こんばんは。時文です。
『Re:ゼロから始める異世界生活』23話を再鑑賞。
2020年は2期も放送される『Re:ゼロから始める異世界生活』!
その前に1期が「新編集版」として1時間枠で1クール作品として放送。
話数表示は、2016年版で表記します。
では、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』23話の感想レビューをどうぞ。
次話以降のネタバレは「なし」なので、ご安心を。
第三章 「再来の王都」
2016年版 | 新編集版 | 各話感想 | 原作巻数 | 各話感想 |
第12話 | 7話 | 12話R | 第4巻 | |
第13話 | 13話R | |||
第14話 | 8話 | 14話R | 第5巻 | |
第15話 | 15話R | |||
第16話 | 9話 | 16話R | 第6巻 | |
第17話 | 17話R | |||
第18話 | 10話 | 18話R | ||
第19話 | 19話R | |||
第7巻 | ||||
第20話 | 11話 | 20話R | ||
第21話 | 21話R | |||
第22話 | 13話 | 22話R | ||
第8巻 | ||||
第23話 | 23話R | |||
第24話 | 14話 | 24話R | 第9巻 | |
第25話 | 25話R |
Contents
今回のあらすじ
ラムの誤解も解け、ラムと共にスバル達は、村人達の避難を促す。
そこへ、ペテルギウスの複製が次々と襲いかかる。
奴らは死ぬのを恐れないのか・・・
ペテルギウスを始末したはずなのに、”見えざる手”を使う者が現れた。
ペテルギウスにはコピーがいるのか、それとも指先全員が怠惰担当なのか。
村人と屋敷の人たちの避難を急ごうと村へ向かうスバル達をラムの幻影の術が襲う。
ラムは、スバル達が襲撃してきたと勘違いしたのだ。
ラムの誤解を解き、ラムと共に村へ向かう。
避難を促すが、村人達は魔女教を恐れ、原因はエミリアがいるからだと言う。
なんとか、避難準備を進めるが、そこへまた魔女教が・・・
せっかく良い流れになってきたのに、少しずつ暗雲が。
魔女教掃討だけではない、村人達の心にも問題があるのだ。
一筋縄ではいかない、今回の魔女教襲撃。
死に物狂い、というか、死を恐れない魔女教が気味悪い。
一人残らず始末しないとダメなのか・・・
では、順を追って見ていきましょう。
「新編集版」で追加された箇所については、見出しの頭に記号を記載したので目安にして下さい。
- 新編集):「新編集版」で新たに追加されたシーンに関する記述
0件
感想レビュー 第23話「悪辣なる怠惰」
襲ってきたのはラム!?
スバルはふと気が付くと、周囲の人がいなくなり一人に・・・
忠実なパトラッシュまでもスバルを無視し、これは幻影だと気付く。
突如、討伐隊全員を襲った幻覚。
ラムが襲ってきたのも驚いたが、ラムがこんな強力な術を使えることの方が驚いた(笑)。
魔獣退治の時になぜ使わなかった??
魔獣相手は効かないのか??
幻影に惑わされている内に、襲ったら一発だったと思うけど、そこまでしなかったラムに感謝か、ユリウスがすぐに正気に戻ったので手出しできなかったのだろうか。
その後、ラムが襲いかかってきてスバルを拉致しようとするが、ヴィルヘルムとフェリスとリカードが囲い込むのは流石!
3人は幻影から戻って直ぐに状況を把握したのだ。
クルシュからの信書が白紙!?
屋敷へ送られた信書は「白紙」だった。
白紙の信書は、宣戦布告の暗喩でもあるのだ。
ラムは、スバルが敵へ寝返り、屋敷を襲撃に来たと判断した!?
どれだけスバルは信用力ないのか・・・
いや、”信書”が、それだけ信頼されている世界ということか。
たとえ、中身が無礼な白紙でも、信書で送られてきたということは、クルシュ本人の意思であることは間違いない、と思う程に。
それだけ重要な信書の扱いに手違いなど起こるはずもない。
信書はすり替えられたのか?
考えてみれば、ここ数日、屋敷に向かう人は、魔女教にチェックされていた。
いや、それなら、村や屋敷にクルシュ勢が向かっていることがバレているはず。
ペテルギウスにそんな気配はなかった。
こちらの方が可能性が高そうだ。
クルシュ陣営内部に、エミリアの王選を邪魔する奴がいるということか。
森を取り囲む魔女教の関門は、同盟を結んですぐに出発したので、まだ警戒前だったのでしょう。
かなり、反エミリア勢力は根深いと見るべきか。
そして、“魔女教”と聞いて、ラムの反応があまりないのが気になる・・・
単に、レムと違って感情を表に出さないのか、それとも、既に分かっていることだから?
村人達もエミリアを厄介者に
スバルは村人達を避難させるために説得する。
本当の事を言わず魔獣の駆除ということにしたが、村人達は魔女教が狙っているのではとの疑念を持っていた。
村人達ってこんなに大勢いたの??
これまで、村の風景が描かれてきたけど、こんなに人がいた描写はなかった。
ラジオ体操していたのはごく一部ということか。
それは、エミリアがいたことと関係があるのだろうか?
魔女教だって?聞いてねえぞ。
by 行商人『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ23話
このセリフを言った行商人は、あとでフェリスに見破られた魔女教徒ですね。
村人を煽って、避難させないよう誘導したのでしょう。
どこまでも手が込んでます魔女教。
領主様がハーフエルフを王様に推薦なんてするから・・・。
by 村人『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ23話
悪いのは魔女教なのに、領内にエミリアがいることが原因だと、安直に考える村人達。
というか、村人達に説明をしていない、ロズワール辺境伯に責任があると思うが・・・
まあ、物語の展開上仕方なしか(苦笑)。
それか、領主とは主従関係。
配下に説明など必要ないのか。
村人達とスバルが、嫌な空気になるが、今回はスバル一人ではない。
フェリスがスバルに活を入れ、正しいと思った事をやれと言う。
ラムは、スバルの言葉はロズワールの命令そのものだと言う。
ようやく村人達も動き出す──
エミリアも対策を取っていた
エミリアは、昨日、村へ来て、スバルと同じように避難するよう説得をしていた。
エミリアは屋敷への避難を勧めていたのだ。
昨日、お姉ちゃんが村に来たの。
お姉ちゃん、スバルと同じように「ここは危ないから、お屋敷に避難して」って言ってくれたの。
でも、村の皆は誰も聞いてくれなくて。
by ペトラ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ23話
前話(22話)、エミリアとパックのシーンは、このことを指していたのです。
パック:疲れたでしょ、リア。
-中略-
パック:森の結界も全部張り直したし、何も心配いらないよ。
エミリア:うん・・・でも・・・
by 『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ22話
「疲れた」というのは、村人に避難を説得して回るも断られ続け、森の結界を全部張り直したことだけでなく、傷ついてしまったことを気遣った言葉だったのです。
今回の魔女教襲撃。
私は、最初、魔女教の狙いはエミリアだから、エミリアさえどこか別の場所へ連れて行き、そこで守りを固めるのが最良だと思ってました。
が、魔女教はエミリアがいなくなっても村を襲うのでしょう。
エミリアに試練を与えるのだとでも言うように。
つまり、エミリアは村人を置いて、自分だけ逃げるわけにはいかない。
もっとも、エミリアの性格からして、そのようなことはしないでしょう。
ならば「せめて、守りの堅い屋敷へ」っと考えていた。
ところが、村人はエミリアがいることが原因だと思っているから、言う事なんて聞きゃあしない。
その結果が、1ターン目、2ターン目の皆殺し・・・
子供達は、スバルの影響か、エミリアを避けてなかった。
魔女教が襲ってきたとき、ギリギリの所で、エミリアの言葉を思い出し屋敷へ逃げたのか。
それでも、守れなかったわけですが・・・
精霊騎士ユリウス・ユークリウス
ユリウスは精霊使いでもある騎士だった。
微精霊でスバルを保護していたのだ。
ユリウスは騎士で精霊使い。
だから精霊騎士というわけか。
いつのまにユリウスはスバルに微精霊を付けたのか。
スバルから「大嫌いだ」と言われながらも、そっと守るユリウス。
なんだか、本当に良い奴だなー
それにしても、この時、剣を見つめ、何を考えていたのでしょう?
スバルに声を掛けられた時の様子を見ると、何か”考え込んでました”ね。
魔女教徒が村の中に!?
行商人に魔女教徒が紛れ込んでいた。
フェリスは見破るが、魔女教徒は自爆!?
爆弾を積んでいて、それが爆発したのかと思ったけど、どうやら爆発は魔女教徒の自爆。
随分ドデカい爆発だったが、積荷に引火したのか?
スバルが気が付くと村のあちこちに魔女教徒が。
爆弾の影響か、魔女教徒に襲われたからなのか、なんだかもうよく分からない。
そこへ、また”見えざる手”を使う魔女教徒が!
再びヴィルヘルム!
見えざる手を使う魔女教徒にヴィルヘルムは一歩も引かない戦いを。
トドメを指したと思った瞬間、魔女教徒は自爆・・・
前話(22話)、2番目の”見えざる手”には、水しぶきで!
今回は、土煙を上げ、”見えざる手”を可視化!
言うは易しで、戦い中にそんなことをやっている余裕など普通はない。
それだけヴィルヘルムの剣技が人間離れしているということ。
そんなヴィルヘルムでも魔女教徒にトドメを指すには近づかなくてはならない。
そこを狙われた。
またもや、自爆である。
どうも魔女教徒は自分の命を何とも思ってない。
死んででも相手を倒そうとする。
使命とやらが果たせれば本望ってわけなのか?
ましてや、ペテルギウスもどきは、乗り移れるようだから、命をもっと軽く見ているのかも。
そういえば、18話でパックも言っていた。
死が罰にすらならない。
だから僕はお前達が嫌いなんだ。
by パック『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ18話
死を恐がらないし、死ぬことをなんとも思ってない?
だから、他人の命もなんとも思わないのか・・・
次はスバルが相手!?
ヴィルヘルムを巻き込んで自爆した魔女教徒。
直後、次の”見えざる手”を持つ魔女教徒が現れる・・・
ペテルギウスは、指先であれば誰でも乗り移ることができるのか?
でも、そもそも魔女教徒と指先の区別がつきません(苦笑)。
なぜ?
なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ!なぜ、あなた、まだ存命なのデスか?
あれだけの仕打ちを受け、なお!なぜ!
by ペテルギウス?『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ23話
このセリフは、直前自爆した戦いを知っている内容。
戦いを見ていた?
いいや、それなら二人で戦った方が優位。
二人同時には、能力は発揮できない?
いや、死んだら移るということでは?
指先が10人いて、ペテルギウスは10回死んでも予備があるといった感じか。
“見えざる手”の対策はヴィルヘルムほどの剣技があってできるワザ。
ヴィルヘルムが重症を負った今、ユリウスは”見えざる手”が見えないからまともに戦えない。
今、この場で対抗できるのは”見えざる手”が見えるスバルのみ!?
いや、スバルは見えるだけで、倒すことはできないでしょ??
スバルは、結界の外へ魔女教徒を連れ出し魔獣を引き寄せる。
自らは結界石を持ち守られる。
魔女教徒はずっと森に潜んでいたので、魔獣には対処しているのだと思ってましたが、初めて魔獣を見たような反応で爽快。
それに、魔獣と魔女教徒は同じようなものだと思ってましたが、魔獣はしょせん獣。
魔女教徒であろうと、スバルであろうと(苦笑)、「魔女の臭い」がする対象に引き寄せられるのデス!
エミリア登場!
残る指先は一人!
スバルが村へ戻ると、最後の指先が暴れていた──
そこへ現れたのはエミリア!
エミリアの姿を見て、興奮し感動するペテルギウスもどき。
それほどエミリアは、寵愛する魔女に似ているというのか。
キモい・・・
エミリアは細かい氷塊を空中に浮かばせ、”見えざる手”を対処。
エミリア強いじゃん!
なのに、1ターン目、2ターン目ではやられてしまった?
さすがに多勢に無勢だったのか・・・
10人の指先は全滅。
スバル達は勝利した・・・はずだった。
ペテルギウス復活!?
10人目の指先を倒し、全滅させたと思ったら、スバルに異変が・・・
今度はスバルにペテルギウスが乗り移ったのだ──
次々と”見えざる手”を使う指先が現れたのは、ペテルギウスが肉体を乗り移っていたのだ。
実にいい!
実にすばらしい体デス!これほど、馴染む体は何十年ぶりか!
by ペテルギウス『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ23話
このセリフでようやく分かりました。
これまでの肉体と比較している、ということは、記憶も性格も受け継いでいる。
中身はペテルギウスのまま、ということ。
ここまで気付かなかったのは、バレないよう演技していたということか。
それでも、素が出ているのは間が抜けてますが(笑)。
さらに「これほど馴染む体は何十年ぶり」ということは、最初見た緑髪のペテルギウスも他人の肉体ということだ・・・
恐ろしい事実──
ペテルギウスの正体
- 記憶、精神といった肉体以外を受け継いでいる
- 最初に見たこの体も乗り移った肉体
スバル死す・・・
ペテルギウスがスバルの体に乗り移り、精神まで乗っ取ろうとしていた。
スバルは、完全に乗っ取られる前に、殺してくれと頼む──
スバルは、ペテルギウスに完全に自分の肉体を乗っ取られる前に、殺してくれと頼む。
やってくれ、ユリウス。
お前のその剣で・・・今、俺を止めなきゃ、勝てなくなる・・・
その前に・・・
by ペテルギウス『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ23話
「勝てなくなる」とはどういう意味か?
普通なら、ペテルギウスに乗っ取られ、精神まで乗っ取られることを指すだろう。
もしくは、魔女の寵愛を受けたスバルの体を、ペテルギウスが使いこなせばこれまで以上の力を出すということか。
だが、本当の意味は、スバルの精神を乗っ取られると、スバルの「死に戻り」も発動しなくなることを言っているのではないか?
それか、ペテルギウスが、スバルの体で逃げ出して生き延びたりしたら、ずっとスバルは「死に戻り」で戻れない。
早い段階で殺され「死に戻り」するに越したことはないのだ。
だが、「死に戻り」のことを知らないユリウスとフェリスは涙する。
逆に、ここまでスバルのことを思ってくれていたことが描写されて感動。
二人はとてもいい奴。
今度、生き返った後は、早くユリウスと仲直りしろよ!スバル!
「死に戻り」ならぬ「死に移り」?
18話、ペテルギウスはパックに向かって言っていた──
この身は朽ちようとも、私の思いは尊き魔女のみもとへといざなわれ、寵愛にあずかる。
再会が、楽しみデスね!
by ペテルギウス『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ18話
ペテルギウスは「イヤミ」「強がり」で言っていると思ってた。
次の体に乗り移るので、本当に”再会”するつもりで言ったのです!
スバル風に名付ければ「死に移り」!
ここで一つの可能性が。
魔女の寵愛を受け得られる能力は、死んだ瞬間発動する能力か。
スバルは、死んだら時間が戻る「死に戻り」
ペテルギウスは、死んだら別の肉体へ移る「死に移り」
ペテルギウスがずっと余裕だったのも分かります。
奴は仕込んでさえいれば何度でもコンティニューできるゲームをやっていたのです。
その身の死すら使い捨てるように──
第23話
「悪辣なる怠惰」
おわりに (アニメ『リゼロ』23話とは)
ペテルギウスを倒したはずなのに、なんともスッキリしない状況。
そこへ次々と現れる、ペテルギウスもどき!
その正体は、ペテルギウスが死後乗り移っていた、ペテルギウスそのものだった。
指先10人を全滅させ、目的達成したかと思っていたのに、ギリギリの所でリスタート。
それにしても、どこまで戻るのか気になります。
王都に戻るなら、もう一度白鯨討伐?
それよりも、神回(18話)で見せてくれたレムとのやりとりがなくなってしまう!?
もしくはゲームクリアするとセーブポイントが更新されるのだから、魔女教徒の指先10人目を倒した直後なのでは??
早く次が見たい!
残り2話、楽しみです!
以上、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』23話の感想でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
24話のレビューも書いているので良かったご覧下さい。
ではでは。
関連記事
アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』関連のレビューは他にも書いてます。
良かったらご覧下さい。