サマータイムレンダ

アニメ【サマータイムレンダ】24話感想&考察 むき出しの欲望を優しくも熱い思いでぶっ潰す!

サマータイムレンダ 24話

こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『サマータイムレンダ』第24話、鑑賞しました。

本レビューでは、アニメ感想だけではなく。
原作コミック情報も加え、個人的な解釈による解説・考察をしています。

皆さんの理解の助けになり、作品をより楽しんで頂ければ幸いです。

今話の原作

今回アニメ化されたのは、原作コミック13巻「ただいま」の中盤(序盤寄り)から終盤(中盤寄り)まで

原作も残りわずかとなってしまいました・・・(涙)。

今話の主なトピック

  • 現世の雁切は放っておいていいの? 
  • ハッキング弾って何!? 
  • ショットガンが効いてなくても良いとは? 
  • シデは、銃をどうやって生み出した? 
  • リュウノスケは、なぜシデの攻撃を避け続けられた? 
  • リュウノスケは、なぜ動かなくなったのか? 
  • 慎平達の勝利は、最初から決まっていた? 
  • 蒙を啓く、とは? 
  • シデの中身は、誰だったのか? 
  • 300年前の世界は、記憶か過去か? 

※矢印は該当箇所へのリンク

今話の疑問点

最下部に「疑問点まとめ (QA一覧)」として記載

ここでは、以下の観点でレビューします。

アニメ各話「感想」

原作コミックを読んで分かった新情報を加味して「解説・考察

私は原作コミック未読です。
アニメ鑑賞後、”アニメ化済み時点まで“の部分を読み、レビューを作成しています。

よって・・・
次話以降のネタバレは「なし」なのでご安心ください。

サマータイムレンダ(全25話)各話リスト

前半クール (1~12話)

各話リスト
話数 サブタイトル 周目 原作
第1話 さよなら夏の日 1 1巻
第2話 2
3
第3話
漂着
第4話
未視感(ジャメヴ) 2巻
第5話
4 
第6話
軌道共鳴 3巻 
第7話
仇敵
第8話
メメント 4巻
第9話
流れよ我が涙
5巻
第10話
闇の中へ
第11話
食餌の時間 6巻
第12話
血の夜

※リンクは各話レビューへ

後半クール (13~25話)

話数 サブタイトル 周目 原作
第13話
トモダチ 5 7巻
第14話 to be/not to be 6
8巻
第15話
ライツ カメラ アクション 7
第16話 オリジナル
9巻
第17話
決断
第18話
対面
10巻
第19話
メイドインブラック 8
第20話 All is (not) lost. 11巻
9
第21話
網代慎平の一番長い日
12巻
第22話
帰還
10
第23話 常夜
13巻
第24話
本レビュー
Summertime re-rendering
第25話 ただいま

※リンクは各話レビューへ
※「周目」は、ネタバレ避けるため次話以降マスク

はじめに

あらすじ

ウシオは潮の髪の毛で復活したとはいえ、もはや戦える状態ではなかった。
勝つには、自分の全てを弾に込め撃ち込むしかない。

準備が整うまでの2分間。
欲にまみれたシデと、慎平&リュウノスケの最後の戦いが始まる。

見られぬなら、自分で作ろうエンディング
目があるなら、最初から決まっていたエンディング

自身の欲望を叶える力があると知り、増長していったシデこと紙垂彦しでひこ
無理ゲーだと思っていたのに、多くの仲間に支えられ、皆が繋いでくれたから、ここまで来れた慎平。

き出しの欲望と、優しくも熱い想いのぶつかり合い。

勝負の結果は分かってはいたものの、逆転に次ぐ逆転。
最後の最後まで互いに頭を使った戦いで見せる!魅せる!

長きにわたった戦いがついに決着。

ハイネ、リュウノスケ、ウシオ。
3人の影のエンディングが描かれましたが、果たして慎平のエンディングは・・・。

これって、もしかして!?

では、今話を振り返っていきましょう。

感想&考察レビュー 第24話「Summertime re-rendering」

【10周目】7月24日 時間稼ぎ

シデの鎧を完全に消し去れば勝てると分かっていても、既にウシオは満身創痍で戦える状態ではなかった・・・。

慎平達の目的

サマータイムレンダ 23話『サマータイムレンダ』公式HP「STORY#23」より引用

前話から続く、常夜とこよでのシデとの戦い。
今話に入る前に、少し整理しておきましょう。

と言っても、最低限押さえておくべきは、2つ!
この辺を押さえておくと、慎平達の狙いが分かり、今回の戦いを理解しやすくなりますよ!
この戦いでの慎平達の目的は?

前話から続く、最後の戦い──
常夜の戦いに限って言うと、慎平達の目的は何でしょうか?

シデを倒すこと? ──── いいえ、違います。

シデは目の前に立ちはだかる障壁ではありますが、最終目的ではありません

ヒルコ様を消すんじゃ
常夜とて、今のウシオなら消せるはず
ヒルコ様を消せば常夜も消え、現世に帰れるじゃろう!

by ハイネ『サマータイムレンダ』TVアニメ第23話

慎平達が消したいのは、ヒルコ様
ヒルコ様が消えれば、常夜も消え、現世に戻れる

ヒルコ様が消えれば、全ての影が消え、人間が食べられることもなくなる
ヒルコ様が消えれば、シデの鎧は消え、雁切はただの人・・・・となる

実は・・・慎平達にとっては、シデはアウトオブ眼中、邪魔でしかない(笑)。
ヒルコを消すのを邪魔するから、戦っているだけなのです(苦笑)。

原作補足

アニメではカットされてますが、ウシオも認識しています。(23話)

ヒルコの全消去には直で触れて数分はかかる!
シデを倒すのが先決!

※アニメでは全文カット

by ウシオ『サマータイムレンダ』コミック13巻

ヒルコを倒すのが目的だけど、全て消すには数分かかる。
その間、シデが大人しくしているわけはなく・・・。

結果、シデを倒すことが最優先となったのです。

何を言いたいのかと言うと──
だから、現世にいるであろう、シデの中身は気にもしてないのです

ヒルコさえ倒せば、シデの中身が誰であろうと、ただの人・・・・なのです

シデを倒す方法は?

ただでさえ無敵のシデ。
その上、唯一の弱点である中身の体は常夜ではなく現世にあり、攻撃できない

一体どうすれば良いのか?
慎平はあることに気付き、ウシオに確認します──

私が消し去った左半身はそのままや!
自分で切り落とした右腕はもう再生してんのに・・・

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第23話

ウシオが消し去った左半身とは──

差し違えても、おまえを殺す!

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第23話

と言って、頭から左半身を消し飛ばした攻撃

シデが自分で切り落とした右腕とは──
潮の髪の毛で復活したウシオが、シデの腕を伝ってきたので、自分の右腕ごと攻撃したときのこと

同じ損壊なのに──
シデ自身が切り落とした右腕は既に再生。
ウシオが消し飛ばした左半身はそのまま・・・・・・・・

ウシオのハッキング攻撃は有効だと踏んだのです
だから慎平は──

それなら、鎧を全て消しきれば勝てる!

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第23話

シデの鎧はウシオのハッキング攻撃で、全て消し去れる
シデの鎧さえ消し去れば、現世にいるシデの中身は、常夜にいる慎平達に何もできない

シデの邪魔がなければ、ヒルコを消すのは簡単

シデの鎧を全て消せば、慎平達は勝ったも同然なのです

勝ち筋は見えた!でも、肝心のウシオが!?
というのが、今話のスタートです!

弱ると幼児退行?

本物とはいえ髪の毛数本では回復しきらぬ

by ハイネ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

前話ラスト、シデの”ヤマビコ”で、ハッキング攻撃を返されてしまったウシオ。(23話)
澪から受け取ったオリジナルの潮の髪の毛で復活するも、回復してなかった!?

「髪の毛数本」では完全には回復できていなかったのです

ここに潮の遺体があれば・・・って、それは不謹慎(苦笑)。それにしても、潮の遺体はどうなったのでしょうね・・・(遠い目)。

姿が赤子に近づいてきとる・・・重傷じゃ

by ハイネ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ハイネは、潮の幼児化した姿を見て・・・・・・・・・、重傷だと判断

影の本体は地面に写る影、立体は肉の塊。(5話)
立体の方が、どれだけ傷付けられても復活できます。

が、本体が弱ってしまうと、立体も思うように再現できないのか、幼児化してしまうようです

ウシオが幼児化したのは、弱った結果だったのです
影の立体の姿は、本体のコンディションを表すバロメーターでもあったのです

余談

となると、ヒルコの幼児化・・・それどころか母親のお腹にいるような胎児の姿。

この現象もヒルコが弱った結果。
それも、究極に弱っていた状態だということですね。(23話)

ただでさえ弱っているヒルコに、シデは辛い空襲の記憶を思い出させたりしていたのです・・・

知ってても実行できない

体中の神経と筋肉がズタズタじゃ
ウシオはもう戦えやん

by ハイネ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

見た目は子供、中身はボロボロ
前話ラスト、ウシオがやったシデの攻撃を避けてのヒルコの記憶消去は、最後の力を振り絞っていたのです

それなら、鎧を全て消しきれば勝てる!

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第23話

鎧を消しさえすれば、シデはもう邪魔できないと分かっているのに、肝心のウシオが限界を超えてしまったのです・・・

だからリュウノスケは──

ちくしょう!
僕に、あいつを消す力・・・があったら・・・

by リュウノスケ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

と悔しがっていたのです。

ヒルコを全消去する時間はないが、空襲の記憶なら消せる。
機転を効かせた攻撃で、遙か上空で高みの見物を決め込んでいたシデを、手の届く地面に引きずり下ろせたまでは良いのですが・・・。

ウシオが戦えなければ、シデの鎧は消せないのです

シデを倒す術がない。
万事休すと思われましたが・・・。

ハッキング弾

ショットガンの弾に私の全部を込めて「ハッキング弾」に変える!

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

9周目、貝に込められた先輩ウシオの記憶で復活した際、初期ウシオが得たハッキング攻撃。(22話)

私の鎧が戻らない・・・消し飛ばされてる!?
野良たちも消滅・・・あの髪の刃が触れた一瞬でハッキング・・・

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第22話

新ウシオの力は、髪の刃が触れるだけ・・・・・で、ハッキングが完了し影を消し去れる

ウシオの刃は「触れるだけで影を消せる」というのがポイントです!

「私の全部を込めて『ハッキング弾』に変える」とは、「当たるだけで影を消せる銃弾を作る」ということですね

ウシオの体はズタズタで、体を起こすことすらままならない。
ならば、自身を銃弾に変え、シデの鎧に当たりに行けば・・・・・・・良いと考えたのです

なんとも大胆、でも影らしい・・・・、そしてウシオらしいアイデア!

でも、そのプリントに2分はかかる
だから、それまで時間を稼いで欲しい

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

自身の全て、いや、ハッキング能力を発現させる弾を作り出す
再現には2分の時間が必要。

その時間を稼がなくてはならない。

お話好きなシデが相手なら、2分はアッという間だと思うのですが・・・。

姑息な私は、ハイネに少しシデと会話してもらって時間稼ぎすれば2分なんて余裕じゃね?と思ってました(苦笑)。
が、ここで描きたかったのは「2分間の長さ」ですね。つくづく狙いを明確にしている作品です。凄い・・・。

2分間だけ本気出す!

サマータイムレンダ 24話『サマータイムレンダ』公式HP「STORY#24」より引用

2分や、慎平
2分間だけ、本気だす

by リュウノスケ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

2分間だけ・・本気出す

リュウノスケは影。
慎平は人間。

影であるリュウノスケが本気を出すと、人間の体は持ちこたえられません。
リュウノスケは、ひづるの体を使う際、普段は力を抑えていました。(19話)

シデが本気を出してくるなら、こちらも本気を出さねば一瞬でやられてしまう・・・。

そう思い、リュウノスケは慎平に宣言したのです──2分間だけ体に無茶する、と

それに慎平は応えたのです──

後は、もうない──

使い切れ!オレの命!

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

「命を使い切る」とは、尊敬する南雲先生が最期に残した言葉(20話)──

どれだけ長く生きたかじゃない
いかに命を使い切ったかだ・・・

by 南方 ひづる『サマータイムレンダ』TVアニメ第20話

決して慎平は命を粗末にしているわけでも投げやりになっているわけでもありません。

そうまでしないと2分間を耐えられない、ウシオのハッキングに繋げられない。
慎平は覚悟したのです

それに、シデは、ひづるを殺したかたき

(原作情報)アニメではカットされてますが、原作ではこの直前「あいつはお姉ちゃんの仇や! 仇は僕らがとるっ!」と言ってます。

「使い切れ!オレの命!」は慎平からリュウノスケへの「GO」サイン!
同時に、この戦いは、ひづるのかたき討ちだからこそ、彼女の言葉を重ねたのです

布石!

かまわず、突っ込んでくる・・・

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

時間を稼がなくてはいけないのに、ショットガンをぶっ放してもシデは止まるどころか、けることもせず突っ込んでくる・・・

それもそのはず。
ショットガンの攻撃では、鎧を吹っ飛ばせても、すぐに復活する。

シデの中身は現世におり、常夜の鎧は遠隔操作。
シデは、ショットガンで攻撃されても気にする必要は全くないのです

補足

アニメは早すぎてよく分かりませんが(笑)。
実は、シデは全くけてないわけではありません。

ショットガンの攻撃が、に当たるのだけはけているようです

恐らく、目を失うと見えなくなってしまう。
すぐに復活するでしょうが、一瞬でも見えない時間を回避したいのでしょう。

原作では、顔に当たる弾を向かって右に・・少しだけけ、その弾は肩にいるヒルコに当たってしまいます

影の立体は、攻撃を受けても復活できますが、痛みは感じます。

つまり、このけ方からも、シデは全くヒルコのことを気遣ってないのが分かるのです

かまわず、突っ込んでくる・・・

でも、それでいい・・・・・
このショットガンは、取るに足らんて思わせとけば!

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ショットガンは全く足止めにならず、構わず突っ込んでくるシデ。
だけど、慎平は「それでいい!」と考えます。

触れれば鎧を消せるハッキング弾でも、当たらなければ意味がありません

シデに、ショットガンは避ける必要がない・・・・・・・・、と思い込ませておくことが、ハッキング弾を当てる布石になるのです。

シデの余裕が、ハッキングする隙を作るのです

その作戦は上手くいったのですが、シデの狙いは、慎平&リュウノスケではなくウシオ!!

補足

シデも分かっているのです。

自分の鎧は無敵
気を付けなくてはならないのは、ウシオのハッキング攻撃のみ

ウシオさえ消し去れば、シデの勝利だと──

アニメでは、カットされてますが、原作では、ここでリュウノスケは──

この野郎!
僕を無視して!!

※アニメでは全文カット

by リュウノスケ『サマータイムレンダ』コミック13巻

シデに対して怒ってます(笑)。

余談

リュウノスケが怒るのも仕方ない!?

先ほど記載したように、アニメではカットされてますが、リュウノスケはシデを仇と言ってます。
そして、シデも応えているのです──

仇討ちですか、いいですね!
お互い、これで最後です

私も楽しみますから、キミたちも、その仇討ちとやら楽しみましょうね

※アニメでは全文カット

by シデ『サマータイムレンダ』コミック13巻

仇とは、大切な人を殺した憎き相手。
そんな奴相手の戦いは、楽しむべきものではありません。

リュウノスケは、シデのこのセリフを聞き「2分間だけ、本気だす」とブチ切れた・・・・・のです

シデは、リュウノスケ達をここまで挑発しておきながら、戦いを楽しむと言いながら、リュウノスケを無視して・・・・・・・・・・・ウシオに向かう。

だから、リュウノスケは怒ったのです。

逆に言うと、シデはリュウノスケ達を逆上させて、ウシオを狙う隙を作ったとも言えますね

え?
シデは普通に話してても、人の神経を逆撫さかなでするですって?

そうかもしれないですね(苦笑)。

リュウノスケも、慎平が考えるように、ショットガンが効かなくても良いのは理解しています。

でも、そもそも2分間足止めができなくては・・・・・・・・・・意味がない!
せっかく慎平の体を使って全力を出しても、時間が稼げなくては無駄になってしまう

だから、スレッジハンマーに武器チェンジし、シデを止められた時──

ありがとう!
これで、まだ・・戦える!

by リュウノスケ&慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

と言ったのです。

シデに対して、ショットガンは取るに足らないという布石は打った。
次は本当にシデを止める・・・いや、リュウノスケ側にシデの攻撃を集中させなくてはならないのです!

これが公平な戦い!?

サマータイムレンダ 24話『サマータイムレンダ』公式HP「STORY#24」より引用

死ねば、それで終わり・・・

予知もループもできない
やっぱり魔王にも、勝ち目がないといけません

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

(原作情報)原作では「予知もループもできない。素晴らしい!キミらはもうズルくない。やっぱり魔王わたしにも、勝ち目がないといけません」と言ってます。

このセリフ、シデは、現状をゲームの世界に例えています

ゲームの世界では、魔王が倒されれば、そのゲームはエンディングを迎える。
だけど、勇者側、プレイヤーは何度やられてもやり直すことができる。

シデから見たら、慎平は死んでもループしてやり直せる。
ゲームの世界で言う、プレイヤーに見える。

それは、勝つまでやり直しができる、ズルい●●●立場だと(笑)

でも、常夜では、慎平は「死ねば終わり」。
リュウノスケも2秒予知できない。

だから、魔王にも勝ち目がある、公平・・だと言っているのです

自分を世界の悪である、魔王に例えるのは殊勝ですが(笑)。
自分は、ちゃっかり安全圏である現世から遠隔操作して、これをフェアな戦いだとのたまっているのです!

どこまでも自分本位なシデ!

それに、これで終わりではありません。
シデのクズぶりは、まだまだ続きます!

原) ヒルコを道具のように使うシデ

シデの手に出現した、旧日本軍が使っていたような銃剣付き銃
これはどこから出したのでしょうか?

ハイネから前振りがありましたね。

大丈夫じゃ
シデ様には、記憶を読む力はありゃせん!

武器を出すんも、すべてヒルコが隣でやっておったことじゃ!

by ハイネ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

武器を出しているのは、ヒルコ
この武器も、ヒルコが出しているのです

アニメではカットされてますが、原作ではしっかりシデのクズぶりが描かれています。

ほら!
おまえも何か出したらどうです・・・

※アニメでは全文カット

by シデ『サマータイムレンダ』コミック13巻

シデはそう言って、肩にいるヒルコを握りつぶします・・・・・・・・・・。
その結果、ヒルコは、銃をプリントしたのです。

補足

アニメを見れる方は、見返して下さい。

銃をプリント中、ヒルコの苦しむ声が聞こえます。
その後、シデの全身が写った際、シデがヒルコを握っているのも描かれてます。

セリフは、さすがに胸クソ悪いからカットしたのでしょうね(苦笑)。

推測

ウシオに記憶を消されたとは言え、ついさっきまで空襲を思い出していた。
だから、「何か出せ」と言われて、大戦中の旧日本軍の銃を思い描いたのではないでしょうか。

逆に言うと、ヒルコはその当時、日本軍の銃をコピーする機会があったということですね

技の応酬

あと1分・・・

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ウシオから任された時間稼ぎは、2分。
ここまでで、ようやく1分経過。
残り1分!

ここからの戦いは、シデも慎平&リュウノスケも、これまでトドメの一撃だったワザの応酬になります!

最初のハンマーが返ってきた!
これがヤマビコ!

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

シデは、右腕だけだと銃が撃ちにくいとブツブツ言ってる最中も、リュウノスケが最初に浴びせたスレッジハンマーを、ヤマビコで返す!

リュウノスケのハンマーは折られたが、体にはかすらせることなく避ける!
そして、ハンマーはコピーだから、折れても・・・・ウシオのプリントですぐに復活!

シデはシデで、自身の鎧は自在に変化できる。(19話)
だから、右腕の1本を素材にして、左腕を作り、銃を撃ちやすい体に変化させる

それでも、銃弾を全てけるリュウノスケ!
それに対し──

リュウノスケ:今さら、こんな弾丸!
ウシオ:リュウくん、あかんっ!

by 『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

シデは、弾丸に意識を移して、一瞬でリュウノスケの背後を取ったのです。
原作では、ウシオは真似をされたと悔しがります!

あいつ!
あの時・・・の、私のマネを!

※アニメでは全文カット

by ウシオ『サマータイムレンダ』コミック13巻

サマータイムレンダ 2nd OPTVアニメ『サマータイムレンダ』ノンクレジット2ndオープニング映像より引用

「あの時」とは、7周目、体育館戦のラスト、ウシオがペンダントに入れ替わりシデの背後を取った戦法!(15話)

それをきっちり自分のものにし、使ってきたのです。
この後の、リュウノスケの鎧乗っ取りへの対策といい、シデはこれまでの戦いをちゃんと研究しているのです

手強い!

モノマネ上手は、見切り上手!?

いいか
おまえは、見た動きを寸分違わずモノマネできる

根津から鉄砲の撃ち方を見せてもらえ

頼りにしてるぞ、リュウノスケ

by 南方 ひづる『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

常夜では、リュウノスケの2秒予知は使えません。
なのに、先ほどからシデの攻撃を全て避けています。

このモノマネできる力・・・・・・・・で、避けていたのです!

確かにリュウノスケはモノマネ上手と評されていました。(20話)
アニメではカットされてますが、原作ではシデも考察しています──

「モノマネ」!
私の動きを真似できるんなら見切るんも可能っちゅうことか!

※アニメでは全文カット

by シデ『サマータイムレンダ』コミック13巻

相手の動きを寸分違わず真似できる・・・・・・・・・・なら、相手の動きを予測もできる・・・・・・、というわけです!

余談

ずっと引っかかっていた点が、また一つ解決しました。

不思議だった、ひづる&リュウノスケの戦い方の上手さ!

最初は、14年前の恨みを晴らすために、ひづる達は戦う訓練をしていたのだと思ってました(苦笑)。

でも、8周目、ハイネになぜ島に戻ってきたのか尋ねられた時、ひづるは「(島へ)二度と戻らないはずだった」と答えています。(20話)

島へ戻るつもりがなければ、影と戦う訓練をする必要はありません。

ましてや、ひづるは人気作家。
戦うと程遠い人種(笑)。

なのに、戦い慣れている!?

それもこれもリュウノスケのモノマネ上手が功を奏していたのです

慎平も、リュウノスケのモノマネ上手に気付いたから、励ましたのでしょうか?

自信持って下さい
リュウノスケ君ならできます!

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ではないようです(苦笑)。
アニメではカットされてますが、原作では──

自信持って下さい。
オレの体がバク宙するって信じられやんことですから!
ほんまに凄いんです!

リュウノウ君ならできます!

※太字部分はアニメではカット

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』コミック13巻

慎平自身が全くできないことを、同じ体を使ってやったことに対して、慎平は衝撃を受けていたのです(笑)

自分の体でそんな信じられないことをやってのけたリュウノスケに感心し、だから本心から、「リュウノスケ君ならできる」と断言したのです。

原作補足

慎平とリュウノスケ。
時折、真剣な場面なのに、ほっこりする会話(笑)。

実は、原作では他の箇所でも。
シデに背後を取られ、腕を切り落とされた時──

リュウノスケ:ごめんっ慎平!僕のせいで腕が!
慎平:いえっオレの体が運動神経ないせいです!体も硬くてすみません!
リュウノスケ:いや、そこはあんま関係ない!
ウシオ:ふたりとも!言い合ってる場合とちゃうで!

※アニメでは全文カット

by 『サマータイムレンダ』コミック13巻

あの緊迫した瞬間に、こんなやりとりをしていたのです(笑)。

ちなみに、このときシデの攻撃を避けられなかったのは──
銃を避けたときの慎平(リュウノスケ)の体勢が悪かったので、一瞬遅れてしまったのです

慎平のどんでん返しは対策済み!?

私にリュウノスケ君を取り憑かせて、鎧を壊す作戦かな?
アイデアとしては悪くない

が、リュウノスケ君は、泥の一部に押し込めて、分離させてもらいました

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

新たに思い付いたアイデアを、シデにぶつける慎平!
だが、シデにとり、鎧に取り憑く作戦は、初めてではなかった・・・。

シデは、侵入してきたリュウノスケを、泥ごと排出!?

シデの鎧は、”むくろの鎧”、中身は何もない影の死体。(19話)

中身が空っぽなら、問題なく取りつけるはずです!

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

慎平の読みは当たり、リュウノスケは鎧に取りつくことができました。

が、反対に、中身が空っぽの影に、リュウノスケが入れば普通の・・・影に!?
分離すれば、他の影同様、リュウノスケにも影縫いが効いてしまう・・・・・・・・・・のです!

ひづるや慎平の中では、影の能力を出すと体に負担がかかるデメリットがありました。
が、下に写る本体はなく、影縫いという弱点がなくなるメリットがあったのです

アニメは一瞬の出来事なので、分かりにくいかもしれませんが──
シデはリュウノスケを分離した後、クイのような物を3本、リュウノスケの本体に打ち込んでいます!

シデは、厄介なリュウノスケの拘束に成功したのです

シデは、リュウノスケが慎平の中にいたままでも、鎧に入ってこようとも、どちらでも対応可能だったのです。

憎たらしい程悔しいですが、上手い!

◇◇◇◇◇

そもそも、なぜシデは対策済みだったのでしょうか?

知ってれば、対策できる
いっつもキミがやってたことや・・・

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

してやったり!のシデ・・・。

キミが見てない虎島の戦い
キミがなかったことにした、あの時間にね

キミとまったく同じ事を、ひづるちゃんが仕掛けてきたんですよぉ

いやぁ、ホンマ・・・

ループって、ええなあ!

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

忌々いまいましいほど、勝ち誇ったシデ!

慎平のどんでん返し策が空振りに終わったのは、慎平とリュウノスケが知らないことをシデが知っていたからです

復習がてら整理しましょう。

シデが知っていて、リュウノスケは知らない──

8周目、いい所までいったと思われる虎島でのひづる&リュウノスケとシデの戦い。(20話)

サマータイムレンダ 20話『サマータイムレンダ』公式HP「STORY#20」より引用

慎平がループしたので、その事実は消えてしまいました。
これが──

キミが見てない虎島の戦い
キミがなかったことにした・・・・・・・・・、あの時間にね

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

「(慎平が)なかったことにした、あの時間」ですね。

シデにとっても、なかった時間になりますが、ハイネの記憶を共有してもらい疑似ループしたのでしょう。

これらのことから、リュウノスケの鎧の乗っ取りは、8周目では使ったが9周目では使わなかったと分かります

いや、その作戦を実行するどころか、ひづるがリュウノスケに伝える前に、やられてしまったというのが本当のところでしょう

それだけ、相手だけ・・が知っている2度目の戦いは不利なのです

その結果、リュウノスケは、鎧の乗っ取り作戦を知らなかったのです

シデが知っていて、慎平は知らない──
8周目、慎平は、虎島の戦いを見ていません。
リュウノスケが鎧の乗っ取りをしたあと到着した、朱鷺子の記憶を見ただけです。(20話)

朱鷺子の記憶だけでは、ひづる&リュウノスケが何をしたのかまでは慎平には分からなかったのでしょう・・・。

厳密に言うと、朱鷺子は実体化したリュウノスケを見ていると思うので、そこからひづる&リュウノスケが何をしたのか想像できるはずなのですが・・・。
朱鷺子到着後、速攻で、やられてしまったということでしょう・・・。

いやぁ、ホンマ・・・

ループって、ええなあ!

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

シデのこのセリフ──
まるで、ひづる&リュウノスケの戦いを無駄・・・いや、「手の内を見せてくれて、ありがとう」と言われてるようで、腹立たしいほどの虚無感を感じますね

返す返すも、この時、分断されたのが悔やまれます。

【10周目】7月24日 決着

慎平の逆転策は空振り。その上、リュウノスケは影縫いで拘束され、慎平の体は崩壊が始まった・・・。

目があるなら、最初から結末は決まっている!?

ウシオは、これから・・・・オレに目をくれるんや・・・

この目がオレにあるってことは、結末は決まってる
最後は、ウシオの勝ちなんやっ!!

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

サマータイムレンダ 13話『サマータイムレンダ』公式HP「STORY#13」より引用

5周目、ひづるが説いた「慎平の目はウシオから授けられた」説。(13話)
前話、ウシオの目が覚醒したことにより、その可能性が確実となりました。

ウシオの体は、ハイネの目が弾けて別れた部分から生まれた。(17話)
最初、ウシオの目はその力を発揮してなかったが、少しずつ復元し覚醒。(23話)

推測

ウシオの目が覚醒したと同時に・・・・・・・・、慎平の目も赤くなりました
これは、同じ存在同士が共鳴したと推測できます。

ハイネの右目には、時間も空間も自由にできる力がある。(23話)
と同時に、ハイネの右目は、この世に二つとありません

この世に一つしかない、ハイネの右目を、ウシオと慎平が持っている。
ウシオは、ハイネから弾けた弾けた部分から生まれた。
右目の力を使いこなせば、時間と空間を思いのままにできる。

これらのことを総合すると、ウシオが未来で過去の慎平に目を渡すことが推測できるのです

慎平にハイネの右目がある限り、ウシオがこの先、慎平に目を渡すことは決定づけられた・・・・・・・事実

よって、ウシオの目は、誰も奪うことはできない。

では、慎平の目を奪えば良いのか?
慎平の目は「因果の円環」で奪うことはできません。(12話)

慎平が目の力を発動し観測者になった時点で、「因果の円環」が始まり慎平の目は奪えなくなり、同時にウシオの目を奪うことも不可能になったのではないでしょうか

推測

ならば、慎平達の勝利は、最初から確定していたのでしょうか?

そうではありません。

慎平とウシオの目を奪うことができなくなっているだけです

ループさせなければ慎平の力は発揮されないので、ずっと生かし続けておけば夏祭りの「最後の食餌」は可能です。

慎平を何度も殺し「イベントホライズン」に叩き込めば自滅するのも「因果の円環」には干渉しないので可能だと思います。

シデが、慎平達に勝つには──

  • 慎平を生かしておき、ループさせない
  • 慎平の命を削り取り、観測時間をゼロにしてループできないようする

これが、シデ達にとっての勝ちパターン

最初は、慎平を生かしておき、ループさせずに全てを終わらせるつもりでした。
2つ目の方法を知ったハイネは、5周目は速攻で慎平を殺し(13話)、6周目で明らかに戦略変更。(14話)

サマータイムレンダ 13話TVアニメ『サマータイムレンダ』後半PVより引用

その後は、慎平の命を削り取ることに集中してきました。
シデは、その方針を無視して、ウシオの目を奪うことにしたのです。(23話)

結果、因果に反する、実現不可能な目標に邁進していったのです。
シデは、欲にまみれて、本質を見誤っていったのです

シデの願い

私はただ長生きしたい・・・それだけなんです
この世界を、未来を、人間の行く末を、結末を見届けたい

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ついに分かった、シデの願い
シデの願いは、永遠の命を得て、未来を、人間の最後を見届けたい・・・

少し時間を巻き戻して──
シデはハイネにこんなことを言ってました──

私は何も変わってません
ただもうひらかれたんです

生きたいという、己の欲望に忠実にあれとね

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

もうひら

道理にくらいのを教え導く。(広辞苑より)

補足

「蒙を啓く」なんて言葉、聞かないですよね(笑)。
だけど、「啓蒙けいもう」は時々聞くのではないでしょうか。

啓蒙活動と言う言葉を、耳にするのではないでしょうか。

「蒙を啓く」とは「啓蒙」を訓読したものです。

啓蒙けいもう

無知蒙昧(もうまい)な状態を啓発して教え導くこと。(広辞苑より)

シデは、自分は変わったのではない。
無知で浅はかだった状態から、見識を得て道理に明るくなった。

つまり、今の方が正しいと言っているのです。

生きたいという、己の欲望に忠実にあれとね

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

己の欲望に忠実にあれ

シデの願いは、長生き。
長生きしたい理由は、世界や人の行く末を最後まで見届けたい

私は理系人間なので、科学技術の発展がどこまで進むのか見たい気持ちはあります。なので、未来が気になる気持ちは理解できます。だからと言って世界を滅ぼすなんて発想にはなりませんが(苦笑)。

人の寿命は永遠ではありません。
よって、人間の行く末を見届けるなんて絶対に不可能・・・・・・なので、妄想はしても、普通は本気で願ったりはしません

ただ、シデには、それを実現する方法があったのです。
ハイネの出現により、永遠に生き続けることができる手段が、目の前に提示されたのです

ハイネの衰え

ハイネがいれば、それは叶いそうやった──事実、326年と24日間、私は体を入れ替え生きてきた

しかし、ハイネは衰えた
私の寿命は、真砂人で終いやと、そう思い知った時の私の絶望

キミには、想像つくまいなあ・・・

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ハイネに自分との子供(クローン)を産ませ、人格と記憶を移して生き存えてきたシデこと紙垂彦しでひこ。(18話)

それもこれも、世界と人間の行く末を見届ける自分の願いを叶えるため

ところが、ハイネは衰え、その願いを叶えられないことが分かった。
アニメではカットされてますが、原作ではもっとリアルなことを言ってます──

ハイネがいれば、それは叶いそうやった──事実、326年と24日間、私は体を入れ替え生きてきた。

しかし、ハイネは衰えた。

真砂人との間には死産が続き、ついにはらむことすらできなくなりました

私の寿命は、真砂人で終いやと、そう思い知った時の私の絶望
キミには、想像つくまいなあ・・・。

※太字部分はアニメではカット

by シデ『サマータイムレンダ』コミック13巻

ここで、真砂人と呼んでる辺り、操作しているのは真砂人ではないことが仄めかされてますね。

このセリフから、シデは何度もヒルコハイネに子(クローン)を産ませようとしていたのが伺えます。

言われてみれば、シデの体が生まれたのは40年前。(18話)
毎回40歳頃に代替わりしてきたので、もう器があってもおかしくないはず

真砂人は何度も挑戦し、失敗していたのです・・・。

ヒルコハイネが、子供をはらむことすらできなくなってしまったのが、シデを絶望させ、変えるキッカケとなったのです

推測というより妄想?

はじめは、ただ一緒にいたかった
それだけじゃったのに・・・

by ハイネ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ハイネが上記セリフを言っている時、OP映像にもある、ハイネらしき女性と紙垂彦しでひこらしき男のツーショット。

明らかに今のハイネとは違い、大人の女性。

ハイネの子供(クローン)は人間として生まれるので成長しますが、影は成長しません

と理解していたのですが・・・。

もしかすると、オカアサンであるハイネだけは成長するのかもしれないですね

何の根拠もありません。私個人の仮説です(笑)。

波稲はいねをコピーしたハイネは、成人の女性へ成長。
なので、子供も産める体であった。

それが衰え、体が(今のように)幼児化していった。
幼児化は見た目だけでなく、人の体としての機能も幼児化。
だから、妊娠できなくなったのではないでしょうか・・・。

そう考えると、ハイネが思い出した映像とも辻褄が合いますね。

◇◇◇◇◇

私はてっきり、ハイネの一部が分離した影響で衰え始めたのだと思ってました

14年前、既にハイネは幼児化していました。

サマータイムレンダ 14話『サマータイムレンダ』公式HP「STORY#14」より引用

いや、真砂人と父・巌と一緒に写真に写っていた40年前のハイネが既に幼児化していたことから、もっと以前からハイネは弱っていたということか

シデは、まるでひづるが今回の事件の引き金を引いたかのような口ぶりでした。(19話)

が、ハイネはずっと以前から衰弱しており、14年前の出来事でより進行しただけ。

子供が産めないようになった原因は、14年前の出来事だけではないのです

見れぬなら、作ってしまおうエンディング

ハイネが衰え、自分の命は続かないと悟ったシデは、発想を変える──

最後まで生きられやんのなら、世界の方を終わらせたらええんちゃう?
世界が終われば、私はこの世界を最後まで見届けたことになる

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

この辺から、発想が狂人じみてきます・・・

シデの願いは──

この世界を、未来を、人間の行く末を、結末を見届けたい

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

「世界の未来」「人間の行く末」を見届けること
でも、自分の命はいずれ尽きてしまい、見ることはできない

ならば、世界の方を終わらせて、最後を見たことにしよう・・・・・・・・、と言っているのです

そんなの、世界の最後を見たと言っても、人間の将来を見届けたことにはなりえません。

単に強制終了させただけです。
なんて、身勝手な・・・。

ただ、そんな結論を導き出したのも、シデの前に手段が転がってきたからか──

サマータイムレンダ 24話『サマータイムレンダ』公式HP「STORY#24」より引用

ヒルコの目を、たとえ一時的にでも復活させられれば、それを奪って世界を消せるってね

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ヒルコの目があれば、現世の空間も時間も思い通り。(23話)

これが、シデの狙い。
回復させたのは、ヒルコの故郷へ帰るためではなかったのです。
ヒルコの目で、世界を終わらせたかっただけなのです。

永遠に生きることができぬなら、世界の方を終わらせて、終末を見ようとしていたのです

私が目を奪い、未来を上書きする!
エンディングに辿り着くのは、この私じゃ!

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

たとえ、慎平にウシオの目は奪えないと言われても、ヒルコの目があれば上書きできる!?

ヒルコの目が壊されてしまった今、シデにとっては願いを叶えるためには、ウシオか慎平の目が必要。

シデはシデで、最後の可能性に賭けているのです!

熱い!
クズだけど、熱い!
最低最悪だけど、倒すに相応しい悪役!

いいですね!(笑)

ハイネ、あんた最高!

装填完了!
来てっ!慎平!!

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

「来て」とは、ウシオ自身が弾になったから。
しかし、影の身体能力を持ったシデには敵わず、あと一歩届かない・・・。

ダメか・・・

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

さあ、ここからはOPを聞きながらお読み下さい(笑)。
TVアニメ『サマータイムレンダ』ノンクレジット2ndオープニング映像
ジャンプチャンネル

動け、動け、動け!
動けよ、私っ!

1ミリでもいいっ!
慎平の近くへっ!!

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ハッキング弾は装填できたものの、ウシオの満身創痍は変わらず、自らを、ましてやショットガンを動かす力は残ってなかった・・・。

が、その時、フワリと慎平の手に吸い寄せられるショットガン!
ウシオの想いが届いたのか、それとも奇跡が起きたのか!?

波稲ハイネ
あんた、最高や!!

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ショットガンを動かしたのは波稲はいねの力!

いや、ハイネと言えば、神様ヒルコ様。

これぞ奇跡か神風か!!(笑)

シデにトドメを刺す準備が整い。
皆で繋げたバトンが、ようやく慎平の手に渡ったのです!!

影の時間

倒れた!?
いや!かわされた!?

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

人間には、影の攻撃はかわせない

だから、シデも最初は、慎平が偶然・・倒れたと思った。
が、慎平は、既に次の体制を取っている。

即ち、シデの一撃を意図的にかわしたということ!

今、慎平の右目はシデを捉えてる!
俯瞰してる時は、影の体感時間に合わせられてる!

さっき僕が動かしたから、神経回路は開いてる!
あとは体を動かすだけや!

by リュウノスケ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

慎平の右目は、ハイネの右目。
つまり影の能力を有している。

その右目であれば、影の速度に追いつける。
リュウノスケ曰く、慎平が俯瞰しているときは、その体感時間に合わせられている。

だから、前半のシデとリュウノスケの戦闘中、慎平はリュウノスケと会話できたわけですね!

慎平の体は、普通の人間の肉体。
リュウノスケが操作している時も、その事実は変わりません。

リュウノスケが操作していただけで、慎平は超人でもなんでもないのです

つまり、超人的な力を発揮しているのは、肉体のリミッターを外しているような感じでしょうか。

だから、体に負荷がかかり壊してしまうのです。

リュウノスケがついさっきまで動かしていたので、慎平の体の神経回路は開いている。
ならば、影の体感時間になっている慎平なら、少なくとも反応速度だけは影並みに速く動けるという理屈です。

慎平ならできるよ!
ここまで来た慎平やったら!!
絶対できる!!!

by リュウノスケ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

リュウノスケの期待に応え、シデの攻撃をかわす慎平!
左手を失ったので・・・・・・・・、ショットガンの弾を装填するのに、銃床を地面に叩き付け装填!

この動作、カッコイイ!

シデに向け、銃を構える慎平。
片腕で定まらない照準を、脇で支えるウシオ!

これは、実体ではなく、気持ち的に支えたという描写でしょう。

お、お姉ちゃんの言うた通りや!
みんなを救うんは慎平や!

by リュウノスケ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ひづるの言ったとおりとは、3周目、姉から聞いたメッセージのこと。
最初は疑心暗鬼だった、リュウノスケ。(5話)

ようやく信じた!?
遅い!(笑)

余談

「網代慎平が皆を救う」と、ひづるに伝えたのは、(未来の)ウシオ。
ひづるは予言したわけでも、慎平に最初から見込んでいたわけでもないのですけどね(笑)。

菱形 紙垂彦

今、ヒルコを消されたら、私の鎧が、依り代が消える
この体では動けん、何も見えん

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ようやく姿を現した、現世で遠隔操作していたシデの中身
その中身は、真砂人でも父・巌でもなかった。

この姿から察するに、初代菱形医院の医院長、菱形紙垂彦しでひこでしょう。(16話)

もちろん、本物の紙垂彦しでひこではありません。
ヒルコに産ませたクローンに、人格と記憶をコピーした物。

その後は、子供を作る度に、移り変わっていったので、肉体は増えても人格は増えなかったのでしょう。

これでまた、一つ引っかかっていた事が解明されました──

サマータイムレンダ 14話『サマータイムレンダ』公式HP「STORY#14」より引用

シデサマは、欲と二人連れじゃ!
せやさけ、腕が四本もありなさる

by ハイネ『サマータイムレンダ』TVアニメ第14話

ハイネは「シデ様は二人連れ」と言ってました。(14話)

その後、真砂人が父・巌のボディも操っていると知り、二人連れとは二つの体を扱っていることだと思うようにしましたが、どうもしっくりこず(苦笑)。

紙垂彦しでひこは、衰弱しながらも残っていたのです
長生きしたいと子孫に人格と記憶を移しておきながらも、自身も生き続けてきた紙垂彦しでひこ

ハイネの言うとおり、確かに紙垂彦しでひこは”欲”の塊
欲と二人連れとは上手いこと言ったものです(笑)

しろ

神霊が招き寄せられて乗り移るもの。(広辞苑より)

依り代とは、神様が現世で過ごす御神体のこと

シデは神様でもなんでもありません。
でも、自分を神様になぞらえ、依り代として、鎧を操っていたのでしょう。

「骸の鎧」は、シデの中身が宮司・真砂人であることをバレないようにするだけではなく、表には出られない紙垂彦しでひこが自由に動き回る為のボディでもあったのです

余談

まあ、自由と言っても、シデの姿では人前に出られません(笑)。
もしかすると、巌のボディも操っていたのかもしれないですね。

あっ!
だとすると辻褄が合いますね!

7周目終盤、慎平が雁切と対峙したとき、東京話が噛み合いませんでした。(18話)

後に、真砂人が父・巌のボディを操作していたことは分かりましたが、それだと記憶違いの理由が付きません。

どこかで、紙垂彦しでひこが操作していたのかもしれないですね。

ハイネがただ紙垂彦しでひこと一緒にいたいと思う気持ちを利用して、300年以上生き存えてきたシデ。

言っておきますが、シデの鎧は破壊しました。
が、中身の紙垂彦しでひこが死んだわけではありません

でも──

これが私の、エンディング・・・

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

とは、如何に!?
その理由は、先のセリフにあります──

この体では動けん、何も見えん

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

このセリフから、紙垂彦しでひこの体は既に衰弱しきって動くことも、(自身の目で)見ることもできないことが想像できます

筋力も視力も、もうないということです。
恐らく、他の器官も機能してないでしょう。

自身の体が機能しないから、依り代を使っていたのです。
依り代がなくては、何もできないのです。

そして重要なのは、シデの願い──

私はただ長生きしたい・・・それだけなんです
この世界を、未来を、人間の行く末を、結末を見届けたい

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

シデの願いは「長生き」ではありません
「世界の未来」「人間の行く末」を見届けること

だから、長生きよりも、世界を終わらせることを優先したのです。

でも、シデには世界や人間の行く末を見る術がない・・・。

真砂人&巌の体、そして骸の鎧を失った今、シデには何も見ることができないのです

つまり、シデの世界は終わったのです

例え、命がまだ続こうとも、それは無
シデにとっては、意味がない

だから──

これが私の、エンディング・・・

by シデ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

と言ったのではないでしょうか。

紙垂彦しでひこがどこにいるのかは分かりません。
が、もう彼は、死んだも同然なのです・・・。

せめて、何も見えない、何も聞こえない世界で、存分に苦しんでもらいましょう・・・。
これまで、シデの犠牲になった人達への報いとして。

【10周目】出発点

シデに勝利。ウシオがヒルコを消そうとすると、ヒルコは300年前に連れていく。

つぶやき・・・

今話も、えらいこっちゃです

前話は、開始5分で1万文字を超えました(苦笑)。(23話)
今話は、そこまで偏りはないにしても、シデとの決着が着いた15分で、2万文字近くに(笑)。

まあ、仕方ないです。
最後の戦いに相応しい、これまで培った技の応酬と切り札の出し合いでしたからね~~。

と、自己弁護しておきます(苦笑)。

ヒルコがイヤがったのは・・・

痛い、痛いよ・・・

by ヒルコ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

常夜では影は死なず、立体の傷は回復するはずなのに、痛がるヒルコ・・・

常夜へ来るとき、ヒルコはイヤがっていました(23話)──

い、いや・・・
こんな・・・体で帰ったら・・・

by ヒルコ『サマータイムレンダ』TVアニメ第23話

ヒルコはウシオとシデの最後の一撃で、衰弱しきっていた。
私はてっきり、常夜では時間が進まないので、そんな状態で戻ったら回復しないから戻りたくないのだと思ってました。

ヒルコは、既にダメージを負い、痛みがあったのです
その状態で、故郷である常夜へ戻ったら、永遠に痛み苦しみ続ける・・・

だから、常夜へ行くことを拒んだのではないでしょうか。

ウシオは、そのことを理解しているからこそ──

終わらちゃる、ヒルコ

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

この戦いを終わらせることよりも、早くヒルコの痛みを取ってあげたかったのかもしれないですね。

ここは記憶か現実か?

ヒルコが常夜の出口と、この浜を繋げたんやな
私らは今、肉体を離れてデータだけが、ここに来てる・・・

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

これは、ヒルコの記憶か、それとも本当に300年前の過去か・・・

ループするとき、過去を見ることがあった
その時と同じ状態か

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

慎平は、ループした時、何度か近くにいた人の過去を見ました。

1周目後、澪の記憶。(2話)
5周目後、ひづるの記憶。(13話)

記憶を見た時と同じ状態。
でも、だからと言って、これが記憶とは限りません。

肉体を離れて、データだけ来たのは、慎平達は300年前に存在しないから
記憶であろうと、過去であろうと、同じような状態になってしまうのです。

推測

この後の展開を見る限り、ヒルコの記憶からクジラを消したのではなく、実際にクジラを消したように見えます。

だから、クジラを消した直後に、ヒルコ&ハイネが消え、リュウノスケも消えたのではないでしょうか。

現在に与える影響から推測すると、ここは、記憶ではなく、300年前の過去ではないでしょうか

過去に干渉できる力

神様に近づくな
誰か大人、呼んできな

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

浜に現れた、本物の波稲はいね
リュウノスケは触れられなかったが、慎平は波稲はいねの手を掴むことができた

慎平が、ハイネの目を持っているからですね。

伏線はありました。

サマータイムレンダ 10話『サマータイムレンダ』公式HP「STORY#10」より引用

4周目、ウシオの記憶再生中に、ハイネが割り込んできました。(9話)
5周目後、ひづるの記憶を覗いている時、慎平の声がひづるに届きました。(14話)

ハイネの目は、現世の時間も空間も思いのまま。(23話)
思えば、4周目と5周目後に、慎平の過去改変できる力の兆候があったのです

鉄板展開を壊す!

こいつが、ここへ流れ着く限り、その子を消しても、また同じ事が繰り返される
消さなあかんのは、こっちのヒルコや

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ループ物の結末は、過去へ戻って正解に導くも。
過去の自分は、また同じルートを辿るのがお約束。

最初の頃の自分に、手助けやヒントとなるようなものを授けるのが粋な展開だったりします。

が、『サマータイムレンダ』は、元を絶とうとしているのです

余談

ある意味、影だから可能な展開ですね

相手が人間だったら、いくら未来で大犯罪をするとは言え、未遂の段階で消すわけにはいきません。

実に上手い話の畳み方です!

それもこれも、ヒルコ本人が望んでいるのです──

エ・・・イエ・・・

by ヒルコ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

「えいえ」とは「消して」ですね

ヒルコは衰弱して胎児に戻っているので、声帯も幼児退化してしまったのでしょう。
母音しか発音できないでのです。

となると、ウシオが問いかけた際──

ウシオ:終わらせてほしくて、私をここへ呼んだんやろ?
ヒルコ:ア・・・イアオウ

※最後の「オウ」は原作補完

by 『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ヒルコが言ったのは「ありがとう」ですね

ヒルコは終わらせて欲しかったのです。

波稲ハイネは言いました──

はじめは、ただ一緒にいたかった
それだけじゃったのに・・・

by ハイネ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ハイネは、ただシデと一緒にいたかっただけ
人間を滅ぼしてやろうとか、世界を終わらせてやろうなんて考えはありません。

影は純粋。
その人の気持ちを純粋に、忠実に再現しているのです。

ハイネの呪縛から逃れた、影ミオが良い例ですね。

でも、影の力が、影のオカアサンであるハイネの巨大な力が、シデを変えた

悪いのは、ハイネの力を利用したシデこと紙垂彦しでひこ
でも、ハイネは、愛する紙垂彦しでひこを狂わせてしまったことをずっと悔いてたのかもしれないですね・・・

それが、14年前、ひづるの大切な人を殺してしまったことで耐えきれず暴発した・・・。

一人ならぬ、幾人もの人生を狂わせてしまった。

この力は、人にとっては毒。
ならば、ここで終わらせよう。

その為に、ウシオはここへ遣わされたのかもしれないですね。

ウシオ最後の役目

ヒルコが消えて、影はみんな消える

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ウシオがヒルコ(クジラ)を消すと、ヒルコが消え、ハイネとリュウノスケも消えてしまった。

ヒルコが消えると影は皆消えるのは事実だったのです

でも、ウシオだけは消えない!?

いいえ。
ウシオはヒルコの一部だから、ヒルコが消えても、ウシオは残る可能性はワンチャンあると思っていたのですが・・・。

分離する前の、それもヒルコになる前のクジラが消されてしまっては、ヒルコ自体が存在がなくなります

では、なぜウシオだけ残っているのか?

それは、ウシオにまだ役目が残っているからですね。

ウシオがここに存在するのは、慎平が何度もループしたから。
慎平がループできたのは、ハイネの右目があったから。

その右目は、ウシオから受け取ったから。

ウシオが慎平に右目を渡さない限り因果が成り立たず、世の理に反するのです。

ならば、小ズルい私なら、ウシオが目を渡すまで消えないだろうと高をくくってしまうでしょう(笑)

でも、それはできないのです。

オレの右目も、もう普通の目や

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

補足

オレの右目も、もう普通の目や
体に戻っても、オレは死ぬ

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

常夜に戻れば確かに人間である慎平は死んでしまう。
が、ヒルコがいなくなったので、慎平は常夜ではなく現世に戻れるでしょう。

なのに、死ぬ!?

シデとの戦いで体の中はボロボロ、慎平は左手を失い、全身崩壊しかかってました。

その状態で戻ったとしても無事で済むとは思えない。

何度も死を経験した慎平だからこその感触なのかもしれないですね。

そして、重要なのは、目を失ったこと
ハイネの目を失ったので、慎平はもうループできないのです

今度死んだら、もう終わり。

だから──

オレの右目も、もう普通の目や・・・・・
体に戻っても、(ループできず)オレは死ぬ・・

by 網代 慎平『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

と言ったのです。

慎平の目が、ついに元に戻ってしまいました。

ヒルコ&ハイネがいなくなったからか。
それとも、力を使い切ってしまったのでしょうか。

ウシオの存在がなくなってしまった、とも取れます。

いずれにせよ、残された時間が少ないことを表しているのです。

すぐにでもウシオは、過去の慎平に目を渡さなくてはならない。
慎平との別れは名残惜しいが、時間との争いになったのです。

【?周目】始まり?

ウシオは、体が消える前にやるべきことをやるため、時間を超えていく。

TVアニメ『サマータイムレンダ』ノンクレジット2ndオープニング映像
ジャンプチャンネル

時間と空間を超える

急がな!
この体が消えてまう前に!

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

場所は東京、ひづるの自宅か。
ひづるのスマホにメッセージを録音する。

(原作情報)原作では、ウシオが何と話しているのセリフが描かれてます。

ハイネの目が覚醒している今、ウシオは時間だけでなく空間も・・・自由自在

ひづるのスマホにメッセージを入れたのは、ウシオだと分かってました(8話)が、どうやって録音したのかが分かりませんでした。

こうして、空間も飛び越え、ひづるの部屋で、スマホを操作して・・・・・・・・録音していたのです

原作補足

原作では、ウシオがメッセージを録音中、慎平の姿を見つけます。
これが、3周目終了直後の慎平に繋がります。(5話)

慎平!
気を付けて、力には限りがある

夏祭りにみんな死ぬ
止められるんは、慎平だけ!

澪のこと、守っちゃってね

※アニメでは全文カット

by ウシオ『サマータイムレンダ』コミック13巻

7月22日へ

サマータイムレンダ 1話『サマータイムレンダ』公式HP「STORY#01」より引用

ちゃんと私のこと、見つけてよ
澪のこと、守っちゃってね

ほなな、もう行くわ

辿り着いてね、この結末に!

最後の最後に、みんなが待ってるよ
私が・・・待ってるから!

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

1話と同じセリフのようであり、後半部分は1話ではありませんでした。(1話)

今回新たにウシオが付け足したのか?
いや、後半部分は、慎平には聞こえなかったと考えるべきか・・・。

ウシオは慎平に目を渡しました

ウシオが目を渡した時点で、ウシオの能力はなくなります
ハイネの右目の力がなくなれば、因果に縛られることなく、ウシオの存在は消えてしまいます

だから、途中までしか慎平には聞こえなかったのか。
ならば、最後にウシオが観た慎平との中学生時代の映像は、走馬灯のようなものか・・・

こうしてウシオの目は、遺志は、慎平に託されたのです。

さて、次の瞬間、目覚めた慎平。
これは、1周目の慎平でしょうか?
それとも、ウシオが帰すと言った慎平でしょうか?

慎平は帰らなあかん!
みんなが待ってるよ!

心配いらんっ。
私がちゃんと2018年に帰しちゃるから!

by ウシオ『サマータイムレンダ』TVアニメ第24話

ウシオが慎平を帰すと言った、2018年。

それは、7月24日のことなのか、7月22日のことなのでしょうか?

そして、それは、1周目なのでしょうか?
11周目なのでしょうか・・・。

それとも、影が存在しない全く別の世界なのでしょうか?

おわりに (『サマータイムレンダ』24話とは)

OPだけでなくEDも飛ばして、最後の戦いとウシオとの別れを描いてくれた24話!
いや、正確にはOPとEDを飛ばしたのではなく、挿入歌として使う憎い演出!

もうこれが最終回でもいいくらい!
いや、嘘です(笑)。
あと1クール欲しい気分です(爆)。

前半のシデとの戦いは、これまでのそれぞれの戦法を惜しみなく投入。
互いに切り札を出し合う応酬!

今回の戦いは、実は、ほぼ全て既出の特長(設定)を使った戦い方。

前話、23話は実に少年漫画らしい展開と書きました。
実体は、緻密な影の設定を活かした戦闘で、まさしく『サマータイムレンダ』らしい少年漫画と言えますね。

お見事!

その後の、影達の別れのシーンもたっぷりと。
最終話前に相応しい充実と盛り上がりでした~~♪

惜しむらくは、ヒルコ洞に残してきた朱鷺子と根津の安否。
影ミオとの別れ。

時系列を戻してでも、次話で描いてくれますよね!?

と思いたいのですが、実は不安と期待が(苦笑)。

以前から何度も書いてますが、私は原作未読です。
アニメ鑑賞後、アニメ化された部分まで源作を読むスタイルです。

なので、次話の内容は知りません。
ですが、完結巻である13巻の残りページ・・・・・がどれ位なのかは分かります(笑)。

残りページ数が、めっちゃ少ないのです・・・。

残りは30ページ程!?
参考までに、前話は約110ページ、今話は126ページ進みました!

もちろん、前話、今話はアクションシーン満載でした。
それを差し引いても、残り30ページは少なすぎるのでは!?

最後のコマを読みたくないので、巻末オマケや後書きがどれ位あるのかは不明(苦笑)。

実は、前話は少し飛ばした部分があります。(23話)
が、それでもわずか数ページ加わる程度。

残り30ページをじっくり描いてくれるのか。
飛ばしたエピソードを差し込んでくるのか。

それとも、アニメオリジナルエピソードがあるのか・・・。

最後までドキドキさせてくれる、これが『サマータイムレンダ』!(笑)

残り1話!
最終話を楽しみましょう!

以上、TVアニメ『サマータイムレンダ』第24話の感想&考察レビューでした。
超長文にもかかわらず、最後まで読んで頂きありがとうございます。

結局、2万4,000文字超となりました。
ごめんなさい。

最終話のレビューも書いてます。
良かったらご覧ください。

次話こそはコンパクトにまとめ・・・る自信はありません(苦笑)。

ではでは。

きょうのひとこと

見た目は子供
なのにスク水はサイズピッタリ!?

疑問点 まとめ(QA一覧)

この章では、疑問点をまとめていきます。

「疑問点まとめ(QA一覧)」運用ルール

  • 同じ話数で解決した疑問点は、本文にて完結
  • 解決しない疑問を疑問XX-XX(話数-通し番号)として記録
     本章「疑問点まとめ(QA一覧)」でまとめ
  • 前話までに解決したものは削除
  • 回答は、できるだけ推測ではなく(原作情報含む)作品内で明らかになった事実を記載

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