各話レビュー(1期)

TVアニメ【約束のネバーランド】第4話 解説&感想レビュー ついに内通者判明!?え、まさか!?

約束のネバーランド 第4話

こんばんは。時文です。
TVアニメ『約束のネバーランド』第4話鑑賞しました。

2期4話のレビューはこちらをどうぞ。

アニメ4話は原作2巻 10話~12話(約60ページ)まで進みました。

今回はペースが落ち着き、内容も概ね、原作と同じ情報量になってきました。
原作ファンとしてはうれしいですね♪

原作とは、シーンの順番は違います。
セリフや心理描写が一部カットされていますが8割はアニメ化されている感じ。

ただ、原作ではもっと深く描かれているので、その辺をレビューしていきます。

前話同様、ここでは、以下の観点でレビューします。

  1. アニメだけでは気付きにくい点を「解説」
  2. 必要に応じて、原作コミックの情報を加味して「補足」
  3. “原作既読者”目線の「感想」

プラスして、私なりの解釈を説明します。
作品理解の参考にしていただければ幸いです。

今話の「ネタバレあり」。次話以降のネタバレは「なし」。ご安心を。

前回(3話)の解説&感想レビューはこちらをどうぞ
約束のネバーランド 第3話
TVアニメ【約束のネバーランド】第3話 解説&感想レビュー 大胆な行動が不気味。2人目の大人シスター・クローネ参戦!TVアニメ『約束のネバーランド』第3話 解説&補足&感想レビュー。(次話以降のネタバレなしでわかりやすく解説) GFハウスへやってきた新しい大人、シスター・クローネ。シスターはこの状況をチャンスと捉え、子ども達の中から秘密を知った子を探し始める。...

約束のネバーランド(1期)

話数 サブタイトル 各話レビュー 原作巻数
EP.01 121045 1話R 1巻
EP.02 131045 2話R
EP.03 181045 3話R
2巻
EP.04 291045 本レビュー
EP.05 301045 5話R
EP.06 311045 6話R
3巻
EP.07 011145 7話R
EP.08 021145 8話R
EP.09 031145 9話R 4巻
EP.10 130146 10話R
EP.11 140146 11話R
EP.12 150146 12話R 5巻

前回のあらすじ

約束のネバーランド 第3話
3話 あらすじ

GFハウスに新たに派遣された、シスター・クローネ
ママ・イザベラから子ども達の監視を指示される。

ただ”見張りだけしていれば良い”と言われたシスター。
しかしシスターは秘密を知った子どもを特定しようと、過度に接触するのだった。

今回のあらすじ

あらすじ

シスター・クローネママ・イザベラから変な事を考えないようクギを刺されたが諦めてない様子。

一方、ノーマン達は脱出計画のために、ドンギルダを仲間に入れ、同時に子ども達の中にいる内通者を探す。

前話(3話)までに比べると、ペースが原作に近くなりました♪
情報も8割方表現されている感じです。

これ位のペースで進めてくれると原作ファンとしては嬉しいのですが(笑)

さて、今回は、ドンとギルダが新たな仲間となり、鬼ごっこを使ったチームで動く訓練が始まったのが楽しい部分。
派手なシーンが少ないのは、前回あまりにもシスターとの鬼ごっこのインパクトが強すぎたせいでしょうか(笑)

それでも、やはり内通者を突き止めるシーンが緊迫感たっぷりで堪りません♪

では、順を追って振り返っていきましょう。

解説&感想レビュー

GFハウス ママの部屋

シスターはママから近況を確認される。
ママは、改めてシスターに役目を伝え、言う通りにすればママにしてあげると約束する。

(原作情報)(前話で)ママの隙を突いて、シスターはようやく子ども達の実力を測ることができる本気の鬼ごっこという絶好の機会を得ました。
が、この”隙”こそが、子ども達の実力を知らしめるために、ママがワザと作ったのだとシスターは気付かされます。

前話の鬼ごっこで、シスターは子ども達の実力と、特に最年長3人がただのフルスコアではないことをまざまざと見せつけられました。

今話で、ママに全てを見透かされているような言葉を投げかけられる・・・
完全にシスターはママの掌の上で転がされてます

ただ、これは逆効果。
プライドの高いシスターにとっては屈辱
#シスターが何をしても問題ないとママは考えているのでしょうが・・・

原作では、GFハウスの子ども達は(全プラントの中でも)特別。
特にフルスコアの3人はとても価値があることを前面に出してます。

ハウスの秘密を知られたからと言って、即出荷はしない。
特別だからこそ、予定通り完璧にして出荷したいとママは考えているわけですね。

GFハウス シスターの部屋

自分の部屋へ戻ったシスター。
ママの言葉に反省している様子はなく、激昂するのだった。

シスターの部屋でのシーンはアニメオリジナル
原作では、シスターのヌイグルミも出てきません。

あれだけの大声を出して床を踏みつけたら、流石に外へ漏れると思うのですが(笑)
どうやら、アニメではシスターはお笑い担当になってきました。

原作では、シスターの腹黒は同じですが、決して抜けているわけではないです
アニメではザコキャラに見えないか心配です・・・

ただ、ママになることに執着していることが分かる表現はいいですねーー

プラスして、シスターがママ(イザベラ)を全く信じてないことが分かります
#「ママにしてあげる」という言葉を信じてない。

むしろ、ママを嫌ってすらいますね。

(原作情報)「最年少の世話をするのは年長の女子のみ」というルールは他の農園にはありませんシスターはそのことからママ(イザベラ)がママにしたいのはエマ、ギルダだと推測。決して自分ではない、騙されていると断定します。
バカにされていると感じ逆に反抗。フルスコア3人がダメなら次はギルダを切り崩しにかかったのです。

GFハウス 庭

洗濯物を干して、ノーマン、レイ、エマは作戦会議。
シスターとの鬼ごっこを振り返り、個々ではなくチームで隊列を組んで逃げる作戦に。

チームを率いるには3人では足らない。
新たにドンとギルダを引き入れることに決めた。

(原作情報)アニメではエマが覚える隊列の型は100種でしたが、原作では10種です。
(原作情報)原作では、事前にノーマンとレイが、チームで行動する利点を会話しています。
個々では、足の遅い子、運動が苦手な子がいる。各人の能力や得意不得意を考慮しチーム編成し、カバーし合うことが目的。

前話、シスターとの鬼ごっこ。
自分たちの強みと弱みをきちんと分析し、対策を打つのは流石です。

さらに、チーム編成、隊列の型まで考えている様子。
型はどんなのがあるのか知りたいですーー
覚えられませんが(笑)
#原作でも型の説明はありません。

森 チームでの鬼ごっこ

チームで隊列を組み、逃げるための訓練(鬼ごっこ)開始。

一方、ノーマンは脱獄決行日を10日後に設定する。

ノーマンが脱獄決行を(発信器を壊す準備が整う)最短の”10日後”と言い出す。

唐突でしたが、唐突なのは原作も同様です。
ただ、原作では、最短の日(10日後)にした理由がもう少し詳しく説明されます。

  1. ママの想定の裏をかく
  2. ママが手を出さない ⇒ 「時間がある」は罠では?

①は言葉の通りです。
②についてはアニメでは分かりにくいですね。

アニメでは、ママの心理描写や、ノーマン達が推測するママの考えが、かなりカットされてます。

ママには内通者の存在があり、”おそらく”秘密を知った子どもを把握している
にも関わらず、手を出したり、妨害したりしない──

なぜか?

それは、ママが、内通者やシスターを通じてノーマン達を含む子ども達を”コントールできている”から

子ども達が具体的な行動をしない限り、ママも手を出さない。
だから、”準備をする時間がある”・・・

と思わせるためではないか?

「あと1ヶ月半ある」と思うのが”ワナ”ではないかと、ノーマンは推測したのです

そこで、裏をかくために最速の10日後に設定。
そのためにすべきことは、まずはドンとギルダを引き入れること。

GFハウス 図書室

ドンとギルダに事情を話し仲間に引き入れる。
ただ、内容については真実を話さず、「人身売買」だと嘘をつく・・・

(原作情報)「人身売買」と嘘をついたのは、もし万が一、脱獄計画が失敗しママ達に知られたとしても、真実を知らない二人は、まだ生きられるかもしれない・・・
という、エマの優しさです。

ここは、エマの強く優しい気持ちが出ているシーン
原作通り見せて欲しかったですねーー

ドンやギルダに嘘つきだと恨まれても構わない
それよりも、二人の命が少しでも助かる選択をしたのです

(原作情報)原作では、ギルダが、エマとノーマンが門へ行ったことを、口止めされたことが、ここで明かされます。
つまり、ギルダは「門へ行ったことをママに謝るどころか”口止め”された」から変だと思っていたのです

ここまでギルダもドンも、それほど描かれることがありませんでした。

ギルダは大人しいですが、優しく、そして頭の良い子。
スコアはフルスコアの3人に次ぐ4番目。(1話より)

エマたちの変化に気付かないわけはなかったのです。

GFハウス シスターの部屋

助けてくれると約束したギルダが、夜中にこっそり部屋から抜け出す。
エマはギルダが内通者ではないかと疑ってしまう。

実は、ギルダは、シスターから悩み事があるのではないかと声をかけられていたのだった。

いやーー
ギルダの部屋を出るときの顔、怪しすぎるでしょ!!

実は原作は”もっと怪しい”顔してます(笑)
悪役顔です(苦笑)

さて、シスターの部屋へ入ったギルダ。
部屋の外で聞き耳を立てるエマ。

原作では、3人の心理描写が描かれ見応えがあるシーンです。

シスターVSギルダの心理戦、アニメでは少しスマートに描かれているので補足します。

ギルダは、エマとノーマンが門へ行ってから変だと思っていたが、聞くことができなかった。
不安がっている様子を見て、シスターが声をかけてきた。
悩みがあれば、相談に乗ると。

もちろん、シスターはギルダから、秘密を知っている子どもを特定する情報を聞き出すために優しくしたのです。

(原作情報)図書室でドンとギルダを仲間に引き入れた後、ノーマンは2人に口止めします。
ママもシスターも敵だ秘密を知っていると絶対にバレてはいけない。」

ギルダは、エマが悩んでいた理由を知り、関係も修復。
(敵である)シスターに、これ以上何も聞かれたくないと考え「”もう”大丈夫です」と答えたのです。

シスターは、この心変わりは何かを知ったのではないかと、鎌をかける

ギルダ、あなた、全部、知ってしまったのね?

by シスター・クローネ『約束のネバーランド』TVアニメ4話

ギルダは、「バレた!?」と思いうろたえる。
#シスターは、ギルダの顔色が変わったのを見て、何かを知ったことを確信する・・・

ギルダはバレてしまったら、自分も”悪い人”に売られるのではないかと狼狽する。

あなただけ見逃してあげるから仲良くしましょうよ

by シスター・クローネ『約束のネバーランド』TVアニメ4話

このシスターのセリフは、逆にギルダに「(人身売買は)真実」「シスターは敵」だと確信させたのではないでしょうか。
#ここは私の推測です。

我に返ったギルダは、冷静に判断し、シスターが”突いてきた”と思われる「もう大丈夫です」の「もう」に対し補足する。

エマとはケンカしてただけ。
でも”もう”仲直りできたから大丈夫なんです。

by ギルダ『約束のネバーランド』TVアニメ4話

これ以上の追求は難しいと考えたシスター。
しかし種をまくのに余念がない。
なかなかの策士。

エマの嘘つき!と思ったら、また私の元へおいでなさい

by シスター・クローネ『約束のネバーランド』TVアニメ4話

この言葉が与える影響については、原作ではもう少し捻りがあるのですが・・・

詳しくは原作をお読み下さい♪

GFハウス 食堂

ノーマンはエマに確認をする。
内通者が望んで鬼の手先となっていた場合、一緒に連れて行くかどうかを。

今回、一番のジャンプ主人公らしいシーン。

内通者が、何らかの交渉をして、自らの命を保証し、鬼のスパイとなっていた場合

それでも、脱獄の際、連れて行くのか?
相手が望まなくても、連れて行くのか?

エマは即答する──

連れてく

だって私たちが逃げたら、その子の命が保証されるとは限らないもの。
・・・
兄弟に悪い子はいない。一緒に育った家族だもん。
・・・
私はその子を信じたい。

by エマ『約束のネバーランド』TVアニメ4話

どこまでも優しく、愛している兄弟を信じるエマ。

この言葉が、ノーマンやレイの考えに影響を与える・・・のでしょうか?
答えは次話で(笑)

GFハウス 寝室

罠として隠しておいたロープを確認する。
なくなっていたのは・・・ドンに教えたロープ。

しかし、ノーマンは内通者はレイだと指摘する・・・

とうとう、内通者が判明?!
レイ?!

という所で今話は終了。

確かにレイは1話から不可解な言動をしていました。
これが伏線だったのか、ミスリードなのか・・・

そしてレイが本当に内通者なら、エマは一体全体どんな反応をするのか!?
楽しみ~~(失礼)

詳しくは次話へ!
ヤキモキしながら待ちましょう!!

おわりに (『約束のネバーランド』4話とは)

今回は、かなり原作に忠実に描かれてました。
原作ファンとしてはうれしい限りです♪

アニメ化の方針が見えてきました。

  • ママ自身の心理描写および推測部分はほぼカット。
    ママをよりミステリアスな存在へ。
  • シスター・クローネはノーマン達ばかりのシーンにアクセントを与えるようなコメディタッチに。
  • 鬼ごっこのような動きのあるシーンは、心理描写より”動きを重視”。
    躍動的に描きアニメーションらしく。
  • 緊迫するシーンは効果的な演出で盛り上げる。

大まかに言うとこんな感じでしょうか。

流れは、原作既読の私が見ても違和感ないどころか、とてもスムーズ。
初見はどこがカットされたか気付かないくらい、うまく構成されてます。

まだ4話!今後が楽しみです!

では、5話でお会いしましょう。

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