで麗しの宦官だと分かる気もするけど…

そこはアニメ的描写!だよね(笑)
壬氏の覆面の意味
3つ目のモヤモヤ ──
今回の狩り、宦官壬氏はどのような扱いになっている?
── 麗しの宦官殿が、今回の狩りに参加されなかったのは、ちと残念だ。
此度は覆面の御方が来ていらっしゃいますから。
── あれだけ美しいお顔が参加されたら、それだけで嫌味になってしまいますからなあ。
by 高順『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
壬氏様の代理として、ここにいる自分は、それを気にする立場にない。
by 高順『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
なんと、壬氏は(原作によると)風邪で欠席(という建前)。
その代理として高順が参加していたのです。
それならば ──
この遠征に、壬氏がいるとバレてもいけません。
欠席のはずの壬氏がこの場にいては、(帝弟の正体に対して)余計なヒントを与えかねません。
だから余計に人目を気遣い、暑くても窓を閉め、覆面をチラリともめくらなかったのです。
李白にも顔を隠していたのも、そういうことでしょう。

お~~、そういうことか!
ただ李白は、猫猫が壬氏様の侍女だと知っています。
李白がこの手のことにもっと頭が回れば・・・。
壬氏の正体に気付かれていた可能性はあります。
壬氏の正体を知っている云々で言えば ──
前話、壬氏が猫猫を遠征に連れて行く際、玉葉妃に子昌に狩りに誘われていると言いました。
もしかすると玉葉妃は、壬氏の正体を知っているのかも!?
と思いましたが・・・そうとは限らないですね(苦笑)。
壬氏も今回招待されていたのです。
でも、壬氏本人は風邪で欠席。
代理で、高順が出席。
代理である高順の下女として猫猫は同行しているのです。
となると ──
今回の事、玉葉妃に、壬氏本人も行った体で話せば、玉葉妃は壬氏の正体を知っている。
壬氏本人は欠席した体で話せば、玉葉妃は壬氏の正体を知らないことになりますね。

お~~、意識しておく!

まあ、そもそも触れない気がするけどね(苦笑)
とまあ、先に整理して知っておいた方が良い情報はこんなところでしょうか。
この辺をしっかり把握しておくと、登場人物の行動やセリフがより理解しやすくなりますよ。

おお、何かスッキリした気がする!

それは良かった
では、本編に入っていきましょう!
蠢く犯人とカエル!?
襲撃に遭うも滝壺の洞窟へと逃げ込んだ猫猫と壬氏。脱出を試みる際、転けた拍子に猫猫は壬氏の秘密に気付いてしまう・・・。
薄い関係性
今は父上を頼るわけにもいかん。
by 馬閃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
なるほど。
前項で書いたように ── 高順は壬氏の代理。
壬氏は、(表向きは)皇族と関係はなく、ましてや帝弟とは付き合いもない。
壬氏の代理である高順は、帝弟に親しく話しかけることもできず、お付きの馬閃に対しても(たとえ息子であっても)軽々しく声をかけられないのでしょう。

親子関係より仕事の関係を重視か

面倒な世界…
それどころか、原作によると ──
父こと高順は無表情のまま、周りの様子を傍観していた。今の自分の立場と違い、高順は第三者だ。ただ周りの官と同じように振る舞っている。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
高順は、動きたくても、動くことすらできなかったのです。
前話、後半 ──

もしかすると、この暑さのせいで・・・。
── (首を振る高順)
今は何もすると?
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話
壬氏の様子がおかしいと気付いても猫猫を動かさなかったのは、壬氏陣営と帝弟陣営の関係性を悟らせないためだったのです。
だとしたら、最後まで帝弟(壬氏)に近づかせない方が吉だと思いますが・・・。
壬氏が席を立ったとき猫猫を行かせたのは、背に腹はかえられなかったのでしょうか・・・。
止めたのは壬氏
やはり主に何を言われようと付いていくべきだった。
by 馬閃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
おっと。
前話レビューで、馬閃が壬氏に付いていくのを止めたのは(他の)高官だ、と原作にあると書きました。(35話 )
が、ここでは、主、つまり壬氏に止められたようですね。
原作によると、他にも情報がありました。
使用人の話によると、少し風に当たると言って外に出たらしい。護衛にはついてくるなと言ったらしいが、小柄な侍女が水を持ってあとを追ったという。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
壬氏は、馬閃だけでなく、護衛にも付いてくるなと言っていたのです。

だから壬氏様一人だったんだ

納得!
それと、猫猫が付いていったことも使用人にはバレバレだったのです。

問題ないのかな・・・
原) アイツも誘われていた!?
せめて主催が、この場をお開きにしてくれたら・・・。
by 馬閃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
この言葉の意味は ──
宴会をお開きにしてくれれば、馬閃も堂々壬氏を探しにいけるからでしょう。
主催者である子昌は、主賓が2時間も戻って来ないのに、心配するでもなく、かといって取り繕う事もしないのです・・・。
子昌。
by 馬閃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
相変わらず何を考えているのか分からない男だ。
確かに、何を考えているのか分からないですね・・・。
原作では、このセリフの続きがあって面白いことが書かれていたので紹介します。
が、今後アニメでも描かれるとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。
続きを読む (クリックして下さい)
なにを考えているのかわからないと馬閃は思う。そういう男でないと、今の地位にはつけないのだろう。そういう意味では、さらに上を行くのが軍師と呼ばれる男、羅漢だが、あの男の場合、野心がないという点は周知の事実だ。変人と呼ばれるその男は、最近身請けした妓女に入れ込んでいるようで、今回の狩りは欠席している。欠席自体は珍しくないが、あの変人に普通の男らしい感性があったことに、宮廷中の者たちが驚いている。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
なんと、この狩りに猫猫の父・羅漢も誘われていたのです!

羅漢は、この手の催しには全く興味はないようで、もちろん欠席(笑)。
でも、今回は理由が明確だったようです。
「最近身請けした妓女に入れ込んでいる」。
最近身請けした妓女とは、もちろん鳳仙のことでしょう。

というか、鳳仙は、まだ生きていたのです!

病気で、もうあまり長くない、とか言ってなかったっけ!?

だよね!
でも、羅漢出てこないから、生きてるんだと思ってた(苦笑)

あ~~、確かに!
鳳仙亡くなってたら、猫猫の所に来そうだもんね!
いや~~この遠征に羅漢がいたら、それはそれでややこしいことになっていたでしょうね(笑)。
羅漢は、壬氏の正体に気付いています。
“あなた様”に逆らえる者など、片手の指ほども存在しない。
── やはり俺の正体に気付いている。
by 羅漢『薬屋のひとりごと』TVアニメ第18話
ないものがある!?

すまないが、その手をどかしてくれないか?
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
さわりがあるんだが・・・。
さすが公共放送のアニメ!
少~~しだけ規制されています。
原作では ──
着物の下の蛙が生きているのか、なんだか動き始める。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
なんと、壬氏様のカエルは動き出していたのです!

ということは、不能にする薬 は効いてないんだな

良かった・・・のかな?
あるわけない。
後宮に立ち入る宦官にあってはいけないものだ。だが・・・ある!
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
珍しく動揺する猫猫。
考えてみれば、思い至ることが幾つかあると思い出します ──
思い当たることはいくらでもあった。
でも、考えるのを無意識に避けていたのかもしれない。天女のような顔をしているが、壬氏様は・・・。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
猫猫は、これまで幾度か宦官の特徴を述べています。
3話 ──
あまり宦官っぽくない人だよな。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第3話
高順を見て、猫猫は「宦官っぽくない」と評しています。(3話 )
猫猫さん曰く ──
宦官は物理的に陽の気を取り払っているため、女性的になることが多い。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
体毛が薄く、性格は丸く、性欲の代わりに食欲が増し太りやすくなる。
一番わかりやすいのは、やぶ医者の例だ。見た目はおっさんだが、話していると時折、育ちのよい商家の奥方とでもいっしょにいる気分になる。
男性の大切な部分を切り取った宦官は、女性的になることが多い、とのこと。
良い例が、やぶ医者。

青薔薇を育てている時には、虫を怖がる宦官もいましたね。(22話 )
ところが、高順には女性的には印象は持てなかった。
だから、「宦官っぽくない」と思っていたのです。
それは壬氏に対しても同様です。
原作では ──
猫猫がのしかかった際、壬氏の薄い衣がはだけているが、そこに、たるんだ肉はついていない。適度に引き締まった、鍛錬された肉体。確かに、天女のような顔立ちであるが、その肉体は鍛え抜かれた武人と変わらぬものだった。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
アニメのセリフ「天女のような顔をしているが」に続く言葉は、鍛え抜かれたいわゆる男性的な体つきをしていたと言いたかったのでしょう。
医学的に宦官の特徴を捉えていた猫猫は、その知識からも、壬氏が宦官らしくないことを以前から見抜いていましたが、考えてはならぬと無意識に避けていたのです。
では、一体なぜ考えるのを避けていたのでしょうか?
あってはならない
ダメだ、これ以上聞いてはいけない。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
知ってしまえば、墓まで持っていくことになる。
猫猫は、人の命に関わるようなことであれば相手が誰であろうと厳しく糺します。
ですが、そうでなければ気にも留めません(笑)。
壬氏の秘密は、他人の命を傷付けるものではないので後者扱いなのでしょう。
でも、後宮に宦官ではない男性がいてはいけません。
猫猫は、壬氏様は何らかの手を使って大切な物を切除せずに宦官になったと解釈したのです。
それがバレたら、大ごと、いや死罪でしょう。
隠すのに手を貸しても同罪です。
だから「知ってしまえば墓まで持っていくことになる」のです。
結果、猫猫が触った物は”カエル”と言い張るしかなかったのです(苦笑)。
でも、猫猫のその解釈、引っかかりますね・・・。
1期1話、猫猫自身が説明しています ──
後宮は帝の子を成すための女の園だ。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第1話
男子の立ち入りは一切禁止。
入れるのは国で最も高貴な方とその血縁、あとは大切なものを失った元男性である宦官だけ。
男性として後宮に入れるのは、帝とその血縁、だと。
だからてっきり、壬氏様が宦官でないなら皇族、と猫猫は気付くと思っていました。
ところが、その発想には至らず、壬氏様は法の目をくぐり抜けて大切な物を保持したまま宦官となっていると解釈したのです。
もしかして、1期1話の説明はナレーション的な位置付けで、猫猫自身は知らない、という事でしょうか・・・。
それとも、今回は気付かなかったにしても、いずれ気付くのでしょうか・・・。
猫猫は、なぜ壬氏が帝の血縁だと気付かない?
伝えたいこと
お前に伝えたいことがある。
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
今回ついてきてもらったのも、その為だ。
指笛
ワン!
by 『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
いいタイミングで?犬の鳴き声が聞こえたので、すかさず指笛で犬を呼び込む猫猫。
なぜ、犬がやってきたのでしょうか?
お分かりですよね。
前話、猫猫が指笛を吹いたからです。
前話 ──
場合によっちゃ、何里離れてもやってくるらしいぞ。
by 李白『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話
1里は4km弱。
何里離れていても大丈夫なら、10km以上でも問題なし!?

スゴッ!
人には聞こえなくても、この犬には聞こえていたのです。
だから ──
おーい、どうしたんだ?
by 李白『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
いきなり走りやがってよ。
急に走り出したのでしょう。
猫猫が、穴の外に向かって吹いた指笛が、犬には聞こえていたのです。
偶然
ご無事で何よりです。
by 李白『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
で、なんで嬢ちゃんが、この方といるんだよ。
李白は、覆面の男は帝の弟だと思っています。
だから帝の弟と猫猫が一緒にいるのを不思議に思います。
説明しづらいとしか・・・。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
なぜか、曖昧に答える猫猫(苦笑)。
私が、なぜ疑問に思ったのかと言うと ──
李白は、猫猫が壬氏の侍女だと知っています。
猫猫も、そのことを認識しています。
ところが、李白は、覆面の男性は帝の弟だと認識しています。
今回の狩りの主賓は、帝弟だと分かって遠征に同行しているのです。
ですが、猫猫は、壬氏の正体を知りません。
覆面の男性は、壬氏です。
宴会の際、一番上座に座っていたのは壬氏です。
猫猫は、今回の主賓は(帝の弟ではなく)壬氏だと思っているのです。
壬氏を知っている、李白との会話で、普通なら齟齬が出て分かると思うのですが・・・。
なぜか、猫猫も李白に対して壬氏様であることを隠すのです。
アニメ鑑賞時、この事が疑問でした。
その答えは原作にありました。
「……それに、なんでおまえがこのかたといるんだよ」
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
こそこそと猫猫に耳打ちする。李白が言うこのかたとは覆面をつけた壬氏のことだろう。李白なら別に壬氏を見てもどうとも思わないだろうが、念のためだろうか。
「説明しづらいとしか言えません」
壬氏が、李白の前でも覆面を付けたので、察して壬氏様ではない対応をしたのです。
なるほど。
壬氏が何も言わなくても、その行動で察し。
李白は李白で、それ以上突っ込んでこなかったので、問題なかったのです。
かなり、運が良かったと言えますね(笑)。
ワナ
主の安否を心配する馬閃の元に、武官が報告にやってきた。
原) メッセージ

主の衣です。
by 馬閃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
馬閃の元に報告に来たのは、李白。
この後、主である帝弟が川に流されたかもしれないと周囲に話し、ようやく捜索が始まったのです。
どういうおつもりです、壬氏様。
by 馬閃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
このセリフは、どういう意味でしょうか?
その後、馬閃は、李白の、いや猫猫が考えた作戦通りの行動をします。
高官達に捜索させ、矢を見つけ間違った指摘をして、森を捜索する流れに仕向けたのです。
馬閃は、宴会の場から離れることは許されませんでした。
一体、いつ馬閃にメッセージを送ったのでしょうか?
それは原作に答えがありました。
これでいいだろうな。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
馬閃は、やれやれという顔でもう一度破れた衣を見た。
そこには、見慣れた字が書かれてあった。
なんと、李白が渡した血まみれの布には、字が書かれていたのです。
なるほど。
アニメで言っていた ──
姿を消したかと思えば、突然、布の切れ端を見せられて”この男に合わせろ”などと・・・。
私は一体どうしたことかと。
by 馬閃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
布の切れ端に見慣れた字、つまり壬氏様の字で「この男に合わせろ」と書いてあったので、李白の行動を注視し合わせていたのです。
お見事!
鷹の羽
鷹の羽・・・。
── 鷹狩りの験担ぎにこしらえたものでしょうか。
申し訳ないが、皆の荷を確かめさせてもらえないか。
by 馬閃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
狩りをしに来たのだから、みな矢は持っていると思いますが・・・。
鷹の羽は珍しいのでしょうか?
だから、高官の荷を確かめたのでしょうか?
原作で詳しく説明されていました。
まずは ──
破れた衣に先ほど受け取った布を当てるとぴったりと重なった。赤い汚れは水に濡れて薄まっていたが、明らかに血とわかるものだった。矢じりが引っかかった部分から血が流れたと見ていいだろう。
by 馬閃『薬屋のひとりごと』原作3巻
川辺に落ちていた布は、先に李白が渡した布と破れた部分がピタリと合い、矢じりがが引っかかった部分から出血したかのように布に血が付いていたのです。
そこで、矢の持ち主が怪しいとなり ──
矢羽根には鷹の羽根が使われていた。鷹の羽根は高価で、使える者は限られる。今回、鷹狩りをやると聞いて、験担ぎに鷹の羽根を使った道具を持ってきた者は少なくない。
by 馬閃『薬屋のひとりごと』原作3巻
また、そんな道具は一つ一つ丁寧に職人が作っている。同じ装飾を嫌う上流階級の人間なら、たとえ矢という消耗品でも違ったものを好む。矢羽根に矢じり、箆の素材や形を考えると一人一人違うものを持っていると考えていい。
なるほど。
さすが、今回招待されたのは位の高い高官達ばかりです。
確かに、験担ぎで鷹の羽を使った矢を結構持って来ていたようです。
ですが、一つ一つ職人が丁寧に作った矢は、高官達ごとに違うというのです。
それで、矢の持ち主を特定することができたのです。
でも、実はこれはブラフ。
実際は、これから森を探すという流れを作る為。
そして、怪しい物が見つかったら徹底的に調べるという姿勢を見せ、犯人が不安になるよう追い込んだのです。
鎌をかける為とはいえ、ダシに使われたおっさん達には悪いことしたなあ。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
はい。
魯袁という高官は、全くの濡れ衣を着せられたのです。
高官相手にこんなことして大丈夫だったのでしょうか?
そのことについては、原作では選定時点から考えられていました。
「疑いをかけられたおっさんたちには悪いことしたなあ」
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
かまをかけるため、誰かをだしにするのが早かった。壬氏の指示で比較的、 杜撰でわかりやすい反応をする高官が選ばれた。
分かりやすい反応をする高官が選ばれたのです。

確かに、いい反応してた!
さらに原作ではフォローされています。
疑いをかけられた魯袁は、無実だと言うと憤っていたが、単純な性格だ。今は口直しの宴に満足している。
by 高順『薬屋のひとりごと』原作3巻
今話終盤、高順の心情描写によると ──
魯袁は単純な性格なので、宴で機嫌を直したようです。

確かにアニメでもご機嫌だったね

ああ、最初に映った人か
エピローグ
不可解な点はあるものの、暗殺を企てた一族を捕まえ一件落着。壬氏は自信の身分を打ち明けようと猫猫の部屋を訪れるが・・・。
高順
宦官となり馬の名を捨て、高順と名を改めた。
だが、宴の折には、馬の家の者として扱われる。そういうことになっている。
by 高順『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
女帝の怒りを買い、宦官にさせられてしまった高順。
もちろん、それはフェイク(表向きの理由)でしょう。
馬の一族は代々香泉様の一族にお仕えする。
by 馬閃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話
高順の一族は代々皇帝に仕えています。
帝の弟である壬氏様にも当然従えたいが、馬の名を持ったままでは壬氏が皇族だとバレてしまいます。
そこで、女帝の怒りを買ったことにして、名を高順に改め、馬一族とは関係ない立場で壬氏の従者をしていたのです。
でも、「宴の折には馬の家の者」として扱われるので ──
馬の一族は代々香泉様の一族にお仕えする。
by 『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話
棟が同じなのは当然だ。
帝弟と同じ棟に宿泊でき、疑われることなく部屋へ行けたのです。
でも、人の目があるときは、馬の名を捨てているので、帝弟に近づけないのでしょう。

複雑・・・
そして、「そういうことになっている」とは ──
高順も(壬氏同様)宦官ではない。
つまり去勢されていない、ということですね。
それもこれも、密かに帝の弟が壬氏として活動するため。
一体全体、なぜこんな面倒なことをしてまで、華瑞月は、宦官壬氏として仮の姿をしているのでしょうか・・・。
壬氏は、なぜ身分を隠し、後宮管理者として生活している?
犯人
今回もまた気持ちの悪い幕引きだ。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
今回、犯人は簡単に捕まりました。
が、それ以上は何も分からず・・・。
表向きは覆面の御方の気紛れということで処理された。
by 高順『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
その宴で、とある官の一派が消えたことは周知の事実だ。
犯人は「とある官の一派」とあるだけ。
「とある官」というからには ──
今回、狩りの主催者・子昌とも、子一族とも関係ないのでしょう。
だから、子昌には何のお咎めもないのでしょう。
では、この「とある官」 ──
単独で起こしたのか、黒幕がいるのかは、現時点で不明。
名前が出てこないほどモブ?
いや、実際には名前があるのでしょうが・・・。
作品内で「名前がない」ということは、気にするようなレベルではないザコということでしょう(苦笑)。
まるで、とかげの尻尾切りのようですね・・・。
西方
あの時みたいに、飛発の出所、連中の目的、分かっていないことが多すぎる。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
「あの時」とは、巧妙な仕込みで中祀を執り行う壬氏を狙った翠苓が起こした事件のことでしょう。
異国の物だ。
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
恐らく西方の最新型だろう。
そして、またまた出てきた西方。

鏡合わせのように瓜二つの特使達。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
監視の目をかいくぐって部屋を抜け出したという話も、恐らく特使達のことだろう。
特使達は、密かに部屋を抜け出し何かをしていると言うのです。
そういえば、29話、部屋に戻った姶良は一言 ──
なら、いいわ。
by 姶良『薬屋のひとりごと』TVアニメ第29話
と言って、見つめていた視線の先には箱がありましたね・・・。
ちょうど、今回飛発が入っていたものと同じような箱が・・・。

あっ、そうじゃん!
取り入ることができないなら、いっそのこと排除・・・。
となったのでしょうか。

単純過ぎますかね…
人の心の機微に疎い

壬氏様は、何を考えているんだろう。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
私は昔から人の心の機微には疎い。
猫猫は、人の心の機微には疎い・・・。
思い当たることだらけですね(笑)。
だからなのか、人の好意にも悪意にも鈍感だ。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
猫猫が、他人からどう評価されようと何を言われようと動じなかったのは、幼少の頃に形成された人格が原因だというのです。
原作では ──
それが原因かわからぬが、自分に対する相手の好意にも悪意にも鈍くなった。水晶宮でいびられても平気だったのは、そのせいかもしれない。もちろん、嫌なのには変わりないが、他人のそれよりずっと小さい。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
4話、水晶宮で侍女に酷い扱いをされても挫けなかったのは、鈍かったからだというのです。(4話 )

猫猫が、好意に鈍いのは、てっきり母親・鳳仙の影響だと思っていました。
1期でも ──
梅梅姐ちゃんの感情は、私にはよく分からない。
深く考えたくもない。もしそれが恋というものだとしたら、そんな感情はきっと私を産んだ女の体内に置いてきてしまった。
by 『薬屋のひとりごと』TVアニメ第18話
と言っていましたしね!
壬氏様は壬氏様
私にとって壬氏様は壬氏様です。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
人の好意には鈍いくせに、なんて絶妙な返事をするのだ猫猫さんは・・・。

これ絶対、壬氏様正しく捉えてないよね…

うん、そう思う…
猫猫は ──
たとえ壬氏が(規則違反の)去勢していない宦官でも、上司である宦官壬氏にかわりない、という意味で言ったのでしょう。
他方、壬氏様は・・・。
壬氏がどんな立場であろうとも、猫猫は一人の男として自分を見てくれている、と捉えたのでしょう。
だから嬉しくなって、牛黄を渡してしまったのです。
壬氏様、牛黄を出すのが早すぎました・・・。
でも、もう時すでに遅し・・・。
牛黄!
非情に貴重とされる牛の胆石!
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
夢にまで見た秘薬が今!
猫猫の意識は全て牛黄に・・・。
ちなみに牛黄とは ──
19話、事件を解いた時にあげると約束した報酬。

牛黄とは、薬の一種であり牛の胆石。
千いるうちの一頭しかないとされる薬の最高級品!もしかして、それをくれると言うのか?
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第19話
本当か?
ウソじゃないだろうな?
ようやく、猫猫はその報酬を手に入れたのです(笑)。
華瑞月
── この国で華の文字を冠する者は、今現在2人のみ。国の頂点に立つ帝、そして・・・。
壬氏様、いえ、月の君。
いつまでも仮初めの立場ではいられませんよ。あなたはこの国の帝の弟君、華瑞月なのだから。
by 高順『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
この国の名は、ひと文字で建国の物語を表していると説明があったのは前話。(35話 )
国名・茘の草冠は、帝の先祖である王母を表し、その下の刀は王母を助けた武人を示す。
草冠は華を意味し、その文字を冠するのは帝の継承権を持った者にしか与えられていないのです。
帝の弟である壬氏の本当の名は、華瑞月。
“華”の文字を冠する、茘国の正統な後継者なのです。
おわりに (『薬屋のひとりごと』36話とは)
暗殺事件自体はとても単純でしたが、周辺であぶり出される人間模様が複雑、かつ欲が渦巻いているのがいやらしいけどワクワク。
帝の弟であり、華を文字を冠するこの国の2人の権力者であるにも拘わらず、他人から品定めされるお立場・・・。
建国の物語にある王母を支えた3つの武人も今は昔。
一番力を持っている武人・子昌は、何を考えているのか分からない・・・。
頼れるものなら何でも使う。
たとえそれが少女であっても・・・。
そこで今回、猫猫に身分を明かす決心をした壬氏様でしたが・・・。
完全に失敗。
これが、後に尾を引くのか。
知らぬが仏、触らぬ神に祟りなしで通せるのか・・・。
そこへ、放送終了後の2期後半クールの予告。
放送終了後に流れた予告とは違いますが、2期第2クールPV
今度は、猫猫が行方不明!?
いや、吹雪って、猫猫さんどこに連れて行かれるの!?

そんなことまで予告で明かさないで!!

あーー、ね
冒頭でも言ってたね(苦笑)

いや、逆に言うと、それ位明かしても問題ない程の展開が待ってる!?

前向きだね…
うん、きっとそうだよ!
今話を見る限り、猫猫は帝弟陣営だと認識されたのでしょう。
大体、犯人の前で種明かしするなんて、かなり不用心ですね・・・。
これでは、猫猫がただの侍女ではないことがバレバレです。
この一族は、表に出ることはないでしょうが、他に情報を漏らせば・・・。
原作者・日向夏先生は、4クール目に相当する原作小説4巻でキレイに終わるよう書いていたとコメントされています。(コミックナタリー )
つまり、2期後半クールは、1期から続く物語の最終コーナー。
ここまでの36話は、起承転結の”転”までに過ぎず。
いよいよ、”結”の部分が描かれるのです。
伏線も(視聴者の)準備も整いました。
これまで提示された事件や謎に、どのように決着をつけてくれるのでしょうか!
なぜ壬氏様は後宮宦官に?
玉葉妃の子は無事に産まれるのか?
あの女達の狙いは?
あの女は再び出てくるのか?
あの子の正体は?
残り12話、心して観ましょう!
以上、TVアニメ『薬屋のひとりごと』第36話の感想&考察レビューでした。
長文にもかかわらず、最後まで読んで頂きありがとうございます。
次話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はX(@toki23_a)にて!
ではでは。
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疑問点 まとめ(Q&A一覧)
この章では、疑問点をまとめていきます。
- 今話で発生し解決した疑問は、本文で解説して本章(ここ)でまとめ
- 今話で解決しなかった疑問を、疑問XX-XX(話数-通し番号)として記録
⇒ 本章(ここ)でまとめ - 答えは、推測ではなくできるだけ(原作含む)作品内で明らかになった事実を記載
※推測が入る場合は、断りを入れる
⇒ 解決した疑問は、次話で削除
今話で解決した疑問 (クリックすると答えが表示されます)
今話で新たに発生し、解決しなかった疑問
- 疑問 36-01 猫猫は、なぜ壬氏が帝の血縁だと気付かない?
残っている疑問 (クリックすると表示されます)
- 疑問 02-01 壬氏は、後宮管理者なのに、なぜ後宮の外まで判断を求められている?
- 疑問 02-02 水差しの弁償、仕送りから引いたのは期間限定?
- 疑問 02-03 結局、秘薬は何の為だったの?
- 疑問 03-01 西都の玉葉妃が、異国の姫とは?
- 疑問 05-01 粉を染み込ませた木簡は、誰が何に使っているのか?
- 疑問 05-01 簪(かんざし)を渡す意味は?
- 疑問 06-01 園遊会で、なぜ壬氏は違うカンザシを挿し、襟が乱れていたのか?
- 疑問 09-01 壬氏と亡くなった武人・浩然との関係は?
- 疑問 10-01 後宮内の事件に最終判断を下しているのは誰?
- 疑問 10-03 現帝の東宮時代、妃はなぜ一人しかいなかったのか?
- 疑問 11-01 阿多妃を南の離宮に住ませるのは、帝の愛着か、それとも・・・
- 疑問 11-02 阿多妃の子は生きているのか?
- 疑問 12-01 やり手婆は、なぜ猫猫を妓女にしたい?
- 疑問 13-01 壬氏は、帝に何を頼まれたのか?
- 疑問 14-02 爆発現場にあった上等なキセルは、倉庫番のもの?
- 疑問 15-01 馬閃は、なぜ猫猫を嫌っている?
- 疑問 17-01 壬氏は、なぜ変装しなくてはならない?
- 疑問 17-02 壬氏は宦官なのに、なぜ武官のような野営を知っている?
- 疑問 18-02 使い物にならない妓女を、やり手婆はなぜ離れに住まわせている?
- 疑問 19-03 「何か起こったあとでは遅い」猫猫は、過去にどんな経験をしたのか?
- 疑問 19-04 羅漢は、猫猫を抱きかかえる壬氏を見て、なぜあれほど驚いた?
- 疑問 20-01 なぜ翠苓のことを秘密裏に終わらせた?
- 疑問 20-02 壬氏は、なぜ身分を隠し、後宮管理者として生活している?
- 疑問 20-03 楼蘭妃は、なぜ訪れる度に雰囲気が変わる?
- 疑問 21-01 やぶ医者より先に後宮へ来た姉は、今どこにいる?
- 疑問 21-02 先の皇太后は、なぜ木の伐採に制限をかけた?
- 疑問 22-01 猫猫は、なぜ爪紅を流行らせた?
- 疑問 23-01 賭け対象にした「妓女の身請け」の狙いは?
- 疑問 23-02 羅漢に届いた文と巾着、誰が開いたのか?
- 疑問 25-01 楼蘭妃は、なぜそこまで侍女を増やす?
- 疑問 25-02 子猫はどこから来た?
- 疑問 26-02 キャラバンは、なぜ妊婦に影響のある香油と香辛料ばかり売っていた?
- 疑問 27-01 結局、玉葉妃に毒を盛ったのは誰?
- 疑問 28-01 異国の特使は、なぜ上級妃4人に鏡を献上した?
- 疑問 29-01 異国の特使は何を企んでいる?
- 疑問 30-01 杏に香油から堕胎剤の作り方を、誰が教えた?
- 疑問 31-02 先帝が壬氏に渡そうとした石は何?
- 疑問 31-03 国母が来たのはいつ頃?
- 疑問 31-04 帝は、なぜ”選択の廟”を解いておきたかった?
- 疑問 31-05 壬氏は、なぜ”選択の廟”で真剣な顔をしていた?
- 疑問 32-01 皇太后は、なぜ診療所に?
- 疑問 33-01 後宮を追放された医官と女児は誰? 今どこに?
- 疑問 34-01 子翠の正体は?

1期の残が多いので、時間あるときに整理します
今週のX感想ポスト
#薬屋のひとりごと 36話
— 時文@ここアニ(『薬屋』レビュー中) (@toki23_a) March 29, 2025
触らぬ神に祟りなし 触れた所に蛙あり!?🤣
銃は小さい方が蛙は大きい方が…
一世一代の決心も犬に邪魔され秘薬に気を取られ…"上司"の言葉どこ吹く風😓だがそのスタンスは長くは続かない!?
ここまでは序章、2期後半遂に全てが動き出す!?って予告ネタバレしすぎでは!?😭
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