アニメ【薬屋のひとりごと】35話感想&考察 本作が普通の恋愛描くわけない!? ラブコメ展開に隠された伏線とは

薬屋のひとりごと 第35話

【文字数(本文):約8千文字(目安13分)

こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『薬屋のひとりごと』第35話「狩り」を鑑賞しました。

本レビューではアニメ感想だけではなく、原作・コミカライズ情報も加え、個人的な解釈による解説・考察をしています。

皆さんの理解の助けになり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。

今話の原作

原作小説 3巻

コミック 13巻

今回アニメ化されたのは──

原作

3巻 16話「避暑地」 ~ 17話「狩り 前編」・19話「狩り 後編」前半

コミック

12巻 49話「避暑地」 ~ 13巻 51話「壬氏の秘密」中盤まで

今話の主なトピック (クリックすると該当項目へ)

今話で解決しなかった疑問

最下部「疑問点まとめ (Q&A一覧)」に記載

本レビューの方針

本レビューは、次話以降のネタバレなし

『薬屋のひとりごと』は、小説投稿サイト「小説家になろう」連載
ライトノベルと、月刊誌2誌で別の漫画家によるコミカライズ2作品があります

私は、ライトノベル、コミカライズ共に未読です。

アニメ鑑賞後、アニメ化済み時点までの部分を読み、レビューを作成します。

アニメ鑑賞

コミカライズ、ライトノベルを読み
知り得た情報を加味して「感想・解説・考察」

よって、次話以降のネタバレはなしなのでご安心ください

なお、原作ライトノベル、コミカライズの情報は、「原作情報」として区別できるよう記載します。

原作情報
  • 「ヒーロー文庫」のライトノベルを ── 原作
  • 「月刊サンデーGX」連載のコミカライズを ── コミック
ココア

こんな感じです
緑系の色を目印にしてね!

引用部分も次のように緑系をワンポイントに ──

 宦官が驚いた表情で猫猫を見るが、そんなの関係なかった。
 引出しの見出しを眺め、珍しい薬を見つけるなり踊るような奇妙な動きをしてしまう。喜びがあふれ出て、頭の中に納まりきれなかった。
「なんかの呪いか、なにかか?」

 四半時、そんなことを繰り返したところだった。
 いつのまにか現れた壬氏が奇異の目で踊る猫猫を見ていた。

by 『薬屋のひとりごと』原作1巻

コミカライズは、別の漫画家による2作品が刊行されています。

  • 「月刊ビッグガンガン」連載の「薬屋のひとりごと
  • 「月刊サンデーGX」連載の「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜

両方読んでいますが、本サイトでは、アニメの補完となると情報の多いを選択しました。

「コミック」として紹介する情報は基本です。
が、今後も両方読んでいくので、にしかない情報があれば、その時は注釈を付けて紹介します。

ココア

同じ内容なのに、2つも読むんだ・・・

時文

その方が、理解が深まるんだよ


ちなみに、考察や疑問はオレンジ系。

考察

補足や余談、参考情報はブルー系に色分けしているので、読む際に目安にして下さい。

補足

2期 全24話 各話リスト

薬屋のひとりごと (2期 前半クール)各話リスト
話数サブタイトルコミック原作
第25話猫猫と毛毛8巻3巻
第26話隊商
第27話冬人夏草9巻
第28話
第29話月精
10巻
第30話みたび、水晶宮
第31話選択の廟11巻
第32話皇太后
第33話先帝
12巻
第34話怪談
第35話狩り
13巻
第36話

※話数:リンクは各話レビューへ
※サブタイトル:ネタバレを避けるため次話以降はマスク

後半クール(37話~)は、全話レビュー投稿後追記します。それまではこちらからどうぞ。

目次

はじめに

『薬屋のひとりごと』第35話「狩り」予告より
今話あらすじ

猫猫マオマオは、子昌シショウから狩りに誘われた壬氏ジンシの付き添いで後宮を離れ北の避暑地へ。
そこでは、豪華な宴が催されるものの、常に警戒を怠らない壬氏達。

一方、その裏である陰謀が動き始めていた。

嵐の前の静けさから、風雲急を告げる展開
なのに、暗殺の黒幕も、二人が無事に助かるかも気にならない(苦笑)。

暗殺など、どこ吹く風・・・

決意男と、超鈍感女。
突然始まったのは、ラブコメの風・・・。
ある意味、何が起きても二人だけの世界なのが凄い(苦笑)。

でも、人の恋路を邪魔する奴は、犬に噛まれて死んじまえ!

それにしても・・・。
壬氏ジンシ様、まるで告白するような流れだけど、話すのは身分だよね!?

では、今話を振り返っていきましょう。

感想&考察レビュー 第35話「狩り」

避暑地

あらすじ

猫猫マオマオは、楼蘭ロウラン妃の父・子昌シショウから狩りに誘われた壬氏の付き添いで、後宮を離れることに。

触らぬ神に祟りなし

薬屋には今回の遠征中に自分の口から話すつもりだ、本当の身分をな

by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

(原作情報) このシーンは、原作にはありません。シーン自体が、アニメオリジナルです。

壬氏ジンシ様が、遂に決心!?

どうやら、今話と次話は壬氏様の身分が重要なキーワード。
ここで一度、壬氏様の身分、そして猫猫マオマオの(壬氏の身分に対する)姿勢を整理しておきましょう。

ココア

おー、助かるかも
(ん?「身分に対する姿勢」って何??)

時文

この辺、しっかり理解しておくと、話をより理解できますよ!

猫猫の前では、後宮を管理している宦官として振る舞っている壬氏。

(現時点で明かされている)その正体は、皇帝の弟。(31話 )
皇帝に男児がいない今、壬氏はリー国トップである皇帝の第一継承権を持っています

本当は、帝と阿多アードゥオ妃の子のようなので(33話 )、その事実が明かされれば紛れもなく次期皇帝です。ですが、その事はどこまで知られているか分からないので、現時点では「壬氏は皇帝の弟」の認識で良いかと。

一方、猫猫マオマオの認識はというと ──
壬氏は相当身分の高い人ではないか、と何となく気付いています

ですが、それ以上は知ろうとしません

あれだけ鋭い観察眼と推理力を持つ後宮探偵猫猫さんが、こと壬氏の身分になると思考停止しています。

なぜでしょうか?

考察

あくまで私の解釈です

猫猫がその手の話に興味ないことが大きいですが・・・。

それよりも、知ることによるリスクが大きいから、猫猫は知ろうとしないのでしょう

『薬屋のひとりごと』では、下女の命は軽い。
一つ判断や言葉を間違えると、命に関わってきます。

特に高貴な御方の秘密は一番デリケート。

壬氏が身分を周囲に隠しているということは、それだけ重要な証拠

猫猫が生活や仕事をするにあたり、問題がなければ知る必要はなし。

むしろ、知ることによって、いらぬリスクを抱え込む方を猫猫は警戒しているのです

ココア

そっか、だから壬氏様の正体には鈍いんだ

時文

よく「余計な事に巻き込まないで欲しい」と猫猫は言ってるよね

ココア

面倒だからだと思ってた(笑)

時文

まあ、それもあるだろうけど…

とは言いながら、猫猫は、興味があることは例え危険でも突っ込んでいきます(苦笑)

薬や毒、そして不可解な謎。
あと忘れてはならないのが、誰かの命。

面倒事は嫌いで、興味のあること以外は極力やりたくないと公言している猫猫。

ですが、誰かの命に関わるような危険を知ると、放っておけない性分なのです。

1期19話、中祀を体を張って止めたのは良い例ですね。(この時、猫猫は中祀を執り行っているのは壬氏様だと知りません) (19話 )

薬屋のひとりごと 第19話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #19」より引用

では、壬氏は、なぜ猫猫に身分を明かしたいのでしょうか?

ココア

そりゃあ、好きな人に隠し事はしたくないから?

時文

大切な人を危険な目に遭わせていいの?

ココア

あっ・・・

決心

遠征に同行させるのであれば、隠し通すのは難しいかと

by 高順『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

今回の遠征に猫猫マオマオを同行させると、流石に身分を隠すのは難しいという高順ガオシュン

皆があからさまな接待をするから?
(本当の)名前を呼ぶ等して、猫猫の耳に入ってしまうから?

なぜそんな身分がバレるような遠征に、猫猫を同行させるのでしょうか?

何かおかしいですね・・・。

そもそも、なぜ猫猫マオマオを遠征に同行させるのでしょうか?

ココア

えっ!? 考えたこともなかった!
連れて行きたいから…いや告白、じゃなくて身分を明かしたいから!? あれ??

時文

そっちが出てくるんだ(笑)
猫猫の仕事は毒味だよね

ココア

あっ、そうじゃん!
毒味役だよ、毒味役!

考察

私も、最初、猫猫に毒味をさせる為に連れて行くのだと思っていました

でもそれは、表向きの理由ですね。
なぜなら、今回、猫猫は毒味していませんよ?

ココア

・・・あっ!
確かに!

今回、壬氏は出された食事に一切手を付けていません。
食べ物どころか、飲み物にすら。

その結果、熱中症or脱水症状を起こしたわけですが(苦笑)。

精の付く物を食べさせられると予想をして、あらかじめ携帯食を用意していました。

今回の遠征に、毒味役は必要ないのです

ココア

じゃあやっぱり、身分を明かすためじゃん!
旅先で告白するのはラブコメの鉄板イベントだからね!

時文

ラブコメ・・・(苦笑)

さて、壬氏は、なぜ猫猫を遠征に同行させたのでしょうか。

大切な時期である玉葉ギョクヨウ妃に頼んでまでして・・・

前話ラストに描かれた壬氏のシーン。
前話鑑賞時、てっきり私は、猫猫に身分を明かすことを決意したのだと思っていました。

が、今話見終わり、違うかな?と思うように。

なぜそう思ったのか?
それは追い追い書いていくとして・・・。

最初に知っておいて欲しいことは書いたので、そろそろ本編の感想&考察に入りましょう。

ココア

えっ、まだ前置きだったの!?

疑問 35-01

壬氏は、何の為に猫猫を同行させた?

特別処置

この者を数日、返して頂きたいと思いまして

by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

「貸して」ではなく「返して」と表現する壬氏

最近、何度も「壬氏の侍女」と(心情描写で)言っていたので、皆さんも認識されていると思いますが・・・。

そういえば、翡翠ひすい宮に戻ってきたのは、玉葉ギョクヨウ様の出産が終わるまでの特別処置だったっけ。

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

玉葉ギョクヨウ妃の侍女をしているのは特別処置です

補足

1期12話、猫猫は、里樹リーシュ妃毒殺未遂事件を犯した阿多アードゥオ妃の侍女頭・風明フォンミンの関係者として、玉葉ギョクヨウ妃の侍女を解雇されています。(12話 )

薬屋のひとりごと 第12話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #12」より引用

その事実を簡単には覆すことはできず、猫猫の再就職は後宮ではなく外廷。
壬氏の部屋付き侍女として雇用されました。(13話 )

その後、玉葉ギョクヨウ妃が妊娠。
第一子の鈴麗リンリー公主ひめ妊娠時に毒殺未遂事件があったので、毒味役として猫猫が派遣されたのです。

原) 代わりの侍女

── まあ困るわ。その間、毒味はどうするの?

うちの侍女を貸しましょう

by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

猫猫マオマオの代わりができる人が他にいる!?
ならば、ずっとその人にお願いした方が・・・と思わなくもありませんが(苦笑)。

原作情報

原作では、その侍女のことをもう少し説明しています ──

その点は、ぬかりなく。代わりにうちの侍女を貸しましょう。この娘ほどでないにしろ、毒の類は慣れた人物ですから

※太字部分はアニメではカット

by 壬氏『薬屋のひとりごと』原作3巻

壬氏ジンシ様曰く、その侍女は毒に慣れているようです。

でも、やはり猫猫の方が優秀なのです
だから、猫猫を派遣したのでしょう。

原作では、壬氏の言葉を聞いた猫猫、ある人物を思い浮かべます。

薬屋のひとりごと 第24話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #24」より引用

 壬氏の侍女といえば、猫猫には一人しか思いつかない初老の女官、水蓮スイレン。確かにあの人なら、猫猫の代わりくらいやってくれそうだ。したたかさはお墨付きである。

by 『薬屋のひとりごと』原作3巻

なんと、猫猫の代わりの侍女とは、(猫猫の推測が正しければ)水蓮スイレンのことだったのです

確かに、水蓮スイレンならば安心です。

と、同時に、普段は派遣できない侍女だと納得。
何せ、壬氏様のプライベートの世話を全てしているのですから。

時文

原作では、猫猫も心配しています(苦笑)

遠征の間は、他の者が壬氏様の世話をするので、水蓮スイレンを貸しても問題ないのです。

考察

さて、そう考えていくと、ますます不思議ですね・・・。

ココア

へっ、何が?

当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。

続きを読む (クリックして下さい)

遠征で毒味をするなら、水蓮スイレンを同行させれば良いはず
⇒ これはまあ、先にも書いたとおり、そもそも今回は毒味必要なし

遠征で壬氏の世話をするなら、これも水蓮スイレンで良いはず
⇒ これも高順ガオシュン馬閃バセンがいるので必要なし

でも、同じ理由で猫猫を同行させる必要もありません・・・

大体、猫猫に玉葉ギョクヨウ妃の毒味をさせているのは、玉葉ギョクヨウ妃とお腹の子、つまり帝の御子が狙われている可能性があるからです

前項にも書いたとおり ──
玉葉ギョクヨウ妃が第一子である鈴麗リンリー公主ひめ妊娠時、毒殺未遂事件がありました。

その犯人はまだ見つかっていません

中級妃・ジン妃が犯人ではないか、というのはあくまで推測です。(27話 )

結局、ここまで玉葉ギョクヨウ妃には何も起きてはいませんが・・・。

今回の遠征は、帝の御子を守ることよりも重要なのでしょうか?

ココア

あっ、え??

いや、重要だからこそ、玉葉ギョクヨウ妃の元を数日離れてでも猫猫を連れ出したのでしょう

この辺に、今回猫猫を遠征に同行させた理由がありそうですね。(続きは後述)

時文

壬氏と玉葉妃のやり取りが軽いのは、その事実に気付かせない為じゃないかな?

ココア

お~~、わざと軽い感じにしてるのか!

疑問 35-01 (再掲)

壬氏は、何の為に猫猫を同行させた?

その娘じゃ分からない

あなたは猫猫のことを何て呼んでるの?

by 玉葉妃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

いつもより、しつこい玉葉ギョクヨウ妃(笑)

猫猫を連れて行かれるのに不満なのか、代わりの侍女に不安があるのでしょうか・・・。

では、ありませんね。

皆さん、お分かりだと思いますが、一応記載しておきます。

玉葉ギョクヨウ妃は、壬氏も、壬氏お墨付きの侍女のことも信用しています

壬氏が下した判断。
恐らく、何の心配もしていないでしょう。

では、なぜ許可するのに30分もかかったのでしょうか・・・

それは、壬氏をイジる、かっこうのネタだったからですね。
はい、玉葉ギョクヨウ妃は面白がっているのです(笑)。

(原作情報) 原作では、猫猫曰く、玉葉妃は何か面白いものを見つけた時の顔をしているとのことです。

補足

高順ガオシュン小猫シャオマオと呼ぶのは、猫猫が敬称は止めてくれと言ったからです

高順:猫猫マオマオ様。
猫猫:敬称はいりません。高順ガオシュン様のほうがくらいはずっと上です。
高順:では、小猫シャオマオ
猫猫:シャオって・・・いきなり”ちゃん”付けですか。

by 『薬屋のひとりごと』TVアニメ第3話

小猫シャオマオ」とは、日本で言うと「マオちゃん」という感じです。

猫猫が指摘したら、「様」付けから、いきなり「ちゃん」呼ばわりになったのです(笑)。

茘国

リーという国名は、そのひと文字で建国の物語を表している

草の下に3つの刀。
草は”華”、帝の先祖である王母を指し、その下の3つの刀は王母を助けた3人の武人を示す。

3つの刀の内、下2つに比べて大きい刀は、北の大地・子北しほく州を指す

- 中略 -

壬氏様を狩りに誘った子昌シショウ殿が治めている土地だ

by 馬閃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

(原作情報) アニメでは31話でこの国の名が出ましたが、原作ではここで初めて語られます。

国名「リー」は、そのひと文字で建国を表していると言う。

国母(草冠)を支える3人の武人(刀)
刀の大きさにも意味があって、一番大きな上の刀が子北しほく州を表し、イコール、力も強いということ

その子北しほく州を治めているのが、今回の狩りの主催者・子昌シショウ
謎が多い上級妃・楼蘭ロウラン妃の父親ですね。

薬屋のひとりごと 第22話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #22」より引用

子昌シショウ一族は、建国時代から力を持っているので、帝でも無下にできないのです。

時文

帝も無視できないから、弟の壬氏に代理をさせたかも

ココア

ありえそう…

そんな子昌シショウ一族が治める地・子北しほく州へ向かっているのです。

(原作情報) 原作によると、都から1日2日で行き来できる距離ではないそうです。その為、子昌シショウは都にも居を構えているようです。

狩り

あらすじ

子昌シショウ一族が治める地・子北しほく州。豪華にもてなされるも警戒を怠らない壬氏ジンシ達。その裏ではある陰謀が動き始めていた。

ご指名

── ちょっとご指名があったもので

そうか。
実は、俺もよ、ご指名で護衛に入ったんだけど

by 李白『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

馬閃バセンが久しぶりに出てきたと思ったら、こちらも久しぶり、李白リハク

李白リハクを指名したのは、もちろん壬氏でしょう

解説

1期21話、李白リハク白鈴パイリンの身請け金で悩んでいた際、壬氏が金を出すと言い出しました。

ですが、李白リハクはそれをきっぱり拒否! (21話 )

「それで男と言えましょうか」/『薬屋のひとりごと』第21話より

猫猫が信頼していたように見えることに加え、目の前のお金に惑わされることなく自分の意志を貫く強さに、壬氏は李白リハクを認めたのです。

なるほど、それは失礼した。
今後、話をしたいことがあるかもしれないが、よろしいかな

by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第21話

壬氏は、身分を隠していることもあり大っぴらに部下を集めることもできず、本当の意味で信頼できる人は限られています。

そんな中、李白リハクは数少ない信頼の置ける官なのです

そう考えていくと、今回の狩り。
あることが見えてきますね・・・。

当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。

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高順ガオシュン馬閃バセンは当然として、猫猫マオマオ李白リハク

今回の狩り、壬氏は、信頼できる人物で固めているのです

それは、何故か?

今回、壬氏の命が狙われると、事前に分かっていたのではないでしょうか

事前に情報を掴んでいたか、あるいは怪しい動きをキャッチしていたか・・・。

そこで、万全の体制を取るために、妙に勘の良い猫猫を一時返却してもらったのでしょう。

ある意味、帝と玉葉ギョクヨウ妃の御子よりも大ごとと捉えたのです

先にも書いたとおり、帝に男児がいない今、壬氏は第一継承権持ちです。帝と阿多アードゥオ妃の子であれば、玉葉ギョクヨウ妃が男児を産んでも、長男である壬氏の方に継承権があるのです。

そう考えると ──
狙撃されても動揺することなく、冷静に犯人は複数犯いると見込み滝に飛び込んだのも、心構えができていたからかもしれませんね。

高順ガオシュン親子のやりとり ──

小猫シャオマオは例のことは何一つ知らない
いずれ壬氏様が直接お伝えする。
それまでは、この件には触れるな。

── いや、しかし、いくら何でも・・・

by 高順『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

このセリフは、壬氏様の身分のことだけでなく、暗殺の件も含んでいたのかもしれないですね・・・。

時文

暗殺されると分かっていれば、心の準備もできるし、やることも違うからね

ココア

おお、確かに

まあ、そうなると、なぜ護衛も付けず壬氏を一人外に出したのだと言いたくなりますが(苦笑)。

(原作情報) 原作によると、馬閃バセンが壬氏に付いていこうとすると高官に足止めされているような描写が一応あります。その様子を見て、高順が猫猫に(壬氏の元へ行くよう)サインを出します。

覆面

薬屋のひとりごと 第34話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #35」より引用

こんな暑苦しいのに、ずっと覆面を付けて、料理にも手を付けないつもりか?

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

食事中も覆面を取らない壬氏ジンシ
それどころか、水分もとっていない様子。

そりゃあ、熱中症(or脱水症状)になるはずです。

考察

食事を摂らないのは分かります。
昨夕のように、精が付くものが入っている可能性があるからでしょう。

だとしても、水ぐらいは飲んでも良さそうなものですが・・・。

もしかすると顔を隠すことが重要なのかもしれません

ココア

うん、猫猫も言ってたね

時文

いや、そうじゃなくて…

確かに、猫猫も ──

あれは頭巾?

美しすぎるから遠出をする際に覆面が必要なのか

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

(原作情報) 原作では、ウブな町娘が壬氏の顔を見ると心臓が止まるかもしれない、とまで考えています。

美しすぎる容貌は、歩くだけで迷惑をかけてしまうと評しているのです。

でも、それだけが理由ではない?
と思うのです。

当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。

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推測の推測になってしまうので、話半分で聞いて欲しいのですが・・・。

今回、子昌シショウが狩りに招待したのは、恐らく、帝の弟である壬氏でしょう

もしかすると、子昌シショウは、帝の弟の顔を知らない・・・
力を持っている子昌シショウですら、帝の弟の素顔を見たことがないのではないでしょうか

何が言いたいのかと言うと ──
子昌シショウは、後宮の宦官である壬氏が帝の弟だと気付いていないという可能性です

なぜなら、(後宮宦官の)壬氏が帝弟だと知っていれば ──
子北しほく州にまで招待してあれこれ策を練らなくても、後宮にいる娘・楼蘭ロウラン妃や侍女を使って宦官壬氏を直接狙えば良いのです

楼蘭ロウラン妃が狙っているのは、あくまで帝のように見えます。
逆に言うと、子昌シショウ親子は、壬氏の正体を知らない証拠ではないでしょうか。

時文

子昌に誘われたことを玉葉妃に話したということは、玉葉妃は壬氏の正体知ってる!?

ココア

おお、そういうこと!?

時文

いや、招待されたのは帝の弟だけじゃないか…高順だって招待されているんだから…

ココア

ああ、そうか…

薬屋のひとりごと 第22話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #22」より引用

厄介なのは、何を考えているのか分からない目だ

子昌シショウ楼蘭ろうらん妃の実父で女帝の寵愛を受けた男。
今なお、帝は頭が上がらない。

by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第22話

後宮宦官の壬氏が、実は帝の弟。
これは、絶対にバレてはいけないこと。

壬氏は、特に子昌シショウを警戒しています。(22話 )

いや、子昌シショウだけではありません。
ここには、暗殺を目論む輩もいるのです。

暗殺を企てる者が、後宮宦官の壬氏が帝弟だと知れば・・・。
壬氏は、もっと狙われやすくなってしまうでしょう。

そう考えると、ここで壬氏の素顔をさらすわけにはいかないのです。

だから、部屋でも窓を閉め切って完全ガードしていたのではないでしょうか。


ただまあ、覆面をしても目だけで十分壬氏様だと分かりますが(爆)

ココア

それな!

時文

そこはアニメ的演出(苦笑)

目を描いているのは、覆面で完全に顔を隠してしまっては、視聴者も本当に誰だか分からなくなってしまうからでしょう(笑)。

飛んで火に入る夏の虫

── これを外して下さい。
ダメだ。

── 周りには誰もいません
誰か来るかもしれない

by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

調子が悪くても周囲の目を気にして、何が何でも覆面を外さない壬氏ジンシ

(原作情報) 原作によると、山荘では壬氏に部屋が割り当てられていたようです。でもそこには女官が待機しているので、部屋には戻らず外へ出たようです。

わざわざ、人気のないところに来ただろうに、それでも頑なに覆面を外さない・・・。

そんなに人目が気になるなら、見えない所へ行けばいいでしょ

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

イライラすると同時に、壬氏の体を心配する猫猫マオマオ
もっと人気のない所へ連れて行くことに・・・。

それは、暗殺を企んでいる連中にとって好都合では?

ココア

あっ、そうじゃん!

はい、暗殺が実行されたのは、猫猫が人気のない所に連れて行ったので実行された可能性があるのです・・・

(原作情報) 原作では、猫猫自身も少し責任を感じています。

原) 複数犯だと確信

── 飛発フェイファ
戦で使う火薬を使った武器だ。
1回撃つごとに準備が必要になる
それが間を置かずに、2発撃たれた。

── 犯人は複数いたということですか?
ああ、少なくとも2人
他にもいたかもしれない

by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

飛発フェイファとは、現代で言うところの拳銃のこと

(原作情報) 原作では、猫猫への説明時、ルビが「けんじゅう」になっています。

この時代の銃は、1発1発、火薬と弾をこめて着火しなくてはなりません。
だから、続けて撃てません。

なのに連続で2発撃たれたので、壬氏ジンシは犯人は複数いると見立てたのです。

原作情報

その説明を聞いて、猫猫マオマオは納得します。

飛発けんじゅうだな。それほど間をおかず撃たれたので、複数犯の可能性が高い」
 飛発、戦に使われる武器だが、一回撃つごとに火薬と弾を詰め、火をつけねばならない。
 だからだろう、壬氏が森に隠れずに崖から飛び降りたのは森に入れば相手の懐に入るのにも等しい何人いるかわからない相手だと、なおのことだ

by 『薬屋のひとりごと』原作3巻

2発撃たれて、すぐに人心は、犯人は少なくとも2人だと判断した。
いや、それ以上いる可能性があるので、すぐに追っ手を振り切れるよう崖から滝へ飛び降りたのです

思い切りの良い判断ですね。

原) 泳いでは逃げられない

ここから出る方法はご存じですか?
泳ぐ以外で、ですが

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話

猫猫マオマオは泳ぐのがあまり得意ではなさそう。

いや、50メートルもの高さから水が落下している所です。
水流が凄い勢いでしょうから、少し泳げる程度では溺れてしまいます。

その上、突然飛び降りたものだから、心構えもできず猫猫は溺れてしまったのでしょう。

だから、泳いで脱出する手段は無理だと思ったのでしょう。

でも・・・。
壬氏ジンシだけ脱出させることは考えなかったのでしょうか?

壬氏は、拒むでしょう。
猫猫一人を置いていくことになるのですから。

でも、後で助けを寄越せば良いわけであって・・・。

ココア

あっ、そうじゃん!
なんで!?

原作情報

その答えは原作にありました。

 おそらくさっき壬氏を狙って撃った者たちは、滝壺の近くを探しているだろう。壬氏の体力なら泳いで渡れないこともないだろうが危険がある。

by 『薬屋のひとりごと』原作3巻

まだ、先ほどの暗殺者が、滝つぼ近くを探している可能性があるので、壬氏だけでも泳いで脱出する方法を選ばなかったのです。

納得!

犯人は…

一体、誰に何を恨まれているんだ?

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第35話
考察

今回の狩りの主催者・子昌シショウと考えるのが一番単純です

でも、今回壬氏が暗殺されてしまうと、責任を問われるのは子昌シショウです

招待側の警備不行き届きになってしまいますからね

いや・・・だからこそ、そんな事しないだろう、と裏をかいている可能性もありますが(苦笑)。

当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。

続きを読む (クリックして下さい)

大体、なぜ狩りをしている時ではなく、たまたま気分が悪くなって出てきたところを、たまたま猫猫が川まで連れ出した時に狙われたのでしょうか・・・

子昌シショウが黒幕なら、もっと上手いタイミングでできたと思いますが・・・。

いや、まさか壬氏が食事も水分もとらないことを見越して、体調が悪くなって途中で抜け出すと睨んでいたのでしょうか・・・。

いや、それはかなり無理があるというか、運に頼り過ぎですね(苦笑)。

狩りの時には襲えなかった。
あるいは、子昌シショウには迷惑をかけたくなかった・・・。

ああ、逆を思いつきました ──
子昌シショウ一族に失敗させたかった・・・なんてのもありますね

時文

だとしたら、とばっちりもいいところ…

ココア

そうじゃん、大迷惑!

さて、一体誰が狙撃したのでしょうか?

疑問 35-02

壬氏を撃ったのは誰?

おわりに (『薬屋のひとりごと』35話とは)

原作小説 3巻

コミック 13巻

目と目で通じ合う・・・ようで(本当の意味で)通じ合っていない二人(爆)。

でも、二人の関係は今話で一気に進んだ!?

お姫様抱っこ。(← 実はこれ、何度も実施済み)
キス。(人工呼吸だからノーカウント!?(笑))
体を重ねる。(ただのラッキースケベ?)

あれ?
実は、進んでいない??(笑)

それに、本文で書いたように、よく見ると伏線たっぷり!?

こうして落ち着いて振り返ると、ラブコメ展開自体が伏線から目を逸らすミスリードになっているのではないかという疑惑が(笑)。

時文

ああ、完全に頭がミステリー脳

ココア

振り回されてるね~
日向夏先生、上手いもんね!

はい。
壬氏の正体を誰がどこまで知っているのか。
今回の暗殺を誰が企み、壬氏側は誰がどこまで予想(想定)していたのか。

猫猫視点で見せることにより、(視聴者への)情報を限定し、ミステリー感を演出。

そこに、壬氏の正体を猫猫に明かす(かも)という、一大イベントを持ってくる。

その塩梅あんばいが絶妙なのです、本作は。

兎にも角にも、次話は前半クールの締め。
どんな決着を見せてくれるのか、楽しみです!

以上、TVアニメ『薬屋のひとりごと』第35話の感想&考察レビューでした。
長文にもかかわらず、最後まで読んで頂きありがとうございます。

次話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はX(@toki23_a)にて!

ではでは。

きょうのひとこと狩りと言いながら、狩りシーン描かないのはある意味凄い(苦笑)

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よろしくお願い致します。

ココア

これで毎日ケーキ食べられるかな!?

時文

(君のケーキの為にサポートお願いしているんじゃないだけどね…) 皆に応援してもらえるよう頑張ろう!

疑問点 まとめ(Q&A一覧)

この章では、疑問点をまとめていきます。

「疑問点まとめ(Q&A一覧)」運用ルール
  • 今話で発生し解決した疑問は、本文で解説して本章(ここ)でまとめ
  • 今話で解決しなかった疑問を、疑問XX-XX(話数-通し番号)として記録
    ⇒ 本章(ここ)でまとめ
  • 答えは、推測ではなくできるだけ(原作含む)作品内で明らかになった事実を記載
    ※推測が入る場合は、断りを入れる
    解決した疑問は、次話で削除
今話で解決した疑問 (クリックすると答えが表示されます)
猫猫不在の間の代わりの侍女とは?

壬氏の侍女・水蓮 (原作情報)

原作では、猫猫は壬氏の侍女と言えば、水蓮しか思いつかないと言っています。

薬屋のひとりごと 第20話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #20」より引用
玉葉妃は、なぜ猫猫の返却をすぐに許可しなかった?

壬氏をイジる格好のネタだったから

壬氏は、なぜ滝に飛び込んだ?

犯人は複数いると分かったので、森ではなく滝に飛び込むことを選んだ (原作情報)

連発できない銃で続けて2発撃たれたことから、犯人は最低でも2人。もっといる可能性もあるので、森に逃げて対峙するよりも滝に飛び込んだ、と原作では猫猫が推測している。

なぜ壬氏だけでも、泳いで脱出させない?

先ほどの犯人が滝を捜索している可能性があるから (原作情報)

今話で新たに発生し、解決しなかった疑問
  • 疑問 35-01 壬氏は、何の為に猫猫を同行させた?
  • 疑問 35-02 壬氏を撃ったのは誰?
残っている疑問 (クリックすると表示されます)
  • 疑問 02-01 壬氏は、後宮管理者なのに、なぜ後宮の外まで判断を求められている?
  • 疑問 02-02 水差しの弁償、仕送りから引いたのは期間限定?
  • 疑問 02-03 結局、秘薬は何の為だったの?
  • 疑問 03-01 西都の玉葉妃が、異国の姫とは?
  • 疑問 05-01 粉を染み込ませた木簡は、誰が何に使っているのか?
  • 疑問 05-01 簪(かんざし)を渡す意味は?
  • 疑問 06-01 園遊会で、なぜ壬氏は違うカンザシを挿し、襟が乱れていたのか?
  • 疑問 09-01 壬氏と亡くなった武人・浩然との関係は?
  • 疑問 10-01 後宮内の事件に最終判断を下しているのは誰?
  • 疑問 10-03 現帝の東宮時代、妃はなぜ一人しかいなかったのか?
  • 疑問 11-01 阿多妃を南の離宮に住ませるのは、帝の愛着か、それとも・・・
  • 疑問 11-02 阿多妃の子は生きているのか?
  • 疑問 12-01 やり手婆は、なぜ猫猫を妓女にしたい?
  • 疑問 13-01 壬氏は、帝に何を頼まれたのか?
  • 疑問 14-02 爆発現場にあった上等なキセルは、倉庫番のもの?
  • 疑問 15-01 馬閃は、なぜ猫猫を嫌っている?
  • 疑問 17-01 壬氏は、なぜ変装しなくてはならない?
  • 疑問 17-02 壬氏は宦官なのに、なぜ武官のような野営を知っている?
  • 疑問 18-02 使い物にならない妓女を、やり手婆はなぜ離れに住まわせている?
  • 疑問 19-03 「何か起こったあとでは遅い」猫猫は、過去にどんな経験をしたのか?
  • 疑問 19-04 羅漢は、猫猫を抱きかかえる壬氏を見て、なぜあれほど驚いた?
  • 疑問 20-01 なぜ翠苓のことを秘密裏に終わらせた?
  • 疑問 20-02 壬氏は、なぜ身分を隠し、後宮管理者として生活している?
  • 疑問 20-03 楼蘭妃は、なぜ訪れる度に雰囲気が変わる?
  • 疑問 21-01 やぶ医者より先に後宮へ来た姉は、今どこにいる?
  • 疑問 21-02 先の皇太后は、なぜ木の伐採に制限をかけた?
  • 疑問 22-01 猫猫は、なぜ爪紅を流行らせた?
  • 疑問 23-01 賭け対象にした「妓女の身請け」の狙いは?
  • 疑問 23-02 羅漢に届いた文と巾着、誰が開いたのか?
  • 疑問 25-01 楼蘭妃は、なぜそこまで侍女を増やす?
  • 疑問 25-02 子猫はどこから来た?
  • 疑問 26-02 キャラバンは、なぜ妊婦に影響のある香油と香辛料ばかり売っていた?
  • 疑問 27-01 結局、玉葉妃に毒を盛ったのは誰?
  • 疑問 28-01 異国の特使は、なぜ上級妃4人に鏡を献上した?
  • 疑問 28-02 高順が相談した姉妹とは誰のこと?
  • 疑問 29-01 異国の特使は何を企んでいる?
  • 疑問 30-01 杏に香油から堕胎剤の作り方を、誰が教えた?
  • 疑問 31-02 先帝が壬氏に渡そうとした石は何?
  • 疑問 31-03 国母が来たのはいつ頃?
  • 疑問 31-04 帝は、なぜ”選択の廟”を解いておきたかった?
  • 疑問 31-05 壬氏は、なぜ”選択の廟”で真剣な顔をしていた?
  • 疑問 32-01 皇太后は、なぜ診療所に?
  • 疑問 33-01 後宮を追放された医官と女児は誰? 今どこに?
  • 疑問 34-01 子翠の正体は?
時文

1期の残が多いので、時間あるときに整理します

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