こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活(2期)』38話を鑑賞しました。
2期13話目、第四章12話目。
とうとう嫉妬の魔女まで登場した魔女の茶会。
エキドナの契約を断ったスバルは、試練を受ける資格をも失う。
行き詰まったスバルは・・・
では、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活(2期)』38話の感想レビューをどうぞ。
次話以降のネタバレは「なし」なので、ご安心を。
第四章 「永遠の契約」
話数 | 各話レビュー | 原作巻数 | 原作レビュー |
第27話 | 27話R | 第10巻 | |
第28話 | 28話R | ||
第29話 | 29話R | ||
第30話 | 30話R | ||
第31話 | 31話R | 第11巻 | |
第32話 | 32話R | ||
第33話 | 33話R | ||
第34話 | 34話R | ||
第35話 | 35話R | 第12巻 | |
第36話 | 36話R | ||
第37話 | 37話R | ||
第38話 | 本レビュー | 第13巻 |
※原作レビューは順次作成予定
Contents
今回のあらすじ
スバルは、エキドナの契約を断り、魔女の手を借りずに自らの手で進むと決意。
墓所へ戻ると、スバルは試練への資格を失っていた──
スバルは、試練を受ける以外に聖域を解放する方法がないかロズワールに尋ねるも、軽くあしらわれる。
ロズワールは、更に追い打ちをかけ、スバルにある事実を告げる・・・
前話(37話)、スバルは、願い通り再び魔女の茶会に招かれました。
スバルに自身との契約を勧めるエキドナの前に、他の魔女が割り込んできて思わぬ援軍に。
ラストにはとうとう嫉妬の魔女サテラまで登場?!
予想外の「大罪の魔女」全員集合で幕を閉じた前話。
今話はサテラを含め7人の魔女に囲まれた状態からスタート。
スバルにとって問題解決に向けた情報収集の絶好の機会だと思うがほぼ「収穫なし」。
前話から通しても、エキドナの本性と、ベアトリスの「その人」はいないことが分かった程度。
#もちろん、その結果ベアトリスの手を取る決意したのは大きな進展
立ちふさがる問題の解決方法も、新たな対策も、サテラと話せたのに「死に戻り」の事すら確認しない。
その上、試練の資格を失うのだから、一体何をしに墓所へ行ったのか・・・
エキドナ視点
エキドナ視点で見ると、3度目の茶会は意味がありました。
エキドナが、スバルと「契約」したかったのです。
裏返すと、これまでエキドナがスバルに優しかったのは、スバルと契約して「死に戻り」で欲を満たしたかったから。
その契約を断ったので、スバルは「これ以上エキドナを頼ることはできない」ことに。
スバルには不利な状況ですが、その事実が分かったことが、今回の収穫とも言えます。
目的は違えど、ロズワールもエキドナも、目的以外は割り切る精神になることをスバルに望んでいます。
そのためなら、二人は平然とスバルを追い込む。
ロズワールとエキドナは、敵とは言わないまでも、望む最善の道を進むスバルには大きな障害なのです。
・・・・・
今話は、相変わらず進展もなく、新情報も少ない。
一見拍子抜け(失礼)。
だけど、スバルが「死に戻り」以外で、存在価値を見いだすことを決意したことが大きい。
最近のスバルは、自分の命を軽く考えていました──
皆を助ける方法を見つけるためなら「(死に戻りを)何度でも試す」。(35話)
エキドナと話せるなら「命なら何度でも投げ出す」(37話)
それが、第二の試練と、魔女たちの言葉によって、変わっていったのです。
『リゼロ』2期分割2クールの前半最終回は、スバルが死ぬ以外の道を見つける決意をするターニングポイントなのです。
では、順を追って見ていきましょう。
KADOKAWAanime
感想レビュー 第38話「泣きたくなる音」
サテラは魔女の敵ではないのか?
エキドナがスバルに契約を迫り、警告に現れた憤怒の魔女ミネルヴァをキッカケに次々と魔女が茶会に現れた。
ついには、嫉妬の魔女サテラまで・・・
サテラがこの場に来たことに、魔女たちは驚いてはいるが疑問を口にしていない。
魂がとらわれているこの空間は魔女なら誰でも参加できるのか?
もっと不可解なのは──
皆、嫉妬の魔女を恨んでいるのではなかったのか?
他の魔女を滅ぼした嫉妬の魔女サテラは、魔女にとっても忌むべき存在。(28話より)
エキドナは、スバルに苦難の道を歩ませたサテラに怒りを持っていた。(34話冒頭より)
にも関わらず──
おーテラだ!
久しぶりだなーー!by 傲慢の魔女テュフォン『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ37話
カーミラは恐がっていたが、テュフォンは喜んでいる様子。(前話ラストより)
エキドナも前話ラストで顔は怒っていたが──
幾重の境界を乗り越えて、夢の城にまで踏み込んできたか。
礼儀知らずめ。by エキドナ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
精神空間に入ってきたことに対して怒ってはいるが、サテラその人を恨んでいるのとは少し違う様子・・・
魔女は、自分の命を奪った対象でさえ、達観して見ることができるのか。
それとも魔女達が滅ぼされたのは、何か事情があったのか・・・
魔女たちが平然とする中、スバルだけが憤慨するのが滑稽。
「死に戻り」能力をスバルに与えた嫉妬の魔女サテラ。
サテラに心臓を掴まれる恐怖は、身体に刻み込まれている。
サテラ本人が目の前にいるのだから、激昂するのも致し方なし・・・
とは言え、スバル一人絶叫する姿が、なんともみっともない・・・(苦笑)
サテラは前回現れた時(35話)とは違い、まだまともに会話ができそう。
サテラから情報を得る絶好の機会なのに・・・
サテラはなぜスバルに永遠の命を与えた?
嫉妬の魔女サテラを前に、スバルは魔女の手は借りずに、全て自分の手で解決するとわめく。
サテラの不気味な「愛してる」攻撃。
スバルは理由を探ることなく、その手をはねのけ、自分で解決するとわめく。
そこへ、憤怒の魔女ミネルヴァが横やりを入れる──
自分が誰より傷つけばいいなんて結論は卑怯よ。
あんたのその歪み方は、魔女よりよっぽど気持ち悪い。何より、この子(サテラ)があまりに報われない。
by 憤怒の魔女ミネルヴァ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
ミネルヴァは良い魔女だと思われるので、「サテラが報われない」というセリフは重要なのでは?
ミネルヴァはサテラがスバルを愛している理由を知っている?
それどころか、サテラがスバルを愛してるということは、サテラはスバルを知っている?
ミネルヴァはサテラとスバルの事情を知っているから、「報われない」という表現が出てきたのか?
一体全体、サテラとスバルの間に何があったのか──
お前が、俺を、こんな風にしたんだろうが。
-中略-
俺以外に誰がしてくれたんだよ!
俺がこれまでしてきたことを!by スバル『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
スバルは「サテラがスバルになぜ「死に戻り」を与えたのか」理由を聞くことすらせず、全て「死に戻り」能力を与えたことが起因だとサテラを責める。
この手のスイッチが入ったスバルは、言ってはいけないことを平気で口にする。
でも、これがスバルの心の叫び。
心の奥底にある本音なのだ。
スバルは自身の価値を見失う
スバルは「死に戻り」能力を自分に与えたサテラを責めるが、サテラはスバルに自分をもっと大切にするよう言う。
スバルは「死に戻り」能力に苦しめられた一方、「死に戻り」で数々の困難を乗り切ってきた。
「死に戻り」が自身の武器であり、その力を使って仲間を助けることが自分の存在価値。
もっとあなたを愛して。
傷つかないで、嘆かないで、もっと自分を大切にして。
by サテラ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
スバルの思考は袋小路に──
自分には「死に戻り」で命を賭けるしか長所がない。
その行為を否定されると、自分には強みがない。
いや、唯一無二の「死に戻り」を使っても、救えなかった人がいる・・・
大切なレムを救うことができなかった。
自分の事を愛してくれたレムを救えなかった。
自分が判断を誤ったばかりに、自分がレムを巻き込んだばかりに。
一体スバルの価値はなんなのか・・・
これまで一体何をしてきたのか。
スバルは自分の存在価値に疑問を持っていく。
魔女たちのそれぞれの行い
スバルは死を選ぶ。
傲慢の魔女テュフォンと怠惰の魔女セクメトは、スバルの自死を尊重。
憤怒の魔女ミネルヴァと暴食の魔女ダフネと色欲の魔女カーミラは、スバルの命を救う。
何が起きたのか少し分かりにくかったですね(苦笑)。
舌をかみ切ったスバルを見て──
ミネルヴァはスバルを治癒しようとして、テュフォンとセクメトに止められた。
諦めないミネルヴァをテュフォンが止めようとするが、ダフネがテュフォンを抑える。
死の淵にいるスバルに、カーミラはレムとエミリアの声を聞かせ、意識を生に向かせる。
死にたくないよ・・・
by スバル『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
#セクメトは、スバルの意思を尊重。
#スバルが生きたいと願ったので、能力を解き、ミネルヴァが自由になったか。
ミネルヴァは暴力を振るうことが治療行為になるので、頭突きをかましてスバルを治療する。
#うーむ、絵付きで説明したいですね(苦笑)
忌むべき嫉妬の魔女サテラが天使に!?
命を救われたスバルは問う。
自分に「死に戻り」以外の価値があるのか?
好きな人達に好きだと思ってもらえてると思っていいのか?
許します。
私はあなたに救われました。
だから、私はあなたが救われることを許します。あなたに救われて欲しいと。
そう、願っています。by サテラ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
サテラの言葉にスバルは救われる。
サテラは世界中の人々から恨まれる忌むべき魔女。
他の魔女を滅ぼした恐ろしい魔女。
スバルに執着し、説明もなく「死に戻り」能力を付与し、辛い道を歩ませた魔女。
もしかすると、スバルを異世界召喚したのもサテラかも。
憎んでも憎みきれないはずだった嫉妬の魔女サテラ。
なのに、なんだこの癒やされ感は!!
嫉妬の魔女ではなく、エミリア級!!
本当にサテラは忌み嫌われる存在なのか・・・
・・・・・
それに、サテラは気になる言葉を・・・
サテラはスバルに救われた?
サテラが生きていた400年前に、スバルがいたというのか。
はたまた、スバルが救った誰かが、400年前に戻ったのか・・・
まだまだ謎だらけですが、スバルは、サテラが根っからの悪ではないことを悟った様子。
俺が必ず、お前を救ってみせる。
by スバル『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
スバルは力強く、サテラに告げる──
スバルは、とうとうサテラまで・・・
救えるのか、救う方法はあるのか、分からないまま「救ってみせる」と言う。
そもそもサテラは死んでいるのに「殺しに来て」ってどゆこと?(苦笑)
それでもスバルは放っておけなかったのでしょう。
何せ、エミリアそっくりな顔で悲しんでいるのですから・・・
第37話
「泣きたくなる音」
試練を受ける資格を失う
墓所に戻ったスバルは、パトラッシュに外に連れ出されていた。
もう一度墓所へ入ろうとすると、墓所に拒絶。
スバルは、試練を受ける資格がなくなったのだ。
精神世界の茶会が壊れたのは、パトラッシュがスバルを連れ出したからか。
では、パトラッシュがスバルの危険を感じたのは、スバルが舌を噛み、精神世界だけでなく肉体も苦しんでいたということか。
・・・・・
スバルが契約を断ったから試練の資格を剥奪されたのか。
エキドナは、スバルと契約を結ぶことを目的に、試練の資格は”営業活動”の一環として付与していたのか(笑)。
いずれにせよ、試練の資格を剥奪されては墓所に入ることもできない。
ゆえに、魔女の茶会に招かれることもできず、エキドナとの接点がなくなったのに等しい。
そういえば、エキドナは最後に言っていた──
キミに、魔女達はみんな根はいい奴らだったけれど、エキドナは”最後まで“悪い奴だった、なんて思われるのはゴメンだ。
by エキドナ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
試練の資格を剥奪したのはあの時か。
なんだ、ちゃんと感情あるじゃないエキドナ!
エキドナがスバルに契約を申し出て、二度フラれ・・・断られているのです。
一度目はベアトリスを選ぶと言われ、二度目は断った後、サテラの手を取っているのです。
スバルが茶会を後にするとき、エキドナ一人後ろを向いていたのも、乙女でした(笑)。
サテラに言われたことはもう忘れてる!?
試練を受ける資格を失ったスバルは、やらなくてはいけないことがあると言い、オットーを戻らせる。
傷つくのも構わず、スバルを墓所から連れ出したパトラッシュを見て、「自分の事を好きだと思ってくれる人がいる」ことを確信させられる。
さっそく、茶会での疑問を確信に変えたのに、サテラに言われたことはもう忘れてる?
一人で悩まないで。
あなたを大切に思う人達と一緒にあらがって。あなたが死んでしまうことを悲しむ人がいることを忘れないで。
by サテラ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
この時点のスバルは、まだ一人でなんとかできると思っているのでしょう。
3rd周回で捕らわれたスバルを単身助けに来てくれたオットーは、自分を友人だと思ってくれていると確信しているが、だからこそ巻き込みたくない。
スバルは、「死に戻り」以外の道を見つけようとするが、仲間を頼る気はないのです。
自信過剰なのか、ひねているのか・・・
それでも、オットーへ向かって「友達」と認めることを言ったので、オットーも少しスバルに食い下がり、その後のラストシーンに繋がっていくのです。
「友達」と認めた一言が、オットーにこれまでより積極的な介入を生み出したのです。
屋敷襲撃の依頼主はロズワール!
試練への資格を失ったスバルは、試練を無視して聖域を出る方法を探りにロズワールの元へ。
ロズワールは、スバルには目的達成のための覚悟が足りてないと、更なる追い打ちを掛ける。
屋敷を刺客に襲わせる依頼は、私が出したものなのだからね。
by ロズワール『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
ロズワールは聖域で、スバルがエミリアだけのことを考え、エミリア以外を全て手放すように仕向けているのは既に描写されていました。(37話)
なので、屋敷襲撃もロズワールが仕組んだ物であることは想定してました。
36話の「ミニアニメ『Re:ゼロから始める休憩時間』2nd season #11」『裏稼業姉妹暗躍日報』でも雇い主が匂わされていましたし。
続いて、ロズワールは言い切ります──
君の覚悟を研ぐためにね。
君の権能をもってしても両方を救うことはできない。君は最も大事なものを選ぶことになる。
一つ取りこぼせば、後は止まらない。
やがて君は完成する、唯一以外を救わない存在として。by ロズワール『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
これまで解せなかったのは、スバルが聖域を離れることを、ロズワールは許していたこと。
2nd周回ではラムまで帯同させ、助けるような姿勢を示したこと。
このセリフで解明しました。
ロズワールはスバルに、結果として大切な人を失うのではなく、自ら承知の上で大切な人を諦めさせようとしているのです。
そのために、スバルには思う存分、屋敷対策を講じさせ悩ませ、その一方で聖域を離れるとエミリアが病むことを教え「自らの選択でどちらかを選ばせる」よう仕組んでいるのです。
スバルは大切な人、仲間を全て助けたいと考えてます。
一度諦めさせれば、一度割り切らせれば、次は少し抵抗がなくなる。
何度も繰り返してスバルの犠牲を厭わない精神を築いていく。
つまり、今後も究極の選択、いやエミリアと他の誰かの命の選択を、続けていくとロズワールは宣言しているのです。
やはり、ロズワールは人外、いや、ここまでいくと鬼畜・・・
この先は人の心では進めない!?
ロズワールはスバルの覚悟を研ぐためには、屋敷にいる人の犠牲をいとわない。
400年前に、あの瞳に魅入られて以来、私はずっとどうかし続けてきた。
by ロズワール『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
400年前!?
ロズワールは400年生きている?
「あの瞳」とは一体誰の事か?
400年前に滅んだと言われる魔女?
それとも、ロズワールの目的であるドラゴン関連?
ナツキ・スバル君、なぜ君は、まだどうかしていない?
どうかしていなくては、挑めない境地に孤独の道を行くのに人の心は邪魔なだけだ。
だから私が、君にそれを強いよう。
by ロズワール『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
一体全体、スバルの身に、この先何が起きるのか。
ロズワールは、今後スバルの前の立ちはだかる障害は、人の心では乗り越えられないと言うのか。
サテラ達に自分の命を大切にするよう諭されたばかりのスバル。
ロズワールとのギャップが凄まじい。
いや、話の展開としては、ロズワールの非情な挑発に、ギリギリ踏みとどまったのは魔女達の言葉があったからと解釈すべきか。
スバルはやっと思いでロズワールの思惑を拒否し、部屋を後にする──
俺は、俺はお前みたいにはならない。
俺は、人間だ・・・
人間であり続ける・・・by スバル『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
友達の前で格好つけるのなんかやめちまえよ!ナツキ・スバル!
試練の資格を失い、エミリアが試練をクリアするのは時間がかかる。
聖域を離れるとエミリアが追い詰められ、大兎まで襲ってくる。
聖域にいるといずれ屋敷が襲撃される・・・
大切な人を全て救うには一体どうすればいいのか。
スバルは取り乱すほど思い詰める。
どうすればいいか、教えてあげましょうか。
by オットー『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
最近は、スバルが本当に困った時に現れるのがオットー。
3rd周回では、ガーフィールに捕らわれ身動き取れなかったスバルを助けに現れ(32話)。
魔獣化したガーフィールを前に、スバルをかばう(33話)。
スバルが思い詰めると、すぐに気付き気遣い。
なんだかんだと側にいる。
一人で悩まないで。
あなたを大切に思う人達と一緒にあらがって。あなたが死んでしまうことを悲しむ人がいることを忘れないで。
by サテラ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ38話
サテラは「誰かを頼れ」と言ったわけではない。
スバルを大切に思う人達と「一緒にあらがえ」と言ったのだ。
オットーは商人で、問題解決や戦いに強いわけではない。
#大体、スバルこそ戦闘能力はゼロ・・・
だけど、スバルと一緒に考えることはできる。
何せ、オットーは独断で、ガーフィールと聖域の目を逃れて、スバルを助ける事だってできたのだから。
死に戻リスト
ComingSoon
おわりに (アニメ『リゼロ』38話とは)
サテラとロズワールの立場が逆転?
これまで、サテラが悪者で、ロズワールはなんだかんだと味方だと思ってました。
が、ここへ来て実は違う?下手をすれば逆?
サテラはスバルに権能「死に戻り」を与えた。
でも、それは何度も死んで、時間を繰り返すためではない。
サテラは、スバルに生き延びて欲しいと願い、「死に戻り」能力を与えたのではないか。
スバルが何度も死ぬような道を進むのは、エミリアを救いたい、仲間を救いたいと考えたスバル自身。
エミリアや他の仲間を窮地に追い込んでいるのは、ロズワールであり、魔女教。
特にロズワールは、スバルが時間を繰り返していることを知り、自分の目的の為に、スバルを自分の理想の形へと誘導しているのです。
なぜ、サテラはスバルに特別な想いを持っているのかは分かりません。
が、スバルを守るために「死に戻り」を与え、それをロズワールが悪用しているのです。
タイムリープに頼らないタイムリープ物へ?
この手の世界では、チート能力であるタイムリープ。
何度でも時間をやり直せるスバル唯一無二の力「死に戻り」。
今回スバルは、「死に戻り」に頼らない方法を模索することを決意したのです。
『リゼロ』作品の根幹でもある「死に戻り」を使わないことは、矛盾する行為。
だけど「死に戻り」を使わなくても、スバルが強みを発揮できれば、それは「死に戻り」は奥の手になり、さらに強い手段になるのではないでしょうか。
スバルは更なる強みを得られるのか。
2期後半に期待が高まります!
・・・・・
以上、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』38話の感想でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
38話で、2期分割2クールの前半は終了。
後半は2021年1月から放送開始予定。
2期前半はスバルにとっては辛い状態が続きました。
後半は、存分に活躍を見せて欲しい!
2期後半も各話レビューを書く予定です。
良かったらまたお越し下さい。
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ではでは。
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