こんばんは。時文です。
『Re:ゼロから始める異世界生活』5話を再鑑賞。
2020年は2期も放送される『Re:ゼロから始める異世界生活』!
その前に1期が「新編集版」として1時間枠で1クール作品として放送。
2期を見る前の復習を兼ねて再鑑賞したので、各話レビューを書きました。
話数表示は、2016年版で表記します。
では、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』5話の感想レビューをどうぞ。
次話以降のネタバレは「なし」なので、ご安心を。
第二章 「激動の一週間」(オススメ度 AA-)
2016年版 | 新編集版 | 各話感想 | 原作巻数 | 各話感想 |
第4話 | 3話 | 4話R | 第2巻 | |
第5話 | 5話R | |||
第6話 | 4話 | 6話R | ||
第7話 | 7話R | |||
第8話 | 5話 | 8話R | 第3巻 | |
第9話 | 9話R | |||
第10話 | 6話 | 10話R | ||
第11話 | 11話R |
Contents
今回のあらすじ
ロズワール邸で執事として働くことになったスバル。
エミリアとデートの約束をしたその日、再びスバルの身に「死に戻り」が。
エミリアとのデートを実現させるため、前回の行動をなぞり手掛かりを探すスバル。
ところが、前回とは少しずつ違う流れに・・・
第二章第2話。
「激動の一週間」と名付けられた第2章が始まった前回。
どこが”激動”なの!?
と思う程、平和で和やか・・・と思っていたら、ラストに来ました「死に戻り」!
今回は、スバルはもちろん、視聴者側にも死んだ原因が分からないときたもんだ。
明らかなことは「死に戻り」が発動し”数日前へ戻っている”こと!
エミリアとの無事と再会を喜び、ロズワール邸のちょっと変わった住人たちとの初対面を楽しみ(苦笑)、ケガをしながらも執事の仕事を覚え、エミリアとデートの約束までした数日──
その数日が、スバル以外、誰の記憶に残ることもなく消え去ってしまったのだ・・・
これは辛い。
落ち込んでしまうのも当然。
だけど、スバルは死の原因を探るために立ち上がる。
5話は調査編といったところ。
では、順を追って見ていきましょう。
「新編集版」で追加された箇所については、見出しの頭に記号を記載したので目安にして下さい。
- 新編集):「新編集版」で新たに追加されたシーンに関する記述
1件
感想レビュー 第5話「約束した朝は遠く」
死に戻った?
エミリアとのデート当日・・・
のはずだったのに、スバルは目が覚めると死に戻っていた・・・
「死に戻り」が発動するような、命の危険を感じる場面はなかった前回。
だけど、手の傷、そしてラムとレムの反応から、時間が戻ったのは確か。
知らぬ間に「死に戻り」が発動したのだ。
この数日一緒に働いた記憶どころかスバルのことすら覚えてないラムとレム。
2人にバカにされ、手に傷を作りながらも、スバルにとって充実していた7日間。
そして、エミリアとデートの約束までしたのはつい昨夜のこと・・・
それら全てが消えてしまったことを認識し、落ち込むスバル。
これは確かにへこみます。
前回の「死に戻り」は半日程度。
これは、辛いですね・・・
ちなみに、ラムとレムがスバルを探し回っていたのは、スバルがベアトリスの「扉渡り」を破り書庫へ入ったので、見つけることができなかったのです。
戻ったのは初日の二度目に起きた時
その場にいるのが堪えきれず、ベアトリスの書庫へ逃げ込んだスバル。
落ち込むスバルに、ベアトリスは変わらぬ調子で罵倒する。
総集編もネット配信も良いですが・・・
2016年版は、スバルが涙を流しながらベアトリスの書庫へ入り、その場にへたり込んだ所でCM、OPはなし。
少し余韻を残してAパートへつなぐ構成が秀逸でした。
ベアトリスとの会話から、戻った時間は、ロズワール邸での最初の朝、二度目に起きた時と判明。
2日目以降ではなく、初日の朝がセーブポイント。
それも、1度目ではなく2度目に起きた時。
このことに意味があるのかないのか。
今はまだ分かりません。
ラムとレムの”よそよそしい態度”に、否が応でも記憶が消えてしまったことを実感するスバル。
ベアトリスの、記憶があろうとなかろうと変わらない、スバルを罵倒する態度に、少し安堵する。
そして、もう一つ変わってないだろう、大切な人を探しにスバルは立ち上がる。
ロズワール辺境伯の入浴シーン!?
スバルは「死に戻り」の手掛かりを探す為に、前回と同じ行動を取り、同じルートを辿ろうとする・・・
スバルは前回と同じルートを辿り、「死に戻り」発動に繋がった原因を探る。
ところが、スバルはできるだけ同じ行動をしているはずなのに、全然違うルートに。
「ラムの仕事を手伝う」という流れから、入浴に繋がるのが意味不明。
きっと、その前に色々あったのでしょう(苦笑)。
スバルはロズワールと一緒に風呂入ったのは、まるで初めてのようでした。
前回数日の間に一度も鉢合わさなかったのは、今回のためのお約束?
ラム先生の文字講座
スバルの仕事の幅を増やすために、ラムはスバルに文字を教える。
この世界の文字が読めないスバル。
第一章、王都で徽章探しをしていたとき、スバルは土地勘はないわ、文字が読めないので看板も読めないわで、エミリアの役に立ちませんでした(苦笑)。
詳しくは原作レビューをどうぞ。
スバルはラムから文字を教わる。
ラムがスバルの部屋に来るまでのスバルの興奮状態を見ると、このイベントは初。
これまでラムは文字を教えてくれなかったのでしょう。
前ターンでは料理や掃除を教わり、それほど酷い仕事ぶりではなかったので、次のステップへ進んだのか?
前回描かれた、ラムがロズワール辺境伯へ報告する「スバル評」を聞きたかった(苦笑)。
レムの態度は興味か好意か警戒か?
前回と違い、レムがスバルのことをチラチラと横目で見ているシーンが多々。
最初は、レム達の服の会話のシーンで、スバルがレムを美少女と褒めたからだと思ってた。(Bパート)
が、スバルがロズワール辺境伯に「雇ってくれ」と言って制服を探しに行くシーンから既にレムはスバルをチラ見している。
アニメで描かれていることが全てだとすると、このシーンまでのスバルとレムとの絡みは「死に戻り」して目覚めた一瞬しかない。
これもいつかは謎が解けるのか。
楽しみです。
“鬼がかってる”愛情
スバルはレムと村へ買い物へ。
スバルは、待っている間にエミリアとのデートの下見をする。
買い物からの帰り道。
ラムはロズワール辺境伯を崇拝し、レムは姉のラムを尊敬している。
ポッと出のスバルがチャチャを入れるのは大変失礼。
だけど、そこはアニメの展開上仕方なし。
スバルの軽口に本気で否定するラムとレム。
つまり、ラムもレムも本気。
尊敬や崇拝の度合いを『リゼロ』では「鬼がかっている」と。
スバルが「神懸かる」の上位互換として作り出した言葉で表現する。
「鬼」に反応したのか、スバルの表現が気に入ったのか、はたまた姉を好きなことを褒められて嬉しかったのか・・・
これまでクールだったレムがスバルに笑顔を見せる。
その笑顔、100万ボルト!
by 『Re:ゼロから始める異世界生活』TVアニメ5話
こんな言葉がすぐに出てくる、しかもポーズ付き(苦笑)。
異世界召喚前まで、引きこもり気味だったとは思えない。
いや、この性格だったから、浮いていたのか??
運命には逆らえないのか・・・
前回とは違う出来事もあったが、運命の日がやってきた──
うたた寝をしてしまったスバルに突然襲ってきた症状。
廊下に出て歩いていると、そこには・・・
今夜が「死に戻り」した夜だと分かっていながら、エミリアとのデートを前倒しすることなく、同じ日に設定をするスバル。
理由は、前回と同じルートにするためか、それとも、「死に戻り」をクリアしてからデートしたいと考えたのかは分からない。
眠らないと言いながら、眠気を我慢できないスバル。
突如、気分が悪くなり目が覚める。
目まいと寒気がし、吐き気をもよおし、動きもままならない。
誰か助けを呼ぶように部屋を出るスバル。
そこへ何か重い鉄を引きずるような音が・・・
スバルは突如吹き飛ばされ、腕を切り落とされる・・・
一体どんな切り方をしたら、腕があんな所へ飛んでいくのか・・・
新編集) 殺戮シーンがより強烈に・・・
ここへ来て、新編集版の新カットが!
2016年版は、腕が切り落とされ、その後は血が広がる描写だけでした。
新編集版では、そこへ目玉が転がるシーンが・・・
頭を潰されて殺されたということですね。
第5話
「約束した朝は遠く」
おわりに (アニメ『リゼロ』5話とは)
タイムリープもので難しいのが、繰り返す時間を飽きさせないようにすること。
『リゼロ』は第一章もそうだが、繰り返しの描写が巧い!
5話は「死に戻り」が発生した要因を調査するため、スバルは”ワザと”前回と同じ行動を取る。
だけど、視聴者を飽きさせないためか、それ自体が伏線なのか、スバルが同じ行動を取っても同じ流れにはならない。
このことによって、見ている方は飽きないし、逆に謎が深まってしまう。
実に巧い!
それと再放送を「新編集版」と言って、新カットの予告をするのも上手い(苦笑)。
毎回目を皿のようにして鑑賞してしまいます。(←思うツボ?)
5話になってようやく新カットと言えるようなカットがありました。
それもドキリとするような、新カットが。
今後も楽しみです!
以上、TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』5話の感想でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
6話のレビューも書いているので良かったご覧下さい。
ではでは。
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