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こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『チ。-地球の運動について-』第2話「今から、地球を動かす」を鑑賞しました。
本レビューではアニメ感想だけではなく、原作コミック情報も加え、個人的な解釈による解説・考察をしています。
皆さんの理解の助けになり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。
今回アニメ化されたのは──
- 原作コミック『チ。-地球の運動について-』第1集
-
第2話~第3話序盤まで
今話の主なトピック (クリックすると該当項目へ)
今話で解決しなかった疑問
最下部「疑問点まとめ (Q&A一覧)」に記載
本レビューの方針
本レビューは、次話以降のネタバレなし
アニメ『チ。-地球の運動について-』の原作は、魚豊先生による同名漫画。
私は原作未読です。
アニメ鑑賞後、アニメ化済み時点までの部分を読み、レビューを作成しています。
アニメ鑑賞
+
原作コミックを読み
知り得た情報を加味して「感想・解説・考察」
よって、次話以降のネタバレはなしなのでご安心ください。
なお、原作コミックの情報は、「原作情報」として区別できるよう記載します。
こんな感じです
緑系の色を目印にしてね!
引用部分も次のように緑系をワンポイントに ──
燃やす理屈、なんかより!!
by ラファウ『チ。-地球の運動について-』コミック第1集
僕の直感は、地動説を信じたい!!
ちなみに、考察や疑問はオレンジ系 ──
補足や余談、参考情報はブルー系 ──
と色分けしているので、読む際の目安にして下さい。
全25話 各話リスト
※話数:リンクは各話レビューへ
※サブタイトル、原作漫画:ネタバレを避けるため次話以降はマスク
はじめに
フベルトの地動説を否定しながらも、家に戻り計算してみると正しいかもしれないと考え始めるラファウ。
数日後、ラファウのノートが異端審問官ノヴァクに見つかってしまう・・・。
神をも冒涜する学問、それが天文学。
美と理屈が落ち合う、それが地動説。
地球が自転してるなんてバカバカしいが、あり得るかも。
地球が動いているなんて信じられないが、理屈合うかも。
地動説が描く宇宙に魅せられるラファウ。
地動説は異端か真理か。
世の常識と知的探究心の狭間で揺れる・・・。
神を信じるからこそ、天動説が正しいと言うラファウ。
神を信じるからこそ、地動説が正しいと言うフベルト。
同じように神を信じているのに、見解が違うのが面白い!(後述)
フベルトが師となる展開かと思いきや、呆気なく退場。
地動説がどれだけ危険な思想かよく分かる展開。
これからラファウはどうするのでしょうか・・・。
天文学は異端なのに大学にある不思議(笑)。
義父は天体観測に否定的なのに、なぜフベルトを迎えに行かせた?
そもそも、なぜフベルトを引き取った?
そして、家にある天文学の資料・・・。
この辺りも何かありそうで、興味が尽きないですね。
では、今話を振り返っていきましょう。
感想&考察レビュー 第2話「今から、地球を動かす」
地動説は間違い?
フベルトの提唱した「地動説」はラファウに大きな衝撃を与える。その考えが教会に対する異端思想であると頭では理解しつつも、知的探究心は抑えられないでいた。
美しさと理屈が落ち合う地動説
地球の運動によって、美しさと理屈が落ち合う。
そこでは、宇宙は一つの秩序に統合される。
by フベルト『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
それを教会公認の天動説に対して、”地動説”とでも呼ぼうか。
天動説で描かれる宇宙は美しくない。
フベルトは、地動説によって、宇宙は美しく描かれると言うのです。
前話から、やたらと出てくる「美しい」「美しくない」。
宇宙の景観のことではありません。
恐らく「数学的な美」に近いものでしょう。
「数学的な美」には、黄金比のような結果が美しいことや、、方法としての美しさがあります。
ここで言う「数学的な美」とは ──
複雑な物事・事象を、シンプルな公式で表せること。
天動説だと、惑星の動きを表すのに複雑な数式になってしまいます。
これが前話、ラファウが言っていた ──
いやいや空のことは忘れろ、あんなのどうだっていい。
規則正しく決まって動く星に、一時は合理的な美しさがあると思ったが、蓋を開ければ複雑な軌道計算とバラバラな星の集まり。
by ラファウ『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第1話
一見美しく見える星々。
それらを観測して動きを数式に落としてみると、それぞれが別々の複雑な軌道計算が必要となってしまう。
ラファウも既に美しくないと捉えていたのです。
運動の第1法則
普通に間違ってると思う。
理由は3つです。
まず1つ、矛盾が多すぎる。例えば、地球が動いているなら、なぜジャンプしても同じ位置に着地するんです?
by ラファウ『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
地動説に対して、ラファウの素朴な疑問。
動いている物体でジャンプをしたら置いていかれる(後ろに着地する)はず。
感覚的にそう考えてしまいます。
が、実際にはそうなりません。
これは「慣性の法則」を知らないと、疑問に思ってしまいますよね。
「慣性の法則」は、ニュートンが体系立てたニュートン力学の「運動の第1法則」。
すべての物体は、外部から力を加えられない限り、静止している物体は静止状態を続け、運動している物体は等速直線運動を続ける。
by Wikipedia
静止している物体は、外部から力を加えない限り動かず。
動いている物体は、外部から力を加えない限り止まらない。
皆さんも中学校で習ったときに聞いたのではないでしょうか ──
電車や新幹線の中で、ボールを真上へ放り投げても戻ってくる、ジャンプしても同じ位置に着地する。
時速300km近くで走行する新幹線の中で、物を手放しても、300kmで後方へ飛んで行きません(笑)。
現代人なら感覚で理解していること。
でも、考えてみればラファウが言うように不思議な事象。
これらが「慣性の法則」で説明できます。
新幹線の中の物は、新幹線と一緒に時速300km近くで走っているので、物を真上へ投げても、その場でジャンプしても、新幹線と同速度で前へ動いています。
「慣性の法則」に照らし合わせると、外部から力を加えない限り同じ速度(等速)で動き続けます。
だから、真下に戻ってくるのです。
地球が自転しているのにジャンプしても同じ位置に着地するのも「慣性の法則」。
そもそも地球が自転している感覚が持てないのも、空気を含め地球上の全ての物が「慣性の法則」で動き続けているからです。
美しい地動説
観測者が動くなら、静止した対象も動いて見える。
自転・・・してるかも。
by ラファウ『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
感覚的に、自転の可能性を受け入れたラファウ。
とは言え、公転は簡単には受け入れることができません。
仮に地球が動いていたとして、プトレマイオス宇宙を地動説に応用すると ──
by ラファウ『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
「プトレマイオス宇宙」とは ──
天動説を唱えたプトレマイオスが描く宇宙のこと。
地動説を知っている皆さんにとっては、太陽を中心にして「水金地火木~」と惑星が回っているのはご存じでしょう。
天動説では、地球を中心に太陽と惑星が回っているとされ、地球にどの惑星が近いのかは分かっていました。
そこで、ラファウは ──
それぞれの惑星が回っている中心点を地球から太陽に変更して、複雑な軌道で回る惑星が同じような円を描く関係性を探ったのです。
全ては連鎖して調和してる?
全宇宙が一つの秩序に則って動く?- 中略 -
あんな巨大な天が一つの発想で、こんなに合理的に動いてしまったら、この説を美しいと思ってしまう!
by ラファウ『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
ラファウは、机上で地動説が成立する惑星の並びを見つけてしまったのです。
シンプルで美しい太陽系の惑星図を──。
信じる神
── なぜ危険を冒して、天国を捨ててまでこんなことをしてるんです? 神を否定したいのですか?
逆だ、神を信じるからやるのだ。
人は皆、この世は醜く貪欲で汚れていて、あの世は清く美しいと言う。
だが、私はそんなのは認めない。神が創ったこの世界は、きっと何よりも美しい。
by フベルト『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
神を信じれば天国へ行けるとされていた時代。
地動説=異端研究は、神をも冒涜する行為で死ぬと天国へは行けません(と信じられていました)。
ラファウは神を信じているので、命を賭けて地動説を研究するフベルトを不思議に思います。
だけど、フベルトも神を信じていると言います。
二人とも同じように神を信じているのに、なぜこうも考えが違うのでしょうか?
それはラファウとフベルトが信じている神が違うからではないでしょうか。
ラファウが信じているのは、教会の言う神。
神が作りたもうた世界だから、中心でなくてはおかしい。
フベルトは、この世が美しくないわけがない。
神が創り出したこの世界は美しいに決まっている。
フベルトの言う神は、自然の事ではないでしょうか。
意図的か無意識かは別にして。
だから ──
私は聖書ではなく、自然を読むのだ。
by フベルト『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
こんな言葉が出てきたのではないでしょうか。
聖書の言う神は信じていないが、神様がいることは信じている。
神がこの世を創り出したと信じている。
そして、神が創り出した自然だから、美しくないわけない。
「自然崇拝」という考えに近いのかもしれないですね。
地動説を信じたい
フベルトは傭兵上がりの異端審問官ノヴァクに捕らえられ、あえなく処刑されてしまう。彼が死の間際ラファウに託したのは、天体を模したペンダントだった。
異端審問官ノヴァク
なにこれ?
by 異端審問官ノヴァク『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
よりにもよって、異端審問官ノヴァクに地動説を検証したノートを見られてしまう・・・。
いや、なぜ部屋にある物が、簡単に見つかってしまうの!?
勝手に家に入ったということ?
そういうことになるね…
義父ポトツキはまだ知らないと言っていたので、誰の許可も取らずに異端審問官が勝手に家に入って探ったということ。
フベルトの家ではなく、ラファウの部屋を探るのが嫌らしいですね・・・。
いや・・・。
もしかするとフベルトの部屋から何も出てこなかったので、ラファウの部屋を探ったのかもしれないですね。
フベルトは地動説の研究資料を、(後半で描かれるように)山奥に隠しています。
フベルトの部屋を探しても何も出ないはず。
そこで関係のあるラファウを探ったのです。
フベルトは自分の部屋を調べられたと気付いたのかもしれません。
なので、ラファウに観測を止めると告げ、さらに(心配で?)ラファウの家までやってきた?
それにしても・・・。
異端審問官ノヴァクは、なぜラファウにこんな遅くにどこへ行っていたのか聞かないのでしょうか?
あっ、確かに!
夜に出歩くのは普通なのかな?
やり残したこと
フベルトを連行しろ。
by 異端審問官ノヴァク『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
ラファウの罪を被って退場するフベルト・・・。
てっきり、彼がラファウの隠れた師になるのかと思っていましたが、あまりに呆気ない。
最初怖かったけど、いなくなるのは信じられない!
うん、意外とラファウと相性が良いと思ってたのに…
でも、フベルトにはウソをついてでもやらなければならない、「やり残したこと」があったはず・・・。
── フベルトさん!本当に行くんですか?やり残したことは?
たった今やったよ。
by フベルト『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
さて、「フベルトがやり残したこと」とは何でしょうか?
たった今やった!?
たった今やったことと言えば ──
- ラファウを庇った
- ペンダントをラファウに渡した
やはり、後者でしょうか・・・。
ラファウはペンダントのヒントを頼りに、研究資料を見つけます。
ぶしつけな前置きで申し訳ないが、私はあなたが誰だか知らない。
by フベルトの手紙『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
「私があなたが誰だか知らない」ということは ──
ラファウと知り合う前、つまり教会に捕まる以前に、資料を山に隠していたと考えるのが自然でしょう。
しかし、最も信用のおける者に、ネックレスを託すことにしている。
by フベルトの手紙『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第1話
ネックレスを渡せば、それが隠し場所を示し、資料を託すことになるのです。
では、本題に入る。
- 中略 -
この不完全な説は消えるべきだ。
しかし私は未練がましく燃やす勇気を持てず、さらに傲慢にも私より優れた人間に焼却されることを望んだ。
by フベルトの手紙『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第1話
ネックレスを託した自分より優れた人物。
自分は地動説を証明することができなかった。
ならば、自分の研究を土台にして誰かが引き継いで研究し続けてくれれば良いと望まないのでしょうか?
いや、フベルトともなれば、それは悔しい。
地動説は自分の力で証明したかったはず。
ならば、それが叶わないと分かった今、研究は誰にも流用されないよう燃やすべきだが、それも勿体なくてできない。
自分が証明できなかった悔しさもあるが、誰かに証明してほしいという気持ちもある。
それだけ地動説は魅力ある研究対象。
それを理屈でねじ伏せる人、ラファウに処分を託したのです。
フベルトがやり残したこととは ──
地動説の研究を続けることではなく、自分の研究資料を処分すること。
ラファウが、それに相応しいかどうかを見定めていたのです。
つまり、フベルトが釈放されるよう改心したウソをついたのは、研究を続ける気もなく、自分で研究資料を処分する勇気もなく、託せる人を探すことだったのです。
だとしたら、ラファウを庇った理由も分かります。
フベルトが最後に見たラファウのノート。
あれだけのヒントで地動説の整合性に気付いたラファウの才能を、認めたのではないでしょうか・・・。
直感は違う
フベルトさんの言うとおり、僕の理屈は書物を燃やした。
by ラファウ『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
えっ、燃やしてしまうの!?
それ、思った!
少しくらい見たらいいのに…
てっきり、フベルトの研究資料を元に、ラファウが地動説を研究していくのかと想定していました。
だけど・・・。
by ラファウ『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
燃やす理屈なんかより、僕の直感は地動説を信じたい!
理屈でラファウの研究資料を燃やしますが、直感は地動説を信じ、火を消そうと?します。
研究を続けるために火にだって飛び込むというフベルトを、合理的ではないと馬鹿にしていたラファウ。
そんなラファウが、非合理的な行為を始めるのです。
地動説は、地球を動かすだけでなく、ラファウの心さえも動かし始めたのです。
申し訳ないが、この世はバカばっかりだ。
でも気付いたら、その先頭に僕が立ってた。本当の僕は、清廉でも聡明でも謙虚でも有力でもなく、横柄で傲慢で軽率で無力で、そして今から地球を動かす。
by ラファウ『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
第2話
「今から、地球を動かす」
それにしても ──
ラファウは火を途中で消したのでしょうか。
焼けずに残っていた資料はあるのでしょうか。
そもそも、燃やす前に資料を少しでも見たのでしょうか・・・。
ラファウは、フベルトの研究資料を読んだ?
娘からの手紙
実は私にも娘が。
by 異端審問官ノヴァク『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
最近4歳になって、これが可愛くて仕方ない。
ノヴァクは異端審問官なのに、特例で家庭を持っているようです。
娘の手紙を嬉しそうに、これから拷問する相手に見せるノヴァク。
普通は復讐を恐れ、娘の情報なんて拷問相手に見せないけど…
少し引っかかるのは ──
なぜ娘の手紙の内容が(視聴者側に)描かれないのでしょうか?
そして、手紙を見た男は驚いたような表情を見せます。
これは気のせいでしょうか、もしくは考えすぎでしょうか。
異端審問官ノヴァクの娘の手紙に何がある?
苦悩の梨
あちゃー、君ここの子だったの。
by 異端審問官ノヴァク『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
ノヴァクが使った拷問道具は、前話冒頭でも出てきた道具ですね。
これは「苦悩の梨」と呼ばれる拷問道具です。
洋ナシのような形をしているので梨と呼ばれているようです。
閉じた状態で口に入れ、ネジを回して広げる拷問。
1話冒頭、何かを回すような音と共に目が光が差すような描写。
これは、ネジを回して口を開いていく様子が描かれていたのです。
はい、悪魔集会の場所。
by 異端審問官ノヴァク『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
口を割らせるのに、本当に口(アゴ?)を割っていたのです。
いや、冗談言ってる場合じゃないですね。
秘密を聞き出すのに、話せないような拷問をするのは意味不明です・・・。
アゴを割られ、どうやって悪魔集会の場所を聞きだしたのでしょうか?
筆談?
まあ、あまり知りたくない領域ですけどね(苦笑)。
神学と天文
神学で入学しても、あとで天文に編入できる。
by ラファウ『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
大学に行けなくなる方が、本末転倒だ。
大学で天文を学ぶと宣言すると、周囲は勿論、義父の態度も変容。
天文を選ぶなら入学許可書にサインしないという義父を前に、ウソをついて乗り切るラファウ。
これがラファウ流世渡り術。
ますますフベルト師匠に似てきましたね(笑)。
それにしても、異端と呼ばれる天文学。
なのに、なぜ大学にあるのでしょうか?
教会の力は、大学には及ばないのでしょうか?
それとも、大学は国外なのでしょうか?
ならば、最初は神学を選んでおいて、天文に編入するのはありですね。
学費は誰が払うのか分かりませんが・・・。
それにしても、父さんはあれほど天文を毛嫌いしているのに、どうしてこの家にはこんなに資料があるんだろう。
by ラファウ『チ。-地球の運動について-』TVアニメ第2話
今回の事だけでなく、前話で天体観測も禁止した義父ポトツキ。
なのに、なぜ彼の家には今も天文学の資料があるのでしょうか。
天動説を研究する分には、全く問題ないのでしょうか。
あと、この調子でいくと、次話から学園編になるのでしょうか(笑)。
あっ、確かにそういう流れ…なんだか想像できない!
うん、(ほのぼのとした)学園編をやるような雰囲気じゃないよね(苦笑)
その辺も、ある意味楽しみなのです!
義父ポトツキの家には、なぜ天文の資料が多い?
おわりに (『チ。-地球の運動について-』2話とは)
本サイトで原作ありアニメ作品を取り上げる場合、アニメ化されていない原作情報をふんだんに盛り込むのですが・・・。
本作は、完璧と言っていいほど原作に忠実です。
吹き出しの外にあるト書きまで描写されています。
1話、2話を見る限り、アニメ化されていない箇所がほぼない(構成も全く同じ)と言っていいほど同じですね。
かつ、丁寧にアニメ化されています。
アニメの方が表現が豊かなのは言うまでもありません。
アニメは全25話で、原作の結末まで描いてくれる予定。
原作コミックは全8巻。
コミック8冊を25話でアニメ化するなんて、かなり丁寧なペースです。
これは、かなり期待できるのではないでしょうか。
いや~これから半年間、楽しみです!
以上、TVアニメ『チ。-地球の運動について-』第2話の感想&考察レビューでした。
長文にもかかわらず、最後まで読んで頂きありがとうございます。
次話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はX(@toki23_a)にて!
ではでは。
地球の「ち」
疑問点 まとめ(Q&A一覧)
この章では、疑問点をまとめていきます。
- 今話で発生し解決した疑問は、本文で解説して本章(ここ)でまとめ
- 今話で解決しなかった疑問を、疑問XX-XX(話数-通し番号)として記録
⇒ 本章(ここ)でまとめ - 答えは、推測ではなくできるだけ(原作含む)作品内で明らかになった事実を記載
※推測が入る場合は、断りを入れる
⇒ 解決した疑問は、次話で削除
今話で解決した疑問 (クリックすると答えが表示されます)
今話で新たに発生し、解決しなかった疑問
- 疑問 02-01 ラファウは、フベルトの研究資料を読んだ?
- 疑問 02-02 異端審問官ノヴァクの娘の手紙に何がある?
- 疑問 02-03 義父ポトツキの家には、なぜ天文の資料が多い?
今週の感想ツイート
#チ。 #チ球の運動について 2話
— 時文@ここアニ(『チ。』レビュー中) (@toki23_a) October 6, 2024
神をも冒涜する学問 それが天文学
美と理屈が落ち合う それが地動説
地動説が描く宇宙に魅せられる
天文学は異端なのに大学にある不思議😓義父は天体観測禁止と言いながらなぜフベルト迎えに行かせた?そもそもなぜフベルト引き取った?🤔
こちらも興味が尽きない😆
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アニメ『チ。-地球の運動について-』次話のレビューはこちら!