バビロン

アニメ【バビロン】6話「作戦」感想 公開討論当日、齋、野丸、正崎、それぞれの策略がぶつかる

バビロン 6話

こんばんは。時文です。
バビロン』6話を鑑賞しました。

レビュー作成時、原作未読

域議選挙前日、「自殺法」に関して公開討論が行われる。

討論の模様までしっかり描くとは、動きのない討論シーンはなかなかアニメでは見ないですね。
まるで政治ドラマ。

では、TVアニメ『バビロン』6話の感想レビューをどうぞ。

次話以降のネタバレは「なし」なので、ご安心を。

バビロン (全12話)

話数 サブタイトル レビュー 原作巻数 ページ数 レビュー
第1章 「一滴の毒」
第1話 疑惑 1話R 1巻 136P 1巻R①
第2話 標的 2話R 93P 1巻R②
第3話 革命 3話R 83P 1巻R③
第2章 「選ばれた死」
第4話 追跡 4話R 2巻 128P 2巻R①
第5話 告白 5話R 49P 2巻R②
第6話 作戦 本レビュー 72P 2巻R③
第7話 最悪 7話R 53P 2巻R④
第3章 「曲がる世界」
第8話 希望 8話R 3巻 56P 3巻R①
第9話 連鎖 9話R 67P 3巻R②
第10話 決意 10話R 79P 3巻R③
第11話 開幕 11話R 93P 3巻R④
第12話 12話R 50P 3巻R⑤

今回のあらすじ

あらすじ

新域域長・は域議選挙前の公開討論を提案。
野丸たちはその提案を受け、テレビ局での公開討論が実現。

手の届くところにがいるのに、証拠がなく逮捕することができない特別捜査本部。
正崎は、事前に特別捜査本部を解散し、を拉致することを計画する。

一方、公開討論を受けた野丸は、公開討論で一気に「自殺法」反対へ流れを作ろうとしていた。

しかし、その切り札は・・・

前話で、また一人、正崎の仲間が曲世によって自殺させられた。

齋と曲世の暴走を止めたいが、自殺との関連を証明する証拠は未だ見つからない。

齋は公開討論へ参加するためにテレビ局へ来る。
正崎は、この機会を逃すまいと、拉致という手段に出る。
それはもちろん法律違反であった・・・

では、順を追って見ていきましょう。

感想レビュー 第6話「作戦」

アバンタイトル

筒井警部補 事件現場

筒井が車に飛び込んだ事件現場。

目撃情報はなかった。

前話ラスト、筒井警部補のスマホで電話をしてきた曲世愛。
正崎との会話中に、筒井が飛び込んだので、やはり曲世が絡んでいることは確か。

だが、証拠は何もない。

あれだけの交通量だったのに、目撃情報もない。
あんな場所に男女がいたら、不審に思う運転者もいると思うのだが・・・

ましてや、これだけ自殺が多くなっていると騒がれている世の中。
私なら、中央分離帯に人がいたら、かなり警戒するのだが・・・

なぜ、筒井警部補が曲世の餌食になったのかが気になるが、ここでは何も分からない。

筒井警部補は”今の”曲世を追っていた。
曲世に近づいたから始末されたのか、それとも先手を打たれたのか・・・

直前の捜査状況はどうだったのか、密に連絡を取っていなかったのか、スマホのGPS情報から文緒のように行動を割り出せないのか。

曲世に近づいても、接近するなと指示を出してなかったのが悔やまれる。
張り込みをしていた文緒ですら、自殺させてしまう女なのだから。

九字院に慰められる

バビロン 6話

正崎は齋を挙げる証拠も見つからず、更に筒井警部補を失い落ち込む。

久しぶりの正崎&九字院、二人きりのシーン。

明け透けな物言いの九字院が気持ちよく、正崎の頭の中を整理する。

「悪い奴を捕まえる」

齋は悪い奴。
ならばなんとしてでも捕まえねば。

やることはシンプルなのである。

奥さんに気付かされる

域議選挙まで時間もなく、当然正崎は家へ帰ることはできない。

電話で妻の人美と話す。

人美:
あのね。
明日馬がね、動物園に行きたいって言うの。
お弁当持って。

自分もお料理手伝うから、って。

善:すまん。

人美:
いいんだよ、すぐじゃなくても。

明日馬も善ちゃんが忙しいのちゃんと分かってるから、いつでもいいよ。

来年でも再来年でも

by 『バビロン』TVアニメ6話

奥さんの「来年でも再来年でも」と言う言葉を聞いて、正崎の表情が変わる・・・

このままの捜査状況では、確かに齋逮捕は来年、再来年になってしまう恐れがある。

その間、また自殺者が出てしまう。
筒井警部補のようにまた仲間の犠牲が出るかもしれない。

早く決着をつけなくてはならないという思いが、正崎を決意させたのではないでしょうか。

「齋開化 特別捜査本部」解散

いまだ、齋の自殺教唆の証拠を見つけることができない。

今日一日で、証拠を集めるのは到底困難。
よって「齋開化 特別捜査本部」を解散すると言う・・・

Aパート

公開討論当日

バビロン 6話

今ここで齋を止めなくては、自殺者は増加する一方です。

ならばまことに不本意ではありますが、まともでない方法を取るしかないと判断しました

by 特捜部検事 正崎善『バビロン』TVアニメ6話

この作品に、気合いや根性と言った展開は無縁だと思ってました。

が、今回は珍しく熱いシーン!
気合いや根性ではありません「毒を以て毒を制す」。
というか自ら法を犯そうと言うのです、正義のために!

九字院が、憎まれ口を叩きながらも真っ先に賛同。
続いて寅尾管理官。

バビロン 6話

それに続き全員が支持する。

皆、誰もが、瀬黒までもが、齋が悪だと感じ、なんとしてでも止めなくてはと考えている。

これぞ正義!

だが、瀬黒法務事務次官と守永部長に抜け道の渡りを付けるよう働きかけるのは流石。
ちゃんと後のことを考えている。

何せ、裏の新域構想をこっそり進めていたお偉方。
その構想を潰そうとしている齋を捕まえるのに、いや、齋に全てをしゃべられたらお偉方の立場も危うい状況。

後押ししない訳がない。

皆を試したわけですね。
正崎にしては、なかなかしたたか。
なんだか一皮むけた感じですね。

Bパート

公開討論 開始

バビロン 6話

域議選挙前日、公開討論当日。

「自殺法」を施行した齋と否定派の各党代表の討論が始まった。

公開討論参加者は5名。

「自殺法」肯定派

  • 新域域長(無所属) 齋開化

「自殺法」否定派

  • (日本共有党) 仁木信雄
  • (公正党代表) 岩国秋弘
  • 新域域議候補(民生党副代表) 柏葉晴臣
  • 新域域議候補(自明党元幹事長) 野丸龍一郎

社会経済的側面、道徳的側面は齋に論破され、場の流れを掴むことはできなかった。

新域庁舎の64人の飛び降りは、齋のせいではないかと言う法的根拠のない極論。
イメージを落とすには効果的。
現実世界でも野党の得意とする戦法ですね(笑)。

自明党の野丸は「感情論」で対抗する。

年間2万人の自殺者がいる事実を踏まえると「自殺法」は世の中を良くするかもしれない。
が、人が冷静に判断できるわけはなく、法で管理するものではないという。

議論は並行線。
野丸は隠し球を出す・・・

父親の自殺を止めて欲しい子供

「誰か僕を助けてください!」と言う匿名動画を投稿した少年をゲストとして登場。

域議議員選挙に立候補するという・・・

野丸は「自殺法」が施行された結果、苦しんでいる子供を登場させる。
父親が「自殺法」に則って、自殺をすると悩んでいる動画の主。

野丸は、妻子を置いて自殺する父親を止めるという。
事情はどうあれ、理屈抜きで止めるという、それが「人」ではないのかと。
テレビを見ている人たちも、そうではないかと訴える。

個人的には、政治に子供を使うのはどうかと思いますが・・・
住民の心に訴える効果があるのは認めます。

ただ、「自殺法」が自殺の後押しをしているのは理解できるが、「自殺法」がなければ、自殺を止めることができるというのも、ムリクリですね(笑)。

まあ、そんなツッコミは置いといて・・・

討論の場の空気を完全に持っていった、演説と論立てはお見事でした。
ここは流石に選挙のエキスパートと言ったところか。

自信を持っていただけあります。

が、齋は、このことまでを想定していたのか・・・
いや、これが齋の目論見だったのか・・・

彼は私の子です

自殺しようとしている父親とは私に他なりません

by 新域域長 齋開化『バビロン』TVアニメ6話

おわりに (アニメ『バビロン』6話とは)

今回のラストはいつも違うパターンで衝撃的。

野丸が公開討論で齋に勝つために用意していた切り札は、齋の子供だった。
子供が死んで欲しくない父親、野丸が止めたいと言っていた父親は、齋のことだったのです。

なんとも皮肉な話。

いや、このことも齋は読んでいたのか?
野丸が子供を持ち出すことを・・・

だから、域議選挙に年齢制限を設けなかった!?

一気に政治ドラマっぽい展開になりましたが、色んな意味で面白い。
次は、正崎の正義をかけた作戦が!

次回も楽しみです!

以上、TVアニメ『バビロン』6話のレビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

7話のレビューも書いているので良かったご覧下さい。
ではでは。

きょうのひとこと

スパイものなら暗殺計画だな(笑)

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