各話レビュー

アニメ【Re:ゼロから始める異世界生活】11話感想 死に戻りできるとしても死んで欲しくない!

Re:ゼロから始める異世界生活 11話

こんばんは。時文です。
Re:ゼロから始める異世界生活』11話を再鑑賞。

2期11話(36話)のレビューはこちらをどうぞ。
レビュー作成時、原作未読。
後日、原作読了後、原作情報追記予定。

2020年は2期も放送される『Re:ゼロから始める異世界生活』!
その前に1期が「新編集版」として1時間枠で1クール作品として放送。

2期を見る前の復習を兼ねて再鑑賞したので、各話レビューを書きました。
話数表示は、2016年版で表記します。

では、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』11話の感想レビューをどうぞ。

次話以降のネタバレは「なし」なので、ご安心を。

前回(10話)の感想レビューはこちらをどうぞ
Re:ゼロから始める異世界生活 10話
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Re:ゼロから始める異世界生活 (全25話)
第二章 「激動の一週間」(オススメ度 AA-)

2016年版 新編集版 各話感想 原作巻数 各話感想
第4話 3話 4話R 第2巻
第5話 5話R
第6話 4話 6話R
第7話 7話R
第8話 5話 8話R 第3巻
第9話 9話R
第10話 6話 10話R
第11話 11話R
『第二章』以外はこちらからどうぞ
Re:ゼロから始める異世界生活
Re:ゼロから始める異世界生活(1期) 感想一覧『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)』のTVアニメ1期(1~25話)、原作ライトノベル、コミカライズ(漫画)のレビュー 一覧です。...

今回のあらすじ

あらすじ

スバルのツノへの一撃で気を失ったレム
夢の中で、鬼として過ごしていた幼少時代を思い出す。

レムラムに対して罪を犯してしまったと感じていて、
今回、スバルに対しても同じような気持ちになっていたのだ。

魔獣から逃げ切るために、スバルが魔獣を引きつけ、ラムレムを逃がす。

スバルは、魔獣に最後の戦いを挑む!

レムを見つけたは良いが、鬼化で我を失っていた。
ツノに強烈な一撃を食らわし、戻ったのは良し。

あとはレムを連れて村まで戻るだけ!

だけど、魔獣は執拗に追いかけてくる・・・
そこで取った、スバルの作戦は・・・

第2章最終話。
長かった魔獣との戦いもようやく決着!

なんて、キレイなまとめ方!
次に繋がる伏線も見せながら、見事な着地でした。

では、順を追って見ていきましょう。

「新編集版」で追加された箇所については、見出しの頭に記号を記載したので目安にして下さい。

  • 新編集):「新編集版」で新たに追加されたシーンに関する記述

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感想レビュー 第11話「レム」

レムはスバルのツノへの一撃で気を失い、夢を見ていた。

それは、鬼族として暮らしていた幼い頃の記憶。

11話序盤は、ラムとレムの過去編。
レムの一人称視点で描かれます。

どうやら、レムが気を失い、夢を見ていたという設定

夢設定だと分かったのは、公式HPのストーリー(11話)紹介にて

生きながらえた双子

Re:ゼロから始める異世界生活 11話

ラムとレムは双子。
鬼族の掟で、双子は処分されるはずだった・・・

我ら鬼族にとって、双子は忌み子

鬼族の種としての誇りを守るためにも、処分せねばならん。

それが鬼族の習わし、掟じゃ!

by 族長『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ11話

忌み子

存在自体がタブーとされる、不吉な子供。

忌み子は色々な意味で使われていますが、ここでの意味は「不吉な子供」でしょう。

鬼族のツノ

鬼族のツノは、鬼としての本能を呼び覚まし、周囲のマナを食らい尽くして戦闘能力を高める器官。

普通、鬼は2本のツノを持って生まれる。
が、双子は1本欠損して生まれてくる。

だから、双子は鬼族で忌み嫌われている。

『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ10話 より

鬼族のツノは、戦闘能力を高める重要な器官。

重要な器官であるツノが1本だと、本来の力を発揮できない。
大きくなっても弱いまま。
苦労するから処分するのが習わしというわけか。

ラムは神童

Re:ゼロから始める異世界生活 11話

1本ツノの鬼は出来損ないと言われていたが、ラムは違った。

ラムは神童と呼ばれるほどの能力を見せた。

双子を処分しようとしていた族長。
ラムの幼子らしからぬ能力を見て、処分するのを止めた。

ラムの能力は逸材で、ツノ1本にも関わらず、神童と呼ばれるように。

Re:ゼロから始める異世界生活 11話

一方のレムは、ラムのように能力を使いこなせるわけでもなく。

ラムのツノを1本奪ってしまったような立場に追いやられていた
レムが何かしたわけではないのに・・・

あくまで、これはレムの夢であり、レム視点の解釈。
実際、どうだったかは分かりません。

大体、レムが死んでも、ラムのツノが2本になるわけでもあるまいし・・・

何かと比較されがちな双子の姉が、よりにもよって神童と呼ばれるような能力を発揮。
どうしても、自己否定してしまい、被害妄想に陥っている可能性もあるかも。

レムが怖い夢を見ていた時、ラムに手を握ってもらい安心するシーンが

「怖い夢を見たときにしてほしいこと」で、レムが手を握ることを思いついたのは、この時の思い出が由来でしょう。

ラムのツノが折れたのを見て安心

鬼族の村を魔女教が襲った。

レムはラムに助けられるも、ラムのツノが折られてしまった・・・

この時、村を襲ったのが魔女教か?
そして、ツノが折られたラムを抱きかかえていたのが、ロズワール辺境伯か。

族長や姉妹の両親も殺され、最後まで抵抗して戦っていたのがラム。
ラムとレム以外に生き残りがいたのかもはっきりと描かれてない。

最後に描かれたのは、レムを守って最後まで戦っていたラムがツノを折られてしまうシーン。

姉を恨んでいたわけでもなく、嫌っていたわけでもない。
むしろ、何でもできる完璧で優しい姉が好きだった。

レムは「姉と比べられる事」、比べられる「自分の事」が嫌だったのです

にも関わらず、姉のツノが折られたとき、姉の心配をするより先に・・・

ああ、やっと折れてくれた・・・

by レム『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ11話

レムは、これでもう比較されることはない、解放されたと、安堵したのです。

姉を襲った悲劇を、レムは一瞬でも喜んでしまった
これが、レムのラムに対する「贖罪」。

ツノを折ったのは魔女教であり、レムではない。
村を襲ったのは魔女教が悪いのであって、レムには何の責任もない。

だけど、レムは、あの最中、不遜な感情を抱いてしまい、そうは考えられないのです。

レムの告白

意識を取り戻したレムは、スバルに告白をする。

レムはスバルに「魔女の臭い」を感じ、手を取るのを躊躇。
結果、スバルは魔獣の餌食になり死にかけたのだ。

9話終盤。

鬼化したレムは自我を失い、魔獣を手当たり次第攻撃するも周りが見えてなかった。

襲いかかる魔獣から救おうと、スバルはレムを突き飛ばす──

レムは、正気に戻るが、目の前の男から忌み嫌う「魔女の臭い」を感じ、手を取るのを躊躇してしまった

普段は問題ないが、潜在意識にある感情が、出てしまう瞬間。
ただ、レムの場合は、タイミングが悪かった。

「魔女の臭い」をレムが忌み嫌うのは、村を魔女教に全滅されたのだから当然。
「魔女の臭い」をスバルだと判断できなかったが、正気に戻った瞬間だから致し方なし。
「魔女の臭い」をさせていたのが、そもそも悪い!?

元々、スバルに「魔女の臭い」があるのが問題
もちろん、スバルが望んだわけではないから、スバルに責任があるわけでもない。

少なくともレムは悪くはないのです。

だから、スバルのレムに対する「ちょーぱん」は正解!

レムはバカです。
レムは真面目過ぎるのです。

俺の人生初デートの相手がお前だ
見捨てるような薄情はできねえな。

by スバル『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ11話

本当の意味での”人生初デート”は、2ターン目の村への買い出し。(5話)
相手はレム。

だけど、この時の記憶はスバルにしかない。

今回(5ターン目)、村へ買い出しに行った時は、ラムとレムの両手に花。(9話)

スバルのデートの定義は「男女が2人切りで出かける」こと。(5話)

となると、呪術者が子犬だと突き止め、レムと2人で夜に村へ行った時のことですね。(9話)

あれが、デートか・・・(苦笑)。

最後の決戦

Re:ゼロから始める異世界生活 11話

スバルは自ら囮となり、ラムとレムが逃がす。

スバルの前へ立ちはだかったのは、魔獣を操っていた、あの子犬!

これまで魔獣の後ろに控えていた子犬の姿をしたボス!
敵も相手がスバルのみだと知り、ここが勝負所と思ったのか、子犬自体が前面に!

スバル対ボス魔獣。
最終局面の一騎打ち!

同時に流れ出す、OP曲「Redo」!!
否が応でも盛り上がる!

子犬は変身し、他の魔獣より大きく!?

満身創痍のスバル。
1人で一体全体何をしようと言うのか?

本当に名案などあるのか!?

シャマク!

by スバル『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ11話

パックに教えてもらった、スバルが唯一使える魔法「シャマク」。

シャマク

目眩ましの魔法。
陰属性の魔法の中で、比較的簡単な魔法。

スバルはパックに体験入学して、魔法を使えるように。(8話)

って、あの時は失敗をして、修得できたようには見えなかったけど(汗)。
それも伏線だったということか。

イメージをすれば使えるという感じか。
ただし、体中のマナを出し切ってしまうので実質使えない。

村の子供が「ボッコの実」をポケットに入れてくれたことから思いついたのだ。

「魔女の残り香」と言い、使いどころが上手い!

一件落着

Re:ゼロから始める異世界生活 11話

ロズワール辺境伯が間に合い、魔獣のボス、そして魔獣を掃討。
結果、スバルにかけられた呪術の発動の心配はなくなった。

ロズワール強いな!

だから、ロズワールの屋敷ではなく、村人を狙ったり、ロズワールを引き離したりの工作をしたのでしょう

それをスバルの働きで防いだのです。

スバルにとっては5度目の挑戦でなんとかクリア。

皆から見れば、スバルは無茶苦茶で無謀な行動。
だけど、その先見性と勇気ある行動で皆が救われたのです。

気になるのがスバルの呪術。

呪いをかけた魔獣は全て掃討したから、呪いの発動はないという。
でも、解呪されたわけではない?

スバルは、今後呪術をかけられると解呪できない状態になったということか?

経過を見守っていきましょう。

レムの告白2

どうして、レムの方にツノが残ってしまったんですか?
どうして、姉様の方のツノが残らなかったんですか?

どうして、姉様は生まれながらにツノを1本しか持っていなかったんですか?

どうして、姉様とレムは双子だったんですか?

by レム『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ11話

レムは姉に対して、罪悪感を感じている。

罪悪感の根源は、レムが生まれてきたことにより、ラムは双子になり、ツノが1本しかなかった。

ラムは才能があり、神童と呼ばれていた。
レムが生まれてこなければ、ラムのツノは2本で、今も神童だったに違いない。

レムはラムのツノを1本奪ってしまった存在に過ぎない・・・

なかなか、重いですね。

これをどう盛り返すのかと思ったら、実にスバルらしい。

レムが気にしているのは鬼としての評価
スバルが言っているのは人としての評価

そして、過去を気にしていても仕方ない、未来に向かって生きていこうと言う。

これは、スバルが、自分自身に対して言っているようにも聞こえます。

スバルは「死に戻り」により何度も同じ時間を繰り返してきた。
エミリアやフェルト、レムを死なせてしまった過去だってある。

そのことを反省しても取り返すことはできず、一々考えていたら身が持たない。
スバルこそ、今目の前にある現実と未来を見ていかなくてはならないのです

スバルはツノのあるラムなんて知らない。
目の前にいる”今の”姉妹しか知らない。

今のレムを認めるスバル。

レムのわだかまりが少しずつ解けていくのです・・・

ラムの報告

今回裏で魔獣を操っていたのは”魔獣使い”。

スバルが相手にしていた子供のうちの1人だと言う。

子供のうちの1人ってもしかして「おさげの子」?
確かに彼女が、子犬を呼んだり、抱きしめたりしていました。

子犬の正体は魔獣。
魔獣なら、本来、人には懐かないはず。

それをさも子犬のように、扱っていたのか。

“魔獣使い”、それもあんな幼い女の子が・・・

いや、この異世界で、外見はあまり関係ないのかも。

“はらわた狩り”に”魔獣使い”。

エミリアの王選を邪魔する奴らが確実に存在すると分かってきたが、ロズワールは、譲る気はなかった・・・

このたびの王選、なんとしても勝ち抜かないといけない。

私の目的のために。

竜を殺す、その日のために

by ロズワール『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ11話

なんと、ロズワールが、エミリアの後ろ盾になっているのは、別の目的があったのです。

「竜を殺す」

この世界のおとぎ話にも出てきた竜。
ラムの説明によると、竜は実在し、ルグニカ王国と盟約を交わしているという。(6話)

エミリアがルグニカ王国の王になると、竜と接見できたりするということだろうか?

竜との盟約については、6話の各話レビューを参考にして下さい。

エピローグ

スバルがロズワール邸にやってきてからわずか4日間。

最初スバルは、屋敷の誰にも信頼されず、何をしても処分される悪循環に。

それを脱したどころか、エミリア陣営を守るファインプレーまで。
一気に、ラム、レム、そしてロズワールの信頼を勝ち取った。

見事な着地でした。

が、やっぱり、11話は彼女に持って行かれましたね──

第11話
「レム」

Re:ゼロから始める異世界生活 11話

おわりに (アニメ『リゼロ』11話とは)

スバルは死んでも「死に戻り」できるので、最悪死んでも大丈夫。
#痛みや苦しみを伴うので避けたい方法ではあるが

それなのに、スバルに死んで欲しくないと言う感情にさせる展開が上手い!

スバルは強いわけでも、戦闘向きでもない。
ムチャをするのは、最悪死んでも「死に戻り」があるからか。

だけど、スバル以外は「死に戻り」のことを知らず、自分より弱いスバルが命を賭けて誰かを守ることに心を揺さぶられる。

SFやファンタジーでよく出てくるタイムリープ能力。
難しいのは「死んでもやりなおせる」という「死の軽さ」。

『リゼロ』は──

  • 「死の恐怖」を十分描く
  • スバルが経験した「記憶」は他の人には一切ない
  • 「死に戻り」を誰にも話せない

これら3つを組み合わせて、「死んでもやりなおせる」という軽さをまるで感じさせない「死の重さ」を描いています。

上手いな~~

以上、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』11話の感想でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

12話のレビューも書いているので良かったご覧下さい。

ではでは。

きょうのひとこと

あそこは、レムを抱きしめるのかと思ったぞ(笑)

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