バビロン

アニメ【バビロン】9話「連鎖」感想 次々現れる自殺法導入都市、その裏に曲世愛!?

バビロン 9話

こんばんは。時文です。
バビロン』9話を鑑賞しました。

レビュー作成時、原作未読

舞台は日本を飛び出し、アメリカ合衆国。
新域で施行された「自殺法」は報道により全世界へ知れ渡った。

わずか1ヶ月も経たない内に、新たに「自殺法」を導入する都市が現れた。

では、TVアニメ『バビロン』9話の感想レビューをどうぞ。

次話以降のネタバレは「なし」なので、ご安心を。

バビロン

(全12話)

話数 サブタイトル レビュー 原作巻数 ページ数 レビュー
第1章 「一滴の毒」
第1話 疑惑 1話R 1巻 136P 1巻R①
第2話 標的 2話R 93P 1巻R②
第3話 革命 3話R 83P 1巻R③
第2章 「選ばれた死」
第4話 追跡 4話R 2巻 128P 2巻R①
第5話 告白 5話R 49P 2巻R②
第6話 作戦 6話R 72P 2巻R③
第7話 最悪 7話R 53P 2巻R④
第3章 「曲がる世界」
第8話 希望 8話R 3巻 56P 3巻R①
第9話 連鎖 本レビュー 67P 3巻R②
第10話 決意 10話R 79P 3巻R③
第11話 開幕 11話R 93P 3巻R④
第12話 12話R 50P 3巻R⑤

今回のあらすじ

あらすじ

とうとうアメリカ国内でも「自殺法」を導入する都市が現れた。

ホワイトハウスでは緊急会議が開かれ、アメリカ合衆国大統領アレックスはハートフォードのフローレス市長と電話会談を行う。

齋が新域庁舎のテレビ演説で「自殺法」を施行してからわずか1ヶ月。
「自殺法」は全世界へ報道されただけでなく、導入を宣言する都市まで現れた。

2番目:カナダ ハリファックス
3番目:フランス グルノーブル
4番目:アメリカ合衆国 コネチカット州ハートフォード

命に関わり慎重に扱わなければならない法なのに、あまりに性急な導入に危機感を覚えるホワイトハウス。

対策を検討しようとするが、情報が圧倒的に足らなかった・・・

そこへ現れたのは、FBI捜査官となった正崎善!
各都市の「自殺法」導入には曲世愛が絡んでいると言うのだ。

では、順を追って見ていきましょう。

感想レビュー 第9話「連鎖」

アバンタイトル

バビロン 8話

ホワイトハウスの緊急会議

コネチカット州ハートフォードが「自殺法」を導入することを決定。

ホワイトハウスは緊急会議を開き、対応を検討する。

なんとも頼りなく見える大統領アレックス。
具体的な指示は全て側近任せか・・・

まだピースが、全く揃ってないようだよ。

by アメリカ合衆国大統領アレキサンダー・W・ウッド『バビロン』TVアニメ9話

まだ情報が揃ってないので、何も判断できないのだ。

セリフと同時に描かれる空港に着陸する飛行機の映像が。

これは飛行機に乗っているのは「ピース」という演出か。
つまり、飛行機に乗っているのは正崎ですね♪

Aパート

ハートフォード市長との電話会談

アレックスは自殺法を導入したハートフォードのフローレス市長と電話会談する。

フローレス市長は、「自殺法」を導入したのは市長として通常の業務をしたに過ぎないという。

フローレス市長曰く、市長の仕事は「市民に安心かつ健康的で豊かな生活を提供すること」だと言う。

その流れで「自殺法」が市民の生活の向上になると言う。
大統領アレックスも「なるほど」と言う。

私には読解力がないのでしょう、まるで意味が分かりません

市民の生活を向上させることが市長の業務なのは分かります。
が、「自殺法」がなぜ市民の生活を向上させることになるのか全く説明をしていません。

一体何に思い至り、自殺法が市民にとって良いと考えたのか。
その考えに対し、側近の反対はないのか、市民の同意は得られたのか?
まるで説明していません。

正式なプロセスを飛ばし、急いで導入したことについては一応は説明しています。

しかし、(自らも言ってるように)論理的ではなく感覚的。
フロンティアスピリットにより、早く導入せねばと感じたと言うのだ。

けど、全面的に肯定したわけでもないよ。
今はまだ保留というだけで、政府の権限も僕の権限も当然ある。

いざとなれば大統領令でコネチカットに軍を派遣することだってできるんだし。

by アメリカ合衆国大統領アレキサンダー・W・ウッド『バビロン』TVアニメ9話

なのに大統領は、突然「軍を派遣する」と言ってくさびを打ち込むのです。
「自殺法」を導入する理由も説明されてないのに、警告するのです。

これは、理由はよく分からないということか、それとも理由は関係ないということか。

前話で国務長官であるテイラーが言いました。

「自殺法」導入 = テロ攻撃

「自殺法」を導入したことで、ハートフォードおよびその周辺の市民の命や財産を破壊する行為に繋がるようであれば、「テロ」と見做し、軍を派遣するというわけです。

恐らくそこまでを想定しての”くさび”なのでしょう。

各都市が共謀して同じタイミングで表明をした?

フローレス市長の要領を得ない説明よりも、このタイミングでしかも短期間で導入したことを危険視する。

現在、シンクタンクで分析中ですが。

まず、これまでの3都市での自殺法が、本当に自然発生的なものなのかを見極める必要があります。

各都市の判断が早過ぎる。

先行都市の動きに影響されたと考えるより、裏で繋がって、宣言のタイミングを調整していたと考える方があり得るかと。

by アメリカ合衆国国務長官 テイラー『バビロン』TVアニメ9話

なるほど。
鋭いですね!

ここでは「自殺法」の是非ではなく、あまりに性急な「自殺法」導入を、悪意ある共謀として疑っているのです。

フランス大統領との電話会談

アレックスはフランス大統領ギュスターヴ・ルカと電話会談を行う。

フランス国内での自殺法導入のことを気にかけてなかった。

私は問題を軽んじているんじゃない、私が問題を軽くしているんだ。

大衆の気分を操作するのが、政治という行為そのものだ。

「自殺法」などと言うバカげた思想は、タチの悪い流行としてつぶしてしまえば、それで済むのだよ。

by フランス大統領 ギュスターヴ・ルカ『バビロン』TVアニメ9話

これは名言ですね!

大統領やメディアが取り上げることで問題は大きくなる。
逆もまた然り。

新域域議選挙での野丸は、公開討論で「自殺法」に真っ向対抗したから墓穴を掘った。

公開討論を受けずに、無視し続けていれば足下をすくわれることはなかった。
新域では「自殺法」以外の課題や目標があったはず。
そちらの議論をして、「自殺法」を取り合わない選択もあった。

なかなか面白い、政治家らしい発想ですね。

ま、全てを知りたいと言うアレックスを抑えることはできなかったようですが(苦笑)。

Bパート

正崎がFBI捜査官となって登場!

FBI長官から曲世愛が各都市の「自殺法」導入に絡んでいると報告があった。

もっと詳しい話をと求めるアレックスの前に現れたのは正崎善だった。

やっと出てきました主人公!
やはりあの時の交換条件はFBI捜査官になることだったのですね。
それも”正式な”FBI捜査官になりたいと要望。

米国籍を持たない正崎は基本的にFBI捜査官にはなれないが、大統領令があれば問題ないと言う。
正式なFBI捜査官になれば、銃が支給されるのだ。

曲世の能力に対抗するには武器が必要ですからね!

齋と曲世は世界規模で何かを企んでいる

自殺法の先で、何か恐ろしいことを起こそうとしていると、私は考えています。

そしてそれを食い止めるために私は合衆国へ来たのです。

by FBI捜査官 正崎善『バビロン』TVアニメ9話

ホワイトハウス側は、完全ではないものの、非科学的な曲世の能力をそこそこ信じてくれたようです。

が、それは正崎を連れてきたFBI長官を信じているからか。
それと、これだけ早く自殺法が導入されたことに疑念を抱いていたからでしょう。

渡航記録からは追えないでしょう。
カメラからは割り出せません

by FBI長官 『バビロン』TVアニメ9話

今どきのカメラでも同一人物かどうかを割り出せないとは、曲世はもう人間を超越してますね。
あ、もうとっくに人間超えてるか(笑)。

ここまでくるともうSFファンタジー(苦笑)。

ハートフォードでの捜査を開始

正崎と相棒のハーディはハートフォードへ行き、曲世の痕跡がないか捜査を開始する。

正崎が市長に、自殺法導入を決めた瞬間はいつなのかを聞く。
そうだよ、それを聞いて欲しかったのだよ!

大統領アレックスとの電話会談では、その質問がなかった。

が、せっかくの質問は空を切る・・・

さあ、いつだったか。

気がついたとき、私はその理念に心を打たれていたのだ。

by ハートフォード フローレス市長『バビロン』TVアニメ9話

市長の答えは、これまた要領を得ない。
いや、「決断した瞬間を覚えてない」ことが証拠

曲世の能力、つまり外部からの干渉で、市長が考えを変えた可能性が高まってきたのだ。

逆に言うと、自分の考えを過去から遡って理路整然と説明ができる齋開化は曲世の影響を受けてないということか・・・
いや、「自殺法」以外はまだ分からないか。

市長への電話の主は曲世?!

バビロン 9話

市長が訪問した医療施設には曲世愛の痕跡はなかった。

ところが、市長は病院を出る前に予定になかった電話に対応していた。
その電話をかけていたのは・・・

なんと市長への電話は録音されており、残っていた。
録音内容を聞く、正崎とハーディ。

声を聞いた瞬間「曲世ぇ!」と分かりました。
が、正崎はそういうわけでもないようで・・・

そうか、実際は英語で話されているのですよね(笑)、きっと。
英語だとすぐには判別できないでしょうね。

あのね、神のもとには召されないの。

神様なんて、いないの。

教えてあげる。

あのね、市長さん。

死んだら、終わりなの。

by 曲世愛『バビロン』TVアニメ9話

曲世愛は特殊な言葉や単語を使っているわけではない。
それでも、聞いた相手になんらかの干渉をする。

言葉の意味そのものではなく、曲世の声そのものに力があるということか。

また曲世は「自殺法」に触れているわけでもない。
「神様はいない」と教えられ、「自殺法」を導入したというのか。

訳が分からないですね・・・

だけどはっきりしたのは、フローレス市長が「自殺法」を導入した経緯に曲世が介入していたこと。

そして、次の事実も判明したのだ。

  • 曲世の能力は、外国人でも通じる
  • 曲世の能力は、電話を通してでも効力を発揮する
  • 曲世の能力は、自殺以外の行動を指示することもできる

ますますやっかいに・・・

おわりに (アニメ『バビロン』9話とは)

さて、正崎がFBI捜査官としてアメリカでの自殺法導入の経緯を調査。

日本とは違い、自殺者や異常な事件があったわけではない。
自殺法導入について、他国の都市と共謀した疑いがあるので、その証拠と動機を探るのだ。

自殺法は間接的にアメリカ国民を死に追いやる法。
だから「自殺法」導入=「テロ」攻撃というわけだ。

他国からテロ攻撃されていることも視野にFBIが動き出すのだ。

それと、曲世が絡んでいるとすると、曲世は自殺させることだけでなく自殺法を導入させることもできるのか。
どんなことでも従わせることができる?

そら恐ろしい能力になってきました・・・
この能力の正体にどこまで迫れるのか!

以上、TVアニメ『バビロン』9話のレビューでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

10話のレビューも書いているので良かったご覧下さい。
ではでは。

きょうのひとこと

外国人のウィットに富んだ会話をアニメで見ると違和感感じるのは私だけ?

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