こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『約束のネバーランド 2期』第2話を鑑賞しました。
今話は原作 6巻 46話~49話(約78ページ)をアニメ化。
前話は、原作160ページ分進むという強行軍!
今話は、少し落ち着きました。(ホッ)
#それでも1期に比べると進み具合が早いです。
原作シーンが少しカットされているので、原作情報交え解説します。
今話の補足・疑問ポイント
- なぜ30年前と質問したのか?
- レイはなぜ、地球ではない、2046年ではないと考えたのか?
- 人間への世界の手掛かりが「ある」?
- なぜ、ミネルヴァに二つの世界を渡る方法を聞く?
- 追っ手に向かう場所を知られた?
- レイの料理になぜあれほど驚いたのか?
原作情報と私なりの解釈を含め、順に解説します。
ここでは、以下の観点でレビューします。
- アニメだけでは気付きにくい点を「解説」
- 必要に応じて、原作コミックの情報を加味して「補足」
※エピソード単位の原作情報には見出しを「原)」で開始 - “原作既読者”目線の「感想」
作品理解の参考にしていただければ幸いです。
次話以降のネタバレは「なし」なのでご安心を!
約束のネバーランド(2期)
話数 | 各話レビュー | 原作巻数 |
EP01 | 1話R | 5・6巻 |
6巻 | ||
EP02 | 本レビュー | |
EP03 | 3話R | |
EP04 | 4話R | アニオリ展開 |
※リンクは各話レビューへ
目次
今回のあらすじ
エマとレイの命の恩人、ムジカとソンジュ。
二人は鬼だった・・・
ソンジュからこの世界の歴史を聞き、どこかに「人間の世界」があることを知る。
エマとレイは、「鬼の世界」からの脱獄を決意する──
「あの農園」を知っている謎の少女は鬼だった──
言葉も分からない野良鬼。
言葉も話せ知能の高い鬼。
そして、人を食べない鬼。
この世界は、鬼の世界。
人は食料に過ぎず、GFハウス内が如何に安全だったか分かった1話2話。
なのに、子ども達は、誰も泣き言も言わず前向きなのが、心強い。
ソンジュから聞いた、鬼と人間の歴史。
この世界で、人間が安住できる場所などない?
厳しい現実を突き付けられたのに、エマとレイは歓喜する──
この世界ではない「人間の世界」が存在する。
『約束のネバーランド』1期は、「GFハウス」からの脱獄。
これからは「『鬼の世界』からの脱獄」が目的なのです!
では、振り返っていきましょう。
解説&感想レビュー 2話
食事の準備!?子ども達は!?
エマは耳のケガが悪化し倒れ、レイは追っ手に囲まれ万事休すの所を、ムジカとソンジュに助けられた。
ところがその二人も、鬼だった──
少女の正体は鬼!
なあ、なぜ鬼が食料を助けたんだ?
鬼なんだよな、あんたもあの男も
教えてくれよ
なぁ、鬼さんよby レイ『約束のネバーランド』アニメ2期1話
窮地を救ってくれた二人は鬼だった!
大男のソンジュはともかく、ムジカは背格好と言い、頭巾から見える顔の下半分は確かに少女。
しかし、足は確かに鬼のモノ!
エマも足を見るまで信じられませんでした──
気付かなかった・・・
だって、こんなにも人間に・・・
背丈も姿も・・・※心情描写なのでアニメではカット
by エマの心情描写『約束のネバーランド』原作コミック6巻
原) ムジカの声を聞き、助けてくれたのはムジカだと確信
原作の本編と本編の間にある「オフシーン」。
#いわゆる「おまけ」
エマが助けられるシーンが描かれてます。
エマが森で倒れた時、見知らぬ声で励まされる──
それが、ムジカの声。
エマが目を覚ましムジカの声を聞き、森で助けてくれたのはムジカだと確信します。
その後、彼女が鬼だと分かったので余計に驚いたのです。
森で倒れた時に助けてくれたムジカ。
「人間を助けてくれた」から「鬼ではない」と思っていた。
が、鬼だと分かり、驚き、皆の心配をしたのです。
なぜなら「全ての鬼は、人間を食料として食べる」と思っているから──
みんなはどこ?
食事の支度って、まさか・・・by エマ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
食事とは、子ども達が食材だと考えたわけです。
命の恩人に、失礼な対応です(笑)。
が、エマにとっては、鬼は、兄弟姉妹を食べてきた憎き仇。
真実を知ってからも、ずっと鬼に悩まされ恐れてきたのだから仕方なし。
後にソンジュも言うように、それ位の警戒心がないと、ここでは生きていけない。
レイはもう少し冷静です。
この鬼達は子ども達を食べてないことを確信している様子。
原作では、「なぜ助けたのか」と質問する前に礼を言ってます──
ありがとう、助けてくれて。
じゃなきゃ、俺達マジで危なかったと思う。
心から礼を言うよ。・・・一つ聞きたいことがあるんだ。
なぜ俺達を助けた?※アニメではカット
by レイ『約束のネバーランド』原作コミック6巻
エマは、子ども達が心配で、恩を忘れてしまったのでしょう。
後で謝っていますしね。
私は疑い深いので、逆にそこまでムジカとソンジュを信じて良いのか?と勘ぐってしまいます(苦笑)。
人間を食べない鬼
子ども達は無事だった。
それどころか、ムジカとソンジュに馴染んでいた。
二人は、エマとレイを救った恩人なのだ。
私達は人間を食べない。
だから、あなた達のことも食べるつもりはないよの、安心して。by ムジカ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
子ども達が馴染んでいるのは、感謝しているから
どういうことだ?
こいつら超馴染んでるけど・・・by レイ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
エマとレイが寝ている間に、子ども達はムジカとソンジュに馴染んでいた。
エマは──
それだけここまで、みんな丁重に扱われたってこと?
※心情描写なのでアニメではカット
by エマの心情描写『約束のネバーランド』原作コミック6巻
と推測するが、真実は違う──
ギルダ:何かするなら、もうとっくにされてると思う。
ドン:俺達には、エマとレイを助けてもらったことの方が重要だ。恩人だ、信じようぜ。
by 『約束のネバーランド』アニメ2期2話
エマは、ドンの言葉を聞き、認識する──
そうだ、今こうしていられるのは、全部──
※心情描写なのでアニメではカット
by エマの心情描写『約束のネバーランド』原作コミック6巻
ムジカとソンジュがいなければ、少なくともレイは追っ手に。
エマの傷は悪化し助からなかったかも。
残された子ども達は・・・
ムジカとソンジュは、エマ達の命の恩人なのです。
「疑う」のではなく、まずは「感謝」しなくてはならいのです。
鬼である二人の礼儀
エマが、そう考え始めたとき、食事が始まる──
御恵み、浄き糧、今この幸いを祝わん。
天と地、命に感謝し──いただきます。
by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
ハウスでの食事の前に、必ずしていた挨拶「いただきます」。
ソンジュの声に導かれ、子ども達も合わせて、感謝する。
鬼と人間が囲む食事。
いや、エマにとっては、捕食側と食料が一緒に食事をする奇妙な光景。
まだ、ムジカとソンジュを信じてない、エマは混乱したでしょう。
だけど、疑念を払拭するような、ソンジュとムジカの所作。
自然と、一緒に挨拶をする子ども達。
私は、ムジカとソンジュの「いただきます」がとても美しく見えました。
鬼は人を食べるかもしれない。
が、こうして命に感謝する鬼もいるのだと──
一体、鬼とは・・・
この世界は、確かに2046年の地球
ムジカとソンジュは、宗教上の理由で、人間を食べない。
エマとレイは、ソンジュに尋ねる──
30年前、人間に何があったのか?
世界は今どうなっているのか?
人間を食べないのは信仰
宗教上の理由さ。
信仰のために人間を食わないと決めている。by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
「信仰のために人間を食わない」と聞くと、ひねた私は「食べる事はできるのね」と考えてしまう(笑)。
“今は”食べてないだけで、人間を食べたことはあるのではないか?
アニメや漫画の見過ぎか、いつか枯渇して食べる展開ではないのか、と(苦笑)。
が、信仰上食べないというのは、現実世界で言うと、これまでも一度も食べたことがないということ。
レイやエマが突っ込まなかったのが気になりますが、ここは、一旦信じておきましょう(笑)。
現実世界でも、宗教、文化上の理由から「食の禁忌」はあります。
イスラム教の豚は、よく知られてます。
30年前はどこから?
30年前、人間に何があったの?
世界は今、どうなっているの?by エマ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
ソンジュも疑問に思った、なぜ30年前?
レイとエマは少なくとも30年前まで人間文明があったのではないかと推測してました。
その根拠はGFハウスにあった図書室の本です。
レイが見つけた、一番新しい本の出版年は2015年。(1期2話)
2015年出版の本で、ミネルヴァさんはメッセージを送ってきた。(1期6話)
これらにより、30年前は本を出版できるほどの人間文明社会が存在していたと見込んでいたのです。
シスターからの聞き取りで、31歳のママが農園生まれだと知り、農園が30年以上前から存在していたことは知ってました。それでもかすかな希望を持っていたのでしょう。(1期7話)
地球じゃない?2046年じゃない?
30年という数字がどこから出てきたかは知らんが、世界はもうずっと昔からこのままだ。
by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
「世界はもうずっと昔からこのままだ」
つまり、「30年以上前から」ずっと変わってないということ・・・
レイは一つ考えていたことをぶつける。
ここは地球じゃないのか・・・ここは別の惑星で・・・
だから奇妙な生き物が──なら暦が「嘘」か!?
今は2046年ではなく、もっと──by レイ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
前話、森で見た原生林のような大きな植物、見たことがない生き物。
図書室の本で得た世界とは、まるで違う現実。
これらにより、ここは地球ではない、もしくは遠い未来なのではないか、と考えていたのです。(2期1話)
ですが、ソンジュにはっきりと否定される──
ここは地球で、今は紛れもなく2046年。
人間の暦の一つでな。by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
鬼が支配するこの世界は、まちがいなく、2046年の地球なのです。
1000年前の「約束」
ソンジュは、1000年前に交わされた鬼と人間の「約束」について話し出す。
取り決めを交わそう。
「人間は”鬼”を狩らない、だから”鬼”も人間を狩らない」
「お互い世界を棲み分けよう」全ての始まりはこの”約束”だ。
by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
ここは人間の世界ではなかった
ここは、その時別れた”鬼”側の世界・・・
by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
エマ達がいたのは、地球だが、人間の世界ではなかった。
人間と鬼が世界を棲み分けた”鬼側”の世界だったのだ。
そもそもこの地には、もう1000年、人間の国も社会も都市もなかったんだ。
※アニメではカット
by エマ『約束のネバーランド』原作コミック6巻
この世界に、人間の社会はない。
人間が安心して暮らせる場所はない──
1000年間変わってないのだから、すぐに状況が変わるわけでもない。
ソンジュは、厳しい現実をエマとレイに伝えたのです──
ただ「人間の世界」がある!
やったぁ!よかったぁ!!
最悪だけど!最悪だけど!!
その先があった!!人間の世界が別にある。
鬼がいない世界が他にあるんだよ!by エマ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
レイは幼児期健忘症で、生まれてからの記憶がある。
生まれてこの方、11年間、GFハウスには外から干渉はなかった。
食用の人間が飼われているのに。
これだけの子ども達が、囲われ食われ続けているのに。
助けが来ることがないのは勿論、その気配すらなかった。
レイは、GFハウスの外は、最悪人間がいない「完全な鬼の社会」だと考えていました。(1期2話)
それは、ある意味正解。
つまり、”最悪”の予想が当たってしまった。
が、別の世界とは言え、「人間の世界」が存在することが分かったのです!
たとえ「二度と往き来できない」と約束されていたとしても。
たとえ「約束されてから1000年間」誰も往き来していなくても。
大丈夫、見つけるから
by エマ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
見つけられる根拠も手掛かりも何もない。
だけど、これまでもそうだった。
GFハウスの脱獄など不可能だと思われていた。
全員での脱出などあり得ないとされていた。
不可能を可能にしてきた、子ども達。
そして、これが『約束のネバーランド』の主人公エマ!
向かえB06-32へ
エマ達は当初予定どおり、ミネルヴァが残したメッセージに残されたポイントへ向かう。
原) 「人間の世界」への手掛かりはミネルヴァ!
ソンジュの話を聞いて、「人間の世界」へ行く方法を見つけると言うエマ。
アニメだと根拠なく言ってるように見えますが、原作では根拠も描かれてます。
取り決めから1000年、二つの世界、往き来はない。
-中略-
ハウスで触れたあれら全て、鬼が勝手につくり上げた”偽の人間文化”ってことになる。
違う。
あれは、”作り物”なんかじゃない。
万一そうならなぜ旧型の中古品ばかり送られてきた?
なぜ「ウーゴ冒険記」が混ざるんだ?
なぜミネルヴァのメッセージが?あれは人間がつくった物だ。
人間がつくった、人間の世界で。-後略-
※心情描写なのでアニメではカット
by エマとレイの心情描写『約束のネバーランド』原作コミック6巻
ハウスにあった人間文化の品々。
これらは、人間の世界から持ってきたモノ。
約束が交わされる前の物?
人間が「鬼の世界」に残していった物?
いいえ。
約束が交わされたのは”1000年”前。
いくら中古品と言えど1000年も昔の物ではありません。
#それに1000年前は日本では平安時代、その頃の物ではありません
だから、エマとレイは約束後も人間の世界と往き来はありと推測。
その往き来にミネルヴァが噛んでいると睨んだのです。
ミネルヴァに会うことが、人間の世界へ行くことに繋がる!
ミネルヴァが示した場所に向かうのは間違ってなかったのです!
だから──
ミネルヴァさんに会って、二つの世界を渡る方法を聞く。
by エマ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
と言ったのです。
追っ手がメッセージを見つけた!?
GFハウスの追っ手が、レイがエマ達に残したメッセージを見つけた。
メモの内容はアニメではカットされていました。
解説は前話でしているので、2期1話の各話レビューをどうぞ。
だけど「06-32」だけでは、どこのことかは分かりません。
ミネルヴァが残したペンで位置を把握しないと一見分からなくなっています。
ムジカとソンジュの目的は?
住んではいないわ。
旅をしているだけよ。各地を転々としているの。
by エマ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
ミネルヴァの元へ行きたいエマ達を、地下道を使って案内してくれるムジカとソンジュ。
彼らは、ここに住んでいるわけでもない。
各地を転々と旅している。
一体なんのために・・・
原作では、もう少し会話があります──
ムジカ:旅をして各地を転々としているの
ドミニク:(なんで?)ソンジュ:(・・・さぁ、なんでかな)
※()内はアニメではカット
by レイ『約束のネバーランド』原作コミック6巻
何でも教えてくれたソンジュとムジカ。
旅をしている目的は教えてくれませんでした。
そう言えば、アニメの素敵なED。
これは、ムジカとソンジュが旅をしているイメージなのでしょう。
なぜ各地を転々としているのか・・・
どれだけの年月旅をしているのか・・・
温かいご飯
子ども達はソンジュとムジカに、外で生き抜く最低限の知識と技術を教えてもらう。
子ども達が料理をしたのは初めて
エマ:おいしい、何コレ
レイ:料理エマ:なんでなんで、どうやったらこんなおいしくできるの!?
レイ:別に・・・ムジカに教わった通りつくっただけ-中略-
ドミニク:お芋つぶした
ジェミマ:お団子つくったのームジカ:みんな、初めてなのにとても上手だったわ
by 『約束のネバーランド』アニメ2期2話
このセリフ、不思議に思いませんでしたか?(笑)
GFハウスでも、子ども達は食事していました。
ハウスにいたのは、ママと子ども達だけ。
ママ一人で、あれだけの人数の料理を作っていたわけではありません。
子ども達も手伝っていました。
にもかかわらず、まるで初めて料理したかのような会話。
実は、GFハウスでの食事は、本部から送られて来る料理を温めるだけ。(原作3巻より)
#いわゆるセントラルキッチン方式
食材から料理を作り味つけしたのは、この時が初めてなのです。
だから、驚いていたのです。
もしかすると、ハウスの食事よりおいしかったのかもしれないですね。
生き物の殺し方
ソンジュと共に地上へ出たエマは、生き物の殺し方を教えてもらう。
3日が経過
ソンジュ曰く、森を抜けるのに5日。
その内、3日が経過。
3日間、移動しつつ、料理、食べられる植物と薬草の知識、そして弓や銛の使い方を教えてもらったのです。
二人と一緒にいるのは、残り2日。
だけど、一度も生き物を捕ってないのです。
エマの弓の腕前が上がったのは、本来エマはスポーツ万能だからですね。
原作では飛んでいる鳥を弓で射貫きます!
グプナは血抜き
次はグプナだ。
気をつけて持て、ヴィダという吸血植物だ。
これを獲物の胸に刺せ。神に糧を捧げる。
神が受け取ったら花が開く。そしたらその肉は食べてもいい。
それがグプナ。俺達の伝統的な肉の屠り(ほふり)方だ。
これは血抜きも兼ねている。
やると肉が長くもつ。by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
エマがこの世界の真実を知った、コニーの出荷。
泣いてはいたが、さっきまで元気だったコニーの胸に刺さる一本の花。
アニメでも衝撃的なシーンでした。
グプナは儀式っぽいけど、血抜きも兼ねる実用的なこと。
血抜きをして長持ちさせていたのです。
エマ:生きてる内に刺すの?
ソンジュ:そうでなきゃ、血抜きにならんby 『約束のネバーランド』アニメ2期2話
吸血植物だから、植物が吸い上げるのかと思いましたが、違うらしい。
「生きてる内に」つまり「心臓が動いている」、心臓の力で血液を送り続け、吸血植物に吸わせるのです。
コニー達もこの方法で・・・
ということは、コニー達は失血死で死んでいったのです。
確かにコニーに大怪我の後はありませんでした。
気絶や寝ている間に血を抜いたのでしょうか。
いえ、コニーの目は、あの時、開いていたのです・・・
・・・考えるのは止めましょう(苦笑)。
人間も生き物を殺して食べている・・・
食べられたくない、生きたい。
でも、私達だって食べてきた。
この先も食べなければ生きていけない。by エマ『約束のネバーランド』アニメ2期2話
そうです。
エマ達は、兄弟姉妹を食べる鬼達を憎んでますが、自分達は動物を食べているのです。
食べなければ生きていけないのです──
エマは、この時何を思ったのでしょう・・・
おわりに
ついに明かされたタイトルの意味。
『約束のネバーランド』の「約束」とは、人間と鬼が交わした約束のことだったのです。
1000年前に交わされた人間と鬼の約束。
その約束で、人間と鬼の争いはなくなり、二つの世界が始まった。
1000年間誰も往き来したことがない、鬼と人間の世界。
その「鬼の世界」が今の舞台。
準備と態勢を整え、他の子ども達を救い「人間の世界」へ行く決意するエマ達。
世界を旅してきたソンジュも、それは妄想だと感じる。
が、エマ達は、不可能と言われた「GFハウスからの全員脱獄」と成功させた。
次の目的は「『鬼の世界』からの脱獄」。
手掛かりはミネルヴァ頼りだが、目標を持つことで自らを奮い立たせる。
不可能を可能に!
次週も楽しみです!
ではでは。