こんばんは。時文です。
『Re:ゼロから始める異世界生活』14話を再鑑賞。
2020年は2期も放送される『Re:ゼロから始める異世界生活』!
その前に1期が「新編集版」として1時間枠で1クール作品として放送。
話数表示は、2016年版で表記します。
では、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』14話の感想レビューをどうぞ。
次話以降のネタバレは「なし」なので、ご安心を。
第三章 「再来の王都」
2016年版 | 新編集版 | 各話感想 | 原作巻数 | 各話感想 |
第12話 | 7話 | 12話R | 第4巻 | |
第13話 | 13話R | |||
第14話 | 8話 | 14話R | 第5巻 | |
第15話 | 15話R | |||
第16話 | 9話 | 16話R | 第6巻 | |
第17話 | 17話R | |||
第18話 | 10話 | 18話R | ||
第19話 | 19話R | |||
第7巻 | ||||
第20話 | 11話 | 20話R | ||
第21話 | 21話R | |||
第22話 | 13話 | 22話R | ||
第8巻 | ||||
第23話 | 23話R | |||
第24話 | 14話 | 24話R | 第9巻 | |
第25話 | 25話R |
Contents
今回のあらすじ
エミリアとロズワールは屋敷へ戻り、スバルは治療のためにレムと二人で王都へ残りクルシュのところで世話になる。
エミリアに拒絶されたスバルは、鬱々としていた。
そんな時、ロズワール領地内で不穏な動きがあることを知り、スバルは周囲の反対を押し切って屋敷へ向かう・・・
前話(13話)、いくつもの取り返しのつかないことをしてしまったスバル。
何があっても信じてくれていたエミリアに対しても暴言を吐き、見切りをつけられてしまい、鬱々としていた。
スバルには唯一無二の「死に戻り」能力があり、誰にもできないことができると。
機会さえあれば全て取り戻せると、踏みとどまっていた。
ロズワール領地内で不審な動きがあると知ると、ここが自分の見せ場だと言わんばかりに、周囲の反対を押し切ってエミリアの所へ戻る。
ある意味、自分が活躍できるトラブルを願っていたのか、その惨状を見て、自分が望んでいたこととは次元が違う大事に驚愕する・・・
今回も主人公がウツ状態の辛い展開。
サクッと見るに限りますね(笑)
では、順を追って見ていきましょう。
「新編集版」で追加された箇所については、見出しの頭に記号を記載したので目安にして下さい。
- 新編集):「新編集版」で新たに追加されたシーンに関する記述
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感想レビュー 第14話「絶望という病」
今回からOPも代わり、いよいよ後半戦!
新たな章に入ったと感じさせる始まりです!
意地を張るスバル
スバルはエミリアから見かぎられてしまった。
エミリアとロズワールは屋敷へ戻り、スバルは治療のためにレムと王都に残ることに。
クルシュ家では客人としてもてなされる。
その間、スバルはヴィルヘルムから剣の修行を受ける。
スバルはエミリアに酷い言葉を投げかけたが、反省の様子も自分の過ちを認めようともしていない。
ラインハルトの厚意も、拒絶する。
クルシュ家へ来てから3日間。
エミリアと別れてから3日間ということか。
意地の張り合いか。
誰に対して意地を張っているのか・・・
レムはやさしく相手をする。
世間のハーフエルフの評判
世間ではエミリアがハーフエルフというだけで、魔女の係累としか見てないようだ。
「係累」
つなぎしばること。
ここでは、「魔女と繋がりがある」「魔女と血統的な関係がある」という意味でしょう。
魔女が怖い。
それは当たり前で、誰もが持ってる共通認識だ。そう思われてる以上、はなから勝ち目なんかねえのさ。
by 果物屋『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ14話
果物屋のオヤジは、世間一般の共通認識だと言う。
だから、誰もエミリアの後ろ盾などになってくれないし、あんな変わり者のロズワール辺境伯しか乗ってくれなかったのでしょう。
それにしても、果物屋のオヤジはエミリアを知らない様子。
自分の娘が迷子になっていた時に助けられ、つい3日前にもスバルと一緒にいたのに・・・
似顔絵だから王選候補のエミリアと同一人物と思ってない!?
スバル以外には、身元を隠している設定か??
下を向くな、ナツキ・スバル!
ある夜、スバルはクルシュから酒に誘われる。
下を向くなよ、ナツキ・スバル。
瞳が曇れば魂が陰る。
それは未来を閉ざし、生きる意味を見失うということだ。己の正しきに従うとき、下を向いて行う者に、どれほどのことができる?
顔を上げ、前を向き、手を伸ばせ。
私は卿のことを、つまらぬ敵とは思いたくないのでな。
by クルシュ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ14話
ヘタレのスバルに対して、クルシュもフェリスもいい事を言う。
スバルは自分ができることを思いつく。
自分にしかできないことを。
強くなることを考えないのがスバルらしい?(苦笑)
ヴィルヘルムにすぐに見破られてましたね。
スバルの唯一無二の能力「死に戻り」。
「死に戻り」を使えば、誰にもできないことがスバルにできるのだ。
スバルは、機会さえあれば、汚名返上できる。
全てが元通りになる。
そう考えていた──
ロズワール領地内で不穏な動き!?
ロズワール邸の辺りでやっかいな動きがあるという。
既に領内の一部は厳戒態勢に。
スバルは、ここが自分の力の発揮しどころだと言い、クルシュやフェリスの反対を押し切りエミリアの元へ向かうことに。
フェリスは騎士。
クルシュも立ち振る舞いから、武術に優れていると思われる。
手練れの二人だからこそ、スバルの実力は分かっている。
今、スバルが加わったからと言って、ロズワール領内で起きている状況に変わりないと思うのは当然。
だけど、スバルには誰も知らない「死に戻り」がある。
エミリアの味方が少ないことを知り、なおさら、自分が行かなくてはならないと。
自分が離れた途端に、こんな事件が起きた。
エミリアの周りは敵だらけ。
スバルはエミリアから離れてはいけないと、ますます思い詰める・・・
レムもスバルを置いていく・・・
スバルはレムと二人、屋敷へ向かう。
が、スバルは途中で、レムに置いていかれる・・・
レムもスバルは治療を優先した方が良いと思っており、今回もラムが助けを呼ばないということは”来てはダメ”ということ。
暴走しているスバルには、まともな判断はできない。
この状態でスバルを屋敷へ連れて行くのは危険だと判断したレム。
スバルを置いて、単身屋敷へ向かう。
スバル君へ。
この手紙をスバル君が読んでいるとき、きっとスバル君はレムのことをとても怒っていると思います。
スバル君を置いて、お屋敷に向かうレムのことを許してくださいとは言いません。
けれど、分かってください。
今のスバル君をお屋敷へ連れ帰るのはとても危険です。
ですから、スバル君はここでレムの帰りを待っていてください。
全てがうまく片づいたあとで、必ず迎えに行きます。
どうか、ご自愛ください。
レムが帰るまで、お願いですから待っていてください。
お願いします。
スバル君のレムより。
by レム『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ14話
スバルが着いたその時は・・・
レムに置いていかれたスバルは竜車を手配。
途中で引き返されるも、後は自分の足でなんとかロズワール領内へ辿り着く。
そこで見た、惨状は・・・
村人達は皆殺し。
あれだけ強かったレムであれば、生き残っているはず・・・
いや、生き残っていて欲しい・・・
その望みも虚しく、レムの無残な姿を目にするスバル。
スバルが、屋敷へ向かうと言ったせいなのか・・・
スバルが、きっかけがあれば汚名返上できると思っていたせいなのか・・・
きっかけさえあれば、何もかも問題なんて消えてなくなる。
by スバル『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ14話
俺がいないとダメだってのに・・・
俺だったら助けられる、そうしたら分かってくれるはずなんだ。
by スバル『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ14話
スバルは鬱々としていたが、チャンスがあれば、全て元に戻ると期待していた。
が、訪れたのは「チャンス」ではなく「絶望」だった・・・
第14話
「絶望という病」
おわりに (アニメ『リゼロ』14話とは)
スバルの思い込みと暴走はますます激化。
皆、スバルのことを思って接してくれているのに、その優しさを全て拒絶する。
「死に戻り」を発揮できるような「きっかけ」があれば・・・
「死に戻り」を使って助ける事ができれば、信頼してもらえる・・・
スバルは「死に戻り」を毛嫌いしてきたくせに、「死に戻り」しか他人より勝る物がなく、死ぬ気満々でチャンス到来を待つ。
だけど、目の前で繰り広げられた惨劇はあまりに酷かった・・・
ロズワールの姿が見えないのが気になります。
前話(13話)、玉座でスバルが叫んだ時の笑み。
明らかにスバルが出しゃばるのを”思惑通り”だと考えていた。
では、この結末は何なのか?
ロズワールがスバルの身を案じて遠ざけた、などと甘いことはないだろう。
では、スバルが王都へ残されたのは、狙い通りなのか?
王都から何かをすることを期待しているのか?
まだまだ分からないことだらけだが見ていて辛い・・・
こういう時は、サクッと見てしまうに限りますね(苦笑)。
以上、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』14話の感想でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
15話のレビューも書いているので良かったご覧下さい。
ではでは。
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良かったらご覧下さい。