こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『サマータイムレンダ』第19話「メイドインブラック」を鑑賞しました。
本レビューではアニメ感想だけではなく、原作コミック情報も加え、個人的な解釈による解説・考察をしています。
皆さんの理解の助けになり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。
今話の原作
今回アニメ化されたのは、原作コミック10巻「メイドインブラック」の中盤から最後まで。
ついに原作は10巻まで終わってしまいました・・・。
今話の引きが、10巻の引きとなっています。
今話の主なトピック (クリックすると該当項目へ)
今話で解決しなかった疑問
最下部「疑問点まとめ (Q&A一覧)」に記載
本レビューの方針
本レビューは、次話以降のネタバレはありません。
アニメ感想
+
原作コミックを読んで分かった情報を加味して「解説・考察」
私は原作コミック未読です。
アニメ鑑賞後、アニメ化済み時点までの部分を読み、レビューを作成しています。
よって・・・次話以降のネタバレはなしなのでご安心ください。
全25話 各話リスト
話数 | サブタイトル | 周目 | 原作 |
第13話 | トモダチ | 5 | 7巻 |
第14話 | to be/not to be | 6 | |
8巻 | |||
第15話 | ライツ カメラ アクション | 7 | |
第16話 | オリジナル | ||
9巻 | |||
第17話 | 決断 | ||
第18話 | 対面 | ||
10巻 | |||
第19話 | メイドインブラック | 8 | |
第20話 | All is (not) lost. | 11巻 | |
第21話 | 網代慎平の一番長い日 | ||
12巻 | |||
第22話 | 帰還 | ||
第23話 | 常夜 | ||
13巻 | |||
第24話 | Summertime re-rendering | ||
第25話 | ただいま |
※ 話数:リンクは各話レビューへ
※ 周目:ネタバレ避けるため次話以降はマスク
はじめに
8度目のループ開始。
慎平の隣にウシオはもういない・・・。
慎平は、ひづる達に連絡を取ろうとするが、携帯は圏外。
一方、ひづると澪は影シンペイからの電話を受けていた・・・。
一難去ってまた一難。
心理戦の次は、情報戦!?
慎平がウシオ喪失に落ち込む暇もなく。
回復したのか、ずっと機会を窺っていたのか、遂にハイネ自ら動き出す。
ウシオ亡き後、ここぞとばかりに畳みかけてくるハイネ&シデ2。
だが、チーム慎平も負けてはおらず。
慎平の安否が不明な今、明日に向けて各々最善尽くす。
ハイネ&シデ VS ひづる&竜之介。
逃げてもどうせ明日死ぬ。
明日までの命なら、ここでやらずにいつやるというのか!
神と守護者相手に一歩も引かぬ。
限界超えて、時を越え。
蒔いた種なら刈らねばならぬ。
いけ好かない奴は自分の手で始末を付ける!
行け、南雲竜之介!
バトル展開もいける『サマータイムレンダ』!
では、今話を振り返っていきましょう。
感想&考察レビュー 第19話「メイドインブラック」
【8周目】7月23日 午前 タカノス山
ウシオを失った状態で8周目が開始した慎平。すぐさまハイネが襲いかかってきた・・・。
前話、シデこと雁切真砂人にまんまとやられ、ウシオを失った慎平。
胸にポッカリ穴が空く、悲痛の8周目が始まった。
だが、落ち込んでいる暇もなく、ハイネが迫ってくる──
原) 影シオリは死んだ!?
戻ったな。
ウシオの気配が消えたのう。
ようやく、あの小娘を消せて嬉しいぞ。by 影カラス(ハイネ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
ハイネは、体育館での戦いの後、姿を現さなかったので瀕死状態なんだと思ってました(苦笑)。(15話)
なんなら、(この作品のことです(笑))奇をてらってハイネはそのまま退場かと思っていたのですが・・・。
ハイネが消えると他の影も消滅するはず──
影ミオと影チトセの様子に変化はないので、ハイネもなんとか生きているのだと推測してはいましたが・・・。
ならば、なぜ出てこない?
やはり、体育館の戦闘で、動けないほどの損傷を受けた!?
と思っていたら、ここで登場。
実は待ち構えていたという憎い演出です。
本当に、上手い!
絶妙のタイミングで現れた、ハイネ!
体育館戦での傷は癒えたのか?それとも──
アニメではカットされていますが、原作ではシオリについて触れています──
パパもママも・・・わしのお気に入りは壊れてしもうた。
これではいかん・・・。※セリフ、ルビは原作通り
※アニメでは全文カットby 影カラス(ハイネ)『サマータイムレンダ』コミック10巻
体育館戦のダメージは、やはり大きかった。
ひづるの報告にもあったとおり、体育館戦でシデと同化した影は焼死。(15話)
つまり、影シオリの両親は駆除されたのです。
そして、影シオリも回復不能となっていたのです。
確かに両腕を失い・・・でもこれは本体ではなく肉体?
あるいはウシオにハッキングされデータを消去されかけ、影シオリはボロボロでした。
回復しようにも、オリジナルの小早川しおりは、もういない・・・。
15話で──
腹が減った・・・。
by 影シオリ(ハイネ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第15話
というハイネの言葉と同時に落ちた、一枚の葉っぱ。(15話)
これは、ハイネではなく、影シオリの最期を現していたのです。
ただ、ハイネは立ち直りが早い!
パパもママも・・・わしのお気に入りは壊れてしもうた。
これではいかん・・・。※セリフ、ルビは原作通り
※アニメでは全文カットby 影カラス(ハイネ)『サマータイムレンダ』コミック10巻
小早川家を失ったので、しおりに代わる、少女(幼女?)あかりに目を付けたのです。
ふっ・・・うふふ。
by 影アカリ(ハイネ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
ハイネは、浜路の妹・あかりをコピーして変身。
ハイネは何(誰)でも食べる雑食ですが、得たい姿は少女なのでしょうか?
ならば、前々話、浜路と灯台をコピーして、あかりをコピーしなかったのは、ハイネの食餌(体)となることを見越してか!?
お兄ちゃんは連れて行けやん。
もう食べても美味しないし。by 影アカリ(ハイネ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
前々話、浜路と灯台のコピーはウシオに始末され、確かに二人には免疫があります。(17話)
「影の病」に免疫があると、スキャンできないので美味しくないのです。
ハイネは、見ただけで、浜路と灯台に免疫があると分かった!?
それとも、カラスとなって空から様子を眺めていたのか?
いや、もう一つ可能性がありますね。
4周目、ヒルコ洞で、ハイネはひづる&竜之介と根津の3人を同時にスキャンしています(11話)──
記憶を読んだ・・・ひづるも竜之介も体の行方を知らん。
ジジイの方は読めやん。by 影シオリ(ハイネ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第11話
ハイネのオカアサンたる所以は、コピー能力(容量)の高さ!
この時も、子ども達3人同時にスキャンしたのではないでしょうか。
浜路と灯台の記憶を読めなかったので、免疫ありと判断したのです。
それにしてもハイネ、優しいですね。(←嫌味ですよ。念のため(笑))
カラスの姿で様子を窺っていたのです。
一々慎平に声を掛ける必要などなく、黙って奇襲すれば良かったのに(笑)。
カラスに攻撃力ないなら、野良影を襲わせれば良い。
ハイネは、ウシオが消えたのが余程嬉しかったのでしょうね(苦笑)。
それとも、ウシオがいなくなったので余裕ができたか。
(影シオリの)両親を奪われ、影シオリが修復不可能になったので、慎平に恨み言の一つでも言ってやりたくなったのでしょうかね(笑)。
原) 慎平は武器なし
ハイネッ!
by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
この後、野良影に襲われ慎平は武器を何も持ってないのが分かります。
が、原作では、もうワンクッションあり、武器が消えたことが描かれます。
カラスがハイネだと分かった瞬間、慎平は思わず銃を構えます──
くッ!
銃が・・・ない・・・。
そうか・・・ウシオが消えたから──※アニメでは全文カット
by 網代 慎平『サマータイムレンダ』コミック10巻
慎平が持っていた銃は、コピー品。
凸村の拳銃を、ウシオのコピー能力でプリントした銃。
再プリントすれば弾切れしない便利な銃ですが、ウシオが消えてしまうと、そのコピーも消えてしまう。
ならば、前話ラスト──
背後から雁切に刺され、ウシオが消えた後に慎平が銃を使えたのはなぜでしょうか?
それは、影が消えても、プリントした物が消えるのに時間差があるからではないでしょうか。
3周目、ひづる(竜之介)が影ミオを倒したとき。(5話)
影ミオは消えても、武器の包丁はしばらく残っていました。
ある程度時間が経過して、ひづるが持ち上げた時になってようやく消えた。
コピー品が消えるのは、少しタイムラグがあるのではないでしょうか。
だけど、新たなループが始まった時、データは更新されます。
だから、8周目になると、ウシオだけでなく銃も一瞬で消えてしまったのではないでしょうか。
慎平は、まだ手に感触の残っていた銃を失い、攻撃手段がないことを認識。
と同時に、ウシオが消えてしまったことを改めて実感する。
この戸惑いが、慎平の思考を止めてしまったか。
その隙に、ハイネのスキャンが始まったのです。
この状況を狙っていた!?
戻ったな。
ウシオの気配が消えたのう。
ようやく、あの小娘を消せて嬉しいぞ。by 影カラス(ハイネ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
ハイネが「ようやく、あの小娘を消せて」と言っているということは、やはり──
慎平の命を狙っていたが、同時にウシオを慎平より先に始末するのを狙っていたのか・・・。(18話)
ウシオは、ハッキング能力で、ハイネの配下を寝返らせるだけでなくハイネの存在自体を消してしまう天敵!
近寄るのもままならなかったのです。
うっとうしい存在であるウシオを始末した。
ならば、ハイネにもう怖いものはない!?
その上──
ところで、戻ったばかりということは、慎平、おまん崖っぷちやな?
by 影アカリ(ハイネ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
前周、長い時間生き延びたので、ループ限界は遠ざかったはず。(17話)
だけど、ループする度に「限界の速度」は早くなり、ループ直後は限界が近い(15話)──
事象の地平線!
ループ直後の限界ギリギリ!
ここで死んだら終わりだ!マズイッ、これを狙って!
カラスになって、ずっとオレを見ていたのか!?by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
慎平をイベントホライズンへ叩き落とし、二度とループできない(=死)ようにするには、ループ直後を狙うのが一番効果的。
慎平がループしたかどうかは、ハイネも慎平のループに自動追随しているのですぐに確認できます。
慎平がどこにいるかは、刻印で把握。
ループ直後を狙うために、カラスに変身して慎平の周囲でタイミングをうかがっていたのです。
普段は横柄で大胆な割には、計画の進め方には細心の注意を払ってきたハイネらしい戦法ですね(笑)。
憎たらしい!!
ハイネがカラスに変身して慎平の近くにいたのなら、ウシオの気配察知に引っかからなかったのは不思議ですが・・・。
それなりに距離を取って監視していたのでしょう。
なにせ、刻印があるので居場所を見失う心配はないのですから。
では、細かい所は見えないのに、なぜ浜路と灯台に「影の病」の免疫があるのを知っていたのか?
それは、先に記載したとおり、ハイネは3人同時に子ども達をスキャンしたからでしょう。
慎平はいつ貝殻を受け取った!?
待て!!!
貴様・・・。
by 影アカリ(ハイネ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
多数の野良影を呼び出し、慎平たちを襲わせたハイネ。
だが、攻撃が慎平たちに届く直前で、ハイネは止める・・・。
一体、ハイネは何を恐れたのか?
それとも何かに気付いたのか?
原因は、潮の形見の貝殻?
これまでも何度か、澪から慎平に渡された潮の貝殻ペンダント。
あれ!?
最後に受け取ったのはいつでしたっけ?(笑)
澪が慎平に貝殻ペンダントを渡した姿が、最後に描かれたのは──
4周目、23日の朝、慎平が澪の部屋を訪れた時。(8話)
5周目が始まったのは、22日の14時頃──(13話)
5周目以降は、本物(オリジナル)の貝殻は描かれてません。
今いる時間軸では、澪は慎平に貝殻ペンダントを渡していないはずです。
つまり、貝殻は、まだ澪の所(澪の部屋)にあると思われます。
そりゃそうです。
潮そのものである、ウシオが目の前に現れたのです。
ウシオがいるのに、形見を渡す必要はないですよね(笑)。
ならば、なぜその形見が慎平のポケットに!?
いや、この貝殻は本物(オリジナル)ではない!?
澪から受け取った時、貝殻には鎖が付いていました。
鎖を外したにしても、貝殻に鎖(リング)を付ける穴が空いてないのも気になりますね・・・。
いずれにせよ、この貝殻にハイネは気が付いた?
いや、気付いたとして、この貝殻が何だというのでしょうか・・・。
慎平のポケットに入っていた貝殻は、何なのか?
ハイネの狙いは?
あかり:行ってしもた。
灯台:き、危機は脱したということでしょうか。by 『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
危機を脱したというより、ハイネが慎重なあまり、結果的に見逃してもらった感のある慎平たち。
貝殻の何が、ハイネを撤退させたのか?
貝殻に、あるいは慎平に何があるのか、現時点では分かりません。
なので、今、目を向けるべきはそこではありません。
分かっている事から紐解いていきましょう。
この千載一遇のチャンスを、ハイネが自ら諦めたのは事実。
重要なのは、その後──
ハイネが、慎平ではなく、慎平の仲間を襲う戦略に変更したこと。
ハイネの目的は、慎平にループを繰り返させ命を削り観測者の資格を奪うこと。
慎平は、最大戦力のウシオを失い、今は一人。
貝殻か何か知りませんが、強い力を感じたなら、それを上回る戦力で叩けば良い。
なんなら、慎平にWシデを仕向ければ良いのです。
はい。
私が何を言いたいのか、お分かりですね?
ひづる達と影ミオを遠ざけたのなら、尚のこと単独の慎平を最大戦力で襲えば良いのです。
それをせずに、ひづる達と澪を別の場所へ誘導し、そこを襲う。
なおかつ、慎平にわざわざ場所を教えて選ばせる・・・。
なぜ?
慎平を殺すのを諦めた?
いいえ──
慎平の命、明日の儀式まで届かせない。
動いてもらうぞシデ。by 影シンペイ(ハイネ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
「動いてもらうぞシデ」とは──
アランの畑と虎島、同時刻に派遣したことですね。
ハイネの狙いは、あくまで慎平。
慎平の命を削るために、ひづる達と澪を別の場所へ連れ出し、慎平に選択させているのです。
それが、慎平の言う──
ハイネは、なんで、こんな回りくどいことを!?
by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
に繋がるわけですね。
さて、ハイネは何を狙っているのでしょうか。
それが分かれば、付けいる隙が見いだせる気がするのですが・・・。
ハイネは、なぜひづると澪を別の場所へ呼び出し、慎平に選ばせたのか?
【8周目】7月23日 午前 影シンペイ
慎平はハイネの襲撃から脱したものの、皆とは連絡が取れず。一方、ハイネは影シンペイとなり、ひづると澪に連絡していた。
あれ以降、なぜ慎平をスキャンしなかったのか?
今回、オレはコピーされてない!
- 中略 -
いや違う・・・違う!
オレをコピーしたのは、ハイネじゃないか。そして、ハイネは、3周目、夏祭りの終わりから来た・・・。
あのときのオレの影が、今になって使われたんだ!
by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
4周目以降、ハイネは、慎平をスキャンするタイミングは何度もあったのに、なぜスキャンしないのだろうと不思議でした。
ハイネにとっては、慎平は既にスキャン済みだったのです。
慎平をずっとスキャンしなかったのは──
ここへ来て3周目の影シンペイを復活させ、ストーリーの盛り上げを効果的に見せる為だったのです!
ウソです、冗談です、メタ的発言でした(笑)。
慎平たちに、慎平のコピーはいないと誤認識させるために、ワザと避けてきた。
ハイネの作戦ですね。
慎平の影がいるかもしれないと想定されると、ひづる達は対策を練ります。
慎平からの連絡に慎重になります。
そうさせないために、慎平をスキャンするのを避けていたのでしょう。
今、アニメで描かれているのは原作コミック10巻。
原作コミック10巻の表紙は、オッドアイの慎平が二人!
片方はこれまでなかった赤い目の慎平!
表紙を見て、ウシオに続いて、まさか慎平もハイネ化するの!?と身構えていたのですが・・・。
ここで、3周目にコピーした影シンペイが出てくるとは!
やられました(苦笑)。
なぜコピー品とオリジナルが同時に使える?
でもまさか今、オレの携帯が、この世に2台使える状態で存在しているとは。
迂闊やった。さっき思い出したよ。
3周目の時あいつは、オレの携帯もコピーした。
それが最後にハイネの体に、取り込まれたんや。by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
ここへきて、重大事実判明(笑)。
機械はコピーできるが、動作させるにはオリジナルを消さなくてはならない。
結果──
「機械を動く状態で複数作るのは不可能」だと思ってました。(10話)
裏技があったのです(笑)。
ループができるハイネとウシオは、これまでスキャンしたデータを次のループへ持ち越せます。(13話)
13話で確認できたのは、ウシオが持ち越せることだけ。
ハイネも同じだと確認したのは、今話。
お前も、コピーしたデータを引き継げるんやな。
by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
全く動じず、不敵な笑みを浮かべるのは「肯定」の証し。
今話、冒頭シーンで、ハイネもデータを次の周に持ち越せるのを確認したのも、このトリックの種を明らかにするためですね。
野良に囲まれた状況を打破するのに、何か手がないか探りを入れたセリフで、データを持ち越せることを(視聴者に)思い出させ、ハイネの仕様も確認させる・・・。
本当に、展開と構成が上手い!
それは、単にデータを持ち越せるだけでなく、状態も持ち越せるのです。
状態もデータの一種だという考えですね。
確かに現実世界でもそれが当然です。
現に、5周目、ウシオがコピーした釘打ち機は壊れた状態で引き継がれました。
考えてみれば、その周のオリジナルに準ずるなら、ループした直後に、状態が戻る=直ってなくてはおかしいのです。
これが、コピー品とループの関係。
ハイネとウシオもデータの塊なので、その法則に準じ、状態が引き継がれるわけですね。
キズを負えば、ループしてもキズは治らず。
死ねば、ループしても復活しない・・・。
この法則は、影本体であろうとコピー品であろうと、一貫しているのです。
このルールを、今回の慎平のスマホに照らし合わせてみましょう。
3周目の夏祭り、影シンペイが慎平のスマホを奪い、消しました。(4話)
オリジナルスマホを消したことにより、影シンペイのコピースマホが使える状態になりました。
これで、影シンペイは、何度でも動作するスマホを出すことができます。
その状態で、最後、オカアサン(ハイネ)に取り込まれた※のです──
※「取り込まれた」とは、ハイネの大きな影に溶け込んでいったやつです
さっき思い出したよ。
3周目の時あいつは、オレの携帯もコピーした。
それが最後にハイネの体に、取り込まれたんや。by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
それが、慎平のセリフ最終行の意味。
アニメではカットされてますが、原作では、影ミオはこう答えてます──
あの時、オリジナルが消去されて、携帯のコピーが使える状態になった上で、ハイネの中に・・・。
※アニメでは全文カット
by 影ミオ『サマータイムレンダ』コミック10巻
つまり、3周目、影シンペイは慎平のスマホのコピーを使えるようにして、その状態ごとハイネが取り込んだので、ハイネは自由に慎平のスマホを使える、というわけです。
つくづく上手いのは、5周目、釘打ち機を壊れた状態で引き継いだこと!(13話)
可動状態で持って来ていたら、5周目で釘打ち機を同時に2台使えていて、この裏技に13話時点で気付けたのです。
機械は複数コピーできないという印象付けておき。
一方で、ループのデータ継承は、その枠外であり、それを事前に示しておく。
実は、上手く使えば機械は複数存在できるんだよ!
という巧妙な伏線と展開 ── 原作者・田中靖規先生の手腕に感服!
いや~~~悔しい!(笑)
記憶と記憶の組合せ
ハイネは、南雲先生の記憶も読んでる。
マズイぞ、先生の連絡先もバレてる・・・澪たちはどこへ行くって?by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
3周目で慎平をスキャンしスマホが使えるとしても、3周目時点の記憶(記録)です。
影シンペイが慎平をスキャンした時、慎平は南雲先生のことを知りません。
この時点ではまだ、慎平は、ひづるの連絡先など知らないのです。
もちろん、根津のことも知りません。
慎平の前に南雲先生が現れたのは、3周目、影シンペイが慎平の元を去った直後です。
が、今話、慎平に成りすまして連絡した先は、ひづる。
ひずるの電話番号を知っていたのは、ひづる自身の記憶を読んだからですね。(11話)
記憶を読まれるのはどこまでも厄介ですね。
ハイネ、その体いつコピーしたんでしたっけ?
by 雁切 真砂人『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
雁切のこのセリフの直前、影シンペイのスマホ画面が写ります。
その画面には「南雲竜之介先生」と慎平のスマホと全く同じ登録状態が。
電話番号だけでなく、登録名まで慎平と同一とは、さすが影というべきか(笑)。
今話冒頭、タカノス山で、あかりをスキャンしたハイネ。
浜路と灯台に免疫があるのに気付いたので、私は最初、ハイネはこの時4人同時にスキャンしたのだと解釈してました。
今現在の慎平の記憶を読み取ったからこそ、今、ひずるチームと二手に分かれ、かつ澪は影ミオと共に家にいる状況を把握しているのかと。
ならば、この時、慎平のスマホも再スキャンして、スマホのデータを書き換えたかと。
でも、そう考えると、スマホのオリジナルとコピーの関係まで更新されそう・・・。
それとも、追加されたデータのみ上書きしたのでしょうか?
確かに、影シンペイの服装が3周目のままなのが、決定的な証拠ですね。
私は、影シンペイが現状を完全把握しているので、今回も記憶を読んだに違いない!ハイネは同時に4人もスキャンできるのか、スゲえ!と舞い上がってしまいました(苦笑)。
よって、この余談に書いたことは、いらぬ心配でした(苦笑)。
ウシオが消えてもハッキングは解けない
お姉ちゃんが死んだって。
だからハッキングが解けたら危ないって、慎ちゃんが言うてたっ!またこいつが敵になるかもしらんって!
by 小舟 澪『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
ウシオが消えるとハッキングが解ける!?
一見、筋が通っているように聞こえますが、納得できないですね(苦笑)。
ウシオが影ミオにしたのはハイネとのリンクを切ること。
何かをプリントしたわけではありません。
50m以上離れても効果が消えないのだから、それは影ミオ自身に変化が加えられた証し。
影ミオ自身の構造に変化が加えられたのなら、ウシオが消えてもハッキングが解けることはありません。
影ミオという戦力を削ぐための、影シンペイの悪知恵に澪が引っかかってしまったのです。
慎平の言う事は絶対である澪だから、仕方ないですかね(笑)。
そんな・・・澪がやったのか・・・。
by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
慎平も驚いてます。
影ミオは菱形医院で献身的な行動をしてくれたのに。
澪は迷うことなく、影ミオに釘打ち機を向けた。
まあ、それだけ慎平を信頼している証しな気もしますが・・・。
でも、躊躇いなく影ミオに武器を向けられる澪は少し怖いですよね。
こう考えてはどうでしょう──
澪は慎平(影シンペイ)に「影ミオを始末しろ」と言われたが「影縫い」しかできなかった。
澪も影ミオを信じたいが、それ以上に慎平の指示は絶対。
それが、影ミオを撃った後、一瞬見せた涙の理由ではないでしょうか。
さあ、予言します!
ハイネ達が、次に影ミオを見た時、こんなニュアンスの言葉を投げかけるのではないでしょうか──
「やはり、澪は、自分の影を殺すことはできなかったか・・・」
私は、澪に甘いですかね(笑)。
ところで、このシーン。
一つ不思議に思いませんでしたか?
澪はどうやって、あのすばしっこい影ミオを影縫いしたのでしょうか?
影ミオが油断していた?
澪たちを信頼しているから、無抵抗だった?
大体、どんな時に撃たれたら、あんな艶めかしい・・・失敬(苦笑)。
あんな状態で縫い止められるのでしょうか。
実は原作では影ミオが説明しています──
澪に慎ちゃんのスマホから電話があって「お姉ちゃんが死んだ」って・・・それはホンマ?
── ああ。
そう・・・。
電話の後、私は後ろから撃たれた。※太字部分はアニメではカット
by 影ミオ『サマータイムレンダ』コミック10巻
影ミオは、澪に背後から撃たれたのです。
仲間として行動していた影ミオ。
澪たちを信じていたからこそ、背を向けていたのでしょうね。
自分のスマホからはかけられない
なんで先生の携帯から・・・。
先生はどうしたッ!?by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
慎平さん、面白いこと言いますね(薄笑い)。
影のコピー品は完璧で、スマホのような複雑な電子機器でもコピーできる。
だけど、コピーしたのは端末だけで、携帯会社のサーバーまでコピーしたわけではありません。
何を言いたいのかと言うと──
同じ番号の携帯を同時には使えません。
影シンペイのスマホから、慎平のスマホへ電話することできません。
ハイネは自分の携帯を持っていません。
慎平の携帯に電話するには、別の人の携帯からかけるしかないのです。
ここで南雲先生の電話からかけるのが、ハイネの性格の悪さを物語っていますよね(苦笑)。
慎平に、ひづるがどうなったのか心配させる効果があるのです。
ひづるがスマホを渡すわけはなく、なんらかの形で影シンペイ(ハイネ)が手に入れたことに。
だからといって、ひづるがやられたとは限りません。
スマホを、ひづるから奪う、盗む、コピーしてオリジナルを破壊する。
いずれにせよ、影シンペイがひづるのスマホから電話をしたことで──ひづる側は既に影シンペイ(ハイネ)と接触し、戦況に変化があったのは確かだと分かるのです。
ひづるのスマホからかけたことで、これだけの情報を与えプレッシャーをかけたのです。
影シンペイは、ひづるのスマホをどうやって入手したのか?
ひづる or 澪
ひづる達は虎島に、澪達はアランの畑におる。
おまん、次第じゃ。
どっちを助けに行くかはな。by 影シンペイ(ハイネ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
慎平が選択を迫られた二択──ひづる達と澪達、どちらを助けるか?
普通に考えたら、澪ですよね。
なぜなら、ひづる側には根津も朱鷺子も(一応警察官も(笑))いるのだから、そう簡単にはやられないはず。
むしろ戦力的に厳しいのは澪側。
両方助けると考える慎平なら、最初に澪側を選択するはず。
でも、ひづるスマホからかけることによって──
ひづるにも危機が迫っていると知らせ、判断を鈍らせているのです。
さて、ハイネは何を企んでいるのでしょうか?
解せないのは、なぜわざわざ慎平にひづると澪の居場所を教えるのか──
慎平たちの戦力を削ぐなら、居場所を教えず黙ってやれば良いのです。
狙いが慎平なら、今一人でいる(と思っている)のだから、慎平を襲う、あるいはウソの場所に誘導してそこで待ち伏せすれば良いのです。
つまり、ハイネのこの作戦は、単に慎平を誘う罠ではないと考えられます。
ハイネは、なんでこんな回りくどいことを!?
澪か先生か。by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
地図を見ると、洋食コフネは島の真ん中の東側。(地図で言うと真ん中ちょい右)
対して、虎島は、島の最北端。
アランの畑は、真ん中から西より。
洋食コフネを中心に、ひづるは北、澪は西、と別方向にいるのです。
順番に助けに行くと手遅れになりそう。
なぜ、こんな回りくどいことをするのか?
その理由が分からなければ、ハイネの思う壺。
逆に、ハイネの意図が分かれば付け入る隙もあるのでしょうか?
せんかったことを悔やむくらいやったら、したことを後悔する。
かき集めろ!武器になりそうなモン、全部や!by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
慎平の決意を聞いて、少し頬を赤くする影ミオ。
気持ちを言葉にしなくても、何を考えているのか丸わかり(笑)。
ウシオ亡き後、慎平の隣は影ミオか!?
ウシオに復活して欲しいが、慎平と影ミオのペアも楽しみ。
慎平が考えている以上に、影ミオが粉骨砕身してくれると考えるのは私だけではないでしょう(笑)。
【8周目】7月23日 午前10時40分 澪・窓
慎平が、影シンペイから電話を受けた10分前。澪と窓は、慎平(影シンペイ)から連絡を受け合流地点の「アランの畑」へ到着。
シデが二人に・・・
なんで、ここに雁切さん・・・。
by 小舟 澪『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
雁切に対して、澪と窓がこんな反応をするという事は──
シデの正体について、澪と窓にも知らされているということですね。
雁切の左手に包帯はなく、火傷の跡もありません。
この後のシーンで、虎島でひづる(リュウノスケ)の前に現れた雁切は、左手に包帯があります。
よって、澪たちの前に現れたのは、もう一人の雁切。
前話、日都神社で、慎平が最初に話していた雁切ですね。(18話)
残念なお知らせです・・・。
私は、雁切が二人いても、シデは二人いない可能性を考えていました。
誰でも彼でもシデになれるのではなく、影を操れるのは、雁切真砂人のみの能力だと・・・。
だから前話、一人目の雁切はウシオに呆気なく殺されたのだろう、と・・・。
観測者(慎平)を殺せば、ループが始まり今いる世界はなくなる。(12話)
結果、死んだ事実はなくなる。
頭では分かっていても、何の抵抗も恐れもなく死を受け入れられるはずがない。
ましてや、雁切は、影を操る強力な力を持っている。
なのにみすみす殺される!?
そこで思ったのは、こっちの雁切にはシデになる力はなくて、ただの影武者的存在なのかな、と。
抵抗せず殺されたのではなく、抵抗する術を持たなかったのだと考えていました。
大体、シデが二人いるなんて考えたくないじゃないですかーー(爆)。
倒す方法が分からず一人でも厄介なのに、そんな化け物が二人もいるなんて!!
強さだけならラスボス級!
こんなの、澪と窓では瞬殺されるのではっ!?
とまあ、感情論は置いといて(笑)。
こっちの雁切も、手の平から影を出現させました。
残念ながら、こいつも影を操れるのです・・・。
となると──
前話、何の抵抗もせずウシオに一太刀浴びせられたのは、わざとだったと言えますね。
ウシオを誘い出し自分を殺させ、油断している隙を突いて倒す企てだったのです。(18話)
なんで、オレの両親を殺したんか・・・あいつの口から理由を聞きたい!
でないと全然納得できません!そのためやったらッ!
一回死ぬくらい・・・屁でもないです!by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第18話
慎平は、雁切の本心を聞くためなら、一回死んでもいいと言いました。
雁切こそ、ウシオを殺すためなら、一回(一人)死んでも良いと決意していたのです。
なんとも、胆力があるというか、恐ろしい覚悟ですね。
大体、そのあと出てきた雁切真砂人も──
どんな気分ですか、慎平くん。
ラスボス前のセーブデータが消えた小学生の気分かな?ウシオは死んだ。
by 雁切 真砂人『サマータイムレンダ』TVアニメ第18話
と言っておきながら、周囲はひづる、根津、朱鷺子の一斉攻撃を浴びようとしている。
こっちの雁切も死を恐れていないのです。
まあ、あの状況でもシデは生き延びる気もしますが(苦笑)。
騙されたことすら気付いていない
下がれ澪っ!
慎平をどうしたッ!by 菱形 窓『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
ひづる達は、合流場所が怪しいと気付くと、電話の主が本当に慎平だったかを疑います。
すぐさま、そうだとしてもやることは変わらないと判断し、別の作戦(慎平が影だった場合)を立てる。
さすがです。
だが、窓は普通の高校生。
なぜ、アランの畑に呼ばれたのかは疑問にも思わず。
まずは、慎平の身を案じます。
電話をかけてきたのは、あくまで本物の慎平だと思っているのです。
だけど、待ち合わせ場所にいたのは、雁切──
ならば、この場所にいるはずの慎平は、雁切が何かしたのではないか?と窓は心配をしたのです。
澪と窓は、ハイネ(影シンペイ)に騙されている可能性すら考えていないのです。
【8周目】7月23日 午前10時40分 ひづる・根津・朱鷺子・凸村
慎平が、影シンペイから電話を受けた10分前。ひづる達は、慎平(影シンペイ)から連絡を受け、島最北端にある虎島へ向かう。
原) 連絡取れない場所へ誘導か
今は私たちも圏外です。
慎平さんに会うために、澪はお兄ちゃんと出かけたって、さっきアランは言ってましたが・・・。by 菱形 朱鷺子『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
ひづる達を虎島に、澪達をアランの畑へ誘い出した理由の一つは、携帯電波の圏外へ誘い込み、互いに連絡を取れないようにするためでしょう。
ミックシュジューシュください!
by 浜路 あかり『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
あかりのセリフの後、写った慎平は誰かに電話中。
一瞬写った、スマホの画面には、窓の名前が。
アニメではカットされてますが、原作では──
コフネまで30分以上かかってしまった。
電波が入るようになってからずっとかけてるが、誰にも繋がらない。※アニメでは全文カット
by 網代 慎平『サマータイムレンダ』コミック10巻
慎平は、タカノス山から降り携帯圏内に入ってからずっとかけているが、誰にも繋がらなかったのです。
タカノス山は、上記地図の左下側。
洋食コフネは、真ん中より少し右。
慎平はタカノス山を降りて、洋食コフネへ真っ直ぐ向かったと思われます。
虎島は、神社よりもずっと奥で山を越えているので電波が届かないのも分かります。
アランの畑が携帯圏外なのが意外ですね。
ハイネは、勝手にIT系に弱いと思ってましたが、やりますね(笑)。
いや、今は影シンペイだから、慎平の知識か。
2年ぶりに島へ帰って来たのに、圏外を把握してるなんてやりますね!(苦笑)
澪・・・。
by 菱形 朱鷺子『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
朱鷺子は、澪が心配だが、どこにいるか分からないので下手に動けないのです。
自分たちと同様、虎島へ向かっている可能性もあるのですから。
あのときの再現か・・・
デリカシーのない老人だな。
死亡フラグを立てるんじゃない。もしこの戦いが終わったら、この島での体験を小説にするよ。
ノンフィクションはまだ書いたことないんだ。by 南方 ひづる『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
「もしこの戦いが終わったら~」
南雲先生、このセリフの方がよっぽど死亡フラグです!(爆)
根津の死亡フラグを、敢えてフラグと言い切り、自らもっと大きな死亡フラグを立てるひづる。
出立時には、前を向いたまま手を上げる・・・。
如何にも、死地に向かう最後のシーンと思うような演出のてんこ盛り(苦笑)。
この言葉を聞いて、(リアル時間で)2ヶ月以上前の4周目、慎平とひづるの会話を思い出しました──
先生は23日の3時過ぎ、鎮守の森でミオの影に殺されました。
ミオは倒しましたが、他の追っ手が来るかもしれません。絶対に死なないで下さい。
by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第8話
慎平から忠告を受けたひづる。
その際、ひづるはこんな風に答えてます──
「運命は変えられる」。
それを証明する、またとないチャンスだな。by 南方 ひづる『サマータイムレンダ』TVアニメ第8話
結果は──23日の3時は生き延びたが、その日の夜、ヒルコ洞で慎平をループさせるために銃を撃つが、シデに防がれ顔を撃ち抜かれてしまう。(12話)
今回の方が、予告時間に近いですね(苦笑)。
「死亡フラグは迷信」「運命は変えられる」──南雲先生には、ぜひ証明して欲しいですね!
ひづるの死亡フラグが現実になるのではないかと心配してしまう要因の一つが、影シンペイがひづるのスマホから慎平へ電話してきたこと。
ひづるが無抵抗で、スマホを影シンペイに渡すわけがありません。
でも、影シンペイが慎平に電話したのは、このシーンから僅か10分後・・・。
歩いて虎島へ辿り着くのに10分位かかっているのでは?
到着してすぐに戦ったとしても10分は経過しているのでは?
影シンペイは、一体いつ慎平へ電話したのでしょうか?
そもそも、虎島は圏外だと思われます。
一体全体、影シンペイはどこから電話したのでしょうか?
まあ、ハイネは大きな本体の一部を肉体化して人の形にしているので、神出鬼没なのかもしれません。
この辺も、真実が分かるのが楽しみですね!
影シンペイは、ひづるのスマホをどうやって入手したのか?
ひづる→リュウノスケ
干潮になった隙に、虎島へ歩いて渡る、ひづる──
このとき、スマホに向かっていつもの儀式が行われます。
スマホの録音機能を使った、ひづるからリュウノスケへの引き継ぎですね。
やっぱりな・・・お姉ちゃんの言う通り、攻撃をかわさせて、避けた先で僕を仕留める気か・・・。
by 南方 ひづる(リュウノスケ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
恐らく、リュウノスケの上記セリフで言っていた、ひづるからのアドバイスは、このとき受け取ったのでしょう。
つまり、ひづるは、慎平が影であるだけでなく、シデと戦いになることも想定していたのです。
オカアサンの声
竜之介はハイネに殺され、データとしてひづるの中に入りました。(14話)
いわば影。
影なのに、ひづる側に付いて影に反抗してきました。
では、なぜリュウノスケは産まれた直後から影に刃向かえたのでしょうか?
ハイネの指示はリュウノスケには届いていないのか、ハイネとリュウノスケのリンクは切れていたのか、疑問でした。
かすかに・・・けど、確かに頭に響く。
黒板をひっかくような神経を逆なでする音。by 南方 ひづる(リュウノスケ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
「神経を逆なでする音」。
これが、ハイネの指示だと思われます。
リュウノスケにも、ハイネの声は聞こえていたのです。
でも、その音が小さかったので、指示に従うこともなく抵抗できた。
なぜ、このような状態になったのかは不明。
考えられる可能性は──
- データだけ焼き付いたイレギュラーだから
- ハイネが意図したコピーではないから
もし、➊が原因なら、シデもテレパシーが届かないはず。
でも、シデには声は届いても、強制力がないかもしれないですね。
となると、考えられる可能性は➋でしょうか。
ひづるにリュウノスケが入ったのは、ハイネが意図したものではなく事故。
きちんとした?作り方をしないと、リンクが張られないのかもしれませんね。
弾け出たのは、少女の人格!?
14年前、ワシが南方竜之介をコピーした。
じゃが、ワシの人やった頃の人格が、友達の弟を食べてしもた事実に耐えられず、竜之介のデータと共に、ワシから弾け出おった。
by 影シンペイ(ハイネ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
ついに判明、14年前、右目がハイネから弾け出た理由。
ハイネの人間の人格が、良心の呵責に耐えきれず、弾け出たのです。
上記セリフは、原作では次のように書かれています──
14年前、ワシが南方竜之介をコピーした。
じゃが、ハイネの少女やった頃の人格が、友達の弟を食べてしもた事実に耐えられず、竜之介のデータと共に、ワシから弾け出おった。
by 『サマータイムレンダ』コミック10巻
アニメでは「人やった頃の人格」は「少女やった頃の人格」と表現されているのです。
つまり──
ハイネから、オリジナル波稲の「人らしさ」「少女らしさ」が出ていったのです。
それで、ハイネは突然性格が変わってしまったのです・・・。
ならば、4周目でハイネ達が弾け出た体の一部を探していたのは、ハイネを元に戻すつもりだったのでしょうか・・・。(11話)
でも、前話、躊躇することなくウシオを消しました。
ならば、ハイネを戻すのを諦めたのか?
それとも、ウシオがハイネから弾け飛んだ一部だと、まだ気付いてないのでしょうか・・・。
ウシオ曰く、自分はハイネが弾け飛んだ一部が変身した姿。
ならば、3周目の夏祭りでハイネはウシオを一度取り込んでいるような・・・。
いや、ウシオは拒否したので、完全には取り込まれなかったということでしょう(笑)。
あの時、ウシオが取り込まれていたら、ハイネはもしかすると元のハイネに戻っていたのかもしれないですね・・・。
リュウノスケの秘密
じゃが、あれはなにぶん事故。
少々座標がズレてプリントされたようじゃわ・・・。位置ではなく、時間の座標じゃ。
正確には2秒、先の方へズレちゃある。そいつは、今2秒未来から、ひづるの体を動かしとるんじゃ。
by 影シンペイ(ハイネ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
なんと、リュウノスケの力は予知能力ではなかったのです。
2秒先の時間軸にリュウノスケはプリントされていた。
つまり、危険な時だけでなく、常に2秒先を生きていたのです。
これが、リュウノスケの予知の仕組み。
それにしても、未来から体を動かすというのは、言っていることは理解できても感覚的によく分からないですね(苦笑)。
2秒先に生きているのであれば、見えている世界も動く世界も2秒先なはず。
現在と2秒先が同時に見えるという感じでしょうか。
ハイネの衰弱も変化も、ひづるのせい?
キミがハイネに近づいて、彼女を惑わせた。
キミのせいでハイネは深く傷ついた。
衰弱はより進み、もはや、この世ではあと数ヶ月と生きられやん。キミのせいなんや、ひづるちゃん。
ハイネが帰らんとあかんのも、キミの大事な弟が死んだんも。全部、キミのせいなんですよ、ひづるちゃん!
by 雁切 真砂人『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
ひづるちゃん、ひづるちゃん言うな!
もう雁切の言い方が、ゾゾッとする!!(苦笑)
さて、雁切真砂人は何のことを言っているのでしょう?
ひづるは普通に遊んでいただけです。
ひづるが近づいたことで、ハイネを惑わせた?深く傷付けた?
一方で、雁切真砂人が産まれた時の写真。
14年前のハイネより、40年前のハイネの方が今のハイネに近いと思いませんか?
これは一体どういうことでしょうか?
- 300年前、数百人の人を食べたハイネ (by 雁切の証言)
- 40年前の、邪悪な表情をしているハイネ (写真)
- 14年前の、幼い少女のようなハイネ (ひづるの記憶)
- 右目が弾け飛び人が変わったハイネ (現在に至る)
こうして並べてみると、違和感を感じませんか?
私はこれまで、あどけない少女が以前のハイネだと思っていました。
14年前、竜之介を食べてしまったことで、少女の人格が弾け飛んでしまい残酷なハイネになってしまったのだと。
ならば、14年以前のハイネは、幼い様子で人を食べていたのでしょうか?
どうも、そうは思えません・・・。
と考えていくと、私の頭にはある仮説が浮かびました──
40年前の邪悪な顔を覗かせるハイネが、これまでのハイネ。
14年前の少女のようなハイネは、この時だけ・・・。
つまり、ひづるがで、ハイネをかわいい女の子にしたのではないでしょうか。
それまでのハイネは、人を躊躇いなく食べていた。
ハイネは影。
影にとって人間はエサ。
エサを食べるのに、罪悪感も何もないので当然です。
ところが、ひづると出会い、初めてのトモダチができた。
ひづるとの交流がきっかけで、ハイネはオリジナル波稲に近い無邪気な人格を取り戻した。
あるいは、無邪気な人格が生まれた、生み出された。
これまでエサだと思っていた人間を、対等の存在と見るようになったのではないでしょうか。
人間だった頃の人格のハイネは、お菓子を好み、人など当然食べません。
人を食べず、ひづるが持ってくるお菓子だけで過ごしていたのかも・・・。
しかし、影にとっては情報が栄養源。
どれだけお菓子を食べても、徐々に飢餓感が増していく・・・。
それでも、人を食べる気など毛頭ないハイネは耐える。
が、極度の飢餓で、ついに──
ただでさえ、人を食べたことにショックなのに、ましてやトモダチであるひづるの弟・竜之介を食べてしまったのです。
少女の人格も飛び出してしまうというものです(笑)。
以上の考察に根拠はありません。
あくまで私個人の考察です。
でも、雁切真砂人のセリフをもう一度ご覧下さい──
キミがハイネに近づいて、彼女を惑わせた。
キミのせいでハイネは深く傷ついた。
衰弱はより進み、もはや、この世ではあと数ヶ月と生きられやん。キミのせいなんや、ひづるちゃん。
ハイネが帰らんとあかんのも、キミの大事な弟が死んだんも。全部、キミのせいなんですよ、ひづるちゃん!
by 雁切 真砂人『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
雁切が何を言っているのか、分かる気がしませんか?
ひづるがハイネを人間の価値観に寄せてしまったのです。
そのことを、雁切真砂人は「惑わせた」と言っているのです。
普通の女の子のようになったハイネ。
それでも影の本能(情報を食べる)には逆らえず。
二つの人格は同居できず、ハイネに葛藤を強いた上に少女の人格は分離。
そのことを、雁切真砂人は「キミのせいでハイネは深く傷ついた」と言っているのです。
ならば全ての原因はひづる?
ならば、全てはひづるのせいなのでしょうか?
いいえ。
私はそうは思いません。
ひづるがハイネを変えなければ、ハイネは黙々と人を食べ続けたでしょう。
竜之介の死という、予想外の出来事で「影の病」が表に出ることはなかったでしょう。
そして、ハイネが弱ることもなかったかもしれません。
#ゆるやかに弱っていったでしょうが
つまり、竜之介という犠牲があったものの、ハイネを弱らせ、シデの行動があからさまになったキッカケを作ったのではないでしょうか。
何を言う・・・これ以上、お姉ちゃんを傷つけんな!
by 南方 ひづる(リュウノスケ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
リュウノスケのセリフから、ひづるはある程度理解していることが伺えます。
ひづるは、十分認識しているのです。
シャワーシーンで、ひづるはウシオに語ってました(17話)──
私が愚かだったのだ。
好奇心だけで関わるべきではなかった。by 南方 ひづる『サマータイムレンダ』TVアニメ第17話
ひづるは、自分がハイネに近づいたのが軽率だったと認めてます。
でも、現在ならともかく。
14年前、何の情報もない状態で、ハイネと接触することがを危険だと認識することができたでしょうか?
それが可能だったのは、ハイネの正体を知るシデこと雁切であり、菱形青銅くらい。
確かに、ハイネも人と接するなと注意されていた様子。
でも、ひづるはもちろん、ハイネも──
単にトモダチが欲しかった。
互いにトモダチになりたかった。
ただそれだけの行為を、誰が責める事ができるのでしょうか。
出し入れ自由、形も自在の影の鎧!?
これは、私の意志に反応して形を変える。
そして、誰でもないが故に、弱点もまたない。by 雁切 真砂人『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
ようやく、雁切が影になる瞬間が詳細に描かれました。
なんと、影は雁切の意志で形を変えるだけでなく、出現させるのも自在なのです。
雁切の左手の掌から、影が出現したとき──リュウノスケが反応します。
雁切は人間です。
影の気配は感じられませんでした。
だけど、泥(影の死体)を出した瞬間、影の気配を察知する──
なんて不気味な!
いったい何人分の・・・。お姉ちゃんなら、なんて表現するやろか・・・。
死体の塊?いや──骸の鎧!!
by 南方 ひづる(リュウノスケ)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
ウシオも、シデになると気配を察知できました。
影ではない雁切が、どのようにして鎧となる影を収納しているのか不思議でした。
慎平は、ウシオを腕時計に変身させて。
朱鷺子は野良影をおしゃぶりに変身させて。(18話)
でも、これだと、姿は見えなくても気配は察知されてしまいます。
雁切は、影の気配を完全に断ち、影を持ち歩いているのです。
まるで、体の中に影を潜ませている?
いや、何もない所から、影を出現させた!?
そんなことが本当に人間に可能なのでしょうか?
いいえ、そんなことができる生物を、人間と言えるのでしょうか?
中身は人なのに、不死身!?
凄いですよ。
人の身でありながら、そのムーブ。by シデ(雁切 真砂人)『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
いや、その言葉は、そっくりそのままシデに返したい(苦笑)。
「骸の鎧」の中身は、雁切──つまり人間なはず。
リュウノスケは確かに、シデの頭を中身ごと潰しました。
アニメではカットされてますが、原作によると、これが根津への合図です。
待ち合わせ場所にいる慎平が影だったら、スレッジハンマーで攻撃するので、その音を合図にしていたのです。
が、まるで中身がどこかへ行ったかのように、散り散りバラバラとなり、別の場所に現れる。
これは、マジックか、それともシデの能力か!?
シデは、体を貫かれたのになぜ平気?
ああ、シデが人間ではないと勘違いさせられた謎も同様です。
15話、体育館戦ラスト、ウシオがシデの体を貫きました。
中に入っているのが人間であれば、体を貫かれれば死ぬはず。
だけどシデは──
ハイネ:シデ、平気か?
シデ:はい、捏ねれば戻りますから。by 『サマータイムレンダ』TVアニメ第15話
体を貫かれても、捏ねれば治ると言ったのです。(15話)
こんなの、人間と言えますか?(笑)
だけど、今話でも見せ付けられました。
頭を中身ごと砕いても、問題なし。
おまえも見ただろう。
あの物質は、常識を超えている。あの鎧を壊せば、中身は人だ。
by 南方 ひづる『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
シデの中身は人間。
人間なのに、頭を潰されても、体を貫かれても平気。
その秘密は「骸の鎧」にあると言うのです・・・。
いやいやいや、鎧だけで説明つくの!?
今後の解明が楽しみです♪
シデの中身は人間なのに、なぜ頭を潰されても平気?
これが本当の南雲竜之介!
考えるのは私の役目だ!
- 中略 -
私に気ィつこて、まだ力をセーブしてるやろ?
私の体、壊れてもええ・・・存分に使え!by 南方 ひづる『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
考えるのはひづる。
体を動かすのはリュウノスケ。
これが本当の心技一体!?
これぞ、正真正銘、頭(心) 体(技)!
いいか、よく聞けリュウノスケ。
勝機はある!by 南方 ひづる『サマータイムレンダ』TVアニメ第19話
南雲先生が、言い切っているのです。
南雲先生は、慰めや励ましの言葉は言いません!(爆)
南雲先生が、勝機があると言ったら、本当に勝てる見込みがあるのです!
リュウノスケよ、お姉ちゃんの言うとおりにしていれば良いのです!
そして、我々も、考えるのは南雲先生に任せて、作品に身を任せれば良いのです!(笑)
おわりに (『サマータイムレンダ』19話とは)
ループ物でありながら全く繰り返すことなく話を作っていく。
前話、雁切の切り札(二人目)を使った大胆な作戦はお見事でした。
が、それでも「待ち」には変わりませんせんでした。
もし慎平が日都神社に来なければ。
もしウシオが我慢して慎平も諦めて、神社を後にしたら。
慎平側は進展もしないが、シデ側の作戦(ウシオ&慎平の始末)も失敗したのです。
まんまと雁切の計略に嵌まってしまった慎平とウシオ。
ところが、前話の作戦は罠の1ステップに過ぎなかったのです。
計略に嵌めてからが本番!
と言わんばかりの畳みかけ。
悔しいですが、憎たらしい程、お見事です!
◇◇◇◇◇
今話で、原作は10巻ラストまでアニメ化。
アニメは全25話、残り6話!
原作は全13巻、残り3冊!
残りは、2話/巻ペースか。
これまでの傾向から、1冊を2話でアニメ化するのが程良いペースです。
ほんの少し原作をカットしないと入りきらないのですが、これ以上ペースを遅くするとテンポが悪くなり、引きも合わない。
まあ、戦闘シーンが多くなれば原作消化も早くなりますが、『サマータイムレンダ』は戦闘中もセリフ多いですからね。
なんだか一安心(笑)。
残り6話、じっくり、いや心して観ていきましょう!
以上、TVアニメ『サマータイムレンダ』第19話の感想&考察レビューでした。
超長文にもかかわらず、最後まで読んで頂きありがとうございます。
20話のレビューも書いています。
良かったらご覧ください。
ではでは。
ずっとポケットに入れっぱなしで、よく割れなかったな・・・
疑問点 まとめ(Q&A一覧)
この章では、疑問点をまとめていきます。
- 今話で発生し、今話で解決した疑問は、本文に記載して完結
- 残った疑問点を、疑問XX-XX(話数-通し番号)として記録
⇒ 本章「疑問点まとめ(Q&A一覧)」でまとめ - 答えは、推測ではなくできるだけ(原作含む)作品内で明らかになった事実を記載
※推測が入る場合は、断りを入れる - 解消した疑問は答えを記載し、次話で削除
- 周単位で整理 (区切りは周開始時点)
※すみません!本文作成を優先し、QA一覧は順次整理していきます。
解決した疑問
- 疑問 14-03 14年前、ハイネは普通の女の子だったのに、なぜ変わった?
答え 良心の呵責に耐えきれず、少女の人格が弾け出てしまった
14年前、友達(ひづる)の弟を食べてしまった事実に耐えきれず、少女だった頃の人格が弾け出た。 - 疑問 14-06 なぜ影リュウノスケは、ハイネに刃向かえる(人間の味方)?
答え リュウノスケはウシオ同様、最初からハイネとのリンクが切れていた
なぜ、リンクが切れていたかは不明。
新たな疑問
- 疑問 19-01 慎平のポケットに入っていた貝殻は、何なのか?
- 疑問 19-02 ハイネは、なぜひづると澪を別の場所へ呼び出し、慎平に選ばせたのか?
- 疑問 19-03 影シンペイは、ひづるのスマホをどうやって入手したのか?
- 疑問 19-04 シデの中身は人間なのに、なぜ頭を潰されても平気?
残っている疑問
1周目 (1~2話)
- 疑問 01-01 潮は慎平に何を渡したのか?
4周目 (5話~)
- 疑問 08-01 慎平だけでなく、なぜウシオもタイムリープしたのか?
- 疑問 09-04 ハイネは、どうやってウシオの記憶再生に介入してきたのか?
- 疑問 10-01 しおりの顔がハイネに変化したが、なぜ慎平にしか見えなかった?
- 疑問 10-04 地下壕の人型の黒い染みは、誰を消した跡か?
- 疑問 12-02 ハイネは、なぜすぐに小早川しおりに乗りかえないのか?
- 疑問 12-03 ハイネが死ねば、影は全て消える?
5周目 (13話~14話)
- 疑問 13-01 四本腕の影には、なぜ影縫いが効かない?
- 疑問 13-02 四本腕の影の中身は空っぽ?どうやって動いている?
- 疑問 14-02 シデの「欲と二人連れ」とは、どういう意味か?
7周目 (15話~)
- 疑問 15-02 シデは、体を貫かれたのになぜ平気?
- 疑問 15-03 シデの中に人が入っているとは、どういう意味か?
- 疑問 16-01 菱形医院長・青銅は、いつ「影の病」の免疫がついた?
- 疑問 17-01 シデの影を操る力の正体は?
- 疑問 18-01 オリジナルは黒髪なのに、なぜハイネの髪色は灰色なのか?
- 疑問 18-02 雁切が言う「私のエンディング」とは何か?
- 疑問 18-03 もう一人の雁切の正体は?
- 疑問 18-04 7周目ラスト、ウシオは消える前、雁切真砂人に何を見たのか?
- 疑問 18-05 7周目ラスト、ウシオは慎平に何を気付いてと思ったのか?
今週の感想ツイート
#サマータイムレンダ 19話
— 時文@ここアニ(ブログテーマ移行中) (@toki23_a) August 19, 2022
一難去ってまた一難
心理戦の次は情報戦⁉️
パートナー喪失に落ち込む暇なく
ここぞとばかりに畳みかけてくる
だがチーム慎平一歩も引かぬ😆
逃げてもどうせ明日死ぬ
ここでやらねばいつやる😠
限界超えて時を越え
蒔いた種なら刈らねばならぬ
行け "南雲竜之介"❗️
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アニメ『サマータイムレンダ』第20話のレビューはこちら!