アニメ【薬屋のひとりごと】44話感想&考察 娘一人救う為に挙兵!? 猫猫拉致の目的見えてきた!?

薬屋のひとりごと 第44話

【文字数(本文):約1万文字(目安16分)

こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『薬屋のひとりごと』第44話「」を鑑賞しました。

本レビューではアニメ感想だけではなく、原作・コミカライズ情報も加え、個人的な解釈による解説・考察をしています。

皆さんの理解の助けになり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。

今話の原作

原作小説 4巻

コミック 17巻

今回アニメ化されたのは──

原作

4巻 14話「取引現場」終盤 ~ 17話「蟇盆」序盤まで

コミック

17巻 68話「神美」 ~ 70話「砦の女達」中盤まで

今話の主なトピック (クリックすると該当項目へ)

今話で解決しなかった疑問

最下部「疑問点まとめ (Q&A一覧)」に記載

本レビューの方針

本レビューは、次話以降のネタバレなし

『薬屋のひとりごと』は、小説投稿サイト「小説家になろう」連載
ライトノベルと、月刊誌2誌で別の漫画家によるコミカライズ2作品があります

私は、ライトノベル、コミカライズ共に未読です。

アニメ鑑賞後、アニメ化済み時点までの部分を読み、レビューを作成します。

アニメ鑑賞

コミカライズ、ライトノベルを読み
知り得た情報を加味して「感想・解説・考察」

よって、次話以降のネタバレはなしなのでご安心ください

なお、原作ライトノベル、コミカライズの情報は、「原作情報」として区別できるよう記載します。

原作情報
  • 「ヒーロー文庫」のライトノベルを ── 原作
  • 「月刊サンデーGX」連載のコミカライズを ── コミック
ココア

こんな感じです
緑系の色を目印にしてね!

引用部分も次のように緑系をワンポイントに ──

 宦官が驚いた表情で猫猫を見るが、そんなの関係なかった。
 引出しの見出しを眺め、珍しい薬を見つけるなり踊るような奇妙な動きをしてしまう。喜びがあふれ出て、頭の中に納まりきれなかった。
「なんかの呪いか、なにかか?」

 四半時、そんなことを繰り返したところだった。
 いつのまにか現れた壬氏が奇異の目で踊る猫猫を見ていた。

by 『薬屋のひとりごと』原作1巻

コミカライズは、別の漫画家による2作品が刊行されています。

  • 「月刊ビッグガンガン」連載の「薬屋のひとりごと
  • 「月刊サンデーGX」連載の「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜

両方読んでいますが、本サイトでは、アニメの補完となると情報の多いを選択しました。

「コミック」として紹介する情報は基本です。
が、今後も両方読んでいくので、にしかない情報があれば、その時は注釈を付けて紹介します。

ココア

同じ内容なのに、2つも読むんだ・・・

時文

その方が、理解が深まるんだよ


ちなみに、考察や疑問はオレンジ系。

考察

補足や余談、参考情報はブルー系に色分けしているので、読む際に目安にして下さい。

補足

2期 全24話 各話リスト

前半クール (25~36話)
薬屋のひとりごと (2期 前半クール)各話リスト
話数サブタイトルコミック原作
第25話猫猫と毛毛8巻3巻
第26話隊商
第27話冬人夏草9巻
第28話
第29話月精
10巻
第30話みたび、水晶宮
第31話選択の廟11巻
第32話皇太后
第33話先帝
12巻
第34話怪談
第35話狩り
13巻
第36話華瑞月

※話数:リンクは各話レビューへ

薬屋のひとりごと (2期 後半クール)各話リスト
話数サブタイトルコミック原作
第37話湯殿14巻4巻
第38話踊る幽霊
第39話氷菓
15巻
第40話巣食う悪意
第41話狐の里
16巻
第42話鬼灯
第43話祭り
17巻
第44話
第45話
第46話
第47話
第48話

※話数:リンクは各話レビューへ
※サブタイトル:ネタバレを避けるため次話以降はマスク

目次

はじめに

『薬屋のひとりごと』第44話「砦」予告より
今話あらすじ

秘薬の実験が行われていると思われる倉庫に忍び込んだ猫猫マオマオは、飛発フェイファの工房を見つけてしまい、更に里長・神美シェンメイに見つかってしまう。

楼蘭ロウランの機転で鞭打ちは免れたが、堅牢な砦へと連れて行かれることに・・・。

昨日の敵は、明日の部下!?
子昌シショウの謀反、楼蘭ロウランの行方追うのは建前に過ぎず
一人の娘の為に国を動かす

大切な人を救うためなら、頭を下げることも、軍を動かすことも厭わず。(と言いながら実は一石三鳥(笑))

理由を固め、外堀を埋め、微動だにしなかった大山刺激する。

海老で鯛を釣る・・・いや、猫で華瑞月カズイゲツを目覚めさせる!?
もしかして、子翠シスイ翠苓スイレイ猫猫マオマオをさらったのもこのため?

ココア

えっ、どういうこと?

時文

追い追い説明するね!

では、今話を振り返っていきましょう。

感想&考察レビュー 第44話「

神美と翠苓と楼蘭

あらすじ

秘薬の実験が行われていると思われる倉庫に忍び込んだ猫猫は、飛発フェイファの工房を見てしまい、更に里長・神美シェンメイに見つかってしまう。

折檻の跡

ネズミくらい、ちゃんと管理しなさい

by 神美『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

理由も聞かず、いきなり翠苓スイレイを叩く神美シェンメイ

(原作情報) 原作では「持っていた団扇うちわをそのまま翠苓スイレイに叩きつけた」と描写されています。

原作によると、神美シェンメイは手にしていた団扇うちわ翠苓スイレイを叩いたようです

あの翠苓スイレイが大人しくなるどころか、震える!?
つまり、普段から神美シェンメイは、こうして暴力を振るっているのでしょう。

考察

そういえば・・・。

酷い折檻せっかんを受けたようで、体の左側が痺れているとのことです

体中に傷があって、肌を見せたがらないとか。

by 高順『薬屋のひとりごと』TVアニメ第38話

翠苓スイレイの体には折檻せっかんの跡があると語られていました

てっきり、任務中に受けた傷か、肌を見せたくないための偽装かと思っていましたが・・・。

神美シェンメイ折檻せっかんされた跡の可能性が高いですね。
本当に折檻せっかんを受けていたのです

ココア

あっ、そういうことか…
ひどいね…

神美

薬屋のひとりごと 第44話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #44」より引用

じゃあ、その娘を鞭打ちにしましょう
100回も叩けば十分かしら?

by 神美『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

今日は天気が良いので外でお茶会でもしましょうか、というくらいの軽さで猫猫マオマオを鞭打ちにすると言う里長・神美シェンメイ

これはいかん、この女は危ない。

勝手に忍び込み、飛発フェイファを見てしまった
折檻せっかんと称して始末されるのがオチだ

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

「この女は危ない」とは ──
人の命、特に下賎の命など何とも思っていないタイプということでしょう

(原作情報) 原作では、猫猫は「その人にとって虫けらに等しい人間だ」と一瞬で把握しています。

猫猫は、飛発フェイファの工房を見てしまったのです。
その上、里親・神美シェンメイが特使の姶良アイラと一緒にいるところまで・・・。

考察

二人がごまかし、猫猫がどれだけとぼけても、特使の姶良アイラが猫猫を見たことがあるのでバレるだろうと心配しましたが・・・。

薬屋のひとりごと 第29話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #29」より引用

姶良アイラは「月の精」のとき、壬氏ジンシの傍にいた猫猫を見ています。

ですが、あの時の猫猫はソバカスを消し化粧をしていたので同一人物とは気づいていないのでしょう。

猫猫は、折檻せっかんと称して口封じされてしまう(殺されてしまう)と感じたのでしょう

翠苓スイレイが止めようとするが、神美シェンメイは全く聞く耳を持たず。
後の流れから、神美シェンメイ翠苓スイレイを奴隷ぐらいにしか思っていないのでしょう・・・。

そこへ助け船を出したのが ──

子翠の正体

お母様、以前仰っていたでしょう。
新しい薬師が欲しいと

この娘がそうです

by 楼蘭『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

普段とはまるで違う装いの子翠シスイ ──
いや、これが本来の姿なのでしょう。

子翠シスイの正体は、楼蘭ロウラン妃だった
とんだ役者、いや、まるでタヌキのようだ。

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

子翠シスイは、楼蘭ロウラン妃だったのです

時文

そうか、子翠シスイ楼蘭ロウラン妃だったのかーー(棒)

ココア

棒読み・・・

考察

猫猫マオマオは、子翠シスイの言動から育ちの良さを感じ取っていました。

猫猫が(楼蘭ロウラン妃ではなく)子翠シスイと初めて出会ったのは、毛毛マオマオを見つけたとき。

次に会ったのはキャラバン。
同じジャスミン茶を買おうとして、結局猫猫が買い、医局で小蘭シャオラン子翠シスイと一緒に飲みました。

「猫ちゃん元気?」/『薬屋のひとりごと』第 26 話より

この時、子翠シスイは一介の下女が手に入れられないような紙に虫の絵を何枚も描き、猫猫から譲ってもらったジャスミン茶を返していました

(原作情報) ジャスミン茶を返す場面はアニメではカット。原作で知りました。(26話 )

要するに ──
子翠シスイは登場当初から、下女らしからぬ高貴な振る舞いを見せていたのです

後宮の北側で会った時も、図鑑を読んだことがあると言い、立派な虫かごまで持っていました。

奴隷制や皇太后のことにも詳しく、仕事はいつしているのかと思う程の風来坊で神出鬼没(笑)。

極めつけは、子翠シスイという名前。
そして横顔に見覚えを感じたこと。(34話 )

薬屋のひとりごと 第34話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #34」より引用

うすうす感じてはいたが・・・

虫好きで、ちょっと変わっていて、噂話に花を咲かせる普通の子。

見事、子翠シスイに化かされていたというわけか

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

猫猫も、うすうす気づいていたのです。

でも、ここで一番私が注目したいのは ──
猫猫が子翠シスイに騙されていたことにショックを受けている点です

ココア

えっ、それって普通の反応じゃない?

そうでしょうか?

猫猫は、物事を損得で考える傾向があります

小蘭シャオランを助ける時ですら、貸し借りで考えていました。(39話 )

立場上、上級妃が自由に動き回るのは難しい。
だから子翠シスイが身分を隠して後宮を歩き回っていたのは、猫猫なら想像できるはず。

普段の猫猫なら、事実を淡々と受け入れて終わりだったのではないでしょうか

時文

(たとえば)上級妃の気まぐれに付き合わされたとか

ココア

あっ、確かに・・・そうかも?

そんな思考をする猫猫なのに、今回は少し悔しそう、残念そうに見えるのは気のせいではないですよね

はい。
猫猫自身は気づいていませんが、子翠シスイに特別な感情を持っていたのです

もちろん、小蘭シャオランにはすでに同じような感情を持っているでしょう。

猫猫は、愛情を知りません
と自分では思っています。(18話 )

でも、友情や愛情といった感情を、実はもう持っている。
そんなことを示すシーンだと私は捉えました。

疑問 34-01
子翠の正体は?

子昌と神美の娘・楼蘭

子翠(楼蘭)視点

薬屋のひとりごと 第14話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #14」より引用

四夫人に特別授業をした時、派手な装いで無表情なまま授業を聞いていた

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

猫猫マオマオ楼蘭ロウラン妃を初めて見たのは猫猫教室、いや後宮教室の時

考察

逆に楼蘭ロウラン妃の視点で考えると、この時に猫猫の存在を知った(記憶した)のでしょう。

そういえば、講義が終わった後、楼蘭ロウラン妃は猫猫(と壬氏ジンシ)をじっと見つめていましたね・・・。(14話 )

下記ショート動画の最後

「こいつ聞き耳立ててたな」/『薬屋のひとりごと』第14話より

今思い返すと、この後宮教室の時点で、楼蘭ロウランは猫猫に興味を持ったのかものかもしれません

面白い女がいる、と(笑)。

もっと言うと ──

当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。

続きを読む (クリックして下さい)

楼蘭ロウランは、壬氏と親しげに話す猫猫に興味を持ったのではないでしょうか。(後述)

ココア

えっ、じゃあ子翠シスイ(楼蘭ロウラン)は、わざと猫猫に近づいたってこと!?

時文

そこまでは断言できないけど…

子猫の毛毛マオマオがきっかけで猫猫に出会ったのは偶然でしょう。

薬屋のひとりごと 第25話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #25」より引用

ただ、このとき猫猫は楼蘭ロウラン妃の正体に気づいていませんでした。
それなら、猫猫と直接話せると考えたのではないでしょうか

でも、さすがに(楼蘭ロウラン妃を何度も見ている)玉葉ギョクヨウ妃や紅娘ホンニャンには近づけない。

そこで、(何らかの情報を得て)猫猫と仲の良い小蘭シャオラン ── つまり洗濯係に成りすまして、猫猫に接触したのではないでしょうか。

ココア

おお~~~
でも、なんで猫猫に近づいたの?

時文

それは後ほど!

翠苓と子翠

ここまでお前を連れてくるつもりはなかった

by 翠苓『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

「ここまで」とは、砦のことを指しているのでしょう

考察

このセリフから分かるのは、翠苓スイレイの計画は猫猫マオマオを隠れ里まで連れてくることだったということ

猫猫を砦へ連れて行くと判断を下したのは、里長の神美シェンメイ

子翠シスイ(楼蘭ロウラン)は、猫猫を鞭打ちから守るために「新しい薬師」だと(ウソの)紹介をしたのでしょう

猫猫が神美シェンメイに見つかったのは、完全に(運の悪い)偶然。
好奇心に負けて倉庫に入った猫猫が見つかり、そのまま砦へ連れて行かれる展開になりました。

神美シェンメイが猫猫を砦へ連れて行く判断をしたのは、猫猫が不老薬を開発するために連れてこられた薬師と説明されたからです

ここまでの流れを整理すると ──

  1. 神美は猫猫のことを知らない
    • つまり、猫猫拉致は神美の指示ではない
  2. では、拉致は子昌の指示だった?
    • もし子昌の指示なら、神美に伝えるはず?
  3. よって、猫猫拉致は翠苓か子翠(楼蘭) or 二人の考え?

と、猫猫を拉致したのは、翠苓スイレイ子翠シスイ(楼蘭ロウラン)、あるいは二人の判断だったと考えられます

また、翠苓スイレイが猫猫を砦まで連れてくるつもりがなかったのなら、「不老薬」を作らせる予定もなかったのでしょう。

だから ──

楼蘭ロウラン様がああ言った手前、調薬の真似事はしておいてくれ

by 翠苓『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

という言葉に繋がったのでしょう

ただ、そうなると「なぜ猫猫を拉致したのか」という根本的な理由が、まだはっきりしないまま・・・。

時文

猫猫が拉致された目的については、後ほど考察します!

異母姉妹

子翠シスイとは、異母姉妹ですか

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

また一つ謎が明らかになりました。

翠苓スイレイ子翠シスイは異母姉妹

壬氏ジンシの推測を聞いていると、翠苓スイレイは消息不明の大宝の娘だという流れだと思っていました。(42話 )

少し年齢が合わないとは思ってましたが・・・。

ですが ──

時を経て、下賜という形で戻ってきた時には、父のそばに私の母と私がいた

神美シェンメイ様は、母と私を屋敷から追い出し、使用人としてこき使った。

by 翠苓『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話
考察

大宝は先帝のお手つきとなったため、後宮から出ることができませんでした。

つまり、子昌シショウのそばにいた翠苓スイレイの母は大宝ではありません

大宝と翠苓スイレイの母は別人です

時文

まあ、翠苓スイレイが帝と同世代には見えなかったので当然か(苦笑)

その後、子昌シショウ神美シェンメイが結婚し、二人の間に生まれたのが楼蘭ロウラン
翠苓スイレイ楼蘭ロウランは父(子昌シショウ)が同じ異母姉妹ということになります。


ただ、そうなると ──
翠苓スイレイが大宝のお墓参りをしていた理由は何だったのでしょう?

時文

まだ何か足りない・・・

そして、後宮を追放された医官と大宝の娘は今どこにいるのでしょうか?

疑問 33-01 (再掲)

後宮を追放された医官と女児は誰? 今どこに?

疑問 44-01

翠苓が大宝の娘でないなら、なぜ大宝の墓参りをした?

翠苓の本当の名

もしかして子翠シスイというのは・・・。
── ああ、元は私の名前だ

楼蘭ロウランは、その名前を気に入っているようですね。
下女として偽名を使うなら、もっと違う名を選べばよかったのに。

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話
原作情報

原作によると ──

 神美シェンメイは、幼い翠苓スイレイを母とともに屋敷から追い出し、使用人のようにこき使った。そしてその名前すら奪い取り、生まれた自分の子の幼名として扱った。まるで、あてつけのように。

by 『薬屋のひとりごと』原作4巻

なんと、子翠シスイ」という名前は楼蘭ロウランの幼名として使われていたのです

自分の娘にその名を与えることで、翠苓スイレイから本当の意味で名前を奪ったわけです。

だから、翠苓スイレイにとって「元は私の名前」だったのです

楼蘭ロウランは偽名として「子翠シスイ」を使ったのではなく、気に入っていた幼名をそのまま使ったのです

考察

それにしても、翠苓スイレイ母子を屋敷から追い出すだけでなく、名前まで奪うなんて・・・本当にひどい話です。

子一族の名前を名乗らせたくない気持ちは分かります。
女性であっても、長子の座を自分が産んだ子以外に奪われるのは許せなかったのでしょう。

でも、それなら追い出すだけで十分なはず
なぜ、わざわざ自分の手元に置いていびり続けているのでしょうか・・・

婚約者である子昌シショウを取られたから?
いいえ、自分の方が先に後宮に入ったのだし、そんなことを気にするタイプには見えません(苦笑)。

汚らわしい
お前も、あの女も!

産まれるべきではなかったのよ!

by 神美『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

どちらかと言えば、翠苓スイレイよりもその母親に向けた言葉ですね。
「汚らわしい」とは、血筋のことを指しているのでしょうか・・・

そして、この関係を子昌シショウ自身はどう思っているのでしょうか・・・。

疑問 44-02

神美は、翠苓とその母をなぜここまで憎む?

壬氏の正体

後宮に出入り自由な男子は、帝かその縁者のみ
帝に近しい男子は、皇弟おうていしかいない

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

そこまで分かっていて、なぜ壬氏ジンシ様=帝弟だと気づかないのでしょう(苦笑)。

いや、その可能性も考えたが、年齢が違う

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

なるほど。
年齢が違うから、別人だと思っていたわけですね。

帝弟の年齢は数えで19歳。
壬氏ジンシの年齢は現在、数えで25歳。

6歳も差があるから、違うと判断したのです・・・。

疑問 36-01
猫猫は、なぜ壬氏が帝の血縁だと気付かない?

帝弟は19歳で壬氏は25歳と年齢が違うから

考察

って、そんなことあるか~~い!

猫猫マオマオさん程の聡い方が、壬氏が年齢を偽っているとは考えず、なぜ偽宦官として後宮に入り込むという不可能な方向への推理に走る!?

実際、宦官・壬氏ジンシが年齢を偽っているのは、帝弟と同一人物だと気づかせないための策でしょう

だから、高順ガオシュンが時々たしなめているのです。高順ガオシュンが注意しているのは、宦官・壬氏ジンシのイメージや、幼く見える振る舞いについてです。

その策略にまんまと引っかかっている?

いや違うでしょう。

単純に、信じたくない。
これ以上、自分の立場を複雑、いや危なくしたくない。

そんな心理状態から、思考停止していると見ています(笑)。

もしかすると ──
壬氏ジンシが手の届かない存在であってほしくない、なんて思っているなら、それはそれで猫猫さんの見方が変わるんですけどねぇ~。

ココア

それいい!

時文

まあ、今の猫猫さんにはまだ早いかな…

羅漢と羅門と羅半

あらすじ

その頃、後宮では羅半ラハンがここ数年にわたる金銭の流れと、その行き先を突き止めていた。

機は熟した

子昌シショウが治める北方の砦が拡張されている

── 元は放棄された砦でした。拡張工事についての届けは出されていません。

つまり、謀反、だな

by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

ちょうど同じ頃、金の流れを追っていた羅半ラハンは、子昌シショウが北方の砦を拡張している事実を突き止めます。

その直後、羅漢ラカンが乱入 ──

軍師殿の娘かわいさを思えば、来るのが遅かったくらいだ

by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

その通りです。
羅漢ラカンは、猫猫マオマオが行方不明と知ると、後宮に殴り込もうとしました。(42話 )

結果、後宮には入れなかったのでしょう(苦笑)。

ただ、壬氏ジンシの執務室は後宮内ではなく外廷にあります。
羅漢ラカンは、いつでも壬氏ジンシのもとに来れたはず

それでも、実際に来たのは義理の息子である羅半ラハンだけでした。

考察

理由は、もうお分かりですよね。

あの時点で壬氏ジンシのところに乗り込んでも、文句を言うことしかできず、具体的な対策は取れませんでした

では、なぜ今になって乗り込んできたのか。
子昌シショウが謀反を企てていると分かり、何をしようとしているかも明らかになったからですね。

おそらく、猫猫もそこに連れて行かれたと考えたのでしょう。

機は熟した ──
だからこそ、羅漢ラカンは動いたのです。

原作情報

このあたりは原作でも描かれています。

 嫌味ならいくらでも聞こう。それが壬氏の責任だ。ただ、相手がそれだけの理由でここまで来るとは思えない

by 『薬屋のひとりごと』原作4巻

壬氏も、軍師である羅漢ラカンがここまで来た本当の目的を探っていたのです。

羅門と羅漢

── 半端な宦官野郎のままで、何ができるというんです!

悪かったねえ
お前がそんな風に思っているとは、思わなかったよ。

by 羅門『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

ここで叔父貴、羅門ルォメンが登場!

義理父が壬氏ジンシに食ってかかると予想し、羅半ラハン高順ガオシュンに頼んで早馬で羅門ルォメンを呼びに行かせたのでしょう。

ココア

だとしても早っ!

時文

だね(苦笑)

(原作情報) 原作によると、熱い茶が冷めるほどの時間は経過しているようです。

補足

羅門ルォメン羅漢ラカンは、叔父と甥の関係
羅漢ラカンが羅の一族で唯一尊敬しているのが羅門ルォメンです。(23話 )

羅漢ラカン相貌そうぼう失認しつにんという病気を抱えています。(23話 )
この病気のせいで人の顔の区別ができず、人付き合いが上手くできません。

そんな羅漢ラカンにきちんと向き合ってくれたのが叔父貴、羅門ルォメン

そんな羅門ルォメンに「半端な宦官野郎」と言ったように受け取られてしまい、慌てて取り繕うことになったのです(笑)。

時文

まあ、羅門ルォメンは分かって言ってると思うけど(苦笑)

ココア

だよね!

(原作情報) 原作では、(事情が分かっている)高順ガオシュンは笑いを堪え、(事情の分からない)馬閃バセンは戸惑っています(笑)。

一方、羅門ルォメンは到着してすぐに状況を把握します。
羅漢ラカンが文句を言うだけのために壬氏のもとへ来たのではない、と

だからこそ、促したのでしょう ──

喧嘩になる前に、ちゃんと礼をもって伝えるべきことがあるんじゃないかね?

by 羅門『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

挙兵

お願いに参りました

逆賊、子昌シショウを討つべく、軍を動かして頂きたいと

by 羅漢『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

羅漢ラカンは、壬氏ジンシの正体を知っています。

補足

正確に言うと、気づいている、という感じでしょうか。

薬屋のひとりごと 第18話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #18」より引用

── “あなた様”に逆らえる者など、片手の指ほども存在しない

やはり、俺の正体に気づいている

by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第18話

「片手の指ほども存在しない」とは5人もいないという意味ですね

壬氏ジンシの正体は帝弟
実際、帝弟に逆らえるのは現帝と皇太后くらいでしょう。

羅漢ラカン壬氏ジンシの正体が分かっているのです

子一族は国の建国にも貢献した名門
その一族を討つには、普通の兵では筋が通りません。

帝直轄の禁軍を動かす必要があります

それに、子昌シショウの軍は強力。
西方さいほうの新型兵器・飛発も用意しています。

羅漢ラカンが動かせる軍では到底太刀打ちできず、少なくとも時間がかかるはず。
それでは猫猫を救うのに間に合わない。

一日でも早く娘を助け出したい。(恐らくこれが一番の目的(笑))

飛発フェイファを使った帝弟暗殺未遂。
上級妃・楼蘭ロウランの逃亡。

加えて、謀反の証拠も揃っています

挙兵する理由も証拠も十分。
まさに、機は熟したのです。

月の君

いつまで、仮初めの姿で欺き続けるつもりですか?

壬氏ジンシ様、いえ、月の君。

by 羅漢『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

「月の君」とは、帝の弟である壬氏ジンシ様のことです。(36話 )

あの羅漢ラカンが礼を尽くし、両膝をついて頭を下げ、口にしたのは「挙兵」と「月の君」という言葉

考察

誰も驚いていない様子から、皆が「子昌シショウを討つべき」と考えていることがうかがえます。

高順ガオシュンなどは、帝弟として壬氏が立ち上がってくれることに内心小躍りしているかもしれません(笑)。

また、「月の君」と聞いても羅門ルォメン羅半ラハンも驚いていません。
彼らも壬氏の正体に気づいていたのでしょう

ココア

おお、そういうことか~!
盛り上がってきた~~!

しかし、少し冷静に考えてみると、面白いことに気づきます。

この男たち、特に壬氏と羅漢ラカンは、子昌シショウのことはあまり重要視していません。

二人の頭にあるのは猫猫のことだけです(笑)
言い換えれば、猫猫を助け出すために、帝直属の禁軍を動かそうとしているのです

ココア

えっ、あっ、そういうこと!?
でも、子昌シショウが謀反を起こすんだよね・・・

その通り!
子昌シショウは謀反を企てており、その前には帝弟暗殺計画もありました。
娘の楼蘭ロウランは上級妃でありながら、許可なく後宮を出ています。

これだけでも、帝に対する反抗は十分です。

ですが、何かおかしくありませんか?

誰も「子昌シショウなぜ謀反を起こそうとしているのか」という理由を探ろうとしていません

子昌シショウは子一族で、今でも茘国で絶大な地位を持っています。
後宮が少しずつ変わってきているとはいえ、上級妃を送り込んで安泰なはずです。

本来、子昌シショウが謀反を起こす理由は見当たりません

謀反を企てているのは子昌シショウではなく、妻の神美シェンメイや特使を送った西方さいほうなのかもしれません。

だとすれば、これは子一族の問題であり、子昌シショウにも交渉の余地があるはずです。

話が逸れました。
戦争を避けるために子昌シショウと一度話すべきだ、と言いたいのではありません。

私が言いたいのは ──
ここにいる者たちは、子昌シショウがなぜ謀反を起こそうとしているのかには興味がなく、子昌を討つための理由付けばかり気にしている、ということです

そして、その中心にいるのが、一介の女官・猫猫マオマオなのです。

はい、先ほども述べた通り──
壬氏ジンシ羅漢ラカンにとって、子昌シショウのことは二の次で、猫猫を助けることが最優先なのです

国を動かし、最大勢力である子一族を討つ。
とても大きな話になっていますが、実は「一人の女性を救出するため」の話なのです。

こう考えていくと、さらに面白いことに気づきました。

当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。

続きを読む (クリックして下さい)

翠苓スイレイ子翠シスイ(楼蘭ロウラン)の目的も、同じなのではないかと

子翠シスイ(楼蘭ロウラン)はこう言いました ──

人形のままでいても、お母様を止めることはできない

by 楼蘭『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

(原作情報) 原作では、このタイミングで桜蘭のセリフはありません。

つまり、何か行動を起こさなければ母を止めることはできない、と

しかし、普通の戦力では子一族に勝てません。
国を挙げての兵を動かす必要があります。

そのために、上級妃が勝手に後宮を抜け出すという重罪を犯し、子一族に注目を集めたのでしょう

それでも足りない、あるいは時間がかかると感じて、さらに策を講じたのだと思います。

それが、猫猫です。

猫猫は軍師・羅漢ラカンの娘であり、羅漢ラカンは娘を溺愛しています。

猫猫を連れ去れば、羅漢ラカンは必ず追ってくる、と

猫猫自身もこう考えています ──

この二人はなぜ私を後宮から連れ出したんだろう。
もしかして、あの男の牽制に使うつもりか?

だとすれば、ろくなことにならない気がする・・・

by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第41話

もし羅漢ラカンを抑えるために猫猫を拉致したのだとしたら、逆効果になると猫猫は想像しています。

実際、羅漢ラカンは暴走し、羅半ラハン子昌シショウの謀反を暴きました

むしろ、翠苓スイレイ子翠シスイ(楼蘭ロウラン)をそれを狙っていたのかもしれません

それだけではありません。
帝弟である壬氏ジンシも猫猫を大切に思っています。

理由までは分かってないかもしれませんが、1期で壬氏の命が狙われた際、壬氏ジンシは人目もはばからず猫猫を抱えるのは見ています。

『薬屋のひとりごと』第19話挿入歌「蒼空の炎」

楼蘭ロウラン妃と翠苓スイレイの情報網を使えば、壬氏ジンシが猫猫を大切にしていることに気づいたのではないでしょうか。

補足

そういえば・・・。

そういえば、猫猫って、壬氏様とよく一緒に・・・

by 子翠『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話

このセリフは、子翠シスイが、猫猫に壬氏ジンシのことを探っていたようにも見えますね。

そう考えると、猫猫を拉致すれば羅漢ラカンだけでなく、帝弟である壬氏ジンシも動く可能性があるのです。

一石二鳥、いや、一猫で二大物を動かす!(笑)

この推測が正しければ、猫猫を傷つける必要はありません。
攻めてきてほしい、あるいは子昌シショウの企みに注目させて攻め込んでくるまで猫猫を囲っておけばいいのです

だとしたら ──

ここまでお前を連れてくるつもりはなかった

by 翠苓『薬屋のひとりごと』TVアニメ第44話

砦まで連れてくる必要はなく、かといって猫猫に何かさせるわけでもない、ゆるい対応にも納得がいきます

(壬氏が挙兵すれば)翠苓スイレイたちにとっての猫猫の役割は、すでに果たされているのです


ここまで考えていくと、子翠シスイ(楼蘭ロウラン)の考えも少し見えてきます。

私はてっきり、子翠シスイ(楼蘭ロウラン)は戦が起きる前に後宮を抜け出したのだと思っていました

自分の身を守るために・・・。

私は子翠シスイを良い子だと思っているので、母親か父親がそう望んだのだろうと考えていました。

残された侍女たちは、楼蘭ロウランを逃がしたことで大罪に問われるでしょう。
子翠シスイ(桜蘭)は仲間に対してなんて酷いことをするのだろう、と。

しかし、今話ここまで考察を進めると、別の思いが見えてきます。

楼蘭ロウランは自ら囮役になったのではないでしょうか
(自分自身がエサ=子昌シショウを追求する罪となって注目を集めた)

上級妃が無断で後宮を抜け出せば大罪です。
抜け出した元上級妃を追いかけてくるでしょう。

今話でもありましたが、砦にいる子一族は主犯として女子供も処刑される可能性があります。

しかし、後宮に残った侍女は処罰は受けるでしょうが、命までは取られないかもしれません。

むしろ、後宮に残った方が救われるのです。
そんな優しさを感じてしまうのは、私が子翠シスイに情を持っているからでしょうか・・・。


さて、長々と私の妄想にお付き合いいただき、ありがとうございます。

ココア

えっ、妄想だったの!?

いや~、だって根本的なことがまだ分からないんですよね・・・。

猫猫が拉致されたのは、偶然診療所に行ったからです
翠苓スイレイ子翠シスイが、最初から猫猫を拉致しようとしていたとは考えにくいのです

ココア

あっ、そうじゃん!

時文

そこがクリアできれば、あとは繋がるんだけどね…

それに、子昌シショウが謀反を起こす理由が今一つ分かりません。

百歩譲って帝弟暗殺を企てるのは理解できます。
自分の娘が産む男児を帝にする可能性を高められますからね。

でも、謀反を起こして現在の帝を仮に倒したとして、その後どうするつもりなのでしょうか?

まあ、国母の血を引く自分たちが国のトップに立つべきだ、という考えなのかもしれませんが・・・

だとしたら、これまでご先祖様が何十年、何百年とかけてきた静かな侵略を台無しにしてしまうことになります。

そんな手を、本気で考えているのでしょうか?

おわりに (『薬屋のひとりごと』44話とは)

原作小説 4巻

コミック 17巻

いや~~壬氏ジンシが「月の君」として立ち上がる展開、どこかで来るだろうとは思っていました。

が、その背中を押すのが羅漢ラカンだなんて予想外でした!

羅漢ラカン壬氏ジンシはこれまでずっと対立してきました。
壬氏ジンシ羅漢ラカンのことを敬遠していましたよね。

羅漢ラカンはこれまで壬氏ジンシといがみ合ってきて、壬氏ジンシ羅漢ラカンを煙たがっていました。

そんな羅漢ラカンが、娘のためとはいえ壬氏ジンシ──いや、帝弟に助けを求める。
胸が熱くなる展開です!

ココア

すっごい良かった、このシーン!

ここまで来たら、さすがに壬氏ジンシ様も立ち上がるしかないですよね(笑)。

ついに猫猫マオマオの悠々自適ライフは崩れる・・・、いや違います(苦笑)。
冷酷非道な女・神美シェンメイの王国と野望は打ち砕かれるか~~。

以上、TVアニメ『薬屋のひとりごと』第44話の感想&考察レビューでした。
長文にもかかわらず、最後まで読んで頂きありがとうございます。

次話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はX(@toki23_a)にて!

ではでは。

きょうのひとこと前にいた薬師って、もしかして…

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ココア

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時文

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疑問点 まとめ(Q&A一覧)

この章では、疑問点をまとめていきます。

「疑問点まとめ(Q&A一覧)」運用ルール
  • 今話で発生し解決した疑問は、本文で解説して本章(ここ)でまとめ
  • 今話で解決しなかった疑問を、疑問XX-XX(話数-通し番号)として記録
    ⇒ 本章(ここ)でまとめ
  • 答えは、推測ではなくできるだけ(原作含む)作品内で明らかになった事実を記載
    ※推測が入る場合は、断りを入れる
    解決した疑問は、次話で削除
今話で解決した疑問 (クリックすると答えが表示されます)
子翠の正体は? (疑問 34-01)

子昌と神美の娘・楼蘭

薬屋のひとりごと 第14話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #14」より引用
猫猫は、なぜ壬氏が帝の血縁だと気付かない? (疑問 36-01)

帝弟は19歳で壬氏は25歳と年齢が違うから

薬屋のひとりごと 第35話
『薬屋のひとりごと』公式サイト「EPISODE #35」より引用
今話で新たに発生し、解決しなかった疑問
  • 疑問 44-01 翠苓が大宝の娘でないなら、なぜ大宝の墓参りをした?
  • 疑問 44-02 神美は、翠苓とその母をなぜここまで憎む?
残っている疑問 (クリックすると表示されます)
  • 疑問 02-01 壬氏は、後宮管理者なのに、なぜ後宮の外まで判断を求められている?
  • 疑問 02-02 水差しの弁償、仕送りから引いたのは期間限定?
  • 疑問 02-03 結局、秘薬は何の為だったの?
  • 疑問 03-01 西都の玉葉妃が、異国の姫とは?
  • 疑問 05-01 粉を染み込ませた木簡は、誰が何に使っているのか?
  • 疑問 05-01 簪(かんざし)を渡す意味は?
  • 疑問 06-01 園遊会で、なぜ壬氏は違うカンザシを挿し、襟が乱れていたのか?
  • 疑問 09-01 壬氏と亡くなった武人・浩然との関係は?
  • 疑問 10-01 後宮内の事件に最終判断を下しているのは誰?
  • 疑問 10-03 現帝の東宮時代、妃はなぜ一人しかいなかったのか?
  • 疑問 11-01 阿多妃を南の離宮に住ませるのは、帝の愛着か、それとも・・・
  • 疑問 11-02 阿多妃の子は生きているのか?
  • 疑問 12-01 やり手婆は、なぜ猫猫を妓女にしたい?
  • 疑問 13-01 壬氏は、帝に何を頼まれたのか?
  • 疑問 14-02 爆発現場にあった上等なキセルは、倉庫番のもの?
  • 疑問 15-01 馬閃は、なぜ猫猫を嫌っている?
  • 疑問 17-01 壬氏は、なぜ変装しなくてはならない?
  • 疑問 17-02 壬氏は宦官なのに、なぜ武官のような野営を知っている?
  • 疑問 18-02 使い物にならない妓女を、やり手婆はなぜ離れに住まわせている?
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  • 疑問 20-01 なぜ翠苓のことを秘密裏に終わらせた?
  • 疑問 20-02 壬氏は、なぜ身分を隠し、後宮管理者として生活している?
  • 疑問 21-01 やぶ医者より先に後宮へ来た姉は、今どこにいる?
  • 疑問 21-02 先の皇太后は、なぜ木の伐採に制限をかけた?
  • 疑問 22-01 猫猫は、なぜ爪紅を流行らせた?
  • 疑問 23-01 賭け対象にした「妓女の身請け」の狙いは?
  • 疑問 23-02 羅漢に届いた文と巾着、誰が開いたのか?
  • 疑問 26-02 キャラバンは、なぜ妊婦に影響のある香油と香辛料ばかり売っていた?
  • 疑問 27-01 結局、玉葉妃に毒を盛ったのは誰?
  • 疑問 28-01 異国の特使は、なぜ上級妃4人に鏡を献上した?
  • 疑問 29-01 異国の特使は何を企んでいる?
  • 疑問 30-01 杏に香油から堕胎剤の作り方を、誰が教えた?
  • 疑問 31-02 先帝が壬氏に渡そうとした石は何?
  • 疑問 31-03 国母が来たのはいつ頃?
  • 疑問 31-04 帝は、なぜ”選択の廟”を解いておきたかった?
  • 疑問 31-05 壬氏は、なぜ”選択の廟”で真剣な顔をしていた?
  • 疑問 32-01 皇太后は、なぜ診療所に?
  • 疑問 33-01 後宮を追放された医官と女児は誰? 今どこに?
  • 疑問 39-01 氷の代わりにアイスを献上して、楼蘭妃は問題なかったか?
  • 疑問 40-01 帝の子を産み育てる、という点に於いての後宮の問題点とは?
  • 疑問 40-02 深緑たちが恨む一番の対象は皇太后では?
  • 疑問 41-01 壬氏は、子翠の名を聞いて何に気付いた?
  • 疑問 41-02 翠苓は、なぜ後宮の外に繋がる抜け道を知っていた?
  • 疑問 41-03 翠苓がここまでヘビを怖がるのはなぜ?
  • 疑問 41-04 抜け道があるのに、なぜ翠苓は宦官のフリをして後宮に入ってきた?
  • 疑問 42-01 翠苓は他の宦官と馴染まずにいたのに、なぜ子翠は猫猫、小蘭と親しくした?
  • 疑問 42-02 子昌は、なぜ娘を後宮に入内させた?楼蘭は納得していた?
  • 疑問 43-01 子翠は、なぜ鬼灯を食べる?
  • 疑問 43-02 子翠の面は、なぜ緑?
  • 疑問 43-03 「虫は冬を越せない、ただ子を残すのみ」とは?
時文

1期の残が多いので、時間あるときに整理します

今週のX感想ポスト

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