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こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『薬屋のひとりごと』第6話「園遊会」を鑑賞しました。
本レビューではアニメ感想だけではなく、原作・コミカライズ情報も加え、個人的な解釈による解説・考察をしています。
皆さんの理解の助けになり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。
今回アニメ化されたのは──
- 原作
-
1巻 17話「園遊会 其の弐」~19話「祭の後」
- コミック
-
2巻 6話「園遊会」終盤~7話「毒味」中盤
今話の主なトピック (クリックすると該当項目へ)
今話で解決しなかった疑問
最下部「疑問点まとめ (Q&A一覧)」に記載
本レビューの方針
本レビューは、次話以降のネタバレなし
『薬屋のひとりごと』は、小説投稿サイト「小説家になろう」連載。
ライトノベルと、月刊誌2誌で別の漫画家によるコミカライズ2作品があります。
私は、ライトノベル、コミカライズ共に未読です。
アニメ鑑賞後、アニメ化済み時点までの部分を読み、レビューを作成します。
よって、次話以降のネタバレはなしなので、ご安心ください。
アニメ鑑賞
+
コミカライズ、ライトノベルを読み
知り得た情報を加味して「感想・解説・考察」
本レビューでは、ライトノベル、コミカライズの情報は、「原作情報」として区別できるよう表記します。
- 「ヒーロー文庫」のライトノベルを ── 原作
- 「月刊サンデーGX」連載のコミカライズを ── コミック
緑系の色を目印にしてね!
コミカライズは、別の漫画家による2作品が刊行されています。
- 「月刊ビッグガンガン」連載の「薬屋のひとりごと」
- 「月刊サンデーGX」連載の「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」
両方読みましたが、本サイトでは、アニメの補完となると情報の多い➋を選択しました。
「コミック」として紹介する情報は基本➋です。
が、今後も両方読んでいくので、➊にしかない情報があれば、その時は注釈を付けて紹介します。
同じ内容なのに、2つも読むんだ・・・
その方が、理解が深まるんだよ
全24話 各話リスト
話数 | サブタイトル | コミック | 原作 |
第1話 | 猫猫 | 1巻 | 1巻 |
第2話 | 無愛想な薬師 | ||
第3話 | 幽霊騒動 | ||
第4話 | 恫喝 | ||
第5話 | 暗躍 | 2巻 | |
第6話 | 園遊会 | ||
第7話 | |||
第8話 | |||
第9話 | |||
第10話 | 3巻 | ||
第11話 | |||
第12話 |
※話数:リンクは各話レビューへ
※サブタイトル:ネタバレを避けるため次話以降はマスク
はじめに
帝と上級妃四夫人が一堂に会する園遊会が始まった。
猫猫たち侍女は特段やることはなく、園遊会を眺めたり他の侍女と牽制し合っていた。
食事の時間となり、猫猫は毒味役として席に着く。
腰に簪、懐に嘔吐剤、準備万端整えて、いざ園遊会の毒味役。
一人臆せず毒味をし、当たりを引けば妖艶に、思い返してニヤけ顔。
視線集める園遊会の毒味で、恍惚の表情をする猫猫。
どれだけ美味しい料理かと思いきや、久しぶりの毒を味わっていた!?
毒と薬の腕は確かだが、趣味嗜好はド変態(苦笑)。
本気で心配する壬氏がいじらしい・・・。
玉葉妃が狙われた?
いいえ。
要するに、2つ事件が同時に発生したのです・・・。
ん?
食事を入れ替えたから、猫猫は毒を味わえ。
狙われた里樹妃の侍女は、命拾いしたんじゃ・・・。
イジメはいけませんが、もしかして結果的にWinWin?(笑)
では、今話を振り返っていきましょう!
感想&考察レビュー 第6話「園遊会」
園遊会 其の弐
華やかな大イベント“園遊会”がついに始まった。帝と4人の上級妃、皇族や高官たちが一堂に会し、次々と披露される出し物で賑わう会場は、各妃の侍女同士の諍いの場でもあった。
若い皇太后
園遊会が始まった。
侍女は、侍女頭のみが妃について表に。
他の侍女には幕の裏で待機状態。
幼い鈴麗公主は、皇太后があやしているようです。
赤子を抱いてると温かいんだよね
温かそう~~
って、皇太后、若すぎないですか!?
皇太后とは皇帝の母親。
でも、見た目は四夫人と変わりません(苦笑)。
これは、アニメ特有の現象か!?
と思っていたら本当に若いようです。
貴園:見て。あの方が皇太后様よ。
by 『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
猫猫:ずいぶん若々しいですね。
貴園:実際、若いの。だって主上様を産んだのが・・・。
皇太后が、今の皇帝を産んだ年齢は原作でも伏せられています。
でも、猫猫の感想があるので紹介しましょう。
実際、皇太后の実年齢は若かった。桜花からそれを聞いて、現皇帝を産んだ年齢を逆算したら、先代の皇帝を白い目で見たくなった。世には幼女趣味という特殊性癖があるが、それが時の権力者であればどう反応すればいいだろうか。とりあえず、皇太后は頑張って産んだんだな、それだけで偉いと猫猫は思った。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
先帝は、白い目で見たくなるほどの幼女趣味!?
一体、何歳で産んだのでしょうか・・・。
このあと話題になる里樹妃は(少なくとも)9歳で先帝の妃に。
その時、(原作では)猫猫はこんなことを考えてます。
そのとき、徳妃は齢九つ。たとえ政略でも、なんだかもやっとくる話である。皇太后はもっと幼い齢に入内したと考えると、それを通り越して吐き気がした。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
猫猫が聞いたのは、皇太后が入内した(妃になった)歳ではなく現在の歳。
皇太后の年齢を引いて、現皇帝を産んだ歳を逆算したのです。
となると、あまり考えたくないのですが・・・。
上記「皇太后はもっと幼い齢に入内した」の幼い歳とは9歳以下。
皇太后は(妊娠期間をいれても)10歳に満たない歳で出産したのではないかと推測できます。
(原作で)「頑張って産んだ」と猫猫が考えるのも分かります(苦笑)。
先帝の幼女趣味、コミックでは興味深いやりとりがありました。
帝から梨花妃を診るよう勅命を受けた後、猫猫は壬氏と皇帝ついて話すシーンがあります。(現時点で原作にはこのような会話はないので、コミックオリジナルだと思われます)
猫猫:いろいろ納得がいきました。梨花様も玉葉様もどちらもご立派なモノをお持ちですから。
壬氏:あーそれは、先帝の反動、というところかな。先帝は幼女趣味というか・・・皇后・・・今の皇太后様も主上を産むには身体が小さすぎて、結局腹を割くほかなかったそうだ。
猫猫:それならむちむち好みの方が健全か。天上人の好みはそれぞれってことかね。
by 『薬屋のひとりごと』コミック1巻
今の皇帝は、先帝の幼女趣味の反動で巨○好みに・・・。
というのは、今は置いといて(笑)。
幼女趣味とは巨○の反対だから、てっきり「幼女体型」が好みという意味だと思ってました。
まさか、本当に幼い子供を相手にしていたとは・・・。
原作情報から推測すると、皇太后が現皇帝を産んだのは10歳以下。
コミック情報によると、身体が小さすぎて腹を割くしかなかった(帝王切開)。
文化レベルは16世紀設定なので、全身麻酔はない時代かも…
ヒエッ
痛そう・・・
よくもまあ、そんな身体で2人目の子供を無事に出産できたものですね・・・。
皇太后さま、大した御方です。
空席の第一継承権
弟君はとても病弱で、殆ど自宅から出られないって噂なの。
by 貴園『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
先ほどまでいらっしゃったみたいだけど。
帝には弟がいるのです。
梨花妃の子が東宮と呼ばれていたので、てっきり帝には男兄弟はいないのだと思ってました。
ただ、病弱なので跡継ぎが難しいようです。
東宮が亡くなった今。
第一継承権は、弟になります。
原作では、次のように述べられています。
主上を上座とし、両脇に皇太后と皇弟、東側に貴妃、徳妃、西側に賢妃、淑妃が座する形となる。東宮がみまかられた現在、現帝の同腹の弟が、第一継承権をいただいている。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
継承権は男子のみ。
玉葉妃との御子は女子なので、継承権はなし。
よって、現時点の第一継承権は、皇帝の弟君なのです。
心遣いだと解釈
愛藍:不幸な身の上に加え、自らの顔を汚すほど男性不信なのに。
by 『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
貴園:水晶宮での壮絶なイジメを2ヶ月も必死に耐えて。
桜花:一切弱音を吐かず、私達にまで気を遣って・・・。
3人:心優しい壬氏様が気に掛けるのもうなずけるわ。
猫猫は基本無口。
特に自分の事は、人に語りません。
結果、同僚である翡翠宮の侍女達は、猫猫のことを独自解釈・・・いや妄想で塗り固めていきます(笑)。
実験した跡を隠す包帯から、親から折檻され身売りされて毒味役になったと勘違い。
花街にいるどうしようもない輩から身を守るソバカス化粧を、男性不信と誤解。
水晶宮での出来事を話さないから、やつれた身体だけを見て、2ヶ月間ずっとイジメ続けられていたのだと思い込む。
なかなか楽しい子達ですね♪
いや、本当にそう思ってますよ(苦笑)。
実際、侍女達はお花畑ではありません(笑)。
玉葉妃の侍女達は、故郷の環境が厳しかったので苦労しています。(3話 )
だから、働き者なのです。
働き者だけど、頭の方はちょっと・・・のんきなのです(苦笑)。
さて、前話、この侍女3人のことで不思議に思っていたことがありました。
侍女3人も壬氏を好きだと思われます。
壬氏が媚薬作りを頼みに翡翠宮に訪れた時(2話)、3人は歓声を上げていました。
なのに前話ラスト、壬氏が猫猫に簪を渡したシーン。
(簪の真意は分かりませんが)自分の好きな人が他の女に簪を渡すシーンを見たら、ショックを受けるか、妬んだりします。
が、3人は素直に羨ましがっていました。(5話 )
本当にいい子達だな~~と思っていましたが、少し違和感もありました。
もう一度、今話のセリフを見てみましょう。
3人:心優しい壬氏様が気に掛けるのもうなずけるわ。
by 『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
なるほど!
猫猫があまりに不憫なので、心優しい壬氏様が施しをしたと思っているのです。
侍女達は、猫猫だけはなく壬氏様に対しても妄想していたのです!
あ~~そういうことか!
なんだか、この子達こそ不憫に思えてきた
14歳の姑、徳妃・里樹妃
齢14で若輩の徳妃と、齢35で古参の淑妃だもの。
そりも合わないわよ。それに元嫁姑だし。
- 中略 -
あえりないわよね。
by 侍女達『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
9歳のお姑さんなんて。
姑とは配偶者の母親のこと。
現在、徳妃・里樹妃は14歳。
現在、淑妃・阿多妃は35歳。
先帝が亡くなったのは5年前。
淑妃・阿多妃が30歳で現帝の妃だった時、お姑である先帝の妃・里樹妃は21歳も年下の9歳だったのです(苦笑)。
そりゃあ仲が悪いはずです(苦笑)。
淑妃・阿多妃は、古参というからには現帝の妃の中では一番昔からいるのでしょう。
つまり、淑妃・阿多妃は、現帝の妃では自分が一番先輩だと思っている。
片や、徳妃・里樹妃は、義理とは言え現帝の母親だった過去が。
つまり、徳妃・里樹妃から見ると、現帝含むその妃達は自分達の子供みたいなもの。
だけど、淑妃・阿多妃から見ると、現帝の実母は皇太后であって、徳妃・里樹妃ではありません。
結果、どちらも自分を敬うべきだと言う立場になっているのです(笑)。
ややこしい・・・。
他方、もっと違う観点から見ると──
徳妃・里樹妃本人は9歳にして未亡人になった上、出家して息子である現帝の妃となったのです。
これまた心中複雑でしょう。
なんだか、あんな態度になってしまうのも分からなくはありません(苦笑)。
まだまだ子供でしょうし・・・。
ちなみに、出家までして息子である現帝の妃となったのは、政略でしょう。
原作では、次のように説明されています。
先帝がみまかられたとき、妃は喪に服すため出家した。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
しかし、それは建前で、俗世を一度捨てることで先帝に仕えたことをなかったことにして、今度は先帝の息子に嫁いだという。親御が権力者だからこそできる荒業だ。
この流れで考えると、悪いのは里樹妃の親でしょうか。
なんとしても、自分の家系から帝を出したいのでしょうか・・・。
園遊会 其の参
食事の時間となり、出される料理を次々と口へ運ぶ毒見役の猫猫。しかし、毒見を終えた料理を前になぜか表情を強張らせる里樹妃の姿に、不審を抱く。
転職も出世も興味なし
あちこちで簪を渡す様子を見て、桜花が説明をしてくれます。
ああやって、花の園に隠れた優秀な人材を勧誘するのよ。
by 桜花『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
まあ、違う意味もあるんだけどね。
「花の園に隠れた優秀な人材」?
前話でも書いたように、園遊会は後宮の外、宮中で行われます。(5話 )
後宮には基本的に男性はいないので、園遊会は侍女達が男性と接触する数少ない機会。
なので、簪はてっきり男女関係の類だと思ってました。
「花の園に隠れた優秀な人材」の勧誘?
ならば、優秀な侍女のヘッドハンティングでしょうか?
確かに、それなら玉葉妃が「あなたは私の侍女なのよ」と言っていたのも頷けます。
梨花妃が猫猫に簪を渡したのも理解できます。
アニメではソバカス化粧を落とす前に言ってますが、原作では園遊会が始まる直前に言っています。
「わかったわ。それにしても」
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
ふふふ、と悪戯っぽい笑いが玉葉妃から漏れる。他の侍女たちも苦笑する。
「あなたは私の侍女なんだからね」
と、玉葉妃は 翡翠 の首飾りを指さした。
ソバカスメイクを落とし綺麗になった猫猫を見て、諭すように言っているのです。
さて、私でもこれだけのセリフで簪の意味が想像できるのです。
頭の良い猫猫が気付かないわけがありません。
なのに、なぜ軽いのでしょうか。
それは原作に答えがありました。
二年の奉公が終えたらさっさと花街に戻るつもりの猫猫には、出世も引き抜きも関係ない話である。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
ちゃんと簪の意味の一面は理解していました。
最短で花街に戻るつもりなので、出世もヘッドハンティングにも興味がないのです。
それどころか──
それよりも、
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
(あんなのにこき使われるのなら、水晶宮で丁稚をしてたほうがましだな)
と、息絶えた蝉でも見るような目をした。
壬氏に簪をもらったので、壬氏の下で働くくらいなら、侍女にあれだけ嫌がらせを受けた梨花妃の水晶宮の方がマシだというのです(笑)。
よほど、壬氏が嫌いなのですね(苦笑)。
ただ、壬氏からの簪を見て、玉葉妃は「私だけの侍女じゃなくなったじゃない」とも言っています。
受け取っただけで了承したことになってしまう?
ならばもっとキチンと説明したほうが良いような・・・。
簪を渡す意味は?
武官・李白
これをどうぞ、お嬢さん。
by 李白『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
言ってる間に、2本目の簪が!
こちらは「花の園に隠れた優秀な人材」探しではなさそう(笑)。
桜花の言う「違う意味」の方でしょう。
猫猫の鋭い観察眼で、李白の腰には簪が何本も!
恥をかく侍女がいないよう、皆に配っているのか。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
猫猫曰く「参加賞」?
バレンタインデーの義理チョコですか!(笑)
メタ的な観点になっていまいますが──彼には名前があります!(笑)
あれだけ出てきた梨花妃の侍女ですら名前はありません。
医官ですら「やぶ医者」のままです! (もしかして「やぶ」が名前!?)
本作では名前があるだけでも上流・・・じゃなくて、主要人物の可能性があるのです!
軽い登場シーンでしたが覚えておきましょう!
壬氏!負けるな~~
ええっ
ライバル関係になるの!?
いや、なんとなく(笑)
まあ相手にならないよね
梨花様、完全復活?
それだけでは寂しいでしょう。
by 梨花妃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
実は私、密かに楽しみにしていました梨花様と猫猫の再会!
あの後、梨花様の身体の具合はどうなのか。
帝との関係を心配していたが大丈夫だったのか。(梨花妃に伝授した技の効果は?(笑))
色々聞いて欲しいことがあったのですが、侍女がいる手前聞くこともできず・・・。
でも、原作によると猫猫は梨花妃の身体を見ただけで健康状態を把握したようです──
(少し太ったかな)
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
それでも、以前の肉体には及ばない。しかし、残った陰りもまた妃の美貌を引き立てていた。濃紺の裳に空色の上着、青い肩掛けを羽織っている。
(少し寒くはないだろうか)
玉葉妃付である限り、梨花妃には肩入れができない。
水晶宮を去った後も壬氏づてにしか、容体を聞いたことがなかった。
たとえ、宮を訪れても侍女たちに門前払いを食らうのはわかっている。
一応、壬氏づてに梨花妃容体を聞いていたのです。
医官はどこ行った!
ホント、それっ!
容体に関する会話がなくとも、実際に梨花妃を見て、健康な状態に戻りつつあると確認できたのです。
梨花妃は立場上、玉葉妃の侍女に対して礼は言えません。
ましてやそれぞれの侍女がいる前でなんて言語道断。
猫猫も玉葉妃の侍女である以上、勅命を果たした今、梨花妃の身体の心配をするわけにはいかない。
(原作によると)「寒くはないだろうか」と気遣いながらも、口にはしない。
二人とも、自分の、そして相手の立場を理解しているから成り立つやりとりなのでしょう。
いや、事前に考えていたのか、梨花妃は感謝の気持ちを簪に込めたのでしょう。
面白いのは、梨花妃が猫猫の化粧に触れなかったこと。
正確に言うと、化粧を落とし雰囲気の変わった猫猫を迷うことなく見つけたこと。
梨花妃の侍女達は論外として(笑)。
以前からよく顔を見ていた壬氏ですら、化粧を落とした猫猫を一瞬別人だと思ったのです。
2ヶ月かかりっきりで看病したから当然と言えば当然かもしれません。
が、梨花妃は、下女やライバルの侍女といった身分や立場ではなく、猫猫を一人の人間として見ていた証拠ではないでしょうか。
反対に腹立たしい・・・いや、どうしようもないのは梨花妃の侍女達。
妃を死から救った恩人に対して、感謝どころか気遣う気もないのです。
だから名前も与えられないんだよ
え!?
名前が基準!?
優劣付けず公平に
これは、玉葉様・・・。
by 侍女達『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
拗ねるどころじゃないかもね。
簪どうするの?
壬氏、李白、梨花妃から簪をもらった猫猫。
次のシーンで、猫猫は、もらった簪を腰に付けていました。
これなら角が立たないのでしょうか?
原作に説明がありました。
桜花の助言を聞いて、とりあえずもらった三本の簪はすべて帯につけることにした。玉葉妃のくれたのは首飾りなので、簪は一本くらいつけていてもいいのだが、それではつけなかった簪と優劣がつくとのこと。常に周りの立場を考えて行動しなくてはならないので、侍女とは面倒くさいものだ。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
1本くらいは頭に付けても良いのですが、それだと他の簪、つまり他の方と優劣を付けてしまい本人や周囲にどんな印象を与えるか分からない。
だから、全て帯に挿したのです。
もらった後も、下さった方に配慮する。
これが侍女のたしなみ。
3本の簪を帯につけたのは、気遣いの結果ということですね。
上位2割
思ったよりお偉いさんなのか。
やはり武官に交ざっても違和感がない。へえ、さっきの武官も末席だが年齢を考えると出世頭か?
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
「思ったよりお偉いさん」とは高順のこと。
「武官に交じっても違和感がない」とは、高順が宦官だからですね。
宦官は女性的になると猫猫は分析しています。(3話 )
つまり身体はふくよかになります。
なのに高順は女性的ではないので──
あまり宦官っぽくない人だよな。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第3話
最初、出会った時から「宦官っぽくない」と評していたのです。
「思ったよりお偉いさん」とはどういう意味でしょうか。
それは席の「並び」を見て理解したのです。
原作にはもう少し詳しく書いてありました。
西側に武官が並び、東側に文官が並んでいる。長卓に座れるのはその中の二割ほどで、あとは乱れなく立ち並んでいる。この体勢で何時間もいるのは、裏方の侍女たち以上に苦行だろう。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
高順も武官側の席に座っていた。
なんと、座っていた武官は、2割ほどしかいないようです。
そもそも園遊会に呼ばれる武官は限られているでしょう。
その中でも上位2割、かつ前の方に座っていたので想像以上に偉いと分かったのです。
同時に末席とはいえ着座している李白。
確かに出世頭ですね。
毒味の仕事
食事タイムで、いよいよ猫猫の出番。
それより毒味だ。
接触部分に曇りはない。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
においも異常なし。
けど嚥下するまでが毒味の仕事。
おお!
毒味の仕事の詳細が、ここで描かれるとは!
目で、固形物や濁りがないかを確かめているのでしょう。
異臭や刺激臭がないかの確認。
最後は口に含み、痺れや変な味がしないかの確認でしょうか。
猫猫は、目視、匂い、味で毒ではないと判断できますが、嚥下、つまり飲み込まないと毒がないことの証明にならないようです。
反対に ──
毒と言うからには飲み込んで身体に症状を出さないと証明にはならないのでしょう(苦笑)。
だから、この後のシーンで ──
毒を飲みきらずに「これ毒です」と言って退室した猫猫は、毒味役に課せられた仕事を放棄したので失格。
そんなので毒と分かるわけがない(なぜなら毒味役はピンピンしているではないか)と怒った大臣は、自ら毒を飲み、結果、毒の証明をしてしまったのです(笑)。
実は大臣、グッジョブ!?
え!?そうなの!?
毒味は見世物?
けど嚥下するまでが毒味の仕事。
あとは真水で口を・・・ん?
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
毒味の途中で、猫猫は何に気付いたのでしょうか?
なんとなく想像は付きますが、原作にはっきりと書かれていました。
(おや)
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
どうやら注目されているらしい。
他の毒見役はまだ、杯に口もつけていない。
猫猫が何もないのを確認すると、恐る恐る杯に口をつけるのだ。
(まあ、普通はね)
恐る恐る毒味をする侍女に、皆が注目していたのです。
気持ちは分かります(苦笑)。
毒味役は高貴な方にしかいません。
高貴な方の食事風景を見る機会など少なく、珍しいのでしょう。
もしかすると毒を飲んで倒れてしまうかもしれない・・・。
平和な宮中では、毒もロシアンルーレット的なエンターテインメントになっているのかと疑ってしまいますね・・・。
胸クソ悪いですね(苦笑)。
李白の方が、とても真っ当です。
怯えながら食事する姿なんて見て何が面白いんだ?
by 李白『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
李白は、毒味役が怯えながら食事をする姿など見たくない、と目を閉じていたのです。
おっと。
李白は優秀なだけでなく、感覚もまともか!
軽そうに見えましたが、意外といい人!?
原作には、その辺がもっと詳細に描かれています。
いかに高級素材を使い、秘伝の技を駆使した会席も、毒見を終えて冷えればうまさは半減する。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
毒見を責めるわけではないが、毎回、おびえた青い顔でゆっくりと匙を口に運ぶさまは、それだけで胃を縮めるのだ。
今日もまた、同じように無駄に長い時間が過ぎるのだと思っていた。
だが、なんだかそうでもないらしい。
あれ?
確かに毒味の怯える姿を見るのは悪趣味だと思っているようですが、毒味を気遣っているようではない様子・・・。
毒味をするので時間がかかり、折角の高級食材の料理が冷めて美味しくなくなる事に苛立っているのです(苦笑)。
一応、「胃を縮める」と言っているので、毒味役を憐れんではいますが、毒味の必要性は理解しているのです。
時代ですね。
「これ毒です」
ど・・・どれだけ美味いんだ。
by 李白『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
猫猫がスープを口にした表情から、どれだけ美味しいのかと驚く李白。
ところが実際、猫猫は毒を味わっていたのです。
どうせならフグがいいな~。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
内臓をうまくスープに忍ばせて、あの舌先がしびれる感じがたまらないんだよな~~。
「あの舌先がしびれる感じがたまらない」の表現は、実際にフグ毒を味わったことがあるということ。
原作でも ──
あの舌の先がしびれる感じがたまらない。あれを感じるために何度、嘔吐と胃洗浄を繰り返したことか。普段は、身体を毒に慣らすために摂取することが多いが、河豚に至っては嗜好品に近い。ちなみにいくら身体に慣らそうとしても慣れる毒ではないことは承知している。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
フグ毒を味わうために、何度も「嘔吐と胃洗浄を繰り返した」と言ってます(苦笑)。
これ、毒です。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
あまりに平然と毒と言い放ち、スタスタと幕外へ出ていく毒味役。
毒味は恐る恐るするもの。
毒があったらその場で(症状が出て)苦しんだりするもの。
ところが、この毒味役は自ら立ち上がり去って行った・・・。
猫猫が飲んだのが毒だと信じられず、そのスープを飲む大臣まで現れてしまったのです(苦笑)。
祭の後
運ばれてきた食事に毒が入っていた。猫猫は、里樹妃と毒味役を呼ぶように言う。
ご機嫌なのは・・・
ごきげんよう、壬氏様。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
めずらしく壬氏に笑顔を向ける猫猫。
しまった。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
毒に浮かれて、つい笑いかけたみたいに。
アニメ鑑賞時。
久しぶりに毒を飲んだので、その嬉しさで頬が緩んだのかと思いました。
が、本当のところは ──
「ごきげんよう、壬氏さま」
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
いつもどおり無表情で返そうとするが、毒の余韻か幾分頬がゆるい。
壬氏に笑顔で返したようで少し腹立たしかった。
「むしろご機嫌はそっちだろ」
毒で筋肉が痺れていたのでしょう。
毒の影響で頬が緩み、笑顔になってしまったのです。
この顔は笑顔ではなく、頬が緩みきった顔だったのです。
毒の影響とは言え、こんな可愛い表情もできるのかと意外で嬉しかった
確かに!
普通の青年
今なら年相応の青年に・・・。
というか、だいぶ幼く見える。こちらの方がまだいいな。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
猫猫を心配してか、焦っている様子の壬氏。
普段のキラキラが微塵もない・・・。
猫猫曰く、普段より幼く見えると言う。
私には、これが壬氏の素に見えます。
壬氏の役目は、後宮内の妃や女官達の主上への忠誠心を計るリトマス試験紙。
猫猫の言う「キラキラさ」は演技しているのではないでしょうか。
「こちらの方がまだいいな」
何だかんだ言って、猫猫が壬氏に好感度を示したのは初めてでは!?
美形と認めていますが「好ましい」と感じたのは初かも
クーッ
何かが始まる予感っ!
でも、新しい簪に乱れた襟。
猫猫は、壬氏が誰かといかがわしいことをしたのではないかと想像します(苦笑)。
なので、原作では、猫猫はとんでもないことを考えます・・・。
(こちらのほうがまだいいな)
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
確かに美形であるが、これなら年相応の青年に見えなくもない。いや、むしろ幾分幼く見える。
今度から来るときは、いかがわしい運動の後にしてもらえるよう高順に頼んでおくか。
聞いてもらえるかは別として。
猫猫・・・
どうしてそうなるの!?
さすが、猫猫さん。
男性に関する感性も、常人には理解しがたい発想です(爆)。
それにしても、壬氏はなぜ違う簪に襟が乱れていたのでしょうか?
全く、全然、1ミリも理由が分かりませんね(棒)。
園遊会で、なぜ壬氏は違うカンザシを挿し、襟が乱れていた?
宮廷医官
効く!
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
さすが宮廷医局の薬!
園遊会が行われているのは宮中であって、後宮ではありません。
つまり、宦官ではない普通の男性がいます。
よって、宮中には、やぶではない優秀な医官がいるのでしょう。(3話 )
だから、猫猫も感心するほどの「さすが宮廷医局の薬!」なのです。
これを使って下さい。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
嘔吐薬です。
胃がひっくり返るほど、よく吐けるように作りました。
前話──
念のため、あれも作っておこう。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第5話
園遊会前夜に作っていたのは、この嘔吐薬ですね。
魚介アレルギー
このような無粋な場所に申し訳ありません。
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
食べられないものはサバですか?
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
里樹妃は魚介アレルギーだったのです。
これは好き嫌い以前の問題です。
今回は蕁麻疹で済みましたが、時に呼吸困難を引き起こします。
知っていて与えたのなら、毒を盛るのと同じ事です。- 中略 -
ひとつ間違えれば、医官であろうと対処できないこと。
命に関わる問題であること。ゆめゆめ忘れないようにして下さい。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
流れから、里樹妃の配膳を入れ替えたのは毒味役の河南でしょう。
河南は、今話冒頭で言っていました ──
── 貞節というものがまるでないわ。
── 好き嫌いばかりで。死にはしないのに。
by 河南『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
アレルギーで食べられないサバを、里樹妃の好き嫌いだと思っていたのです。
アレルギーという病気(症状)を知らないのです。
自分が食べられる物を、食べられない人がいるとは考えたこともないのです。
これも「無知は罪」ですね。
それと──
なぜ、猫猫はここまで見抜いて河南を名指しで注意しなかったのでしょうか。
優しさか、余計なお世話と思ったのか。
梨花妃におしろいをはたき続けた侍女への対応とは大違いです。
配膳を入れ替えた里樹妃の毒味役を、なぜ猫猫は明らかにしなかった?
狙われたのは徳妃・里樹妃
壬氏:これくらいは答えてくれ。狙われたのは徳妃・里樹妃ということだな。
猫猫:他の皿に毒が入っていなければ。
by 『薬屋のひとりごと』TVアニメ第6話
狙われたのは、玉葉妃ではなく徳妃・里樹妃!?
つまり、二つの事件が同時に起きたのです。
- 徳妃・里樹妃にサバを食べさせようと配膳を入れ替えた
- 徳妃・里樹妃を殺そう?と毒を仕込んだ
どちらも里樹妃狙いなのは変わらないですね(苦笑)。
イジメに殺し、一体なぜそこまで里樹妃が狙われるのでしょうか・・・。
「殺そう?」と「?」を付けたのは ──
この毒で死に至るのかハッキリと述べられていないからです。
毒を飲んだ大臣は倒れて医務室に運ばれたようですが、死んだとは聞いていません。
あれだけ注目されている園遊会です。
毒を飲めばすぐに対処されます。
余程の即効性がなければ殺すことなどできません。
大体、毒味役がいるのは周知の事実。
毒味をされれば食事に毒が入っているのはバレ、その先の妃は口にしません。
なぜリスクを犯してまで無駄なことをするのか意味不明。
それでも、毒を混入する理由は──
考えられるのは次の3つでしょうか。
- 毒味をくぐり抜けるのに賭けた
- 殺せなくても、狙われていることを知らしめたかった
- 妃ではなく毒味役を狙った
➊は簡単なようで難しいですね。
毒味でバレないようにするには遅効性の毒が一番です。
でも遅効性の毒だと、妃が飲んで症状が出てから処置されてしまう可能性があります。
処置されないようにするには即効性の毒ですが、それだと毒味で気付かれてしまうのです。
ならばスープのような全体ではなく、固形物の一部に毒を仕込む方が確実ではありませんが、まだくぐり抜ける可能性はありますね。
➋は、あり得ますね。
実際、殺せなかったとしても、目の前で毒味役が倒れれば恐怖を与えられます。
精神的な攻撃を加えることができるのです。
➌は、そもそも論です。
毒味役がいるのに毒を仕込むのは無駄なことだと先に述べたとおりです。
実は毒味役が本命ならば、誰もが妃を狙った毒だと思うので、犯人を特定されない可能性があるのです。
さて、今回の事件はどれに当てはまるのでしょうか。
私は、そもそも現時点では徳妃・里樹妃を狙ったと断言できないと思っています。
そう考える理由は、またどこかで。
園遊会で狙われたのは徳妃・里樹妃?
なぜ狙われている?
園遊会で毒を仕込んだのは誰?
おわりに (『薬屋のひとりごと』6話とは)
髪の毛を頭の上で結い、シルエットまで猫のようになった猫猫。
モテ期到来の無双を繰り広げるのかと思ったら、一転毒混入事件発生!
「これ毒です」
これが、番宣やPVで流れていたワンシーンだったのです。
タイトル回収ならぬ、本作の象徴的なシーン回収!
このシーン、猫猫が大人びて見えたので、私はもっと先だと思ってました。
まあ、前話で気付きましたけどね(笑)。
さて、見目麗しい妃や侍女は勿論、華やかな園遊会はアニメ表現ならでは。
アニメはアニメでとても楽しいですが、原作は一人称で猫猫の心情描写があるのでさらに深く理解できます。
今話では、皇太后や里樹妃のことを聞いて猫猫がどう思ったか。
簪の意味をどう捉えているのか。
久しぶりに見かけた梨花妃を観察した心情描写。
極めつけは、猫猫が毒を飲んで恍惚の表情を浮かべた時の、李白視点の心情描写。
文字で見事に表現されています。
気になる方は、ぜひ原作を手に取って下さい。
アニメ鑑賞後でも楽しめることを保証いたします。
以上、TVアニメ『薬屋のひとりごと』第6話の感想&考察レビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
7話のレビューも書いています。
良かったらご覧ください。
ではでは。
全く抑止になっていないような(苦笑)
疑問点 まとめ(Q&A一覧)
この章では、疑問点をまとめていきます。
- 今話で生まれ解決した疑問は、本文で解説して本章でまとめ
- 今話で解決しなかった疑問を、疑問XX-XX(話数-通し番号)として記録
⇒ 本章「疑問点まとめ(Q&A一覧)」でまとめ - 答えは、推測ではなくできるだけ(原作含む)作品内で明らかになった事実を記載
※推測が入る場合は、断りを入れる
⇒ 解決した疑問は、次話で削除
今話で解決した疑問 (クリックすると答えが表示されます)
今話で新たに発生し、解決しなかった疑問
- 疑問 06-01 園遊会で、なぜ壬氏は違うカンザシを挿し、襟が乱れていた?
- 疑問 06-02 配膳を入れ替えた里樹妃の毒味役を、なぜ猫猫は明らかにしなかった?
- 疑問 06-03 園遊会で狙われたのは徳妃・里樹妃?なぜ狙われている?
- 疑問 06-04 園遊会で毒を仕込んだのは誰?
残っている疑問
- 疑問 02-01 壬氏は、後宮管理者なのに、なぜ後宮の外まで判断を求められている?
- 疑問 02-02 水差しの弁償、仕送りから引いたのは期間限定?
- 疑問 02-03 結局、秘薬は何の為だったの?
- 疑問 03-01 西都の玉葉妃が、異国の姫とは?
- 疑問 03-02 時折、猫猫が左手を見ているのはなぜか?
- 疑問 03-03 芙蓉妃は、どうやって城壁に登ったのか?
- 疑問 05-01 粉を染み込ませた木簡は、誰が何に使っているのか?
- 疑問 05-01 簪(かんざし)を渡す意味は?
今週の感想ツイート
#薬屋のひとりごと 6話
— 時文@ここアニ(薬屋のひとりごとレビュー中) (@toki23_a) November 15, 2023
腰にカンザシ懐に嘔吐剤準備万端整えて
当たり引けば妖艶に思い返してニヤけ顔
毒と薬の腕は確かだが趣味嗜好はド変態🤣
本気で心配する壬氏がいじらしい…
要は、2つ同時に事件発生したのね…ん?
入れ替えたから毒を味わえ
本人は命拾いしたんじゃ…
もしかしてWinWin!?🤣
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