各話レビュー(2期)

【約束のネバーランド】2期3話 解説&感想レビュー 優しい鬼にも裏が?ムジカとソンジュどっちが味方?

約束のネバーランド2期 3話

こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『約束のネバーランド 2期』第3話を鑑賞。

毎回冒頭で、原作のどこまで進んだのかを紹介しているのですが・・・

今話は、どこまで進んだのか──
いや、どこまで”飛ばした“のか、あるいは構成変更したのか3話放送時点では分かりません

ただ、感覚的には6巻 50話から、7巻の殆どをすっ飛ばし8巻へ?みたいな勢い。
#下手すれば8、9、10、11巻も?

まさかと思いますが、2期で原作最終話まで描くつもりなのでしょうか?
それくらいぶっ飛ばしてます(苦笑)。
#原作は20巻で完結

第3話は、原作シーンが大幅カットされています。
この後、別の形でフォローされるかもしれないので、本レビューではカットされた内容には触れないでおきます。

あくまで「アニメで描かれた」ストーリーを補足する形で、原作情報交え解説します

今話の補足・疑問ポイント

  • 「無秩序な姿」とは?
  • ムジカは誰に対して隠した?
  • ソンジュの狙いは?
  • ソンジュはなぜ追っ手の鬼を倒した
  • 暗号はどうして「HOPE」から「HISTORY」に?

原作情報と私なりの解釈を含め、順に解説します。

ここでは、以下の観点でレビューします。

  1. アニメだけでは気付きにくい点を「解説」
  2. 必要に応じて、原作コミックの情報を加味して「補足」
    ※エピソード単位の原作情報には見出しを「原)」で開始
  3. “原作既読者”目線の「感想」

作品理解の参考にしていただければ幸いです。

次話以降のネタバレは「なし」なのでご安心を!

約束のネバーランド(2期)

話数 各話レビュー 原作巻数
EP01 1話R 5・6巻
6巻
EP02 2話R
EP03 本レビュー
EP04 4話R アニオリ展開

※リンクは各話レビューへ

今回のあらすじ

あらすじ

エマ達はソンジュムジカに導かれ、安全な地下を通って森を抜けた。

地上に出た子ども達は、二人と別れ、ミネルヴァが示すB06-32へ。
そこには、シェルターが隠されていた──

ムジカとソンジュに、生死に関わる危機を助けてもらっただけでなく
目的地までの安全な行き方を教えてもらい、危険な森を抜ける道案内までしてもらう
その上、外の世界で生き抜く最低限の知恵と技術まで教えてもらえた

感謝してもしきれない。
正に、ムジカ様、ソンジュ様。

子ども達がハウスを脱獄したのは「鬼に食べられないように」。
子ども達にとって、鬼は家族を食べられた憎き敵。

でも、外の世界で追っ手から助けてくれたのも、鬼。
外でのサバイバルを教えてくれたのも、鬼。

鬼にも幾つか種類があり、知能を持った鬼でも、様々な考えがあると知ったエマ達。
今後、どのような道を進むのか。

当面の目標は、ミネルヴァの指示に従うこと

ムジカとソンジュとの別れを惜しみ、指示された場所へ向かう。

優秀とは言え、小さい子は5歳とまだまだ子供。
ムジカと別れるのを惜しむのもよく分かります。

B06-32には、地下シェルターが。

なぜ、これほどの規模のシェルターが?
ミネルヴァとは一体・・・

そして、この地下シェルターは安全なのか・・・

では、振り返っていきましょう。

解説&感想レビュー 3話

鬼の友達

ソンジュに導かれ、森の端に辿り着いた子ども達。
明日に備え、ムジカとソンジュとの最後の夜を思い思いに過ごす。

(原作情報)このシーンは、森へ入ってから5日目。一晩ここで休んで、明朝、地上へ出る予定だと説明されます。

3話は冒頭から原作大幅カットです(涙)
かなり重要なことが語られているのですが・・・

カットされたのは13ページ。
詳しくは、ぜひ原作をお読み下さい。

今後の流れに影響するであろう箇所だけ紹介します

原) 脱走者は他にいない

楽観的なエマに対して、慎重なギルダ。
ギルダは、ソンジュに教えてもらった1000年前の話を考えていた

“人間の世界が別にある”のは希望よ。
でも、鬼側の世界に人間の社会がないのは、私達の計画にとって不利だわ。

期待していた人間の集落がない。
紛れることもできないし、フィル達を迎えに戻るにも人員がいる。

※アニメではカット

by ギルダ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

そこで、エマはソンジュに、これまで他に脱走者がいなかったのか尋ねます。
なにせ、農園は多くあると言うのですから。

ソンジュ達が出会ったことがなくても、噂でも聞いてないかと──

聞かないね。
たとえ、いたとしても、一人二人・・・ほんの少数だろう

※アニメではカット

by ソンジュ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

原) この世界での「人間の現実」

そもそも一口に”農園”と言っても色々あってな。
GF(グレース・フィールド)みたいな”高級農園”はごくわずか

ほとんどが”量産農園”なんだよ

※アニメではカット

by ソンジュ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

ソンジュから衝撃の世界が明かされます。

GFハウスのような高級農園とは違い、”ただ食用にするためだけに”生み、太らせ出荷する・・・

原作ではショッキングな絵と共に、詳しい説明が。
結構キツいですが、鬼の世界での「人間の現実」をよく表しています
ぜひ、原作をご覧下さい。

そうして生まれた人間は、名前すらなく言葉も話せない。
言葉を話せなければ意思疎通もできない。

そんな人間が、脱走なんて考えないと言うのだ。

ごもっとも・・・

原) 高級農園は4つしかない

ちなみに量産農園が数百とある中、高級農園はわずか4つ

※アニメではカット

by ソンジュ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

偽りだとしても、幸せに暮らし教育が施されている農園はGFハウスを入れて4つ

脱獄する知恵を持つ者がいるとするなら、この4つの農園。
GFハウスでは、これまで脱獄に成功した人はいなかった。

ならば、残り3つの農園から脱獄者がいたかどうか?

お前達がどう知り気づき逃げてきたかは既に聞いた。

──が、同じような芸当、そう当然にはできないだろう

出られたとして、生きていられるか
その危うさは、お前達も身をもって味わった通りだ。

脱走者には期待できない。

※アニメではカット

by ソンジュ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

農園を脱出するのは大量では不可能で、少数。
少数で出れたとしても、鬼の世界で生きていられるかは困難。

エマ達は、精一杯の努力と、他の人の協力と幸運があったから成功した。
外へ出てからは、ソンジュとムジカに出会えたことが運命を変えたのです。

脱走者は期待できない、いても少数
ソンジュの読みは妥当なのでしょう。

原) ムジカがエマを気遣う

なんにせよ。

高度に知能を持った・・・
お前達みたいな人間は農園外では他にいない

それが現実。

※アニメではカット

by ソンジュ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

鬼の世界の、厳しい現実を突き付けられたエマ。
落ち込んでいるエマにムジカは声を掛ける。

が、エマは、あきらめない──

平気、平気。
量産農園の話はショックだったけど・・・

-中略-

めげてなんかいられない
私には、待ってる家族と叶えたい未来があるから

※アニメではカット

by エマ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

エマは、残してきた弟妹を救い、安心して暮らしていける所を作るために前を向く
その流れで、家族の写真をムジカに見せたのです

アニメ3話は、ここから描かれます

ガールズトークはもっと長い!?

見る!?
私の家族の写真!

by エマ『約束のネバーランド』アニメ2期3話

この写真は、レイがママの犬として働いた報酬で得たインスタントカメラで撮った写真。

アニメ1期EDでハウスと共に燃えていたので、てっきり置いてきたのだと思ってました(苦笑)。

アニメでは数人の紹介しかセリフはありませんが、エマはその後も話している様子。

(原作情報)ムジカはアンナの髪が長いのに驚くシーンも(笑)。エマが「それはね──」と言ってます。

原作では、セリフはありませんが、エマが全身を使ってムジカに伝えています

それを聞いている、ムジカが心底楽しそう。

ムジカがエマを、本気で信じたのはこの時?

ノーマンの話をした後のエマのセリフ。
原作ではもう少し続きます──

諦めない、誰一人死なせない、家族全員で出るって。

—– アニメはここまで、以下原作のみ —–

簡単じゃないって分かってる。
方法だってまだこれから。

でも私は生きたい、この子達皆と何としても!

みんなと生きる
そのためなら、どんな不可能だって乗り越えてやる

by エマ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

エマの言葉を聞き、ムジカは思う──

──そうか。

この子は元々たくましいんじゃない
「たくましく」あらなきゃ、ならなかったんだ

※アニメではカット

by ムジカ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

エマを見るムジカの目が優しい
#いえ、目は見えませんが、そんな感じなのです(苦笑)

私は、この時、ムジカはエマを”完全に”信じたのだと思ってます。
だから、別れの時、大切な物を渡したのではないでしょうか。

無秩序な姿?

確かに。
この1000年で我々は、だいぶ無秩序な姿になってしまった

by ムジカ『約束のネバーランド』アニメ2期3話

このセリフは、原作では鬼の言語で話され、エマには伝わりません

(原作情報)エマは、ムジカが何を言ったのか分からずキョトンとしますが、ムジカの「初めて出会った人間がエマ達」というセリフで流されます。

「無秩序な姿」とはなかなか聞いたことがない表現

これまで見てきた、様々な鬼。
ハウスにいた鬼は、知能を持っていた。
ムジカのように、一見少女のような鬼も。

一方で、森にいる獣のような野良鬼。

「無秩序な姿」とは、野良鬼のような姿を言っているのか・・・?

別れ

地上に出たエマ達。
この森に入って6日、ようやく危険な森を抜けた。

ソンジュ達の案内はここまで。
子ども達はムジカとの別れを惜しむ──

ア) 鬼の弱点

万が一、鬼に出くわしたら逃げろ。
どうしても逃げられない時は、奴らの顔の中心、目を狙え

by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期3話

このセリフは原作にはありません・・・

もう少し正確に言うと──
鬼の弱点は、この先、鬼と対峙して得られる情報

それを、原作から改変してまで、ソンジュがあっさり教える・・・

イヤな考えが頭をよぎりました──
そのシーンが描かれないから、ここで、ソンジュから聞いた事にしたのでしょうか・・・

原) ムジカから重要なヒントが

もう一つ。
原作では、別れ際、ソンジュはエマに「ある事」を伝えます
#お守りを渡した後です

「ある事」の重要性は、原作でもこの時点では明かされません。
エマも意味が分かりません。

それでも、ムジカは言い添える──

あなた達の目指す未来は、その先にある

※アニメではカット

by ムジカ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

エマ達の夢と目的を知っているムジカ。
そのムジカが、エマに何を伝えたのか。

キョトンとするエマ。
ムジカは、ニッコリ笑い、それ以上話す気配はない。

口にそっと指を当てたのは、誰に内緒にしたかったのか・・・

ムジカはソンジュに対して隠した?

では、ムジカのこのジェスチャー。
一体誰を意識して、内緒にしたかったのか?

決して、エマだけにプレゼントして、他の子ども達にプレゼントがないからなんて、レベルの話ではありません

もちろん、エマが知り、子ども達に内緒にする話でもありません。
大体、ムジカはそこまで判断できないでしょう。

ムジカが、エマに渡した物、伝えた「ある事」を隠したかったのは、ソンジュです

原作では、その後のセリフではっきりとムジカの意図が読み取れます──

ソンジュ:そういえば、さっきエマと何話してた?
ムジカ:何って?よくある別れの挨拶よ

※アニメではカット

by 『約束のネバーランド』原作コミック6巻

ムジカは、明らかに意図してソンジュに隠したのです
エマに渡したペンダントと、伝えた事を。

逆に言うと、隠すくらいな、重要アイテムということですね。
ムジカが渡したペンダントは。

原) ムジカは最初はエマ達に興味なかった?

アニメではムジカは優しい少女として描かれています。

が、原作では明かされます
ムジカは最初、エマ達を助ける気はありませんでした

多分人間。
通達のあった脱走者よ。

農園に突き出せば、半年は楽に暮らせるわ

※アニメではカット

by ソンジュ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

セリフ「農園に突き出せば、半年は楽に暮らせる」は、原作ではムジカの意見

アニメでは、そのセリフをソンジュが思っているかのように使ったのです

ムジカの意見に対して、ソンジュは「農園には渡さない」と言ったのです。

つまり、エマ達を助ける事に決めたのはソンジュの意見
ムジカは、助ける気などなく、触れ合っている内に情が移ったのです。

そりゃあそうです。
ムジカはこれまで人間に接してこなかった

ムジカ達、鬼から見れば人間は食料
それ以上でもそれ以下でもない。

その状態で人間を見れば、その人間を食べたいと思うか、農園に従うか。
#ムジカ達は信仰により人間を食べないから、農園に突き出すと即決

ムジカは非情なわけではなく、人間を知らなかっただけです。

だから、人間を知り、話ができて、嬉しかったのです。

「原初信仰」とは

では、ムジカに反対したソンジュは何が狙いでしょうか?

ソンジュは、実は人間を食べたいのです。

前話、エマ達を助けた時、信仰上の理由により「人間を食べない」と説明──

宗教上の理由さ。
信仰のために人間を食わないと決めている

by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期2話

このセリフ、ウソではないですが、全てではなかったのです

「原初信仰」の教義上、狩猟という形で「神が作り出した命」をいただくのなら、神への反逆には当たらない

天然物なら俺は食うぜ

by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期3話

「原初信仰」で禁じているのは、神(自然)が作り出した命以外を食べる事。
農園で育てられた養殖の生き物を食べる事を禁じられているのです

つまり「人間を食べない」のではなく「養殖物」を食べない教義

人間に限らず養殖された豚や牛と言った動物を食べる事も禁止されているのです。
#豚や牛がいるか知りませんが・・・

人間に限らず、養殖された生き物は全て口にしてはいけない。
天然なら問題ない。

ところが、1000年前の約束以降、この世界から人間は姿を消し、代わりに食用の人間を農園で育てることとなった。

結果、原初信仰を信仰するソンジュは人間を食べられなくなったのです。

ん?一つ疑問が湧きますね。

ソンジュは人間を食べたことがある様子。
でも、信仰上、養殖の人間は食べてない。

ということは、ソンジュが食べた人間は、狩った獲物。
ソンジュは約束前から1000年以上生きている!?

ソンジュの狙いは?

ソンジュは、人間を食べたいが、養殖の人間は「神への冒涜となり」食べれない

もしあいつらが農園の「外」でも増えりゃ、子の世代以降は全て野生の人間、天然物だ

そうして、天然物が増えれば、いずれそいつらを食える

by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期3話

天然なら食べられると、エマ達が農園の「外」で子供を作るのを期待しているのです!

原作ではもっと深い目論見が会話されます──

エマ達が”約束”を壊せなかったらどうするの?
人間の世界にだって渡れないかも

※アニメではカット

by ムジカ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

ムジカはソンジュの狙いを見抜いてました。

約束を壊せなかったらどうするの?

つまり、ソンジュの狙いは、1000年前の約束を破棄し、再び人間を狩れる世界にすること

その為、エマ達を助け、今後も生きていけるよう様々な知恵を教授したのです

前話、ソンジュがエマとレイに「1000年前の約束」話をしたのは、もしかすると”ワザと”なのかもしれないですね。GFハウスを脱走したこいつらなら約束をどうにかできるかも、と。

ここまで分かると、ソンジュの「野暮用」の理由が分かりますね。

ソンジュが追っ手を始末したのはエマ達のため?

俺は「野暮用」を片付けてくる

by ソンジュ『約束のネバーランド』アニメ2期3話

エマ達に、1000年前の約束を破棄させ、再び狩りができる世界を目指す
あるいは、エマ達の子供を食べるのを夢見るソンジュ

エマ達には目的を達成するまで死んでしまっては元も子もない。

野良鬼は森に潜み荒野での危険は少ない。
当面、エマ達の障害は、追っ手の鬼!

ソンジュが追っ手の鬼を始末したのは、エマ達を助けるため
ただし、善意ではなく、自分の目的のため(苦笑)

原作でははっきり描かれてます──

じゃあ、”邪魔者”を消してくる

※アニメではカット

by ソンジュ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

5日の間に追っ手は増えていたようです──

5日の間に随分と増えたな
脱走者は見つかったか?

※アニメではカット

by ソンジュ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

レイを助けた時、ソンジュは、追っ手の鬼に姿を見られています。
後々、面倒にならないよう対処したともとれるセリフも。

ただ、それならもっと早く対処しないと、5日の内に上へ報告されていたら・・・

ムジカは、エマを信じている

ソンジュの狙いを知っても、動じないムジカ。
原作では、ソンジュの真の狙いを見抜きましたが、アニメ同様落ち着いたもの。

心情描写でその理由が分かります──

残念ねソンジュ。
エマはちゃんと分かっている。

あの子達の目指す未来は、ソンジュが願い予想している未来とは別のものよ

※アニメではカット

by ソンジュ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

ムジカは分かっているのです。

エマ達が例え約束を破棄、あるいは変更したとしても・・・
鬼と人間が殺し合う世界に戻すことはしない、と

ムジカとソンジュはどちらがエマの味方か

憎む対象だった鬼の、ムジカとソンジュ。
結局、彼らは味方なのか敵なのか・・・

ここまで読んで下さった方には、お分かりでしょう。

ムジカ

興味なし  友達に

ムジカは最初は、人間自身に興味がなかった。
GFハウスから脱走したエマ達を見て、農園に突き出せば報酬が出るくらいに考えていた。

ところが、6日間エマ達と一緒に過ごし、会話し、接していると、信頼に足る種族なのだと認識を変えた。

特にエマには特別な感情を抱くように。

ソンジュ

人間を食べるために、エマ達を利用

ソンジュは、この世界の約束をどうにかしたかった。
そこで、脱獄不可能のGFハウスを脱走してきたエマ達を使って、約束を変えさせるように仕向ける。

もしくは、約束が変わらなくても、エマ達がこの世界で、ハウスの外に人間が住むコミュニティを作れば、いずれ子供が生まれる。

ハウスの外で生まれた人間は、天然。

天然の人間なら、狩って食べても、原初信仰の教えに反しない。

結論

エマ達にとって、ムジカとソンジュは、現時点では味方
ただし、ソンジュはいずれは敵になる可能性がある

という状況なのです。

B06-32

エマ達は、ミネルヴァに指定されたB06-32地点へ到着。
だが、そこは見渡す限り荒れた土地で何も見当たらなかった──

目印があるわけない

ここ・・・何もないけど・・・

by ナット『約束のネバーランド』アニメ2期3話

騙された?と憤る子ども達・・・

ここは、鬼の世界。
食用児の味方をするミネルヴァや、それと分かる物が簡単に見つかるわけがない。

原作では、レイも指摘しています──

ミネルヴァが二つの世界を往き来している本人なら、いつもこっちの世界にいるとは限らない。

それにいくら鬼の危険が比較的少ないこの荒野でも「人間がいます」って見てすぐにわかる目印を立てたり、人間自身をずっと突っ立たせておいたりするわけにはいかねぇだろ。

※アニメではカット

by ソンジュ『約束のネバーランド』原作コミック6巻

そこで、ミネルヴァのペンの出番ということです!

暗号は都度変更

アニメ2期1話、森の中で見ていたミネルヴァのメッセージ。

助けがいるなら訪ねておいで。
B06-32地点に私はいる。

ウィリアム・ミネルヴァ

by 『約束のネバーランド』アニメ2期1話

(原作情報)原作では、この次の暗号入力が促されており、次のメッセージが表示される前に野良鬼に気配に遮られたのです。

ミネルヴァのペンのメッセージは、原作では気になる所で途切れ、私はずっと次のメッセージが気になってました(笑)。

アニメではサラッと進み説明もなかったですが、結局B06-32地点でないと次のメッセージは表示されなかったのです

ちなみに、3話前半、地下でレイは「HOPE」と入力。
今回は「HISTORY」と入れているのは──

エマ:あれ?前と暗号が違う
ナット:毎回変わるのか、面倒くさいな

※アニメではカット

by 『約束のネバーランド』原作コミック6巻

暗号は、毎回変更されていた。
が、正しい暗号を入れても「エラー」になっていた。

つまり「B06-32地点に私はいる」というメッセージ以降、これまで一切見れなかったのです

ミネルヴァのペンは鍵

ペンに暗号を入力すると地図が表示。
しばらくすると──

WELCOME
UNLOCKED

by 『約束のネバーランド』アニメ2期3話

ペンは、道標だけでなく、シェルターへの扉を開く鍵になっていたのです。

ん?
ってことは、外へ出るときは、毎回ペンと「神話の本」を持ち歩かないといけないのでしょうか(苦笑)。

ア) ここから原作とは違うストーリーに

地下のシェルターを見つけたエマ達は中へ入る。
そこには”誰も”住んでいなかった。

少なくとも現在は・・・

原作では、ここで大きなイベントが起きます

が、アニメでは何も起きず・・・
エマ達に影響の大きい出来事なので後追いで起きるかもしれません。
#その可能性は低そうですが・・・

4話以降で出てくるなら、ネタバレになってしまうので、ここで明かすのは控えます。
気になる方は、原作6巻終盤あたりをお読み下さい。

もし、完全カットされてしまった場合、本サイトでどう紹介するか・・・あまりに・・・まだ何も言わない方がいいですね(苦笑)

ミネルヴァの手紙

シェルターにはミネルヴァからの手紙が。

原) 次の目的がない!?

到着おめでとう
直接祝うことができなくて、すまない

このシェルターを君達に

W・ミネルヴァ

by 『約束のネバーランド』アニメ2期3話

原作では、手紙には続きがあり、この先を目指すならと、次の目的地が示されます

次の目的地すら、アニメではカットされるのでしょうか・・・

無線傍受

シェルターには無線機があった。
GFハウスで毎晩8時に定時連絡していたママの無線を傍受する。

ア) 無線傍受はアニメオリジナル

このシーンは、アニメオリジナル。

定時連絡、定時連絡。
こちら50684、第1プラント。
1月20日、異常なし。

こちら第4プラント。
1月20日、異常なし。

では、通信を切断します。

by 無線傍受『約束のネバーランド』アニメ2期3話

エマ達がいたのは「第3プラント」
ママの識別番号は「73584」

無線傍受に成功したが、エマ達がいた第3プラントの状況は分からず

アニメオリジナルシーンなだけに、期待してしまいました(苦笑)。
今の第3プラントやママ・イザベラの状況が分かると面白かったのに!

ノブのない扉と壁に書かれたメッセージ

安全で、生活に必要な設備が整っていたシェルターに安心する子ども達。

ノブがない扉にはフクロウの紋章が。
イベットが見つけた部屋の壁にはメッセージが。

ミネルヴァからの電話、部屋の壁に書かれたメッセージ。
どちらも、原作にはあります。

が、ミネルヴァの電話は相当先の出来事
部屋に書かれたメッセージは内容が違います

一体、アニメはどこへ向かうのか?
エマ達は、次はどこへ行くのか?

原作勢はどうすればいいのか?!

おわりに

原作既読の私は、前半はまあまあ原作通りで、安心して見てられたのですが・・・

後半、シェルターに入ったあたりから「え?え?え?」となりました(苦笑)。

原作は連載を読んでいたので3年前。
#アニメ鑑賞後、コミックで該当部分を読み直してます

もしかして、私の記憶違いかと思ってました。
いや、記憶違いであってくれ、と!(苦笑)

が、記憶は正しく、私の反応は正常だった・・・

ここに来て、大幅カット!?
まさか、2期で完結させるつもりなのか!?

確かに、この後イヤな展開なのですが、それを乗り越えると・・・
というエピソードなのに。

いや、まだ判断するのは早いかも。
モヤモヤしながら来週を待ちましょう(苦笑)。

ではでは。

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