こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『バビロン』第11話「開幕」を鑑賞しました。
本レビューは小説『バビロン』3巻の感想レビュー(4/5)です。
今話の原作
原作3巻は、TVアニメ8~12話に相当。
本レビューではアニメ11話に相当する部分を対象とします。
作品レビュー 一覧
話数 | サブタイトル | 原作巻数 | ページ数 | 原作R |
第1章 「一滴の毒」 | ||||
第1話 | 疑惑 | 1巻 | 136P | 1巻① |
第2話 | 標的 | 93P | 1巻② | |
第3話 | 革命 | 83P | 1巻③ | |
第2章 「選ばれた死」 | ||||
第4話 | 追跡 | 2巻 | 128P | 2巻① |
第5話 | 告白 | 49P | 2巻② | |
第6話 | 作戦 | 72P | 2巻③ | |
第7話 | 最悪 | 53P | 2巻④ | |
第3章 「曲がる世界」 | ||||
第8話 | 希望 | 3巻 | 56P ※ | 3巻① |
第9話 | 連鎖 | 67P | 3巻② | |
第10話 | 決意 | 79P | 3巻③ | |
第11話 | 開幕 | 93P | 3巻④ | |
第12話 | 終 | 50P | 3巻⑤ |
話数:リンクは各話レビューへ
原作R:リンクは各原作レビューへ
※:8話前半は先の部分が元ネタ。そのページ数(7P)を含む
話数 | レビュー |
全体 | 【ネタバレあり】感想レビュー |
はじめに
本レビューは「アニメ」⇒「原作小説」の順で見た「原作の解説・感想レビュー」です。
アニメではカットされたシーンや、原作との違いを取り上げます。
アニメはアニメならではの良さがありますが、キャラクターが考えている事や感情の描写はどうしても情報が少なくなります。
原作小説は主に正崎一人称で描かれ、心情描写がとても丁寧に描かれています。
正崎の内面を知ると、より作品を理解できます。
原作の魅力を全て伝えることはできないと思いますが、少しでも作品理解の助けになれば幸いです。
原作小説の情報量は、想像していたより膨大でした。
私が取り上げたのはごく一部で、原作にはもっと楽しめる箇所があります。
アニメとは違う魅力があるので、アニメ鑑賞後でも楽しめます。
- アニメでカットされた原作部分
- アニメオリジナルシーン
- 原作を読んで分かったこと
見出しの頭にアニメオリジナル、原作のみの記号を記載したのでご参考に。
- ア):アニメオリジナルシーンに関する記述
- 原):アニメではカットされたシーンに言及
では、小説の内容順(時系列順)に紹介していきましょう。
原作感想レビュー (TVアニメ第11話 相当分)
原) サミット ⇒ 自殺サミット ⇒ サミット
アニメでは、自殺サミットがG7サミットと同じ日程で行われることしか説明がありませんでした。
まるで開催時間も同時並行のように見えましたが、日本とアメリカには時差がある。
原作から時差は13時間(日本が早い)と読み取れます。
昼夜逆転ですね。
では、11話ラスト、どちらも初日の会議の終盤だったような感じでしたが、どういうことか?
それは後ほど。
まずは、日程について。
「向こうの開始は日本時間の3日、10時」エドムンドが二つのスケジュールを揃えて並べる。「こちらでは2日の21時になる」
「ちょうど初日の予定が終わる頃に《自殺サミット》が始まる」
「向こうは1日限りだな」「つまりこちらの二日目がスタートする前に自殺サミットは終わる・・・初日と二日目の間に入れ込んできている。完全な並行開催」テイラーが唸る。「狙いは何だ?」
by 『バビロン』小説3巻より
つまりこんな感じです。
日時 | G7サミット | 自殺サミット |
1日目 | ||
10:30 | 開幕、記念行事 | |
13:30 | セッション1、サイドイベント | |
17:00 | セッション2、3 | |
19:00 | パーティ、セッション4 | |
21:00 | 1日目 終了 | 開幕 (日本時間 10:00) |
(5:00) | 都市首脳会議 | |
閉幕 (日本時間 18:00) | ||
2日目 | ||
9:20 | セッション5~7 | |
14:00 | 終了記者会見 |
原作では各セッションの議題まで決められてます。
初っ端から「自殺法」問題で、計画された議題は吹っ飛ぶのに、きちんと用意されている手の込みよう。
原) 同時開催の狙いは?
では、同時開催の狙いは一体何か?
テイラー国務長官とエドムンド首席補佐官の推論を聞きましょう。
「自殺サミットが先に開催されるなら、結果がこちらへの牽制になるだろう。自殺サミットを後にやるならば、こっちのサミットの結果を受けての対応ができる。が、同時開催ではどちらもできん。そういった利点を放棄しているわけだ。ここから考えられるのは・・・」
「首脳サミットの結果に左右されない何かを計画している?」
「もしくは、最初から眼中にもないか」-中略-
「同時開催なら世間の注目度は上がる」テイラーはどこまでも理で推察する。「自殺法サミットの報道を拡大するのが目的という考えは?こちらのことを意識していない、というポーズも演出の一環なのでは」
「それだけなら御の字だな」
言ったテイラーも同じ想いだった。それだけで済むならば大した不利益はない。by 『バビロン』小説3巻より
なるほど、前後に開催するなら、牽制なり結果を受けて対応するなりの意味がある。
同時開催をぶつけてきたのは、結果にはとらわれない目的があると言うのだ。
だが、何を企んでいるのか一向に読めないでいます。
これは、第2章の齋からの公開討論と同じパターンに持ち込まれてますね。
自殺法否定派が大多数の中、何を目的に討論をするのかと思っていたら、足下をすくわれた。
ただ、公開討論は誰も受けなければ成り立たなかったが、自殺サミットは向こうの意思でやるので止めることができないだけに厄介。
ア) 正崎のセリフは先のやりとりの中から
アニメ11話アバンタイトルの、アレックスと正崎の会話。
わざわざこちらのサミットにぶつけてきたということは、齋は必ず何かを仕掛けてきます。
しかし、最も危険視すべきは女。
曲世愛です。
by FBI捜査官 正崎善『バビロン』TVアニメ11話
このセリフはアニメオリジナル。
原作では、正崎はこのようなセリフを言ってません。
むしろ、正崎は日本で何かが起きると思ってます。
#詳細は後ほど
セリフの元ネタは、前項で取り上げたテイラーとエドムンドの会話でしょうか。
齋をよく知る正崎らしく踏み込んだセリフにしているのは上手いですね♪
原) FBIは日本に捜査員を派遣していた
アニメでは完全カットされてますが、正崎がFBI捜査官になった目的は2つ。
銃を手に入れること、日本で捜査すること。
#詳細は前回原作レビュー をどうぞ
これまでFBIによる日本での捜査拡大は行われませんでした。
#エドムンドの判断も前回原作レビュー に記載済み。
しかしながら、齋が新域で「自殺サミット」開催を宣言。
日本にも注目せざるを得なくなりました。
だけど、正崎は選ばれませんでした。
そのことをアレックスは詫びています。
「ごめんよ」
「なんでしょうか」
「僕の判断が遅かったから」アレックスは立ち止まって正崎を見た。「日本に行きたかっただろう?」アレックスが詫びたのは《新域自殺サミット》の捜査に関する話だった。
四日前、齋開化のサミット提唱があった。それを受けてCIAは日本での諜報活動を拡大していたし、FBIからも捜査員の追加派遣が決まった。
だがそれに正崎は選ばれなかった。アレックスの権限で正規の捜査官になったとはいえ、すべての希望が叶うわけではない。FBIブラッドハム長官は、正崎を日本に送るのはまだ早いと判断し、選考から外した。
アレックスが無理を通せば行かせることはできたかもしれない。だがFBIはあくまでブラッドハムの領域であり、彼の判断にも信頼を置いている。結果正崎は《新域自殺サミット》の捜査に加われず、未だ合衆国に留まっている。
そのことにアレックスは負い目を感じていた。
by 『バビロン』小説3巻より
正崎が銃を手に入れ、曲世を始末しようとしていることを知っているのは、おそらくアレックスのみ。
ブラッドハムFBI長官は、そのことを知りません。
ブラッドハムは彼独自の判断で正崎を外したのです。
前回判断したように、まだ正崎の危うさを払拭できてないのでしょう。
#前回の判断は、前回原作レビュー をどうぞ。
日本で、自殺サミットが開かれているにもかかわらず、正崎はアメリカへいる。
さぞかし無念だと思いきや、少し心を落ち着かせている面を見せているのが興味深い。
原) 正崎の目に生気が戻り始める・・・
サミット開始直前、アレックスと正崎の会話は、アニメと原作両方でありますが、内容は全く違います。
前項目に続いての正崎とアレックスの会話。
「私は・・・」
正崎は静かに言った。「FBIの捜査官となり、銃を携行し、曲世愛をこの手で葬ろうとしていました。やらなければならない、必ずそれをやると決めていました。ですが・・・」
正崎は目を開き、アレックスと向き合った。
「貴方と話して、銃を与えられた。そうなってから、ようやく気付けた。私は大切なことを忘れていた」
「・・・それは?」
「正義とは、”正義とは何か”を問い続けること」
by 『バビロン』小説3巻より
瀬黒に問われたときに返した回答。
「正義とは、”正義とは何か”を問い続けること」
ようやく以前の心を取り戻したのです。
では、ここで言う”問い続ける”とはどういうことか?
正崎のセリフは続きます。
「曲世を追うのをやめてはいけなかった。曲世を殺すと決めてもいけなかった。どちらも問うのをやめただけだ。正義を捨てただけだ」
正崎がスーツの左胸辺りを押さえる。
「ここに『二つ』入っています。自分がもってきたものと、貴方から与えられたもの。貴方の命令によって、私は今も迷っている。どちらを選べば良いのか考え続けている。だから今も、”正しくいられている”。貴方のお陰です、大統領」
正崎はほんの僅かに微笑んでいた。アレックスは困ったような顔で笑い返した。
by 『バビロン』小説3巻より
アレックスは、答えが見えないこの問題も、ひたすら考えることで解が見つかると考え、正崎に一見矛盾するような指示をした。
#詳しくは前回原作レビュー をどうぞ。
けれども正崎は悩み続けること、問い続けることで、正常な精神を保っていられると言うのです。
気持ちに任せて曲世を始末するでもなく、曲世の追跡を諦めるわけでもない。
なんとも、正崎は凄い境地に行きましたね。
アニメとは違い、アレックスはSPも遠ざけ、人混みから外れ、正崎との二人きりの会話。
静かですが、良いシーンなのでアニメでも見たかった!
ア) 「大淫婦バビロン」はアレックスのセリフが元ネタ
聖書。
ヨハネの黙示録に記された7つの頭の獣。
この黙示録の獣は7人の王を表し、その背には一人の女が。女は聖なる者達の血に酔いしれ、最後には神によって焼かれ裁かれる。
その女の名は「大淫婦バビロン」
by オープニング ナレーション 『バビロン』TVアニメ11話
アニメ11話のオープニングを使っての説明。
ゾクッとするような演出に身震いしました♪
元ネタは、前項目から続く、アレックスと正崎の会話から。
正崎は日本捜査へ加えられなかったが、G7サミットには呼ばれた。
アレックスは、正崎にアドバイザー的な役割と自殺法に関するヒントを与えてくれると思い、近くにいて欲しかったと言う。
正崎は政治は専門外だと恐縮する。
今日集まっているのは世界の政治のトップで、テレビ報道でも”7人の王”と紹介しているほどなのだからと。
それを聞いてアレックスは、テレビは「褒めているのではなく、皮肉っているのでは?」と返す。
そして、ナレーションでも使われた聖書を引用して解説するのです。
ただ、そこに女がいて聖なる血に酔いしれ、最後は神によって裁かれることは言いません。
正崎に、曲世のことを思い出せてしまうと思ったから・・・
つまり、アレックスはそれだけここに出てくる女が曲世に似ていると思ったのですね。
その女の名は「大淫婦バビロン」。
原) 首脳達しかいないのは異例
アニメではAパートになると即セッション開始。
通常サミットの会合では各国補佐役が最低一人はつくのですが、各国トップしかいませんでした。
原作にはその説明もありました。
ホント手抜かりないです。
通常ならば、サミットの議場には首脳一人に対し個人代表と呼ばれる人間(シェルパ)が一人付随する。だが今回、議場にシェルパの姿はない。首脳8名中4名から図ったかのように同様の提案がなされ、残り4名もすぐに承認した。セッションの間、会議場は首脳だけの空間となる。その代わりとして音声傍聴が導入された経緯があった。
by 『バビロン』小説3巻より
今回は、首脳たちだけで議論しようと提案があったのです。
側近達は、俯瞰の固定カメラ映像と、音声を聞くことができるようになってます。
もちろん、通訳が必要な人は、イヤホンを通じて通訳が間に入ってます。
原) 最初は議題どおり?
アニメではセッションシーンになると、すぐに「自殺法」問題の議論が開始。
原作では、”一応”議題に沿って勧めようとしています(苦笑)。
セッション1の議題は「G7の結束について」。
が、すぐに「自殺法」問題へ話題が移ります。
というか、皆、他国の動向が気になって仕方ないという感じでしょうか(笑)。
このくだりが2ページ強続き、なんとも可笑しい。
ぜひ、原作をお読みください。
最後のアレックスの言葉だけ引用しましょう。
「いやあ」アレックスは楽しそうに言った。「本当にみんな、この話がしたくてたまらないんだなぁと思って」
「おい、うるさいぞ、お前!」
「さあ、ルカ」
アレックスが目を輝かせる。「始めよう」
by 『バビロン』小説3巻より
この後に続くのが、アニメ11話Aパートです。
原) 「これは長くなりそうだよ」そのとき
自殺法問題への各国のスタンスから、アレックスが提議した「世界共通の善悪とは」。
アニメより原作の方が、議論は枝葉があったり、深掘りされたりしていますが、骨子は同じ。
アニメで描かれた内容の解釈が変わる程ではありません。
Aパート最後、皆が「善悪」について議論することに賛同したときが楽しいので紹介しましょう。
右にならって《JAPAN》を伏せる。「これで全会一致ですかな・・・」
アレックスは満面の笑みで最後のプレートを伏せ、マイクに向かった。
「テイラー!聞いていた?」
「ええ、大統領」アレックスがじゃあ、と言う前にテイラーが言う。「報道は対応します。あとは飲み物と、つまめる物を」
「うん」
アレックスは心底から楽しくなっていた。「これは長くなりそうだよ」
by 『バビロン』小説3巻より
カナダのダン首相じゃないですが、「サミットというのは、こんなに面白いものでしたかね?」というのを私も感じました。
アレックス側近のテイラー国務長官も、このイレギュラーに慣れたもの。
むしろ想定していた様子。
頼もしいですね。
それにテイラーも、少し喜んでいる?
物語の展開としても面白い。
サミットでの議論なんて、題材として盛り上がりがなく退屈。
それを変わり種の大統領アレックスの提案により世界共通の善悪の基準を決めようという。
「自殺法」問題があったから、「自殺法」が先進7ヵ国で無視できない思想になったから、根源に立ち返り議論するタイミングが生まれた。
なんとも、とてつもない展開を創り出したものです原作者の野崎まど先生は。
原) 議論はずっと続けられた
アニメでは説明がなかったですが、G7サミット終了予定時刻は21時。
「世界共通の善」を決めるために始まった議論により、各種イベントは全て中止。
休憩もせず、延々と議論を続けている様子。
原作では、その異常さが通訳室から伝わります。
サミット初日の予定はすべてキャンセルとなった。記者会見、パーティー、ワーキングディナー、あらゆる予定が中止となり、スタッフはその対応に追われた。
そして予定をキャンセルした首脳陣は、今も議場に留まり続けている。移民博物館大ホールに急造されたお世辞にも広いとはいえない会議場で、最低限の人間しか立ち入れぬまま、休憩もなし、およそ12時間にわたる議論を続けているのであった。
本来ならば22時過ぎには初日の予定が終了するはずだった。だが時計はすでに1時を回っている。
by 『バビロン』小説3巻より
冒頭で紹介したように記念行事を済ませ、議論が始まったのはセッション1。
開始時間は13時半。
なんと、そこから休憩もなしで12時間にわたり議論を続けているというのだ。
なんとも凄いパワー。
実際、首脳陣よりも、集中力を必要とする同時通訳が先に体力が尽きそうだったのだ。
原) 齋が呼びかけたのは午前4時
結果、ぶっ通しで議論が続いていたG7サミット議場。
そこへ割り込んできた緊急コール。
齋が一般放送電波を使って呼びかけてきたのはアメリカ現地時間の午前4時!?
「呼びかけだって?」アレックスが慌ただしく座りながら聞く。
「こちらのサミットに向けて、伝えることがあると」アレックスが中継に目を向ける。屋外の会見場はオレンジ色に染まっている。ニューヨークは未明の4時だが、新域は夕方の17時となる。
by 『バビロン』小説3巻より
日本と、サミット開催地ニューヨークでは時差が13時間。
冒頭紹介したように、G7サミットと自殺サミットは同じ時間ではなく、G7サミットの1日目と2日目の間に挟まれていた。
それなのに、齋が呼びかけたとき、なぜアレックス達はまだ議論を続けていたのか。
2つのサミットのタイムスケジュールを知った時、それが疑問でした。
なんと、「世界共通の善」を議論していたため、セッション終了時間を大幅に超え、夜通し議論していたから、即対応できたのです。
一つ疑問は解消しました。
さあ、この少女との対話の目的は?
そしてこの少女はまさか・・・
おわりに (原作小説『バビロン』3巻とは)
ここまで来ても、原作は本当に細かい所まで描かれてます。
私はアニメ鑑賞済みなので、先の展開を知ってます。
それでも、アニメでは描かれなかった新事実、新情報が至る所にあり楽しませてくれる。
本レビューで取り上げたのが全てではありません。
G7サミット会場となった建物の歴史、各国首脳のサミット会場入り、ファーストレディ対応をするエマの描写などなど。
本筋とは関係ない箇所も丁寧に描かれています。
サミットが開始されると、さすがに各国首脳会議がメインになります。
議論部分はアニメでも充分描かれましたし、骨子は変わってません。
が、それでも少し省略されてます。
さらに、原作には、マスコミの報道、通訳室の状況まで!?
個人的には、この時、正崎は何を考えどう行動していたのかを知りたかったのですが、流れを乱すような場面は入れられないと、納得(涙)。
次回で3巻も最後。
齋と曲世が何を仕掛けてくるのか、ホワイトハウスは対抗できるのか?!
そして正崎は・・・
楽しみに読みたいと思います。
以上、『バビロン』原作小説3巻のレビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
原作3巻の続きのレビューも書いているので良かったらご覧ください。
ではでは。
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アニメ『バビロン』12話のレビューはこちら。
小説『バビロン』3巻⑤(アニメ12話相当分)のレビューはこちら。
『バビロン』レビュー 一覧はこちら。