こんばんは。時文です。
TVアニメ『約束のネバーランド』第9話鑑賞しました。
今回は原作 4巻 26話~29話半ば(約70ページ)まで進みました。
3.5話分だからと言って、決して駆け足にならず。
内容(モノローグ以外)はほぼ原作通りです。
むしろノーマンの心情描写に充分な時間を取ってくれてうれしい限り♪
展開スピードも、慣れてしまったのか、早いとは思いませんでした。
心情描写はこれまで同様カットされてます。
分かりにくい点は少なかったと思いますが、知って(描いて)欲しい点はありました。
- なぜ、ノーマンが出荷されることに気付けなかったのか
- エマはノーマンの手を握った時、どうして驚いたのか
- ノーマンは、死ぬのは恐くないのか。
- ロープを取られ悔しがっていた割には、簡単に作っていたのはなぜか
原作情報と私なりの解釈を含め、順に解説します。
さて、ここでは、以下の観点でレビューします。
- アニメだけでは気付きにくい点を「解説」
- 必要に応じて、原作コミックの情報を加味して「補足」
- “原作既読者”目線の「感想」
作品理解の参考にしていただければ幸いです。
※今話の「ネタバレあり」。次話以降のネタバレは「なし」。ご安心を。
約束のネバーランド(1期)
話数 | サブタイトル | 各話レビュー | 原作巻数 |
EP.01 | 121045 | 1話R | 1巻 |
EP.02 | 131045 | 2話R | |
EP.03 | 181045 | 3話R | |
2巻 | |||
EP.04 | 291045 | 4話R | |
EP.05 | 301045 | 5話R | |
EP.06 | 311045 | 6話R | |
3巻 | |||
EP.07 | 011145 | 7話R | |
EP.08 | 021145 | 8話R | |
EP.09 | 031145 | 本レビュー | 4巻 |
EP.10 | 130146 | 10話R | |
EP.11 | 140146 | 11話R | |
EP.12 | 150146 | 12話R | 5巻 |
目次
前回のあらすじ
本部からの手紙は、シスター・クローネへの辞令だった。
ママ(イザベラ)の策略だと確信しながらも、指示に従うしかないないシスター。
門へ向かい、グランマへママの失態と掴んだ秘密を報告する。
だが、シスターの声が受け入れられることはなかった──
一方、ノーマン達は塀の外の下見に。
レイはママを引き付ける役だが、突如ママに、内通者としての役目を解除され、部屋へ閉じ込められてしまう。
ノーマンとエマの前に現れたママは、ついに本当の顔を見せる。
下見を強行しようとするも、失敗に終わった・・・
そして、ママは言い放つ。
── おめでとう、ノーマン ──
── あなたの出荷が決まったわ ──
今回のあらすじ
エマの足が折られ、ロープを取り上げられ、下見は失敗。
それよりも、ノーマンが明日出荷されることに・・・
今すぐ脱獄することもできず、ノーマンを死なせたくもない。
3人が出した結論はノーマンが逃げたフリをして潜伏する作戦。
翌日、ノーマンは作戦通り、森を抜け塀に登り、ついに外の下見に成功。
しかし、そこで見たものは・・・
前話、本部の事情が変わり、ノーマンが出荷されることに。
ママはノーマン出荷を穏便に行うために、一気に手を打ってきた。
仲間思いの考えを逆手に取った、ママの策がハマります。
ノーマンの出荷を止める手はなしかと思われましたが、エマが面白い案を。
これでノーマンは生きながらえると思ったのですが・・・
ノーマンだけでなく、皆の行く末に関わる事実が判明・・・
でも、ノーマンは隠れることができたのではないか。
なぜ、ノーマンは隠れるのを諦めたのでしょうか・・・
では、振り返っていきましょう。
解説&感想レビュー
GFハウス 井戸(レイ/ドン/ギルダ)
レイ、ドン、ギルダは困惑する。
ママに全てを見破られ、ロープを取られ、エマは足を折られ、ノーマンは出荷。
午前中、一緒にいたシスターは今はもうこの世にいなくて、明日の夜にはノーマンが?!
ノーマンを満期前に出荷するのはあり得ない
施設の秘密を知ってから、初めての出荷が、よりによってリーダー格のノーマン。
でも、なんで、どうしてノーマンが出荷なの?
by ギルダ『約束のネバーランド』TVアニメ9話
最年長フルスコアの3人は特別。
鬼達の好みで言うと、フルスコアこそ、12歳満期で出すことが望まれる。
だから、この時期にノーマンが出荷されることは、レイはもちろん、ノーマンも想定していなかったのです。
その通りだ。通常ならあり得ない。
by レイ『約束のネバーランド』TVアニメ9話
「特例中の特例」。
これがママが言う「事情が変わった」ということだったのです。
ママはいつから画策していたか
レイが、ママに報告&ケガの治療をした時。(6話終盤)
既にこの時、ママはレイの裏切りを見破っていたと思われます。
裏切りを見破ってなくても、ことノーマンが出荷されることを知れば、レイが裏切りかねないと睨んでいたでしょう。
だから、ママはレイに、ノーマンの出荷を告げず「来月の定例出荷はない」と嘘の情報を伝えたのです。
アニメでは、この時(6話終盤)のママの表情が時折気味でした。
既に、画策していたからでしょう。
#演出が細かい!
原作では、ポーカーフェースです。
さらに、ノーマンの出荷のことはシスターにも言わない徹底ぶり。
レイは、自分も聞かされてない、シスターも知らない、妙な所でママを信じていたし、次の出荷の順番がレイだと言うことに、もしかすると気を奪われていたのかもしれないですね。
#私も、次はレイ、とミスリードされてしまいました(苦笑)
完全に”ママの勝ち“ですね。
不思議がる子ども達・・・
レイを部屋から出すために、ドンが壊した扉。
#原作では壊したのはレイです
壊れた扉が廊下に倒れており、年少、年中者が不思議そうに眺めてます(笑)
本筋とは関係ないですが、このシーンはアニメでも見たかった~~
子ども達の表情がいいのです♪
それとママの表情も、この時ばかりは、”ママ”しているのです・・・
詳しくは原作をご覧下さい。
GFハウス 医務室(ノーマン/エマ)
エマは骨折の治療のため医務室で寝ていた。
エマは自分の足のことより、ノーマンのことが気になって仕方がない。
しかし、ノーマンは明るく振る舞うのだった。
今生きているのに、明日には・・・
エマが起き、ノーマンに手を差し伸べる。
ノーマンに手を握られたエマは、ハッとします・・・
人がいつ死ぬかなど、普通なら分からない。
が、ここ(GFハウス)では、”出荷されると”殺される。
特に、エマとノーマンは1話で見てしまった。
病気や、ケガをして瀕死の状態なんかではない・・・
今生きているのに・・・
手だってこんなに温かいのに・・・
手を握った時の、エマの表情にはそんな心情が込められています。
そして、考え始めるのです。
ノーマンを殺させない方法を。
GFハウス 医務室-食堂(ノーマン)
食堂へ水を取りに行くノーマン。
が、ノーマンの手は止まってしまう・・・
アニメはセリフでの説明もなく、ノーマンの表情と描写のみで表現。
私自身にセンスがないのでしょう。
アニメからは、ノーマンが恐怖と絶望から立ち上がり、決意したことしか読み取れませんでした(苦笑)
反対に、レイが医務室に入ってきて、エマと二人、頷き合うシーン。
“決意”が読み取れる良いシーンでした。
#アニメオリジナルです。
原作は、ここでノーマンの心情描写が5ページ続きます!
全て記載するわけにはいかないので、詳しくは原作をご覧下さい。
ノーマンが情けない!?
情けないな僕は──
エマにあんな顔させて──※原作での心情描写。アニメではカット。
by ノーマン『約束のネバーランド』原作コミック4巻
ノーマンは、エマに悲しい顔をさせている”自分”が情けないと悩む・・・
出荷されるのはノーマンのせいではないのに!
自分の事でエマを悲しい顔にさせるのが堪えられないのです。
ノーマンが、医務室を出たのも、エマの前で平常心を保てなくなったからだと思います。
「皆と一緒に」生きたい!!
本当に情けない・・・
こんなにも生きたいなんて・・・!!※原作での心情描写。アニメではカット。
by ノーマン『約束のネバーランド』原作コミック4巻
この状況になって初めて、ノーマンは自分の感情に気付くのです。
まだ生きたい、死にたくない。
みんなと一緒に・・・エマと一緒に──※原作での心情描写。アニメではカット。
by ノーマン『約束のネバーランド』原作コミック4巻
自分がこんなに生に執着していると、いや、皆と一緒に生きたいと望んでいたのだと気付くのです。
「一人でも生きたい」ではありません!
「皆と一緒に生きたい」のです!!
自分が逃げられても、皆が逃げられなければ意味がない。
自分が生き延びても、皆が生き延びなければ意味がない。
だからこそ、ノーマンは自分だけが生き残る道。
自分が逃げることにより、警備が厳しくなり、皆の脱獄が失敗する手は取れないのです。
では、すぐにでも全員で脱獄?
──それを防ぐために、ママはエマの足を折ったのです。
悔しいですが、ノーマンの性格を押さえた完璧な手を打たれたのです。
負けない!
医務室-食堂-医務室でのシーンは、唯一と言っても良い、ノーマンの人間くさいシーン。
私の好きなシーンの一つです。
食堂を出たときには、ノーマンは決意の顔に──
原作では、何を決意したのか描かれます。
あと一日。
僕がママの筋書きを叩き壊してやる。
最後まで、この命利用し尽くして、脱獄を必ず成功させてやる!!※原作での心情描写。アニメではカット。
by ノーマン『約束のネバーランド』原作コミック4巻
アニメで描かれる、ノーマンの顔が決意に変わっていく描写はよく分かりました。
医務室に入る前、エマに気付かれないよう、一呼吸して優しい顔に切り替えるのも良いですね!
原作ではそこまで細かく描かれてません。
アニメのきめ細かな演出が嬉しいです。
GFハウス 医務室(ノーマン/レイ/エマ)
レイとエマは、ノーマンに、逃げるフリをして潜伏する案を提案。
だが、ノーマンは、自分が不在になれば、代わりにレイかエマが出荷されてしまうから、と却下する。
そこで、エマが思いついたのは・・・
農園の「飼育方針」
- のびのび健全に育てる
- 秘密は厳守する
鬼たちの、いわゆる「美味しい人の育て方」(苦笑)。
は脳の発達に最適。
“のびのび育った感情豊かな健康な子ども”
これが、”高級食材が育てられる”GFハウスの最低条件。
“恐怖支配”しても、おいしい脳にはならないわけです。
#だから、秘密がバレたら即出荷なわけですね。
禁止事項「森の奥の柵に近寄ってはダメ」も、その奥の塀を見られ「囲まれている」「逃げられない」場所だと悟られないようにしているのでしょう。
つまり、ノーマンが逃げたことにより対策を強化するにしても、商品の価値を落とすようなことはしない。
相手が人であれば、付け入る隙があるとレイは考えたのです。
レイの読みは理に適ってはいますが、ノーマンの心配は他のこと・・・
ノーマンが出荷できなくなった穴埋めに、レイかエマが出荷される可能性があるのです。
骨折しよう!?
レイの提案を頑なに拒むノーマン。
膠着した状況で、エマは提案する──
じゃ、レイも、足折ればいいよ。
by レイ『約束のネバーランド』TVアニメ9話
一体全体、エマが何を言わんとしているのか、レイもノーマンも理解できない。
だが、エマの案はいい所を突いていた。
さすが主人公!?
GFハウスの商品は高級品で、ノーマン達フルスコアは”特別”。
だから、キズがついていてはダメなのです。
#なのに、エマを傷つけたママは、大胆というか・・・
#出荷するまでには後も残らず治っているだろうと、計算尽くなのが恐ろしい
にしても、足を折るだの、腕でいいのでは?病気になるか?
などと明るく会話するのは、この子達ならでは(笑)。
突拍子もない策でも、ノーマンを生かすために実行する。
うん、この3人は本物だ・・・別れさせたくないですね。
「糸電話」と聞いた瞬間ニヤリとしてしまいました。
ショートエピソードですが、いい話です。
いつか紹介できる機会があればその時に♪
GFハウス 医務室(ノーマン/レイ/エマ)
(引き続き3人の会話)
ノーマンの逃走と下見について打ち合わせる。
レイがいつから施設の秘密を知っていたか明らかに。
その話から新たな情報が。
ママにバレても問題なし!
新しいロープは、今、ドンとギルダが作ってる。
リネン室から盗んだ予備シーツでな。by レイ『約束のネバーランド』TVアニメ9話
「ロープを作ってる」と聞いて不思議に思いませんでしたか?
今話冒頭、ママにロープを取り上げられたことを悔しがっていました。
そんなに簡単にできるのなら、悔しがらなくていいだろう、と。
原作ではその理由に当たることが語られています──
(今更ママにバレるもクソもねぇから)、リネン室からパチらせた。
※()内がアニメでは完全に削除
by レイ『約束のネバーランド』原作コミック4巻
今までは、ママに塀を乗り越えて逃げることを感づかれないようにしなくてはいけなかった。
が、ママには全てバレているので、今更隠す必要はない。
だから、”堂々と”予備シーツを拝借すればいい!というわけです♪
それに、盗みは、ドンの得意技!?(笑)
レイはハウスの正体をいつ知ったのか
俺には、胎児の頃からの記憶がある。
その記憶と、ハウスでの暮らしに矛盾がある。by レイ『約束のネバーランド』TVアニメ9話
「幼児期健忘」
幼児期の記憶がないこと。
一般的に3歳以前のことを覚えてない。病気ではない。
レイには胎児の頃から記憶が。
つまりGFハウスに来る前の記憶があり、ママが話す内容と、眼前で繰り広げられるGFハウスでの日常に違和感を感じていたのです。
本部の存在、鬼の存在は以前から知っていた。
が、確信したのは、6歳の誕生日、ママに確かめたとき。
レイは物心ついた頃から、現実とハウスの矛盾に気付き、悩み苦しんできた。
確信に変わってからも、誰にも言えず悩みを抱え、ノーマンとエマを連れて逃げ出そうと準備を進めていたのです。
物心ついた頃から考えていた計画だからこそ、邪魔されるのは堪えられないし、ノーマンが欠けるのも許さない。
正に人生を賭けた「こだわり」があるのです。
GFハウスの全容
レイの証言、シスターの情報を合わせて、GFハウスの全容が見えてきました。
- 門の先は本部
- 近接する5つのプラント
- ノーマン達がいるのは第3プラント
つまり、本部と5つのプラント(飼育場)がGFハウスの構成。
シスターと協力関係になった時、シスターの部屋で教えてもらったこと。
それは嘘ではなかったのです。
シスターは本部から来たのに「外を見たことがない」。(7話)
この情報。
おかしいと思いませんでしたか?
農園育ちのシスターが、本部へ行き、再び農園・第3プラントへやってきた。
なのに、外を見たことがない。
また、シスターは農園の外へ出てしまうと、チップに電流を流され、心臓を止められてしまう。
外に出ずに、本部と農園をどうやって移動したのか?
移動の際、チップの扱いはどうしていたのか?
謎が解けました。
農園の門を越えると、すぐに本部。
本部に、鬼達と大人がいて、食料等を準備し、農園へ供給していたのです。
明らかになると、とても合理的な作り方ですね。
また、門から逃げるのは敵の本拠地へ行くことになり無謀。
脱獄するには、塀を越えて逃げるしかないことが判明しました。
#レイは最初から知ってました。
このタイミングで「逃げ道は塀を越えるしかない」ことが示されたからこそ、ラストの”塀の先”の結果が効果的なのです!
本当によく練られたプロットです。
GFハウス 食堂 おめでとう!ノーマン
夕食時。
ノーマンの里親が見つかり、明日の夜、ハウスを出て行くと、皆に知らされた。
子ども達は、別れを悲しみながらも、里親が見つかったことを祝う・・・
ノーマンと同じ部屋の4歳の女の子シェリー。
ノーマンが大好きな女の子で、ノーマンがハウスを出て行くと聞かされ、動揺して泣き出すも、お祝いの言葉をかける──
ノーマンのことだから、なおさら、この子達を死なせたくないと思ったでしょうね・・・
一方、大ケガのエマ。
そんなケガを感じさせず、食欲旺盛。
これは──
だから、もりもりと食べていたのです(笑)。
森-庭 (ノーマン)
11月3日、ノーマン出荷の日。
レイ、エマとの姿を隠すために、ノーマンは森へ向かう。
警備の薄い内に、塀に登り、塀の外を見るのだった。
自由時間が終了する頃、ノーマンの姿は見えない・・・と思われたその時・・・
ノーマンの超人的な身体能力
おお!
あんな風にロープを使って、塀を登るのか!!
原作では、忍者みたいな感じでした・・・
正直、無理だろーーと思ってました(笑)
が、アニメでは動きが見えてよく分かりました。
遠心力を使ったわけですね!
塀を隠すためか、近くには塀より高い木が。
塀より高い部分にロープを縛りつけて準備完了。
ロープの端を持ち、走って勢いをつけ、ロープを腕の力でたぐり寄せて、ブランコの要領で力を上に・・・
ってできるかいっ!!(笑)
しかもあの革靴で!
振り子のように、何度か往復して勢いを付け、頂点で手を離す(ロープを緩める)とかのほうが現実的かな(苦笑)。
ん?
ロープ手放して、ノーマン降りるときはどうしたのでしょう??
いずれにせよ、ノーマンの超人的な身体能力を確認できました!(笑)
ノーマンは頭だけかと思ったけど、見直したぞ!
GFハウス 医務室(ノーマン/レイ/エマ)
戻ってきたノーマンにつかみかかるレイ。
しかしノーマンは塀の先について報告する。
── 塀の向こうは、崖だ ──
唯一の逃げ道だと思われた、塀の向こうは、崖。
それも、飛び降りられるような高さではない、絶壁。
塀に沿って延々と続いている──
絶望的な、効果音と、圧倒的な映像が迫力あり、絶望感たっぷり・・・
ママや鬼たちは決して抜けてない。
GFハウスは鉄壁の守りだったのです。
ママは知っていた?
ママの余裕の顔が憎らしい・・・
前話(8話)、グランマの回想シーン。
“仮に”あの子どもがママ(イザベラ)だとすると。
ママは塀に登ってました──
あそこでなぜ、止まっていたのか?
それとも、塀に上ったときに見つけられ呼び止められたのか?
──どうしてか不明でしたが、ノーマンの報告で、選択肢が一つ見えましたね。
ママは、「崖を見て茫然としていた」可能性が。
塀を越えての脱獄も不可能。
門の先は鬼の本部。
前話(8話)、だからママはノーマン達に「逃げるなんて不可能」と言ってたのかもしれませんね。
ノーマンはなぜ?!
ノーマンが戻ってきた。
戻ってきたら、出荷されてしまうのに・・・
ただ、報告内容の”塀の先”の話も重要。
しかし、しかし・・・
ノーマンは隠れることはできたのではないか・・・
なぜ、戻ってきたのか・・・
ごめんなさい、答えは次回のネタバレになるので、次にしましょう。
#ヒントは既に示されてますよ。
おわりに (『約束のネバーランド』9話とは)
原作、3.5話分でボリューム満点だったのに、しっかりと描いてくれました。
ノーマン、エマ、レイ。
それぞれがのお互いへの想いが涙を誘います。
他の子ども達のノーマンへの感情も豊か。
ノーマンは皆に愛され、ノーマンが皆を助けたいと想う気持ちも理解できる。
そして、そんなノーマン達を平然と見ているママが、憎らしい・・・
門の先は鬼と大人の巣窟の本部。
塀の外は崖。
鬼達は、発信器があるからと言って、決して軽視していない。
GFハウスは脱獄不可能な鉄壁の檻だったのです。
それでも、やってくれると信じたい!
残り3話、心して見ましょう!!
次週も楽しみです。
それでは、10話でお会いしましょう。