こんばんは。時文です。
『Re:ゼロから始める異世界生活』4話を再鑑賞。
2020年は2期も放送される『Re:ゼロから始める異世界生活』!
その前に1期が「新編集版」として1時間枠で1クール作品として放送。
2期を見る前の復習を兼ねて再鑑賞したので、各話レビューを書きました。
話数表示は、2016年版で表記します。
では、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』4話の感想レビューをどうぞ。
次話以降のネタバレは「なし」なので、ご安心を。
https://anime.toki23.com/re-zero/ep03
第二章 「激動の一週間」(オススメ度 AA-)
2016年版 | 新編集版 | 各話感想 | 原作巻数 | 各話感想 |
第4話 | 3話 | 4話R | 第2巻 | |
第5話 | 5話R | |||
第6話 | 4話 | 6話R | ||
第7話 | 7話R | |||
第8話 | 5話 | 8話R | 第3巻 | |
第9話 | 9話R | |||
第10話 | 6話 | 10話R | ||
第11話 | 11話R |
Contents
今回のあらすじ
スバルが命を賭けて助けたエミリアはルグニカ王国の次期国王候補の一人だった。
謝礼としてスバルが要求したことは・・・
はらわた狩りエルザ最後の一太刀で深手を負わされたスバル。
エミリアの治癒魔法で一命を取り留め、目が覚めるとロズワール家のお屋敷。
前回まで、王都で何度も繰り返した長い一日。
ようやく新しい日、新しい舞台に。
当主ロズワールとエミリアの関係を聞き、エミリアの正体、徽章の本当の価値を知らされたスバル。
褒美として要求したのは・・・仕事??
それも執事!?
大きな屋敷に、不思議なメイドと司書。
スバルが異世界に召喚された1日がやっとのことで終了し、今回から新しいエピソード!
4話は新キャラクターと舞台の説明がメインですが、聞き逃せない情報もあり!
では、順を追って見ていきましょう。
「新編集版」で追加された箇所については、見出しの頭に記号を記載したので目安にして下さい。
- 新編集):「新編集版」で新たに追加されたシーンに関する記述
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感想レビュー 第4話「ロズワール邸の団欒」
新しい一日の始まり
スバルが目覚めると見たこともない、知らない部屋だった。
これまでのスバルが気が付いたらいた場所は、王都の果物屋の前ばかり。
ようやく、死に戻りループから抜け、時間が進んだ様子。
スバルが異世界へ来て、初めて夜が明けたのです。
ところが目覚めても誰もいない部屋。
スバルは一人廊下を歩き、数ある扉からベアトリスの書斎を引き当てる。
引きこもりだったけど、人見知りをしないスバル。
初対面の女子相手に思った事を口にする。
ベアトリスでなくても、イラッと来るのは当然か(苦笑)。
だけど、相手が悪かった。
ベアトリスは人間ではない?
気高き尊き存在をお前の尺度で測るんじゃないのよ、人間。
by ベアトリス『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ4話
そう、ここは異世界。
人の姿をしていても、たとえ幼女に見えても油断してはいけない!?
ラム・レム登場!
再び部屋に戻ったスバルが目覚めると、メイドのラムとレムが部屋にいた。
最初見た時、ベアトリスにやられて「死に戻り」が発動したのかと思いましたが、状況からみると前回目覚めた時と違うようです。
「死に戻り」したのではなく、気を失い再び目が覚めたのでしょう。
- 鳥のさえずり
- 部屋が明るくなっている
- カーテンが開いている
- ラム・レムの二人がいる
まあ、ラムとレムが来てカーテンを開けたから、部屋が明るくなったのだと解釈もできますが(苦笑)。
むしろ、スバル本人が「(もう一度寝ると)三度寝」と言い「一度起きたこと」を認識しているので、そこを信じた方がいいかと。
いっその事廊下ででも目覚めてくれた方が、違いがあって分かり安かったのですが(苦笑)。
「死に戻り」でないなら気になるのは、誰がスバルをベッドまで運んだのでしょう?
ベアトリスが戻したとは思えない(苦笑)。
ロズワール登場!
スバルは屋敷の当主であるロズワール・L・メイザース辺境伯から、ルグニカ国の状況を聞かされる。
国王が亡くなり、はやり病が蔓延し、王とその子孫は根絶やしに。
国は新しい王の選出に向けて動いていた。
エミリアは次期国王候補の一人だったのだ。
「国王が亡くなったのと同時に病が蔓延し、王の血縁が全員亡くなった」こと自体がきな臭いですが・・・
それは、さておき。
なんと、エミリアは次期国王候補の一人。
そして第一章で盗まれた徽章は「王選参加者の資格」。
どうやら、徽章は持ち主ということだけでなく、守り抜くことも王選参加の条件のようにみられている様子。
だから、エミリアは徽章を盗まれた時、衛兵に頼れなかったのです。
第一章で、エミリアから徽章を盗もうとした、「はらわた狩り」エルザ。
エルザは、徽章を手に入れることにこだわってませんでした。
アニメではカットされてましたが、原作では「徽章が手元にある必要はない」と言っているのです。
エルザの雇い主は、徽章そのものを手に入れることにこだわってない。
すなわち、徽章を換金することでも、徽章を手に入れ誰かを王候補にするためでもない、と言えます。
そうなると、エミリアの徽章を狙ったのは・・・
エミリアが王(候補)になることを邪魔することが目的だと推測されます。
第一章の事件の裏には政治的な抗争がありそうですね。
スバルの新しい生活!?
エミリアと徽章を守ったことの褒美として、スバルはロズワール家の執事として雇ってもらう・・・
褒美は思いのまま。
さあ、何でも望みを言いたまぁ~え。
by ロズワール『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ4話
「何でも望みを」と言われ「安定した職」を求めるとは・・・
なんとも欲がない、というか夢がない!?
大金や、永久保障を求めないのは、奥ゆかしさが感じられる。
それにしても、仕事、よりにもよって執事とは・・・
スバルに執事の技術があるわけでもないし、得意分野でもなさそう。
恐らくスバル自身仕事は他に思い浮かばず、この屋敷にいるなら執事くらいしかできないと考えたのでしょう。
これだけ広い屋敷、執事の仕事がどれだけ大変かを知らずに・・・
これもスバル”らしい”ところか。
考えようによっては、屋敷のこと、ラムやレムのことを知るには良い役割。
本人に、そんなことをする意思はなかったろうが。
ロズワールとベアトリス
スバルは執事として働くこととなり、ラムに屋敷を案内してもらう。
RPGで言う所の、舞台の説明と主要登場人物の紹介パート。
ロズワール様は王国最高の魔術師。
by ラム『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ4話
ベティはロズワールのお屋敷にある禁書庫の司書さんだよ。
by パック『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ4話
ロズワール辺境伯は、ピエロのようななりして、王国最高の魔術師だと!?
王国最高の魔術師であれば、スバルの異世界召喚や死に戻りについて何か情報を知っていそうな気もするが、そもそもまだロズワールのことを信じていいのか分からないのが悩ましい。
ベアトリス(ベティ)も同様だ。
敵なのか味方なのかよく分からない。
#OPを見る限り味方になってくれると思うのですが(苦笑)
だけど、王国最高の魔術師の禁書庫を任されているので、相当の腕前であることが推測できる。
スバルに「扉渡り」一発で破られるのを見ると少し不安ではあるが、能力はこれだけではないのでしょう。
多分・・・
スバルは疑われている!?
ロズワール辺境伯は、スバルを次期王選に絡むスパイだと疑っていた。
ロズワール:間者の可能性はどうかな?
ラム:否定はできませんが、その可能性はかなり低いと思います。
良くも悪くも──というか、特に悪い意味で目立ちすぎです。
by 『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ4話
「間者」
スパイ。
「間者」は日本での古い言い方。
スバルはエミリアを助け、徽章を守ったのは事実。
とは言え、スバルは素性が不明な怪しい人物。
確かに、スバルがエルザと組んで”一芝居打ち”エミリアに取り入ったとも考えられる。
大体スバルはルグニカ王国の王の状況も知らなかったのだから、怪しまれるのは当然。
スパイの容疑は晴れたとしても、信頼に足る人物かどうかは分からないのです。
エミリア以外の人たちが、スバルに距離を取るのは仕方ないのです。
ベアトリスは何かに気付いた?
エミリアと翌日村へのデートを約束した晩。
スバルはベアトリスの部屋へ挨拶へ行くが、すぐに追い出される──。
有頂天のスバルは、ベアトリスじゃなくてもウザかった。
ベアトリスが、吹き飛ばすのも無理はない(苦笑)。
が、その後に、ベアトリスは気になることを言いました──
ベティーには関係ないことかしら・・・
by 『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ4話
ベアトリスの怪訝な顔に、このセリフ・・・
スバルの異世界召喚や「死に戻り」に気付いたのか?
いや、ここではむしろ、スバルの死に繋がる”何か”を知っている、あるいは気付いたと考えるのが自然。
2ターン目以降が楽しみです!
“努力のあと”が、1ターン目の証拠
スバルがロズワール家へ来てから数日。
執事としての仕事をなんとかこなし、エミリアとデートする約束をしたその日。
スバルが目覚めると──「死に戻り」していた──
スバルが執事の仕事で、エミリアが呆れるほど手に傷が。
スバルは傷を「努力の証」と言い、エミリアの治癒魔法も断る。
これは俺の努力した証しだから。
俺って意外と努力、嫌いじゃねえんだよ。
できないことが、できるようになんのって、何つうか・・・悪くない。
by 『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ4話
ここで手の傷を「努力した証し」として強く印象付け。
その上で、目覚めるとラムとレムのよそよそしい態度でまさかと思わせ、手の傷がないことで確信させる。
スバルは「死に戻り」したのだと。
第一章で、何度も繰り返した「死に戻り」。
今思うと半日程度の時間をやり直すだけだった・・・
今回は数日。
辛いこともあったろうが、昨夜は執事の仕事の苦労を「努力の証し」として捉え、エミリアとのデートにもこぎ着けた。
「死に戻り」したということは、その数日もなくなってしまったのだ・・・
なんて酷い仕打ち・・・
でも、これが「ゼロから始める」スバルの「死に戻り」能力。
Web小説で第二章は、こう名付けられています。
「激動の一週間」
スバルの新たなループが始まったのです。
第4話
「ロズワール邸の団欒」
おわりに (アニメ『リゼロ』4話とは)
「新編集版」と言いながら、4話も主だったところで変更点は見当たりませんでした。
#どうやら間延びしているシーン等はあるようです。
4話から舞台は王都からロズワール家へ変わり、登場人物も一新された新しいエピソード。
物語は続いており、王都での徽章盗難事件の翌日から。
事件は解決したが、エルザの雇い主が気になる所。
誰かがエミリアの王選候補を邪魔しようとしている?
その辺の情報、エミリアやパック、ロズワール辺境伯の考えを知りたかった。
が、この段階では、スバル自身が疑われている段階。
そんな会話になろうはずもない。
そこへ前触れなく起きた死に戻り。
一体何が何だか?
スバルの幸せな異世界生活を見ているのも楽しいが、やはりリゼロの見所は「死に戻り」!
次回も楽しみです!
以上、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』4話の感想でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
5話のレビューも書いているので良かったご覧下さい。
ではでは。
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