こんばんは。時文(@toki23_a)です。
TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活(2期)』34話を鑑賞しました。
2期9話目、第四章8話目。
エキドナとの2度目の茶会。
スバルの秘密を全て明かせるエキドナ相手に、どんな話をするのか。
それに他の魔女まで!?
では、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活(2期)』34話の感想レビューをどうぞ。
次話以降のネタバレは「なし」なので、ご安心を。
第四章 「永遠の契約」
話数 | 各話レビュー | 原作巻数 | 原作レビュー |
第27話 | 27話R | 第10巻 | |
第28話 | 28話R | ||
第29話 | 29話R | ||
第30話 | 30話R | ||
第31話 | 31話R | 第11巻 | |
第32話 | 32話R | ||
第33話 | 33話R | ||
第34話 | 本レビュー | ||
第35話 | 35話R | 第12巻 | |
第36話 | 36話R | ||
第37話 | 37話R | ||
第38話 | 38話R | 第13巻 |
※原作レビューは順次作成予定
Contents
今回のあらすじ
エキドナの茶会に再び招かれたスバル。
エキドナに、死に戻りを含め、これまでのことを話し出す。
スバルは、三大魔獣・大兎の突破口を掴むため、生みの親である暴食の魔女ダフネをエキドナに呼び出してもらい、大兎の習性を聞き出す。
スバルが現実に戻ると、墓所にエミリアの姿はなく、外は黒い影で覆われていた──
前話(33話)、オットーや村人達がガーフィールに殺され、スバル自身も魔獣に食い殺されて死に戻った。
失意のどん底にいたスバルを救ったのは、強欲の魔女エキドナ。
魔女の茶会でスバルはエキドナには「死に戻り」を話す事ができたのだった。
アクションも移動も殆どない、全編ほぼ会話という珍しい回。
それでも退屈にならないのは、これまで謎だった「死に戻り」能力について語られるのと、見た目は可愛らしいのに中身はぶっ飛んでいる魔女たちのインパクト。
最後にはとうとう、あの人まで登場!?
もう何がなんだか・・・
なぜか魔女に興味を持たれるスバル。
エキドナにも、なんだかんだと協力してもらっています。
スバルは魔女たらし?
今回のサブタイトルは「(前略)らぶゆー(LOVE YOU)」
では、順を追って見ていきましょう。
KADOKAWAanime
感想レビュー 第34話「らぶらぶらぶらぶらぶらぶゆー」
前話ラスト──君のこれまでの足跡(そくせき)を知っている。見たからね。
だけど、見てきただけだ。だから、できるなら、君の口から教えてほしい。
君が、これまで何を思い、どう感じて、どれほど抱えてきたか。
それを知りたい。だって、ボクは、この世の全てを知りたいと欲する強欲の魔女、エキドナだからね。
by エキドナ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ33話
「死に戻り」を与えたのはやはり嫉妬の魔女
「死に戻り」能力をスバルに与えたのは、嫉妬の魔女だと言うエキドナ。
スバルは、予想はしていたが、改めて確信。
怒りを隠せなかった。
前話(33話)、エキドナはスバルの記憶を見て、死に戻りを含め異世界転生してきたことも知っている。
それでも、スバル自身の口から、その時感じていたことを聞きたいという。
エキドナの要望に応え、これまでのことを話し終えた所から、今話は開始。
#スバルの語りを少しでいいから聞きたかった・・・
スバルはずっと気になっていた「死に戻り」に回数制限があると思うかをエキドナに尋ねる。
あくまでも推測に過ぎないと前置くけど──
(死に戻りに回数制限は)おそらく、ない。
by エキドナ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
アニメでは、それほど描かれてませんが、原作では(特に最初の頃)スバルは死に戻り回数制限を気にしていました。
1箇所で「死に戻り」できる回数に制限があるのではないか?
#ゲームのような考えをしています。
毎回単純に死の痛み、死への恐怖もありましたが、「死に戻り」できず、本当に死んでしまう恐怖ともスバルは戦っていたのです。
ゆえに、スバルは死に戻ることをできるだけ最小限に抑えようとしてきました。
結果、今いる世界を、精一杯大事に生きてきたのです。
前話(33話)、オットーや村人、おそらくラムも殺されてしまい「死に戻り」確定でも一面雪の聖域を歩き回ったことも、少しでも次に繋がる情報を得たかったからだと思います。
これも、今ある生を大切にするスバルの考えです。
嫉妬の魔女は、スバルにご執心?
「死に戻り」はスバルを死なせないため。
スバル以外の生き死には関係ないと言う──
エキドナの推測ではありますが、「死に戻り」の目的が語られることにより、セーブポイント更新タイミングが明らかに!
望むのは、君が死という運命の袋小路に囚われないことだ。
君以外の誰かは、思惑にない。
その力で誰かを救おうと奔走してきたのは、あくまで君自身だ。by エキドナ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
嫉妬の魔女が与えた「死に戻り」の目的は、スバルを生きながらえさせるため。
レムはもちろん、エミリアすら関係なかったのです・・・
私はスバルの「死に戻り」の目的は、てっきりエミリアを守るために与えられたのだと思ってました(苦笑)。
嫉妬の魔女サテラが復活の依り代とするとかなんかの目的で・・・
第二章の魔獣退治はエミリアに直接危害が及ぶわけではなく、なぜ上手く死に戻りを使えたのか引っかかってはいました。
が、領地に被害が出ることは、エミリアに不利になるからだろうと解釈してました・・・
エミリアを守るための能力に見えたのは、スバルのエミリアを助ける強い意思が死へ繋がっていたから。
スバルがエミリアの危機を取り除くと、同時にスバルの命の危険もなくなるので、セーブポイントは更新。
逆に、スバルが向かう先に死の危険が残っていれば、セーブポイントは更新されない。
レムを救うことができなかったのは、レムの存在が戻らなくてもスバルの命には関係ないから。
つまり、スバルにエミリアを助ける意思がなければ、エミリアが死んでも、セーブポイントが更新され確定してしまう!?
いや・・・
その後、契約によりパックが世界を滅ぼしスバルが死の袋小路に入り、スバルの命を救うにはエミリアを助けなくてはならないとなれば、同じか・・・
エキドナ:この先、君は無限の挑戦によって運命を打開する。だけど、仮に、君が多くの犠牲を許容して、運命を変えることがあれば・・・
スバル:その犠牲になった者を取り戻すチャンスは巡ってこない・・・
by 『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
なんだか、難しい言い方をしてますが・・・
スバルの命の危険がなくなれば、セーブポイントは更新されるということ。
つまり、ボス戦をクリアすると、オートセーブされるということですね。
スバルが「死に戻り」でやり直すには、”クリアしてはいけない”のです。
攻略直前でもいいので、死ななくては戻れない、確定してしまうのです。
なんとももどかしい・・・
例えば、白鯨戦のような大きな戦闘になった場合、とどめを刺す前に、主要人物の安否を確認しないといけないのです。
ましてや、遠くにいる人達のことまでとなると・・・不可能です・・・
いいぜ。
お前が俺を、俺だけを贔屓(ひいき)にするってんなら、腹はもう決まった。
お前が俺にくれた「死に戻り」って恩恵、使い倒してやるよ!
by スバル『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
確定情報ではないですが。
エキドナからのお墨付きをもらった「『死に戻り』回数制限なし」。
回数制限がないのなら、使い放題!?
これからスバルの戦略が変わっていくのでしょうか?
三大魔獣・大兎
スバルを食い殺した魔獣の正体は──
白鯨同様、400年前に暴食の魔女ダフネが生み出した、三大魔獣の内の一体、大兎だった。
またまた出てきた三大魔獣。
第四章の障害はどこまで大きくなるのか・・・
ウサギ魔獣は、てっきり屋敷を襲った魔獣使いが送り込んだのだと思ってました。
三大魔獣だったとは・・・
白鯨同様、これまた魔女教徒が絡んでいるのでしょうか??
大兎にとって、他の生物は全てエサだ。
飢えを満たすこと以外の欲求は何一つ持たず、後には「無人の野」しか残らない。
by エキドナ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
前話(33話)でスバルが見た、一面雪景色で人の気配がない聖域。
人は全て大兎に食べられた!?
その割りには血痕も何もなかったようですが・・・
建物の中ではなく、外で大兎に襲われ全滅。
その後、パックの影響で雪が降り、痕跡が消えたということでしょうか。
あれだけの大群の大兎。
普通なら建物の中に逃げると思うのですが・・・
まあ、それよりも、今考えるべきは、大兎の攻略法。
単純な戦闘力で比較すれば、白鯨がはるかに勝る。
けれど、討伐の難しさで言えば、圧倒的に大兎だ。
-中略-
大兎の厄介さは、その生存力にある。
単体が無限に分裂して増える特性があるんだ。
仮に滅ぼすのであれば、全ての大兎をひとまとめに葬るしかない。by エキドナ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
さすが、この世の全てを知りたいと欲する強欲の魔女、エキドナ。
大兎の基本情報を得ることができました。
大兎を退治するには、一匹残らずまとめて葬るしかないという。
だけど、やり方が想像できない。
何匹いるかも分からない、大量にいる大兎を、まとめて葬る方法など・・・
なにせ、400年も退治できないでいたのだから。
傲慢の魔女・テュフォン
エキドナは、自身を依り代にして暴食の魔女ダフネを呼び出せば、大兎攻略のヒントを得られるかもと話す。
スバルは同意し、ダフネを呼び出すことに。
ところがそこへ現れたのは、傲慢の魔女、テュフォンだった。
見た目は幼女、中身も子供・・・
だけど、紛うことなき魔女の一人。
言葉を唱えるだけで、スバルの深層心理に訴えかける。
その言葉を聞けば、逆らうことはできない。
防御なんてものが通じない。
魔法というか、この世の理(ことわり)を変えてしまう?
なんてデタラメな力、正に”傲慢”!
だけど、テュフォンは、スバルの敵というわけではなさそう。
単に、スバルに興味を持ち、確かめたかったようだ。
おお、やっと会えたなー
-中略-
バルはさー悪人なのか?
それずっと気になっててさーby テュフォン『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
まるで、これまでもずっとスバルのことを見てきたかのような言動・・・
エキドナだけでなく、テュフォンだけでもなく、魔女の魂は全てここに残っているのか?
そして世界を、いや、墓所に入った人の記憶を覗いているのか?
エキドナに初めて声をかけられた時
なるほど、それが君の欲の根幹か。なかなか興味深いことだね。
by エキドナ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ27話
それまで、スバルを知っている風ではなかった。
墓所に入った人の記憶を読むことができると想定されます。
テュフォンは、スバルを確かめたかったようだ。
悪人なのか、咎人なのか。
悪人じゃないのに、咎人だと思っているのかー
バルは優しいんだなーby テュフォン『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
テュフォンの言葉には、客観性というより、スバル自身がどう思っているのかが反応するようです。
スバルは、悪人じゃないけど、咎人だと思っている。
つまり、悪いことはしていないが罪を犯したと、スバルは思っている。
スバルは異世界に来て、これだけ人の生き死にを見てきたのだから、後悔することがあっても致し方ないことでしょう。
憤怒の魔女・ミネルヴァ
テュフォンが用事を済ませ引っ込むと、次に現れたのは憤怒の魔女・ミネルヴァ。
テュフォンはスバルが悪人か咎人かを確かめたかったから現れ、ミネルヴァは、テュフォンにバラバラにされたスバルを助けに現れたと言ったところでしょうか。
私の拳が世界を再生させる。
私の怒りが世界を浄化する。
私の憤怒が、拳の怒りが、私の答えだーー!!by ミネルヴァ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
と言い放ち、スバルを殴りながら癒やしていく・・・
なるほど、28話、エキドナの説明にあった──
争いに満ちた世界を嘆きながら、あらゆる人達を殴り癒やした憤怒の魔女”ミネルヴァ”のことかい?
by エキドナ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ28話
「嘆きながら」「殴り」「癒やした」と意味不明な組み合わせでしたが、確かに言う通り!
ミネルヴァは、こじれてはいるようですが、悪い人ではなさそうです。
魔女だから油断はできないのかもしれませんが(笑)。
暴食の魔女・ダフネ
ようやく現れた、暴食の魔女ダフネ。
スバルは、三大魔獣のこと、そして大兎について問う。
これまたインパクト大の幼女(苦笑)。
拘束されていても自由に動き回ることができるダフネ。
目隠しをしていても、見えているかのように振る舞う。
拘束も、目隠しも意味があるのか、怪しいもの。
エキドナに触るなと言われたので、触ると何が起きるのか知りたくなるのが人の性(笑)。
でも、ひとまず、三大魔獣です!
白鯨、大っきいですよねーあの子食べると沢山の人が満足しませんか?
大兎なんて、いくらでも増えるんですよー
あの子がいれば、誰もお腹が減ったりせずにすみますしーby ダフネ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
くっ・・・無茶苦茶言ってますが、これもエキドナの紹介にあった内容に納得。
28話、エキドナは──
飢餓から世界を救うために、天命と異なる獣を生みだした、暴食の魔女”ダフネ”のことかい?
by エキドナ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ28話
この異世界では、現代世界のように世界の人口が多くなり食糧難の課題があることを、描いてはいません。
が、仮にこの世界が食糧難だとしたら・・・
白鯨のような大きな鯨を出現させ、無限に増えるウサギを生み出せば、食糧難の助けになったかも。
ただし、それらが強大な力で人を襲えば、食糧難どころか、別の害となる。
これが、エキドナが説明した「飢餓から世界を救うために、天命と異なる獣を生みだした」の意味だったのです。
スバルはダフネから大兎攻略のヒントをもらう──
大兎の特徴
- 獲物を探すのにマナを頼りにしている
マナの総量が多いところに集まる習性がある - 数は多くても、意識は一つ
滅ぼされないための知恵などは持ってない
大兎の攻略法が見えてきました。
魔力の強い魔法使いを囮にして集まったところを一網打尽にする。
随分、簡単に教えてくれたのは「言うは易し行うは難し」だと言うことでしょう。
ですが、やるべきことは見えました。
・・・・・
いや~~
せっかく暴食の魔女に会えたのだから、レムを元に戻す方法を聞いて欲しかった。
レムは白鯨にやられたわけではないですが、大罪司教・暴食ライは、ダフネの権能を得ているので、何か知っているのではないかと期待していたのですが。
レムのことはエキドナにも聞かないし、対策はないと諦めているのでしょうか・・・
「知りたい」欲求が茶会の条件
スバルにとって、情報面でも、心の拠り所としても、ありがたい存在になったエキドナ。
現実へ戻る時間が迫ったスバルは、エキドナに茶会へ招かれる条件を尋ねる。
茶会へ招く条件は徐々に厳しくなる。
君は既に二度、茶会へ招かれた。「知りたい」と心からの欲求を叫ぶことで、ボクに声が届く。
三度目は、二度目よりも、さらに大きくだ。
できると思うかい?by エキドナ『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
茶会に招かれるには、前回よりも強い「知りたい」という欲求が条件。
森へ転移されたスバルは、初めて墓所に入り、ここが聖域かどうか知りたかった。
気を失ったエミリアを心配し、エミリアの安否が気になっていた。
目の前で自分を守った仲間がガーフィールに殺され、自らは大兎に食われて死ぬというどん底の中、一体どうしろと言うのだという発狂寸前の心境が、強い欲求と認識されたのか。
二度目の欲求を越える欲求がなければ、三度目の茶会はない。
「死に戻り」すれば二度目の茶会は、なかったことにならないのか?
エキドナの様子だと、「死に戻り」しても、そこはリセットされないようだ。
スバルの記憶を覗かれているのだから仕方なしか・・・
ならば、二度目を越える欲求は・・・確かに厳しい。
エキドナに心の安定を促す効果も施され、少なくともしばらくはスバルも心が壊れるような精神状態にはならないと思われる。
だけど、エキドナに会うにはもう一つ手段が。
試練に挑戦すること──
エミリアより早く試練をクリアすることができ、エキドナから情報収集もできる。
一石二鳥になるのか。
でも、三度目の茶会で「エキドナの方から話したい事」も意味深で気になりますね!
名前詐欺の魔女エキドナ。
きっと、もう一度茶会に招かれれば、彼女は約束を守って、”何か”を話してくれるでしょう。
楽しみです!
嫉妬の魔女・サテラ
スバルが墓所へ戻ると、そこにエミリアの姿はなかった。
外へ出ると、辺り一面が黒い影に浸食されていた。
影が姿を成したのは・・・
嫉妬の魔女・サテラ──
とうとう?姿を現した嫉妬の魔女サテラ。
いやいや、嫉妬の魔女はとっくの昔にいなくなった。
これは、エキドナ同様、魂が実体化した存在か。
精神世界でしか実体化できないエキドナより、強い力か。
問題は、なぜこのタイミングで出てきたか。
関係があるとすれば、次の二つか。
- エキドナに「死に戻り」のことを話した
- 傲慢の魔女、憤怒の魔女、暴食魔女が現れた
今回、エキドナ以外に3人の魔女が登場。
精神世界で、エキドナを依り代にしたとは言え、スバルの前に姿を現しました。
これは、魔女の魂は生きていて、依り代があれば、姿を現すことができるということ。
他の魔女にできて、嫉妬の魔女にできない理由はない。
だけど、嫉妬の魔女サテラは現実世界に現れました。
これは、「死に戻り」を話した事が起因でしょうか・・・
ここからは、完全に私の推測ですが──
スバルはエキドナの前で「死に戻り」を話しました。
サテラはいつもどおり止めようとしたが、精神世界にいるスバルにまでは手出しできなかった。
#もちろん、死人で魂の存在のエキドナに対しても何もできなかった。
そこで、近くにいるエミリアを・・・
それでも、「死に戻り」の話をやめないスバル。
サテラは、影のような形で実体化し、近くにいる人を飲み込んでいった。
もしかするとエミリアの身体を依り代にしているのかも。
「死に戻り」を話した時のサテラの攻撃手段(仮説)
- スバルの心臓を掴み苦しめる
- 近くにいる人の心臓を潰す
- 実体化し、周囲の人を飲み込む?
スバルが「死に戻り」を話し続けると、近くの者が死に至る
サテラが殺すのは、距離的に近くにいる人なのか、関係性が近い人を狙うのか、これまでは分かりませんでした。
が、今回は、スバルを抱きしめ、サテラはスバルの心を読み取ってます。
そこには、屋敷にいるレム、ペトラの姿が。
その後、スバルが言うように、サテラが屋敷に向かっていると言うのなら、サテラはスバルが大事に思っている人を狙っているということになります。
正に”嫉妬”の魔女!
ガーフィールに助けられる
スバルがサテラの影に飲み込まれようとしたとき、助けたのはガーフィールだった。
俺を助けてくれるとは思わなかったから・・・
by スバル『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
スバルが意外に思っているのは、前回の記憶があるから。
前回、ガーフィールは、墓所から出たスバルから魔女の瘴気が強くなったので魔女教徒と思い敵認定したのです。
スバルは、前回より更に魔女の瘴気が強くなっているので、ガーフィールが自分を助けるとは思わなかったのでしょう。
でも、実際に嫉妬の魔女が目の前にいて、そのサテラに襲われているスバルが、敵でないのは明白。
もしかすると、取り込まれかけたから、魔女の瘴気が”付いてしまった”と解釈しているかも(笑)。
いずれにせよ、確かに、スバルは目の前の状況が見えてない。
今回のガーフィールは現段階では敵ではないのです。
ロズワールはやはり死に戻りを知っている?
嫉妬の魔女サテラの影はロズワールがいる部屋にも浸食する。
ロズワールは福音書(のような黒い本)を大事そうに抱え──
やれやら、どうも運がない。
よもや、試練の成否も分からないとは。
by ロズワール『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
ロズワールが手に取った本は、ベアトリスが持っていた魔書?
前話(33話)、ロズワールはベアトリスについてこんなことを言ってました。
あの子が持っているのは、福音書じゃない。
この世にたった2冊しかない、本当の未来を示す魔書。
「叡智の書」に最も近しいものだ。by ロズワール『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ33話
この世にたった2冊しかない魔書なのか、それとも「叡智の書」そのものか・・・
どちらにしろ、その書物は本当の未来を示す魔書。
ロズワールの「よもや試練の成否も分からない」とは、魔書を以てしても、試練の成否が見えないということか。
スバルが、エミリアの代わりに試練を受けると決意しても、未来は変わらない。
それとも「死に戻り」をした後のことまで見えるわけではなく、この世界での出来事しか分からないのか・・・
いや、それなら、そんな意味のないことを言うこともない・・・
君が地獄を歩むのならば、私は喜んで同道しよう。君が地獄を生きるのなら、私はその地獄をこそ望もう。
次は、間違えないようにね。ナツキ・スバル。
by ロズワール『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ34話
最後の言葉は、ロズワールはスバルの「死に戻り」を知っている。
少なくとも、時間を何度も繰り返していることは知っている様子。
「君が地獄を歩むのなら」の”君”については、普通に読むとスバルのことを指していそうだが、別人の可能性もありますね。
ベアトリス同様、魔書を大事そうに抱えているのも気になります。
ここにはいない誰かを慈しんでいるようにも見えます。
まだまだ謎は多そうです。
第34話
「らぶらぶらぶらぶらぶらぶゆー」
死に戻リスト
今回は、死ななかったですが、嫉妬の魔女が出現し、明らかに「死に戻り」しなくてはならない世界・・・
第三章の白鯨退治ですら4thでクリア。
今回はそれを越えることになりそうです。
おわりに (アニメ『リゼロ』34話とは)
ラストの嫉妬の魔女サテラ登場は、スバルの新たな障害というより、今ルートに限ったイレギュラーな気がします。
#第三章の巨大化パックと同様・・・例えが悪いですね(笑)
でも、ロズワールの言葉を引き出したのは、サテラ、グッジョブ!(苦笑)
私は、第二章で、スバルをスパイと疑ったり、レムが呪術で死んだ時、本気でスバルに敵意を向けていたので、死に戻りを知らないと思ってました。
だけど、未来を示す書があるのなら、スバルが奇跡を起こすことを知っていた。
ん?
スバルが死に戻りで何度も時間をやり直していると、「未来を示す」書にはどう現れるのだ??
ロズワールは消え去ったループの世界のことを覚えているのか??
なんだか訳が分からなくなってきましたが、それがまた楽しい(笑)。
早くスッキリしたいです!
以上、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』34話の感想でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
35話のレビューも書いているので良かったご覧下さい。
ではでは。
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アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』関連のレビューは他にも書いてます。
良かったらご覧下さい。