各話レビュー(1期)

TVアニメ【約束のネバーランド】第3話 解説&感想レビュー 大胆な行動が不気味。2人目の大人シスター・クローネ参戦!

約束のネバーランド 第3話

こんばんは。時文です。
TVアニメ『約束のネバーランド』第3話鑑賞しました。

2期3話のレビューはこちらをどうぞ。

GFハウスへやってきた、2人目の大人シスター・クローネが強烈な3話。

アニメ3話は原作1巻6話~2巻9話(約80ページ)まで進みました。
#ラストシーンは10話の内容ですが、ほんのわずか

今回もかなり早いペースでした。

ここでは、以下の観点でレビューします。

  1. アニメだけでは気付きにくい点を「解説」
  2. 必要に応じて、原作コミックの情報を加味して「補足」
  3. “原作既読者”目線の「感想」

プラスして、私なりの解釈を説明します。
作品理解の参考にしていただければ幸いです。

今話の「ネタバレあり」。次話以降のネタバレは「なし」。ご安心を。

前回(2話)の解説&感想レビューはこちらをどうぞ
約束のネバーランド 第2話
TVアニメ【約束のネバーランド】第2話 解説&感想レビュー 展開が早い!お互いの手の読み合い。実はこの時が一番のチャンスだった?!TVアニメ『約束のネバーランド』第2話 解説&補足&感想レビュー。(次話以降のネタバレなしでわかりやすく解説) ハウスの隠された真実を知ってしまったエマとノーマン。この状況から抜け出すには・・・...

約束のネバーランド(1期)

話数 サブタイトル 各話レビュー 原作巻数
EP.01 121045 1話R 1巻
EP.02 131045 2話R
EP.03 181045 本レビュー
2巻
EP.04 291045 4話R
EP.05 301045 5話R
EP.06 311045 6話R
3巻
EP.07 011145 7話R
EP.08 021145 8話R
EP.09 031145 9話R 4巻
EP.10 130146 10話R
EP.11 140146 11話R
EP.12 150146 12話R 5巻

前回のあらすじ

2話 あらすじ

孤児院「GFハウス」の本当の目的を知ってしまったエマノーマン
GFハウスを脱出するために調査と準備を進め、レイも仲間に。

そこへ、二人目の大人、シスター・クローネが施設へやってきた・・・

今回のあらすじ

あらすじ

GFハウスに補佐役として派遣されたシスター・クローネ
ママ(イザベラ)から子ども達の監視を指示される。

ただ見張りをすれば良いと言われたシスター
しかしシスターは・・・

3話も原作に比べるとかなり駆け足です。

原作では、このあたりから、情報を繋ぎ合わせて、類推していくシーンが面白くなってくるのですが、アニメではコンパクトに。

アニメは展開のテンポと全体構成を優先しているのでしょう。
確かに考察シーンばかりではアニメーションとして面白くない?!

今回の盛り上がりは鬼ごっこ。
敵側であるシスターと鬼ごっこを通じた模擬脱走ができました。

ノーマンとレイの勝利は、自信満々のシスターを驚愕させスカッとしましたね

が、ラストはやはり絶望オチ(笑)

では、順を追って振り返っていきましょう。

解説&感想レビュー

GFハウス 図書室

新たにGFハウスにやってきたシスター・クローネとキャロル。

ノーマン、レイ、エマの3人は状況を整理し、やることを明確にする。

二人増えたことにより、GFハウスからの脱出がまた困難になりました

シスター・クローネ
敵である大人が二人になり逃げにくくなった

キャロル
3歳以下が一人増え(計16人)、逃げづらくなった

敵がママだけでなくなり、脱出に手のかかる幼児が一人増え、落ち込む3人。

だけど、この事実を、ハウス外の情報分析に役立てるのが流石です!

シスター・クローネ

ママ以外に「人間」の大人がいることが判明!

新たな疑問も──
鬼に従う大人は、

  • 最初から鬼の支配下?
  • 人間社会で生まれた後に捕獲された?

キャロル

コニーが出荷され、すぐのタイミングでキャロルが来たのは、外の世界に「供給拠点」がある可能性が高い

さらに、幼いキャロルには発信器の手術痕がある可能性が

GFハウスの子供達は、物心ついたころからハウスで過ごし、ハウスの外を全く知りません。

知識は全て、ママや兄弟から教えてもらったことと、図書室の本からです

3人は、脱出することと同時に、外の状況を把握しようとしているのです。

クローネが来たことにより、人間がママ一人で、外は全て鬼の世界という可能性はなくなった。
#大人がいたとしても、数人という可能性はありますが

次に、鬼に従う大人が、ハウス出身ではなく人間社会で生まれた後に捕獲されたのであれば、人間社会が残っている可能性もある。
例え、残っていなくても、無理やり鬼に従わされているのであれば、味方になってくれるかもしれません──

視聴者側には、次のシーンで、シスターもハウス出身であることが明かされます。

(原作情報)3人が推論を立てるシーン。発信器の推論の一部は、原作では、シスターが登場する前の場面。アニメでは推論部分を集めて一気に見せています。原作との情報量をできるだけ変えず尺を短くしています。上手いですね。

◇◇◇◇◇

図書室で繰り広げられる3人の会話。
単に顔のショットだけでなく、図書室を描くことで室内の様子が描かれます。

背景としてですが、これだけ万遍なく図書室を見せる事は原作でもあまり記憶がありません。

相当な数の本が蔵書。
ノーマンや(特に)レイが、様々な知識を持っているのもうなずけますね。

ちなみに原作では、この推論は、森の中で行われています。
さらに、このシーンで、ママの意図をもっと深く探っています。

(原作情報)ママは発信器を見せ、威嚇し、秘密を知った二人の目星をつけておきながら、即出荷をしない。ママには即出荷をしない「理由」or “あえて”しない「狙い」があるのではないかと3人は疑う。
(原作情報)ママの考えが分からない以上、いつ何時、手を打たれるか分からない。事は一刻を争うという認識で3人は気を引き締める。

次のシーンで、シスター・クローネも発言しています。

ハウスの秘密がバレたときは、即出荷

普通に考えれば当たり前。

原作でも、ノーマン達は気付いてます。
でも、ママはしない──

だから、不気味なのです。

ママはすぐに出荷することができるはず。
なぜか、出荷しないが、いつその時が来ても不思議ではない

手遅れになる前に脱出しなくてはならないと、3人は決意するのです。

この後の(キャロルの手術痕を探す)シーンで、エマが焦りを見せてるのはそのためですね。

GFハウス ママの部屋

ママは、シスターをGFハウスへ補佐役として呼んだ理由を説明する。

秘密を知った子供がいるが、逃がさなければ良いのだから、見張るだけで良いと言う──

いくつかの事実が判明。

上物以上の育成数は、ママ(イザベラ)が”全プラント”歴代トップ

「毎朝フルスコア取るより簡単でしょ?」
シスターはハウス出身者

大人(少なくともシスター)は、最初から鬼の支配下ではない。
ハウスで育った子どもが、鬼側に付いているのです。

◇◇◇◇◇

ママが、子ども達の前では見せない、威厳ある厳格な上司の一面を見せます
一癖ありそうなシスターをものともせず、貫禄を見せながら対応。

イザベラ:いいわね?シスター・クローネ

シスター・クローネ:イエス、マム、イザベラ

by 『約束のネバーランド』TVアニメ3話

このやり取りは、上下関係を明確にし、シスターに立場を自覚させてます。

原作では、この後も、隙のないママにシスターは苛立つのですが、アニメでは省略されてます

ママとシスターの会話には、原作にはない、アニメオリジナルなセリフがありました

既に標的の見当もついている。“年長”の子ども二人。
でも、出荷まで逃がさなければいいのよ。

※太字がアニメオリジナル

by イザベラ『約束のネバーランド』TVアニメ3話

ママがシスターに明かすと同時に、視聴者に対して、ママは見抜いていると思わせるセリフが、アニメオリジナルです。

でも、気を付けて下さい。
少し分かりにくいですが、「年長」とは10歳以上のこと
#小学校で言う、いわゆる「年少」「年中」「年長」という分け方

  • 最年長(11)ノーマン、レイ、エマ (計3人)
  • 年長(10・11):ノーマン、レイ、エマ、ギルダ、ドン (計5人)

ここでは、年長5人の中の二人だと言っているに過ぎないのです。

(原作情報)先に書いた通り、原作ではこのシーンで「年長」と言ってません。アニメではカットされましたが、原作内ではシスターがハウスへ来る前、ママが年長5人を対象に仕事を与えます。この行為により、秘密を知ったのが5人だと絞っていることが示されます。
アニメでは、このシーンを省略したので、今回セリフに追加したのだと思われます。

GFハウス シスターの部屋

シスターはママがミスを上へ報告しないことを知り、自分がママになるチャンスが巡ってきたと舞い上がる。

随分と、頭悪そうな・・・失礼
コミカルな表現。

このようなシスターの一人芝居は、原作にはないシーンです。
セリフは原作通りですが、セリフ以外はアニメオリジナル。

(原作情報)原作では、このセリフは、アニメで言うと次の食堂のシーンの延長でシスターの心情描写として描かれます。

どうやら、鬼側の人間にとって、”ママの座”は憧れらしい。

それにしても、部屋の中とはいえ、木造。
あれだけ大きな声を出したら、外へ聞こえるのでは??
#隣の部屋は子ども達の部屋です。

なのに「標的は、捕らえて、チクって、即出荷~~♪♪」って・・・
#原作では「心の中」の声(心情描写)。声にすら出してません。

原作のシスターは、自分の欲望で動くのは同じですが、マヌケではありません
アニメでは、かなり間が抜けた表現ですね・・・

ま、アニメだから、動きを与えないと「絵的につまらない」のでしょう。

GFハウス 食堂

シスターはもう子ども達と馴染んでいる。
ノーマンとレイが皿洗いをしながら、作戦を練っていると、突然シスターが・・・

ドキッとするシーンもありますが、ノーマンとレイの会話だけに見えるこのシーン。

原作では、シスターの心情描写も──

穏やか・・・

とても秘密が漏れたとは思えない
これが、イザベラの子供達・・・

by シスター・クローネ『約束のネバーランド』原作コミック1巻

シスターは、GFハウス内の子供達を一通り見て、秘密が漏れたのが信じられない程「穏やか」だと認識。

一方、優秀なママが「秘密を知った子供を逃がさなければ良い」から「見張っていればいい」と言うなら、本当に問題ないのだろうと考えます。

だからこそ、シスターは、自身が動かないと標的の尻尾は掴めないと確信

だから後半、子供達に「鬼ごっこ」を持ち出したのです。

GFハウス 最年少の部屋

最年少の子どもたちの世話をするエマとギルダ。

ギルダはエマに何か言いたい様子だが・・・
エマは発信器を探すのに必死だった。

(原作情報)1~2歳の最年少9人の世話をするのは、年長の女子エマとギルダのみ。だから、キャロルの体を調べるのはエマしかできなかったのです。

尺の関係か、アニメでは割とあっさり手術痕を見つけますが、原作では少し時間がかかってます。

そこでは、かなりエマの焦りがにじみ出てました。
が、諦めず、ノーマンやレイを見習い、敵の立場になり考えを巡らせる。
エマが少しずつ成長を見せるシーンになってます。

アニメでもエマが必死なのは見て取れましたね。

ギルダが話しかけても気付かないほど・・・

ちょっとここは、エマの行動が迂闊ですね。
ギルダの存在を忘れています。

これでは、エマが何かを探っている、何かを隠していることを、ギルダに自らバラしているようなものです。

まあ、エマの性格からしたら、ギルダに一切気付かれずに、大事なミッションをするのは難しいのかもしれませんが・・・

『約束のネバーランド』内ではフルスコアの3人が目立ちますが、ギルダは成績では4番手に付けてます。

森 作戦会議

発信器は耳に埋め込まれていた。
壊すと通知されることを考慮し、壊すタイミングは逃げるときとし、壊し方はレイに任せる。

そして、全員を連れ出す方法として、エマが考えついたのは・・・

ようやく、発信器の場所を発見した。
が、機能が分からないことには迂闊に壊すことができない。
壊し方については、レイが思い当たることがあるらしく、レイに任せることに。

(原作情報)ママが女の子の髪をかき上げているのは「発信器のある右耳に何事もないのか」確認しているのではないかと推測しています。
約束のネバーランド 第2話

このシーンで面白いのは、エマが鬼ごっこでの訓練を考え出したこと。

子ども達の中には「運動が苦手」「まだ歩けない赤ん坊」もいる。

ノーマンとレイは逃げる時間を稼ぐために、ママとシスターを(最悪)殺すことも考えていた。
#食堂でのノーマンとレイの会話でフォークを使った仕草はそういう意味です

残酷とかそういうことではなく、レイは合理的に、ノーマンはエマや子ども達の命を助けるために何でもする決意から辿り着いた結論です。

ところが、エマは、「鬼ごっこ」で子ども達の身体能力と逃げる技術を鍛えようと考えたのです。

ここにも、ノーマン、レイの二人と、エマのキャラクター性の違いが出て面白いですね。

エマが主人公である所以です。

森 鬼ごっこ

エマのアイデアで「鬼ごっこ」で子供達を鍛える。

遊びのふりをした訓練。
ノーマンを鬼にして、皆は頭と体を使って逃げるのだ。

鬼ごっこで、逃走の訓練。

子ども達の躍動感ある動きはアニメならでは!
#原作も見開き全面を使ったダイナミックな絵になっています

1話の鬼ごっこのシーンでは、たかが鬼ごっこで戦略やら、頭を使うって大げさな・・・
と思っていたら、このための伏線だったわけですね(笑)

鬼ごっこの”鬼”と、敵である”鬼”とをかけていたのかは分かりませんが(笑)

◇◇◇◇◇

実際の脱出も、森を抜け、塀を越えていくルート。(2話)

森の中で訓練すれば、逃走の訓練ができ体力も付き、本番環境の森に慣れることもでき一石二鳥なのです。

賢い!

(原作情報)エマは、鬼ごっこで鍛えた力は、脱走の時だけでなく外へ出てからも役立つと考えてます。

森 鬼ごっこ シスター参戦!

鬼ごっこのふりをして訓練をしていた子供達。
そこへシスターが探りを入れにやってきた。

シスターVS子供達の鬼ごっこが始まった。

アニメでは、ママがシスターにハウスの秘密を知っているのは「年長」と伝えました。
が、原作では言ってません。

(原作情報)ママの「出荷まで逃がさなければいい」と自信があることから、(期間が短くリスクが少ない)出荷が近い”最年長の3人”だと推測します。

アニメでは、シスターがひょうきんで体力バカが強調されてますが、元フルスコアの優秀設定です。

秘密を知っているのは最年長の3人が一番怪しいと目星を付け、特に3人の実力を測ろうと鬼ごっこを挑んだのです。

◇◇◇◇◇

鬼ごっこが始まってからの流れは、原作と同じ。
ですが、シスターの心情描写と分析過程がほぼカット。

原作では、シスターが子ども達を上から目線で値踏みしようとしたが、実力を見せつけられ驚愕していくシーンが丁寧に描かれています

少しだけ解説します。
#詳しくは原作をお読み下さい。

(原作情報)この時点で、シスターがハウスへ来てから10日経過。
ママの目があり、全員をまんべんなく見張ることしかできなかった。
ようやくママの隙を見つけ、鬼ごっこに参加し、子ども達により近づけることができました。

この鬼ごっこは、シスターとフルスコア3人、お互いの能力の”探り合い“!

ノーマン達は、脱出の際、逃げ切らなくてはならないシスターの実力を知るチャンス
シスターは、子ども達のテスト以外の能力を知るチャンス

シスターも元フルスコアであり、実力者。
#見た目は勢い優先の大雑把な感じですが(笑)

鬼役として追いかけてすぐに、ダミーの足跡と静かな状況、子どもの鬼ごっこレベルではないことに気付きます

(原作情報)ここでシスターは、GFハウスの子ども達は、フルスコアの3人以外も、他のプラントとレベルが違うと気付きます

そこで「本気出しちゃお♪」のセリフなのです。

それにしても、シスター恐い!
追いかけられた子ども達、トラウマにならないか心配(笑)
#『GIFMAGAZINE』さま良いGIFをありがとうございます。

視聴者やノーマン達3人は、シスターの正体を知っているが、それ以外の子ども達は、シスターはただのシスター。
恐がらせてはいけないのでは?!
なんて、余計なことを心配してしまいます(笑)

シスターは頭だけでなく、身体能力も高い。
特に油断できないのは体力。

エマは年少二人を抱えていたとは言え、相当走った。
が、シスターは、汗一つかいてない・・・

それとエマですが、なぜ、ここで子ども二人を抱えていったか分かりますか?
この勝負、誰かが残っていれば勝ちなので、エマは単独で逃げた方が有利なのに。

それは、エマがこの勝負を脱出のシミュレーションとしていたから

脱出する際、誰一人捕まってはならないのです。
「捕まる」=「即出荷」=「死」を意味するのですから。

だから、エマは小さい子を抱えて逃げることを”試した”のです

エマが隠れている時、シスターはノーマン、レイ、エマの特徴を話しました。これは、ママの部屋に呼ばれたときに見せられた資料情報だと思われます。

森 鬼ごっこ 残りは二人!

制限時間は20分。
シスターはノーマンより早いペースで、次々と子供達を捕まえていった──

残ったのは、ノーマンとレイの二人。

残り時間、8分40秒。
解説も心情描写もなく、残り二人になってからは、ちょっとアッサリでした

1話、鬼ごっこは「身体能力ではなく戦略」ということを知っていれば違和感なかったかもしれませんが。

このシーンだけ見ると、子どもに大人が鬼ごっこで追いつけず、
「これが、ここのフルスコア!?」と言われても意味不明(笑)

現実世界でも、子ども達の方が元気だし、すばしっこい。
これだけ広いフィールドで、これだけの人数がいたら、圧倒的に大人の方が不利です。

ここで言わんとしているのは、鬼ごっこは身体能力の優劣ではなく戦略だと言うこと

(原作情報)シスターは驚きます。ノーマンは自分より明らかに体格も体力も劣るのに全然捕まえることができない。まるで”追わされている”ようだと。

運動能力に圧倒的な差があるのに、”なぜ捕まえられないか、すら分からない“特別さを感じ取ったのです

その気持ちが──

これが、ここのフルスコア・・・

by シスター・クローネ『約束のネバーランド』TVアニメ3話

というセリフになったのです。

#ちなみに、このセリフはアニメオリジナルです。
#このセリフと、シスターの顔!名シーンです!

さらに原作では、レイがシスターに”襲いかかる”ように背後を取ります
これもレイは試したのです。

アニメでは、まるでタッチしに行ったかのようで緊張感なし。

シスターとの鬼ごっこから、ノーマンとレイは現状を分析します。

  • 子ども達が個々で逃げるのは、まだ厳しい
  • シスターの背後を取ることは可能(=殺すことは不可能ではない)

GFハウス 図書室

鬼ごっこ以降、シスターは3人に何もしてこなくなった。
このことが意味することは・・・

シスターは標的を探す為に子ども達に探りを入れてきた。
が、鬼ごっこ以降、深入りしてこない。

ママも、誰かを疑っている様子が見られない。

このことが意味することは・・・

  • 誰が秘密を知っているか、ママは既に”特定している”
  • ママがシスターに、何もしないよう指示している
  • 子ども達の中に内通者がいるので、ノーマン達が動けば分かる

と推論したのです。

子ども達の中にスパイがいる!?

エマはショックを受ける。
内通者がいるなんて、信じたくない、と。

エマの性格です、きっと「気付かずに協力している」「ママに騙されて協力している」と思いたいでしょう。

でも、ずっと信じていたママに裏切られたのです。
大好きな弟妹ですら信じられなくなってしまっているのでしょう・・・

最後は落とすのがパターンになってきましたね(笑)

頑張れ、主人公!!

おわりに (『約束のネバーランド』3話とは)

背景が謎だらけで、どこを取っても新情報。
だけど、次にやることを明確にして、論理的な展開にしているのがお見事。

ストーリーにいちいち説得力があるのです(笑)

本編で何度も書いているように、アニメ化されたエピソードは原作でもかなり濃密。

原作の全てをアニメ化していたは、尺が足りない。
構成を変え、考察部分を一気に描いたり、結論を先に示すなど、工夫されています。

原作既読の私が見ても、カットされたシーンは違和感を感じるほどではありません。
決して違う解釈をするようなことはありません。
上手いですね♪

『約束のネバーランド』は敵である大人と子ども達の間で交わされる言葉、行動から、相手の意図を読み取り、対策を練り、作戦を立てる。

まるでミステリー小説を読んでいるかのように、一つ一つ解明されていくのが醍醐味の一つ。

3話はますますその面白みが出てきました。

早く4話見たい!
ではでは。

関連記事

TVアニメ『約束のネバーランド』第4話のレビューはこちら
約束のネバーランド 第4話
TVアニメ【約束のネバーランド】第4話 解説&感想レビュー ついに内通者判明!?え、まさか!?TVアニメ『約束のネバーランド』第4話 解説&補足&感想レビュー。(次話以降のネタバレなしでわかりやすく解説) 子ども達の中に内通者がいる!?ドンとギルダを仲間に引き入れると同時に内通者の調査が始まる。判明したのは・・・...

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。