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こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『薬屋のひとりごと』第30話「みたび、水晶宮」を鑑賞しました。
本レビューではアニメ感想だけではなく、原作・コミカライズ情報も加え、個人的な解釈による解説・考察をしています。
皆さんの理解の助けになり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。
今回アニメ化されたのは──
- 原作
-
3巻 10話「みたび、水晶宮 前編」 ~ 11話「みたび、水晶宮 後編」まで
- コミック
-
10巻 39話「診療所」中盤 ~ 41話「みたび、水晶宮(後編)」まで
今話の主なトピック (クリックすると該当項目へ)
- 咳していた下女って、あの時のあの子?
(考察) 診療所からの言づては何だった? - 原) なぜ愛藍ではなく、桜花を同行させた?
- 桜花は、なぜあんなに怒った?
- 原) やぶ医者は、どれ位水晶宮に来ていない?
(考察) なぜ役に立たないやぶ医者が医官で居続けられる? - 猫猫は、なぜ耳打ちを?
- (考察) 杏が病人を物置に隔離していた、本当の理由
(考察) 猫猫は、なぜあんなに怒っていた? - (解説) 「かわいそうな宦官が鞭打ちの刑」とは?
- 原) 猫猫の着替えはどこから調達?
原) やぶ医者はどこへ行った? - (考察) これまでなぜ侍女頭を変えなかった?
- 原) オシロイバナは、なぜ半月で花を咲かせた?
- (考察) 杏に入れ知恵したのは誰?
※「(原作)」は、原作情報を根拠の中心にして考察しているトピック
今話で解決しなかった疑問
最下部「疑問点まとめ (Q&A一覧)」に記載
本レビューの方針
本レビューは、次話以降のネタバレなし
『薬屋のひとりごと』は、小説投稿サイト「小説家になろう」連載。
ライトノベルと、月刊誌2誌で別の漫画家によるコミカライズ2作品があります。
私は、ライトノベル、コミカライズ共に未読です。
アニメ鑑賞後、アニメ化済み時点までの部分を読み、レビューを作成します。
アニメ鑑賞
+
コミカライズ、ライトノベルを読み
知り得た情報を加味して「感想・解説・考察」
よって、次話以降のネタバレはなしなのでご安心ください。
なお、原作ライトノベル、コミカライズの情報は、「原作情報」として区別できるよう記載します。
- 「ヒーロー文庫」のライトノベルを ── 原作
- 「月刊サンデーGX」連載のコミカライズを ── コミック

こんな感じです
緑系の色を目印にしてね!
引用部分も次のように緑系をワンポイントに ──
宦官が驚いた表情で猫猫を見るが、そんなの関係なかった。
引出しの見出しを眺め、珍しい薬を見つけるなり踊るような奇妙な動きをしてしまう。喜びがあふれ出て、頭の中に納まりきれなかった。
「なんかの呪いか、なにかか?」四半時、そんなことを繰り返したところだった。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
いつのまにか現れた壬氏が奇異の目で踊る猫猫を見ていた。
コミカライズは、別の漫画家による2作品が刊行されています。
- 「月刊ビッグガンガン」連載の「薬屋のひとりごと」
- 「月刊サンデーGX」連載の「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」
両方読んでいますが、本サイトでは、アニメの補完となると情報の多い➋を選択しました。
「コミック」として紹介する情報は基本➋です。
が、今後も両方読んでいくので、➊にしかない情報があれば、その時は注釈を付けて紹介します。

同じ内容なのに、2つも読むんだ・・・

その方が、理解が深まるんだよ
ちなみに、考察や疑問はオレンジ系。
補足や余談、参考情報はブルー系に色分けしているので、読む際に目安にして下さい。
2期 全24話 各話リスト
話数 | サブタイトル | コミック | 原作 |
第25話 | 猫猫と毛毛 | 8巻 | 3巻 |
第26話 | 隊商 | ||
第27話 | 冬人夏草 | 9巻 | |
第28話 | 鏡 | ||
第29話 | 月精 | ||
10巻 | |||
第30話 | みたび、水晶宮 | ||
第31話 | |||
第32話 | |||
第33話 | |||
第34話 | |||
第35話 | |||
第36話 |
※話数:リンクは各話レビューへ
※サブタイトル:ネタバレを避けるため次話以降はマスク
はじめに
猫猫が薬を作れると知った診療所の女官・深緑は、水晶宮の下女に薬を作って欲しいと言い出す・・・。
飼い犬に手を噛まれる。
ブルータスよ、お前もか・・・。
鬼が出るか蛇が出るか。
みたび水晶来てみれば、出るわ出るわの大決算!?
黙秘には理詰めで挑発。
ひっかきには平手で返し、愛ある追放。
堕胎は未遂の内に解決。
お見事かつ爽快!
香油これで終わり?
でもなさそうなのが不気味・・・。
ん?
まさかコイツ、毒おしろいの頃(1話)からその気があったんじゃ・・・。

えっ、えっ、おしろいも杏ってこと!?

じゃなくても、おしろいが危険なの知ってた?って疑問
後で、考察してみよう!
では、今話を振り返っていきましょう。
感想&考察レビュー 第30話「みたび、水晶宮」
薬屋への頼みごと
医官ではない猫猫が薬を作っていたことが、診療所の女官・深緑にバレてしまう。深緑は猫猫を呼び出し、水晶宮の下女に薬を作って欲しいと言い出す。
言づて
今話冒頭の診療所の女官・深緑が手紙を見ているシーンは、アニメオリジナル。
というか、手紙自体がアニメオリジナルです。
よって、26話 ──
杏様、診療所からの言づてです。
by 思思(下女)『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
※下女の名前はEDのCASTより
この手紙を渡すシーンもアニメオリジナルです。
そして ──
この「言づて」を渡していた女官が、病気の下女です。
言づてはアニメオリジナル。
なので言づてについては、原作では勿論のこと、アニメでも語られませんでした。
内容については想像するしかありませんが・・・。
本人が診療所の言づてを渡していた流れから考えると ──
つまり診療所にも来てないと。
── はい、上からのお許しが出なかったのかもしれません。
水晶宮の悪いところだ。
下女が許しを請う相手なら、梨花様ではなく侍女頭だ。願い出たところで、無視された可能性が高い。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
このシーンを再現していたのでしょう。
となると、言づての内容は、咳をしていた下女(思思)に診療所に来るよう書いた受診命令の類いでしょうか。
それを侍女頭・杏は無視したのです。
それでも、深緑は言づてを送り続けた、という感じでしょうか。
もしくは、侍女頭宛に送ったのかもしれませんね。
あそこまで毅然とした深緑ならやりそうです。
彼女は彼女なりに(猫猫に頼むより前に)やれることをやっていたのです。
という描写を入れたのではないでしょうか。

変更点をちゃんと補完する、上手いアニオリです!
それでも、下女は診療所に来ない。
困っていたところに、薬を作れる猫猫を見つけたのでしょう。
てっきり、水晶宮から診療所に何かを依頼したのかと思っていました(笑)。
言づては、その返事。
返事の内容が芳しくなったので、侍女頭・杏が怖い顔をしたと・・・。
逆だったのです。
アニオリに、すっかりミスリードされてしまいました~~

悔しい!

なんだか嬉しそう…
配慮か物言いか
愛藍、桜花を呼んでちょうだい。
by 玉葉妃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
診療所に呼び出された猫猫。
呼び出しを喰らってしまった・・・。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
わざわざお目付役まで・・・。
なぜ、呼び出しを頼まれた愛藍ではなく、桜花が付き添ったのでしょうか?
原作によると ──
お目付け役には愛藍ではなく、桜花がついている。愛藍に比べて小柄だが、活発で物事をはっきりさせる性格なので向いていると思われたからだろう。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
なるほど。
桜花の方が「物事をはっきりさせる性格」だからだそうです。
猫猫は頭は良いですが、後宮のルールをまだまだ理解していません。
というか理解しようとしていませんね(苦笑)。
だから、しっかり物を言う桜花を、(まさに)お目付役にしたのでしょう。
玉葉様、流石です。
コミカライズの方では ──
桜花、愛藍は病み上がりだから、あなたが付き添ってあげて。
by 玉葉妃『薬屋のひとりごと』コミック9巻
玉葉妃は、愛藍の体調を気遣って桜花に頼んでいます。
これはこれで、上手いコミカライズオリジナルですね。
脅し?

── 賢妃・梨花妃の水晶宮の下女に薬を作って頂きたいのです。
それがどういうことか分かってるの?
by 桜花『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
医官以外が薬を作っていると、もし表沙汰になったら・・・。
診療所の女官・深緑からの頼み事とは ──
水晶宮の下女に薬を作って欲しいと言う。
桜花は怒ります。
当然です。
猫猫が薬を作っているとバレてしまうと、処罰されます。
猫猫の仲間で口の堅い人であれば問題ありませんが・・・。
よりによって対象が(侍女同士が)犬猿の仲の水晶宮の下女だとは・・・。
水晶宮の侍女は、特に猫猫を嫌って・・・いや怖がっています。
そんな侍女が猫猫の弱みを握ったら、一体何を言い出すやら・・・。
だから桜花は、怒ったのです。
それにしても、このおばさん、なかなか強かですね。

えっ、そうなの?
優しいんじゃないの?

君は人がいいね(笑)
だって、この頼み事 ──
言うこと聞かなきゃ、お前が薬を作っていること上にバラすよ。
と言っているに等しくないですか?

えっ、あっ、そうなの!?

いや、まあ違うと思うよ(笑)

なんだ~、良かった(ホッ)
深緑の人となりを見ると、そんな告げ口のような事はしないでしょう。
恐らく、今回の頼み事を断っても報告したりはしないと思います。
むしろ、黙っておいて、薬が欲しいときに頼った方が有用です(笑)。

えっ、それはそれで怖い!
そんな悪い人なの!?
いや、悪い人かどうかではなく。
この後宮では、それくらい強かでないと長くはいられないってことです。
他の女官と違って、この深緑は長く後宮にいるようですから・・・。

お~~そういうことか~~
それなら分かる

ま、猫猫が上級妃の侍女じゃなかったら、もっと圧かけたかも(苦笑)
許可取り
こういうの気になる性格なのは分かるけど、ちゃんとお伺いは立てなさいね。
by 桜花『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
突っ走るのはよくないクセよ。
桜花は、猫猫のことをよく見ていますね。
猫猫の性格もキチンと把握しています。
それでもって、先輩侍女としてアドバイスしたのです。
前回(26話)、目的があったとは言え、許可も取らず水晶宮に突入して(恐らく)侍女頭・杏につまみ出されました。
さすがにもう猫猫の顔はロックオン、いや出禁になっていても不思議ではありません(笑)。
後ろ支えもなく単独で突っ込むのは危険なのです。(←自業自得!?(笑))
焦っても仕方ない。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
まずは壬氏様に取り次いでもらうとして、今できること・・・。
生える薬
── 探し物って?
フフッ、これです。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
目の前に欲しいモノがあれば飛びついてしまうが猫の習性・・・じゃなくて(笑)。
人に注意したことを、すっかり忘れてる我らがヒロイン猫猫。
前話、無邪気に虫の幼虫を見せる子翠に対して ──
── かわいいでしょ!
普通これ嫌がらせに取られるから、やらないほうがいいよ・・・。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第29話
まともな指摘をしたと思っていたのに・・・。
虫は嫌われている認識はあるのに、トカゲの尻尾なら見せてもOKだと判断する猫猫さん。

はっ、トカゲは虫ではなく爬虫類だからか!

いや、普通の女子にとっては同じだから!
散々桜花から虫じゃないよねと確認され。
トカゲは虫じゃない、そもそも本体は取り逃して尻尾だけなら、もっと虫ではないから問題ない、と判断したのでしょうか・・・。
桜花にとっては、トカゲの尻尾でも破壊力抜群。
卒倒させてしまったのです。
桜花様?
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
気絶してしまった、桜花。
その後どうなったのでしょうか?
大丈夫です。
原作ではキチンと猫猫さんが介抱しています。(病人?は放っておけないですからね!)
えっ?
トカゲの尻尾は無事に手に入れたのかですって?

いや、聞いてないから…
安心してください!
捕まえた尻尾は、ちゃんと手ぬぐいに包んで懐にしまってから、桜花を介抱します。

やっぱり…
“生やす薬”を作る、そのために。
取れた尻尾がなぜ生えてくるか調べてみようと・・・。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
“生える薬”とは。
前話ラスト ──
“生える薬”作ったら儲かるかな?
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
と言っていた件ですね。
まだ続いていたのです、このネタ。
ってか、猫猫さん、本気だったのです(爆)。
原作では ──
(何事も諦めてはいけないのだ)
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
諦めてはそこで終わりだと、どこぞの仙人が言っていただろう。未知の薬を作るのであれば、まずそれに似た効用を持つものを調べることから始める。
どこぞやの先生みたいな名言を持ち出しています(笑)。
みたび、水晶宮
深緑が言う下女を診るために、猫猫はみたび水晶宮へ向かう。
やぶ医者
今さら何の用?
by 侍女『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
東宮をお助けできなかったくせに。
後宮に唯一の医官・やぶ医者。
でも、しばらく水晶宮には足を踏み入れていなかったのです。
それもそのはず。
やぶ医者は、毒おしろいに気付かず的外れな治療をして帝と梨花妃の御子(東宮)を助けることができませんでした。(1話 )
侍女からしてみれば、やぶ医者を恨むのも当然ですね。
なるほど。
やぶ医者は信頼されていないどころか、恨まれていた。
だから、その後、梨花妃の容体が悪い時も、やぶ医者ではなく猫猫が派遣されたのです。(4話 )

では、なぜそんな役立たずなやぶ医者が、今ものうのう後宮医官でいられるのでしょうか。
それは前話終盤、ヒントがありましたね。
医官には男しかなれないからですよ。
by 高順『薬屋のひとりごと』TVアニメ第29話
今の皇帝に代替わりした後、宦官となる手術は禁じられた。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第29話
つまり今後、人材が枯渇するのは目に見えている。
医官になれるのは、男のみ。
後宮に入れる男は、宦官のみ。
今は、宦官となる手術が禁じられたので、新たな宦官は生まれない。
新たな宦官がいなければ、替えることもできない・・・。
やぶ医者を替えたくても、後任が用意できずできなかったのです。

オヤジ(羅門)がいるのにね…

そうじゃん!
このシーンの原作は、侍女頭・杏視点。
杏はやぶ医者を辛辣に評価しています。
無能な名ばかりの医官は、幼い東宮の死のあと、気まずくてこちらに出てこられるわけがないはずだ。代わりがいないという理由で、お咎めもなくのうのうとこの女の園に居続けている。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
変装
杏様、医局から先生がお見えに。
by 侍女『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
咳をしている下女を放っておけないと判断した猫猫。
(恐らく)壬氏に頼んで、書状を書いてもらい。
やぶ医者の助手として一緒に水晶宮に入ることにしたのでしょう。
やぶ医者も巻き込んだのは、病人を処置するためでしょう。
“やぶ”でも本来の仕事ですしね(笑)。
その上、猫猫が薬や治療をしても、やぶ医者の指示として言い訳できるのです。

お~~、そういうことか!

思い切り、猫猫が指示してたけどね(苦笑)
でも水晶宮の侍女に、猫猫の面は割れています。
警戒されては元も子もない・・・いや、警戒されるだけならまだしも通報されるかも(苦笑)。
だから変装したのでしょう。

でも、猫猫だとバレバレだね…

まあまあ、そこはアニメということで
随分と背の高い・・・こんな女官いたかしら?
by 杏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
どうやら、猫猫さん、化粧だけでなく背丈も変えたようです。
猫猫の特長は、小柄。
それを長身にすることで、イメージを変えたのです。
そして、ばっちり化粧も。
でも、声は変えられません。
猫猫の声は(恐らく)特徴的です。
だから話す時は、やぶ医者に囁いて、やぶ医者に喋らせ ──
杏に、猫猫の声を聞かれないようにしていたのです。
匂い隠すならより強い匂いで
咳をしていた下女は、本当に水晶宮にいたのです。
では、なぜ診療所に行かせなかったのでしょうか?
なぜ、物置に隔離されていたのでしょうか?
── どうしてこんな扱いを?
どうしたも何もないわ。
by 杏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
病がうつらないよう、病人を隔離するのは常識でしょう。
病人を隔離するのは常識。
杏が言っていることは正しいです。
でも、医官にも診療所にも診せていません。
いや、しばらく安静にしていれば治ると思ったのかもしれません。
なにせ、食事は与えていたようですから。
でも、症状が改善しないのに、半月も何の対処しないのはおかしいですね。
そこで、猫猫は別の理由に気付いたのです。
── 何が言いたいの?
今度はまるで逆だと感じたのです。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
香の匂いを誤魔化すために、病人が置かれているようだと。
4話、梨花妃が病で伏せ派遣された時、病人特有の匂いを隠す為に香が焚かれていました。

今回は逆。
何かの匂いを隠す為に、病人が置かれていたのです。
何かとは、禁止された香油。
この香油で、杏は堕胎剤を作ろうとしていました。
つまり、杏は、咳をしていた下女の身を心配したわけでも、他の女官に病がうつらないよう配慮したのでもありません。
禁止された香油が(匂いで)見つからないよう、病人を傍に置いておいたのです。
それに、病がうつるので、他の女官を物置に近づかせない理由にしたのかもしれませんね・・・。
となると26話 ──
杏様、診療所からの言づてです。
by 思思(下女)『薬屋のひとりごと』TVアニメ第26話
杏が、言づてを受け取り悪い顔をしたのは、これは使えると思ったからですね。
杏にとっては、下女は奴隷、いや、ただの道具?
はなから、下女の命がどうなろうと気にもしていなかったのです。

うへぇ~~、そういうことか
酷い…
猫猫が珍しく(久しぶり?)本気で怒ったのも、この点でしょう。
そんな杏が、壬氏の尋問が始まると黙秘するものだから、怒りもあって挑発をしたのです。
もちろん狙いは、ボロを出させるためですね。
26話中盤、寝込んで咳き込んでいたのは、この下女。
傍らに置いてある香油の箱を開けたのは杏だったのでしょう。
香油を混ぜても堕胎させるだけで、死に至るような毒ではないのに咳き込んでいるのは不思議でした。
まるほど。
咳と香油は全く関係なかったのです。
(視聴者に対して)推理を迷わせるシーンだったのです。
上手い!
鞭打ちの刑
またかわいそうな宦官が鞭打ちの刑にされてしまう。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
「またかわいそうな宦官が鞭打ちの刑」とは ──
水晶宮の侍女が禁止された毒おしろいを隠し持っていて、梨花妃に使っていました。

悪いのは隠していた侍女ですが、毒おしろいを見つけられなかった宦官は鞭打ちの刑にされました。(4話 )
このことを言っているのでしょう。
やぶ医者はどこへ?
着替えありがとうございます。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
では、行きましょう。
by 高順『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
皆様、お揃いです。
皆様お揃いと言いながら、今回珍しく役に立ったやぶ医者はどこへ行ったのでしょうか?

役に立ったのは、立場だけだけどね…
その解は、原作にありました。
やぶ医者もこの中に混じりたそうだったが、ほかに仕事があるのでそちらを優先してもらった。正直、いても役に立たない。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
他の仕事、とは病にかかった下女の対応でしょう。
それこそ、医官の仕事ですからね(笑)。

最後の「正直、いても役に立たない」が手厳しい(苦笑)

噂話好き、壬氏様好きだから、本当は残りたかったんだろうね(苦笑)
従姉妹

杏様、水晶宮の侍女頭で、梨花様の従姉妹でもある。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
面差しがどことなく似て、目を引く誇り高そうな美女だ。
前話の特使達 に続いて、またまた出てきました従姉妹設定!
今期は、従姉妹が流行りなのでしょうか(笑)。

あと「匂い」かな

確かに
「面差しがどことなく似て」・・・。

ん? もしかして・・・

どした?
もしやと思い、OPを見返してみると・・・。
ああ、やっぱり!
OPの上級妃+特使が鏡写しのように出てくるシーン(開始1:12辺り)。
梨花妃の対面にいるのは杏!
この二人の対峙を予感させるようなOPになっていたのです。

全然気付かなかった…

だって時文、OP真剣に見てないじゃん!

うっ、だって時折ネタバレあるんだもん…
帝の子を狙えば極刑
── この者の罪状はどうなるのでしょう。
仮に堕胎剤を作ろうとしたならば、帝の子を殺すのと同義です。
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
最後まで言ってませんが、「帝の子を殺す」と極刑。
つまり、死刑ですね。
それだけの罪になるということでしょう。
堕胎剤を作れば極刑!?
私たち視聴者は玉葉妃の妊娠を知っているので、玉葉妃の子を狙っていると思い納得できます。
が、梨花妃や杏は玉葉妃の妊娠を知らないはず。
なのに、なぜ堕胎剤を作る事が、帝の子を殺すのと同義になるのでしょうか?
それは、ここが後宮だからですね。
堕胎剤とは、身籠もった子をおろす薬。
後宮で子を作れる男性は帝一人のみ。
だから、後宮で堕胎剤を作る=帝の子を狙っていることになるのです。
帝の子の命を狙えば極刑になってしまう。
だから、梨花妃は更に問うたのです。
たとえ、杏の狙いが私であっても?
by 梨花妃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
このセリフは、2つの事実を明らかにしました。
一つは ──
梨花妃は、帝の子を身籠もっているという事実。
妊娠していたのは、玉葉妃だけではなかったのです。
だから26話、梨花妃はお腹をさすっていたのです。
なんとなくですが・・・。
玉葉妃の方が先のようですね。
確か、前回の鈴麗公主と東宮は3ヶ月差で玉葉妃が先です。
今回も同じ感じではないでしょうか(苦笑)。(4話 )
玉葉妃の体を気遣って色々控えないといけないですからね・・・。
そして、もう一つは ──
杏の狙いは、帝の子ではなく梨花妃。
杏が憎んでいるのは、帝の子ではなく妃である梨花妃。
ましてや、御子が男児で国母になろうものなら・・・。
それで、堕胎剤にまで手を出した(正確には出そうとした)のではないでしょうか・・・。
梨花妃は逆に ──
杏の狙いは帝の子ではなく妃だったら極刑にはならない、と考え妊娠を明かしたのでしょう。
玉葉妃陣営がいる猫猫がいるにも関わらず・・・。

おお~~、梨花様優しい!

でも梨花様、妊娠のこと壬氏にまで隠していたんだね…

あっ、そうじゃん!
なんで!?
侍女がお粗末な理由
どうりでろくな侍女がいないはずだ。
梨花様のせいじゃない。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
意図的にそのような者が集められていたのだ、侍女頭の杏によって。
はい、私もずっと不思議に思っていました。
梨花妃は人望もあり、相当優秀です。
なのに、なぜ侍女のレベルが低いのだと。

物語を作るためとは言え、あまりに非現実的だと。
ところが、作り話でも、ネタでも、非現実的でもありませんでした。
これすら伏線だったのです!

日向夏先生、失礼しました!

面差しがどことなく似て、目を引く誇り高そうな美女だ。
だからこそ、あえての侍女頭か。美しい花は1箇所に集めた方が目を引く。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
身分で考えても中級妃で召し上げられてもおかしくない。
この箇所、原作ではこのように語られています。
皇帝の寵愛を得る女性は妃だけではない。皇帝のお眼鏡にかなえば、時に下女ですら国母になることもある。それは歴史上皆無ではない。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
ならば、美しい花を一か所にためておいたほうが、より目を引くのではないか。
上級妃である梨花妃の宮に、帝は通ってくれます。
であれば、その侍女頭なら帝との接点も多い。
侍女頭としての杏の行動は褒めたものではなかったのでしょう。
でも梨花妃は、妃に召し上げてもらうために、杏を露出の多い侍女頭に据えていたのではないでしょうか。

梨花さま優しい!
梨花妃は鈍い人ではありません。
杏が、自分の事を妃として認めていないと認識していました。
それでも、従姉妹である杏を妃にしたいと思っていたのでしょう。
杏は、梨花妃の愛情に気付いていたのでしょうか・・・。
いや、気付いていなさそうですね・・・。
愛の対象
杏様は、帝をよほどお慕いしているのですね。
── 当たり前じゃない。何を言うの?
いえ、私はただ・・・。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
国母という立場を愛してるように見えましたので、梨花様と違って。
愛しているのは、帝ではなく、国母という立場。
こういう人が、仮に国母になれば一体全体どうなるでしょう・・・。
原作では、このように言及されています。
杏が国母になっても、彼女が愛するのは国の民ではなく、その座についた自分の立場だろう。権利だけを求め、義務を果たそうとしない、そんな国母はいらない。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
こういう輩が上に立つと圧政、悪政、強権支配、独裁体制ができあがってしまうのです・・・。
このセリフで、梨花妃は杏に三行半を下します。
そんなふうに思っていたのね、杏。
壬氏殿、この侍女頭は主に暴言を吐きました。
私が手を出してしまうほどに。よって、この者を解雇します。
by 梨花妃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
梨花妃が情をかけていた従姉妹・杏。
主に暴言を吐いた罪で、侍女頭を解雇。
堕胎剤を作った罪ではなく、主に暴言を吐いた罪。
二度と後宮の敷居をまたげないでしょう。
でもこれで、杏は極刑を免れたのです。
これも、梨花妃の愛情ですね。
果たして、杏は梨花様の配慮に気付いているのでしょうか・・・。
そして、これで水晶宮の女官達のレベルが上がるのでしょうか。
原) オシロイバナ
目印があったので。
本来あの花は、ほとんど赤なんです。
なのに白い花しか咲いていない。誰かが選んで植えたのでしょう。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
にしても見事なほどのスピード解決。
一役買ったのは、花。
オシロイバナが目印になったと言うのです。
でもアニメ鑑賞時、不思議でした。
半月しかないのに、なぜ花が咲いたのでしょうか?
原作には、しっかりとその理由が書かれていました。
猫猫が指差す方向に花が植えてある。おしろい花だ。植え替えてから間もないのか、下の地面の色が違う。庭師がやったにしては拙い配置だった。物置のすぐそばにある。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
花を「植えた」のではなく、違う場所に「植え替えた」のです。
風水で健康に良いとされる、白(花)と緑(葉)の組み合わせ。
そのようになるよう、わざわざ選んだかのような物置のそばにある花。
そのオシロイバナの、地面の色の違いと、素人が植えたような拙い配置で、わざわざ誰かが植え替えたと猫猫は気付いたのです。
もちろん、植え替えたのは、誰かに気付いてもらう為ではありません。
単に、病気の下女が早く治って欲しいと願い、植えたのでしょう。
猫猫は、少し安堵します。
誰が植えたのかはわからない。ただ、病人を思ってそんなことをしたのだろう。そのような者がいる、そう考えると、猫猫はどことなくほっとした。
by 『薬屋のひとりごと』原作3巻
侍女頭が替わり、このような下女が増えると、水晶宮も変わってくるかもしれませんね。
入れ知恵
杏様はなぜ、香油が堕胎剤になることを知っていたのでしょう。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
それもキャラバンが持ち込んだ交易品が。
杏に知恵を授けたのは特使でしょうか、それとも翠苓でしょうか・・・。
そういや、猫猫さん、この後、妙なこと言い出しましたね・・・。
── オシロイバナ?
種に詰まっている白い粉が、堕胎剤にも使われるんです。
── そこら中に生えてるぞ!
作り方さえ知らなければ、害はありません。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
今日の香油と同じです。

重要な事だけど、別に妙な事ではないのでは?

そう思うよね…
当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。
続きを読む (クリックして下さい)
でも、よく考えてください。
作り方を知らなければ何もできないのは、香油もオシロイバナも同じ。
でも、作り方を知っていたら ──
わざわざキャラバンが持ち込んだ香油を使わなくても、以前から後宮のその辺にあるオシロイバナを使えば堕胎剤は作れるのです。

あっ、確かに!
でも、単にオシロイバナからの作り方を知らなかっただけでは?

そうだね
確かにその可能性もあるね
でも、こうも考えられませんか?
杏に香油から堕胎剤の作り方を教えた人物。
その人物は、後宮のあちこちにオシロイバナが生えていると知らなかったのではないでしょうか。
だから、材料となる物から後宮に持ち込まないといけないと考え、(後宮で売っても不思議に思われない)香油をキャラバンを通じて入れた。

あっ、あっ、あ~~~~!!!
ん!? で、どういうこと!?
つまり、今回、香油&堕胎剤の入れ知恵をしたのは後宮の中のことまでは知らない人物。
なら翠苓は外れます。

何せ翠苓は、後宮内で薬草を育てていたくらいですからね。(18話 )
後宮内にどんな草花が生えているか、よく知っているでしょう。

お~~、確かに!

正直、翠苓が怪しいと思ってたけどね(苦笑)
となると、残りは特使?
特使は、今回初めてこの国に来たようですし、基本後宮に入れないどころか、監視下に置かれ自由に行動できません。
もしくは、後宮に入ったことのない人物が、後宮の外から仕込んでいるのではないでしょうか・・・。
まあ、これもミスリードで ──
単にオシロイバナから堕胎剤を作るのは難しく、香油からは簡単なのかもしれませんが(苦笑)。
杏に香油から堕胎剤の作り方を、誰が教えた?

そういえば…

(「そういえば」多いな…)
どした?
杏は、1期1話でも ──
フンッ。
by 杏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第1話
猫猫が水晶宮の窓辺に置いた「おしろいは毒、赤子に触れさすな」という文を、払いのけました。
単に、汚い物だから文の文章も読まずに捨てた、と思っていました。
杏は以前から、梨花妃を恨んでいました。
だとしたら、文の内容を読んだ上で無視したのかもしれないですね・・・。
それに、毒おしろい自体も、後宮では毒の認識がないのを突いて、入れたのかもしれませんね。

!!
なんだか、全ての事件事故が疑わしくなってきた…
さてさて、この後宮に渦巻く上級妃もしくは御子を狙う陰謀はどこまで根深いのでしょうか・・・。
ところで、下女がかかった伝染病?
一体どこでうつったのでしょうか。
キャラバンの時期から、倦怠感や微熱が続いているようでした。
by 『薬屋のひとりごと』TVアニメ第30話
それが妙な咳まで出るようになって・・・。
キャラバンの時期から症状が出ていたようです。
キャラバンの時期は後宮外から色んな物や人が入ってきました。
その時に、細菌かウイルスが入ってきたのでしょう。
決して、意図的に持ち込んだわけではないでしょう。
偶然でしょうね、きっと・・・。

ああ、疑いだしたら切りがない…

ホントだよ、全部伏線に見える!
おわりに (『薬屋のひとりごと』30話とは)
いや~~すっかり引っかかってしまいました~~。
前話レビュー終盤 、私は診療所の女官・深緑と水晶宮の侍女頭・杏は悪い人ではない気がする、と書きました。
深緑は当たっていましたが、杏は大外れ(苦笑)。
侍女頭・杏は、梨花妃の優しさに気付かず、下女の命を軽んじる、プライドの高い悪女でした。
いや、梨花妃の優しさに気付いていたけど、そんな配慮すら「上から目線」と断じ恨んでしまう器の小さい女だったのかもしれないですね・・・。
私は、ある意味、梨花妃を信じていました。
上級妃としてだけではなく、かなり優秀だと。
そんな梨花妃の目が節穴なわけはない、と。
ゆえに、杏がそんな恨みを募らせているのに気付かないわけないし、放っておくこともないだろう、とも。
だから、杏は梨花妃の体を心配して診療所に相談していたのだと考察しました。
アニメはヒント出し過ぎだよな~~なんて思いながら(苦笑)。
とんでもない。
梨花妃は、杏の恨み妬みを理解した上で侍女頭にしていたです。
私の方こそ、梨花様の器の大きさを見誤っていました!
まんまと引っかかってしまいました。

これだからアニメ考察はやめられない!

負け惜しみ言ってる!
でも嬉しそうだね(笑)
以上、TVアニメ『薬屋のひとりごと』第30話の感想&考察レビューでした。
長文にもかかわらず、最後まで読んで頂きありがとうございます。
次話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
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疑問点 まとめ(Q&A一覧)
この章では、疑問点をまとめていきます。
- 今話で発生し解決した疑問は、本文で解説して本章(ここ)でまとめ
- 今話で解決しなかった疑問を、疑問XX-XX(話数-通し番号)として記録
⇒ 本章(ここ)でまとめ - 答えは、推測ではなくできるだけ(原作含む)作品内で明らかになった事実を記載
※推測が入る場合は、断りを入れる
⇒ 解決した疑問は、次話で削除
今話で解決した疑問 (クリックすると答えが表示されます)
今話で新たに発生し、解決しなかった疑問
- 疑問 30-01 杏に香油から堕胎剤の作り方を、誰が教えた?
残っている疑問 (クリックすると表示されます)
- 疑問 02-01 壬氏は、後宮管理者なのに、なぜ後宮の外まで判断を求められている?
- 疑問 02-02 水差しの弁償、仕送りから引いたのは期間限定?
- 疑問 02-03 結局、秘薬は何の為だったの?
- 疑問 03-01 西都の玉葉妃が、異国の姫とは?
- 疑問 05-01 粉を染み込ませた木簡は、誰が何に使っているのか?
- 疑問 05-01 簪(かんざし)を渡す意味は?
- 疑問 06-01 園遊会で、なぜ壬氏は違うカンザシを挿し、襟が乱れていたのか?
- 疑問 09-01 壬氏と亡くなった武人・浩然との関係は?
- 疑問 10-01 後宮内の事件に最終判断を下しているのは誰?
- 疑問 10-03 現帝の東宮時代、妃はなぜ一人しかいなかったのか?
- 疑問 11-01 阿多妃を南の離宮に住ませるのは、帝の愛着か、それとも・・・
- 疑問 11-02 阿多妃の子は生きているのか?
- 疑問 12-01 やり手婆は、なぜ猫猫を妓女にしたい?
- 疑問 13-01 壬氏は、帝に何を頼まれたのか?
- 疑問 14-02 爆発現場にあった上等なキセルは、倉庫番のもの?
- 疑問 15-01 馬閃は、なぜ猫猫を嫌っている?
- 疑問 17-01 壬氏は、なぜ変装しなくてはならない?
- 疑問 17-02 壬氏は宦官なのに、なぜ武官のような野営を知っている?
- 疑問 18-02 使い物にならない妓女を、やり手婆はなぜ離れに住まわせている?
- 疑問 19-03 「何か起こったあとでは遅い」猫猫は、過去にどんな経験をしたのか?
- 疑問 19-04 羅漢は、猫猫を抱きかかえる壬氏を見て、なぜあれほど驚いた?
- 疑問 20-01 なぜ翠苓のことを秘密裏に終わらせた?
- 疑問 20-02 壬氏は、なぜ身分を隠し、後宮管理者として生活している?
- 疑問 20-03 楼蘭妃は、なぜ訪れる度に雰囲気が変わる?
- 疑問 21-01 やぶ医者より先に後宮へ来た姉は、今どこにいる?
- 疑問 21-02 先の皇太后は、なぜ木の伐採に制限をかけた?
- 疑問 22-01 猫猫は、なぜ爪紅を流行らせた?
- 疑問 23-01 賭け対象にした「妓女の身請け」の狙いは?
- 疑問 23-02 羅漢に届いた文と巾着、誰が開いたのか?
- 疑問 25-01 楼蘭妃は、なぜそこまで侍女を増やす?
- 疑問 25-02 子猫はどこから来た?
- 疑問 26-02 キャラバンは、なぜ妊婦に影響のある香油と香辛料ばかり売っていた?
- 疑問 27-01 結局、玉葉妃に毒を盛ったのは誰?
- 疑問 28-01 異国の特使は、なぜ上級妃4人に鏡を献上した?
- 疑問 28-02 高順が相談した姉妹とは誰のこと?
- 疑問 29-01 異国の特使は何を企んでいる?
- 疑問 29-02 水晶宮の侍女頭・杏は、なぜ香油をつけていなかった?

1期の残が多いので、時間あるときに整理します
今週のX感想ポスト
#薬屋のひとりごと 30話
— 時文@ここアニ(『チ。』『薬屋』レビュー中) (@toki23_a) February 15, 2025
飼い犬に手を噛まれるブルータスよ、お前もか…
鬼が出るか蛇が出るか、みたび水晶来てみれば出るわ出るわの大決算😅黙秘には理詰めで挑発、ひっかきには平手で返し愛ある追放。お見事かつ爽快😆
香油これで終わり?でもなさそう…
"生える薬"ネタまだ続いてたんだ🤣
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アニメ『薬屋のひとりごと』次話のレビューはこちら!
