こんばんは。時文です。
『Re:ゼロから始める異世界生活』13話を再鑑賞。
2020年は2期も放送される『Re:ゼロから始める異世界生活』!
その前に1期が「新編集版」として1時間枠で1クール作品として放送。
2期を見る前の復習を兼ねて再鑑賞したので、各話レビューを書きました。
話数表示は、2016年版で表記します。
では、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』13話の感想レビューをどうぞ。
次話以降のネタバレは「なし」なので、ご安心を。
第三章 「再来の王都」
2016年版 | 新編集版 | 各話感想 | 原作巻数 | 各話感想 |
第12話 | 7話 | 12話R | 第4巻 | |
第13話 | 13話R | |||
第14話 | 8話 | 14話R | 第5巻 | |
第15話 | 15話R | |||
第16話 | 9話 | 16話R | 第6巻 | |
第17話 | 17話R | |||
第18話 | 10話 | 18話R | ||
第19話 | 19話R | |||
第7巻 | ||||
第20話 | 11話 | 20話R | ||
第21話 | 21話R | |||
第22話 | 13話 | 22話R | ||
第8巻 | ||||
第23話 | 23話R | |||
第24話 | 14話 | 24話R | 第9巻 | |
第25話 | 25話R |
Contents
今回のあらすじ
王選候補の5人目は貧民街にいたフェルトだった。
貧民街にいたことに対し、王選候補にふさわしくないと非難の声が。
同じ流れでハーフエルフのエミリアにまで差別の言葉が。
その場にいたスバルは、黙っていることができなかった・・・
全ての候補者が出揃い、ルグニカ王国次期王を決める王選がスタートした。
5人目の王選候補はラインハルトが見つけたフェルトだった。
フェルトは王候補を一度は辞退するが、まんまと乗せられ参加することに。
かくして、5人の候補が揃い、王選は始まった。
それぞれの候補が自らアピールするなか。
エミリアを侮辱され、スバルは思わず叫んでしまい、勢いで騎士までバカにしてしまう。
侮辱された騎士を代表して、ユリウスはスバルに決闘を申し出る・・・
ついには、心配してくれているエミリアに対してまで・・・
とうとうやってしまいましたスバル・・・
前話(12話)から何かやらかしそうな気配はあったのですが。
ちょっと見ていられない程、情けなくなる回。
今回も、サクッと見るに限りますね(笑)
では、順を追って見ていきましょう。
「新編集版」で追加された箇所については、見出しの頭に記号を記載したので目安にして下さい。
- 新編集):「新編集版」で新たに追加されたシーンに関する記述
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感想レビュー 第13話「自称騎士ナツキ・スバル」
5人目の王選候補とはフェルト!?
ラインハルトが見つけた王選候補者とはフェルトだった。
しかし、怒り心頭のフェルトは王選などには出るつもりはないと言う。
王選候補である巫女は、徽章で判断される。
徽章の竜殊(りゅうじゅ)が光れば巫女として認められるようだ。
貧民街でフェルトがエミリアの徽章を返す時、竜殊が光ったのをラインハルトは見逃さなかったということか。
しかし、フェルトは王選に参加するつもりはないと、拒絶する。
ハーフエルフ、半魔・・・
“嫉妬の魔女”に酷似しているエミリアを不吉な者と貶める賢人会。
「ふざけてんじゃねえ!」と声を張り上げたスバルを制止し、エミリアは言う。
ハーフエルフであることや、魔女との共通点で、偏見の目にさらされることは分かっています。
でも、私は、それだけの理由で可能性の芽を全て摘み取られることだけは断固として拒否します。
by エミリア『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ12話
最初のスピーチはありきたりでしたが、今回の反論は心に響きます。
ある意味、スバルがよいパスを出したとも言えます。
が、・・・
せっかく、エミリアが反論し、場を持ち直したのに、スバルが調子に乗って台無しに・・・
もう見ていられない展開でした。
だけど、気になることがあるのです。
ロズワール辺境伯の反応だ。
スバルが、「ふざけてんじゃねえ!」と叫んだ時、ロズワールはニヤリとしたのです。
まるでスバルのこの行動を、ロズワールは望んでいたかのように・・・
確かに、スバルがこの場にいたのは、ロズワールが後押しした結果・・・
ロズワールの狙い?
- エミリアは、スバルが一緒に王都へくることを嫌がっていた
「治療目的」でなら良いのでは、と助け船 - 玉座まで来たスバルを、エミリアは退出させようとした
その場に留まらせた
そう考えると、その後のロズワールのセリフだって、スバルを促しているようにも聞こえてくる・・・
そーぉれにしても、こうして騎士勢が介添人として続いたあとだと、私は場違い感がすごくて、困りものだーぁよねーぇ。
by ロズワール『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ13話
スバルは、乗せられたとも見えるのです。
となると、この場面。
スバルがとても危なっかしく、エミリアに迷惑をかけているように見えますが、ロズワールの思惑通りなら、必要だったというか?
この茶番に、どんな意味があったと言うのか・・・?
ロズワールの狙いを念頭に置きながら、この先を見ていきましょう。
世間知らずが騎士名乗る
スバルが勝手に騎士を名乗り、近衛騎士団の反感を買う。
エミリアを助けたい、支えたい、というスバルの気持ちは分かります。
が、敵を増やしてどうする・・・
スバルが無様な姿を見せれば見せるほど、エミリア陣営の恥となる。
エミリアの品位を落としてどうする・・・
ん?
そう言えば、王選って何をやるのだ?
どうやって王を決めるのだ?
強い事に意味があるのか?
騎士の力が影響するのか?
何も説明がないまま、シーンが変わってしまいました。
これは”まだ”王選そのものは始まらないという意味ですかね(笑)。
フェルトも王選に参加
突如、玉座が煙に包まれる。
ロム爺が王宮に忍び込み、フェルトを連れ出そうとしたのだ。
ロム爺を助けるために、フェルトは王選に参加することを決意する。
フェルト、カッコいい!
ラインハルトの狙いもよく分からない。
単純に王選をスタートさせるために5人目の候補を探してきたのか、それとも別の目的があるのか・・・
それにしても、なかなか賑やかというか、ちと個性的な王選候補たち。
全員女性ではありながら、まともなのはいない!?
皆一癖も二癖もある。
一番忌み嫌われているエミリアが、普通の少女に見えてしまうほど。
王がどういった基準で選ばれるのか、現時点では不明。
いずれにせよ、王選がスタートしたのです。
スバルとユリウスとの決闘
玉座を前にして、騎士を侮辱したスバル。
本来なら本物の剣で決闘でも問題ないが、エミリアの従者ということで木剣に。
スバルはケガを負ったが、死ぬことはなかった──
この決闘は、スバルの自業自得。
自分が騎士を名乗るのは勝手だが、騎士を侮辱する権利などスバルにはない。
#恐らく「騎士」を名乗るのも常識外れと思われます
この挑戦的で、無鉄砲な所がスバルの悪い所。
自分に力がないことを認められず、そこを突かれると感情的かつ攻撃的になる。
そんなスバルに対しても、決闘をしている時までエミリアはスバルを心配しています。
大事な王選の話しを放り出してまで闘技場へ駆けつける・・・
そんなエミリアの気持ちをも、スバルは裏切ったのです・・・
エミリアから三行半
言うことを聞かないスバルに対して、エミリアは優しく接する。
が、考えを変えないスバルに見切りを付ける・・・
エミリアの願いや約束を、ことごとく破り、王選の招集も無茶苦茶にしたスバル。
それもこれも、スバルは相手が悪い、エミリアのためだと言う。
エミリアは本当にスバルの体を心配しているのに、自分の意地を通すためにユリウスと決闘し魔法を使う。
まあ、ここまでやったら、エミリアに愛想を尽かされるのもしょうがない。
救いは、他の王選候補も無茶苦茶だったので、悪目立ちしたのがスバルだけではないことか(苦笑)。
だけど、エミリアは決断する。
スバルはエミリアの近くにいると無茶をする。
エミリアにスバルを巻き込む理由はない。
これは王都で出会った頃からそうだった。
エミリアは、スバルに縁を切ることを申し出る。
「自称騎士」は、”騎士”を名乗ったことだけではない。
“エミリアの騎士”を名乗ったことすら”自称”になったのだ・・・
第13話
「自称騎士ナツキ・スバル」
おわりに (アニメ『リゼロ』13話とは)
ラインハルトがフェルトを見つけた経緯の説明で、今は、貧民街の出来事から1ヶ月後だと判明。
魔獣を掃討したのは、ロズワール邸へ行ってから4日後。
ということは、前回の事件から1ヶ月近く経っていたのです。
さすれば、スバルももう少し、この世界の常識や王選のことを知っていても良さそうだと思うのですが(苦笑)。
王選に関しては、誰も何も教えなかった?
エミリアは王選に関しては、スバルを関わらせるつもりはなかった証拠か。
今回は、そのことが仇になったか?
いや、それにしても、スバルは周りが見えてなさ過ぎる。
今回、何人もの王選候補と騎士が出てきた。
皆、個性的でかなり変わっていたが、わきまえるところは抑制している。
もしくは、力があるから突っぱねている。
ところがスバルには分別がついてない。
感情的になると突っ走ってしまうのだ。
見ていて辛い、みっともない・・・
こういう時は、サクッと見てしまうに限りますね(苦笑)。
次に期待しましょう!
以上、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』13話の感想でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
14話のレビューも書いているので良かったご覧下さい。
ではでは。
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