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こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『薬屋のひとりごと』第37話「湯殿」を鑑賞しました。
本レビューではアニメ感想だけではなく、原作・コミカライズ情報も加え、個人的な解釈による解説・考察をしています。
皆さんの理解の助けになり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。
今回アニメ化されたのは──
- 原作
-
4巻 1話「湯殿」 ~ 2話「赤羽」まで
- コミック
-
14巻 54話「湯殿」 ~ 55話「赤羽」中盤まで
今話の主なトピック (クリックすると該当項目へ)
今話で解決しなかった疑問
最下部「疑問点まとめ (Q&A一覧)」に記載
本レビューの方針
本レビューは、次話以降のネタバレなし
『薬屋のひとりごと』は、小説投稿サイト「小説家になろう」連載。
ライトノベルと、月刊誌2誌で別の漫画家によるコミカライズ2作品があります。
私は、ライトノベル、コミカライズ共に未読です。
アニメ鑑賞後、アニメ化済み時点までの部分を読み、レビューを作成します。
アニメ鑑賞
+
コミカライズ、ライトノベルを読み
知り得た情報を加味して「感想・解説・考察」
よって、次話以降のネタバレはなしなのでご安心ください。
なお、原作ライトノベル、コミカライズの情報は、「原作情報」として区別できるよう記載します。
- 「ヒーロー文庫」のライトノベルを ── 原作
- 「月刊サンデーGX」連載のコミカライズを ── コミック

こんな感じです
緑系の色を目印にしてね!
引用部分も次のように緑系をワンポイントに ──
宦官が驚いた表情で猫猫を見るが、そんなの関係なかった。
引出しの見出しを眺め、珍しい薬を見つけるなり踊るような奇妙な動きをしてしまう。喜びがあふれ出て、頭の中に納まりきれなかった。
「なんかの呪いか、なにかか?」四半時、そんなことを繰り返したところだった。
by 『薬屋のひとりごと』原作1巻
いつのまにか現れた壬氏が奇異の目で踊る猫猫を見ていた。
コミカライズは、別の漫画家による2作品が刊行されています。
- 「月刊ビッグガンガン」連載の「薬屋のひとりごと」
- 「月刊サンデーGX」連載の「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」
両方読んでいますが、本サイトでは、アニメの補完となると情報の多い➋を選択しました。
「コミック」として紹介する情報は基本➋です。
が、今後も両方読んでいくので、➊にしかない情報があれば、その時は注釈を付けて紹介します。

同じ内容なのに、2つも読むんだ・・・

その方が、理解が深まるんだよ
ちなみに、考察や疑問はオレンジ系。
補足や余談、参考情報はブルー系に色分けしているので、読む際に目安にして下さい。
2期 全24話 各話リスト
話数 | サブタイトル | コミック | 原作 |
第37話 | 湯殿 | 14巻 | 4巻 |
第38話 | |||
第39話 | |||
第40話 | |||
第41話 | |||
第42話 | |||
第43話 | |||
第44話 | |||
第45話 | |||
第46話 | |||
第47話 | |||
第48話 |
※話数:リンクは各話レビューへ
※サブタイトル:ネタバレを避けるため次話以降はマスク
はじめに
後宮の年季が明けた後の働き口で悩んでいる小蘭の話を聞き、子翠は二人を湯殿に誘う。
そこで伝手を作れると言うが・・・。
女三人寄ればかしましい?
じゃなくて、三人寄れば文殊の知恵。
小蘭のために一肌脱ぐ面々。
彼女の職探しだけでなく、情報収集の機会でもあると一石二鳥にする抜け目なさ。
マッサージだけでなく、糸を使った脱毛を入れてくるのが本作らしい。
世間話は万事の種。
出てくるは噂話か真実か・・・ってまた幽霊!?
遂に喋った楼蘭妃に、久しぶりの里樹妃の出番。
新オープニングには、新キャラだけじゃなく懐かしい顔も!?
1期から続く物語の締めになると思われる、最終クールスタートです!
では、今話を振り返っていきましょう。
感想&考察レビュー 第37話「湯殿」
湯殿
猫猫は、もうすぐ後宮での年季が明ける小蘭から良い働き口がないか相談される。その話を聞いた子翠は、二人を湯殿に誘う。
年季
あと半年で後宮の年季明けるからさ。
実家がお金持ちの女官なら縁談が来たりするけど、うちは違うからさ~。
by 小蘭『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
「年季」とは、雇うと約束した期限のこと。
つまり、小蘭が後宮で働くことができる雇用期限が終わりに近づいているのです。
後宮の年季は2年です。(1話 )
後宮で働く女官は、外に出ることができない(=娯楽が少ない、男性との出会いもない)等制限が多いので、2年間と期限が決められています。
小蘭は楽しそうに働いているので勘違いしてしまいそうですが(笑)。
小蘭の年季は残り半年。
原作によると、残り半年を切った女官達には、実家から縁談が来たり、もしくは相手を自力で見つけ出したりするそうです。
小蘭の家は金持ちではありません。
なので、縁談は来ないのでしょう。
それどころか ──
親に売られてきた小蘭は、後宮を出たら一人で生きていくしかない。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
親から後宮に売られた小蘭は、家に戻ることすらできないのです。

小蘭、かわいそう!
妓女
妓女は生半可に勧める仕事でもない・・・。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
私のは最後の最後、どうしてもって時のツテかな。
妹のように可愛がっている小蘭に、妓女を紹介するのは流石にマズいでしょう(苦笑)。
それとも、最後の最後と言っているので、野垂れ死ぬくらいなら・・・、という感じでしょうか。
原作では ──
「どうしても、なんの仕事も見つからないなら、紹介するけど」
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
正直、紹介したくない。
「正直、紹介したくない」とはっきり心情描写で述べられています。
ちょっと安心しましたが・・・。
理由を読んでビックリ ──
あくまで最終手段だ。花街や妓女をよく知るからこそ、生半可にすすめたりできない。猫猫の実家の緑青館は比較的妓女を大切にする娼館だからまだいいが、花街全体を見ると、それは長生きできる職業ではない。慢性的な寝不足と栄養不足、それに客からうつされた性病と、命を早める要因はたくさんある。中には、足抜けしようとして失敗し、見せしめに 簀巻きにされ川に投げられるということもある。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
長生きできる職業ではないから勧められない、と考えているのです。

えっ、そうなの!?
だめだ、壬氏様に紹介したら小蘭を厄介事に巻き込むかもしれない。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
小蘭の働き口が見つからず、どうしてもという時に、妓女はありでも壬氏様に紹介するのはあり得ない!?
猫猫さんの基準がよく分かりません(笑)。
どうやら猫猫の基準は、危険な目に遭うかどうか、という事でしょうか。
そう解釈すると ──
猫猫の中で、小蘭に勧める仕事の選考基準は安全に働けること。
妹のように可愛がっている小蘭が、体を売ることについては抵抗はないけど、長生きして欲しいのです。
その辺は猫猫らしいと言うか、時代背景なのかもしれませんね。


死ぬよりマシってことかな…

まあ、それは分かるけど…
原) 湯殿

湯をたっぷり使った湯殿は、後宮ならではの贅沢なものだ。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
おお、初めて出てきましたね。
後宮の湯殿。

デカッ!
後宮での入浴シーンは、壬氏様や上級妃・高官しかなく、下女はどうしているのか気になっていました。
なんと、後宮には下女も入れる大浴場があったのです。
一度に1,000人が利用でき、同時に数百人が一度に入れる湯船が!
原作者・日向夏先生のポストによると ──
風呂がでかすぎるせいで、宦官の多くは水汲みで1日の仕事が終わったりする。#薬屋2期#薬屋のひとりごと
— 日向夏🐗 (@NaMelanza) April 4, 2025
なんと、風呂の準備をするだけの宦官がいるようです(苦笑)。

スゴッ!
女官にとってありがたいですが、なぜ、そうまでして設置しているのでしょうか。
その点は、原作でしっかり説明されていました。
後宮という人の密度の高い場所では、流行病が起きやすい。そのため、衛生面には気を使っている。その一つがこの風呂である。
- 中略 -
女官たちは、冬場は五日に一度、夏場は二日に一度は必ず入浴するように義務付けられている。身体についた垢や体臭を落とすことは、後宮で快適に過ごすため必須だと猫猫は思う。また、妃たちが下女たちに折檻を行っていないか、それを確かめるためにも機能しているらしい。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
後宮は、女官2,000人、宦官1,000人、合計3,000人の大所帯。(1話 )
人口密度の高い後宮では、誰かが感染する病気になると一気に広まってしまいます。
流行り病を防止するために、衛生面に気を使っているのです。
その一つが、この湯殿。
そして、なんと折檻がないかもチェックしていたのです。
給金も支払われているようですし、体罰も禁止。
1期1話で猫猫が攫われてきたせいか年季があるせいか、後宮は強制労働っぽいイメージだがありましたが・・・。

衛生管理といい、手習い所といい、労働環境は整っていますね。
マッサージ
失礼しま~す!
── あら新入り?はーい!
by 子翠『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
よろしくお願いしまーす!
なんと、子翠の言うツテとは ──
マッサージで妃のお近づきになり、ツテを作ることだったのです。

だから「あるというか作りに行くというか」と言ってたのか!
手を挙げれば誰でもできる様子。
マッサージに資格がいるでも、身分が必要だのということはないのでしょう。

いわゆる、お手軽な副業ですね
なるほど。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
こうやって、普段お近づきになれない妃達と知り合う。
これが、子翠の言ってたツテか。
猫猫のように特殊技能を持ってスカウトでもされない限り、普通は妃に近づけません。
ところがマッサージ師なら、近づけます。
いや、近づけるどころか、相手は裸の無防備状態。
マッサージなら、ある程度接する時間も長くなり、入浴&マッサージ効果で心も口も無警戒になる・・・。
お近づきになるのに、絶好の場なのです。
こないだまでやってた女官が、年季明けてやめちゃったとこなんだ。
by 子翠『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
その女官は、中級妃の1人に気に入られて、そのツテで今は妃の実家で働いてるんだって。
マッサージをしていた女官が止めたばかりで、そのポジションに空きがあると子翠は知っていたのです。
子翠は、そんな情報、よく知っていましたね!
子翠が、マッサージ師が止めることを知っていたのも不思議ですが・・・。
そもそも、子翠はなぜそんな情報を収集していたのでしょうか?
今回は、小蘭のツテを作る為に、湯殿に来た流れでしたが ──
小蘭のことがなくても、子翠はマッサージするつもりだったのでしょうか・・・。
子翠もツテ作り?
いや、そんな心配はしていなさそうなので、小遣い稼ぎ?
それとも、情報収集でしょうか・・・。
猫猫は小蘭に付き合ってのつもりが、玉葉妃から面白情報のネタ探しに(笑)。
子翠は何の為に、マッサージを?
小蘭に付き合ってくれるのはなぜでしょうか?
子翠は、なぜマッサージをしていた女官がいなくなったのを知っていた?
面白ネタのためなら
── まあ湯殿でマッサージを?
はい、知り合いの下女の付き合いで・・・。── んん~~
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
ええ、ダメですよね、はい。
分かってます。
猫猫が出掛けたのは、洗濯物を出しに行ったのか取りに行ったのか。
いずれにせよ、仕事の途中で小蘭に声をかけたと思われます。
が、頼んだ仕事の割に時間がかかってしまった猫猫。
そりゃあ、上司に報告しないわけにいかないですね(苦笑)。
原作によると ──
湯殿でのマッサージは、他の妃の世話に繋がります。
事実、猫猫は新しい脱毛方法で他の妃を美しくする手助けをしています。
玉葉妃陣営にとっては、嬉しいことではありませんね(苦笑)。

あっ・・・、確かに

侍女頭・紅娘の反応が正常
ところが、許可する玉葉妃。
ああいう場では気が緩んで、思わぬ話が飛び出すものよ。
宮中の噂話とか。猫猫、面白い話があったら、ぜひ聞かせてね。
by 玉葉妃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
なんと、湯殿でのマッサージを認めてくれたのです。
でも、ミッション付き(笑)。
面白い話があったら報告するように、とのこと・・・。
だから、猫猫は「抜け目がない」と評したのです。
玉葉妃に認められたからといって、翡翠宮での仕事が減らされるわけではなさそうです。
正直、普段は洗濯係として働いている猫猫たちなので、仕事の量がさらに増えるわけだが、それでも見返りはある。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
普段の仕事は変わらず。
現に、原作では、早い時間に湯殿に行った日は、小蘭と子翠には夕食後に仕事が残っていると書かれています。
つまり、マッサージは副業ですね。
そして、小蘭にとっては就活なのです。
いずれにせよ、これで堂々、湯殿でマッサージができるようになったのです。
うわさ話
玉葉様ご懐妊の噂は、とうに広まっている。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
後宮内では、玉葉妃の妊娠は既に広まっていたのです。
逆に、後宮外には漏れていないのでしょう。
だから ──
前話、何も知らない高官は、高順から情報を得ようと探りを入れたのでしょう。
して、どうなのです?
by 高官『薬屋のひとりごと』TVアニメ第36話
先の御子様の薨御以来、誰か身籠もった妃などは?

いや、この高官が鈍いだけか…
だけど、それ以上に気になるのは ──
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
楼蘭妃も懐妊しているのでは、という噂だ。
なんと、未知な部分が多い楼蘭妃まで妊娠しているという噂まで流れていたのです。
確かに、猫猫が言うように、めでたいというより面倒な状況ですね・・・。
楼蘭妃が来て、半年以上経つ。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
先代から仕える高官・子昌様の娘として、鳴り物入りで上級妃になったのだから、帝も通わないわけにはいかない。

原作によると、他のうわさ話も描かれています。
確かに、緊張が緩んだ妃や侍女たちはけっこう何気なく興味深い話をしてくれる。
- 中略 -
実家の仕事関係やよその妃の裏事情といったきわどい内容を話してくれる。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
マッサージの相手は、中級妃~下級妃。(上級妃は専用の湯殿があるので除く)
そんな妃が、実家の仕事事情や、他の妃の裏情報を教えてくれるのです。
玉葉妃にとっては、ちょっとしたネタでも有用です。
玉葉妃の実家に役立つもの。
あるいはその情報を使って、他の情報を引き出す等々。
玉葉妃のような立場だと、ネタは持っていて損はないのです。
単に、面白い話に興味がある、好奇心旺盛な女性ではないのです。
玉葉様は。
そして、原作には面白い視点も ──
猫猫が翡翠宮の侍女であることを知らないのか、それとも湯気たっぷりの風呂では気付かないのか、実家の仕事関係やよその妃の裏事情といったきわどい内容を話してくれる。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
そういえば、私も原作を読むまで気付きませんでした。
猫猫が玉葉妃の侍女だと知っていれば、上級妃のうわさ話はしませんね(笑)。
なぜか分かりませんが ──
脱毛をしている女官・猫猫が上級妃・玉葉妃の侍女だと誰も気付いていないのです。
こりゃあ、上級妃自身がマッサージをしていても、気付かないかもしれませんね!

えっ!?

そんなことはないか(苦笑)
新しい宦官
1人、格好いい宦官が入ったんだって。
by 小蘭『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
格好いい宦官とは、今話冒頭映った足が悪い宦官でしょうか。

この風貌、誰かに似ているような・・・
── 噂で聞いたんだよね。新しい宦官が30人も増えたんだって。
新しい宦官って、もう宦官になる手術はやってないんじゃなかった?
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
現在の帝になってから、宦官も奴隷制度も廃止されました。

── 奴隷?もうこの国にはいないんじゃないの?
異民族の奴隷だと思う。
他国の人間を去勢して、奴隷にするところもあるんだって。そこから逃げ出したか、助け出されたか・・・。
by 子翠『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
30人もいるってことは、大規模な討伐でもあったんだろうね。
大規模な討伐?
原作によると ──
多くの場合、奴隷が逃げ出すということは、そういうきなくさいことに直結している。確か昨年、その手のことでひと騒動あったので、そのときに助け出された奴隷かもしれない。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
原作者・日向夏先生もポストしています。
今回助け出された宦官たちの一部は、一期の3話あたりで助けられた人たち。#薬屋2期#薬屋のひとりごと
— 日向夏🐗 (@NaMelanza) April 4, 2025
これは、3話で芙蓉妃が下賜された武官が遠征に行っていた ──
先日、遠征に出ていた異民族の討伐部隊が毒を盛られた。
by 壬氏『薬屋のひとりごと』TVアニメ第2話
食事を摂った多くの兵士が、吐き気や呼吸困難を訴え、気分を害する者が出たという。
この遠征のことでしょう。
ここで討伐した異民族が、去勢した男を奴隷にしていたのではないでしょうか。
子翠って虫にしか興味なさそうに見えて、結構賢いんだな。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
猫猫が、子翠を賢いと思ったのは ──
子翠が、大きな討伐があったことを知らないにも拘わらず、推測でその結論に辿り着いたと考えたからでしょう。
現帝になってから奴隷制度、宦官制度が廃止されました。
おおよそ5年前です。
にも拘わらず、新たな宦官が30人も入ってきた。
元奴隷の可能性を考え、一気に30人も増えたことから、大規模な討伐があったのではないかと推測したのです。
子翠は単に物知りというだけでなく、政治や社会情勢をよく理解しており、頭が切れますね。
その割には ──
早い時間のお風呂は熱いに決まってるでしょ。
by 小蘭『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
小蘭でも知っているような、日常的なことを知らなかったり・・・。
この辺も、子翠の正体に関係してくるのかもしれませんね。
子翠の正体は?
ちなみに、猫猫達が湯殿に早く入れたのは ──
まだまだ暑い時期です。
早い時間は風呂が熱いので、まだ人が少ないようです。
ただそうなると遅い時間に偏ってしまうので、早めに入りたいと希望した猫猫達は許可されたようです。
では、そんな熱い風呂にどうやって入ったのか。
猫猫は、比較的温度が低い所を探して、ゆっくり入り、水で顔を冷やしながら入浴しています。
そのような入り方も、子翠は知らなかったようです。
また、アニメでは、小蘭は湯船に入っていません。
が、原作では水風呂に入っています。
熱いお湯ではなく、水に浸かるのは慣れている様子が伺えます。
赤羽
湯殿で小蘭のツテ作りと情報収集をすることになった猫猫。翡翠宮の侍女・赤羽も一緒に行くことに。
三姉妹の疑問
あなた、どういう経緯で翡翠宮に仕えているの?
by 白羽『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
翡翠宮に侍女として新しく入った三姉妹(白羽/黒羽/赤羽)。
三つ子かと見間違うほど瓜二つな姉妹は、登場当時、見分けが付きませんでした。(34話 )

猫猫でも見分けが付くよう、名前にちなんだ色の髪ひもを付けてくれたようです。
そう考えると ──
三姉妹は、先輩侍女である猫猫に覚えてもらおうと工夫してくれているのです。
にもかかわらず、猫猫は三姉妹に興味を持たず、外の女官とばかり付き合っている。
そりゃあ、機嫌が悪くなっても仕方ないですね。
だから確認されたのでしょう。
私が知りたいのは、なぜ疑り深い玉葉があなたを信頼しているかということよ。
by 白羽『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
つい呼び捨てにしてしまう程、白羽は玉葉妃と親しかったのです。
親しいからこそ玉葉妃が慎重な性格なのもよく知っており、同郷ではない猫猫を重要な毒味役にしていることに疑問を持ったのでしょう。
その事に気付く猫猫。
でも、猫猫は真相を語りません。
私はただの毒味役です。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
もし玉葉様に毒が盛られたら私が先に死にます。
そういう役割の者と割り切って頂ければよろしいかと。
実際のところ、玉葉妃が猫猫を信頼したのは「毒おしろい」事件があったからです。(2話 )
猫猫は、見返りどころか、自身が誰であるかも明かさず助言をしました。
その精神に、玉葉妃は信頼に足る人物だと評したのです。
では、なぜその事を白羽に話さないのでしょうか?
アニメ鑑賞時、(自慢話になってしまうので)自分で言うことではない、実は毒おしろいの件は玉葉妃と侍女頭・紅娘くらいしか知らないのかな?等と考えていました。
が、原作を読むと ──
「私は所詮、毒見役です。もし、玉葉妃に毒が盛られたなら、先に倒れるのは私のほうです。そういう役割と割り切ってもらえればよろしいかと」
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
正直に答える。最初に玉葉妃と出会うきっかけとなった毒おしろいの件については、話す必要はなかろう。
毒おしろいの件については話す必要はない、正直に答える、とありました。
猫猫は、本気でただの毒味役だと思っているようです。
つまり、自分の毒や薬の知識が買われて雇われているのだ、と。
毒おしろいは(猫猫にとっては)玉葉妃と知り合う、ただのキッカケ。
それ以上でもそれ以下でもないと思っているので、「なぜ疑り深い玉葉があなたを信頼しているか」という問いの答えにはならないのです。

猫猫らしいといえばらしいけど、なんか、変・・・
これは、猫猫の性格でしょうか。
毒おしろいは、(猫猫風に言うと)たまたま知っていた知識を伝えただけ。
そんな風に考えているのかもしれませんね。
そして、前話でも告白していました。
猫猫は、他人の心の機微に疎い。(36話 )
この辺も影響しているのかもしれませんね。

あ~、そういうことか~~
三姉妹の年齢
特にうちの末っ子の赤羽とあなたは同い年なんだから。
by 白羽『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
なんと、末っ子の赤羽は、猫猫と同い年だったのです。
「なんと」と、少し驚いたのは ──
長女の白羽は、猫猫より2つ年上の玉葉妃と同い年だからです。(34話 )
つまり、三姉妹は、数え年で18歳、19歳、20歳の年子だったのです。
三姉妹は、背格好も同じだと思っていましたが、年齢も近いので似ていたのです。
赤羽

この子が猫猫のお友達ですか~。
by 子翠『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
同僚ではなく、友達と紹介したようなので、一瞬、玉葉妃の侍女である事を隠しているのかと思いました・・・。
── そんなに恥ずかしがって、これまでどうしてたの?
by 赤羽『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
姉様達は、この大風呂を使っているけど、私は玉葉様にお願いして宮の湯殿を借りてるの。
その直後に玉葉妃の名前を出しているので、隠しているわけではなさそうです。
そうなると ──
上級妃の侍女でも、分け隔てなく受け入れるどころかイジる小蘭と子翠は良い子ですね。
そして、(まだぎこちないですが)どこの馬の骨か分からない女官と、普通に会話する赤羽も良い子だと分かるシーンですね。
ちなみに・・・。
赤羽は、湯浴みの習慣がなく人前で肌を露出することに慣れていないので、これまでは翡翠宮の湯殿を使っていました。
猫猫が赤羽を湯殿に誘った際、姉二人がその案に乗ったのは、翡翠宮の湯殿を使う習慣を止めさせるためでしょう。
原作では ──
『湯殿』との言葉に、白羽と黒羽は顔を見合わせる。一瞬、にやりと笑ったのは気のせいだろうか。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
湯殿と聞いて、姉二人はニヤリと笑っていたのです(笑)。

アニメを改めて見ると・・・確かに笑ってる!

ホントだ!
末っ子の悪癖を直せる、かつ猫猫と親睦を深められる。
赤羽を湯殿に行かせたのは、そんな意味が込められていたのです。
原) 裸○○○○
あの・・・付けるのこれだけ?
by 赤羽『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
正直、上も下も隠しているので水着感覚だと思っていました。
それでも、水着を着る文化がないので恥ずかしいのだろう、と。
まあ、脇は油断すると見えそうだし、濡らすと(実際には)透けてしまうでしょうが(苦笑)。
ところが原作を読んでびっくり。
実は、もっと露出が多かったのです!
「どうしてお風呂なわけ?」
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
小蘭が首を傾げている。片手には手ぬぐいを持ち、風呂用の前掛けを首から下げただけの姿だ。凹凸の少ない身体の線がよくわかる。
アニメでは前掛けに下はパンツでしたが、原作では前掛けのみ。
はい、裸○○○○状態です。
それも、(腰で結んでおらず)首から下げるだけ。

裸エプロン!

なぜ君が興奮する(苦笑)
アニメは自主規制していたのです。
でも考えてみれば当たり前。
パンツスタイルだと、下半身を洗うことができません(笑)。

確かに・・・
でも、このシーンは、たまたま洗うのは頭だけでしたし、アニメだから肌の露出を規制したのでしょう。

全然違和感なかった

確かに言われるまで気付かなかったかも
あと、赤羽をフォローしておくと ──
猫猫達が慣れた手つきでマッサージしているのに、赤羽が最初狼狽えていたのは──
胸をさらすことにすら抵抗がある赤羽の目に、一糸まとわぬ姿で石台に横になっている妃たちの姿はどう映っただろうか。玉葉妃はあらかたなんでも自分でやってしまう性格なので、そういうものを目にすることもないだろう。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
早速、赤羽の目がぐるぐるとなっている。しかし、それにかまっている暇はない。
目の前の妃達は、一糸まとわぬ姿だったから。
玉葉妃は自分でこなす性格なので、湯殿に来た事がない赤羽は、他人の裸体を見るのも慣れていなかったのです。

この赤羽カワイイ!
皆気付く
── 今日は、そんなに大変じゃないよ。
── 他にもマッサージやる子が増えたんだよ。そうなんだ。
── うん、クシとかもらってるの見て興味持ったみたい。
これまでやってた女官は、うまく隠してたってことか。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
隠してた?
なぜ、その女官は隠していたのでしょうか?
無許可でマッサージをするのが問題?
それなら猫猫達もできません。
クシ等をもらっていたことが問題?
いや、悪いことでもなさそうです・・・。
答えは原作にありました ──
市井では湯女は私娼として扱われることもしばしばあるが、ここは女の園、そんなことはない。しかし、その印象からか、それとも肉体労働であるためか、この仕事を好まない女官が多い。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
どうやら、このようなマッサージをする女は世間では売春婦としてのイメージがあるようです。
そうでなくても、マッサージは力を使う肉体労働。
女性しかいない湯殿でのマッサージなので、売春婦の誤解は解け。
肉体労働は確かに事実ですが、見返りを得られるのであれば興味を持つ子が出てきたのです。
つまり、以前マッサージをしていた女官は、見返りをもらえることを隠していたのでしょう。
仕事内容として問題なく。
小蘭のように年季明けの働き口まで期待しているかは分かりませんが、見返りを得られるのであればマッサージを始める子が出てきたのです。
このパターン、見覚えがありますね・・・。

そう?
当たっているとネタバレになってしまうので隠しておきます。気にならない方だけご覧下さい。
続きを読む (クリックして下さい)
後を継ぐ者がおらず途絶えてしまう・・・。
34話の怪談話ですね。
後宮の女官がある場所に集まって順に怪談話をしていたやつです。

あっ!

主催者の女官が亡くなり、集まり自体が無くなってしまうのではないかと紅娘が心配していました。(34話 )
幽霊か誰かは分かりませんが、一応継続されたようです(笑)。
で、今回のマッサージ。
こないだまでやってた女官が、年季明けて止めちゃったとこなんだ。
by 子翠『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話

おお、同じだ!
もう一つ、同じ事もありますよ。
両方、共に子翠が参加しています。

今回なんて、マッサージ師の後釜を作るような動きをしていますね・・・。

あっ、本当だ!
どゆこと!?
これは偶然でしょうか?
それとも、子翠は意図的にこのようなことに絡んでいるのでしょうか・・・。
だとしたら、なぜそんなことをするのか?
ますます子翠の正体が気になりますね・・・。
猫猫は化け物!?
どうぞ。
── あ、ありがとう・・・、うわっ!
また人を化け物を見るような目で・・・。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
二人が猫猫に怯えるのは、里樹妃がアレルギー体質なのを知っていて食事を入れ替えたときに脅したからです。(7話 )

あれから随分経ったし、その後何度も会っているのですけどね。
余程、あの時の脅しが印象に残っていたのでしょう(笑)。
だから ──
少しは慣れて欲しいんだけど・・・。
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
と言ったのでしょう。
原作では ──
二人があまりに怯えているので、猫猫は仕方なく戻ろうとします。
が、ムダ毛やカミソリ負けを見つけてしまい、猫猫は気になって仕方ないので新しい脱毛法を提案したのです。
怯えから驚きに変わり、手を掴んでいるとまだ里樹妃は震えている気がしないでもないですが、気にせず無理矢理・・・いや優しく脱毛したのです(笑)。
フルコース
里樹様は、あまりこういうのに慣れていないのでしょうか?
by 猫猫『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
里樹妃は、マッサージや、人に脱毛されるのに慣れていない?
侍女頭・河南によると、金剛宮の侍女は細かいことを気にしないし、その前は出家していたからだと言う。
だとしても、手足を脱毛してマッサージしたくらいで随分呆けていますね・・・。
その答えは原作にありました ──
脱毛を終えた里樹妃の肌は、それはつるつるで心地よい手触りだった。思わず手足だけでなく、全身くまなく処置してしまった。小蘭が後処置に丁寧に香油を塗る。
by 『薬屋のひとりごと』原作4巻
なんと、手足だけでなく全身に脱毛&香油マッサージをしていたのです。

おお、気持ちよさそう!

そりゃあ脱力するよね!
おそらく、里樹妃にとって、初めての経験だったのではないでしょうか。
踊る幽霊
良かったら、お礼に冷たいジュースでも。
by 里樹妃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
出るの。
by 里樹妃『薬屋のひとりごと』TVアニメ第37話
あの宮の湯殿には、その・・・幽霊が!
また幽霊!?
幽霊と言えば ──
1期3話「幽霊騒動」。(3話 )
しかも次話のサブタイトルは「踊る幽霊」。
って、まんま3話の「月下の芙蓉」じゃないですか!

いやいや、『薬屋のひとりごと』に限って同じネタを使うわけがありません。
また新しいパターンなのでしょう。
いずれにせよ、久しぶりの里樹妃エピ。
楽しみです。
金剛宮の湯殿に出る幽霊とは?
おわりに (『薬屋のひとりごと』37話とは)
猫猫と小蘭と子翠の三人は良い関係ですね。
コミカライズ14巻(上記)は、この三人が表紙になっています。

微笑ましい
猫猫が連れてきた友達・赤羽を大歓迎・・・いや興味津々だったのも好感が持てます。
そういや、新OPでも猫猫が帰ってくる場所が、小蘭と子翠の二人の元、というラストが印象的です。
EDは、壬氏様関連かと思ったら、これまた小蘭と子翠。
子翠は正体不明なところがあるので、後半クールのキーになるのは分かりますが・・・。
まさか小蘭までこんなに取り上げられるとは!
もしかして・・・小蘭まで巻き込まれる!?

え~~、怖いこと言わないで!
ですよね・・・。
きっと猫猫は、自分は一人だと思っていたけど、戻る場所がある。
そういう感じをイメージしているのだと思っています!

それならいいけど・・・
それにしても、今話に限った話ではありませんが ── 2期はアニメ化が上手い!
今回アニメ化されたのは、原作2話分。
そのままアニメ化すると尺が余るほどのボリュームです。
そんな中、様々な形で本編を作っています。
例えば、原作では説明台詞やナレーションの部分を、アニメでは実際にキャラを動かしその人物に喋らせたり。
おかげで、原作を忠実どころか、より丁寧に映像化されています。
もちろん、アニメオリジナルシーンもあり。
これは、尺調整だけでなく、原作にはないヒントでしょうか、それとも視聴者を惑わせる(良い意味での)ミスリードでしょうか(笑)。
兎にも角にも、2期も後半へ突入。
1期から続いている猫猫が絡んだ事件の決着、集大成となる最終クールがスタートです!
以上、TVアニメ『薬屋のひとりごと』第37話の感想&考察レビューでした。
長文にもかかわらず、最後まで読んで頂きありがとうございます。
次話のレビューも書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
最新情報はX(@toki23_a)にて!
ではでは。
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疑問点 まとめ(Q&A一覧)
この章では、疑問点をまとめていきます。
- 今話で発生し解決した疑問は、本文で解説して本章(ここ)でまとめ
- 今話で解決しなかった疑問を、疑問XX-XX(話数-通し番号)として記録
⇒ 本章(ここ)でまとめ - 答えは、推測ではなくできるだけ(原作含む)作品内で明らかになった事実を記載
※推測が入る場合は、断りを入れる
⇒ 解決した疑問は、次話で削除
今話で解決した疑問 (クリックすると答えが表示されます)
今話で新たに発生し、解決しなかった疑問
- 疑問 37-01 子翠は、なぜマッサージをしていた女官がいなくなったのを知っていた?
- 疑問 37-02 金剛宮の湯殿に出る幽霊とは?
残っている疑問 (クリックすると表示されます)
- 疑問 02-01 壬氏は、後宮管理者なのに、なぜ後宮の外まで判断を求められている?
- 疑問 02-02 水差しの弁償、仕送りから引いたのは期間限定?
- 疑問 02-03 結局、秘薬は何の為だったの?
- 疑問 03-01 西都の玉葉妃が、異国の姫とは?
- 疑問 05-01 粉を染み込ませた木簡は、誰が何に使っているのか?
- 疑問 05-01 簪(かんざし)を渡す意味は?
- 疑問 06-01 園遊会で、なぜ壬氏は違うカンザシを挿し、襟が乱れていたのか?
- 疑問 09-01 壬氏と亡くなった武人・浩然との関係は?
- 疑問 10-01 後宮内の事件に最終判断を下しているのは誰?
- 疑問 10-03 現帝の東宮時代、妃はなぜ一人しかいなかったのか?
- 疑問 11-01 阿多妃を南の離宮に住ませるのは、帝の愛着か、それとも・・・
- 疑問 11-02 阿多妃の子は生きているのか?
- 疑問 12-01 やり手婆は、なぜ猫猫を妓女にしたい?
- 疑問 13-01 壬氏は、帝に何を頼まれたのか?
- 疑問 14-02 爆発現場にあった上等なキセルは、倉庫番のもの?
- 疑問 15-01 馬閃は、なぜ猫猫を嫌っている?
- 疑問 17-01 壬氏は、なぜ変装しなくてはならない?
- 疑問 17-02 壬氏は宦官なのに、なぜ武官のような野営を知っている?
- 疑問 18-02 使い物にならない妓女を、やり手婆はなぜ離れに住まわせている?
- 疑問 19-03 「何か起こったあとでは遅い」猫猫は、過去にどんな経験をしたのか?
- 疑問 19-04 羅漢は、猫猫を抱きかかえる壬氏を見て、なぜあれほど驚いた?
- 疑問 20-01 なぜ翠苓のことを秘密裏に終わらせた?
- 疑問 20-02 壬氏は、なぜ身分を隠し、後宮管理者として生活している?
- 疑問 20-03 楼蘭妃は、なぜ訪れる度に雰囲気が変わる?
- 疑問 21-01 やぶ医者より先に後宮へ来た姉は、今どこにいる?
- 疑問 21-02 先の皇太后は、なぜ木の伐採に制限をかけた?
- 疑問 22-01 猫猫は、なぜ爪紅を流行らせた?
- 疑問 23-01 賭け対象にした「妓女の身請け」の狙いは?
- 疑問 23-02 羅漢に届いた文と巾着、誰が開いたのか?
- 疑問 25-01 楼蘭妃は、なぜそこまで侍女を増やす?
- 疑問 25-02 子猫はどこから来た?
- 疑問 26-02 キャラバンは、なぜ妊婦に影響のある香油と香辛料ばかり売っていた?
- 疑問 27-01 結局、玉葉妃に毒を盛ったのは誰?
- 疑問 28-01 異国の特使は、なぜ上級妃4人に鏡を献上した?
- 疑問 29-01 異国の特使は何を企んでいる?
- 疑問 30-01 杏に香油から堕胎剤の作り方を、誰が教えた?
- 疑問 31-02 先帝が壬氏に渡そうとした石は何?
- 疑問 31-03 国母が来たのはいつ頃?
- 疑問 31-04 帝は、なぜ”選択の廟”を解いておきたかった?
- 疑問 31-05 壬氏は、なぜ”選択の廟”で真剣な顔をしていた?
- 疑問 32-01 皇太后は、なぜ診療所に?
- 疑問 33-01 後宮を追放された医官と女児は誰? 今どこに?
- 疑問 34-01 子翠の正体は?
- 疑問 36-01 猫猫は、なぜ壬氏が帝の血縁だと気付かない?

1期の残が多いので、時間あるときに整理します
今週のX感想ポスト
#薬屋のひとりごと 37話
— 時文@ここアニ(『薬屋』レビュー中) (@toki23_a) April 5, 2025
女3人寄れば..じゃなくて3人寄れば文殊の知恵
小蘭の為に一肌脱ぐ面々
スポンサー探しに情報収集の一石二鳥
世間話は万事の種、出てくるは噂か真実か..って霊!?
遂に喋った楼蘭に久々の里樹
OPには新キャラだけじゃなく懐かしい顔も!?
1期から続く物語の最終クールスタート😆
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アニメ『薬屋のひとりごと』次話のレビューはこちら!
