こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『約束のネバーランド 2期』第9話を鑑賞。
2期3話前半まで、原作準拠だったアニメ『約束のネバーランド』。
2期3話後半から、アニメオリジナル展開となりました。
本サイトはアニメ側にポジションを取っているので・・・
アニメの感想を書きつつ──
「アニメで描かれた」ストーリーを補足する形で、原作内容を紹介。
※原作情報は必要最低限にします
#時々、心の声がもれるのは、ご了承を
今話の補足・疑問ポイント
- エマを送り届け、ソンジュはどこへ行った?
- ノーマンの言う「もう手遅れ」とは?
- ノーマンはなぜ鬼絶滅作戦を止めた?
- 町をここまでやっておいて、問題にならないの?
- “グランマ”イザベラ?
- お爺さん鬼は、なぜ今まで邪血を使わなかったのか?
原作情報と私なりの解釈を含め、順に解説します。
約束のネバーランド(2期)
話数 | 各話レビュー | 原作巻数 |
EP01 | 1話R | 5・6巻 |
6巻 (7巻) |
||
EP02 | 2話R | |
EP03 | 3話R | |
EP04 | 4話R | (9・12巻) |
EP05 | 5話R | (12巻) |
EP06 | 6話R | (14巻) |
EP07 | 7話R | (15巻) |
EP08 | 8話R | (16・17巻) |
EP09 | 本レビュー | (18巻) |
※リンクは各話レビューへ
※原作巻数()表記はアニメオリジナル脚本、()内は元ネタ巻数
目次
今回のあらすじ
エマとの約束期限を待たずに、ノーマンは鬼を退化させる薬品の実験を開始。
町の鬼が全滅する前に、ソンジュを連れたエマが到着。
ノーマンを説得し、邪血の血で野良化した鬼を元に戻していく。
人間は、鬼の食料。
人間側から見ると、鬼は「悪」。
だが鬼側から見ると、人間は「生きるのに必要な食料」。
鬼は、人間を食べないと人型と知能を保てない。
生きるために人間の捕食が必要なだけ。
どちら側の視点に立つかで変わってきます。
町の鬼達は、貧しいなりにも必死に暮らしていた。
なのに突如、退化させられ同じ町民に襲いかかる。
仲間同士で共食いし、殺し合う。
町の鬼達から見ると、悪夢。
ノーマン達がやったことは悪魔の所業。
邪血の血を飲むと退化は治せるが、死者は甦らない。
描かれてはないが、相当の死者が出ただろう。
それでもノーマンらを許す鬼達?
素晴らしいと言うべきか、ご都合主義と言うべきか・・・
原作既読だと、どうしても物足りない。
ノーマンはソンジュを連れてきただけでなぜ計画をやめる?
ラムダ組は、なぜそれで満足する?
#後ほど、原作情報交え深掘りします
原作ではノーマンは諸悪の根源である王と貴族を潰します。
文字通り復活できないよう家族もろとも始末する。
城下の町民に薬品を使うのは、どちらかと言うと「ついで」(苦笑)。
目的は、兵を混乱させ分散させること。
殺戮シーンを推奨するつもりはありません。
だけどトップと中枢を潰し、住民にも薬品をまく。
多くの殺生をしたからこそ、ノーマンの「もう引き返せない」が重い。
ラムダ組も王族と貴族を殲滅したからこそ、「もう十分」というセリフがしっくりくる。
アニメオリジナルで、無理をして原作のセリフを使わなくてもいいと思うのですが・・・
いや、原作未読の方々は、楽しめているのでしょう!
と信じて(苦笑)今話も振り返っていきましょう。
解説&感想レビュー 9話
町の広場
「鬼を退化させる薬品」は邪血の鬼には効果がなかった。
ノーマンが自らの手で殺そうとしたその時、エマがソンジュを連れてやってきた。
ソンジュと邪血の爺さんは何をした?
町の広場でエマ達がノーマンと対峙。
流れるような展開でパッと見、ソンジュ、邪血のお爺さんが何をやったのか分かりにくい。
ソンジュはどこへ?
ソンジュは、エマとレイをノーマンの所へ送り届け、自らはどこかへ移動。
ムジカを迎えにでも行ったのかと思いましたが、違いました。
首謀者ノーマンはエマとレイに任せ。
ソンジュは、町で暴れている野良鬼を元に戻しに行ったのです。
そこへ、ムジカ達が到着したのです。
邪血の爺さん何をした?
ノーマンとエマの会話を静かに聞いていた、邪血のお爺さん。
広場に野良鬼が現れたと気づき、自らの腕を切り落とす。
ここで、場面転換。
次に広場が映った時には、野良鬼は大人しくなっていた。
つまりソンジュと同じように、自らの手を野良鬼に食わせ、元に戻したのです。
場面切り替えが頻繁で、広場の野良鬼に対処したのもソンジュに見えますね(苦笑)。
なぜノーマンは絶滅作戦を止めた?
まさか、本当に連れてくるとは。
でも、もう手遅れだよ。
絶滅しか道はないよ。by ノーマン『約束のネバーランド』アニメ2期9話
エマは約束通りソンジュとムジカを連れてきた。
邪血を連れてくれば、ノーマンは鬼絶滅作戦を止めると約束した。
が、これはノーマンにとっては無茶苦茶な取り引き。
邪血の血があっても、食用児が安心して暮らせる世界はできません。
人間を食べなくても問題ない体になったとしても、食べたい鬼は人間の味が忘れられないから食べる。
たとえ全鬼が邪血になったとしても、人間は安心して暮らせないのです。
#詳細は2期7話レビューをどうぞ
それでも、取り引きに応じたのは、エマを町から引き離し「鬼を退化させる薬品」の実験を行うためでしょう。
#詳細は2期8話レビューをどうぞ
では、なぜノーマンは絶滅作戦を中止したのか?
正直、アニメだけでは私には理解できませんでした(苦笑)。
好意的に解釈すると、ノーマンは既に鬼殺しに一杯一杯で心が折れる寸前。
そこへエマ達が駆けつけたと言う感じでしょうか。
ノーマンは全食用児が安心して暮らすには「鬼の絶滅しか道はない」と言っていあた。
あの強い決意はどこへいったのでしょう?
それに、エマとレイは「ドヤ顔」してますが、ノーマンの願いには意味のない邪血を連れてきただけです。
ちょっとご都合主義に見えますね(苦笑)。
原作はどうなっているかと言うと──
原作では、エマは1000年前の「あの方」との約束を結び直し、ノーマンの元へ駆けつけます。
全食用児が「人間の世界へ逃げられる」算段をつけて戻ってきたのです。
もう鬼を絶滅させる必要はないのです。
少なくとも自らの手で、鬼を絶滅させる大罪を負う必要はない。
全食用児が人間の世界へ逃げ、鬼を自然消滅させるか、邪血で人間を食べなくてもいい体にすれば鬼だけで生き続けられるのです。
これがエマが持って帰ってきた代替案。
が、それでもノーマンは手遅れだと言っている状況なのです。
「手遅れ」とは
もう手遅れだよ。
絶滅しか道はないよ。もう無理なんだよ。
僕らのしたことは、確実に農園の知るところとなる。by ノーマン『約束のネバーランド』アニメ2期9話
「鬼を退化させる薬品」を町で使ったノーマン。
確かに町は終わりかもしれないが、町の外へは薬品の効果は及ばない。
町を一つ潰しただけで「絶滅しか道がない」は飛躍し過ぎでは?
では、なぜノーマンは「もう手遅れ」と言ったのか?
これだけ大きな作戦を決行したのだから農園に知られ、農園は躍起になって食用児を追いかけ全面戦争になるという意味でしょう。
果たして本当にそうなるでしょうか?
この町は、人間の肉がまわってこないほど貧乏、もしくは農園から価値がないと思われています。
そのような町を潰したからと言って、農園が動くのか?
農園に知られたことよりも。
この実験だけでなく、ノーマンの指示でこれまで殺戮を繰り返してきた。
多くの命を奪ったことに対して「後戻りできない」⇒「もう手遅れ」なのでしょう。
原作では、エマがノーマンの元へ到着した時、既に王と貴族を全て殺してました。
何千年と続いた王政を崩壊させたのです。
話し合う相手がいなくなったので、エマが望む和平交渉もできない。
王と貴族を潰したので、代わる統治がすぐにできると思えない。
無政府状態で、民衆は大混乱。
人肉の供給が滞れば、鬼は自滅していく。
だからノーマンは「もう手遅れ、絶滅しか道はない」と言ったのです。
事故に見せかける
町には野良鬼が溢れ、共食いをしていた。
ノーマンが言うには「手遅れ」状態。
野良になった鬼も邪血の血で戻ったとは言え、あれだけの惨状、死者も出たでしょう。
にも関わらず、問題なく町は落ち着いた?
一度、ここを離れた方がいい。
人間の仕業だと知られる前に。by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期9話
人間の存在を隠して、(恐らく)事故に見せかけたのです。
人肉不足で、今にも野良化してしまいそうだった町です。
それが突如、暴発したとでも説明をしたのでしょう。
前話の実験開始時、広場からラムダ組4人が町へ散っていきました。
てっきり鬼に復讐しに行ったと思っていたのですが殺してない、もしくは姿を見られてないということなのでしょう(苦笑)。
ノーマンがしてきたこと
もう遅い。
もう引き返すことはできないんだ。by ノーマン『約束のネバーランド』アニメ2期9話
アニメではカットされていますが、原作のノーマンはここまでに多くの殺生をしています。
原作でのノーマンの言葉はもっと重いのです──
だめなんだ・・・
もう遅いんだ・・・僕はもう戻れない場所にいる。
エマ達の隣を歩くなんてできないんだ。※アニメではカット
by ノーマン『約束のネバーランド』原作コミック18巻
アニメで描かれたのは幾つかの農園を潰し、鬼相手に実験を行ったこと。
原作ではそれ以外にも。
王や貴族、兵士を皆殺し。
栄養供給装置を外すと生きられない食用児は見捨て。
ムジカとソンジュを殺そうとしました。
#どれもこれも、食用児が安全に暮らせる世界をいち早く作るため
それでもエマは、ノーマンの隣を歩きたいと言う。
たった今、奪ったばかりの王と貴族の屍がある中で。
ノーマンの行いを全て理解し、飲み込んだ上での──
一緒にもがいて、一緒に笑おう。
一緒に大人になろう。by エマ『約束のネバーランド』アニメ2期9話
たとえ大量殺人(鬼)をしていても、全て許す。
なぜなら、それもこれもみんな、食用児のためにやってきたと知っているから。
ノーマンの行為を全て受け止め、共に悩み、共に苦悩し、共に歩もう。
何があっても救い出す。
それが家族、兄弟、親友。
原作18巻の表紙は、その構図を描写しているのです。
町の外れ
ノーマンは、自分の気持ちをラムダ組に話す。
「僕のしたかったことは鬼への復讐ではない、家族を救うことだ」
原) ノーマンは後悔していない
僕は間違えた。
僕は時間がないことを言い訳にし、選びたくない道を正しいと思い込もうとした。
by ノーマン『約束のネバーランド』アニメ2期9話
間違いを認めたノーマン。
これは原作にはありません、アニメオリジナル。
原作では、王・貴族を殺したことに後悔していません──
王・貴族を殺したことに悔いはない。
でも、これ以上は殺さずに済むのなら、もう誰も殺したくない。by ノーマン『約束のネバーランド』原作コミック18巻
700年前、ムジカが自らの血を使って増やした邪血の鬼。
それらの鬼を、根絶やしにしたのは王と貴族。
食用児を完全掌握し、鬼の生殺与奪権を握っていた方が、何かと都合がいいから。
諸悪の根源である王・貴族を抹殺したことをノーマンは後悔してません。
アニメでノーマンに間違いを認めさせたのは、国や農園とは関係のない鬼を殺そうとしたから。
罪のない鬼のみをターゲットにしたから、誤りを認めたのでしょう。
ラムダ組は納得?
本当は、もう誰も殺したくない。
絶滅は選びたくない。
残された時間で、今度こそ悔いのない選択をしたい。by ノーマン『約束のネバーランド』アニメ2期9話
あれだけ、鬼への復讐心を燃やしていたラムダ組。
ノーマンの言葉を聞いて、シスロとバーバラは納得?
ザジはノーマンに絶対服従なので分かりますが・・・
アニメでは説明だけで描かれてはいませんが、ラムダ組はいくつもの農園を潰してきました。
その際に、相当な数の鬼を殺しています。
その上、原作では、王都決戦で城内にいる数百もの鬼を殲滅。
#全てラムダ組がやったわけではありません
最後に、王と貴族を全滅させ、ラムダ組も満身創痍。
そこで、このセリフ。
鬼が絶滅したわけではないが、元凶を潰したことにより一区切り着いた心情だったのです。
原作では、シスロはこんなことを言ってます──
ここまでやってくれりゃ、十分だろ。
そりゃ鬼は憎いしムカつくし、ゆるせねぇ。
復讐はしてぇけどよ。復讐より俺はボスが大事だ。
俺はあんたについていくよ、ボス。※アニメでは一部カット
by シスロ『約束のネバーランド』原作コミック18巻
GFハウス
フィル達が出荷!?
農園は、偽の情報を流し、エマ達を誘き寄せる。
“グランマ”・イザベラ?
彼らは全員で戻ってきます。
そうですよね、グランマ・イザベラ。by ピーター・ラートリー『約束のネバーランド』アニメ2期9話
2期では、4話で再登場した、ママ・イザベラ・・・
「グランマ」イザベラ!?
いつのまに昇格したのか。
2期4話で再登場した際、イザベラは収監され、グランマ・サラはまだいました。
そのグランマの座を奪ったのです!
と驚いていますが、原作準拠です(笑)。
2期4話のタイミングで出てきたのはアニメのみ。
原作では終盤になって判明します。
ただ、セリフはアニメオリジナル──
鬼:お前なら連れ戻せるか?あの食用児達を。
イザベラ:もちろんです。-中略-
イザベラ:かならず連れ戻します。あの裏切り者の食用児達を、一人残さず。
by 『約束のネバーランド』アニメ2期9話
早いタイミングで、イザベラが復活したので、原作とは違う展開になるのかと期待をしていました。
鬼はフルスコアを早く取り戻したいからイザベラにチャンスを与えた。
1年以上(原作での再登場は2年後)成果なしが許されるわけがないと思ってましたから(笑)。
原作では人質救出
無線を通じ、GF農園の全員出荷の情報を流しました。
彼らは必ず、救出に戻ります。by イザベラ『約束のネバーランド』アニメ2期9話
無線機を使って定時連絡を傍受するのは原作にはなく、アニメオリジナル。
なるほど、わざわざ無線機をアニオリで出していたのは、ニセ情報でGFハウスへ誘き寄せるためだったのです。
アジト
GFハウスに残してきた4歳以下の子ども達が出荷されるとの連絡が。
ハウスの情報を入手し、救出に行く決意をする。
邪血
私はこの700年、邪血であることを隠して生きてきた。
食わずともよい肉もあったやもしれん。周りが飢えと退化に苦しむ中、この血の力を使えば、私が行動を起こせば、救えた命が沢山あっただろう。
しかし、そうすれば自分の身も、家族の命も危険にさらすことになる。
そう、自らに言い聞かせ、見て見ぬ振りをしてきた。
ずっとここで祈りながら、これで良いのかと。by ヴィルク『約束のネバーランド』アニメ2期9話
700年前、ムジカは自らの血を使って貧しい村を救いました。
邪血を増やしたのです。
ところが、邪血の能力を持った鬼は全て捕らえられ抹殺された。
どうやったかは分かりませんが、邪血のお爺さんはその生き残り。
自分が邪血だとバレると、自分は勿論、家族も命を奪われる。
人間の肉が手に入らず、退化寸前まで状況が悪化していたにも関わらず何もできなかったのです。
邪血のお爺さんを責めることができるのか?
否、責めるべき相手が違います。
邪血という手段があるにも関わらず、その存在を許さず潰してきたのがそもそもの問題。
この世界での諸悪の根源は農園。
農園を変えなくては、鬼の世界にも安泰はなく、エマの鬼をも救う理想は叶わないのです。
だがこれで、何かを変えられるかもしれない。
私にはそれが何を意味するのか分からないが、確かに渡したぞ。by ヴィルク『約束のネバーランド』アニメ2期9話
お爺さんがエマに渡したペンのメモリにはGFハウスの情報が。
全ての元凶である農園、そしてピーター・ラートリーがいる場所へ繋がっていくのです。
ペンのメモリ
これを食用児達に。
彼らに少しでも希望を。by ヴィルク『約束のネバーランド』アニメ2期9話
邪血のお爺さんからもらったミネルヴァのペンのメモリ。
メモリには、GFハウスの詳細な地図が。
そしてなぜか薬の副作用の治療薬製造法まで・・・
メモリになぜGFハウスの設計図が入っていたのか?
ここが人間の世界へ繋がる門?
by エマ『約束のネバーランド』アニメ2期9話
GFハウスは鬼の世界と人間の世界をつなぐ、数少ない門の一つだからです。
エマとエマ
あの・・・あなたは私たちの仲間に、いっぱい酷いことをされたんでしょ?
ごめんね。
by エマ(鬼)『約束のネバーランド』アニメ2期9話
邪血のお爺さんヴィルクは原作には登場しません。
アニメオリジナルキャラクター。
鬼のエマも同じくアニメオリジナル。
2人が出てくるシーンは全てアニメオリジナルです。
鬼にとって人間は食料。
彼らの前に差し出されるときは、人間は既に事切れている。
鬼の前で話すことはない。
意思を示すことはない。
お爺さんは、人間が死に際まで食用児を案じていたのを見て、人間も強い意思を持つのだと知る。
でも食べなくては、人型と知性を保持できない。
お爺さんも悩んできたのです。
そして、エマとエマ。
お爺さんの話を素直に理解し、人間を食料としてではなく「意思ある対等の存在」として見る目。
鬼の中にも優しい鬼がいる。
人間を対等に見る鬼がいる。
このシーンは良いアニメオリジナルですね!
ヴィンセントの裏切り!?
と感動していたのに、ラストのヴィンセントの不穏な動き!?
まさか、まさか・・・
ノーマン大好き男のヴィンセントが!?
おわりに (『約束のネバーランド』2期9話とは)
原作既読の私からすると、どうしても物足りなく感じてしまいました。
原作の大部分をカットして、うまくまとめているように見えますが・・・
要所要所で、原作の場面とセリフが使われる。
原作にあるセリフを聞くと、原作の状況が頭に浮かび上がる。
となると、違いが気になりアニメに集中できない。
これの繰り返しでした(苦笑)。
唯一の救いはエマとエマ。
子鬼エマはアニメオリジナルなので、素直に見ることができました。
人間は鬼のことを知らなかった。
鬼も人間のことを知らなさすぎる。
人間を食料と思っているのだから気にしたこともないのでしょう。
それが、目の前で必死に生きる人間を見て、自らの認識を改める。
鬼も人間と同じ。
ますますこの気持ちが深まります。
2期は、原作未読の方が楽しめるかもしれないですね。
ではでは。